G2大阪杯の結果
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結論 |
馬番連勝複式 軸2--1-4-5-8-9
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馬名 | 買い&消し | |
エアグルーヴ (牝6・武豊57) |
買い | H8オークス優勝、H9天皇賞秋優勝、H9ジャパンカップ2着など。何と言っても平成9年の年度代表馬である。天皇賞秋でバブルガムフェローを力でねじ伏せ、ジャパンカップでもピルサドスキーにクビ差まで迫った実力は群を抜いている。鋭く反応する切れる脚質からも中距離が得意の馬であり、2000mはベストに近いと思っていい。有馬記念でも3着にきていることからも重い馬場も何の問題もない。休み明けもレース中に骨折した秋華賞以外はきっちりと勝っている。かえって、休み明けの方が走るのではないかと思えるくらいだ。 |
消し | 基本的には死角はないと言えそうだが、牝馬であることが唯一の不安だと言える。とにかく牝馬は何をしでかすか分からない。それが休み明けであればなおさらである。秋のG1ではかなりの激走をしていただけに、3カ月程度では疲れがとれないということもあるのではないか。さらにフラワーパーク、ダイイチルビーがそうだったように、牝馬のピークは極端に短いことも多い。去年までの走りが嘘のように凡走するのである。あとは常識的なところで牝馬は斤量負けする馬が多いので、57kgがきついかもしれないというとことかな。 | |
メジロドーベル (牝5・吉田56) |
買い | H9オークス優勝、H9秋華賞優勝、H8阪神3歳牝馬S優勝など。去年の4歳牝馬戦では無敵とも言える強さを見せた。3歳からの牝馬G1戦線では4戦3勝2着1回という成績なのだからその強さが分かる。内容も中団から直線でしっかりと伸びるという安定度抜群の走りである。桜花賞2着もマイルCSで2着のキョウエイマーチが相手では仕方ない。秋華賞ではキョウエイマーチを寄せ付けなかったことからも、中距離ならではの馬である。もちろん阪神3歳牝馬Sをレコードで勝っていることからして、スピードも半端ではない。 |
消し | 古馬戦線で伸び悩んでいる。オールカマーは快勝したが、相手が弱すぎた。G1級が相手だと惨敗している。とくに前走の日経新春杯での8着はいくら何でも負けすぎである。牡馬混合では実力不足なのかもしれない。それに気性に問題がある馬で、掛かってしまうことがよくある。意外と折り合いに問題がある馬で、それほど信用度は高くないと言えそうだ。牝馬は勢いが重要なものだが、今のこの馬には勢いを感じることはできない。 | |
エリモシック (牝6・的場57) |
買い | H9エリザベス女王杯優勝、H8秋華賞2着など。とにかくこの馬の末脚は半端ではない。京都、東京ならば上がり33秒台は当たり前というのだから凄すぎる。ハイペースになれば断然有利となる。スローでも十分に届くだけに脅威の決め手である。こういう馬は、相手が強いとか弱いとかという問題よりも、自分のレースができるかどうかが全てである。 |
消し | 最後方からの競馬しかできないのでは安定度は期待できない。重賞はエリザベス女王杯しか勝っていないことからも一発屋というイメージは拭えない。前が止まらなければジ・エンドとなるだけに、自分から勝ちにいくというタイプではない。京都での実績が目立つように軽い馬場でこその馬である。阪神は少しパワーが必要なだけにどこまでこなせるか半信半疑である。休み明け実績もよくはない。それでいて中間アクシデントがあったのであれば、順調度はあまり期待できない。 | |
トーヨーレインボー (牡5・松永昌56) |
買い | H10中京記念優勝、H9シリウスS優勝。勝ち鞍は地味だが、何と言ってもマイルCS3着馬。京都マイルのレコードホルダーでもある。とにかくスピードはG1級である。前走2000mで完勝したことで距離の不安もなくなった。切れる脚質ではないだけに中距離の方が合っているのかもしれない。休み明けを2度叩かれたところなので勢いは非常に感じられる。 |
消し | 前走中京記念で勝っているが、しょせんローカル重賞である。別定G2の参考にするには厳しすぎる。実績はマイルであげているだけに距離が長すぎるという不安は拭いきれない。ここ2戦ゲートが悪いようでスタートに不安を抱えている。短距離戦線からの離脱もこれが原因である。仕方なく中距離戦に出走してきているわけである。 | |
イシノサンデー (牡6・四位59) |
買い | H8皐月賞優勝、H9京都金杯優勝。G1を勝っているのだから格は十分である。2000mの重賞で2勝しているのだから、距離はベストと言っていいだろう。この馬のいいところは、ハイペースになっても末脚が鈍らないことである。上がりがかかる競馬だとチャンスはでてくる。前々走京都記念で2着して力はまだ衰えてないことを証明している。 |
消し | まず前走5着は負けすぎである。馬場が悪かったにしろ、あれだけメンバーが弱い中で5着は情けない。去年の大阪杯でも6着に負けているように、古馬になってからは強いメンバーが揃うと惨敗する傾向が強い。安定度は期待できないタイプである。それよりも実力が足りないかもしれないけど。それに切れる脚がないので、展開がスローになると厳しくなる。決め手勝負だとどうしても甘くなる。 | |
ランニングゲイル (牡5・松永幹56) |
買い | H9弥生賞優勝。父ランニングフリーで分かるように、とにかく堅実な馬である。しっかりとした末脚は安定度抜群である。血統的にスタミナは問題のない馬なので、弥生賞のときのように3角からスパートをかければ、最後までもってしまう。レース展開次第では、まったくチャンスがないわけではないと思う。例年レベルが高い弥生賞を勝ち、ダービーでも5着した馬である。十分に戦えるだけの実績は持っている。 |
消し | 堅実なのは悪いことではないが、その反面どうしても決め手が足りなくなる。皐月賞6着、ダービー5着がそれを物語っている。決め手勝負になるとどうしても遅れをとってしまうのだ。さらに武豊が騎乗しないのも痛い。この馬が好走するには弥生賞の時のように3角からまくるのが効果的だと思われるが、スパートのタイミングは非常に難しい。武豊だからこそ弥生賞では成功したが、他の騎手でも簡単にまねできるものではない。一歩間違えてラスト100で止まってしまうと、しんがりまで落ちてしまうかもしれない。掲示板でもそれなりの賞金が出る以上は、そんなリスクの高い乗り方はとてもできないだろう。また、稽古が不足しているようで、まだまだ体調は上がっていないようだ。休み明けも大きなマイナスと見た方がいいかもしれない。 | |
オレンジピール (牝5・藤田55) |
買い | H9クイーンC優勝、H9チューリップ賞優勝、H9オークスTR優勝。4歳牝馬戦線で重賞を3勝した実力馬である。並んで抜かせない勝負根性が魅力の馬である。重賞を勝った時のように早め早めの競馬に徹すれば、持ち前の勝負根性でゴールになだれ込むこともありそうだ。 |
消し | 4歳秋以降はいいところがまったくない。掲示板はそれなりに確保するもののどうしてもラストが甘くなる。単なる早熟馬なのかもしれない。前走中京記念も13着は負けすぎなので、勢いも感じることができない。牡馬混合で戦える実力がないのかもしれない。 | |
エリモシテンオー (牡5・南井56) |
買い | 前走勝っているので勢いは感じることができる。いちおう弥生賞で5着した実績もあるので、芝オープンで全くダメというわけではないでしょう。 |
消し | 6連対はすべてダートである。常識的にはダート馬でしょう。古馬重賞で実績がないことからも、この馬を信用できるデータは何もないと言える。G1で好走している馬が相手となるだけにかなり厳しい戦いになりそうだ。 | |
ファンドリリヴリア (牡9・村本57) |
買い | 今回唯一の逃げ馬であり、マイペースでレースをすすめることはできそうだ。テンジンショウグンと同じ9歳馬であり、今回は逃げて逃げて大穴をあけたりして。 |
消し | 2年くらい勝っていないことからして、年齢的な衰えは隠せない。先週あんなことがあったが、常識的には上積みは見込めない年齢である。現にここ2戦は惨敗を喫している。このメンバーではとても戦えない。 |