G1桜花賞の結果
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
結論 |
馬番連勝複式 軸4--8-10-11-14-15-16
|
|
馬名 | 買い&消し | |
ダンツシリウス (牝4・四位55) |
買い |
チューリップ賞優勝、シンザン記念優勝。 すでに11戦を消化しキャリアはNo1であろう。阪神3歳牝馬Sで僅差の3着をして注目を集め、4歳になってからはシンザン記念で朝日杯4着のアグネスワールドを、チューリップ賞では阪神3歳牝馬Sを制したアインブライドを一蹴して、桜花賞の主役であることを大きくアピールした。ファンタジーSでは5着ながら上がり33秒台をマークしているように、とにかく末脚がしかっりしている馬で、決め手勝負なら負けられない。チューリップ賞、阪神3歳牝馬Sの実績からも距離コースは問題ない。前走の走りも危なげなく安定度も出てきた。四位騎手との相性も抜群なので、凡走は考えにくい。 |
消し | 初顔合わせとなる馬が多いだけに実力関係がはっきりしない。シンザン記念は超道悪で参考外とも言えるし、阪神3歳牝馬Sはそれほどレベルが高いレースではなかったという見方もできるので、チューリップ賞でアインブライドに勝ってもどこまで評価していいか分からない。4歳牝特、アネモネSそしてクイーンCの方がレベルが高かった可能性もあるだけに軽率に判断しない方がいいと思う。 | |
ロッチラヴウインク (牝4・角田55) |
買い |
チューリップ賞2着。 1戦1勝でのぞんだチューリップ賞で3歳牝馬女王のアインブライドに勝ったのはかなり凄い。まだキャリア2戦を考えれば信じられない好走である。デビュー3戦目の今回はさらなる上積みを見込んでもいいだろう。ダンツシリウスにも3/4馬身しか離されなかったのだから、逆転しても何の不思議もない。勢いは非常に感じる。 |
消し | 一番の不安はキャリアが浅いことだろう。前走はスローペースだったので楽に先行できたが、ハイペースが予想される今回はあまりの速さに馬がとまどうことは十分に考えられる。かなり厳しい流れになると思われるだけに、たった2戦のキャリアでは信用はおきにくい。 | |
アインブライド (牝4・古川吉55) |
買い |
チューリップ賞3着、阪神3歳牝馬S優勝。 何と言っても3歳牝馬女王である。格付けはNo1ということになる。前走、前々走の敗戦も本番に向けての調整と割り切れば、本番では巻き返してくる可能性は高い。現に阪神3歳牝馬Sも前走7着から巻き返しているではないか。この馬の場合は前走を参考にしない方がいいかもしれない。阪神マイルを大得意としていることも忘れてはいけない。 |
消し | G1馬にしては4歳になってからのレースぶりがあまりに物足りない。牡馬相手だったとはいえ、きさらぎ賞9着は負けすぎだし、チューリップ賞も得意の距離コースで3着はどうだろうか。阪神3歳牝馬Sもレベルが低いという見方もできるだけにそれほど強い馬ではないとも考えられる。ファンタジーS7着、きさらぎ賞9着と惨敗することもあり、安定度もあまり期待できない。勢いもあまり感じることはできない。 | |
マックスキャンドゥ (牝4・蛯名正55) |
買い |
4歳牝特優勝。 1月に半年ぶりに復帰してから破竹の3連勝で4歳牝特を制してしまった。ハイペースを先行して、潰れた前の馬をきっちり捕らえ、後ろからの馬を抑えるというなかなか強いレースを見せてくれた。逃げて結果を残していた馬が抑えてレースができたのが一番の収穫である。ダート1800mで圧勝している実績があるだけにスタミナは問題ないだろう。距離延長はプラスと考えていいと思う。 |
消し | G2勝ちも、ロンドンブリッジは自滅したわけだし、他に重賞で好走していた馬がいたわけでもなかった。実績のある馬を力でねじ伏せたという内容だと「これは強い」となるのだが、そうでない以上は、実力が計りにくいということになる。相手に恵まれただけということもあり得るわけである。ずっと乗っていた四位が乗れないのも痛い。 | |
メイショウアヤメ (牝4・飯田55) |
買い |
4歳牝特2着、フェニックスS優勝。 前走4歳牝特では休み明けにもかかわらず2着と好走した。叩かれた上積みでさらに上昇することは考えられる。もともとフェニックスSをレコード勝ちしたスピード馬である。がむしゃらに走るだけという馬だったので、その後の結果はいまいちだったが、前走控える競馬ができたのは成長を感じる。今回も同じように控える競馬ができれば、スピードはあるだけに逆転も可能であると思う。 |
消し | 一番心配なのは距離である。阪神3歳牝馬Sで惨敗しているようにマイル実績はない。スピード重視の馬だけにマイルを走りきれるスタミナがあるかどうかはかなり不安である。前走も1400mだから好走できたのかもしれない。それにマックスキャンドゥには決定的な差をつけられているだけに、逆転は難しいように感じる。ムラのある馬のようにも感じるので、どんな展開にも対応できるというタイプではないように感じる。流れに乗れなければ惨敗もあり得そうな馬である。 | |
バプティスタ (牝4・岡部55) |
買い |
4歳牝特3着、フローラS優勝。 未だ3着を外していない堅実な馬である。前走もしっかりした末脚でロンドンブリッジはきっちりと差しきった。オープンを勝っている実績もあるわけだから決め手が甘いわけでもないだろう。牝馬は気性的にあてにできない馬が多いだけに、こういう堅実な馬がいつのまにか先頭にいるということも十分に考えられる。 |
消し | 前走3着に負けたのは痛恨である。どんなときでも善戦するタイプである印象がさらに強くなった。3歳時にエイダイクイン、エアデジャブーに完敗しているだけに、この2頭を逆転するのも厳しそうだ。1400m以下で結果を残しているので短距離馬である可能性もありそうだ。マイルではスタミナが足りないかも。 | |
ラヴラヴラヴ (牝4・未定55) |
買い |
アネモネS優勝。 1勝馬の身だったにもかかわらず、アネモネSを豪快に差しきり勝ちした。直線でかなりの切れ味を見せただけに決め手勝負ならおもしろい存在である。2勝とも阪神芝であげているだけにコースの相性はかなり良さそうだ。血統的には距離延長は問題なさそう。 |
消し | 前走完勝もかなり弱いメンバーだったのは否めない。連対馬は両方とも1勝馬だったのだからなおさらである。タイムも4歳牝特とは1秒も違う。重賞を勝っている馬にはたちうちできない可能性が高い。1400mで2勝しているものの、マイルでは惨敗している実績からは、スタミナにも疑問を感じる。 | |
オルカインパルス (牝4・藤田55) |
買い |
アネモネS2着。 前走2着して出走権をもぎとった。1人気に推されたことからもその実力を認められていたといえる。 |
消し | しょせん1勝馬である。チューリップ賞では5着に負けており、そういう馬が1人気になってしまうようなレースである。アネモネSはレベルが高かったとはとても思えない。さすがにG1では苦しい戦いになりそうだ。 | |
エイダイクイン (牝4・菊沢徳55) |
買い |
クイーンC優勝。 クイーンCでは後にフラワーCを圧勝したスギノキューティーを相手にしなかったし、中京3歳Sでは牡馬クラシック候補のエモシオンに競り勝っている。この馬は底知れない強さを秘めていると思える。先行してばてない末脚が魅力の馬であり、競り合いにはかなり強そうである。ハイペースの叩き合い勝負はのぞむところだろう。気性も素直だということらしいので、安定度はかなり期待できそうだ。ユキノサンライズにメジロマックイーンという父内国産ファンにはたまらない血統であり、ついつい応援したくなる。 |
消し | 関西の有力馬との対戦がないだけに力関係がはっきりしない。実は弱い中で好走していただけかもしれない。切れる脚はないと思われるので、決め手勝負になると遅れをとる可能性もある。菊沢徳騎手が阪神に慣れていないだけに仕掛けどころを間違えるのが一番恐い。ハイペースが予想されるだけに、あまり前に行きすぎるとラストの伸びが甘くなるし、切れる脚はないだだけに中団に位置して仕掛けどころを間違えれば届かない可能性もある。 | |
ロンドンブリッジ (牝4・松永幹55) |
買い |
ファンタジーS優勝。 ファンタジーSを圧勝し、阪神3歳牝馬Sは負けるはずがないと言わたほどの逸材である。アクシデントで阪神3歳牝馬Sを回避して長期休み明けでのぞんだ前走は、掛かってしまいハイペースをで先行してしまった。ラスト50までは先頭をキープしたが、さすがに力尽きて4着に沈んでしまった。あのハイペースで僅差4着というのは能力の高さを証明したと言え、それほど悲観することはない。ファンタジーSはスローペースでちゃんと折り合っているのだから一度叩かれた今回はきっちり折り合えるはずである。ペースさえ間違わなければ、能力は高いのだから圧勝もあり得る。 |
消し | なんだかんだ言っても4着は負けすぎである。G1を勝つつもりならどんな状況であろうと2着は外してほしくない。いくら休み明けだったとはいえ、あれだけ掛かるのは問題である。一度叩かれただけで落ち着くという保証はどこにもないだけに、また同じことを繰り返す可能性もある。距離もマイルを経験していないのが気になる。気性的なことも考えるとスタミナに大きな不安を感じる。 | |
ファレノプシス (牝4・武豊55) |
買い | エルフィンS優勝。無傷の3連勝でエルフィンSを制し、一躍クラシックの有力馬となった。勝ったレースはすべて完勝だっただけにその能力の高さは明白である。チューリップ賞で阪神3歳牝馬S好走組を差し置いて1人気をとったほどである。そのチューリップ賞で4着に負けたが、出負けが原因である。スローペースだっただけに出負けして4着は立派である。武豊に乗り替わるので、今回はスタートを失敗しないだろう。巻き返しは十分あり得る。前走4着で人気を落とすだけに、かなり狙い目だといえそうだ。 |
消し | 前走チューリップ賞で4着に負けたのは痛恨である。これが重賞とオープン特別の違いなのである。重賞で3着すらできなかったことで底を見せてしまったともいえる。出負けが原因だとしても、今回だって出負けするかもしれない。こういうものは基本的には馬の問題なので、名手武豊でも安心はできない。それに、まともだったら勝っていたという保証はどこにもない。出負けしなくても同じ結果だったかもしれない。 | |
オータムリーフ (牝4・石橋55) |
買い | 紅梅S優勝。いちおうオープンを勝っている。このときアネモネSを完勝したラヴラヴラヴに勝っている。 |
消し | 4歳牝特で5着に負けたのは痛恨である。底を見せてしまったと言われても仕方ない。京都の1400mでしか結果を残していないことからして、阪神は合っていないのかもしれない。阪神3歳牝馬Sで9着に負けているのでマイルは長いのかもしれない。 | |
エアデジャブー (牝4・横山典55) |
買い |
クイーンC2着。 クロッカスSで休み明けにもかかわらずスギノキューティーの2着して、続くクイーンSではスギノキューティーを抑えて2着した。中団からしっかりと伸びるタイプなので、安定度はかなり高そうだ。タイムが優秀ということでクイーンCのレベルが高かったとすれば、連対は十分にあり得る。 |
消し | エイダイクインにはクイーンCで完敗した。3歳時も含めて2敗しているので勝負づけは終わってしまった感じがする。堅実なのはいいことだが、連続2着と決め手に甘さが残るタイプのようにも感じる。輸送競馬を経験していないので不安の一つとなる。 | |
テイエムオーロラ (牝4・田島裕55) |
買い |
小倉3歳S2着。 いちおう重賞連対があるからなあ。大化けもあるかもなあ。 |
消し | 最近の走りはあまりに問題である。ここ5戦はすべて掲示板にも載っていないのだからとても期待できない。大化けは考えにくい。 | |
アマートベン (牝4・武幸55) |
買い | 前走勝っているのはいいことだ。勢いはありそうだ。ファレノプシスの2着もあるので、まったくダメというわけではなさそう。 |
消し | 前走勝っているも500万の2000m戦である。マイルのスピードに対応できるかは分からない。クロッカスSで9着に負けているように、オープンでは通用しないようにも感じる。ましてG1ではなおさら厳しい。 | |
サイキョウザクラ (牝4・熊沢55) |
買い | 前走勝っているので勢いはありそうだ。いちおうサンデーサイレンス産駒である。 |
消し | エルフィンSで14着に敗れているようにオープン実績は全くない。前走勝っているが1200mでのものである。スタミナにも疑問を持ってしまう。 | |
クリノオードリー (牝4・大崎55) |
買い | うーん困った。いいところが見当たらない。 |
消し | 前走アネモネSで13着に負けているのは問題である。500万でも何度も負けているように底を見せてしまっている。G1で巻き返すのは常識的には無理である。 | |
ラティール (牝4・高橋亮55) |
買い | 現在2連勝中である。勢いは非常に感じる。阪神マイルで1勝しているので距離コースは問題ない。タイムもチューリップ賞よりも良かった。もしかするかもしれない。 |
消し | オープン経験がまったくないのだから、裏付けは何もないということになる。前走も中京のローカル競馬だったことで魅力を感じることができない。5馬身くらい離して勝っていると、もしかしたらと思うものだが、0.1秒差では物足りない。 |