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G2セントライト記念の反省

G2セントライト記念の結果
1 8-12レオリュウホウ 江田照 2.17.9---36.4 482kg0 10人気
2 3-03ダイワスペリアー 菊沢徳 2.18.11.1/436.3 464kg+4 2人気
3 1-01シンコウシングラー 四位 2.18.3ハナ36.0 454kg+4 7人気
4 6-08グランスクセー 池田 2.18.3ハナ37.1 504kg+4 3人気
5 7-09ワールドカップ 蛯名 2.18.51.1/237.0 478kg-2 6人気
単勝3,750円 枠連2,810円
複勝770円 180円 390円 馬連10,630円
予想と見解 好材料と不安材料
G2セントライト記念の感想
  • レベルが低いとは思っていたけど、ここまでレベルが低いと本当にががっかりである。道悪が良かったのだとは思うが、やっとのことで500万を勝ち上がったばかりのレオリュウホウが勝ってしまうなんて信じ難い。重馬場とはいえタイムも悪いし、スローペースの割には接戦じゃなかったし、こんなレースがG2とは聞いて呆れる。このレースが菊につながるとはとても思えない。去年のダイワオーシュウの例もあるので、一概には言えないが、セントライト組は消しでいいかもしれない。
  • 勝ったのはレオシュウホウであった。私の愛馬シルキーヒロインと何度か走ったことがあるので、それなりに知っている馬であるが、どっちかというと安定度は高いが決め手のないタイプであった。500万もやっと勝ち上がったように重賞ではとても通用しない馬だと思われた。ところが結果はご覧のとおりである。道悪に助けられたのは言うまでもないが、相手がだらしなかったとしか言いようがない。賞金を稼げたのはいいことだが、今後古馬オープンと戦っていかなくてはいけないことを考えると、この馬にとって本当に良かったかどうかは疑問である。もちろん菊でも苦戦するだろう。
  • 2着はダイワスペリアーであった。ダービー3着馬の意地だろうか。なんとか2着を死守した。休み明けは走らないリアルシャダイ産駒であることを考えれば上出来とも言えそうだが、このメンバー構成を考えるとやっぱり負けすぎだろう。パンチ力不足の堅実マンをここでも見せてしまった形である。菊で巻き返せるかであるが、セントライト記念組でチャンスのあるのはこの馬だけだろう。距離延長は望むところだし、叩かれた上積みも見込める。ただ、このメンバーで負けたのは痛恨だし、上がり34秒台の決め手勝負となる京都コースに対応できるかも疑問である。菊への道も明るくはなさそうだ。
  • 3着はシンコウシングラーだった。脚を貯めるだけ貯めて直線だけの競馬に徹したのが良かったのだろう。直線だけならば見せ場たっぷりである。ただ、このスローペースで後方から競馬しかできない不器用さでは次につながるか疑問である。今回は他の馬が勝手に失速しただけのような気もする。今回だけではちょっと評価しづらい。
  • 4着はグランスクセーであった。向上面で掛かってしまったようにこの馬にはペースがスローすぎたようだ。こんな気性ではしばらくは2000mまでのレースしかできそうにない。それよりもそれを抑えられない池田騎手もどうかとは思うのだが、ここらへんが重賞実績がない騎手の未熟さのような気がしてならない。まあ、ちぐはくな競馬で4着である。ゆっくりと成長してもらってまた重賞に出走してくることを期待したい。
  • 5着はワールドカップであった。相変わらずの堅実マンである。兄のオフサイドトラップも若い頃はこんな感じだったので、ゆっくりと成長を待つしかあいかもしれない。
  • メジロランバードは6着であった。どうしたのかなあ。メジロライアン産駒だから道悪もかえってプラスだと思ったのだが、マイナスだったのかなあ、こんなに負ける馬ではないと思うのだが、私が買いかぶっているのかなあ。どっちにしろ菊では出番はなさそうだな。
  • サクラナミキオーは8着であった。勝負どころで下がっていったということは道悪が全くダメか、距離が長かったか、でしょう。900万からまた出直してもらいたい。
  • スノーボンバーは10着であった。一発タイプなので負けるときはこんなもんでしょう。
  • テイオージャは11着であった。スタートが悪く後方からの競馬。道悪だったこともあり終始後方のままレースが終わってしまった。900万で負けた馬なのだから1人気は人気になりすぎ。実績から見ればこの結果でも文句は言えない。
  • ステージマックスは12着であった。さすがにロバーツだけの力ではどうしようもない。芝の実績はない馬だけに仕方ない結果でしょう。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G2セントライト記念の予想
    結論
    枠番連勝複式 3-5-6-7(BOX)

      ◎メジロランバード
      ○ダイワスペリアー
      ▲グランスクセー
      △テイオージャ

    にへい君の見解
  • 菊花賞TR第2弾となるこのレース。ここから菊花賞で好走する馬ももちろんいる。昨年のダイワオーシュウもそうだし、ライスシャワー、レオダーバンが菊花賞を制している。しかし、今年のメンバーにはがっかりである。信じられないことにオープン馬が1頭もいないのである。準オープン馬もたったの2頭とあまりの低レベルに予想する気力も失せてしまう。まあ、気を取り直して予想していきたい。
  • 私の本命◎はメジロランバードにする。素直に青葉賞2着を評価した。青葉賞の上がりだけの競馬で2着しているように長距離での決め手はなかなかである。これだけメンバーが薄くなると直線だけの勝負になることも考えられるのでこの馬の決め手が生きると思ったわけである。成長力のあるメジロの馬であることも魅力の一つである。春よりも成長していると信じたい。でも春の実績はそんなに凄いわけではない。とても軸にはできない。今回もボックスでいく。
  • 対抗○はダイワスペリアーにする。ダービー3着の実績はここではずば抜けている。ダービー2着のボールドエンペラーが体調不十分でも神戸新聞杯で2着に好走しているように、ダービー上位馬の実力の違いは明らかである。1600万だか900万だか分からないメンバー構成では負けられない一戦といえる。ただ、プリンシバルSで2着に負けているように決め手がいまいちではないか。ダービーはスタミナ勝負の展開になったのに恵まれた感じもするので、スピード勝負になった時に対応できるか不安がある。そういうことで2番手評価に私は落としたわけである。
  • 単穴▲はグランスクセーにする。現在3連勝中で勢いという点ではNO1である。夏の上がり馬としては1番手に評価しなければいけない馬である。初の重賞挑戦であるが、相手はランバードとスペリアーという春のいまいち君なので、戦えない相手ではないだろう。この2頭に勝てないようでは先も見えてこない。ここでそれなりの結果を出したい気持ちは強いはずだ。ただ試金石の一戦なので壁に跳ね返されることも十分にあり得る。このくらいの評価が妥当だろう。
  • 4番手△はテイオージャにする。前走900万で2着に負けてるくせに人気になりそうなのが気に入らなかったが、他のメンバーが弱すぎる。どうしてもこの馬になってしまう。休み明けを叩かれた上積みは見込めるし、決め手もなかなかである。さすがに素質の高さがなんとなく伝わってくる。消すにはリスクが高そうだ。私の馬券はここまでである。
  • 結局上位人気4頭のボックスになってしまった。魅力的な穴馬がいないのだから仕方ない。今回はこの4頭でだいたい決まりでしょう。ただ信用できるほどの実績を持っているわけではないから困ってしまう。どうせ配当も期待できないでしょうから今回は無難に枠で行かせていただきます。
  • 5番手はサクラナミキオーにする。この馬も前走900万で2着しており、実績的にはテイオージャと同じなのだが、休み明けで2着だったテイオージャと使われながらの2着だったこの馬とでは勢いが大きく違う。距離実績もないだけにちょっと魅力は感じない。このメンバーならば何とかなりそうな気もするが、私は買わない。
  • 6番手はスノーボンバーにする。何と言っても弥生賞4着が光る。キングヘイローと僅差だったことを考えても実力はそれなりにあるはずだ。しかし、その後の成績がひどすぎる。相手なりに走るタイプで自分でレースを作る馬ではないのだろう。勝ってもおかしくない馬ではあるとは思うが、その確率はかなり低いと私は見た。
  • 7番手はワールドカップにする。青葉賞で5着、駒草賞で2着とレベルが高いところで好走している。このメンバー構成ならばチャンスはありそうだが、春の実績が中途半端である。少なくてもランバード、スペリアーには勝てないような気がする。私は魅力を感じていない。
  • 8番手はステージマックスにする。鞍上ロバーツが最大の魅力であるが、走るのはあくまでも馬である。今までの実績ではとても戦えないと私は思う。ただ、野平厩舎の馬なので応援はしたい。
  • 9番手はロードハイスピードにする。いちおうプリンシバルS4着があるので、このメンバー構成ならばチャンスはありそうだが、実績がプリンシバルS4着だけではなあ。私は魅力を感じていない。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G2セントライト記念出走馬
    馬名 買い&消し
    メジロランバード
    (牡4・吉田56)
    買い 青葉賞2着。ダービーも6着しているように、さすがにステイヤーのメジロという感じである。2000m以上では安定度が高い。ただ青葉賞2着も上がりだけの競馬となり、競り合う形で2着を確保しており、スピードも十分である。成長力もありそうなのでさらに強くなっているかもしれない。
    消し まず休み明けは不安である。G1連対がある馬ならば能力の違いで何とかするかもしれないが、この程度の実績では何とも言えない。重賞実績も中途半端だし、底を見せてしまっているとも言える。夏の上がり馬に逆転されていてもおかしくない。
    グランスクセー
    (牡4・池田56)
    買い 現在3連勝中と勢いは凄い。現在準オープンであるが、オープン馬が1頭しかいないメンバー構成なので、これでも実績上位の方である。先行してばてないだけに、安定度はけっこう高そう。
    消し オープン実績がまったくないのが不安である。オープンで好走している馬を相手にどこまで戦えるかはまったくの未知数である。やはり900万を勝ったことをG2の裏付けにするのはちょっと厳しい。
    ダイワスペリアー
    (牡4・菊沢徳56)
    買い 何と言ってもダービー3着が光る。こんなメンバー構成では負けられない一戦となる。リアルシャダイ産駒でスタミナは豊富である。プリンシバルS2着からも距離も問題ないし、マイナス材料はあまりない。
    消し まず休み明けが不安である。リアルシャダイ産駒が休み明けは走らないのは有名である。これでも賞金800万で、しょせん900万クラスである。どんな時でも相手なりに走るタイプで、ここでも3着までということもありそうだ。
    テイオージャ
    (牡4・柴田善56)
    買い 休み明けながら前走900万で直線だけの競馬で2着した。まともなら圧勝だったかもしれない。叩かれた上積みも見込め、重賞でも十分に通用しそうだ。
    消し 何だかんだ言っても前走900万で2着に負けている。重賞を勝つつもりならば、どんな状況でも900万くらいは勝ってもらいたい。オープン実績もないし、中山2200mで7着に負けたこともある。
    ワールドカップ
    (牡4・蛯名56)
    買い 青葉賞5着と重賞実績はある。毎年レベルが高い駒草賞で2着にがんばった。2300mで1勝しているように距離は問題ない。夏を休んでどれくらい成長しただろうか。兄はオフサイドトラップである。
    消し まず休み明けがどうか。基本的にはマイナスであろう。オープン実績も青葉賞5着だけでは物足りない。秋のTR戦は春のG1実績馬と夏の上がり馬との戦いになることが多く、春のいまいち君は出番はないかもしれない。
    ロードハイスピード
    (牡4・柴田大56)
    買い プリシバルS4着がある。オープンを経験していない馬よりは信じられるかもしれない。今まで5着を外したことがないので、安定度は期待できる。夏を休んでどれだけ成長しただろうか。
    消し 春の実績は物足りない。夏を休んだからと言ってそんなに大きくは変わらないだろう。休み明けの方がマイナス材料であろう。
    サクラナミキオー
    (牡4・横山典56)
    買い 前々走500万を圧勝し、前走900万でも2着に好走した。オープン馬不在のこのメンバー構成ならばつけいる隙はありそうだ。
    消し 前走900万で負けていることを考えると重賞でどうかという感じはする。距離経験も1800mまでで2000m以上は未経験である。
    シンコウシングラー
    (牡4・四位56)
    買い 青葉賞6着があるので距離は大丈夫だろう。休み明けを1度叩かれて大化けということもある。母タレンテイドガール父サンデーサイレンスという良血である。
    消し
    スノーボンバー
    (牡4・後藤56)
    買い 弥生賞で4着した実績がある。この時キングヘイローと僅差だったことを考えても、オープン級の実力は認めなければいけない。
    消し 弥生賞後500万で足踏みしたようにパンチ力に欠けるようである。前走も10着に負けているように勢いは感じない。
    セイウンエリア
    (牡4・岡部56)
    買い 2200mで1勝している。距離は問題ないだろう。夏を休んでどれだけ成長しているだろうか。
    消し 休み明けはマイナスだろうし、春の実績もほとんどない。アピールするものが何もないのだから、厳しいと判断したくなる。
    ステージマックス
    (牡4・ロバーツ56)
    買い 鞍上がロバーツというのが最大の魅力だろう。
    消し 若葉Sで惨敗しているし、500万でもかなり足踏みしていた。前走900万でも7着に負けており、重賞ではちょっと実績不足と言えそうだ。
    レオリュウホウ
    (牡4・江田照56)
    買い 前走500万を勝って勢いはある。2000m以上だと3着を外していないので距離は長い方がいいかも。
    消し 500万でかなり足踏みしていたので大物感がない。2200mも初めてなので未知数である。決め手はいまいちのタイプである。
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