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G1秋華賞の反省

G1秋華賞の結果
1 7-14ファレノプシス 武豊 2.02.4---36.1 436kg-2 2人気
2 4-07ナリタルナパーク 佐藤 2.02.61.1/235.6 426kg0 14人気
3 3-05エアデジャヴー 横山典 2.02.73/435.6 438kg-2 1人気
4 2-03エガオヲミセテ 四位 2.02.81/236.6 442kg-6 11人気
5 7-13バプティスタ 岡部 2.02.9クビ36.0 414kg-8 13人気
単勝290円 枠連1140円
複勝120円 940円 120円 馬連10460円
予想と見解 好材料と不安材料
G1秋華賞の感想
  • ラストの直線でファレノプシスとエガオヲミセテが抜け出す。これをエアデジャヴーが追う。なんてすばらしい展開なんだ。エガオが残ればかなり大きい。このまま行けぇー!と思っていたら、何か青い帽子が割って入ってきた。げっエリモエクセルがやっぱり来たか?いや違う、ナリタルナパークだ!おいおいマジかよ。エガオなんとか残ってくれー!頼むぅー!あーやっぱりダメだあ!(T_T) なんということだ!これだから4歳牝馬は分からない。ナリタルナパーク?ローズSで5着に負けた馬がなんで巻き返してしまうんだ!今年のG1ってこんなのばっかりって感じ。秋こそは!と思っていたのに、いきなりこんな結果とは。あまりのショックにしばらく立ち直れそうにない。
  • 勝ったのはファレノプシスであった。さすがに桜花賞馬である。終わってみれば、安心できるデータが最も揃っていたこの馬が勝ってしまったわけで、当然と言えば当然の結果ということになりそうだ。エアデジャヴーと比較した場合、中3週のローテーション、輸送がなかったこと、そしてG1馬という格という点で、勝っていたといえる。また、武豊の騎乗もさすがである。馬場のいい外目を終始通り、勝負どころで早めに仕掛け、直線の入り口ではエアデジャヴーの出口を締めてしまうのだから、ソツがない。武豊騎乗でなければ、この結果はなかったかもしれない。とにかく強い内容だった。私の見る目はまだまだであることを思い知らされた。
  • 2着はナリタルナパークであった。これは信じられない。終わってみても何が良かったのか分からない。平坦コースが合っているというが、それにしても走りすぎである。出遅れて最後方からの競馬となり、じわりじわりと差を詰めて、ラストはインを突いての好走。結果的には奇襲が決まった形であるが、仕方なく後方からの競馬になったあたりは、運が良かったとしかいいようがない。ナリタブライアンが自分と同じ父を持つこの馬に力を与えたのだろうか。
  • 3着はエアデジャヴーだった。予定どおり先行策をとったが、終わってみればこの馬には先行策は合っていないかったということになりそうだ。やはり春と同じように後ろからの競馬の方が合っていたのではないだろうか。クイーンSは相手が弱かったからうまくいったということだと思う。その証拠にナオミシャインも8着に負けている。それなのに春よりも成長したと言って評価している自分が恥ずかしい。そういう意味ではいい勉強になった。
  • 4着はエガオヲミセテであった。もう少し後ろに位置してくれたら2着できたと思うだけに、残念で仕方ない。それでも私の期待に応えてくれて嬉しく思う。やっぱり古馬重賞の好走は実力の証明なのである。前へ行ってしまったのも、ラスト伸びきれなかったのも、やっぱり休み明けのせいでしょう。仕方ないとしかいいようがないです。
  • 5着はバプティスタであった。私はマイラーだと信じていたので、この好走にはけっこうビックリしている。これだけ走れば2000mでも走れることを認めなければいけない。でもベストはマイルだと思うのだがどうだろう?
  • マルカコマチは6着であった。さすがに末脚はしっかりしている馬である。今回は比較的積極策をとったが、もう少し脚を貯めればもう少し走れたのではないだろうか。まあ、G1の器ではなかったということでしょう。自己条件でがんばってほしい。
  • エリモエクセルは7着であった。いくらオークス馬でも休み明けではこんなもんである。仕方ないことだと思う。
  • ナオミシャインは8着であった。クイーンS2着の内容が次につながる感じだったので、もう少しやれると思ったが、終わってみれば実力不足ということなんだろうな。
  • ケイツーパフィは9着であった。前走しか見ていないからよくは分からないが、これでも頑張った方だろう。
  • ビワグッドラックは12着であった。ローズS2着の実績を考えれば負けすぎだと思う。スローだったのに何で前に行かなかったのだろう。
  • スギノキューティーは16着であった。いくら何でも負けすぎである。これだから牝馬は分からない。春の実績はなんだったのだろう。
  • ショウナンハピネスは18着であった。これはひどすぎる。故障でなければいいが。
  • まあこんなもんでしょう。
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    参考
    G1秋華賞の予想
    結論
    馬番連勝複式 3-5-11-14(BOX)

      ◎エアデジャヴー
      ○ファレノプシス
      ▲エガオヲミセテ
      △リワードニンファ

    にへい君の見解
  • いよいよ秋のG1シリーズが始まる。春のG1は未知数が多いが、秋のG1は春の実績を踏まえてのレースとなるだけに、やはり盛り上がるレースが多くなる。予想する方も春のG1実績馬をどう評価するかが基本となるだけに、春よりはすっきりした予想になる。もちろんだからと言って当てやすいというわけではない。春のG1実績馬は人気なるから配当が低いし、だからと言ってそういう実績馬を消すなんてなかなかできないものである。秋のG1はこの判断が難しいのである。
  • そのスタートを飾るのは4歳牝馬限定の秋華賞である。ただでさえ気まぐれの牝馬限定戦なのにまだまだ気性的に不安定な4歳馬のレースである。エリザベス女王杯まで遡っても、とにかく春のG1実績馬がことごとく負けているのが目立つ。それくらい春の実績はあてにならないものであり、逆に言えば秋の上がり馬の勢いを侮ってはいけないということである。そして忘れていけないのは休み明けでも勝ってしまったファビラスラフインとタケノベルベットの存在である。前走強い勝ち方をしていれば分からないでもないのだが、2頭とも惨敗していただけに予想する方としてはどうしようもない。こう考えていくと、4歳牝馬は分からないという結論になる。果たして今年はどうなるであろうか。
  • 今回のメンバーを見てみると、オークス1〜3着馬が嫌が上でも目立ってしまう。特にエアデジャヴー、ファレノプシスは桜花賞でも結果を出している実績に加え、TR戦を完勝しており勢いも文句がない。この2頭が中心になるのは間違いない。これにオークス馬エリモエクセルがぶっつけでも力の違いを見せつけられるかである。もちろん4歳牝馬のレースがこんな簡単に決まるとも思えない。どんな波乱が待っているか見当もつかない。
  • 私の本命◎はエアデジャヴーである。春は追い込みしかできなかった馬が、クイーンSで正攻法の横綱相撲をしたのだから、春といっしょの評価でいいわけがない。大きな成長が窺え、信用できるいい馬になった。ファレノプシスにはオークスで勝っているし、エリモエクセルは休み明けである。この馬が本命になるのは当然の結論である。先ほど春の実績馬が負けていると言ったが、そういう時はTR戦からおかしかった。昨年のメジロドーベル、キョウエイマーチがそうだったように、TR戦で結果を出していれば、そのまま信用していいと思う。関東馬でもあるし、どうしても肩入れしたくなる。ただ、桜花賞でも大きく馬体が減っていたように輸送が心配であるし、G1でも先行策が通用するかどうかは分からない。やはり4歳牝馬戦で流すのはリスクが大きい。根性なしの私はボックスで行かせてもらいます。
  • 対抗○はファレノプシスにする。この馬もローズSをきっちりと勝ち、桜花賞馬の貫禄を見せつけたことを評価した。先行してきっちりと勝っているだけに安定度も期待できる。ただ、オークスで3着に負け、前走も僅差の勝利だったことからすると、私にはこの馬はやはりマイラーなのではないかという思いが強い。エアデジャヴーに比べると成長もあまり感じられなかった。そういうことで評価を下げたわけである。まあそれでもオークスだって3着と十分好走した範疇だし、TR戦を勝っているのも事実である。こんな馬をこれ以上に評価を下げることもできない。
  • 単穴▲はエガオヲミセテにする。古馬混合のマーメイドSで3着した実績を評価した。6月に4歳馬が古馬戦線で好走することはなかなかできないものである。私は素直に実力の証明だと判断した。休み明けが気になるところだが、先ほど述べたとおり過去に休み明けで走った馬はけっこういる。上2頭に勝つとすれば、この馬くらいの実績は必要だと思える。そういうことで、私はこの評価にした。
  • 4番手はリワードニンファにする。重賞初挑戦という馬であり、良く言えば「未知の魅力」ということになるが、悪く言えば「実績がない」ということになる。ふつうならば、こういう馬は私はあまり評価しないのだが、マイルで33秒台を叩き出しているように、スピードはかなりのものである。1800mで2勝していることからして、2000mにも対応できるだろう。まあ、ローズS、クイーンSで負けた馬が巻き返すことに期待するよりはこの馬の方がまだ期待できるのではないか、というのが本音である。惨敗されても文句は言えないとは思っている。私の馬券はここまでである。
  • 5番手はビワグッドラックにする。前走ファレノプシスと僅差の勝負をしていたことは高く評価しなければいけない。ファレノプシスがだらしなかったという見方もあるが、この馬が強かったという見方もできるはずだ。できればこの馬まで手を広げたかったが、スピード勝負でどうかという不安もあるし、9月に2戦しており上積みがそんなに見込めないので、最終的には消すことにした。
  • 5番手はナオミシャインにする。クイーンSではなかなか伸びを見せて2着した。決め手不足の馬がラスト伸びてきたのだから、成長は認めなければいけないかもしれない。しかし、それも中山コースでの話である。京都コースでも同じ走りができるかは分からない。オークスと同じように5着前後がこの馬の指定席ではないだろうか。
  • 6番手はショウナンハピネスにする。ホープフルS勝ちが今でも忘れられない。今でも強い内容だと思っているだけに、どうしても気になってしまう。でも前走7着は負けすぎで勢いが感じないので、さすがに連対までは巻き返せないと判断した。
  • 8番手はエリモエクセルにする。休み明けのG1馬は信用できない。力の違いということも考えられるが、配当を考えるとリスクが高すぎる。この馬のことを評価していないというよりは「魅力がない」というのが本音である。過去に休み明けで負けたG1馬はけっこういる。この馬がそのジンクスを破るというのに賭ける気にはとてもなれない。
  • 9番手はスギノキューティーにする。前走負けすぎである。牝馬は勢いが大切なので、前走の内容ではとても推せない。それに私は基本的にマイラーだと思っている。2000mでは戦えないと思っている。
  • 10番手はダンツプリンセスにする。現在2連勝中という勢いはいいことで、4歳牝馬限定ならばチャンスはありそうだ。しかし、1800m以下でしか実績がないのは問題である。2000m以上では凡走していることを考えると、距離が長いと判断したくなる。オークス惨敗もあるし、あまり魅力は感じていない。
  • 11番手はバプティスタにする。この馬も私はマイラーだと思っている。前走も4角まではいい感じだったのに伸びなかったのだから、距離だと思うのだがどうだろうか。調子は良さそうなだけに、叩かれて巻き返すこともありそうだが、私はあまり評価していない。
  • 12番手はケイツーパフィにする。クイーンSの追い込みはかなりいい感じだった。一発が恐いタイプである。しかし、前走の連対馬には決定的な差をつけられていただけに、巻き返しはかなり厳しいのではないだろうか。私は評価していない。
  • 13番手はマルカコマチにする。抽選でぎりぎり出走権を手に入れた。春はオープンで掲示板を確保していただけに実力的には遜色ない。しかも、後方からの怒涛の追い込みを得意としており、展開によっては一発があるタイプである。でも私はこういう馬を評価するタイプではないので、どうしても買えない。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G1秋華賞出走馬
    馬名 買い&消し
    ファレノプシス
    (牝4・武豊55)
    買い 桜花賞優勝、ローズS優勝、エルフィンS優勝。桜花賞優勝、オークス3着のG1実績は文句がない。どからでも伸びてくる末脚は安定度抜群で、先行有利の京都2000mでも不安はない。休み明けのローズSも無難に終え、幸先のいいスタートを切った。叩かれた上積みでさらに期待できる。
    消し 前走ローズSは僅差の勝利だった。春のG1実績を考えれば物足りない結果である。意外と成長していないのかもしれない。あるいはオークスでは3着に負けていることからも2000m以上では距離がちょっと長いのかもしれない。
    エアデジャヴー
    (牝4・横山典55)
    買い クイーンS優勝、オークス2着、クイーンC2着。桜花賞でも3着しているようにG1実績はファレノプシスと遜色ない実績を持つ。春は切れ味鋭いというイメージが強かったが、前走のクイーンSでは正攻法のレースで完勝し、気性的成長を証明した。春はどうしても展開に左右される感じが否めなかったが、展開なりにレースを進めることができるのは大きなプラスである。念願のG1制覇へ準備万端である。
    消し 前走優勝は相手が弱かっただけかもしれない。今までやられていた馬に勝ったわけではないので、夏を超えて成長したと判断するのはまだ早い。なんだかんだでまだ2勝しかしておらず、どうしても詰めが甘い印象がある。桜花賞で大きく馬体が減っていたように輸送もマイナスだと思われる。
    エリモエクセル
    (牝4・的場55)
    買い オークス優勝、忘れな草賞優勝。オークスではかなり強い勝ち方だった。的場騎手が4角で勝ったと思ったのだから、よっぽど凄い手応えだったのだろう。ファレノプシス、エアデジャヴーがマイルでも走れるのに対し、こちらは2000m以上で真価を発揮するタイプであり、距離的不安はまったくない。休み明けも能力の違いということも十分にあり得る。
    消し 牝馬の休み明けほど信用できるものはない。春の2冠馬ベガですら、休み明けで3着に敗れたほどである。幸先のいいスタートを切ったファレノ、デジャヴーにいきなり好勝負するのは厳しいかもしれない。それに春の実績馬が秋は信じられないくらい走らないことはめずらしいことではない。春の実績だけではどうしても信じ切れない。
    スギノキューティー
    (牝4・河内55)
    買い フラワーC優勝、クロッカスS優勝、NZT4歳S2着。牡馬混合でレベルが高いNZT4歳Sで連対した実績は高く評価できる。牝馬戦でしか結果を出していない馬が相手なら格の違いということも十分にあり得る。フラワーCを勝っているくらいだから距離は大丈夫だろう。休み明けを一度叩かれて大きく変わることもあるだろう。
    消し 前走9着は負けすぎである。春の実績馬が秋にまったく走らないという典型的なパターンである可能性が高い。NZT4歳S、クロッカスSでいいレースをしていたことからすると1400mがベストの馬だと思える。2000mは長い感じがする。
    ビワグッドラック
    (牝4・藤田55)
    買い ローズS2着。ファレノプシスとクビ差というのは高く評価できる。芝を使うようになって好走している。芝2000mで連続で好走しているので距離も合っている。京都2000mは先行馬に有利なので、早めに抜け出し粘るこの馬には有利である。
    消し 前走2着は立派だが、道悪で先行馬有利だったのは否めない。持ち時計も大したことないのでスピード競馬になったときに対応できるかは分からない。休み明けを叩かれて上積みが見込める馬が多い中で、この馬は現状維持が精一杯である。
    エリモピュア
    (牝4・幸55)
    買い ローズS3着。2連勝で挑戦したローズSで3着に粘りこみ、重賞でも通用することを証明した。なんでかんで逃げる馬がいないだけに、この馬がレースを引っ張るのは間違いない。京都2000mは先行有利なので、マイペースで逃げれば粘り切るということもないとは言えない。
    消し 前走ローズSは離されての3着である。先行有利の展開だったにもかかわらずこの結果では底を見せてしまったといえる。休み明けだったわけもないので、大きな上積みは期待できない。メンバーも強化されるのでさらに厳しい戦いになる。
    ナオミシャイン
    (牝4・柴田善55)
    買い クイーンS2着。オークスでも5着しているようにその実力はなかなかである。オークスで岡部騎手が距離が長かったとコメントしていたので、2000mはベストといえる。前走も休み明けだったにもかかわらず、最後の最後でよく伸びてきた。叩かれた上積みを考えれば、さらに上昇も十分にあり得る。
    消し どちらかというと決め手がないタイプである。いつでも堅実に走るがそれだけで終わるタイプである。今回も掲示板の確率は高いかもしれないが、連対までは届かないかもしれない。前走エアデジャヴーには完敗しているだけに、巻き返しはかなり厳しいかも。輸送もやはりマイナスだろう。
    ケイツーパフィ
    (牝4・小野55)
    買い クイーンS3着。このときは強烈な追い込みで権利をゲットした。切れる末脚が武器なので、ハイペースになればチャンスはあるかもしれない。
    消し 前走3着は立派だが、先着した2頭は休み明けでさらに上昇することが考えられるだけに、大きな上積みを見込めないこの馬が逆転するのはかなり難しい。900万でも勝てなかった馬である。G1では格不足といえそうだ。
    エガオヲミセテ
    (牝4・四位55)
    買い スイートピーS優勝。古馬重賞のマーメイドSで3着したのは高く評価できる。古馬重賞で好走したのはこの馬だけである。実力の違いということも十分にあり得る。
    消し まず休み明けというのは大きなマイナスである。G1でいきなり好走するのはよっぽど強い馬である。オークスで15着に負けているように、そこまでの大器とは考えづらい。忘れな草賞でも9着に負けているように安定度も期待できない。
    ショウナンハピネス
    (牝4・吉田55)
    買い ホープフルS優勝。牡馬を相手にオープン勝ちしているのはかなり凄い。先行して粘る競馬を信条としており、京都の2000mは合っていると思う。前走惨敗も長期休み明けだったことを考えるとやむ得ない。叩かれた上積みは大きいだろうから大化けも十分に考えられる。
    消し 前走7着は負けすぎである。いくら休み明けでもG1を獲るつもりならば掲示板は外してほしくない。上積みは見込めるだろうが、連対まではどうであろうか。クイーンCで5着に負けていることから、根本的に実力がないということも考えられる。
    スピーディーローザ
    (牝4・南井55)
    買い 京都コースの900万を勝っているのは評価できる。前走の敗因が道悪であれば、京都の良馬場ならば大化けも十分にあり得る。
    消し 前走10着はいくらなんでも負けすぎである。気まぐれ牝馬とはいえ、前走2桁着順からの巻き返しはあまりに厳しい。前走初めての2000mで惨敗しているので距離が長いのかもしれない。ただ単に実力がないだけかもしれないが。
    ダンツプリンセス
    (牝4・塩村55)
    買い スイートピーS2着。現在2連勝中と勢いはある。牝馬は勢いが重要であり、勢いで格下馬が上位馬を食ってしまうことはよくあることだ。それに900万を勝っているのだから格もそれなりである。4歳牝馬限定G1ならば十分に戦えるだろう。
    消し 2000m以上のレースではいづれも凡走している。現在2連勝とはいえマイル戦での話である。距離延長は大きな不安である。それに重賞実績があるわけではないので格不足も否めない。根本的に実力不足かもしれない。
    ナリタルナパーク
    (牝4・佐藤55)
    買い 900万クラスで2600mで3着した馬が、1200mで勝ってしまうのだから恐ろしい馬である。前走のローズSでも初重賞ながら5着にがんばっており、渋いところを見せている。今回も安定した走りが期待できそうだ。
    消し 前走5着で底を見せてしまった感じは否めない。さらにメンバーが強化されていることを考えても連対までは果てしなく遠い。どんな距離でもこなせるタイプは決め手がないタイプが多いだけに、がんばっても掲示板までという感じがする。
    バプティスタ
    (牝4・岡部55)
    買い フローラS優勝。桜花賞TR3着、オークス7着、クイーンS4着とレベル高い重賞で好成績を残している。休み明けを叩かれてさらに上昇しているだけに巻き返しも十分にあり得る。鞍上も再び岡部というのも心強い。
    消し 前走クイーンSの負け方はガス欠という感じで、距離が長かったように感じた。1400m以下に実績が集中していることからも距離が長いと思われる。やはり母ビーパップがマイラーだった影響だろうか。重賞で連対経験がない実績から、単なる実力不足かもしれない。
    ベストマリー
    (牝4・橋本広55)
    買い カーネーションC4着がある。
    消し 900万でも掲示板に載れないレースが続いているようでは話にならない。前走もそれほどレース間隔が開いてなかったのに6着というのはどうであろうか。それほど大きな上積みも見込めないだろう。
    リワードニンファ
    (牝4・後藤55)
    買い 現在3連勝中と最も勢いのある上がり馬である。新潟の高速馬場とはいえ、マイルで33秒台を叩き出しているスピードはなかなかである。前走900万クラスの1800mで完勝しているのだから距離も大丈夫だろう。牝馬戦は勢いが重要なだけにこういう馬が恐いものである。
    消し しょせんオープン初挑戦である。それがいきなりG1というのは荷が重い。とんでもない強い馬かもしれないが、逆にまったく話にならないということもあり得ることを認識しなければいけない。人気になるようならばリスクの高い馬券となってしまう。
    マルカコマチ
    (牝4・福永55)
    買い 恐い馬が抽選で出走権をもぎ取った。春のオープン戦線で掲示板を確保しており、それなりに実力のある馬である。これだけならふつうの馬だが、この馬は追い込み一辺倒のレース運びをするというのが不気味である。ラストは必ず伸びてくるだけに、展開次第では一発がありそうだ。
    消し なんだかんだ言っても前走900万で2着に負けた馬である。G1では格不足であると言わざる得ない。春のクラシック戦線もけっきょくはG1出走に届かなかったわけだし、その程度の実力しかないと判断したくなる。
    メガラ
    (牝4・古川吉55)
    買い 500万とはいえ前走勝っているので勢いはある。クラシックでは抽選出走馬が好走することも多いので注意は必要だ。
    消し 7連対すべてがダート戦である。いくら何でもいきなり芝で走れると思えない。しかもやっと500万を勝った身分でのG1挑戦である。常識的には話にならない。
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