G3シンザン記念の結果
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結論 |
馬番連勝複式 2-4-5-9-11(BOX)
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馬名 | 買い&消し | |
アグネスワールド (牡4・武豊57) |
買い | 函館3歳S優勝、全日本3歳優駿優勝。重賞を勝っている実績はもちろんだが、朝日杯3歳Sで4着しているのを高く評価しなければいけない。かなりレベルの高いレースだったにもかかわらず、休み明けで4着しているのだから相当凄い。現にその後の全日本3歳優駿では、持ったままの圧勝である。このメンバーでは1枚も2枚もレベルが上だといえる。先行できるので安定度も期待でき、大崩れは考えにくい。休み明け3戦目なので疲れはないだろうし、鞍上武豊も信用できる。ヒシアケボノの半弟というのも心強い。 |
消し | 唯一の不安材料は斤量57kgである。前走から3kgも増えるのだから、馬には相当重く感じるに違いない。斤量が重くなると、まったく走らなくなる馬もいるわけだから、この馬も分からない。直線で意外と伸びずに惜敗することも十分に考えられる。たかが2kg差、されど2kg差なのである。 | |
キュンティア (牝4・高橋亮53) |
買い | 阪神牝馬3歳S2着。G1で連対した実績を持つのはもちろんこの馬だけである。にもかかわらず斤量53kgで出走できるのは恵まれた。マイルで2戦2連対と距離には不安はない。前2走を見る限りでは、かなりの勝負根性を持っており、最後まで諦めない走りが魅力である。特に前走のラスト50mの切れは半端ではなかった。 |
消し | しょせん牝馬である。レベルが高かった朝日杯に比べると、阪神牝馬3歳Sはかなりレベルが低かったと思われる。実績上位も牡馬混合の重賞で通用するかどうかは、かなり疑問である。キャリアが2戦だけというのも不安材料の一つとなる。今まではたまたまうまくいっただけで、今まで見せたことのない弱点をさらけ出す可能性もある。 | |
タケイチケントウ (牡4・常石56) |
買い | 小倉3歳S優勝。デビュー戦をレコード勝ちして、小倉3歳Sでは根性でハナ差勝ち、京成杯3歳S4着も、2か月以上間隔が開いていたことを考えれば、新潟3歳Sチャンプのクリールサイクロンと僅差ならば、上出来の方だろう。重賞を勝っているので実績上位といえるし、朝日杯を見送りここを目標に仕上げているようなので、前走以上の走りは期待していいようだ。 |
消し | デビュー戦でレコード勝ちしたので、小倉3歳Sも圧勝かと思ったが、意外や意外の僅差勝ちに終わった。京成杯も決め手不足で4着に沈み、徐々に株を落としている。単なる早熟馬だったのではないか、という不安は拭えない。距離が長くなるにつれて成績が落ちているので、短い距離の方が合っているのかもしれない。 | |
マイネルメッサー (牡4・佐藤哲55) |
買い | すずらんS優勝。オープン特別を勝ち、東京スポーツ3歳Sを3着、そして朝日杯3歳Sで5着とレベルが高いレースで堅実な走りを披露している。前2走に比べれば、相手関係はかなり楽になっているので、最大のチャンスがやってきたといえそう。前走先着を許したアグネスワールドと斤量差が2kgもあるので、3馬身差なら逆転可能である。前走はなかなかの切れ味を出していたので、京都コースも合っていそうだ。 |
消し | 堅実なのは悪いことではないが、こういう馬はG3だろうとG1だろうと掲示板で終わることが多い。それに前2走の着順は悪くないのだが、着差はけっこう離されており、だいたい底を見せてしまった感じもする。 | |
マチカネサンシロー (牡4・松永幹55) |
買い | 京成杯3歳S2着、アイビーS2着。重賞で2着している実績があるので、このメンバー構成なら実績上位の部類に入る。しかもグラスワンダーの2着である。この時タケイチケントウには先着しており、今回はさらに斤量が1kg違うのだからタケイチには負けられない。 |
消し | 前走G1だったとはいえ、12着は負けすぎである。だいたい底を見せてしまった感じもする。重賞2着も相手がグラスワンダーだったとはいえ、6馬身も離されるのはちょっと問題である。持ち時計も平凡で、これといった魅力が特にはない。 | |
ドクトリン (牡4・角田55) |
買い | 2戦2勝とまだ底を見せておらず、未知の魅力たっぷりである。前走は遊びながら走っていたようで、着差以上の強い内容だったようである。本当の実力はまだまだ見せていないことになる。距離も1800mとマイルで勝っているので問題はないだろう。 |
消し | オープン未経験では大きなことは言えない。重賞の壁に跳ね返される馬の方が圧倒的に多いわけだから、この馬も同じことになる可能性が高い。前走は遊びながら走っていたということだが、こういう気性はそう簡単には治らない。こういう気性的問題は重賞ではマイナスに作用することが多いと思う。信じられない惨敗も十分に考えられる。 | |
マルブツオー (牡4・ペリエ55) |
買い | マイルと1700mで勝っているので、距離はほぼベストだろう。福島でけっこう強い勝ち方をしており、なかなかの能力の持ち主だと思われる。前2走は凡走しているが、体重が重かっただけかもしれない。ムラのありそうなタイプで大賭けもありそう。 |
消し | オープンを2度走って、2度とも惨敗。普通に見れば、オープンの壁にぶち当たってしまったということになる。重賞で巻き返すのはかなり厳しいことになる。ムラのあるタイプだとしても、安定度がないということであり、マイナス要素の方がはるかに大きい。 | |
マイネルナチュラル (牡4・福永55) |
買い | 芙蓉S2着の実績がある。タヤスアゲインと僅差の勝負をしたのだから高く評価していい。前走惨敗も距離が長かっただけかもしれない。それに、逃げ馬は好走するか惨敗するか極端なことも多く、成績があてにならないこともある。惨敗の後はマイペースで逃げられるだけにかえって狙い目かもしれない。 |
消し | オープン2着があるものの、500万で足踏みして底を見せつつあったが、前走オープン13着で決定的になったといえる。いくら逃げ馬でも、重賞で好走するつもりなら、500万クラスで足踏みするのは問題である。 | |
キーニシキ (牡4・内山55) |
買い | 前々走500万で2着しているけど、重賞ではちょっと意味ないか。 |
消し | 500万でもほとんど掲示板に載っていない。どう考えても重賞では荷が重すぎる。 | |
トウカイパンチ (牡4・石橋55) |
買い | 前走勝っているので勢いはありそうだ。芝でも1勝しているので、芝のマイル戦でも問題はないだろう。 |
消し | 前走500万を勝っているが、ダートでの話である。しかもクビ差という僅差での勝利であり、大物という感じはちょっとしない。実際に8月のオープンで凡走しているのだから、重賞では力不足と判断するのが妥当な気がする。 | |
ナリタビッグワン (牡4・藤田55) |
買い | マイルで勝っているので距離は合っている。前走3着も休み明けだったし、距離も長かったのかもしれない。まだ底を見せていない感じもするので、本当の力はもっと凄いものを持っているかも。かなり大きな名前なので、山路さんの期待の大きさが窺える。 |
消し | まだ3戦で、長期休養も挟んでいるので、実力を判断するのはけっこう厳しいものがある。数字だけ見れば、3戦1勝と重賞で好走できる成績とは思えない。前走休み明け3着も、重賞を勝つつもりならば、500万くらいは軽くあしらってほしいところだ。まだオープンでは実力不足なのではないか。 | |
マイネルアポロン (牡4・秋山55) |
買い | 京都のマイル戦で1勝しているのはいいことだ。 |
消し | 勝ち上がってから、500万を12着、9着、11着と頭打ち状態である。重賞での巻き返しはあまりに厳しい。 | |
ミツルリュウホウ (牡4・橋本美55) |
買い | 特に魅力的なものはない。 |
消し | 勝ち上がるのに5戦も要しているし、勝ち上がった後も目立った活躍はない。どう考えても重賞では荷が重いだろう。 | |
ラインウイナー (牡4・千田55) |
買い | 全日本3歳優駿で3着と好走している。その前の500万では、ダートマイル戦でレコード勝ちしている。スピードもかなりあると見ていいだろう。 |
消し | ダートでしか勝っていないのは問題である。500万の芝のレースで9着に負けており、芝は向いていないと判断したくなる。前走3着も6馬身以上離されているのでは、あまり評価はできない。 | |
ダンツシリウス (牡4・四位55) |
買い | 阪神牝馬S3着が光る。キュンティアに最後の最後で差されたが、見せ場はたっぷりであった。ファンタジーS5着も上がり33.7というとんでもない末脚を披露している。京都はとにかく決め手重視なので、33秒台の末脚は大きな武器となる。 |
消し | いちおう1勝馬である。500万で2度足踏みしているように、どうも甘さが残る。決め手のある脚質なのだが、なぜか惜しいレースばかりなのである。後ろからいけば届かず、前に行くと粘れないという馬なのかもしれない。阪神3歳牝馬Sのレベルにも疑問があるので、牡馬混合重賞でどこまで戦えるか分からない。 |