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G2弥生賞の反省

G2弥生賞の結果
1 8-13スペシャルウイーク 武豊 2.01.8---35.4 466kg0 2人気
2 7-10セイウンスカイ 徳吉 2.01.91/236.2 472kg-8 3人気
3 3-03キングヘイロー 福永 2.02.6436.2 482kg-4 1人気
4 4-05スノーボンバー 後藤 1.50.3クビ36.0 460kg+2 11人気
5 6-09ディヴァインライト 藤原 1.50.43/436.0 466kg+4 4人気
単勝280円 枠連740円
複勝100円 130円 100円 馬連750円
予想と見解 好材料と不安材料
G2弥生賞の感想
  • やっぱり強い馬は強いですね。予想どおり3強で決まってしまいました。馬連で7.5倍もつくのであれば、素直に3頭ボックスでよかったです。結果論では何とでも言えるか。こういうところが私の弱いところなんだよな。まあ、私の本命キングヘイローが負けたことを考えれば、マイナスにならなかっただけで良かったと思うべきだろう。こういう守りも回収率にけっこう影響するものである。
  • とにかく、強い馬が強いレースをしたことで、皐月賞もこの3頭が中心になりそうだ。まだTRが2戦残っているので、さらに強い馬が出現する可能性もあるが、ほとんどの重賞を外国産馬に獲られている現状からすると、あまり期待できそうにない。本当にこの3強が中心となるのであれば、今回のレースのリターンマッチということになる。でもだいたい勝負づけが終わったという感じもしないではない。皐月賞は意外と盛り上がらないかもしれないなあ。
  • 勝ったのはスペシャルウイークであった。いやあ強かった!完勝と言っていいでしょう。道中は中団より後ろに位置し、3角過ぎから徐々に前に進出し、4角では先頭を射程圏の位置。さらに引き離しにかかるセイウンスカイを慌てず、騒がず、上がり35.4の末脚で捕らえきるという内容であった。これだけの競馬はかなりの実力馬でないとできないものである。特に、直線で後続をさらに引き離したセイウンスカイの完璧な逃げを、後ろからの競馬で差し切ってしまっているのが凄い。展開としてはかなり厳しい展開であったはずなのに、それを感じさせなかった。この馬は間違いなくG1級の馬である。一気にクラシックの最有力候補となった。同条件の皐月賞では、よっぽどのことがない限り1人気となりそうだ。今回のようなレース運びができれば、1冠は問題ないだろう。心配なのは不利だけだろう。後ろから競馬をするだけに、18頭という多頭数になると馬群を捌くのは今回の比ではない。内枠となるとさらに大変になる。直線で追い込むも届かないということも十分にあり得る。それに、それを気にしすぎて早め早めの競馬をしてしまい、切れる脚を生かせずに終わるということもあるかもしれない。簡単に勝てるほどG1は甘くないのである。
  • 2着はセイウンスカイであった。持ち前のスピードを生かした完璧な逃げであった。あのペースで逃げられてはついていける馬がいるはずがない。直線でも後続を引き離すという強い内容である。サニーブライアンを彷彿させる走りで、かなり高く評価していいと思う。負けたのは、相手が強すぎただけである。あの位置から差されてはどうしようもない。実力の違いを見せつけられたのは痛恨だが、皐月賞に向けてはそんなに悲観することはない。今回と同じレースができれば、上位は間違いない。後ろから競馬をすすめるスペシャルウイークが馬群を捌くのに苦労すれば、この馬がそのまま逃げ切ることも十分に考えられる。変に作戦など立てずに、自分の競馬に徹することが重要だと思う。「人事を尽くして天命を待つ!」ということである。
  • 3着はキングヘイローだった。私のダービー馬がこんな負け方をするとはショックである。休み明けだけが理由であろうか。そうであれば皐月賞では巻き返しも可能だとは思うが、4馬身は離されすぎである。他に理由があるような気がする。一つは馬場である。時計のかかる馬場が得意ではないのかもしれない。東京・京都であれだけ強い勝ち方をした馬である。中山の重い馬場が合っていないとなると、今回の負けもそれなりに納得できる。二つ目は距離である。これで2000mを2連敗した。少し距離が長いという判断もできるのではないだろうか。まあ、どっちが敗因にしろ、皐月賞は同条件で行われるわけだから、少なくてもこの馬が皐月賞を獲るのはかなり厳しくなったと言える。もちろん、休み明けだけが理由であれば、巻き返しはないとは言えない。東京スポーツ杯の内容からすると、これで終わってしまう馬とも思えない。
  • 4着はスノーボンバーであった。これはかなりびっくりした。地方でも2勝しかしておらず、中央初戦も7着惨敗のこの馬が、重賞でいきなり4着とは信じられない。しかもキングヘイローとクビ差である。賞金150万と今のままだと皐月賞はとても出走はできない。悔やみきれないクビ差となりそうだ。若葉Sで再び権利を取りにいくのだろうな、きっと。とにかく、この馬の末脚はなかなかよかった。この切れ味は芝でこその馬だといえそうだ。距離延長もよかったのだろう。初芝、初距離で走ってしまう典型的な例である。データがないのだから予想する方はどうしようもない。4着で本当によかった。上位2頭とは力の違いを見せつけられたが、キングヘイローとは僅差だったことで今後もオープンで十分に戦えるであろう。もちろん自己条件をクリアするのは時間の問題だろう。
  • 5着はディヴァインライトであった。後方からまあまあ伸びてはいるが、上位陣とはちょっと離されてしまった。私は距離不安を述べたが、今回のレースでは何とも言えない。最後もしっかり伸びていたことを考えると、距離は問題なかったようにも思える。どちらかというと重い馬場が合わなかったようである。東京の軽い馬場となるダービー戦線ならもっと頑張るのではないだろうか。
  • マイホームタウンは7着であった。今後のことを考えて敢えて控えたようであるが、馬が行きたがってチグハグな競馬になったようである。私は先行力に期待していたので、思いきって先行してほしかった。今回こんなレースだったので今後も分からない。若葉SかダービーTRあたりに出走してくるだろうから、そこでチェックしていきたい。
  • トウショウコナンは8着であった。よくは分からないが、実力不足ということだろう。やっぱりダートの方がいいのではないだろうか。
  • ダンシングチアズは11着であった。やっぱりダートでしか勝っていないというあたりが敗因であろうか。根本的な実力不足かもしれない。ただ、的場騎手は「乗り味が良く素直でいい走りをする。」とコメントしており、今後は大きく成長するかもしれないことを示唆したので、注意しておいた方が良さそうだ。
  • ビワタケヒデは12着であった。実績を考えると当然の結果である。いくらナリタブライアンの全弟でも無理なものは無理である。
  • ハギノユメドリームは13着であった。再後方からの競馬でそのまま終わってしまった。まったく競馬をしていなかったように感じる。何かあったのだろうか。
  • とりあえず、こんなもんでしょう。
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    参考
    G2弥生賞の予想
    結論
    馬番連勝複式 3-7-10-13(BOX)
    1. キングヘイロー
    2. セイウンスカイ
    3. スペシャルウイーク
    4. マイホームタウン
    にへい君の見解
  • 今週からTR戦が始まり、いよいよ春のG1戦線に突入というところである。この弥生賞は皐月賞の第1弾となる。皐月賞と同条件で行われることを考えれば、本番に向けて重要な一戦となる。ただ、最近の傾向ではこの弥生賞で勝った馬が皐月賞で好走することが少ないように思われる。間隔が開きすぎるというのがその原因だろうか。ここでピークとなるようでは皐月賞まで調子が持続しないし、完調一歩手前で勝てるほど甘いレースでもないということかもしれない。皐月賞を狙っている馬は仕上げが甘くなっているだろうし、皐月賞への権利をどうしても獲りたい馬は、全力投球してくるはずである。荒れる要素はそれなりにあるレースではある。
  • 今回のメンバーを見てみると、抜けているのが2頭いるように思われる。もちろんキングヘイローとスペシャルウイークである。重賞で強い勝ち方をしていることを考えると、この2頭の壁は相当厚いのではないだろうか。この壁を破るかもしれない1番手はジュニアC圧勝のセイウンスカイとなる。中山2000mで実績があることで5分の勝負を期待しても良さそうだ。ただ、これに続く馬となるとかなり厳しそうだ。未知の力でどこまで戦えるであろうか。
  • 私の本命◎はキングヘイローである。これは仕方ないでしょう。東京スポーツ杯3歳Sでレコード勝ちしている実績はこのメンバーでは抜けている。朝日杯2着のマイネルラヴを子供扱いにしてしているのだから、その実力は半端ではないはず。ラジオたんぱ杯3歳Sも不利がありながら2着は外しておらず、相手も評判が高かった外国産馬ロードアックスなら仕方ない。揉まれる競馬を経験したことの方を評価したい。中団から差してくる競馬をするので安定度も期待できる。母グッバイヘイローという血統背景も魅力たっぷりである。私は現時点ではダービーに一番近い馬だと思っている。ここを順調に勝てるようなら、2冠も夢ではなくなるだろう。ぜひとも強い勝ち方を見せてほしいものである。ただ、ラジオたんぱ杯で負けたのは事実である。本当に強い馬は、こういう不利を受けない走りができるものだし、不利があっても勝ってしまうものである。ずば抜けた強さはないのではないか、という懸念は拭えない。マイネルラヴも朝日杯以後は伸び悩んでいるのも気になるし、パワー重視の中山コースの適性も未知数である。休み明けもマイナスにはなるだろう。それに距離不安も私は感じている。現に2000mで負けているではないか。実は1600m〜1800mがベストかもしれないというのは考えすぎであろうか。まあ、それでも本命にするくらいだから、距離は大丈夫だろうと私は思っている。きっと強い勝ち方をしてくれると信じている。
  • 対抗○はセイウンスカイにする。ジュニアCを圧勝したのを私は高く評価している。中山2000mですでに結果を残していることで最も計算できる馬となる。前走僅差勝ちであれば、重賞ウイナー相手では厳しいという判断になるであろうが、5馬身ぶっちぎっていることで重賞でも十分に通用するという判断ができる。しかも、これまではスピードだけで勝ってしまったという印象を受けるので、まだまだ力を余しているという感じもする。実力を100%出したらどんな凄い走りをするのだろうかという期待を持ってしまう。ただ、相手もかなりの強敵であるのも事実である。重賞で実力を証明していない以上、力負けも十分にあり得るのである。逃げる競馬しか経験していないということで、揉まれる競馬でどうかという不安もある。強い馬に早めに競りかけられて簡単に陥落することもありそうだ。とりあえず、コース経験というのは大きな強みなだけにチャンスは十分だと私は思っている。とんでもない実力を証明してくれると信じている。
  • 単穴▲はスペシャルウイークにする。重賞を圧勝した実績を考えれば、最低でも対抗以上の評価をしなければいけない馬である。なぜ私が評価を一つ下げたかというと、第一に前々走500万で負けているのが気に入らない。重め残りだったとはいえ、クラシックを勝てる器ならこんなところで負けてほしくない。第二に距離経験がないことである。上2頭はすでに経験しているが、この馬は初距離である。意外にスタミナ不足ということもありそうで恐い。第三に輸送と中山コースへの適性である。環境が変わるのはマイナスだし、前走切れる脚を見せていただけにパワー重視の中山コースへの適性にも一抹の不安を感じる。私が評価しなかった理由はこんなところである。ただ、前走重賞を圧勝しているのは事実であり、内容からしてまぐれでは決してない。強さは本物であり、それなりの走りはするはずである。鞍上武豊も信用できる。常識的にはこの馬が連対する確率はそうとう高いとは思ってはいる。結局のところ、3強を好きな順番に並べただけで、この馬が弱いと判断しているわけではないのである。
  • ここで問題なのは、この3頭をどう組み合わせるかである。実績を見る限りでは3頭ボックスを無難に買えばまず的中はしそうだ。回収も元取りくらいは何とかなりそうである。だが、本当に元取りで満足していいのだろうか。いいはずがない。ここは思いきって1点勝負!と言いたいところだが、根性なしの私にはとてもとても。それじゃ2点かと言われると未知数の多い4歳馬にそこまでの信用も置きにくい。私は逆に手を広げることで穴狙いと行きたい。3頭で決まったら半分くらいしか回収できないかもしれないが、回収0よりはずっとましである。私の4番手が来れば、それなりの配当になるのだから、楽しみは大きく膨らむことになる。競馬は何が起きるか分からないのだから、そんなに無茶なことでもないでしょう。私は4頭ボックスで勝負します。
  • その4番手はマイホームタウンである。ここからはどんぐりの背比べで困ってしまうのだが、距離コース適性を重視して、この馬をこの評価にした。中山2200mで結果を残していることで、距離コースの不安はまったくない。新馬戦ではマイルで上がり34.6で走っているのだから、スピードもそれなりだといえる。2戦2勝とまだ底を見せていない未知の魅力もあり、おもしろい1頭だと思う。競り合いでなかなかの勝負根性を見せるようなので、パワー重視の中山コースでこそ力を発揮するタイプだと思われる。鞍上岡部も信用できる。ただ、重賞初挑戦で実力をまだ証明していないのだから、高い評価はとてもできない。強いのが3頭もいるだけに、実力を出し切ったとしても連対まで届かない可能性は高い。あまり大きな期待をかけるのもかわいそうだ。
  • 5番手はダンシングチアズにする。とりあえず、最近の好走を評価した。2連勝中であるが、その2戦ともかなり強い勝ち方をしている。今の勢いなら重賞でも何とかなるかもしれない。ダートでしか勝っていないということ、芝で1度5着に負けていることを考えると、芝では厳しい感じもするが、パワー重視の中山馬場ならチャンスはあるのではないかと思ってこの評価にした。まあ、他に魅力的な馬がいないからこの馬をこの評価にしただけで、上3頭と比べるとどうしても見劣りする。大きな期待はとてもかけられない。
  • 6番手はディヴァインライトにする。前走500万だったとはいえ、後方から直線だけで差し切るというなかなかの競馬をした。こういう決め手はかなり魅力的なのだが、距離適性を重視する私としては、前走の勝ちがマイル戦だったのがどうしても気になる。名マイラーだったカッティングエッジの弟ということで余計にスタミナに疑問を持ってしまうのである。パワー重視の中山コースも疑問だし、後ろからの競馬では安定度も期待できない。私はあまり評価していない。
  • 7番手はハギノユメドリームにする。ここからは、ほとんどチャンスはないのではないかと正直思っている。現在2連勝中のこの馬をこの評価にする。前走ダート1400mだったことからすると、芝2000mではとても戦えないと考えるのが常識的に正しいと思うが、ブライアンズタイム産駒ということで、パワー重視の馬場と距離延長はプラスと考えるのもおもしろいのではないか。大化けする余地が残っているとは思う。ちょっとひねりすぎかな。
  • 8番手はビワタケヒデにする。ご存じナリタブライアンの全弟である。実績はいまいちだが、血が突如爆発するということもないとは言えない。まあ、評判が高かった良血馬がまったく走らないことの方が多いのだから、期待するのもかわいそうだろう。裏付けが血統だけでは厳しすぎる。
  • 9番手はトウショウコナンにする。前走勝っているはいいことなのだが、芝では負け続けている。芝の重賞ではとても戦えないと思う。
  • まあこんなもんでしょう。
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    G2弥生賞出走馬
    馬名 買い&消し
    キングヘイロー
    (牡4・福永55)
    買い 東京スポーツ杯優勝。ラジオたんぱ3才S2着。なんと言っても東京スポーツ杯3才Sのレコード勝ちが凄い。朝日杯3才S2着のマイネルラブを相手にしなかったのだからその実力が分かるだろう。ラジオたんぱ杯2着も不利があったこと、相手が素質馬と評判だった外国産馬ロードアックスであったことを考えれば、評価を下げる必要はない。輸送も距離も経験済みなのも頼もしい。先行して抜け出すタイプなので安定度も期待できる。
    消し まず休み明けが心配である。他の有力馬が年明け後に使われていることを考えれば、順調度ではマイナスと言わざる得ない。目標が皐月賞であることは明白なだけに目一杯に仕上げることは考えにくい。無敗であれば、力の違いということを容易に語れるのだが、理由は何であれ負けていることである程度底を見せてしまったのも事実である。ダービーを狙うのであれば、外国産馬にも負けてほしくない。それに福永くんに不安を感じるのは私だけでしょうか?
    スペシャルウイーク
    (牡4・武豊55)
    買い きさらぎ賞優勝。前走の勝ち方はかなり高い評価ができる。キャリアが浅いことで内枠の揉まれる競馬でどうかと思ったが、まったく動じることもなく折り合い、直線では力の違いを見せつけるだけだった。前走折り合いに問題がなかったことを考えれば、展開も関係なく、安定した力を発揮するのではないか。中3週のローテーションで順調度もいい。久々にサンデーサイレンスの大物が出てきたといえそう。
    消し 最も心配なのは前走の相手は弱すぎたのではないかということである。強い勝ち方も相手が弱ければ、高く評価するのは時期尚早ということになる。前々走500万で負けていることを忘れてはいけない。今回のレースが本当の意味での試金石となるといえる。距離を経験していないという不安も拭えない。輸送競馬も初めてで、パワー重視の中山コースへの適性も未知数である。
    セイウンスカイ
    (牡4・徳吉55)
    買い ジュニアC優勝。前走ジュニアCを圧勝しているのは大きい。中山2000mで大きな結果を残していることで、距離コースはまったく問題としないというのは頼もしい。よっぽどのことがない限り惨敗は考えにくい。今まではスピードの違いで逃げていたが、特にこだわっているわけではないらしい。
    消し 重賞初挑戦となる。今までは相手に恵まれていたのは否めないだけに、この馬の真価を問われるレースとなることは間違いない。重賞の壁に跳ね返されてしまうこともありそうだ。今までは楽な競馬ばかりだっただけに、揉まれる競馬でどうかという不安もあるし、逃げるにしても早めに競りかけられるとあっけなく陥落するかもしれない。それよりも何よりも重賞ウイナーに相手にしてもらえないかもしれない。
    ディヴァインライト
    (牡4・藤原55)
    買い 2戦2勝とまだ底を見せていない。前走は上がり34.4という末脚で直線だけで差しきってしまった。決め手があるというのは大きな魅力である。カッティングエッジの弟ということで血統はなかなかである。
    消し オープン経験がないことで大きな期待はかけられない。オープンの壁に跳ね返されるかもしれない。前走だって僅差勝ちであり、格の違いを見せたという感じはしない。前走はマイルだったので2000mという距離も不安が残る。後方から競馬をする以上は展開に左右されそうだし、不利を受ける確率も高くなる。安定度はあまり期待できそうにない。
    ダンシングチアズ
    (牡4・的場55)
    買い 現在2連勝と勢いに乗っている。しかも前走は圧勝である。使われつつ本領発揮してきたというところか。勝ちっぷりが凄かっただけに重賞でも通用する可能性は十分である。
    消し 前走ダートというのが気になる。芝では5着に負けたこともあるだけに芝適性に疑問を持たざる得ない。新馬戦で2度負けているのもかなり気になる。年明けデビューだから、2カ月で重賞で好走するほど成長してくるとは考えにくい。ダート馬である可能性の方が高いのではないだろうか。
    マイホームタウン
    (牡4・岡部55)
    買い 2戦2勝とまだ底を見せていない。前走中山2200mで勝っているのは大きな魅力である。距離コースはまったく問題ない。前走休み明けで勝っていることを考えれば、間隔が開いたのはあまり関係ないか。並べれてしぶといタイプなだけに、スタミナ勝負になればかなり戦えるのではないだろうか。ライアン産駒である。
    消し 重賞初挑戦である。オープンでも好走できるかどうかは未知数である。間隔が2カ月開いたのも気になる。マイナスと考えるのが普通だろう。キャリア2戦と経験が浅いだけにまだ見せていない弱さを見せるかもしれない。
    フジラッキーボーイ
    (牡4・橋本広55)
    買い 高市調教師は「これからの馬であり今回あっと言わせるかもしれない」とコメントしている。パワーのあるタイプなので中山コースは合っていると思われる。
    消し 芝では5戦して連対はゼロである。ダートで2勝しているようにダートの方が合っている馬だと判断するのが自然だろう。ジュニアC8着を考えれば、ここでの巻き返しはかなり厳しいと言わざる得ない。
    ハギノユメドリーム
    (牡4・横山典55)
    買い 現在2連勝中である。間隔は開いたが、勢いはそれなりに感じる。年が明けてから好走しているので成長を期待していいかもしれない。
    消し 2連勝もダートでは高い評価はしづらい。芝では2度とも負けているのだから芝適性には疑問を抱く。距離も1400mでしか勝っていないのだから、スタミナも疑問となる。間隔が開いたのも気になる。芝2000mの重賞で好走できるという裏付けは何もない。
    トウショウコナン
    (牡4・菊沢徳55)
    買い 前走勝っており勢いはありそうだ。若竹賞4着、ジュニアC5着と中山の2000m以上でまあまあの走りは見せている。距離は問題ない。安定度も高そうだ。
    消し 前走ダートで勝ってもあまり高くは評価できない。ジュニアCで5着に負けているわけだからすでに底を見せてしまっているとも言える。オープンで凡走している分、無敗の馬に比べるとどうしても魅力に欠けてしまう。
    キーゴールド
    (牡4・南井55)
    買い 2戦2勝と無敗である。まだ底を見せていないという未知の魅力がある。2戦とも完勝しているようなので、それなりに強いのかもしれない。
    消し 実績がダート短距離だけではとても信用できない。未知数なのだから断言はできないのだが、こういう馬がまったく違う条件でいきなり好走することはほとんどない。キャリアも浅いわけだし、逃げたことしかないというのも気になる。早めに潰される可能性が高そうだ。
    ビワタケヒデ
    (牡4・藤田55)
    買い ご存じナリタブライアンの全弟である。前走500万とはいえ2着に好走しており、徐々にマジメに走るようになってきたようである。血統の裏付けはしっかりとしているので、本格化したらとんでもない走りをするかもしれない。
    消し 超良血と言われながら大成せずに終わっている馬はいくらでもいる。500万でも勝てないでいるようではあまり高い評価はできない。本格化するのはまだ先なのではないだろうか。現時点では実力不足と言われても仕方ない。
    ローランタイムリー
    (牡4・柴田善55)
    買い ダート1800mで勝っているから距離は大丈夫かな。
    消し ダートとはいえ前走500万で10着は負けすぎである。いくらなんでも重賞で巻き返すのは無理だろう。
    スノーボンバー
    (牡4・後藤55)
    買い 芝は初めてである。大化けをかますかも。
    消し 地方戦績もそんなに凄くはない。10戦2勝ではとても器の大きさを感じることはできない。前走中央初戦も500万で7着では魅力を感じることはできない。重賞では厳しすぎる。
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