G2アメリカJCCの結果
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結論 |
馬番連勝複式 4-7-810(BOX)
◎スペシャルウイーク
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馬名 | 買い&消し | |
スペシャルウイーク (牡5・ペリエ58) |
買い | H10ダービー優勝、H10京都新聞杯優勝、H10菊花賞2着、H10弥生賞優勝など。何と言ってもダービー馬、このメンバーでは実績が抜けている。5馬身差でダービーを勝つなんて常識を超えている。どこからでも差してくる末脚が武器であり、とりこぼしは少ないタイプだ。4着以下はないし、3着も皐月賞とジャパンCだけである。別定G2で連を外すなんて考えにくい。 |
消し | まず斤量58kgが心配となる。57kgは経験しているが4歳限定戦での話である。ジャパンCは55kgだったことを考えると、古馬重賞でいきなり3kg増えるのはけっこう厳しいかもしれない。それに、春の勢いを考えると秋の戦いぶりは物足りない。もしかしたらいまいち成長していないのかもしれない。さらに、1週前追いきりで大きく遅れたのが気になる。本番はまだまだ先であることを考えても、体調が絶好調ということはないだろう。 | |
サイレントハンター (牡7・柴田善58) |
買い | H11中山金杯優勝、H10新潟大賞典優勝。前走の中山金杯の逃げは見事だった。ハイペースの逃げしかできなかった馬が、スローで折り合って自分でレースを作ったのだから大したものである。しかもトップハンデで勝っている。トップハンデで勝つというのは実力の証明であり、別定G3以上の評価をしなければいけない。前走のように折り合えれば2200mもこなせそう。天皇賞4着の実績も忘れてはいけない。 |
消し | やはり200m距離が延長するのが大きな問題である。オールカマーでは3着に敗れているように、短そうで長い200mである。今回は少頭数になりそうなので、あまりスローでも後ろの馬が届いてしまう恐れがある。かといってハイペースで飛ばせば自滅する可能性が高い。この馬を熟知している吉田騎手ならともかく、柴田善騎手がどこまでうまくペースが作れるかが鍵になるだろう。 | |
メジロランバード (牡5・吉田56) |
買い | 青葉賞2着。菊花賞4着がある。しかもスペシャルウイークと0.1秒差という僅差である。今回はスペシャルウイークと斤量差2kgあるだけに逆転も十分にあり得る。前走準オープンだったとはいえ、トップハンデを背負っての4馬身差勝ちは高く評価でき、勢いは非常に感じることができる。古馬になってから強いメジロだけに、さらなる上積みも期待してよさそうだ。 |
消し | しょせん前走は準オープンである。別定G2は格が違いすぎる。重賞連対経験が4歳限定の青葉賞2着しかない身分で別定G2を語るなんて時期尚早である。前走の2500mや菊花賞で結果を残していることからも距離は長い方が向いているようだ。2200mはこの馬にとっては少し短いかもしれない。 | |
シグナスヒーロー (牡8・加藤57) |
買い | H10日経賞2着、H9AJC杯2着。中山の別定G2で結果を残しているのが不気味である。切れ味鋭い末脚が武器であり、直線の短い中山が合っているようだ。2年前のこのレースで連対している実績を持っているのも好感が持てる。このときも軽ハンデの金杯で4着に負けた後のレースだったので、この馬に斤量は関係ないようだ。少頭数になれば、先頭との距離が短くなるだけに、さらにこの馬が有利になる。 |
消し | 中山の別定G2を連対しているのは確かだが、相手がそんなに強くなかったのも事実である。今回はG1で好走経験を持っている馬が相手となるだけに、今までのように上手くいくか分からない。なんだかんだ言って前走軽量にもかかわらず3着に負けたわけだし、年齢も8歳で2年前よりも強くなっているとは考えづらい。 | |
トキオエクセレント (騙6・サンダ57) |
買い | H9青葉賞優勝。菊花賞でも4着した強者である。どうも気性的にレースに集中できないようだが、G1で4着するくらいなのだからその潜在能力は相当高いと思われる。前走も惨敗したが、サンダース騎手が強引なレース運びしたためでもある。今度は2度目だから前走のようなことはないだろう。距離が少しでも延びるのはプラスだろう。 |
消し | 気性難から去勢したが、まったく効果が見られない。古馬になってからは1度も連対していないように、だいたい底を見せてしまった感じもする。それに東京で好走することが多く、左巧者という印象が強い。前走もハンデ55kgであれだけ負けるのは問題である。別定57kgで巻き返すのは難しい。距離もまだ短いか。 | |
メジロスティード (牡7・後藤57) |
買い | BSN杯優勝。オールカマーで5着している実績もあり、まったく戦えないわけではないだろう。一昨年は福島・新潟で連続レコード勝ちをかましたこともある。 |
消し | 前走京都金杯で12着に負けているように、どうしても重賞ではいいところを見せられない。オープン特別だと好走していることを考えると、重賞では実力不足ということになりそうだ。まして別定G2ではさらに厳しい戦いになりそうだ。年齢的にも上積みは見込めない。 | |
カシマドリーム (牡7・的場57) |
買い | H8京都新聞杯2着、H8ラジオたんぱ賞2着。京都新聞杯では強敵が揃う中ダンスインザダークの2着しているし、ラジオたんぱ賞でも1.46.1という4歳馬にしては破格の時計で走っていた。潜在能力がかなり高いのは間違いない。実力さえ出せれば勝負になるはずだ。 |
消し | まず長期休み明けというのは大きなマイナスである。鉄砲実績もないことを考えても厳しい戦いになる。それに古馬になってからは連対経験どころか4着以上もない。実力的にもどうかという感じもする。スピード勝負が得意なタイプなので、中山の重い馬場は苦手そう。 | |
エイシンオリンピア (牡8・橋本広57) |
買い | 巴賞3着があり、オープンでまったく通用しない馬ではない。 |
消し | 平安Sを除外されてこっちに回ってきただけである。実績的にも別定G2ではとても戦えない。距離も少し長い。 | |
チアズサイレンス (牡7・蛯名57) |
買い | H10谷川岳S優勝。歳ととってズブくなり、スプリント戦に対応できなくなったと考えれば、中距離はかえって吉と出るかもしれない。いちおうスプリングSでバブルガムフェローの2着したこともある。 |
消し | 古馬になってからは1200mで実績が集中しており、距離は明らかに長い。しかも、ここ3戦は掲示板にも載れないでいるように、勢いもまったくない。古馬重賞の実績がまったくないことからしても、別定G2では厳しい戦いになる。 | |
テイエムトップダン (牡6・和田57) |
買い | H10陽春S優勝、H10都大路S優勝、H9毎日杯優勝。毎日杯を勝っているのだから能力的には距離は問題ないはずである。古馬になってからもオープン特別で2勝しているのだから早熟タイプでもない。リフレッシュした効果を発揮できれば、いきなり一発かますこともあるかもしれない。 |
消し | 古馬になってからは中距離では実績を残していない。どうも気性的にマイルくらいが合っているようだ。ということは2200mは長いということである。休み明けも常識的にはマイナスである。クラシック戦線や古馬重賞ではまったく結果を出していないことからも、別定G2というのも厳しい感じもする。 | |
コスモブレイザー (牡5・田中勝56) |
買い | 前走は先行有利の展開で2着まで伸びてきたのは凄かった。中山2200mで2着なので距離コースは問題ない。 |
消し | 前走900万で負けている馬が別定G2に出てくるなんて常識外れである。まして連闘である。どう考えても連対までは無理だと思われる。 |