G1ジャパンカップの結果
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結論 |
◎ステイゴールド ○ボルジア ▲モンジュー △ハイライズ △スペシャルウイーク
買い目(馬番連勝複式)5頭ボックス |
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馬名 | 買い&消し | |
モンジュー (牡4・キネーン55) |
買い | エルコンドルパサーを敗って凱旋門賞を制したとんでもなく強い馬である。仏ダービー、愛ダービーも圧勝しており文句なしの世界No1の馬である。8戦7勝2着1回というパーフェクトな実績も凄い。好位から差すという正攻法の競馬をするので安定度も高い。 |
消し | 持ち時計はない。つまり日本のスピード競馬に対応できるかどうかは分からないということである。唯一の敗戦は硬い馬場だったらしく、日本の馬場では苦戦する可能性も十分である。あとは、凱旋門賞のあとは楽をさせたようなので、体調が戻っているかどうかも心配である。 | |
タイガーヒル (牡5・ヘリヤー57) |
買い | サンクルー大賞でエルコンドルパサーの2着した馬である。G1を3勝している実績を持ち、ジャパンカップで好走したカイタノにも勝っている馬である。先行して粘りきるのを得意としているようで、前残りの展開ならばチャンスは大きくなる。マイルで33秒台の時計を持っているので、軽い馬場もこなせそうだ。 |
消し | 日本の馬場に合うかどうかは走らせてみないと分からない。環境にとまどうことも十分に考えられる。国内では10勝しているが、国外だと1勝もしていないので、海外競馬はあまり得意ではないのかもしれない。 | |
ハイライズ (牡5・デット57) |
買い | 昨年の英ダービー馬である。続きキングジョージも2着に入りその実力を見せている。能力が高いことは確かなので、一発をかます可能性も十分である。実績からも軽視するのは危険な馬である。 |
消し | 日本の馬場に合うかどうかは走らせてみないと分からない。環境にとまどうことも十分に考えられる。今年に入ってから1勝もしていないように勢いが感じられない。海外競馬では連対経験がないのも気になるところだ。 | |
ボルジア (牝6・ペリエ55) |
買い | 一昨年の独ダービーを制している。最近ではフォワ賞でエルコンドルパサーのクビ差2着というのが記憶に新しい。2400mの持ちタイム2.24.1は実はメンバーNo1である。鞍上のペリエも今東京で絶好調である。 |
消し | 4歳時は確かに凄い馬だったが、5歳以降はG1以外のレースで2着3回あるだけで勝ち星がない。勢いという点ではあまり評価できない。前走ブリダーズCを使っておりローテもかなり厳しい。日本の馬場の適性も分からない。 | |
アルボラーダ (牝5・ダフィ55) |
買い | 2000mの実績が4戦3勝2着1回と完璧である。それ以上の距離は走ったことがないが、短い距離ではあまり成績が良くないことを考えると、東京の2400mくらいで実力を発揮するタイプではないだろうか。ローテもいいし、国外成績もけっこう良い。 |
消し | やはり距離経験がないのは痛い。時計勝負となればなおさらスタミナは必要不可欠である。それに先行して粘るタイプで決め手がある方ではないらしい。日本の馬場との相性も分からない。 | |
インディジェナス (騙7・ホワイ57) |
買い | 通算15勝をあげているタフな馬である。香港G1を3勝しており、国際G2戦でもそれなりの成績を残している。持ちタイムも2.26.6ならまあまあと言え、日本の馬場との適性はけっこうありそうだ。前走は負けているが、1000mのレースを使っており、いかにも調整という感じである。叩かれて大化けは十分に考えられる。 |
消し | 香港の馬だから仕方ないが、国際G1で勝ちがないだけに他の外国馬に比べてどうしても格がおちるように感じてしまう。キングジョージで10馬身差という屈辱的な負け方をしているし、国際レースでは実力がもう一つかもしれない。日本の馬場との相性も分からない。 | |
フルーツオブラブ (牡5・ファロン57) |
買い | 前走カナダの国際G1で2着と好走している。休み明けの輸送競馬だったこをを考えれば立派な成績である。叩かれた上積みは見込めそうだし、輸送競馬も問題なさそう。キングジョージも3着と頑張っており国外でもまあまあの成績を残している。追い込み馬なので一発あっても不思議はない。 |
消し | 国際G1での勝ちがないだけに、どうしても格不足と見てしまう。そして正直なところこれといった魅力が見いだせない馬である。私がこの馬のことを知らないせいもあるが、成績表を見ていてもピンとくるものがない。 | |
スペシャルウイーク (牡5・武豊57) |
買い | 天皇賞春秋制覇、去年のダービー馬と今の日本の内国産最強馬であることは間違いない。前々走の京都大賞典で7着に負けたのを除けば3着を外さない安定した走りも魅力である。前走の天皇賞も調子がいまいちだったにもかかわらずのレコード勝ちで、その実力の違いを見せつけている。調子は少しは上がっているはずで、今回も強い競馬を見せてくれるはずだ。 |
消し | 前走の反動が最もこわい。ほぼ完調の状態での圧勝ならいいのだが、流れでなんとなく勝ってしまったという感じがしないでもないだけに、疲れが残っていることも十分に考えられる。また、前走は後方からのレースでうまくはまったが、今回は流れが速くならないと思われ、ある程度前に行かなければ勝ち負けにならないかもしれない。そういう展開だと京都大賞典のような惨敗も十分に考えられる。 | |
ステイゴールド (牡6・熊沢57) |
買い | 前走天皇賞2着、去年もG1を3度2着しているように実力があるのは間違いない。前走はある程度前に行っての2着だっただけに、今までのレースの中で最も強い内容だったと思う。スペシャルウイークの奇襲に屈したという形だが、正攻法の競馬であれだけ走れるのは実力の証明である。 |
消し | なんだかんだで重賞勝ちがないのがこの馬の不思議なところである。連続して好走したことがないように安定度はあまりない。去年のジャパンカップも10着に惨敗しており、世界との力の違いを見せつけられている。速い流れの厳しいレースでそのタフな走りが生きるというタイプで、緩い流れでの決め手勝負となるとどうしても見劣りしてしまう。 | |
ラスカルスズカ (牡4・柴田善55) |
買い | 前走菊花賞3着は立派である。キャリア5戦ということを考えると信じられない好走である。今までは先行して粘るという競馬が多かったが、直線だけの競馬で上がり33.9の決め手を見せたのは大きな収穫である。偉大な兄サイレンススズカの弟として、その素質の高さを見せつけた格好である。距離短縮はプラスだろうし、東京の直線勝負も問題ない。どんな競馬もできる自在性も大きな魅力である。安定度の高い馬なので惨敗は考えづらい。 |
消し | 4歳限定のG1で連対できなかった馬が国際G1で連対できるはずがない。ということは言える。キャリアもまだ5戦だということを考えると、ここまでメンバーが強くなるとどこまで頑張れるかということになる。東京コースも初めてだし、騎手もテン乗りである。未知の魅力を感じるのも確かだが、客観的にみて不安な材料が多いと言わざる得ない。 | |
ウメノファイバー (牝4・蛯名53) |
買い | オークス優勝。東京コース3戦3勝と東京コースでしか走らないと言っても過言でないくらいの東京大好き娘である。オークスを勝っているのだから距離コースも問題ない。鞍上が蛯名であるのも心強い。直線だけの競馬で勝負するタイプでその決め手はかなりのものである。ここ数年ジャパンCでは牝馬が好走しているだけに注意は必要だ。 |
消し | しょせん4歳牝馬のG1を勝っているだけである。これが古馬初挑戦であり、常識的には苦しいレースとなりそうだ。ファビラスラフインが4歳牝馬で2着したケースもあるが、この馬は秋華賞を休み明けでレコード勝ちするなど4歳牝馬では実力が違うことを見せつけた実績がある。それに比べるとオークスをハナ差でやっと勝ったという実績ではあまりに寂しい。2400mという距離も少し長い感じがするし、ここまでメンバーが強くなると直線だけの競馬ではとても戦えない。 | |
スティンガー (牝4・横山典53) |
買い | 毎日王冠4着、天皇賞秋4着と古馬に混じってのレースであまりに素晴らしい結果を残した。秋華賞とエリザベス女王杯を走っていれば両方とも完勝していたかもしれない。東京コースとの相性も良いのだろう。天皇賞ではある程度先行して4着に粘っているのだからその内容も立派である。今回は少しペースが遅くなるだろうから今度はもっと粘れるかもしれない。 |
消し | 4歳牝馬ということを考えれば立派な走りであるが、4着に負けているのは事実であり、牝馬限定戦とかレースのレベルが下がるのであればいいが、レベルが変わらない、もしかしたらさらに高くなっていることを考えると、さらに着順を上げるのはかなり難しいと言わざる得ない。オークス4着という実績からも2400mという距離も少し長い感じがする。 | |
アンブラスモア (牡6・須貝57) |
買い | 小倉記念をレコード勝ち、毎日王冠3着が主な実績である。今年の夏の上がり馬で本当に強くなった。とにかく逃げて逃げて逃げまくるタイプで、前走も同型馬が多数いたのを、ハナは譲らないとばかりに果敢に飛び出してレースを作った。多少ペースが速かったために6着に沈んだが、レコード決着の流れを作ったことを考えればよく粘っているほうである。今回は同型馬がいないだけに、自分のペースで走れるのが大きい。後ろで有力馬が牽制している間にこの馬が残ってしまうことも考えられる。 |
消し | 毎日王冠、天皇賞秋と強いレースを走って、実力がもう一つ足りないことを実感しているはずである。基本的にはハイペースで逃げてこそ味があるタイプで、距離2400mの逃げはあまりに厳しいものがある。緩いペースで脚を貯めることになるだろうが、直線の長い東京での決め手勝負ではとても太刀打ちできない。 | |
スエヒロコマンダー (牡5・藤田57) |
買い | 鳴尾記念を完勝して1流の仲間入りを果たした馬である。小倉大賞典レコード勝ちもあり、今年の春の上がり馬一番手という存在となろう。前走カシオペアSで7着に負けているが休み明けでの上がりだけの競馬はあまりに厳しいものであった。叩かれた上積みは見込めるはずだし、距離延長もプラスだろう。直線勝負も望むところで、密かに狙っているのは間違いない。 |
消し | 宝塚記念で7着に負けているように、G1ではまだ実力不足という感じは否めない。鳴尾記念も相手に恵まれたという印象があまりに強い。それ以外の重賞好走もローカルでのものである。それに叩かれながら調子を上げてくるタイプで、1度叩かれたくらいではそんなに大きくは変わらないかもしれない。東京コースも初めてである。 | |
オースミブライト (牡4・武幸55) |
買い | 皐月賞2着の実績がある。最近では神戸新聞杯でラスカルスズカを下している。菊花賞では距離が長かったこともあり惨敗したが、距離短縮はプラスであり、ダービー4着という実績からも侮れない存在である。皐月賞の時のように先に抜け出す競馬ができれば面白い。 |
消し | ダービー4着も上位3頭とは大きく離され実力の違いを見せつけられた。4歳限定重賞でこんな実績なのに世界を相手に競馬をするのはあまりに厳しい。京都新聞杯、菊花賞の走りからも2400mは距離が長いと思われる。それにダービーではもたれっぱなしだったらしく左回りもあまり良くないらしい。 |