G3中山金杯の結果
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結論 |
馬番連勝複式 2-7-9-10(BOX)
◎サイレントハンター
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馬名 | 買い&消し | |
サイレントハンター (牡7・吉田58) |
買い | H10新潟大賞典優勝、H10札幌記念2着。2000mで8連対しており距離は間違いなくベストである。中山で4勝とコース相性も良い。さらに札幌記念でエアグルーヴの2着、天皇賞でも4着という実績はこのメンバーではずば抜けている。ここは負けられない一戦となる。ハイペースで逃げるだろうから、競り掛けてくる馬もいないだろう。スタートからゴールまで一人旅ということも十分に考えられる。トップハンデも後方からの馬だと直線の伸びに影響するが、粘りが信条のこの馬にはあまり関係ないかもしれない。 |
消し | やはりトップハンデが心配である。なんだかんだ言ってもトップハンデが負けることはかなり多い。特に1人気のトップハンデはプレッシャーがきついだけに負ける確率が高くなる。さらに逃げ馬というのは、目標にされるだけに絶対的存在になりづらい。強いときは強いのだが、負けるときはボロボロに負けるものである。前走もジャパンカップだったとはいえ、14着というのは負けすぎとも言える。体調が落ちているということも考えられる。 | |
ニッポーアトラス (牡6・蛯名56) |
買い | ディセンバーS優勝。前走中山2000mのオープン特別を勝ったのは大きいアドバンテージである。距離コースは問題ないし、現在2連勝中ということで勢いも感じる。斤量も前走と変わらないのだから前走程度の走りは期待していいだろう。一気に重賞制覇と行きたいところだ。レースぶりもずいぶんと大人になってきたので安定度は期待していいだろう。 |
消し | 重賞実績がないのが心配である。オープン特別まではすんなり来ても、重賞の壁に跳ね返される馬はいくらでもいる。それでいて斤量56kgはちょっと厳しい。自分は同じでも相手が軽くなっている。しかも、すでに重賞実績がある馬よりの方が軽いのだからつらいものがある。これで勝てれば本物だが果たしてどうだろうか。今回は試金石の一戦と位置づけるべきだろう。 | |
ホーセイホーライ (牡6・横山典56) |
買い | 道新杯2着。いちおうオープン連対実績を持っている。前走準オープンで完勝しており、勢いは十分に感じることはできる。後方から必ず伸びてくる末脚は大きな魅力であり、オープンの決め手勝負でも十分に対応できるだろう。 |
消し | まず距離経験がないのが痛い。1800mの道新杯で2着しているので対応できるかもしれないが、勝ち鞍が1400m〜1600mなのだから距離が少し長いと思いたくなる。さらに重賞実績がないのも大きな不安である。重賞でも力を発揮できるかは何とも言えない。準オープンで足踏みしていたことを考えるといきなりは難しいのでは。それで斤量56kgはあまりに厳しい。オープン勝ちすらない馬がこんなに背負わされるなんて信じがたい。 | |
レオリュウホウ (牡5・江田照55) |
買い | H10セントライト記念優勝。いちおうG2を勝っている。中山2200mでのものだから距離コースは問題ない。特に中山コースとの相性がいいようだ。先行してしぶとい馬なので安定度はけっこう高い。 |
消し | セントライト記念は道悪に助けられた感じが強い。メンバーも強くなかったし、古馬重賞で戦える根拠にするにはちょっと頼りない。セントライトを勝つ前は500万で足踏みしていただけに器の大きさも感じられない。 | |
トキオエクセレント (騙6・サンダース55) |
買い | H9青葉賞優勝。菊花賞でも4着した強者である。どうも気性的にレースに集中できないようだが、G1で4着するくらいなのだからその潜在能力は相当高いと思われる。この馬が本気を出したらこんなメンバーならば簡単に勝てるということもあり得る。距離短縮で気性難が解消されるということもないとは言えない。 |
消し | 気性難から去勢したが、まったく効果が見られない。古馬になってからは1度も連対していないように、だいたい底を見せてしまった感じもする。それに東京で好走することが多く、左巧者という印象が強い。距離も少し短いか。 | |
エーピーランド (牡7・田中勝54) |
買い | アルゼンチン共和国杯2着。前々走重賞で連対して勢いに乗っている。前走もG2のステイヤーズSを僅差6着と頑張っている。前走よりも斤量が4kg減るのであれば、G3なら好走してもおかしくない。追い込みタイプの割には成績が意外と安定している。もちろん決め手はあるタイプだ。 |
消し | アルゼンチン共和国杯2着の時は斤量52kgだった。今回は2kg増えるのである。これ以外には重賞では連対がないのだから、やはり斤量に恵まれたと思うのが妥当ではないか。2500m前後での実績が多いだけに距離が短いという感じもする。 | |
シグナスヒーロー (牡8・加藤54) |
買い | H9AJC杯2着、H10日経賞2着。別定G2を2度連対している実績を持つ。もちろん斤量は57kgである。今回の斤量54kgはあまりに恵まれたと言える。2度のG2連対も両方中山なので、中山との相性もかなり良い。日経賞の時は大化けしたように、前走の結果はあまり関係ない。とにかく切れ味は凄い馬なので、はまった時の末脚は驚異である。 |
消し | もう8歳。最近はほとんど連対を果たしていないように年齢的な衰えも見え隠れする。距離も少し短い感じがする。そして、とにかく安定感のない馬なのでどうしても信用しづらい。一発タイプということは、裏を返せば負ける確率の方が高いということである。 | |
エスプレッソトニー (牡8・中舘52) |
買い | H8七夕賞2着。これでも重賞連対実績を持っている。他にもH8新潟記念4着、H8大原S2着とオープンで好走している。前走休み明けにしては5着とがんばておおり、一度叩かれた上積みで往年の力を出せればおもしろい。2000mという距離はもちろんベストである。 |
消し | オープンで好走したのは2年前の話である。ここ2年は準OPでも連対できないでいるように、ピークはとっくに過ぎたと思える。復活しそうな気配は感じられない。 | |
マチカネヤマビコ (牡7・菊沢徳52) |
買い | 北九州記念2着。重賞連対経験を持ち侮れない存在である。2000mで5連対しているので距離はベストだろう。重賞2着した馬が準オープンで勝てないということは斤量が軽くないと走らないタイプかもしれない。斤量52kgならばチャンスはあるだろう。 |
消し | さすがに準オープンでも勝てないようだとあまり信用できない。北九州記念も斤量50kgに助けられただけと考えられる。その時よりも2kg重いというのはやはり厳しいということになろう。間隔も少し開いたのも不安である。 | |
ティーエムビガー (牡8・宗像50) |
買い | H9BSNオープン優勝。いちおうOP勝ちの実績がある。3走前に準OPを勝ち、堂々のオープン入り。前走も斤量56kgで6着ならば上出来だろう。今回は斤量50kgという最軽量ハンデ。この斤量差6kgをうまく生かせば、まさかも十分にあり得る。 |
消し | 前走6着と掲示板にも載っていないようでは、重賞で巻き返すのは厳しい。準OPもやっとのことで勝ち上がったように、重賞級の力はないように思える。年齢的にも上がり目は期待できない。6勝すべてが1800mなので2000mは少し長いだろう。 | |
ナギサ (牝7・安田富51) |
買い | エリザベス女王杯4着が光る。府中牝馬Sでも4着している実力を考えれば、G3ならばチャンス大だろう。それでいて斤量51kgはかなり恵まれた。 |
消し | エリザベスも府中牝馬Sも展開に恵まれた感じがする。今回は先行馬が多いだけに展開はかなり厳しくなる。今回は相手は牡馬になるし、今までのようにはうまくいかない。体調もあまりよくないようだ。 | |
マイネルナポレオン (牡6・土谷51) |
買い | 実績を見る限りでは距離短縮はいいようだ。斤量51kgという軽量を生かせれば面白い存在である。 |
消し | 前走準オープンで10着というのは問題である。距離が長かったとはいえ、もう少し頑張らないと重賞では通用しない。オープン好走経験がないのも問題である。常識的にはかなり厳しい戦いになるだろう。 |