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G3共同通信杯4歳Sの反省

G3共同通信杯4歳Sの結果
1 4-05ヤマニンアクロ 勝浦 1.50.2---35.6 520kg+2 10人気
2 2-02キンショーテガラ 後藤 1.50.41.1/235.2 444kg-4 13人気
3 3-04ソウシュン 的場 1.50.5クビ34.7 462kg0 5人気
4 8-14メイショウパシオン 武幸 1.50.5ハナ35.5 492kg-4 8人気
5 7-12サウンドオブアース サンダース 1.50.6クビ35.2 450kg0 6人気
単勝3300円 枠連33120円
複勝710円 2450円 480円 馬連114650円
予想と見解 好材料と不安材料
G3共同通信杯4歳Sの感想
  • な・なんと、まさかの11万馬券が出てしまった。これだから4歳重賞は分からないのである。半分以上が1勝馬で重賞連対経験馬がいないメンバーだったことを考えれば、あっても不思議のない組合せと言えるが、まさかキンショーテガラとはなあ。私のようなタイプには絶対とれない馬券である。今回は諦めるしかなさそうだ。
  • 勝ったのはヤマニンアクロであった。東スポ杯4着の実績を考えれば、勝っても不思議のない馬ではあった。アドマイヤコジーンと好勝負していたことを考えても、ここでは力が一枚違ったというところか。スローでうまく逃げることができたのも良かったのだろう。東京1800mを経験していたのも良かったのだろう。ただ、ここを勝ったからと言って次も期待できるかどうかは何とも言えない。はっきり言って、レベルが低すぎた。だいたいスローの展開だったとはいえ、50秒台のタイムで逃げ切れるなんて、これで重賞といえるのだろうか。この馬が強かったというよりは、相手がだらしなかったということだと私は思う。まあ、そうは言っても休み明けでこれだけ走れるのは、それはそれで凄いことである。次はさらに良くなるかもしれないだけに、クラシックを狙うのであれば次が本当の勝負になる。
  • 2着はキンショーテガラであった。得意の左回り、距離短縮で大きく変わった。実績最上位の馬がエイシンウインダムだったことを考えれば、京成杯6着のこの馬も十分に射程圏だったということになりそうだ。つまりは、ここまでメンバーが弱い時はこういう馬までマークしなければいけないということである。でも、こういう時は京成杯のチョウカイリョウガのように新馬戦を勝ったばかりの馬が来ることもあるので、必ずしも重賞好走馬だけにこだわるわけにもいかない。結局のところ、こういうレースでは馬の個性をしっかりと見極めるか、運に頼るしかないということである。
  • 3着はソウシュンだった。スローの展開を考えれば、最後方からよく3着まで伸びてきた。上がり34.7はかなり凄い。逃げた馬が勝っていることを考えても、驚異の末脚だったと言っていい。この馬の潜在能力はかなり高いと見ていいだろう。ただ、だからといって次はもっと良くなるとは限らない。最後方からしか競馬ができないこと自体が欠点であり、これを克服しない限り安定した成績を残すことは難しい。今回は相手が弱かったから3着まで来れたが、もっと強い馬が相手になれば、ハイペースでもそうはばてない。これからこの馬が大きくなれるかは、この気性的な問題をクリアできるかどうかにかかっていると言える。とはいえ、この末脚は半端ではない。最後方からの競馬ばかりでも、いつかは一発かますことになるだろう。
  • 4着はメイショウパシオンであった。もともと分からない馬なので、コメントしづらいが、これでもまだ完調じゃないということだから、まだまだ成長する余地はありそうだ。しかし、このメンバーで4着に負けていることを考えると、すぐに化けるのは考えづらい。今後もそんなには期待できないのではないか。
  • 5着はサウンドオブアースであった。この馬のことよく分かっていないので何ともコメントしづらい。後ろからの競馬だったことを考えれば、よく詰めているとは言えそうだ。ただ、先ほどから言っているように、このメンバーでの掲示板はそんなに高く評価できるものではない。今回だけでは何とも言えない。
  • エイシンウインダムは6着であった。私は3着は外さないと思っていただけに、けっこう信じられない負けである。結局は、重賞を勝てるほどの器の馬ではないということなのだろう。そう考えるしかない。今後も2着はあっても、勝つところまでは行かないのではないか。まあ、相手にもよるだろうが。
  • グラスグラードは7着であった。圧倒的な1人気に推されたが、私はそんなに強い馬とは思っておらず、そのとおりの結果になったと言える。だいたい前走だって勝つには勝ったが、危なっかしいレースだった。良かったのはラストの切れ味だけである。あんなちぐはぐな競馬をしている馬がいきなり重賞を勝つなんて、なかなかできないものである。そういう意味では私はこの着順も十分にうなずけるものだと思っている。だいたい単勝1.5倍になることの方が異常すぎる。ただ、ジュニアCのラストは尋常でなかったのも確かであり、今後も注意が必要な存在であることは言うまでもない。
  • マチカネテルテルは8着であった。東スポ杯4着のヤマニンアクロが勝っているのだから、この馬がここまで負けるのはちょっと不思議である。やはり成長度の問題かもしれない。東スポ杯の時に比べると大きく成長したヤマニンアクロに対して、この馬はほとんど成長してないということかもしれない。そうであれば、今後もあまり期待できそうにないことになる。
  • リザルトシチーは9着であった。いい感じで直線に入ったと思ったが、信じられないくらい伸びなかった。いつもより前に位置取ったのが、ラストの伸びに響いたのかもしれない。とはいってもスローの流れだったことを考えれば、あの位置取りが前すぎるなんて理由にならない。結局は、この程度の馬ってことなのかな。使われ続けていたので、疲れが出ているのかもしれない。
  • ドラゴンブライアンは12着であった。この馬の2人気にはあまりにビックリした。キャリアを考えれば仕方ない負けである。どう考えても人気になりすぎである。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3共同通信杯4歳Sの予想
    結論
    馬番連勝複式 1-4-7-13(BOX)

      ◎リザルトシチー
      ○エイシンウインダム
      ▲グラスグラード
      △ソウシュン

    にへい君の見解
  • 東京での4歳重賞はこれを逃すとしばらく走ることができない。つまり、ダービーの舞台である東京コースを早めに経験させたいと思えば、このレースを無理してでも使いたいと思うのが、ダービーを狙う陣営の本音のはずだった。だからこそ、今まではナリタブライアン、ビワハヤヒデ、アイネスフウジン、タヤスツヨシなど大物が必ず出走してきたものである。しかし、去年あたりから様相が変わってきた。外国産馬の台頭である。去年のエルコンドルパサーに代表されるように、外国産馬のためのレースというか、内国産馬が混合戦でない弥生賞とかに標準を絞り、このレースを避けるようになってきたように感じる。今年も外国産馬が中心となりそうな気配で、クラシックの有力候補は出走してこない。ダービーを感じたからこそ、このレースは面白かったんだけどなあ。まあ仕方ないか。それはそれとして、予想に集中したい。だけど、4歳重賞ってみんなそうだけど、本当に分からない。勝負付けが終わっていない馬ばかりが出走してくるのだからイヤになってしまう。当たればラッキーと思って予想しよう。
  • 私の本命◎はリザルトシチーである。エイシンウインダムと最後まで悩んだが、最終的には郷原騎手の重賞初制覇のチャンスということでこちらを応援することにした。まあ、結局はボックスで買っているから順番はあまり関係ないんですけどね。この馬の魅力はしぶとく伸びる末脚でしょう。ホープフルS5着、京成杯4着とレベルが高いところでも好走しており、実績的にはチャンスは十分である。負けてはいるものの僅差の勝負をしており、展開次第で逆転は可能である。直線の長い東京コースの方が合っていそうだし、1200mで2勝していることからも距離短縮もプラスになると思う。前走もエイシンウインダムと1/2差なのだから巻き返しを期待してもいいと私は思っている。ここ2戦の走りからも大崩れもないだろう。高い確率で上位に来ると私は思っている。とはいえ、前走4着前々走5着に負けている馬である。精一杯がんばっての結果と言う感じもするだけに、重賞で連対するほどの器はないような感じもする。すでに13戦目だし、大きな上積みは期待できない。まだまだ底を見せていない馬に、能力の違いを見せつけられて終わる可能性もある。心情的には流したいのだが、どうしてもそこまで信用できる馬ではないんだよなあ。そういうことで、根性なしの私はボックスで勝負します。
  • 対抗○はエイシンウインダムにする。前走京成杯3着はかなり高く評価していいと思う。決め手勝負で遅れをとってしまったが、先行して抜け出すという大人の競馬をすでにしており、安定度はかなり期待していいと思う。今回のメンバーを見ると、前走先着を許した相手に比べるとかなり楽になったと言えそうで、重賞制覇の最大のチャンスが来たと言っていい。まだまだ成長途上だという話もあり、一戦ごとに成長しているとすれば、前走以上の走りを期待してもいいことになる。ただ、前走の走りもそうなのだが、決め手がもう一つ甘いところが気がかりである。今回も3着までということになりそうで恐いのである。しょせん1勝馬というところがもう一つ信用できないのである。本当は本命にしようと思っていたのだが、ぎりぎりで不安になってしまった。結局のところ4歳馬は走らせてみないと分からない要素が多すぎて、何を決め手にしていいか分からないというのが正直なところである。どうせ分からないのならば勝ってほしい馬を応援しようということで、評価を下げただけである。実績的にはこの馬を本命◎にするべきなのだとは思っている。
  • 単穴▲はグラスグラードにする。この馬がかなり人気になるようだが、私はあまり信用していない。もちろんジュニアCの末脚はかなり凄かったことは認める。あの位置から差し切るのは並の馬ではない。まだまだ完成されていないようなのでさらなる上積みも見込めるだろう。ここで圧勝しても何の不思議もない馬であることは私も認めよう。しかし、私は惨敗しても不思議ない馬だとも思っている。まず、距離である。マイルまでしか経験がないのだから1800mでも好走できるかどうかは分からない。次に前走のメンバーである。オープン特別とはいえ、さすがに京成杯と比べるとメンバーのレベルが違いすぎたように私は感じる。その相手に3/4馬身差しかなかったのである。これで重賞でも格が違うと言えるのだろうか。そして、前走の位置取りである。本当に強い馬ならばもっとスムーズな競馬をするはずである。レベルが違うのであれば、もっと楽な競馬をするはずである。あんなレース展開になるのはまだ本当の実力がないからだと私は思うのである。そういうことで私はあまり信用はしていない。ここまで言うのならば思いきって消すべきなのだろうが、さすがにそこまでの勇気もない。やっぱりあの末脚は驚異である。
  • 4番手はソウシュンにする。私は上3頭が基本的に抜けていると思っているが、キャリアの浅い4歳馬だけに、絶対的な存在とはとても言えない。3頭とも馬群に沈んでもおかしくないのが4歳重賞というものである。せめてあと1頭くらい勝っておいて穴を狙ってもいいだろう。そういうことでこの馬まで馬券にすることにした。この馬を評価したのは、新馬戦でチョウカイリョウガと0.1秒差2着があるからである。だからと言って必ず強いとは言えないが、一つの物差しにはなるだろう。それに前走だってダート戦なのにほぼ最後方から差し切って勝っており、未勝利戦ではレベルが違いすぎることを証明している。本当に強いかどうかはこのレースではっきりすると言えそうだが、こういうレースではこの馬のように開き直って最後方からという馬の方が恐かったりする。鞍上も的場ならば仕掛けどころを間違えることもないだろう。実績的には惨敗して当然の馬であるが、この馬の一発に賭けてみた。
  • 5番手はマチカネテルテルにする。この馬の存在が一番恐い。何と言っても東スポ杯でアドマイヤコジーンの3着している馬である。同じ東京1800mでこのメンバーならば最大のチャンスと言えそうだ。しかし、重賞でどうしても連対できないでいるのを見ていると、どうしても器の大きさを感じることができない。一瞬しか脚を使えないタイプなので直線の長い東京コースはそんなに合っていない感じもするのである。今回も伸びきれず4着か5着に終わるような気がしている。このメンバーならばチャンスは十分だとは思っているが、この馬を買うなら今後が期待されるこれからの馬を買おうというこよで今回は見送ることにした。失敗かもしれないなあ。
  • 6番手はドラゴンブライアンにする。1戦1勝ということで未知の魅力にあふれている。ブライアンという名前からもその期待の高さが窺えるし、わざわざ松永幹騎手がこの馬だけのために来るのだからよっぽど期待しているのだろう。距離経験もあるのだから一発あってもおかしくない。とはいえ、2戦目で重賞を好走しようなんて甘すぎる。常識的には厳しいものである。私はこういう馬はとても買えない。
  • 7番手はザプラウデストにする。前走バイオレットSで1人気に推されながら7着に負けた。1600m、1800mで勝っていることからすると、距離が短かったのかもしれない。芝適性さえ問題なければ、巻き返しは十分にあり得る。とはいえ、芝を走ったことがない馬を、しかも前走7着に負けている馬を、高く評価することは私にはできない。好走されたら諦めるしかない。
  • 8番手はヤマニンアクロにする。東スポ杯で4着した実績を持つ、切れる脚がないのに上がりだけの競馬で4着したのはそれなりに評価できる。しかし、休み明けというのはさすがに厳しい。それに東スポ杯3着のマチカネテルテルを評価していないのだからこの馬を評価するわけにはいかない。
  • 9番手はメイショウパシオンにする。前走新馬戦を後方からの競馬で3馬身差つけるという強い勝ち方をしており、とんでもない大物である可能性を秘めている。しかし、しょせんダート戦での話である。芝の重賞の参考にはならない。可能性は認めるが、私はこういう馬は評価しない。
  • 10番手はアグネステンオーにする。7月に早々に2勝し、オープンのすずらん賞でも大きな不利があったにもかかわらず3着したこともある。前走は休み明けだたことを考えれば惨敗も納得できる。一度叩かれた上積みで大きく変わることもあるだろう。しかし、前走10着は負けすぎだろうし、距離未経験も大きな不安である。さすがに馬券にするほどの魅力はない。
  • とりあえず、こんなもんですかねぇ。
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    G3共同通信杯4歳S出走馬
    馬名 買い&消し
    グラスグラード
    (牡4・蛯名55)
    買い ジュニアC優勝。2戦2勝とまだまだ底を見せていない。前走のジュニアCも届きそうにない位置から馬群を割って伸びてきた。あの勝負根性は半端ではなかった。距離延長となるが、流れが遅くなる分かえって良いかもしれない。そして、グラスワンダーと同じ馬主同じ厩舎というのが何となく大物だと思ってしまう。
    消し まだ無敗であるが、たまたまということも考えられる。ちょっとした展開のあやで信じられない惨敗を喫するかもしれない。東京コース距離ともに未経験であるだけに絶対とは言い切れないと思う。それにジュニアCもそんなに強いメンバーが揃ったわけではなかった。あのメンバーで強い勝ち方をしても今回好走できる裏付けになったとしても、勝てるという裏付けにするには厳しい感じもする。
    マチカネテルテル
    (牡4・柴田善55)
    買い コスモス賞優勝。新馬、オープンと圧勝して期待された馬である。その後も重賞で掲示板をほとんど外さない安定した走りを見せている。特に最近は5着4着とようやく調子を取り戻してきた感じもする。後ろからの馬だし、東スポ杯3着からも、東京コースとの相性は良さそうだ。
    消し 2連勝した時は明らかに相手のレベルが低かった。レベルが上がるに連れて成績が落ちている。後ろからの馬だが意外と長い脚が使えないので、どうしても掲示板確保で終わってしまう。いわゆる掲示板はあっても連対はないタイプである。
    リザルトシチー
    (牡4・郷原55)
    買い 京成杯4着、ホープフルS5着とオープンでもなかなかの走りを見せている。2000mは守備範囲と言っていい。とはいえ、1200mで2勝している馬なので、少しでも距離が短縮されるのは大歓迎だろう。じわじわ伸びるタイプなので東京コースも合ってそうだし、巻き返すチャンスは十分である。
    消し 善戦しているのは認めるが、負けは負けである。前走も途中で止まってしまったように、重賞級の器ではない感じもする。勝ち星も1200mだけなので、1800mでもまだ距離がながいかもしれない。すでに13戦目。大きな上積みはないだろう。
    アグネステンオー
    (牡4・柴田未55)
    買い 7月に早々と勝ち上がり、500万も2戦で勝ち上がった。すずらん賞でも大きな不利があったにもかかわらず3着にきており、能力の高いところを見せている。前走惨敗も長期休み明けでは仕方ない。叩かれた上積みで大きく変われば好走も可能だろう。
    消し 前走10着は負けすぎである。一叩きされたとはいえ、そんなに大きくは変わらないだろう。2勝したのも素質馬がデビューする前の夏の話なので、どこまで信用していいか分からない。距離もマイルまでしか経験していないし、連対実績は1200mまでである。1800mという距離も不安である。
    ザプラウデスト
    (牡4・横山典55)
    買い 前々走500万を3馬身差の圧勝。前走惨敗も見限れない存在である。軽い走りをするので芝の方が合っているかもしれない。500万とそう変わらないメンバー構成なので巻き返すチャンスはあるだろう。距離が延びるのもプラスとなりそうだ。
    消し 前走バイオレットSで7着というのは負けすぎである。ほとんどいいところがなかったらしい。重賞で好走するつもりならばこんなところで掲示板を外してはいられない。芝も初めてなので対応できるかは分からない。
    フライングキッド
    (牡4・菊沢徳55)
    買い 前走京成杯で5着にがんばった。マイペースで逃げてしぶとく粘っての結果である。メンバー的に京成杯とそんなに変わらないので、うまく逃げればチャンスはあるだろう。
    消し この馬には切れる脚がないだけに、平均ペースの逃げに持ち込まなくてはいけなくなる。それでも前走は勝馬から0.7秒も離されているように、勝ちきるまでの力はない。大崩れはしなだろうから掲示板は十分に考えられるだろうが、さすがに連対まではどうだろうか。
    エイシンウインダム
    (牡4・田中勝55)
    買い 京成杯3着でその実力を証明した。もともとスリリングサンデー、シンボリインディと好勝負をしていた馬。この程度の走りは当然である。この馬が勝てなかった4頭が出走してこないのだら最大のチャンスが訪れたと言っていい。スピードもスタミナも証明しており好走は必至である。
    消し なんだかんだで1勝馬。新馬戦を勝ち上がれなかったのも事実である。前走3着に負けたのも事実である。重賞を勝てる器ではない馬かもしれない。今回もまた3着ということも十分にあり得る。とにかくずば抜けて強いというイメージはない。
    キンショーテガラ
    (牡4・後藤55)
    買い 全日本3歳優駿3着、京成杯6着などオープン実績はまあまあである。掲示板をほとんど外さない安定した走りが魅力の馬である。
    消し 前走京成杯で6着に負けたのは問題である。好位でレースを進めての結果だけに大きく変わるとは考えづらい。まだ重賞では実力不足と言っていいのではないか。
    ソウシュン
    (牡4・的場55)
    買い 前走未勝利を勝ち上がったばかりだが、前々走は京成杯2着のチョウカイリョウガと0.1秒差で走っている。芝も距離も問題ないと言えるし、まだまだ底を見せていないという未知の魅力がある。前走も直線だけの競馬で差し切っているように、なかなかの末脚を持っている。
    消し なんだかんだで1勝馬。チョウカイリョウガと僅差だったとはいえ、重賞は流れがまったく違うだけに、必ずしも好走できるとは言い切れない。今までは相手が弱かったから直線だけの競馬で届いたが、重賞ではそうはいかない。先行馬もそうはばてないだけに、連対までは遠いかもしれない。
    ドラゴンブライアン
    (牡4・松永幹55)
    買い 1戦1勝と無敗である。まだまだ底を見せていないだけに、とんでもない大物である可能性も否定できない。ブライアンズタイム産駒は一発タイプが多いだけに注意は必要だ。前走の内容からして芝距離は問題にならない。
    消し まだ1戦のキャリアで重賞を勝とうなんて甘すぎる。重賞の厳しい流れにとまどい力を出し切れないということも十分にあり得る。もちろんそれ以前にそこまでの実力がないかもしれない。輸送で環境が変わるのもマイナスだし、常識的には厳しい戦いになる。
    メイショウパシオン
    (牡4・武幸55)
    買い 前走新馬戦を3馬身差で完勝しており勢いは非常に感じる。4角で9番手の位置から3馬身差つかるのだからとんでもない馬かもしれない。ダート1800mで勝っているのでスタミナは問題ない。関西からわざわざ来るのだからよっぽど自信があるのだろう。
    消し しょせん1勝馬。常識的にはいきなり重賞で好走するのは難しい。前走もダート戦である。前々走芝で8着に負けていることからして芝適性に疑問を感じる。輸送競馬もマイナスのはずだ。
    ヤマニンアクロ
    (牡4・勝浦55)
    買い 札幌3歳S5着、東京スポーツ杯4着と重賞で掲示板を確保している実績はまあまあといえる。特に東スポ杯ではアドマイヤコジーンと0.3秒差である。同じ条件ならばチャンスは大きい。
    消し まず休み明けがマイナスである。実績がもう一つであることを考えるといきなり好走するのは難しそうだ。東スポ杯も4着に負けているわけだし、器が大きいとは思えない。逃げる展開も東京コースでは厳しそうだ。
    リッキーワールド
    (牡4・中舘55)
    買い 前走新馬勝ちしており勢いは非常に感じる。1800mもいちおう経験している。
    消し 前走の後、中舘騎手は距離短縮が良かったとコメントしており、1800mは距離が長いと判断したくなる。常識的に見てもダ1200mで勝った馬が、いきなり芝1800mを好走できるとは思えない。
    サウンドオブアース
    (牡4・サンダース55)
    買い 前走つばき賞で4着しており距離は問題ないようだ。追い込み馬のようなので直線の長い東京コースは合いそうだ。
    消し 前走500万で4着に負けているのは問題である。勝馬と0.7秒差は離されすぎと言える。重賞で巻き返せる内容だったとは思えない。輸送もマイナスだろうし、ここはかなり苦戦すると常識的には判断したくなる。
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