G1マイルカップの結果
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結論 |
良馬場ならば、 馬番連勝複式 軸13--3-5-7-11-12 縦目5-11 ◎マイネルタンゴ ○シンボリインディ ▲マチカネキンノホシ △トウカイダンディー △ザカリヤ △ロサード 稍重より悪化ならば、 馬番連勝複式 BOX 2-5-7-13 ◎ザカリヤ ○シンボリインディ ▲マイネルタンゴ △タイキトレジャー |
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馬名 | 買い&消し | |
ザカリヤ (牡4・的場57) |
買い | NZT4歳S優勝。TRを勝っているのは大きい。過去2年はTR勝馬がそのまま本番でも勝っており、現時点では最も優勝に近い存在と言える。マイル戦をすでに2勝しており、距離延長もまったく問題ない。東京コースも2戦2勝と相性がいい。もともとかなりの逸材と評判だった馬なので、前走はまぐれだったということは考えづらい。勢いはメンバーNO1だろうし、取り立てて強い馬もいないのでチャンスは大きい。 |
消し | まず菜の花Sで負けているのが痛い。2着ならまだしも3着というのはちょっとだらしなかった。飛び抜けて強い馬ではないことは確かだと思う。前走も道悪がプラスに働いたというイメージが強く、力が違ったという印象はあまり受けなかった。持ち時計もそんなに速いわけでもない。いくらTRを勝ったと言っても、エルコンドルパサーとシーキングザパールがTRを勝った時の内容とは、あまりに違いすぎる。 | |
ジュエリーソード (牡4・渡辺57) |
買い | NZT4歳S2着。TRで2着したのは評価しなければいけないだろう。ハイペースを先行して最後までザカリヤに粘ったのだから大したものである。以前はカーっとなるところがあったが、折り合いがつくようになったことで、いい結果につながったようだ。同じような競馬ができるのならば、マイル戦にも十分に対応できそうだ。 |
消し | 2勝がいずれもダートなだけに判断が難しい。前走も重馬場で時計がかかったのが良かったのかもしれない。現に良馬場の菜の花Sは7着に敗れている。スピード勝負にはまだ不安が残る。さらに、マイルの経験も菜の花Sだけなので、距離の不安も拭えない。先行する競馬しか経験がないようなので、東京のマイル戦となると展開も厳しくなりそうだ。 | |
タイキトレジャー (牡4・加藤57) |
買い | NZT4歳S3着。クリスタルCでも3着しており、なかなかの実績である。まだ4着以下はなく、安定度の高いところを見せている。デビュー戦はダートのマイル戦で、しかっりと勝っているので、スタミナは大丈夫でしょう。藤沢厩舎の馬だけに素質が高いことは間違いないだろう。 |
消し | 重賞で連続3着というのは、意外と魅力に欠けるものである。安定度が高いのは分かるが、決め手がないのを露呈している感じを強く受ける。G3G2で3着なのに、さらにメンバーが強化されるG1で着順を上げるというのは考えづらい。1月から月1のペースで使われているだけに、大きな変わり身は期待できないだろう。マイルはダートで経験しているものの、芝では経験していないだけに、やはり不安は残る。 | |
エイシンキャメロン (牡4・武豊57) |
買い | デイリー杯3歳S優勝、朝日杯3歳S2着、きさらぎ賞2着、アーリントンC優勝。とにかく重賞を2勝4連対という実績は他を圧倒している。特に朝日杯3歳Sでは、アドマイヤコジーンとクビ差の勝負をしていた。年が明けてからは斤量の問題で、いまいち力を発揮できなかったようにも感じるが、それでも重賞連対を果たしているのだから立派である。前走は道悪が敗因だと納得がいくし、得意のマイル戦ならば当然巻き返しを狙っているだろう。 |
消し | 前走7着に負けたのはやはり痛い。道悪だったとはいえ、今までの実績を考えるとちょっと負けすぎという感じがする。3歳時はさすがに強い走りを見せていたが、4歳になってからは、どうも印象の悪いレースが続いている。アーリントンC勝ちもバイオマスター降着によるもので、徐々に勢いがなくなっているように感じる。年明けで重賞を3度使っているというのは使い過ぎという感じもするし、まして斤量が重かったのだから目に見えない疲労もありそうだ。 | |
レッドチリペッパー (牡4・藤田55) |
買い | クロッカスS優勝、クイーンC2着、フラワーC2着。今年の外国産牝馬では最も評判の高い馬である。クロッカスSで見せた上がり34.3の切れ味は、他を圧倒するだけだったし、クイーンC2着も東京巧者のウメノファイバー以外には完勝しており、負けてなお強しの内容だった。フラワーCは道悪なので度外視していい。それでも2着しているところに強さを感じる。クイーンCの実績からして東京マイルは問題ない。12月から使われ続けていたので、多少間隔が開いたのはプラスかもしれない。切れ味が鋭いだけに、牡馬相手でも一発は十分に考えられる。 |
消し | クイーンCで負けているのが痛い。ウメノファイバーがその後、桜花賞で好走していれば話は別だが、掲示板にも載れなかったのだから、この馬もその程度の実力ということになる。前走も道悪とはいえ、牝馬限定戦なのだからせめて勝ってもらいたかった。常識的に考えれば、牝馬限定戦の重賞すら勝てない馬が、牡馬混合のG1で好走するというは難しいことになる。牝馬特有のスパッと切れる末脚が、牡馬相手にどこまで通用するかが鍵となるだろう。 | |
サヤカ (牡4・柴田善55) |
買い | フラワーC優勝。重賞を勝ったことで一躍有力馬の仲間入りを果たした。ここ3走は1800mで結果を出しているのでスタミナは文句はない。東京マイルはスタミナが必要不可欠なので、大きな武器となる。1400mのクロッカスSで2着している実績もあるので、スピードも問題ない。前走も牡馬相手に2着と健闘しており、ここでも十分に戦えることをアピールした。 |
消し | やはり前走負けたのが痛い。勝った馬にうまく乗られたのも確かだが、G1で連対する程の馬ならば、オープン特別くらいは展開を問わずに勝ってもらいたいところだ。それができないのだから、その程度の馬だと言われても仕方ない。9月にデビューしてから、今までまったく休んでおらず、さらなる上積みはほとんどのぞめないし、目に見えない疲労があってもおかしくない。実績がフラワーCだけではさすがに物足りない感じは否めない。 | |
ロサード (牡4・江田照57) |
買い | 新潟3歳S優勝、京王杯3歳S2着。重賞を勝っている実績があるし、G2で2着という実績もある。前走4着も、直線だけの競馬だっただけに価値ある4着である。本番を見据えて末脚を試してみたという感じもしないではない。東京コースは相性が良さそうだ。3歳時に比べると人気が極端に落ちているだけに、配当的にはけっこう面白いかもしれない。 |
消し | マイル以上で実績がないのはあまりに痛い。実績を見る限りではマイルを走れるスタミナはないと思いたくなる。前走も4着に負けているわけで、4歳になってからは連対もない。勢いという点からもいまいち魅力がない。どうしても単なる早熟馬だと思いたくなる。 | |
シンボリインディ (牡4・加藤57) |
買い | マーガレットS優勝。これでマイル3連勝である。しかも連対率は100%を誇る。前走僅差勝ちも、相手は京都4歳特別を完勝したビッグバイキングだっただけに、この馬の強さを改めて思い知った。しかも休み明けでこの走りである。一度叩かれて上積みを考えると、どんな走りをするか想像もつかない。 |
消し | この馬の痛いところは、持ち時計がないことである。マイルのベストが1.36.1というのはあまりに物足りない数字である。勝ち方も僅差が多く、力の違いを見せつけるというよりも、相手なりに走るタイプという印象を受ける。もっとレベルの高いスピード勝負となると、こういう馬は掲示板までということになりかねない。重賞未経験なので、初めての厳しい流れについていけないということも考えられる。 | |
マイネルタンゴ (牡4・吉田57) |
買い | 菜の花S優勝。このレースを完勝しているのも凄いが、やはり皐月賞で4着したのがかなり凄い。ダービー出走権がありながら、このレースを選択することでも分かるとおり、この馬は基本的にはマイラーである。菜の花Sの強い勝ち方からしてもそういう判断が正しいと思う。そのマイラーが、皐月賞でも僅差4着しているのだから、今回のメンバーならば十分に実績上位と言えるだろう。菜の花Sでは後ろから一気に差し切り、皐月賞では先行して粘っている。自在性のある脚質からも安定度はかなり高そうだ。 |
消し | ここのところ激戦が続いているだけに疲れが心配である。皐月賞であれだけの競馬をしているだけになおさらである。また、最近は結果を残しているが、3歳時はそれほどでもなかった。うぐいす賞ではザカリヤに完敗していることもあるし、不安定な要素も多い。イメージが地味なだけに、こういう馬はG1では常に4着5着という感じもする。 | |
バイオマスター (牡4・田中勝57) |
買い | アーリントンC2着。このレースは勝ったも同然である。エイシンキャメロンを邪魔して降着になったが、ゴール寸前だったことを考えても、まっすぐ走っていても十分に残ったはずである。朝日杯3歳Sでも3着にがんばっている実績があり、能力が高いことは歴善である。前走の敗因は明らかに距離だろうから、マイルに戻ればG1でもかなりやれるはずである。 |
消し | 前走の毎日杯で抑えきれずに逃げることになり自滅してしまったように、4歳になってからどうも気性の悪さをレースで出している。アーリントンCでもそうだった。今回もこの調子だと東京のマイルではとても持たない。それに、前走大幅に馬体重を落としているように、体調面も疑問である。立て直す時間はあったものの、絶好調という状態になるのは厳しいのではないか。 | |
グラスグラード (牡4・蛯名57) |
買い | ジュニアC優勝。このときは、もうダメだろうというところから伸びてきた。根性は意外とあるタイプである。マイルのオープン特別を勝っているのも評価できる。共同通信杯では圧倒的1人気に推された馬である。素質はある馬である。 |
消し | 今振り返れば、ジュニアCは相手が弱かっただけという感じがする。重賞では掲示板にも載れないように、底を見せつつある。東京コースでも実績がない。前走10着に負けており、勢いも感じることもできない。 | |
トウカイダンディー (牡4・後藤57) |
買い | ホープフルS優勝。この馬はデビュー戦が凄かった。1.35.5というタイムは新馬戦では破格の時計である。ホープフルSを勝っているように、2000mでも走れる馬だが、気性的にマイルの方がずっとよいだろう。前走大敗も気性の問題であり、能力の問題ではない。流れが速いマイル戦ならば、折り合いもつくだろう。末脚勝負に徹することができれば一発は十分にあり得る。 |
消し | 前走も暴走したように、とにかく気性的に当てにできない。なんでかんで逃げるという馬が見当たらないだけに、たとえマイル戦でも暴走する危険性がある。また、重賞でも5着が最高なのだから能力的にも大したことはないのかもしれない。前走皐月賞だたとはいえ、やはり14着大敗は問題である。勢いは感じることはできないし、巻き返しは難しいかもしれない。 | |
マチカネキンノホシ (牡4・岡部57) |
買い | ラジオたんぱ杯2着。実績はこれだけだが、やたら大物感が漂う馬である。素質の片鱗としては、デビュー戦で上がり33秒台というとんでもない決め手を見せている。朝日杯3歳Sではちぐはぐな競馬だったのに4着にしっかりと来ている。ラジオたんぱ杯もアドマイヤベガを相手に差のないレースをしている。などである。ラジオたんぱ杯の実績からスタミナは十分だし、朝日杯でも結果を出しているので、東京マイルは願ってもない条件だろう。前走は、休み明けと道悪という敗因があるので、度外視することもできる。距離延長は明らかにプラスだし、叩かれた上積みは当然に見込める。直線でごぼう抜きするシーンを簡単に想像できる馬である。 |
消し | なんだかんだでまだ1勝しかしてない馬である。確かに部分的に素質の片鱗を見せるが、勝てないのはやはり実力がないからだとも言える。私が見た感じだと、不器用なために、勝負どころでもたついてしまう印象を受ける。たとえ東京コースでも、多頭数のレースではそれなりの器用さは必要なものである。さらに前走8着というのは負けすぎという感じは否めない。強いというイメージばかりが先行しているだけで、実は本当に弱い馬なのかもしれない。しょせん1勝馬は1勝馬であり、素直に消すのが利口なのかもしれない。 | |
インターサクセス (牡4・池田57) |
買い | NZT4歳S5着、菜の花S4着、福島3歳S2着と重賞オープンでけっこう好走している。菜の花Sではザカリヤとクビ差の勝負だから、まったく戦えないわけではないだろう。 |
消し | 2勝はいずれもダートでのもの。オープン好走も印象がそれほど強くなく、ただ単に堅実に走っているだけという感じがする。さすがにG1となるともう少し裏付けとなる実績がほしいところだ。 | |
ダイイチブライト (牡4・郷原57) |
買い | マーガレットS5着という実績がある。見たことがないので何とも言えないが、前々走重馬場で勝っているので、時計のかかる馬場になればチャンスはあるかもしれない。 |
消し | 実績がマーガレットS5着だけでは何とも言いづらい。少なくても高いレベルのレースで好走した経験はないのだから、強いという証拠は何もないことになる。実はかなり強いということもあるかもしれないが、こういうケースのほとんどはやっぱり走らないで終わるものである。 | |
ノーザンカピタン (牡4・大塚57) |
買い | 新潟3歳S2着、函館3歳S3着、デイリー杯3歳S4着、ジュニアC4着ととにかく堅実に走る。未だに4着を外していないというのはけっこう素晴らしい実績である。休み明けもリフレッシュ効果が出れば、意外や意外にもということもないとは言えない。 |
消し | 3歳の重賞戦線で連対が精一杯では魅力に欠ける。さらにオープン特別のジュニアCで4着がやっと、しかも、この時勝ったグラスグラードがその後それほど走っていない。やはり、ここでは実力不足と思いたくなる。休み明けもマイナスと見るべきだろう。 | |
フサイチミキオー (牡4・田面木57) |
買い | 菜の花S2着がある。この時ザカリヤに勝っているのだから能力はある馬である。スピードよりはスタミナ型の馬であり、上がりのかかる展開ならばチャンスは出てくるだろう。 |
消し | 2勝はいづれもダートである。しかも圧勝である。普通に考えればダートでこその馬である。菜の花Sの後の500万をあっさりと勝っていれば、また違ったのだが、ここで4着に負けたことで、芝ではいまいちであることを印象づけてしまった。さすがにG1のスピード勝負では苦戦だろう。 | |
ミッキーダンス (牡4・柴田未57) |
買い | 中京3歳S4着がある。前走500万を勝ち上がっており勢いは感じる。 |
消し | 前走500万しかも平場のレースを完勝しただけでは、G1でも好走できるという裏付けにはなり得ない。1月に500万を足踏みしていたことを考えても、そんなに強い馬ではないだろう。ここではさすがに厳しいと判断するのが常識的なところだろう。 |