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G1マイルCSの反省

G1マイルCSの結果
1 3-06エアジハード 蛯名 1.32.8---34.4 504kg+6 1人気
2 5-09キングヘイロー 福永 1.33.01.1/234.4 484kg-2 4人気
3 7-15ブラックホーク 武豊 1.33.2134.9 524kg+2 2人気
4 4-08アドマイヤカイザー 横山典 1.33.41.1/434.4 488kg+2 5人気
5 5-10キョウエイマーチ 秋山 1.33.4クビ35.9 508kg+9 3人気
単勝220円 枠連520円
複勝110円 230円 130円 馬連1110円
予想と見解 好材料と不安材料 予想成績ページへ
G1マイルCSの感想
  • やはりエアジハードは強かった。それだけです。さすがにグラスワンダーに勝った馬です。右回りもまったく関係なかったです。これでマイル春秋制覇なのだから、歴史に残る名馬と言っていいでしょう。今回の負けは仕方ないです。
  • 勝ったのはエアジハードであった。上に書いたとおりです。凄すぎます。
  • 2着はキングヘイローであった。この馬はもともと能力は高い馬なので、これくらい走っても何の不思議もない。距離も2000mよりもマイルの方が合っているのかもしれない。本当は1800mがいいのかもしれないが、1800mのG1がないのが本当に痛い。
  • 3着はブラックホークだった。エアジハードと真っ向勝負に行って負けたのだから仕方ない。もう少し追い出しを遅くしていればキングヘイローを抑えられたかもしれないが、勝つためにはエアジハードと一緒に仕掛けるしかないのだから、ラスト失速するのはやむ得ないところだろう。それなりに私の期待に応えてくれたとは思っている。
  • 4着はアドマイヤカイザーであった。実績を考えれば立派な成績である。さすがに決め手のある馬は大きなレースでも強さを発揮する。来年が楽しみである。
  • 5着はキョウエイマーチであった。今年はチャンスと思ったが、意外にあっさりと負けてしまった。やっぱこの馬は超ハイペースの逃げの方がいいように思う、自分も厳しくなるが相手も厳しくなる方がいいと思うのである。私は勝つか惨敗かの松永幹騎手の方がいいような気がするのだが。
  • ニッポーアトラスは6着であった。スタミナのある馬だから、こういうタフなレースとなっても大崩れしない。もっと長い距離で頑張ってもらいたい。
  • エイシンガイモンは8着であった。終わってみれば、やはりG1の器ではないということだろう。
  • ダイワテキサスは10着であった。まだまだ復活は遠いようである。それとも去年がピークだったのかもしれない。
  • ビッグサンデーは18着であった。いつもしぶとい馬がずいぶんと負けたもんだ。やっぱ年齢的な衰えがあるのかもしれない。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G1マイルCSの予想
    結論
     ◎ブラックホーク
      ○キョウエイマーチ
      ▲エアジハード
      △キングヘイロー
      △エイシンガイモン
      △ダイワテキサス
      △アドマイヤカイザー

     買い目(馬番連勝複式)
      10-15(\1,000)
      6-15(\1,000)
      9-15(\1,000)
      4-15(\1,000)
      3-15(\1,000)
      8-15(\1,000)
       

    にへい君の見解
  • 秋のマイル王NO1決定戦となるこのレース。春の安田記念との大きな違いは、スプリント系のスピード馬がCBC賞や富士Sに向かうことで、マイル〜中距離路線の馬が集中することになる。これにより、ペースがあまり速くならないことも考えられるなど、安田記念とはまた違ったレース展開となりそうだ。今回は去年のタイキシャトルのような大物がいないだけに混戦模様であるが、安田記念でグラスワンダーを敗ったエアジハードが主役となりそうだ。去年に引き続き安田記念連覇の達成があるか、がポイントになるだろう。
  • 私の本命◎はブラックホークである。関屋記念で1年以上の休み明けにもかかわらず2着を確保したのに私は驚いた。レコード決着という休み明けの馬には厳しいレースだったにもかかわらずの2着である。私はかなりの大物であることをこの時に実感した。京成杯では3着に敗れ、私の考えは間違っていたのかとも思ったが、続くスワンSで完勝した内容を見て、やはり強い馬だと再認識した。新潟、中山、京都と走ったわけだが、これらの馬場を比較して新潟、京都にはラストの直線に坂がないことを考えると、先行するこの馬にとっては直線に坂がない方が最後まで粘りきれるということが言えると思う。京成杯AHの3着が中山の急坂だけが敗因だとは思わないが、直線に坂がないコースであればこの馬は粘りきると私には感じるのである。マイルを最も得意としていること、スワンSを完勝して勢いに乗っていることも、私が高く評価している理由の一つである。安田記念を制したエアジハードがいるが、安定度ではこちらの方が上だと私は思う。ただ、去年の安田記念で惨敗しており京成杯もなんだかんだで負けていることを考えるとG1の器ではないことも考えられるし、休み明けからすでに3戦を消化しており疲れも多少心配である。絶不調の武豊も気になるだけに不安も拭えないが、この男はこういう時こそやってくれるであろう。そう信じるしかない。
  • あとは時間がないので簡単に。
  • 対抗○はキョウエイマーチにする。一昨年の逃げて2着は凄かった。超ハイペースで逃げて残ってしまうのだから大したものである。その後低迷が続いたが、今年になってまた復活してきた。今回は逃げる馬がいないだけに自分のペースを作れる可能性が非常に高く、直線に坂のない京都コースならば逃げ切り濃厚と私は見た。メンバー的にも昨年、一昨年よりも楽になっているだけにチャンスは大きい。もちろん、逃げ馬は目標とされるだけにそれだけで厳しいものである。
  • 単穴▲はエアジハードにする。安田記念でグラスワンダーに勝ち、天皇賞では休み明けで3着しており、その実力は明らかにメンバーNO1である。今回負けるとすれば「右回り」しか考えられない。私はこれで負けるとなんとなく思っている。
  • 4番手はキングヘイローにする。懲りずに指名する。いつか爆発するはずだと信じている。長い距離では厳しいが、マイルならば一発あっても不思議はない。難しい気性さえ出さなければ強いはずである。なんとか復活してもらいたい。
  • 5番手はエイシンガイモンにする。2000mで好走していたからズブくなったなあと思っていたら、1400mで完勝してしまった。ということは、2000mの好走はズブくなったからではなく、根本的な実力が上がったから2000mにも対応できたということになる。ならば得意の1600mだったらもっと強い走りをするはずである。そこに期待したい。
  • 6番手はダイワテキサスにする。去年の勢いを考えると、このまま終わるような馬ではないと思う。叩かれ上昇型なので、体調はさらに良くなっているはずである。関屋記念で完勝しているように、距離だってこなせなくはない。展開次第では一発あると私は思っている。
  • 7番手はアドマイヤカイザーにする。前走の上がり33.6は圧巻である。負けたものの、あんな末脚を見せる馬はそうはいない。こういう馬は大きな舞台で一発をかますものである。実績のない馬を買うのであれば、先行する安定度の高い馬よりはこういう決め手を持っている馬を選択したい。
  • 8番手はビッグサンデーにする。去年の2着馬であり、前走も1400mで3着にがんばっていることを考えると、今年もチャンスはかなり大きいと思う。とりあえず、先行馬が残るならブラックホーク、キョウエイマーチ、キングヘイローあたりだと思っているので、同型のこの馬の評価を下げた。まあ、今まで買っていなかったから今さら買えないということもあるが。
  • 9番手はミッドナイトベットにする。実績はあるだけになんか嫌な感じもするが、とりあえず距離が短いと判断した。
  • 10番手はザカリヤにする。今年のマイルCはそんなにレベルが高くなかったと思っているし、前走の走りも悪すぎた。古馬G1で通用する実力はまだないと私は判断した。
  • 11番手はエイシンルバーンにする。前走カシオペアSを勝っているのはいいが、先行するタイプなので、強い相手と戦うには展開が厳しくなる。さすがに今回は出番はないと思う。
  • こんなところですかね。
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    G1マイルCS出走馬
    (簡単バージョン)
    馬名 買い&消し
    エアジハード
    (牡5・蛯名57)
    買い 安田記念優勝、H10富士S優勝など。今年の安田記念を勝っているのに、マイルの格付けでは最上位ということになる。しかもグラスワンダーに勝ってのものだけに、その価値は相当高い。前走も初めての2000mで休み明けにも関わらず3着に好走しており、この馬の能力の高さを改めて証明した。叩かれた上積みも見込めるし、マイルならば負けられないところだろう。
    消し 東京で4勝をあげているように左回り巧者という可能性がある。休み明けだったとはいえ新潟の谷川岳Sで2着に負けており、G1級の実力馬であれば休み明けでも勝ってもらいたいところだ。となれば、右回りはそれほど強くないかもしれない。それに香港のレースを控えているだけに、究極に仕上げるということもないだろう。こういう油断はレースには出てしまうものである。
    ブラックホーク
    (牡6・武豊57)
    買い スワンS優勝、H10ダービー卿CT優勝など。マイル戦は9戦して5勝2着2回3着1回という安定した実績を誇る。典型的なマイラーと言っていい。前走1400mのスワンSを完勝しており、勢いは非常に感じるだけに、距離延長がプラスであれば、当然勝ち負けになるはずである。1年以上の休み明けだった関屋記念でも2着しているように、ラストの直線に坂のないコースもこの馬に合っていると思える。ある程度先行しても失速することなく走り抜けることができるだろう。
    消し 京成杯AHでトップハンデだったとはいえ3着に負けているように、どうもポカをしそうというか、もう一つ大物感が出てこない馬である。去年の安田記念でも惨敗しているように、G1の器ではない可能性もある。どちらかというと先行するタイプなので、ラストの直線勝負の決め手勝負でどうかという感じもするだけに、ラストのラストで交わされて3着ということも想像できてしまうのが恐い。
    ビッグサンデー
    (牡6・武幸57)
    買い 去年の2着馬。マイルを得意としている。前走も3着と好走。先行してしぶといタイプで安定度はけっこうある。
    消し 3着4着が多いように決め手がないのが気になる。特に今年は1勝もしておらず年齢的な衰えも感じられる。
    キングヘイロー
    (牡5・福永57)
    買い 東京新聞杯、中山記念と強い内容で勝っている。距離はこれくらいの方が合っているはず。ムラのあるタイプなので前走7着は関係ない。一発を秘めるタイプである。
    消し とにかく気性が難しくレースに集中できないことが多い。安田記念、宝塚記念、天皇賞とG1では惨敗しているので、その程度の器ということも考えられる。
    エイシンガイモン
    (牡7・芹沢57)
    買い 前走セントウルSを完勝。最近はズブくなって2000mで好走するようになっていたが、1400mでこれだけのレースができるということは、得意のマイルに戻ったら、とんでもない走りをする可能性もある。
    消し 今年はローカル重賞を中心に使っているように、中央のトップクラスとの対戦があまりない。過去においてG1ではあまり成績が良くなく、実力不足という印象が強かった。年齢的に大きく成長したとは思えないが。
    キョウエイマーチ
    (牝6・秋山55)
    買い 一昨年の2着馬である。ハイペースの逃げで残ってしまったのをよく覚えている。この馬を楽させたら捕まえるのは容易ではない。最近は気性が大人になってきているらしく、安定したレースも期待できる。
    消し 前走ダートを走っているのが気になる。逃げる馬はどうしても目標にされやすいだけに、G1ではなかなか勝てないものである。年齢的なものもあり、4歳時の勢いも感じられない。
    ザカリヤ
    (牡4・柴田善55)
    買い マイルC2着。マイル戦は4戦2勝2着1回3着1回と安定した走りを見せている。前走は休み明けで古馬初挑戦を考えれば仕方ない。G1連対実績があるのだから巻き返しは十分にあり得る。
    消し 前走負けすぎである。古馬との実力の違いを感じずにはいられない。今年のマイルCはあまりレベルが高くなかったとも考えられ、古馬G1で好走できるほどの実力はないように感じる。
    ダイワテキサス
    (牡7・四位57)
    買い H10関屋記念優勝、H10オールカマー優勝など。去年の夏の走りはかなり強いものだった。潜在能力が高いのは間違いはない。関屋記念完勝からもマイルは問題ない。叩かれ上昇型なのでそろそろ爆発しても不思議はない。
    消し 去年の勢いに比べると、今年はあまりに寂しい内容である。そういう意味では勢いは感じられない。年齢的な衰えがあるのかもしれない。
    ドラゴンライト
    (牡6・松永幹57)
    買い 京成杯AH2着。このときは後方から鋭い切れ味でブラックホークを差し切った。うまく展開がはまれば面白いかもしれない。
    消し 前走アイルランドTで惨敗しているので、ムラのあるタイプなのかもしれない。京成杯も軽ハンデだったわけだし、それで負けている。定量のG1でさらに着順が良くなるとはちょっと考えづらい。
    エイシンキャメロン
    (牡4・安藤勝55)
    買い 朝日杯3歳S2着など3歳から4歳春までは連を外さない強い走りを見せていた馬である。NZTとマイルCでは惨敗に終わったが、連戦の疲れということも考えられる。また前走の惨敗も休み明けがダメだったのかもしれない。となれば、巻き返しはあっても不思議はない。
    消し ふつうに考えれば単なる早熟馬ということになる。レースのレベルが高くなるにつれて成績が落ちているのだから、そう考えるべきだろう。前走惨敗を考えても巻き返しは難しい。
    ニッポーアトラス
    (牡6・ロバーツ57)
    買い アイルランドTを勝ち勢いはある。休み明けを叩かれた上積みも期待できる。ここ数年はアイルランドTからの参戦の馬が好走しているだけに、注目である。
    消し 本来は中距離馬である。少し距離が短いと思われる。前走はメンバーに恵まれたという感じが強い。しょせん重賞を勝っていない馬だし、格不足は否めない。
    ブリリアントロード
    (牡5・山田和57)
    買い 新潟大賞典、新潟記念と重賞を2勝した。前走の京都大賞典でも4着とがんばっており、その実力を証明している。勢いもそれなりに感じることができる。
    消し 重賞2勝はいずれも新潟の2000mである。他の馬場では惨敗することもあるだけに、新潟巧者というイメージが強い。また距離も短い感じがする。
    ミッドナイトベット
    (牡6・河内57)
    買い 国際G2の香港国際Cでレコード勝ちしている実績を持つ。今年も金鯱賞を勝っている。その実力が高いことは明白である。前走惨敗も休み明けなら仕方ない。叩かれた上積みでどこまで巻き返せるか。
    消し この馬は強いのか弱いのかよく分からない。大きなレースを勝っているのだから強いのだろうが、惨敗も多すぎる。G1では信用しづらいタイプだ。距離もマイルは少し短い。
    スギノキューティー
    (牝5・石橋55)
    買い 去年のNHKマイルCで3着した実績を持つ。最近では朱鷺Sで3着した。切れ味が鋭いタイプなので、はまれば一発あるかもしれない。
    消し 古馬になってからは重賞での好走はほとんどない。完全に頭打ち状態である。ましてG1ではとても戦えそうにない。前走も14着に負けているし、勢いも感じられない。
    アドマイヤカイザー
    (牡4・横山典55)
    買い ラジオたんぱ賞2着したときは、先行馬有利の馬場だったのに最後方から突っ込んできての2着だっただけにその価値は高い。前走も2着に敗れたものの、上がり33.6という末脚を見せており、その切れ味をまざまざと見せつけた。展開次第では一発あるかもしれない。
    消し なんだかんだで前走オープン特別を負けている馬である。切れ味が鋭いのは認めるが、展開に左右されるというのは大きなマイナスである。G1だと先行馬もそうはばてないので、切れ味だけではとても戦えない。
    エイシンルバーン
    (牡4・熊沢55)
    買い 3歳時に頑張っていた馬がようやく復活してきた。現在2連勝中と勢いはかなり感じる。前走のカシオペアSも先行して押し切るという強い内容だった。マイラーという評価をされてただけに1800mで勝ったのは大きい。
    消し 前走はしょせんオープン特別である。一気にメンバーが強化されるだけに大きなことは言いづらい。まして同型の馬がごろごろいるだけにレースの流れに乗るのも難しい。
    スピードスター
    (牡7・上村57)
    買い 後ろから勝負する馬なので展開次第では分からないか。
    消し 1200mを中心に使われており明らかに距離が長い。これだけのメンバーを相手にするのに、マイル以上で1勝もしていないようでは話にならない。前走オープン特別で5着に負けていることから勢いも感じられない。
    チェックメイト
    (牡5・藤田57)
    買い 前走準オープンとはいえ京都1600mを勝っているのは大きな魅力である。勢いは十分に感じられる。ほとんど掲示板を外さない安定した走りが特徴である。
    消し 前走もハナ差で勝っているように、準オープンをなんとか勝ち上がったという感じがする。オープンに慣れるまではまだ時間がかかりそう。ましてG1では相手にもさせてもらえない可能性が高い。正攻法のレースをするだけに一発も望めない。
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