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G3新潟記念の反省

G3新潟記念の結果
1 3-06ブリリアントロード 山田和 1.59.8---36.2 452kg-6 8人気
2 4-08ホッカイルソー 蛯名 2.00.1235.9 500kg+4 1人気
3 8-15エイシンガイモン 芹沢 2.00.3136.5 462kg-2 4人気
4 6-12プロモーション 江田照 2.00.3クビ35.9 498kg+6 12人気
5 3-05ナリタルナパーク 佐藤哲 2.00.43/436.3 446kg-2 3人気
単勝1650円 枠連800円
複勝450円 160円 280円 馬連3230円
予想と見解
G3新潟記念の感想
  • もう何も言うことはありません。ボックスで選んだ5頭が1頭も掲示板にも載らないのだから、ただ恥ずかしいだけです。別に狙いすぎたというつもりもなかったのですが、ここまで軽ハンデ馬が惨敗するとは思わなかったです。完敗です。結果的には斤量を背負っている実績馬が上位を占めていることからも、実力が違いすぎたということでしょう。ローカルハンデ戦だと、どうしても軽ハンデ馬が絡むというイメージが強いが、こんなこともあるということでしょう。
  • 勝ったのはブリリアントロードであった。まあ、新潟大賞典を勝っているのだから、ここで好走しても何の不思議もない馬だが、それにしても、前走前々走は何だったんだ?と言いたくなるような快走である。こういうムラのある馬は、だいたい気性に問題を抱えていて、スムーズにレースを運べれば強い勝ち方をするが、そうでなければ惨敗するという極端なレースをすることが多い。そういう意味からは、いつ走るか分からないタイプであり、人気がない時こそ狙い目の馬である。それにしても8人気まで人気が落ちているとは思わなかった。単勝をとった人は笑いが止まらないだろう。
  • 2着はホッカイルソーであった。まず道悪だったことが大きかった。この馬はとにかく道悪は巧い。私はスピード不足だと評価したが、道悪ならば話が違う。もともとG1でも結果を残しているほどの実力を持っている馬である。パワー勝負ならば、ここでは力が違うという感じだ。2着でも不満を感じてしまう。それにしても、後方からの競馬でここまでやるとは驚いた。さすがに蛯名騎手である。1人気で斤量を背負っていると、どうしても前に行きたくなるものだが、最後まで我慢していたのはさすがとしか言いようがない。でも、ローカル重賞で2着ということは、中央ではちょっと出番はないかもしれないなあ。
  • 3着はエイシンガイモンだった。やっぱり2000mがベスト距離に変わってきてるのだろうか?またまたの好走に私はけっこう驚いてる。斤量も56.5だったのだから評価してあげないといけないだろう。そうは言っても、このレース内容では中央重賞での好走は厳しそうだ。今後もローカル重賞を中心とした戦いになりそうだ。
  • 4着はプロモーションであった。掲示板はあっても連対はないと思っていた馬だから、結果としては予想どおりだが、展開がまったく違っていた。ある程度先行しての掲示板だと思っていたら、追い込んでの4着である。今までは先行して決めて不足で負けていたが、前回今回のように差し脚を生かすような競馬の方が合っていると思われる。今回のように届かないケースも多いとは思うが、この作戦に徹していればまた勝てると私は思う。
  • 5着はナリタルナパークであった。この馬に関してはよく分からないというのが正直なところである。佐藤哲騎手が「不利がなければ3着はあった。良馬場ならば突き抜けていた。」と豪語したのだから、もしかしたら強い馬なのかもしれない。私にはどうしても強いように感じないのだが、それなりに結果を出したのだから、それなりには評価しないといけないのだろう。
  • グランドシンザンは6着であった。スムーズな競馬ができてこの結果では実力不足としか言いようがない。オープン特別で頑張ってもらうしかない。
  • メイショウバチカンは7着であった。この馬もいい感じだったが、最後の直線はさっぱり。やっぱり重賞では実力不足ということになりそうだ。
  • マチカネヤマビコは8着であった。しょせん準オープンの馬だし、ムラのある馬だから負けても文句は言えないが、それにしても走らなかった。「馬場が向かなかった」というコメントもあるが、基本的には実力不足なんだろうな。
  • ロングワールドは9着であった。ここ2戦は安定した走りを見せていた馬がここまで負けるのだから、基本的には疲れではないだろうか。ここ2戦は出来すぎという感じもするだけに、やむ得ない惨敗と言えそう。
  • マルゴウイナーは10着であった。前走強い勝ち方をしていたので、重賞でもと思ったが、ちょっと気性に問題があるようだ。あんなに前に行きたがっては直線伸びるわけもない。スムーズな競馬ができるかどうかで、結果がまったく違ってくるムラのあるタイプだと思われる。今回は負けたが、どこかで大仕事をやりそうな感じもする。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3新潟記念の予想
    結論
    下記5頭の馬番連勝複式にします。

      ◎マチカネヤマビコ
      ○マルゴウイナー
      ▲ロングワールド
      △グランドシンザン
      △メイショウバチカン

    にへい君の見解
  • 絶不調の夏競馬。中央重賞のような常識が通じないのは分かっているが、当たらないどころか予想そのものが見当ハズレだから頭が痛い。札幌記念も絶対ないと思っていたファレノプシスが2着だし、私の予想はどん底状態と言っていい。今回の新潟記念もハンデ戦ということもあり、何を重視して考えるべきかさっぱり分からない。もう難しいことは考えずになんとなく選択する方が当たりそうな気がしてくる。とは言え、このページの趣旨はそういうものではないので、とりあえずマジメに予想してみたい。本当にマジメに考えたのか?と言われそうな結論になりそうだが。
  • 私の本命◎はマチカネヤマビコである。まだ準オープンの馬であるが、前走のBSN杯2着、去年の北九州記念2着とオープン実績は十分にある。前走のBSN杯であるが、別定重量の56kgで好走したのは大きい。去年は北九州記念を軽ハンデで好走し、自己条件は楽勝かと思いきや、連対もできない有り様だった。これはきっと軽量じゃないと走らない馬なんだなと思っていたところの好走だけに大きな意味を持つ。スローペースだったとはいえ先行して押し切っているように、展開も問わないタイプだろう。前走とまったく同じ条件で走れるのも大きなプラスであり、距離コースはまったく問題ない。北九州記念の実績からも2000mはベストの距離であることもつけ加えておく。そして、去年の北九州記念と前走の好走を考えると、いわゆる「夏馬」である可能性が高い。去年は続く小倉記念でも5着(斤量56kg)と好走しており、夏を得意としているとしか思えない。去年の新潟記念のように中央重賞でも勝ち負けできるオフサイドトラップのような存在がいれば話は別だが、今回のメンバーは中央重賞ではとても戦えないようなメンバーである。この馬がつけいる隙はいくらでもある。まして、前走の斤量56kgから一気に4kgも減る斤量52kgでの出走である。プロモーションの比較で言えば+2kg重かったのが、今回は1kgも逆に軽くなるのだから、少なくてもプロモーションには負けられない。つまりは、少なくても前走のBSN杯組には負けられないということになる。あとは別路線組がどうかであるが、前述したとおりそんなに強いメンバーは揃っていない。平坦コースならではの軽量馬の前残りが目に浮かぶようだ。しかし、不安が多いのも事実である。まず、まだ準オープンクラスの身であることを認識しないといけない。なんだかんだで重賞である。いくら軽量とはいえ準オープン馬が勝てるほど甘いレースではないのも事実である。条件馬でも勝ってしまうのが夏のローカル重賞だと言われれば否定はできないが、だからと言ってそんなに簡単に勝てるほど甘いものではない。こういうタイプはムラはありそうなので、絶対的な信用は置けないし、前走好走しているのがかえって不安になってしまう。前走で馬体重が大きく減っているだけに、反動がありそうな感じもする。いくらローカル重賞とはいえ、本当にこの馬を本命◎にしてしまっていいのだろうかという気持ちは正直ある。でも、他に魅力的な馬はいないというのもまた事実である。やはり斤量52kgならばこの馬の勢いに賭けてみたいという気持ちになってしまう。
  • 対抗○はマルゴウイナーである。この馬は前走準オープンを勝ち上がったばかりで、重賞・オープンの経験はまったくない(と思う)。そんな馬をなぜここまで評価するかと言えば、それは前走のレース内容が凄かったからである。準オープン戦とはいえ、ハイペースを先行してそのまま押し切り、後続と5馬身差というのはレベルが違いすぎたとしか言いようがない。しかも休み明けでこの走りである。リフレッシュして馬が大きく変わったとしか思えず、ハンデ戦の重賞ならば勢いで十分に押し切れると私は判断したわけである。タイムも1.46.1と優秀なものだった。距離延長がどうかとは思うが、距離2000mでサイレントハンターと3/4差の勝負をしていることを考えれば守備範囲と考えていいだろう。斤量も54kgは、まあまあというところで、可も不可もないところだろう。とにかく、前走の走りは凄い迫力だったのが忘れられない。とはいえ、やはりオープン実績がないのは大きな不安である。準オープンで強い勝ち方をした馬が、オープン初挑戦で惨敗するケースは数え切れない。それくらいオープンはレベルの高いものなのである。さらに、前走はハイペースというのが良かったと思われる。この馬はかなり気性が荒そうで、スローペースに折り合えるような器用なタイプではないように感じた。先行馬有利のコースなので、ペースが遅くなることはないとは思うが、平均ペースでも折り合えない可能性もあると思う。まして距離が200m延びるのだから、なおさら折り合いは難しいかもしれない。それに、前走は休み明けなのに大幅馬体重減での快走である。2走ボケの可能性も高そうである。惨敗も十分に考えれるだけに、信用度はそんなに高くないと言えそうだ。まあ、そうは言っても、やっぱり前走の走りは凄かった。勢い重視の夏のローカル重賞では、こういう馬は外しづらいものである。
  • 単穴▲はロングワールドにする。ここ2戦の走りがとにかく良い。七夕賞3着、小倉記念4着である。七夕賞3着はハンデ50kgだからそんなに評価はできないが、小倉記念4着は斤量56kgでの好走だけに高く評価しなければいけない。上位3頭には大きく離されたのも確かだが、とにかく56kgを克服したことを評価したい。別定戦で好走したから、今回はちょっと斤量を背負わされるかもと思ったが、決まったハンデは51kgと前回よりも5kgも減るという超恵量である。ここ2戦の勢いを考えれば、十分に戦えるハンデと言える。しかも、福島、小倉は直線が短く、どうしても追い込みきれなかったが、新潟の長い直線ならば追い込みも届くだろう。平坦コースなので、追い込み馬がきついことに変わりはないが、それでも福島・小倉よりはずっとましである。小倉・福島で好走できるのであれば、新潟ではさらに良い走りができるはずである。距離も2000mがベストだと思えるし、この馬にとってはラストチャンスともいえるレースとなりそうだ。しかし、3着・4着と好走で終わっている馬というのは、いつまでも好走で終わるものである。特にこの馬の場合は、勝ちにいっての好走というよりは、勝ちを意識せずに自分の走りをしての好走という感じがするだけに、こういう馬が勝ちにいくと惨敗で終わるという展開も予想される。かといって他力本願ではやっぱり3着までかもしれない。そういう意味では、しょせん軽量馬はその程度のレベルの馬だということなのである。まあ、私もそんなに大きく期待しているわけではないが、このメンバー構成ならば一発あっても不思議はないかも、と思ったので思いきって指名した。
  • 4番手はグランドシンザンにする。まだオープン入りしたばかりの馬なので、よく分かっていないのが正直なところである。とりあえず前走のBSN杯4着を評価した。スローペースで後方からの競馬では先頭までは届くわけがないし、多少不利があって脚も余っていたようである。もう少し速い流れならばチャンスは十分だろう。斤量も前走56kgから2kgも減るわけだからまあまあ恵まれたと言えるだろう。まだオープンでは実績不足というのは否めないし、何となく掲示板はあるが連対はないタイプという感じもするだけに、あまり信用できないのも確かであるが、勢いはそれなりに感じるだけに、底を見せつつある実績馬よりは魅力があると思って、ここまで評価した。まあ、この馬のことをよく分かっているわけでもないので、惨敗されても文句が言えない。
  • 5番手はメイショウバチカンにする。この馬のこともよく分かっていないが、いちおう鳴尾記念5着を評価してみた。メンバーが弱かったとはいえ、宝塚記念のステップレースに位置づけられている別定G2での5着はやはり高く評価しないといけないと思う。ローカル好走とはちょっと違うとどうしても感じてしまう。まして、ハンデ53kgならばチャンスは十分だろう。2000mで4連対という実績があるだけに距離延長もプラスである。とはいえ、前走北九州記念12着はあまりに問題である。いくら1800m戦だったとはいえ、ハンデ53kgでこれだけ負けるのはあまりに問題である。過去の実績を見ると、好走と惨敗を繰り返してのが目立つので、安定度がないのがよく分かる。となれば、惨敗の後は好走だと思いたいが、重賞ではそんなに甘くもないかもしれない。とにかく、安定度がないというのは信用度は高くないということである。鳴尾記念では直線でいい感じで伸びてきたと思ったら、止まってしまったように、重賞で通用するほどの決め手もないようにも感じる。そう考えると、今回も苦しい戦いになるかもしれない。でも、鳴尾記念5着馬がハンデ53kgというのはやはり魅力的である。距離延長で一変というのにどうしても期待したくなる。
  • 6番手はマーベラスタイマーにする。日経新春杯4着、アルゼンチン共和国杯5着、七夕賞5着とハンデ戦ながらG2でも好走した馬である。前走も1人気に推されるなどその実力を高く評価されている馬である。今回は新潟得意の柴田善騎手が騎乗するだけに、どうしても気になる1頭となる。まして騎乗停止明けとならば気合い十分である。前走1人気で負けた馬が、その次のレースで巻き返すというのはよくあるパターンなので注意は必要だ。しかし、最近のこの馬の好走は2500m前後に集中しすぎてる。2000mという距離はちょっと短いとどうしても思ってしまう。七夕賞で好走しているので問題ないというようにも考えられるが、しょせん5着だったわけだし、その時と同じ斤量54kgでは連対まではどうかと思ってしまう。前走の走りからも新潟コースとの相性もいまいちではないだろうか。まあ、そういうことで私はあまり評価していない。でも、柴田善騎手というのはどうしても気になる。本当に消していいのだろうか。
  • 7番手はホッカイルソーにする。皐月賞4着、ダービー4着、菊花賞3着というクラシック実績をはじめ、日経賞優勝など、過去の栄光という点では他を圧倒している。3年という休養を余儀なくされて、8歳という年齢で復帰したのは今年の3月で、それから5戦を消化して、2着1回4着1回とまだまだ走れることをアピールしている。G1実績からも能力が高いことは明白なだけに、前走僅差の4着という上昇度も考えれば、今回こそいよいよ復活かと期待したくなるのは当然である。そういう意味では注目の一戦である。しかし、私は新潟のスピード馬場での好走は難しいと思っている。どちらかと言えばステイヤーのこの馬に2000mという距離は短い感じがするし、不良馬場の日経賞を勝っているようにパワー重視という感じもするだけに、新潟2000mというイメージとはちょっと違うような気がしてならない。まして、ハンデが56.5kgということも考えると余計に買いづらい。そういうことで私はあまり評価していない。まあ、ここで勝てるようなら本当の意味での復活といえるだろう。
  • 8番手はニシノダイオーにする。前走小倉記念2着であっと言わせた馬である。中団から差してきており内容も良かっただけに、今回もチャンスは大きい。まして、前走の斤量56kgより2kgも減るハンデ54kgである。前走以上の走りをしても何の不思議もない。前走のタイム1.58.5というのも優秀だった。距離2000mももちろんベストだろう。しかし、私はどうしてもこの馬を評価する気にはなれない。これと言った根拠はないが、こういう馬は続けて好走しないものだと思っている。前走2着は、アンブラスモアがけっこう速いペースでレースをすすめたので、切れ味よりも粘り強さが生きる流れだったと私は思う。だからこそ、決め手のないこの馬でも2着に来たのだと思う。でも、今回のレースではアンブラスモアほど飛ばす馬はいないはずである。となれば、直線での決め手を持っているかどうかが勝負の別れ目になる。そういう展開だと、この馬はかなり苦しくなると私は思っている。
  • 9番手はブリリアントロードにする。新潟大賞典で14人気で完勝したのが強烈だった。その走りからも新潟2000mでは注目の馬である。もともとUHBを4歳ながら勝ってしまったり、京阪杯2着、京都金杯2着とかなりの実績を持っていた馬だけに、14人気まで落ちる方がどうかしていたわけである。そうは言っても、その次のレースで11着に惨敗してしまうのだから、訳の分からない馬であるのもまた事実である。前走UHB杯で3着と再び好走しているだけに、本当に頭が痛いところだ。とにかく安定度のないことで信用度は高くないのは確かである。今回走るかどうかは正直なところ分からないとしか言いようがないが、新潟大賞典の時のハンデが53kgだったのに対し、今回は56kgと大きく増えていることを重視して、今回は好走できないと私は判断した。
  • 10番手はエイシンガイモンにする。前走函館記念2着と久々に連対して、健在をアピールした。昔はマイラーというイメージが強かったが、最近は新潟大賞典3着など2000mでも好走するようになった。年をとってズブくなってきた証拠かもしれない。そして、新潟といえば、関屋記念2連覇を思い出す。新潟を得意としていることは明白である。関屋記念で上がり33秒台の末脚で快勝したこともあることから、スピード馬場は得意だし、今回はかなりチャンスがありそうである。しかし、私はやっぱりこの馬はマイラーだというイメージが強い。2000mで強い競馬ができるとはどうしても思えない。まして、今回のハンデは56.5kgである。前回の55kgよりも大きく増えた。このハンデではかなり厳しい戦いになると私は思う。最近の2000m実績と、新潟巧者ということから、勝っても不思議はないとは思うが、私は何となく好走できないと感じている。
  • 11番手はナリタルナパークにする。秋華賞2着、中山牝馬S優勝となかなかの実績を持つ。この馬を一言で言うと「よく分からない馬」である。秋華賞では万馬券を叩きだし、中山牝馬Sでも9人気で完勝しているように、まったくノーマークの状態で好走してしまう馬である。しかも、2600mで3着した後に1200mを勝ってしまったこともあるのだから理解に苦しむ馬であることがよく分かる。今回もそういう意味では、まったく読めない馬である。秋華賞の実績から距離は問題ないだろうし、ハンデも53kgなら恵まれた方なので、好走は十分にあり得るだけに判断に本当に悩む。とりあえず、過去の実績は牝馬限定戦ばかりということで、牡馬相手では苦しいのではないか、ということで今回は見送ることにした。
  • 12番手はプロモーションにする。前走のBSN杯の走りはびっくりした。決め手がないとばかり思っていた馬が、上がり34.3という切れ味を見せて快勝したのだから考えを改めないといけない。前走と同じような走りができれば、今回もチャンスはあると思っていいだろう。しかし、私は今回は前走のような好走はないと思っている。理由は単純である。蛯名騎手じゃないからである。私は前走の好走は蛯名騎手のファインプレーだと評価している。この馬が好走している時はいつも蛯名騎手が手綱を握っており、この馬の特徴をよく掴んでいるからこそ前走の勝ちがあると思う。ただ単に作戦を先行から差しに変えれば走るという単純なものではないだろう。江田騎手が下手だとは言わないが、蛯名騎手ほどこの馬のことを熟知しているはずはないのだから、この馬を上手く操るというのは厳しいと思う。ただ、それだけの理由で私はこの馬を評価していないのである。まあ、こんな説得力のない理由だから、好走されても文句が言えないところではある。勢いで2連勝ということも十分にあり得るとは思ってはいる。
  • 13番手はサントフェルテにする。ここ2戦は準オープンとはいえ3着・4着とまあまあの成績を残している。前々走は上がり34.2というなかなかの決め手も見せており、それなりの実力は持っていそうだ。そして、何と言っても牡馬でハンデ49kgというのが大きな魅力である。牝馬であれば47kgなのだからその軽さは半端ではない。調子が悪いとも思えないだけに、このハンデならば、この程度の実績でも何とかなってしまうのではないかと思ってしまう。まあ、そうは言っても準オープンで連対もできない馬が重賞で連対できるわけがないというのが常識的な見解である。いくらハンデが軽くても掲示板が精一杯だと判断したい。
  • 14番手はクリールサイクロンにする。スプリングS優勝というG2実績を持つ馬である。新潟3歳Sも勝っており、重賞2勝馬であることを忘れてはいけない。そして、3歳時とはいえ、新潟コースは2戦2勝うち重賞1勝という実績なのだから、新潟コースで大爆発ということは十分に考えられる。最近はハンデに恵まれても掲示板にも載れないというだらしないレースをしているだけに、勢いという点からはまったく評価できない。この馬が好走するとすれば、新潟適性しか考えられない。あるいは8月に強いとか。まあ、けっきょくは3歳時のデータであまり参考にはならないと思えるだけに、8月の新潟ということで期待するのはちょっと無理があると思う。成長力がなく古馬では通用しない馬だというのが現時点での私の評価である。
  • 15番手はトキオエクセレントにする。H9青葉賞優勝、そして菊花賞4着という実績を持つ。この4歳時の実績から考えると、古馬になってからは連対すらないというのは不思議としか言いようがない。いつ復活するかと思っているうちに、いつの間にか6歳になっていた。気性が悪いので、5歳時に去勢したが、まったく効果がなく、レースぶりに進展が見られない。このような状況を考えると、今回も復活できるとは思えない。G1実績のある馬だけに、会心の一発というのもないとは言い切れないが、私はこの馬に賭ける気にはとてもなれない。
  • 16番手はティーエムビガーにする。この馬のベスト条件は新潟1800mである。ずいぶん昔にBSNオープンを勝っていることでも、それが分かる。だから新潟コースというのはプラスである。しかし、1800mに実績が集中しており、2000mはいまいちという分かりやすい戦績を持っているだけに、2000mはマイナスと思っていい。まして、ここ数戦は凡走続きで勢いもまったく感じない。オープン実績がそれなりにあるのに、ハンデが48kgと非常識に軽いことがかなり気になるが、すでに8歳という年齢からも巻き返しは苦しいと判断したい。
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