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G2日経賞の反省

G2日経賞の結果
1 5-07セイウンスカイ 横山典 2.35.3---35.6 476kg-4 1人気
2 3-03セイウンエリア 岡部 2.36.2536.3 528kg+2 6人気
3 1-01ステイゴールド 熊沢 2.36.3クビ35.9 422kg-12 2人気
4 7-11メジロランバード 吉田 2.36.72.1/236.3 452kg0 3人気
5 2-02シグナスヒロー 加藤 2.36.8クビ36.4 510kg0 8人気
単勝130円 枠連830円
複勝110円 240円 150円 馬連890円
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G2日経賞の感想
  • 今回の結果はかなりショックが大きい。セイウンスカイから流してまさか外れるとは思っていなかった。赤字はあるかもしれないとは思ったが、まさかこんな結果になるとは・・・。セイウンエリアは確かに前走の走りがかなり良かったので、けっこう頑張るとは思ったけど、まさか連対までは届かないと思っていた。しかし、現に来てしまったのだから私が甘かったことは間違いない。ただ、この馬が強くなったというよりは、他の馬があまりにだらしなかったと私は思う。これで別定G2とは笑ってしまう(単なる負け惜しみにしか聞こえない。(T_T))。まあ、とにかくセイウンスカイが力の違いを見せつけたことで天皇賞がいよいよ盛り上がってきた。3強対決は果たしてどんな結果になるのだろうか。
  • 勝ったのはセイウンスカイであった。これは特に述べることはないだろう。このメンバーでは力が違いすぎた。当然の楽勝である。前述したとおり、これで天皇賞がますます面白くなった。この馬が菊花賞の時のようにハイペースで逃げるのだろうか?上がりだけの勝負だと分が悪いだけに、やはり速いペースで逃げると私は思う。ここでブライト、Sウイークがどう出るかが勝負の分かれ目だろう。ついていけばラストの伸びに影響するし、簡単に逃がせば菊花賞の時のように影を踏ませず終わってしまうかもしれない。主導権を握ることは、それだけで大きなアドバンテージであることは確かである。ただ、阪神大賞典では2強は早め早めの競馬を心がけた。これはセイウンスカイを意識しての作戦だったのではないだろうか?武豊、河内とも長距離レースには絶対の自信を持っている。この2人の術中にはまると意外と簡単に陥落することもありそうだ。結局のところ、馬の実力というよりは、騎手の駆け引きで勝負が決まるような気がする。
  • 2着はセイウンエリアであった。来てしまったものは仕方ない。素直に成長を認めよう。この馬も本当に強くなった。長距離レースでは今後とも目が離せない。G1ではさすがに実力不足だと思うが、G2までなら堅実な走りを見せてくれるだろう。ただ、相手があまりにだらしなかったのも事実であると思う。とりあえず今日だけでは判断しづらい面もあるので、コメントはこれくらいにさせてもらいます。
  • 3着はステイゴールドだった。馬体重も減っていたし、道中の手応えもかなり怪しかった。また惨敗だな、と思われたが、さすがに直線は伸びてきた。まあ、それでもG1連対3度という実績を考えれば、この走りはやはりだらしないと言いたい。それにしても、何でここまでG1以外だと走らないのだろう。本当に不思議でしょうがない。やっぱりG1に体調を合わせていくタイプだということなのか。G1ではまた好走してしまうのだろうか。本当に分からない馬である。
  • 4着はメジロランバードであった。また4着か、という感じもしないではないが、今回は道悪が全てだろう。これでも菊花賞4着馬である。軽い馬場ならばもっと走るはずだ。天皇賞春では相手が強すぎるだけに、勝つチャンスもあるとは言いづらいが、見せ場くらいは作ってくれるだろう。
  • 5着はシグナスヒーローであった。まあ、一発屋なので、今回ははまらなかった、というだけのことだろう。実力的にはこんなもんなので、特に言うことはない。中山専門の馬だけに、中山の長距離重賞が終わってしまったのは、あまりに痛い。年齢的にはもう終わりかな。とりあえず、ごくろうさま、と言いたい。
  • マウンテンストンは7着であった。 セイウンスカイをマークして先行していた時は、かなりいい感じで、やったか!と一人思ったが、3角で一杯とはちょっとだらしない。全盛期はここまでひどい走りはしてなかったので、やはり年齢的な衰えなのかもしれない。
  • サンデーカイザーは8着であった。この馬場で後方からの競馬はあまりに厳しい。基本的によく分かっていない馬なので、コメントしづらいが、やはり重賞では通用しないタイプなのだろう。
  • ナリタルナパークは9着であった。牝馬であることを考えれば、仕方ない結果である。2500m以上の重賞で牝馬が好走するのは、よっぽど実力が抜けていないと無理なのである。私としてはこれが普通だと思う。
  • ホッカイルソーは10着であった。前走8着だったので、それよりは上に来ると思ったが、かえって急激なペース変動についてこれなかったようだ。やっぱり、3年のブランクを考えると、そんな簡単には復調しないのだろう。もっと、ゆっくりと見て上げなくてはいけないのかもしれない。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G2日経賞の予想
    結論
    馬番連勝複式 軸7--1-2-6-8-11-12

      ◎セイウンスカイ
       ○ステイゴールド
       ▲メジロランバード
       △シグナスヒーロー
       △マウンテンストーン
       △ホッカイルソー
       △サンデーカイザー

    にへい君の見解
  • 天皇賞春に向けての西のステップレースが阪神大賞典と大阪杯ならば、東のステップレースはこの日経賞である。阪神大賞典が3000m、大阪杯が2000mで、日経賞が2500mと何ともうまく距離がばらついている。このレースの傾向としては、天皇賞の有力馬が阪神大賞典に集中することもあり、もう一つレベルが低い有力ステイヤーが集まりやすくなっている。去年、一昨年で言えばローゼンカバリーという感じである。そういう意味では今年はちょっと違う。2冠馬セイウンスカイが出てくるからである。ただ、この馬なぜかもう一つ話題にならない。先週のメジロブライト、スペシャルウイークに話題が偏っていると感じるのは私だけだろうか。そう考えると、今年も準主役たちのレースというイメージがしないでもない。まあ、とにかく今年のレースはセイウンスカイをどう扱うかがすべてだろう。もちろん、この馬を外せば高配当が期待できる。
  • 私の本命◎はもちろんセイウンスカイである。一言で言えば、ここではレベルが違いすぎる。何と言っても2冠馬である。それに菊花賞ではスペシャルウイークに3馬身以上つけてレコード勝ちしているし、京都大賞典では当時4歳ながらメジロブライトを完封してしまった。現2強と言われる2頭にあっさりと勝っている馬なのである。有馬記念4着も、先着したのはグラスワンダー、メジロブライト、ステイゴールドというG1連対経験馬だけである。他に連を外したのはダービーだけであるが、ここでも4着に踏ん張っている。これらの実績を考えても、この馬が別定G2で連を外すなんてほとんど考えられない。ステイヤーが多いメンバーなので、ペースがめちゃくちゃになることもないだろう。マイペースで先行してあっさりと抜け出すことになると思う。ただ、目標にされるのが目に見えているだけに、完全にマークされると出し抜けを食らうこともあるかもしれない。特に今回は休み明けとなるだけに、勝負どころで反応が鈍いと、勢いのある馬にやられる可能性もないとは言えない。スペシャルウイーク、メジロブライトに完勝したのは京都コースだっただけに、荒れた馬場の適性もどうかと思う。それに、スペシャルウイークとキングヘイローが調子いいだけに、ここらへんでオチになるような胸騒ぎもしないではない。まあ、常識的には負けようがないレースと判断すべきレースなので、今回は素直にこの馬を信じたい。
  • 対抗○はステイゴールドにする。これも仕方ない。G1で3度連対している実績は他を圧倒している。3200m〜2000mまで無難にこなしており、距離もベストに近いだろう。中山2500mは有馬記念3着でセイウンスカイに先着していることからも何の問題もない。輸送に難があると言われていたが、天皇賞、有馬記念の走りを見る限り問題なくなった。常識的にはセイウンスカイとこの馬のワンツーで決まりである。しかし、なぜかこの馬はG2では走らない傾向がある。G1の前哨戦でほとんど連を外しているのである。その理由が正直なところよく分からない。今までは輸送が原因だと思っていたが、東のG1でも好走し、前走京都で7着に負けたことで関係なくなった。私には本当に原因が分からない。こういう馬を信じることなんてできるわけがない。ここは広く流す方が無難だと思う。
  • 単穴▲はメジロランバードにする。菊花賞4着が光る馬である。青葉賞2着、ダービー6着と距離が長いと好走しており、典型的なステイヤーだと思われる。ただ、その割には決め手が鋭く、上がり勝負となった方が意外に強い。こういう馬はG2くらいの方がいい結果を出すと私は思う。前走AJC杯4着も最後方から豪快に追い込んでおり、内容的には光るものがあった。距離延長は明らかにプラスなので、ここでも十分にやれる存在だと私は思う。しかし、東京と京都で好走していることからも時計の掛かる馬場はあまり得意でないと思われる。セントライト記念で6着に負けていることから考えても道悪は苦手だと判断していいだろう。AJC杯ではなかなかの脚を見せていたので、良馬場ならば何とかやれる気もするが、ベストは軽い馬場だと私は思う。実績的にも重賞連対は実は青葉賞2着だけだし、ここで好走するにはちょっと実績不足という感じもしないではない。どうしてももう一つ信用できない。
  • 4番手△はシグナスヒーローにする。何と言っても去年の2着馬。とにかく、この馬に前走の成績はほとんど関係ない。展開にはまるかどうかだけなのである。とにかく中山コースと相性が良く、今までの成績をトータルすると2500mがベストのような感じが私はしている。すでに8歳馬だけに上積みは見込めないが、この馬の一発は要注意である。もちろん、一発と言っている以上は、確率的にははまらない可能性の方が高いということでもある。
  • 5番手△はマウンテンストーンにする。この馬は完全なステイヤーである。とにかくジリ脚で決め手勝負だとほとんど置いて行かれる。しかも、去年の夏から絶不調に陥っており上がり目が見られない。まあ、常識的には厳しい戦いになると思われる。しかし、この馬にとって、今の中山の荒れ馬場は絶好の条件である。この馬場ならば先行粘りこみも十分に可能だろう。前走8着で少しは復活の兆しが見えているし、一昨年のこのレースで2着した実績もある。去年のシグナスヒーローのようにあっと言わせることも十分に考えられると私は思っている。少なくても準オープンを勝ち上がったばかりの馬には負けたくないところだろう。
  • 6番手△はホッカイルソーにする。何と言っても2年前に不良馬場のこのレースを勝っている馬である。時計の掛かる中山2500mはベストの条件と言っても過言ではない。確かに3年近くレースから遠ざかっている馬が1度叩かれただけで大きく変わるものかという疑問もあるが、前走1800mの中山記念で8着なら上出来の走りだし、ベストの条件ならば十分に巻き返せるような気がしている。まあ、惨敗されても文句が言えないのも確かなだけに強気にはなれないが、まったくチャンスがないわけではないと信じたい。
  • 7番手△はサンデーカイザーにする。この馬は重賞になるといまいちで、別定G2では荷が重いというイメージが強い。前々走7着、前走4着と勢いもあまり感じることができない。だけど2300m〜2500mのオープン特別で3勝しており、距離はほぼベストだと思われる。去年の阪神大賞典で5着という実績もあるし、長距離ならば何とか戦えるのではないだろうか。あまり魅力を感じないもの確かだが、逆にこういう渋い馬が連対して穴を出すこともあるので、とりあえず押さえようかなと思っている。
  • 8番手はセイウンエリアにする。前走準オープンとはいえ中山の2500mで勝っているのは好感が持てる。内容もけっこう強かっただけに今の勢いならば重賞でも通用しそうな感じはしないでもない。しかし、オープンと準オープンのレベルは意外と違うものである。G1好走馬が斤量的に出走できないG3ならば話は別であるが、G1好走馬が揃う別定G2でいきなり好走できるとは私には思えない。セイウンスカイ以外は大したメンバーではないように見えるが、これらの馬だって準オープンに行けば力の違いを見せつけるに違いない。いくら著しく成長していると言っても、いきなりは無理だと私は思う。
  • 9番手はユウセンショウにする。長距離重賞で3勝しているように、とにかく長距離を得意としている。前走1800mで5着ならば巻き返すチャンスはあるかもしれない。しかし、この馬は典型的なサウスポーである。重賞3勝もすべて東京コースで前走も中京である。右回りではかなり厳しい戦いになる。まして8歳という年齢からして、重賞を勝った時の勢いはまったくない。どんなに頑張っても掲示板が精一杯だろう。
  • 10番手はナリタルナパークにする。前走中山牝馬Sを勝っており、勢いはある。秋華賞2着という実績もあり、侮れない存在である。900万クラスの2600mで3着した実績もあり、距離もまんざらではなさそうだ。しかし、900万で3着に負けていることを考えれば、長距離は合っていないと私は思う。というより、牝馬で2500mの重賞を好走できるのはよっぽど実力が抜けていないと無理なものである。あのメジロドーベルでも2500mになるとまったくダメである。牝馬のハンデ戦を勝ったくらいの実力ではちょっと無理だと私は思っている。
  • 11番手はリキアイフルパワーにする。地方馬であるが現在3連勝中となかなか調子が良いようだ。11勝という実績からもなかなか強い馬であることが分かる。しかし、地方と中央のレベルを考えると、3着以下もかなり多い実績ではちょっと物足りない。中央の別定G2では格が違いすぎると思われる。
  • 12番手はホウエイコスモスにする。昔はオールカマー3着、京都金杯3着など重賞でも意外と活躍していた。先行してしぶとく粘るというのが好走のパターンである。ただ、すでに9歳馬ということもあるのだろうが、最近は全くいいところがない。休み明けというのもマイナスである。さすがにここで好走するのは難しいだろう。
  • 13番手はホウザンブレーブにする。なんかよく分からない馬が出てきた。本当に分からないので何とも言えないが、休み明け、すでに9歳、前走も10着惨敗、というのを見ると話にならないと思われる。たぶん掲示板にも載れないのではないだろうか。
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