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G3ラジオたんぱ賞の反省

G3ラジオたんぱ賞の結果
1 1-02シルクガーディアン 柴田善 1.50.1---37.2 500kg+2 4人気
2 2-04アドマイヤカイザー 武豊 1.50.1クビ36.6 446kg+10 3人気
3 8-15クロックワーク 後藤 1.50.1アタマ37.2 458kg-2 5人気
4 3-05レッドチリパッパー 藤田 1.50.33/437.7 482kg+12 2人気
5 7-14フレンドリーエース 柴田未 1.50.51.1/237.6 418kg-2 11人気
単勝510円 枠連1190円
複勝180円 190円 250円 馬連1220円
予想と見解
G3ラジオたんぱ賞の感想
  • シルクガーディアンが勝った!それが全てです。私の一口馬主馬が勝ったのだから、それ以上はいいでしょう。予想も結果オーライとはいえ、しっかり的中したし、何も言うことはありません。
  • 勝ったのはシルクガーディアンであった。道中は苦しい展開だったけど、よく内から伸びてきた。4角でポッカリ開いたインコースに切れ込む時の一瞬の反応が素晴らしかった。勝因はそこに尽きるでしょう。時計のかかる馬場、相手関係、結果的には経済コースを通れたこととか恵まれた面も多かったが、勝ちは勝ちである。いちおうG1出走馬を相手にしていたのだから、それなりに評価してもいいでしょう。ただ、このメンバーで僅差の勝負をしているようでは、秋の古馬戦線でどうか?という疑問は残る。今回のタイムも時計がかかる馬場といっても良馬場なのだから、ちょっといただけない。今回はうまくいったが、次はさらに相手が強くなるだけに、本当の戦いはこれからということになる。夏は厩舎で調整するようなので、さらなる成長に期待したい。
  • 2着はアドマイヤカイザーであった。向正面で後ろから2番手の位置だったので、「終わったな」と素直に思った。しかし、いつのまにやら直線では凄い脚で突っ込んできた。福島でなかったら十分に届いていたかもしれない。あの末脚を見る限りでは将来性はかなりあると思われる。血統的にもこれからの馬だし、中央場所に戻れば、かなりの走りをしてくれそうだ。
  • 3着はクロックワークだった。しょせんオークス9着馬と思っていたが、このくらいの距離が良いのだろう。私の予想以上の走りである。最後は牡馬にやられた形となったが、最後までよく走っている。リアルシャダイ産駒なのでさらなる成長が期待できる。秋の秋華賞が楽しみになった。
  • 4着はレッドチリパッパーであった。私が予想で述べたとおり、斤量2kgと荒れた馬場が厳しかったと思う。それでも僅差4着なのだから強い馬である。次の目標は秋華賞ということになるだろうが、牝馬限定戦ならばやはり有力候補となるだろう。
  • 5着はフレンドリーエースであった。牝馬にしてはよく頑張っているとは思う。距離もこれくらいが合っているのだろう。ただ、牝馬2頭に負けているのが、ちょっと痛い。秋華賞の有力候補にあげてもいいとは思うが、上の牝馬2頭には力の違いを見せつけられた格好になってしまった。TR戦ならばかなりやるかもしれないけど、本番ではちょっと厳しいかもしれない。
  • マチカネキンノホシは9着であった。ここまで負けるとは思わなかった。今までで最悪のレースとなった。まず荒れた馬場がダメなのだろう。次に正攻法のレースもダメなのだろう。そして不器用だから小回りコースが合っていないのだろう。あまりに条件が悪かったということに尽きると思う。しかし、これから大物になっていくためには、こんなところでこんな走りをしていてはダメである。この馬のことは考え直さないといけないかもしれない。
  • ケイアイジョンは11着であった。今までの堅実な走りからすると信じられない惨敗である。どうやら時計のかかる馬場が堪えたようであるが、これで評価を一気に落としてしまった。今後もあまり期待できないかもしれない。
  • タイキコンコルドは13着であった。パドックで馬っけを出していたので、あの時点で終わったと私は思った。案の定、先行して潰れてしまった。まだ気性的な問題が多いようだ。
  • ケイアイハリケーンは14着であった。いくらハイペースだったとはいえ、福島で先行してあそこまでばてるのは大きな問題である。まあ、休み明けだから今回は見逃せるが、次もやったら能力的な問題ということになると思う。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G3ラジオたんぱ賞の予想
    結論
    馬番連勝複式 軸2--4-5-6-12-13-15

      ◎シルクガーディアン
       ○マチカネキンノホシ
       ▲アドマイヤカイザー
       △ケイアイジョン
       △レッドチリペッパー
       △タイキコンコルド
       △クロックワーク


    にへい君の見解
  • 「残念ダービー」と呼ばれていたレースであるが、最近はちょっと様相が変わってきている。もちろん、ダービーに出走できなかった馬やダービーで惜敗した馬も挑戦してくるのだが、最近は距離適性からダービーに行かなかった馬や外国産馬の参戦が目立つ。つまり、ダービーに関係なかった馬も有力馬となってきているわけである。今回のメンバーを見てみると、ダービーからの参戦は1頭もいないようで、ダービーを狙うもあと一歩届かなかったという馬もいないようだ。ここは単純にローカル重賞と割り切るのが最も良さそうだ。基本的にはマイルCの好走馬と最近調子のいい上がり馬との戦いになると考えるのが普通だろう。とは言ってはみたが、私の応援する馬はそのどちらでもない。もちろんあの馬である。そういうことで、今回の予想も客観的判断に欠けるかもしれませんが、どうぞお許しください。
  • 私の本命◎はもちろんシルクガーディアンである。私の一口馬主の馬であり、どうしても気持ちがそうなってしまう。とはいえ、この馬はかなり強い。実績の数字だけを見るといまいちであるが、その内容を見ると、かなり強い馬であることがよく分かる。まず、皐月賞7着であるが、さすがに力負けの内容だったが、ベスト距離がマイルであることを考えれば、テイエムオペラオーと0.6秒差というのはけっこう凄い。見せ場は十分に作っており、勝ちに行っての着順だけに価値ある走りだった。しかも、体調不良だったとはいえアドマイヤベガとハナ差の勝負をしているのである。そんな馬が弱いわけがない。今回は距離1800mであることを考えても、皐月賞以上の走りは期待できるはずである。次にスプリングS3着であるが、1角で落馬寸前の大きな不利があり、最後なんとか追い込んでの3着である。もし不利がなかったならば、少なくても2着は確保していたはずであり、もしかしたら勝っていたかもしれない。とにかく、単に3着だということで評価を下げるならば、きっと痛い目にあう。そして、前走のさくらんぼS2着であるが、これもまた1角で挟まれ後方からの競馬を余儀なくされたのが痛かった。トップハンデで後ろからの競馬、しかも小回り福島では、差しきれるはずがない。ハンデ53kgのタイキプレンジデントが勝ったことを考えても、同斤量だったら結果は違っていたはずである。休み明けだったのも多少影響したのだろう。そういうことで、負けてなお強しの内容だったことは明白である。このように、この馬はレース内容は常に素晴らしいのである。着順だけに騙されてはいけない。このメンバーならば「負けられない一戦」と言っても過言ではないと私は思っている。しかも、今回は恵まれたことがいくつかある。まず斤量である。さくらんぼSを勝っていれば斤量55kgだったが、負けたおかげで斤量54kgに出走できる。前走のトップハンデとはまったく逆の立場であり、斤量を背負う有力馬に対して大きなアドバンテージとなるのは間違いない。次に、荒れた馬場である。たとえ良馬場でもスピード勝負は期待できない。で、この馬はとにかく道悪はうまい、というか苦にしない。有力馬がけっこう道悪を苦手にしそうなタイプなので、ここでも大きなアドバンテージになる。このように見てくると、この馬が負ける要素がないように見えてくるから不思議なものである。ただ、不安がないわけではない。前走なんだかんだで条件戦で負けたのは事実であり、重賞を勝つ馬ならば、トップハンデだろうが、多少の不利があろうが条件戦ならば勝ってほしいところではある。皐月賞の走りからすると決め手不足という感じもするし、運がないというかどうも勝負弱い。大崩れはしないとは思うが、惜しくも3着という展開になりそうで恐い。マイルCの上位組に実力負けということもあり得るし、絶対的な信用が置きづらいのも確かである。でも、今回ほど条件が揃ったレースはない。皐月賞、スプリングSでも結果を残してきた馬である。ここで勝たずにどこで勝つという感じである。ここは強気で勝負するだけである。
  • 対抗○はマチカネキンノホシにする。やはり相手として最も恐いのはこの馬である。NHKマイルC4着、朝日杯3歳S4着、ラジオたんぱ杯3歳S2着という実績も凄いが、まだ馬が本気で走っていないというか、遊びながらでこの実績というのが凄い。とにかく大物感はたっぷりである。鋭い決め手を持っている馬であり、小回り福島でも十分に差しきれるだけの脚は持っている。斤量54kgも実績を考えれば、恵まれすぎである。距離延長もプラスになると思われる。しかし、この馬はとにかく不器用である。スタートもあまり良くないし、馬群を捌くこともできない。小回りコースはやはり大きな不安である。しかも馬場が悪化するようであれば、ニュージーランドT4歳Sの惨敗を考えても、大きなマイナスになると思われる。実力を出し切れずに終わる可能性も高い。安定度はそんなに高くなく、惨敗もあり得ると私は見ている。
  • 単穴▲はアドマイヤカイザーにする。次に恐いのはこの馬である。休養明けから2連勝と本格化の予感を感じさせる馬である。先行して直線で突き抜けるという横綱相撲で勝ち上がっていることからも、500万で止まるような馬とは思えない。まだ底を見せていないだけに、初重賞挑戦でも実力の違いを見せつけるということも十分に考えれる。鞍上武豊というのも不気味である。しかし、まだ底を見せていないというのは、逆に言えば、そんなに実力はないということかもしれない。重賞の流れにとまどうことだって十分に考えれる。輸送も長くなるのも不安材料である。この馬にとってはあくまでも試金石の一戦だということである。こういう馬はこれ以上の評価はしづらいものである。
  • 4番手はケイアイジョンにする。シンザン記念3着、きさらぎ賞3着、アーリントンC4着と重賞では安定した成績を残している。前走も休み明けの900万条件を力が違うとばかりに圧勝した。しかも1800mでである。かなり大人になったという印象も受けるだけに、今度は重賞でもかなりやれそうである。しかし、本当に大人になったかどうかは分からない。前走は相手が弱かっただけということも考えられる。しょせんG3では連対すらしていない馬である。確かにガーディアンも重賞連対はないし、前走も900万で負けている。しかし、皐月賞7着、テイエムオペラオーと0.6秒差という実績は、G3の裏付けとしては十分すぎる。ガーディアンとこの馬との違いはこれに尽きる。斤量55kgも上3頭が54kgであることを考えれば、大きなマイナスと言える。長距離輸送も心配である。私は半信半疑というのが正直なところである。
  • 5番手はレッドチリペッパーにする。NHKマイルC3着の実績から言って1人気は仕方ないところだ。あのレースで3着した馬が出走してくること自体が反則のような気もする。フラワーCで距離も道悪も経験している。折り合いも問題ない馬だし、死角はほとんどないというのが一般的な見解であろう。でも、私は実は評価していない。もちろんこの馬が弱いと言っているわけではない。もし定量の東京マイル戦であれば、この馬を◎本命にするのは仕方ないところである。しかし、今回は福島の別定G3である。それに、みんなはフラワーCを評価しすぎだと私は思う。まず、今回のポイントは斤量である。牝馬であるこの馬が牡馬と同じ斤量を背負うというのは、どう考えても大きなマイナスである。もしNHKマイルCで牡馬と同斤量だったら3着を確保できただろうか?まず無理だろう。今回とはメンバーが違うと言っても、4着のキンノホシ、皐月賞7着のガーディアンがいるのだから、この馬の置かれている状況はかなり厳しいものだと私は思う。次にフラワーCであるが、私はあのレースを見て、この馬は道悪は苦手だとすぐに思った。得意であればサヤカに負けるわけがない。相手が弱かったから2着しただけである。それに、距離だって、クロッカスS、クイーンC、NHKマイルCを見る限りだとこの馬は1400m〜1600mがベスト距離のような気がする。フラワーCの走りで1800mが大丈夫というのは危険だと私は思う。また、コースについても、この馬は東京のような広いコースが合っている。長い直線でこそこの馬の末脚が生きると私は思う。福島の小回りコースでは届かない可能性が高いと見ている。このように、私は福島1800m、斤量54kg、荒れた馬場という条件では、かなり厳しい戦いになると見ている。ただ、上4頭以外にはさすがに負けられないだろうという感じはする。馬券で押さえるのは仕方ないところだ。
  • 6番手はタイキコンコルドにする。前々走のマイル戦で1.33.8というタイムで快勝している。前走はダート戦だから度外視していいだろう。芝に戻れば、前々走の走りから考えても、オープンでも何とかなりそうな感じはする。ダートで勝っているくらいだから、時計のかかる馬場も問題ないだろうし、藤沢和厩舎の馬だから当然良血馬である。ここで一気に素質開花も十分に考えられる。とはいえ、芝のオープンは初挑戦ということに変わりはない。未知の魅力だけでは、評価はそんなに上げられない。とりあえず今回は様子見がいいだろう。
  • 7番手はクロックワークにする。4歳牝馬特別(東京)で3着の実績を持ち、道悪大歓迎の馬である。1800mは2戦2勝でベストといえる。うまく外枠になったし、この馬としての条件は揃ったと言えそうだ。しかし、はっきり言って今回は相手が悪すぎる。重賞・オープンでも好走している牡馬がいる相手では、かなり厳しい戦いになると思う。レッドチリペッパーのように牡馬相手の実績があれば、まだ期待することもできるが、牝馬の重賞で連対できない馬が、牡馬相手に好走できるとはとても思えない。まあ、そうは言っても、それじゃ他に期待できる馬がいるか?となると、ここから下はちょっとレベルが落ちる感じは否めない。念のため押さえることにしよう。
  • 8番手はケイアイハリケーンにする。芙蓉S優勝という実績を持つ。朝日杯3歳Sはさすがに8着に敗れたが、それ以外では4戦4連対という実績である。朝日杯はG1だから度外視と考えれば、十分にチャンスはあると見ていい。春のG1戦線で疲れている有力馬を尻目にリフレッシュされたこの馬が、あっさりと抜け出すということも十分に考えられる。しかし、常識的に考えて、6か月以上の休み明け、しかも4歳になって初めてのレース、それでいきなり重賞というのは、かなり厳しいものだろう。距離経験もないわけだし、戦績が3歳だけでは能力判断もとてもできない。未知の魅力に期待するにしても、不安の方が大きくなるのはやむ得ないところだろう。
  • 9番手はフレンドリーエースにする。スイートピーS優勝。この時は完勝と言っていいくらい素晴らしい勝ち方だった。1800mも2戦2連対とベストの距離のようである。前走はG1なので度外視と考えれば、G3ならばチャンスありと見たいところである。しかし、スイートピーSのレベルは私はかなり低かったと思っている。現にオークスでは16着と惨敗しているわけだし、500万特別でクロックワークに完敗している。今回の相手は牡馬、しかも外国産馬もいるというメンバーである。相手が悪すぎると私には感じる。まして、斤量53kgで走らなければいけないのも痛いところだ。
  • 10番手はマイネルバイエルンにする。1800mは1戦1勝。駒草賞5着の実績を持つ。前走も900万で4着ならばまあまあである。安定度の高い馬で、堅実に走り、大崩れはない。しかし、パンチ力というか決め手に欠けるイメージがあまりに強い。斤量56kgのガーディアンに、斤量55kgで完敗していることを考えても、同斤量の今回は逆転は難しいと言わざる得ない。初重賞挑戦ということを考えても厳しい戦いになる。
  • 11番手はパーソナルアイズにする。現在2連勝中と勢いは非常に感じる。前走もかなり大外を回ったにもかかわらず、きっちりと差しきっているように、力の違いを見せつけるレースであった。タイムもそれなりに優秀だった。芝もこれで2戦2勝と負けなしである。未知の魅力がたっぷりなだけに面白い存在ではある。しかし、私にはそんなに強い馬にはあまり見えない。2連勝もローカル新潟でのものだし、どこまで評価していいか分からない。前走もそんなに差をつけたわけでもないので、大物という感じもしない。どちらかというと展開に恵まれたという感じがする。このメンバーでは相手が悪いと私は思う。
  • 12番手はビューティーグローにする。クロッカスS3着、クイーンC4着とオープン・重賞でそれなりの走りを見せている。不良馬場で勝っている実績もあり、道悪も苦にしないタイプだろう。休み明けを1度叩かれた上積みも見込めるだろうし、斤量が1kg減るのもプラス材料である。巻き返しがあっても不思議はないとは思う。しかし、やはり牡馬が相手だと勝手が違うと私は思う。牝馬限定戦で勝てない馬が、牡馬相手ではあまりに厳しい。前走も8着と大きく負けているわけだし、このメンバーで巻き返すのはかなり厳しいと私は思う。
  • 13番手はサンユウリュウオーにする。前走500万を3馬身差で圧勝している。勢いは感じられる。しかし、ダートしか経験がないのは大きな問題である。距離も初めてだし、オープンも初めてである。常識的にはあまりに厳しいと言わざる得ない。ただ、道悪で時計がかかるようだとチャンスが出てくる可能性はありそうだ。
  • 14番手はタガジョージップにする。前走500万特別を勝ち上がり勢いを感じることはできる。しかし、短距離しか経験がないだけに、距離延長は大きな不安である。前走も僅差の勝利なので、あまり大物には感じられない。道悪も苦手のようである。
  • 15番手はマティーニにする。カーネーションC5着の実績がある。前走勝っているので勢いもある。しかし、2勝はどちらも短距離レースなので、1800mという距離が不安である。カーネーションC5着も牝馬限定のオープン特別なので、牡馬混合重賞の裏付けにするには厳しいものがある。まして連闘では上がり目も考えづらい。
  • 16番手はヤマニンフューシャにする。2000mで2勝しているので、距離延長はプラスでしょう。しかし、前走斤量50kgで11着に負けている馬が、斤量2kgも増える中で巻き返せるとはとても思えない。500万勝ちも平場のレースだし、大物感はまったくない。
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