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G1スプリンターズSの反省

G1スプリンターズSの結果
1 5-10ブラックホーク 横山典 1.08.2---34.7 534kg+10 2人気
2 3-05アグネスワールド 武豊 1.08.2クビ35.0 508kg0 1人気
3 7-13キングヘイロー 福永 1.08.41.1/234.3 494kg+10 4人気
単勝380円 枠連450円
複勝130円 120円 200円 馬連630円
ワイド280円 450円 480円
予想と見解 好材料と不安材料
G1スプリンターズSの感想
  • 4コーナーでマイネルラヴが果敢に攻めてきたときに「もらったあ」と思ったのに、意外にもあっさりと脱落。そしたらインから白い馬体が突っ込んでくるではないかと思ったら、これもまた伸びず。「やばい」と思った瞬間に、ブラックホークが突っ込んできてジ・エンド。今回も何も言えない完敗に終わりました。今年は本当に当たらないですね。まあ、私の目が節穴だということなんだけど。
  • 勝ったのはブラックホークであった。マイルでラストが甘いからといってスプリント戦ならば好走するのは考えが甘いと思っていたら、考えが甘いのは私の方だった。誰がどう見てもマイル戦より強い内容だった。結果的にはスワンSの快走をもっと評価するべきだったということだろう。今後もスプリント戦では注目の馬ということになりそうだ。
  • 2着はアグネスワールドであった。この馬もこれだけ走れば本当に強いと言っていいだろう。中山の坂も問題なかったし、マイネルラヴに競りかけられても逆に突き放したのだから強い内容だった。ただ、その分ラストが甘くなったがこれは展開のあやだろう。
  • 3着はキングヘイローだった。出遅れたのが痛かった。それがなければ勝っていたかもしれない。1200mがどうかと思ったが結果的には何の問題もなかった。もしかしたら1400mがベストの馬なのかもしれない。ちょっと距離適性が分からなくなった。
  • 4着はマイネルラヴであった。去年と同じような積極的なレースを展開したが、直線半ばで力尽きたように、去年ほどの体調になかったようである。やはり13着からの巻き返しは難しいものだということなのだろう。
  • 5着はレッドチリペッパーであった。私はもっと後ろから競馬をすると思っていた。そうすればもっと切れたのではないだろうか。それでもよく走っている。マイルよりも短距離の方が合っているのだろう。
  • シンコウフォレストは6着であった。先行する馬が後方からレースを進めてはこれが精一杯だろう。まあ年齢を考えれば仕方ない。これで引退で海外で種牡馬になるらしいので、そちらでがんばってもらいたい。
  • マサラッキは9着であった。未だに理由が分からないが、結果的には私が思っていたとおり中山では走らなかった。中山の重い馬場がダメなのか、直線の坂がダメなのだと思う。
  • キョウエイマーチは13着であった。出遅れては話にならない。
  • トキオパーフェクトは16着であった。キョウエイマーチが出遅れたことで、これは粘れるかもしれないと密かに思ったが、4角ではもう一杯だった。G1で好走できる器ではないということなのだろうか。
  • まあ、こんなもんですかねぇ。
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    参考
    G1スプリンターズSの予想
    結論
      ◎マイネルラヴ
      ○アグネスワールド
      ▲レッドチリペッパー
      △トキオパーフェクト

     買い目(馬番連勝複式BOX)
      5-16(1,000円)
      6-16(1,000円)
      4-16(1,000円)
      5-6(1,000円)
      4-5(1,000円)
      4-6(1,000円)

    にへい君の見解
  • 今日は時間がないので簡単にいかせていただきます。すみません。で、私は基本的にこのレースは生粋のスプリンターが勝つと思っているので、そういう視点から予想してみました。つまり、マイルで実績のあるスプリント初挑戦の馬は軽視するということです。
  • 私の本命◎はマイネルラヴである。去年のこのレースの覇者であり、このときタイキシャトルとシーキングザパールを正攻法のレースで負かしてしまったというとんでもない馬である。今年のシルクロードSでも力の違いを見せつけており、スプリントNo1を証明した。国際G1を制したアグネスワールドとの対決が見物であるが、春の時点で子供扱いしていたのだから、まだこの馬の方が力は上だと私は思っている。そのくらい去年の勝ち方は強かったということである。気になるのは前走の13着である。距離が1400mだったし、休み明けは走らない馬だから、巻き返せるという判断をしたが、不安が大きいのも事実である。今回はボックスで勝負する。
  • 対抗○はアグネスワールドにする。春はいまいち君だったが、国際G1を制して評価が大きく変わった。前走のCBC賞も貫禄勝ちといえる内容で、日本のスプリントNo1の座まですぐそこというところまで来た。勢いは非常に感じられ、春は前半のスピードについていけなかったのが、今は楽に先行できるほどにスピードをつけている。圧勝も十分に考えられる。しかし、ちょっと人気になりすぎというか評価が高すぎる感じがする。私はこのレースを勝ってはじめて強い馬だといえるのではないかと思っている。そういう意味でまだマイネルラヴの方が強いという判断を私はした。
  • 単穴▲はレッドチリペッパーにする。1200mの実績がないのが気になるところではあるが。前走の富士Sで3馬身差というのはかなり凄いと思った。この馬はもしかしたらシーキングザパールのようなタイプの馬かもしれないと思って、このような評価をした。ハイペースが予想されるだけに、追い込みのこの馬の一発はかなり驚異だと思う。
  • 4番手はトキオパーフェクトにする。生粋のスプリンターといえばこの馬である。とにかく単騎逃げならばかなり強いレースをする。実力がないわけではないので展開が向くかどうかがすべてである。まあ、逃げることができるにしろ、どんどんつつかれるだろうから厳しい戦いになるとは思うだけに、ちょっと狙いすぎという感じもするが、なんか気になるのである。大穴をあけるとすればこういうタイプだと私は思う。
  • 5番手はマサラッキにする。高松宮記念で念願のG1制覇を果たしたこの馬であるが、私は中山では走らないと思っている。なぜならば去年凡走したからである。私は去年のこのレースでこの馬に期待した。なのに不可解な負けを喫した。CBC賞を圧勝した馬がここまで負けるとは信じられなかった。そして、今年の春は前走凡走にかかわらずG1を制した。これも中京の舞台であった。つまり、CBC賞と高松宮記念と中京コースで強いレースをしているのである。だとすれば、去年凡走した中山では今年も凡走するというのが私の結論である。
  • 6番手はブラックホークにする。長期休み明けから復帰してから4戦したが、勝ったのは1400mのスワンSだけである。それ以外は好走するも惜敗とラストの甘さで負けてきた。となれば、距離が短い方がいいのではないかと思うのは十分に理解できるし、確かにそうかもしれない。でも私は1200mの経験がないというのがどうしても気になる。短距離の方が合っているかどうかは走らせてみないと分からないというのが正直なところであり、私はあまり信用していない。
  • 7番手はキングヘイローにする。この馬も中距離で凡走が続いたので思いきって短距離を使ってきたわけであるが、これも走らせてみないと分からないとしか言いようがない。うまくはまるかもしれないが、惨敗もあり得るということである。私はやっぱこういう馬はあまり評価できない。
  • 8番手はキョウエイマーチにする。短距離G1ではお馴染みの馬である。とにかく逃げて粘るのが信条の馬であり、今年の高松宮記念でも4着に踏ん張った。でも、私はこの馬は中山では走らないと踏んでいる。それは直線に坂があるからである。この馬はハイペースで引っ張って粘るタイプなので、直線の坂は相当に堪えると思う。
  • 9番手はシンコウフォレストにする。去年の高松宮記念を制して、今年も高松宮記念を3着しており、実力は間違いなくある馬だ。でも、前走10着とどうも全盛期の時よりも実力が落ちているように感じる。巻き返しは難しいと私は判断した。
  • こんなところですかね。
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    G1スプリンターズS出走馬
    馬名 買い&消し
    アグネスワールド
    (牡5・武豊57)
    買い 国際G1のアベイドロンシャン賞を勝った実績はかなり凄い。北九州短距離Sで1.06.5という驚異の日本レコードをマークして以来破竹の4連勝である。前走のCBC賞もスピードの違いでハナに立ち、そのまま危なげなく押し切っており、実力の違いを見せつけた格好となった。5歳の秋に完全に本格化したといえ、今の勢いならば楽勝もあり得る。
    消し 1200mの唯一の負けが高松宮記念である。このときはスピードの違いを見せつけられており、G1にはまだまだ力が足りなかったという印象だった。確かに国際G1というのは大きな勲章であるが、日本の実力馬も相当のレベルである。前走はトキオパーフェクトやキョウエイマーチといった常識外れの逃げをかます馬がいないことにも助けられた可能性もあり、春と同じようにG1では惜敗する可能性もある。
    マサラッキ
    (牡7・藤田57)
    買い 今年の高松宮記念を完勝して念願のG1制覇を果たした。1200mで8連対と明らかなスプリンターである。前走は2着に敗れたが休み明けは走らないタイプにしてはよく走っている。高松宮記念を勝ったときも前走は6着に負けていた。叩かれた変わり身は期待できるだけに、スプリント2冠も夢ではない。
    消し 最近の好走は今年の高松宮記念、去年のCBC賞、そして今年のCBC賞である。これらのレースの共通点は、平坦小回りコースだということである。去年のCBC賞を圧勝したのにスプリンターズSで8着に負けたことも考えると、もしかしたら坂のあるコースが苦手なのかもしれないということも考えられる。関東圏で連対したことがないのも気になるところだ。
    ブラックホーク
    (牡6・横山典57)
    買い 長期休み明けの関屋記念でいきなり2着。しかも1.32.0という破格のタイムで走った。その後京成杯AHはトップハンデで3着に敗れたものの、スワンSでは危なげなく完勝、マイルCSも3着に踏ん張って、その実力を見せている。マイルだとラストの踏ん張りが甘くなること、スワンSの内容が強かったことを考えると、距離は短い方が合っているのかもしれない。そうであれば今度こそ押し切ることができるかもしれない。
    消し 1200mの経験がないのは大きなマイナスである。1200mはとにかくスピード重視で、そのスピードはマイルのスピードとは大きく違うものである。マイルでスピードに勝っていたからといって、1200mの方が合っていると判断するのはどうであろうか。マイルで5勝していることも考えると、ベストは1400m〜1600mだと思いたくなる。
    マイネルラヴ
    (牡5・蛯名57)
    買い 去年のスプリンターズSを勝っている。国際G1を勝ったシーキングザパールとタイキシャトルを敗ってのものだけにその価値は相当高い。しかも正攻法のレースだったという内容が最も評価できる。今年もシルクロードSでアグネスワールドに0.3秒差つけて、その実力を見せつけた。前走惨敗も休み明けは走らないタイプなので気にすることはない。次は巻き返してくるはずだ。
    消し 前走13着は負けすぎといえる。いくら休み明けは走らないといってもひどすぎる。まだ調子が上がってきていないのに、スプリンターズSのために無理矢理出走したということも考えれる。となれば、一度叩かれただけで大きく変わるとも思えない。前走より調子が上がるにしろ、前走よりメンバーは一気に強くなるだけに、掲示板がいいところかもしれない。
    キョウエイマーチ
    (牝6・秋山55)
    買い 今年の阪急杯を勝ち、高松宮記念も超ハイペースで逃げたにもかかわらず4着に粘っているように、その能力が高いことは間違いない。阪急杯では2番手からレースを進めて勝っているように、なんでかんで逃げなければならない馬でもない。マイペースでレースを進めることができれば十分にチャンスはある。
    消し ここ最近はG1では好走止まりである。いいところまで行くのだが、ラスト100か200で力尽きてしまう。安定した走りは悪くないのだが、勝ちきるということができなくなっている。関東圏での好走がないので、長距離輸送の心配も否めない。また、個人的には坂のあるコースは苦手なのではないかと思っている。
    キングヘイロー
    (牡5・福永57)
    買い 前走マイルCSで久々のG1連対を果たした。もともと去年のクラシックの3強と言われた馬である。その実力は今さら疑うこともないだろう。今年の走りを見る限りではマイルでの実績が素晴らしく、掛かりやすい気性からもさらに短い距離で実力発揮ということも十分にあり得る。前走の好走は福永騎手への乗替が功を奏したともいえ、福永騎手の勢いも見逃せない。
    消し やはり1200mの出走経験がないのは大きなマイナスである。マイル戦でもスピードで押し切るというレースをしているわけではないので、スプリント適性があるとも思えない。前半のスピードにもついていけないだろうし、後半だってそうは潰れてくれない。長いところがダメだからといって短距離ならば走るというのは短絡的である。
    シンコウフォレスト
    (牡7・四位57)
    買い 昨年の高松宮記念を制している。今年も函館SSで勝っているようにまだまだ元気である。1200mでしか連対していないことからも典型的なスプリンターといえる。無理矢理先行してなんとか押し切るというレースを得意としており、大きいレースでその強さを発揮するタイプである。
    消し この馬は道悪巧者であり、去年の高松宮記念を勝ったときも稍重だった。良馬場でも十分に走れるが、スピード勝負になるとどうしてももう一つ決め手が足りない。それに前走10着は負けすぎである。いくら休み明けとはいえ負けすぎではなか。毎年寒い時期は凡走していることからも、この季節は嫌いなのかもしれない。
    セレクトグリーン
    (牡5・田中勝57)
    買い 去年のスプリンターズSで5着しているし、今年のバーデンバーデンCでも2着している。芝がダメということはない。前走もダート戦だったとはいえ根岸Sをレコードで圧勝しており、勢いは非常に感じられる。先行して押し切るレースを得意としており安定度は高い。
    消し ダートでの実績が圧倒的である。常識的にはダートでこその馬だと思われる。こういう馬が芝のG1で好走することはほとんどない。掲示板はあっても連対はないものである。現に着外はすべて芝でのものである。ここまでレベルが高くなるとさすがに苦しい戦いになりそうだ。
    トキオパーフェクト
    (牡5・岡部57)
    買い 淀短距離S優勝、クリスタルC優勝、中日スポーツ賞4歳S優勝の実績があり、明らかなスプリンターである。とにかく単騎で逃げると強い競馬をする馬である。今回はキョウエイマーチがなんでかんで逃げるということもないだろうから、単騎逃げも十分にあり得る。前走休み明けをダート戦にもかかわらず2着しており勢いはある。叩かれた上積みも見込めるだろう。
    消し レベルの高いレースだと惨敗が多い。自分の競馬ができないともろいタイプであり、ここまでレベルが高くなると自分のペースで逃げることは難しい。持ちタイムもそんなに速くもないし、単に実力がないということも考えられる。
    レッドチリペッパー
    (牝4・ロバーツ53)
    買い 前走富士Sで念願の重賞初制覇を果たした。もともとNHKマイルCで3着するなど、実力を見せていただけに、遅すぎるくらいである。1400mでこれだけ強い競馬を見せたということは、短距離が合っているということなのかもしれない。前走3馬身差という勝ち方はやっぱ評価しなければならないだろう。
    消し 1200mは新馬戦で走っただけで1戦3着1回という実績である。マイルもこなせることを考えると1400mがベストの馬だと思われ、1200mはさすがに短い感じは否めない。後ろからレースを進める馬だけに、1200m戦だと前もそうは潰れてくれない。前走より斤量が1Kg増えるのもマイナスである。
    メジロダーリング
    (牝4・吉田53)
    買い 1200mは6戦3勝2着2回3着1回という成績で距離はベストだと思われる。逃げることもできるし、2番手からでも競馬ができるというように、安定した走りをする馬である。7秒台を2度叩き出している実績もあるだけに侮れない存在である。
    消し オープン実績がないのは痛い。特に古馬重賞の経験がないのは痛い。2ヶ月の休み明けだし、前々走準オープンで2着に負けている。いきなりG1を勝てるほど成長するとも思えないので、ここはさすがに相手が強いといえそうだ。
    ビッグサンデー
    (牡6・武幸57)
    買い スワンSで3着しているだけに距離が短くてもなんとかなりそうだ。去年のマイルCSで2着した実績がある馬であることは忘れてはいけない。しぶといタイプだけに叩き合いになっときは強さを発揮する。
    消し 1600m〜1800mに良績が集中しているだけにさすがに1200mは距離が短いと思われる。前走のマイルCSでも18着に惨敗と勢いもあまり感じられない。
    スピードスター
    (牡7・上村57)
    買い 前走のCBC賞で後方からの競馬で5着まで突っ込んできた。1200mでは安定した力を常に出している。追い込み一辺倒の馬なので展開によっては一発かますこともあるかも。
    消し 前走5着も1秒以上離されては話にならない。オープン以上で連対経験もないようでは、とてもG1は戦えない。
    フェイマスケイ
    (牡6・嶋田57)
    買い 福島民友C2着や谷川岳S3着とオープンでまあまあの実績を残している。1200mで3勝しているので距離はベストだろう。
    消し 前走CBC賞で6着に負けており、実力の違いを見せつけられた。重賞実績がないことを考えても、巻き返しはかなり厳しそうだ。
    トロットスター
    (牡4・ムルタ55)
    買い 中日スポーツ4歳Sで2着した実績がある。1400m以下しか走っていないことからも典型的なスプリンターといえる。前走の富士Sでも4着とまあまあの走りをしている。4歳という若さで勢いも感じられる。
    消し 重賞2着が最高という実績では、G1を好走できるという裏付けにはちょっと厳しい。前走も4着に負けているわけだし、さらにメンバーが強くなることを考えると、巻き返しはかなり難しいといえる。
    ザカリヤ
    (牡4・柴田善55)
    買い NZT4歳S優勝、NHKマイルC2着という実績を持つ。秋の戦績はいまいちだが、G1で好走しているのはフロックのはずはなく、実力はあるはずだ。敗因は精神的なものであれば、立ち直ることも十分に考えられる。
    消し 前走前々走と惨敗しているのが気になる。古馬の厳しいレースについていけないという印象を受ける。1200mも経験がないのでマイナスだろう。勢いが感じられないだけに、いきなり化けるというのも考えづらい。
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