22日(火祝)

ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み

 連休最終日の食前酒は「ザ・プレミアム・モルツ ダイヤモンドの恵み」。 別に良いんですけど、最近ビールの名称のインフレ感ハンパないですね。そのうち「プラチナなんとか」みたいなのも出てくると予想しておきます。

 さてこのビール、飲んだ感じは普通のプレモルよりちょっと華やかで軽い系かな?最近売り出された「秋<香る>」が重い系だからバランス取ったのかしら。 美味しいけど「超希少ホップ」を使った「ダイヤモンド」のプレミアムは感じませんでした。

Vinha Maria Reserva Branco 2019 [Vinha Maria (Global Wines)]
名称Vinha Maria Reserva Branco 2019
ビーニャ・マリア レセルバ ブランコ 2019
生産者Vinha Maria (Global Wines)
ビーニャ・マリア (グローバル・ワインズ)
価格714円 (単品価格;1,090円)
購入店ヴェリタス 輸入直販ワイン専門店

 本日の夕食は、今シーズン初のモツ鍋。九州へ弾丸帰省したんで、なんとなく食べたくなったそうです。まだ暑いんだけどね。 ワインは、ヴェリタスで買ったポルトガル産の白。やっぱりモツ鍋といったらポルトガルっすよね~知らんけど。 品種は、「エンクルザード50%、ビカル30%、マルヴァジア・フィナ20%」とのこと。どれも知りません。 興味津々で稽古開始します。

 色は、非常に薄め。ゴールドというよりシルバーな感じの色合いですな。やっぱりエンクルザード主体だからな・・・って知らんけど。 香りのボリュームは中くらいで、柔らかい柑橘系の香りと蜜香、そしてほんのり樽の香ばしさ。 味わいは、甘さ控えめ酸味そこそこ旨味がカッチリ。良い意味で「普通に上質な白ワイン」です。

 ブラインドだったら間違いなく「マコンあたりのシャルドネですな」と言うでしょうね。 目立った特徴はありませんが、いろんな食事に合わせやすい白だと思います。 それにしてもエンクルザード、ビカル、マルヴァジア・フィナってどんなブドウだ? 今回の稽古では全く特徴掴めず、です。

点数75点

21日(月祝)

和巧絶佳展 案内板

 本日は、家族四人で東京方面に外出。新型コロナウィルスの感染拡大に配慮しながら経済を回しに行きます。

 最初の目的地は、汐留にあるパナソニック美術館で開催されている「和巧絶佳展」。 若手陶芸家 佐合道子氏の作品他を拝見することに。 会場にたどり着くと入場制限が行われていて、約1時間の待ち時間。さぁどこで時間を潰しますか・・・ってことで付近をブラブラしていると・・・

Authority 外観

 「そういえば、カレッタ汐留に行ってみたい酒屋があるな」ということを思い出しました。 ツイッターでもフォローさせて頂いているAUTHORITY (オーソリティ)という店です。 家族とは一旦別行動をとらせて頂いて、単身お店に向かいました。

 このお店、凄い数の品揃えもさることながら、試飲が充実しているのがナイスです。 そして、なんとその一部は"Free"です。「経済を回す」なんて言いながら貧乏人根性を炸裂させて頂いて、 無料の中から白二種を試飲させて頂きました。

Authority 試飲1

 Folium Sauvignon Blanc 2019 [Marlborough / New Zealand]

 なにがビックリしたかって試飲に使われるグラスです。"Free"なのに、大振りのブルゴーニュタイプのグラスが惜しげもなく使われていてビックリです。 ちゃんと中身の入ったボトルとコルクまで揃えて頂いて「写真撮って良いですよ」と、至れり尽くせりでした。

 さて感想はというと、若いソーヴィニョン・ブランらしいハーブの香り&溌溂とした味わい。4,000円台というお値段はさすがにちょっと出せませんが、 「よりどり3本で10,000円」サービス中だったのでちょっと気持ちがグラっと来ました。

Authority 試飲2

 Pouilly-Fuissé 2016 (Olivier Merlin) [Bourgogne / France]

 ブルゴーニュのプイィ・フュイッセが無料で試飲できるなんて、ちょっと普通ではあり得ないですよ。 それにグラスも新しいものに変えてくれます。軽~い気持ちで試飲なんかしちゃって申し訳なさハンパないです。

 そして感想、コレは間違いなく美味いヤツです。「まるでムルソー」です・・・ってまた使うかこのフレーズ。 このワインも販売価格は4,000円台、そしてこれも「よりどり3本で10,000円」。本気でグラっと来ましたが、この後の移動を考えると3本買って帰るのはちょっとした修行になるな、 と思い断念しました。

 結局買ったのは試飲したこの2本ではなく、別のワインで安いヤツでした。ほんとスミマセン、また伺います。

和巧絶佳展 パンフレット類

 入場時間になったので、パナソニック美術館に戻って「和巧絶佳展」鑑賞。 佐合氏の陶芸以外にも、いろんなスタイルの若手工芸家の作品があって、 素直に「こりゃ凄い!」と感じるものから「なんじゃこりゃ理解不能」なものまで、脳ミソの刺激になりました。

 ちなみに、この日は混雑を避けるため写真撮影は禁止でした。混んで無い時は撮影OKだったようです。 確かに、いわゆる「インスタ映え」しそうな作品の数々で、撮影OKにしたら滞在時間は倍になったでしょうな。

kitchen g3 看板

 美術欲を満たした後は食欲を満たしに行きます!というわけで向かったのは、ツイッター等で懇意にして頂いている「ぐっさん」が最近開店されたkitchen g3(キッチン・ジースリー)という店。 場所は、五反田のガチの歓楽街の中にあります。カップル最初のデートでこのお店を使うにはかなりの度胸が必要なエリアです。 慣れ親しんだカップルであれば逆に都合が良いかも知れません。

kitchen g3 ぐっさん

 オープンキッチンの店内は、4席と6席のテーブル、個室が1部屋、カウンターが3席。広くは無いのですが、席数も少ないのでゆったりしています。 お店の布陣は、ぐっさんとサービスの女性(お母さん?)が一人。 調理に料理やワインの説明にと、ぐっさんは大奮闘されていました。

kitchen g3 乾杯

 初めてのお店にちゃんとたどり着けたのでまずは乾杯。師範代はノンアルコールのベリーニ(800円)、長女はサングリア(800円)、次女はポール・ジローのグレープジュース(700円)、 師範は後述するワインを最初から。

 師範家、長女も飲めるようになったのでちょっと楽しいです。 あまり赤ワインは好きじゃないようですが、このサングリアは美味しいと言ってましたよ。

kitchen g3 生ハム

 さてお待ちかねの料理、一皿目がコレです。
  パルマ産生ハム24ヵ月熟成
  酸味を残した梨を添えて

 最近のフルーツは甘味が強くて酸味が弱く、料理には使いづらいことがあるそうです。 そこで、この料理に使われる梨は敢えて芯の酸っぱい部分を残したんだそう。 生ハムは安定の美味しさですね。初っ端からワインに合います。

kitchen g3 鮎

 メインの魚料理がコレです。
  鮎のコンフィ
  ハガツオとツブ貝と自家製イクラ
  焼きナスとオクラとアスパラガスと枝豆を添えて

 コンフィは、調味料を含めた油でじっくり火が通されていて、ジャスミンの香りも楽しく頭や骨まで食べられる逸品。 『鮎が小さかったので』ということでハガツオの刺身やツブ貝もお皿に乗せて頂きました。 師範のワインが赤だったので、合うかどうかを心配して頂きましたが、いやーそんなの全然気にしないです。 多少相性の難しい料理でも、食べてから一呼吸置いてワイン飲めば全く無問題ですよ。

kitchen g3 牛肉

 ぐっさんといえば肉、メインの肉料理がコチラ。
  黒毛和牛ランプ肉のロースト
  レンズ豆とブルーベリーのソース

 師範としたことが痛恨のポカをやらかしてしまいました。というのも、美味しそう過ぎてこの料理の写真を撮る前に食べちゃったんですな。 気付いた時は右みたいな状態。そもそものポーションはこの3倍くらいくらいあったんです。

 それにしても美味しい肉だったなぁ、コレ。「和牛×赤身」の凄みを感じました。もちろん火の通し方も完璧。 ぐっさん曰く『いつも良い肉送ってくださる肉屋さんなんですが、今回は特に当たり個体でした』だそう。 アタリに当たってラッキーです。

kitchen g3 パスタ

 このお店、パスタも美味いんです。
  国産ポルチーニとトリュフのパスタ
  たっぷりのパルメジャーノをかけて

 家族一同「美味ぇ~」です。キノコとトリュフの濃厚な香りがムンムン。 『ワインに合いますよ~』と言って頂いたんですが、この時点で師範のグラスに残るワインは最後の一杯でした(泣)

Nuits-Saint-Georges Charmottes 2013 [Dom. Chauvenet-Chopin]
名称Nuits-Saint-Georges "Charmottes" 2013
ニュイ・サン・ジョルジュ "シャルモット" 2013
生産者Dom. Chauvenet-Chopin
ドメーヌ・ショーヴネ・ショパン
価格9,000円 (お店価格)
購入店kitchen g3

 入店時にチラッと奥を見て「あー、ぐっさん、これがやりたかったんだなぁ」と思ったのが、一部屋丸ごとワインセラー。 ワインリストには100種類以上のワインが書かれていて、リストに無いものも含めると150種類くらい在庫があるそうです。 わずか20席に満たないお店としては異例の在庫数ですね。 そして、お値段の方も価格を抑えてあるんですな。ワイン好きなら絶対一度は見た方が良いリストですよ。

 もちろんリストにはグラスワインも数種類あったんですが、これだけ圧巻のボトルのリストを見せて頂くと、そちらから選びたくなるのが酒飲みのサガってもんです。 そもそも師範は手元にボトルを置いて、のんびりジックリ飲むのが好きなんです。飲んだ種類が少ないと更新も楽ですし ・・・というわけで数ある選択肢の中からの師範のチョイスは、『安ワイン者の救世主』たるショーヴネ・ショパンの畑名付きニュイ・サンジョルジュ。 ヴィンテージはそこそこ熟成入ってそうな2013年。それがお店で10,000円以下ですよ。 ぐっさんに一応相談したら『良いと思います!』とのことなので即決でした。

 色は、コート・ド・ニュイとしてはやや暗めに感じる赤紫。ニュイでも南の方のボーヌ寄りだからですかね? エッジにはわずかにレンガ色のグラデーションが見えて、熟成が感じられます。 香りは、抜栓してすぐはやや閉じていました。フルーツというよりケモノっぽさが主体の、香りの面でもボーヌに近い感じです。 長女にテイスティングさせたところ『ゴマ豆腐の香り』とのこと。なるほど言われればそんな感じもあります。 味わいは、ブルゴーニュのピノらしいシュッと鼻筋の通った酸味と旨味。こちらも抜栓してすぐはやや硬い印象でした。

 で、どんどん開いて香りのボリュームが増して味わいも柔らかくなっていくのを時系列で感じられるのが「1本飲み」の醍醐味ですな。 飲み始めて1時間くらい経つと、抜栓直後より明らかに美味しいワインに変貌してくれました。 ちなみにこの銘柄の2015年は正月にデゴルジュマンで稽古しております。 とても好きな造り手だったんだけど、廃業しちゃったんだよなぁ。とても残念です。

点数85点
kitchen g3 食後酒

 食後に追加で、女性三人はフォンダンショコラとシャーベット(500円×3)、更に師範代は追加でコーヒー(400円)、 長女は少し飲み足りないらしくドラモットがベースのベリーニ(1,400円)、師範は食後酒にRaynal Napoleon(1,000円:右写真)、 料理にお酒、十分に堪能させて頂きました。

 そんな感じの経済支援活動、お会計はトータルで40,000円ちょっとでした。ま、タマの贅沢ですから。経済を回していきましょ~!


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