最新稽古


21日(水)

Perrito Cabernet Sauvignon N.V.
名称Perrito Cabernet Sauvignon N.V.
ペリート カベルネ・ソーヴィニョン (ヴィンテージ無し)
生産者サッポロビール
価格537円
購入店富士スーパー 保土ヶ谷店

 先月、「大手ビールメーカーが輸入しているワンコイン&動物アイコンのチリワインはどれを買うべきか?」 という企画を敢行したわけだけど、 そこにはMissing Pieceがありました。 というのも、サントリーのサンタ、アサヒのアルパカ、キリン(メルシャン)のプードゥ以外に、 大手ビールメーカーもう一社のサッポロも出していたんですな。 それがコレ、犬の顔がデザインされた「ペリート」というワイン。 ツイッター経由で教えて頂きました。 本日のメニューである豚ロースのソテー、生ハム&レタス&トマトのサラダ、ミミガーとキュウリの酢の物に合わせて稽古します。

 実はこのワインは以前の3本と違って瓶詰めは日本国内。 『チリ産ワインを日本へタンクで輸入し、自社ワイナリーの厳しい品質管理のもとで瓶詰めを行っております』と書かれています。 師範の理解だと、現地で瓶詰めされたものよりこの手のバルク輸入ワインは品質が落ちると思っていたけど、果たしてどうっすかね? 数値面でこのクラスの代表的銘柄であるアルパカと比較すると、 アルパカは糖度が7.9でpHが3.2、このペリートは糖度が7.0でpHが3.5。 明らかに甘くなく酸も弱いと出ています。

 色は、透明ボトルなんでボトルの外からだと薄めに見えるけど、 グラスに注ぐとそんなことも無く、南米のカベルネらしい濃さと青みのある紫色です。 香りのボリュームは中~弱くらい。こちらもカベルネらしい青臭いピーマンのような香りが主体。 茎も葉っぱも一緒くた、というか未熟果も含めてそのまま醸造しました、という感じがします。 口に含むと、確かに甘さはそんなに感じません。そしてかなり渋味が旺盛ですね。 変なクセやヤラセっぽい感じは無くて、普通のガガガッと収穫&醸造した安カベルネといった風情です。

 結果、ちゃんとカベルネらしさはあって、奇をてらわないというか化粧っ気が無くてスッピンな印象を受けるワインです。 それはそれでアリだと思うけど、このクラスは多少化粧でもしないと埋没するというか、 おぉ!ってのが無くて地味めの飲後感です。 日ごろ高級ワインをお召し上がりの方の「箸休め」には良いかもだけど、 一般ウケの観点では難しいんじゃないかな? でもそれってやっぱりサッポロらしさかな?などと思ったりもします。 このあたりは好き嫌いが分かれるポイントかもですね。 前の3本だとサンタが近いと思います。

点数68点
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