最新稽古


15日(土)

清酒飲み比べ

 年末年始に向けて清酒を買い足しました。

 写真左側がこの時に買った七賢 涼味満開 吟醸、お値段は1,350円でした。 そして今回買ったのが写真右側の醸し人九平次 "Le K" rendez-vous 純米大吟醸 2017、お値段は2,095円也。 山田錦100%で精米歩合は50%、 "Le K"は「ル・カー」と読むそうで、裏ラベルによれば『醸し人のK、九平次のK、黒田庄のK』を意味するらしいです。

 七賢は開けて二ヵ月、でもキュウリのような青い香りとヨーグルトっぽい乳酸の香りは顕在。なかなかどうしてタフな清酒だという印象です。 対する九平次はというと、香りのボリュームに於いては七賢に一歩譲ります。清酒も開けたては香りが開いてないとかあるのかな? 雰囲気はまるでワイン、メロンとリンゴの香りが感じられ、どこか湿布薬みたいな雰囲気もあります。 飲んでみるとちょっと意外で、甘酒のような麹の雰囲気と甘さを感じます。 九平次って、もっと「清酒っぽくない」ものを想像していたけど、銘柄によって違うのかな? 参考までに糖度を測ってみたら、七賢が10.8で九平次が10.5。味わいの印象とは違う結果で大変興味深いですな。

 いずれにせよ飲み比べは楽しいですね。今年の年末年始は実家に帰らないので、ワインの「一人飲み比べ大会」でもするかな。 「一人」ってとこが寂しいけどね。

Emilia Rosso 2006 [Il Maiolo]
名称Emilia Rosso 2006
エミリア・ロッソ 2006
生産者Il Maiolo
イル・マイオーロ
価格2,322円
購入店イタリアワインのいのししや

 本日の夕食は鶏のから揚げ、野菜(ナス&インゲン&オクラ&人参)の素揚げ、大学芋。 「女性は芋が好き」というのは都市伝説かと思っていたけど、うちの女性陣はやっぱり好きみたい。 スーパーで焼き芋があったらおやつに買うし、揚げ物をすると次女は必ず「大学芋も!」だし。 ワインには合わせ辛いんだけどな。

 閑話休題、本日のワインはちょっと熟成したイタリア産の赤。 品種はバルベーラ60%、ボナルダ20%、メルロー15%、 カベルネ・ソーヴィニョン5%。 「いのししや」という楽天のショップで購入。このワインには店主から手書きのメッセージが添えられており、それには
『しっとりと仕上がったイル・マイオーロの蔵出しワイン、楽しんで頂けると嬉しいです。』
と書かれています。師範は昭和な人間なんで、やっぱりこういうのがあるとなんか嬉しいな。次また買おうかな、という気になります。

 さて期待を込めて抜栓。コルクの長さは50mm、造り手名とヴィンテージが印字された立派なコルクです。 そして熟成期間の示すように、液面に触れていた部分はビロードの様になっています。 グラスに注いで色を確認、色調としては赤めだけど向こうがほぼ透けない濃さがあります。 そして香りを嗅いでビックリです。 イタリアらしいトーン明るめの果実香とスミレのような花の香りに、木樽を焦がした甘い感じが年月を経て黒蜜のように柔らかく溶け込んでいます。 このボリューム&この雰囲気、およそ道場の稽古範囲で買えるワインでは有り得ないです。 味わいは、香りのボリューム感と比較するとややスレンダーな印象はありますが、 甘味さたっぷりでそれを支える酸味もしっかり、そして渋味は柔らかい。 後味に意外と強め苦味を感じる点が玉にキズですかね。

 ・・・だったけど、時間が経つと味わいの苦味にも慣れて香りのまとまりも更に良くなって、しみじみ美味しいワインに変化してくれました。

 いや~、良い感じの熟成イタリアン、これが2,000円台前半ってのは素晴らしいなぁと。 たまにこういう発見があるから安ワイン者稼業はやめられません。 ショップの「いのししや」もナイスだけど、 インポーターの「ヴィナイオータ」というところも過去の経験上かなりの凄腕だと見ました。

点数86点
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