最新稽古


25日(水)

Castillo Santa Barbara Reserva 2008
名称Castillo Santa Barbara Reserva 2008
カスティーヨ・サンタ・バーバラ レセルバ 2008
生産者Bodegas Fernando Castro
フェルナンド・カストロ
価格540円
購入店MEGAドン・キホーテ 狩場インター店

 21年も「安ワイン道場師範」なる稼業をやっておりますと、どうしても悪いクセがついちゃいます。 というのは、明らかに「これイケて無さそうだなぁ」と思いながらも安くて変わったワインがあると思わず手を出してしまうこと。 このワインなどまさにそうで、ドン・キホーテで売られていた税別500円のスペイン産、ヴィンテージはなんと10年前の2008年。 これがアタリなワインである可能性はかな~り低いわけですが、それでも万に一つを期待して買っちゃうんですな。 ちなみに本日の料理当番は師範で、こしらえた料理は、牛バラ肉とニラもやし炒め、パルマ産生ハムとレタスとトマトのサラダ、レタスとトマトと玉子のスープ。 他には前菜にお惣菜のチキン南蛮です。

 抜栓しようとボトルを持つと、これが意外と重いのね。ちょっと期待しました。でもコルクは屑の集成モノ、そのあたりは値段なりです。 色は、濃くはない、というかテンプラニーヨとしては薄めかも。エッジには明らかに熟成したようなレンガ色が見て取れます。 香りのボリュームは弱め。こちらも熟成感のあるツンっとした酸と奈良漬けの香りと、まだまだ現役?なベリー系の果実香をわずかに感じます。 味わいも、良く言えば柔らかく、悪く言えばコアのないフニャ感。 「逝っちゃった」というより、そもそものポテンシャルが低めなんで良い感じに熟成したポイントでもこんな程度、という印象を受けます。

 とはいえ税別500円だからね。安く熟成ワインを楽しみたい御仁に限り有効な選択肢となり得るでしょう。それ以外の一般人にはお薦めできません。 造り手の"Bodegas Fernando Castro"というところは、バルデペーニャスでこの手のブランドをいろいろ持っているみたいで道場でも過去稽古経験多数なんだけど、 実は中身は似たり寄ったりなのかな?正直あまりピンと来るワインに出会ったことがありません。

点数67点
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最新門下生報告


門下生第四十八号柳沢殿より (報告日:2018年4月23日)


I Muri Negroamaro 2016
名称I Muri Negroamaro 2016
生産者Vigneti del Salento
等級IGP Puglia
稽古した日2018年4月23日
稽古した場所自宅(千葉県某市)
購入店Tuscany
価格1,328円(税込)

 今年はじめての報告でございます。

 感動するワインに出会うことが最近めっきり少なくなったのは、有名産地のワインが高くなったからか、 安旨ワインを一通り経験したのでちょっとやそっとでは驚かなくなったからか、よく分かりません。 それでも原則週1回の休肝日以外は毎晩妻と一緒に1本空けることを日課としております。

 さてこのワイン。少し前に師範がMataneという日本語みたいな名前のワインを稽古されたことに触発されて買った際に、 同じ店舗で売っていた同じ産地の同じ品種のワインということで一緒に買ったもの。 Mataneも確かに美味しゅうございましたが、相対的にはやや端正な印象。 こちらは人懐っこさを一層強調した感じで、おそらくプーリア州のワインの個性はこの辺りにあるのではないかと。 師範がMataneを評した「渋味やわらかで甘酸っぱい感じ」という表現は、むしろこちらの方により当てはまるような気もします。

 師範が激賞された故かMataneは現在品切れ中ですが、こちらは今も手に入ります。その意味でもオススメです。

師範より

 明けましておめでとうございます・・・というには日が経ちすぎてますが、とにかく今年もよろしくお願いします。

 "Matane(マタネ)"と同じ地域の同じ品種から対抗馬が現れましたか。 そしてその名も"Muri(ムリ)"とは。なんとも日本語との相性がイマイチな地域ですな。 しかもこちらの方がより人懐っこいワインであるとのこと。 なるほど参考になります。次回このショップで買う際には買い物かごに入れさせて頂きます。

 それでは、今年も残すところあと9ヵ月になってしまいましたが、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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