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11日(水)

ボージョレ・ヌーヴォー 在庫一掃セール

 先日、近所のスーパー(イオン)でボージョレ・ヌーヴォーがワゴンセールの対象になっておりました。 お値段はよりどり3本1,000円(税別)の破格値。フィリップ・パカレ等のプレミアム銘柄も2本で2,980円。 安いなぁ、そして今年は値下げのタイミングが早いなぁ。

 ボージョレ・ヌーヴォーに関しては、 当道場ではネガティブなスタンスを採っておりますので(先日書いた指南書)、 解禁日に買うことはありません。でも、ここまで安くなったら買うよなぁ。 解禁日からまだ一ヵ月も経っていないので、劣化なんてしているはずないし。

 それにしても、こんな売り方していたらボージョレ・ヌーヴォーに対する、更にはワイン全体に対する信頼感を失うよね。 イオンのバイヤー様におかれましては、買い付け量をご再考頂ければと思います。

Beaujolais-Villages Neuveau 2019 [Ceps D'Or]
名称Beaujolais-Villages Neuveau "Topvalu" 2019
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー "トップバリュ" 2019
生産者Ceps D'Or
セップ・ドール
価格367円 (よりどり3本1,100円:通常価格1,298円)
購入店イオンリカー天王町店

 ・・・という感じで先日購入した投げ売りヌーヴォーから、まずはベーシックな銘柄と思われる「トップバリュ」銘柄のボージョレ・ヴィラージュ。 容器は、最近よくあるペットボトルではなくてガラス瓶です。 ラベルに書かれたお花模様から、どことなく「ボージョレの帝王」が造るヌーヴォーに似た印象を受けます。 また、ラベルには"Terra Vitis"とも書かれているので、有機栽培なんでしょうね。 発売日当時の価格は1,298円だったようなので、ヴィラージュかつ有機栽培ならばそもそもお買い得銘柄、それが実質70%offということですな。 ちなみに合わせた料理は、回鍋肉(CookDo)、酸辣湯(KALDI)、モヤシのナムル、チキンナゲット(お惣菜)といった半分手抜きの中華風のメニューです。

 さて抜栓、もちろん栓はスクリューキャップです 色は、そこそこしっかりしたストレートな紫色。マセラシオン・カルボニックって、 炭酸ガスの雰囲気下で果皮の色をまず果肉に移すらしいですが、このパリッとした紫色はその効果でしょうね。 香りは、いかにもボージョレ・ヌーヴォーなイチゴジャムとバナナの香り。 ここで言う「バナナ」は、フルーツのバナナというより昔よくあった、親指くらい大きさの軽い砂糖菓子、あの香りがします。 口に含むと、甘さと酸味はおとなしく、やや炭酸のチリチリ感が残っていて、ヌーヴォーにしてはザラつくような粗い渋味を感じます。

 飲み始めて3杯目くらいで俄然飲み飽き感が来ます。裏ラベルを見ると「安定剤(アカシア)」の文字が。 こんな、すぐに消費されることが前提のワインにもそういうのを加えちゃうんですね。

 典型的なボージョレ・ヌーヴォーらしい香り、そして軽いけどやや粗い感じの味わい。 『今年のヌーヴォーはしっかりしている』と巷で評判でしたが、確かにそうかも知れません。 後半の飲み飽き感は残念ですが、一人で一気に一本飲むのは想定されていないんでしょう。 あとはこれに幾ら出すか、ですね。新酒プレミアムを除けば、800円前後ってところかな? その意味では300円台で買えたのはさすがにお買い得でしたよ。

点数67点

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