稽古日誌:2001年4月

保育園や幼稚園への入園の際には、親の手作りの袋物(布団カバーとか)が必要となる場合が多いらしい。 で、これらを作るのがなかなか大変な作業らしい。(人によっては「手作り風」の出来合い物を買ったり、 オーダーメードで注文したりしているらしい)
でも、どうして自作する必要があるんだろう? 作業時間やコストを考えたら汎用品を買ったほうがズーッと得であるのは自明であるのに。
古式ゆかしいスタイルでの愛情表現を一律に強要するのはいかがなものか?


翌月分


30日(月祝)

Mission St. Vincent 1999
ミスィオン・サン・ヴァンサン 1999
Union St. Vincent
ウニオン・サン・ヴァンサン
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\5002001/04/08 やまや新宿店やまや
やまやでよりどり2本1,000円、1本あたり500円のボルドー白。 とはいえ"Vieille Vignes(古樹)"と書かれてるし、シリアルナンバーも付いているし、 ボトルに彫り物もあったりしてなんとなく高級感のある外観。 合わせた料理はキンメダイの香草焼きとか馬刺とか昨日の中華の残りとか。
色は薄め。まぁ安ボルドーなんてこんなもんでしょう。 香りはそこそこ。キュッと締った柑橘系の香りがこぢんまりとある。 味もそこそこ。小さいながらもバランスは悪くない。
ボルドーっぽいかと聞かれれば、師範のイメージの中の安ボルドー白とはちょっと傾向が違う気がする。 どっちかというとイタリアあたりの白っぽい感じ。
68点自宅にて

29日(日)

本日はプチ師範代を見に田舎から師範の両親が来ています。師範の弟も合流して横浜中華街へ夕食を食べに。
当日予約で行ったのは、Web等で良い評判を耳にする東林という店。 店や座敷はかなり新しく、モダンで綺麗な感じ(座布団を退かしたら埃が溜まってたりもしたけど)。 サービス陣は中国系の方で、やや要領を得ない感じもあったけど、 こういう店にありがりな投げやりな態度じゃなくて、そこそこ満足のいく接客。

食べたのは5,000円のコースで、内容は以下。

前菜盛り合わせ(焼豚、蒸鶏ともう一品)
フカヒレスープの淡雪仕立て(どこが"淡雪仕立て"なのか不明)
二種類炒め(イカと鶏肉、野菜はピーマンやニンニク)
大エビ チリソース炒め(プリプリしてグッド)
揚げ物 2色盛り合わせ(中華チマキの海苔巻揚げとハンペンの揚げ物)
ワタリ蟹の塩味炒め(結構なボリュームだけど食べにくい)
豚バラの蒸し煮(本来"鯉の丸揚げ"だったはずなんだけど…)
なめこのスープ(1コースで2種のスープが出るのは珍しいかも)
中華デザート(胡麻饅頭で餡はココナッツ風味。結構美味い)
季節の果物(杏仁豆腐風の牛乳カン?)

種類も多いし、悪くはないんだけど、ちょっと全体に味付けが濃い気がした。 あと、非常に残念なのは"鯉の丸揚げ"がなんの説明も無く"豚バラの蒸し煮"に変えられてたこと。 メニューに「内容は変更する場合があります」と書かれてはいるけど、 期待して注文したんで不満度高し。 また、スープ2種類出すよりご飯モノとか麺類が欲しかったなぁ。

飲んだのは生ビール(一杯700円?)と紹興酒(一本2,000円:メニューには"老酒"と書いてあった)。 紹興酒は永昌源輸入の物だったけど、なかなかまろやかでイケてました。

というようなお店。そこそこ満足ではあったけど、正直言ってまた行きたいとは思わないなぁ。

家に帰って飲み直し。

Bourgogne 1997
ブルゴーニュ 1997
Dom. Rene Leclerc
ドメーヌ・ルネ・ルクレール
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9802001/04/08 カーヴ・ド・リラックスサントリー
飲む人3人ってことで、2本くらい飲みそうな感じだったんで、まずはブルゴーニュから。 名門"ルネ・ルクレール"のACブルゴーニュは 1996を稽古済みで、相当好印象。 1997も美味いけりゃ良いなぁ、と思いつつ…
で、やっぱり1997も色が濁り気味。 細かい澱がいっぱいなのか、そういうワインなのか判らないけど、あんまり楽しい色では無い。 香りや味もとっても意外。 なんだか杏のコンポートみたいな、酸味が多めながらも軟らかで甘味のある雰囲気。 こういう感じって、結構歳を取ったブルゴーニュに多い印象があるんだけど、 このワインは1997にしてその雰囲気を持っている。
美味いか不味いか問われれば、「美味い」と答えるんだけど、なんだか意外な内容。 色が濁ってるし僅かに苦みもあるんで、もしかすると(温度の影響等で)必要以上に熟成が進んだ可能性も大かな、と。
76点自宅にて

Penfords "Koonunga Hill" Shiraz - Cabernet Sauvignon 1998
ペンフォールズ "クーヌンガ・ヒル" シラーズ - カベルネ・ソーヴィニョン 1998
Penfords Wines
ペンフォールズ・ワインズ
Red
(Australia)
(オーストラリア)
\1,5802001/03/18 東急 港北店サントリー
やっぱり2本目突入です。上のブルゴーニュとは対局にありそうなワインをチョイス。 このワインは、試飲販売していたのにつられて買ったワイン。 ペンフォールズのワインばかり数種類出てたんだけど、 1,000円の"Rawson's Retreat"と比較して圧倒的に樽香と果実味が充実してたんでチョイス。 って言うか、売ってたのが妙齢のお嬢さんだったんで、ちょっぴり見栄を張ってしまった感もあり。 買った時点では忘れてたけど、ヴィンテージ違いを以前に稽古済み
色は非常に濃いです。真紫って感じじゃなくて、ちょっと赤みの強い色合い。 香りも味も濃い。「インクっぽい」などという意見も出てたけど、 同等クラスのチリとかカリフォルニアとかに比べるとインクっぽさはそんなに目立たなくて、 どっちかというとミントっぽい感じが強かったような。 味も、甘味がしっかりあってシラーズらしさが感じられた。
時間が経つと、固さがとれて良い感じにおとなしく変化。
まずまずでありました。予想通りの内容と貢献度。 もちろん試飲して買ってるんで予想通りなのはあたりまえなんだけど。
74点自宅にて

27日(金)

Mas des Bressades "Cuvee Excellence" 1998
マ・デ・ブレサード "キュヴェ・エクセレンス" 1998
Vignoble de la Vallee du Rhone
ヴィニョーブル・ド・ラ・ヴァレエ・デュ・ローヌ
Rouge
Costieres de Nimes
コスティエール・ド・ニーム
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,3802001/04/08 カーヴ・ド・リラックスリラックス
この造り手のワインは、白を稽古済みで、とっても好印象。 ならば、ってことで赤に挑戦。品種がシラーで、「樫の小樽熟成」で、 14%とフランスワインとしてはかなり高めのアルコール度数であれば期待しないわけにはいきません。
色はとーっても濃い。このクラスでここまで濃い色のワインは、新大陸含めて師範は経験無いと思う。 香りは、ブルーベリージャムにシナモンを振り掛けたような、シラーらしい甘酸っぱさとスパイシー感が同居した感じ。 味は・・・固い。飲めない程じゃないし、甘味も酸味もそこそこしっかり感じるんだけど、とにかく渋味が固い。 さすがにこの固さじゃ楽しんで飲める感じでは無い。
とにかく恐ろしく濃くて重くて固いワイン。 本日は、師範には珍しく(不味いわけでも飲み飽き感があるわけでも無いのに)半分残した。 予想外のパワーに圧倒されたのと、明日は今日よりきっと美味くなるはず、という積極的な考えがその理由。 明日の評価に乞うご期待、って感じ。
翌日、やっぱりまだなんだか堅いなぁ。こういうもんなんだろうか、ってことで点数増減無し。
74点自宅にて

25日(水)

Naveran "Blanc de Blancs" 1999
ナベラン "ブランク・デ・ブランクス" 1999
San Martin Sadevesa
サン・マルティン・サデヴェーサ
Blanco
Penedes
ペネデス
Cataluna (Espana)
カタルーニャ (スペイン)
\7902001/04/08 カーヴ・ド・リラックスリラックス
本日は、本道場には珍しくスペイン産の白。 "Blanc de Blancs"なんてフランスかぶれした(スペイン語だと"Blanco de Blancos"か?) サブタイトルが付いたりしてるけど、 スパークリングでもないのに「白ブドウから造った白ワイン」ってそりゃ普通でしょ、って気もするけど。
まずコルクが立派。値段の割には長くて、組成も均質なコルク。 色はかなり薄め。日焼けした畳のような、強い直射日光を感じさせる色(ホントか?)。 香りは弱い。系統的には柑橘系かなぁ、これくらいのワインに良くある香り。 味は固い。酸がしっかりし過ぎてガシッとした感じの味。 こういう白ワインって、温度を上げるとかなりやわらかく良い感じになると思ってたけど、 このワインは温度が上がるとますます酸味が強くなってきて、全然好転しなかった。
値段相応、普通の白ワイン。 せっかくの"馴染みの無い土地ワイン"なんで、このあまりに普通な感じはちょっとマイナス気分。
65点自宅にて

24日(火)

本日は、訳あって友人夫妻と師範・師範代でランチを。
行ったのは、ずいぶん以前にディナーで
行ったことのある、 中目黒のコム・ダビチュードというお店。

平日の昼間ということで、ダイニングはお金持ちそうなマダムでいっぱい。 ほぼ満席なんで流行ってるんだなぁ、って感じ。
料理は、前菜・メイン・デザートそれぞれ10種程度の中からチョイスして組み立てるコース。 師範と師範代は前菜2品・メイン2品(デザートも当然あり)で4,500円、N氏は前菜1品・メイン2品で3,700円、 N氏夫人は前菜2品・メイン1品で3,000円。メイン1品にデザート3品なんていう、 甘党向けのチョイスもあった。

師範が食べたのはこれ。

前菜1:リードボーと茄子のカレー風味

前菜2:レンズマメのスープにホタテ?のムース

メイン1:スズキのポワレ

メイン2:子羊もも肉ニンニク風味
デザート:フルーツいっぱいチョコレート味のブリュレ

師範代はこれ。
前菜1:田舎風パテ

前菜2:ゴボウのスープに焼魚(真鯛?)

メイン1:焼いたコチのサラダ仕立て

メイン2:子牛の腎臓

デザート:バナナのクレープとアイス

N氏夫妻はサーモンとか鴨のコンフィとか。

大ビックリ! って程でもないけど、非常にリーズナブルで満足のいく料理。 師範的には、リードボーと子羊のモモ肉が「フレンチ食ってるぞ!」って感じでヒット。 サイズ的にはやや小ぶりになってるとは思うけど、ランチといえども手抜きの無い内容で、 この値段だったら全然文句無いところ。 欲を言えば、生魚系のメニューがあったらもっと嬉しかったかな。

ワイン・リストは結構分厚いもので、全部合わせると300種くらいはあったかなぁ、って感じ。 グラスも10種程度あった(ハナっからボトルで頼むつもりだったんであんまり見てないけど)。 安いところではボトルで3,000円弱から揃ってるんで、我々程度の人間にはかなり嬉しいラインナップ。 ロワールのワインが結構多い、ってのがちょっと普通と違う感じかな。

というわけで、昼間っから飲んだワインは以下。(ちなみに、師範代とN氏夫人はほとんど飲んでません)

Gosset Brut Excellence N.V.
ゴッセ・ブリュット・エクセレンス (ヴィンテージ無し)
Gosset
ゴッセ
写真無し
Champagne
シャンパン
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(\800/グラス)コム・ダビチュード
ともあれ最初はシャンパンでしょう、ってことで。このお店は、(昼も夜も)ハウス・シャンパンは1杯800円。 フレンチ・レストランとしてはかなり安い部類だと思う。 って言うか、しっかり飲みたい・食べたいって時は間違いなく最初にシャンパン飲むんで、 それが高い店はどーも好きになれんのですよ、師範は。 1,000円以上取る店も多いけど、 (抜栓後の保存の難しさはあるとしても)普通のN.V.だったらそりゃ取り過ぎでしょう、って感じ。 500円くらいで、とにかく来た客みんなに出すのがウリ、って戦略の店があっても良いと思うんだけど。
…なんてことを考えつつゴッセの普及版。 色がちょっと赤っぽいかなぁ、って印象を受けたけど、 中身的には非常に標準的シャンパンだと思った。 それでも、師範が普段飲んでるカバとか新大陸産とかとは一線を画す複雑さはあって、 やっぱりシャンパンはシャンパーニュよのう、って感じ。 グラスでシャンパン頼む時って、場合によってはえらく泡が抜けてることもあるけど、 ここはマトモでした。
とりあえず一杯目に対する要求は満足であります。
(75点)フランス料理 "コム・ダビチュード"にて

Quincy 1998
カンシー 1998
Dom. Mardon
ドメーヌ・マードン
Blanc
Quincy
カンシー
Loire (France)
ロワール (フランス)
(\3,000)コム・ダビチュードラック・コーポレーション
ワインリストにロワール産が多い、ってことで、白もかなりのラインナップ。 3,000円台でアルザスが数本あったんで、そっちにも心が動いたけど、 たまには知らない世界を体験したい気分で。 お店の方に「ここらへんの3〜4,000円くらいで、スッキリサッパリ香りの良いヤツを」 とお願いして選んでくれたのがこれ。 恥かしながら初めて聞くAOC。ロワールでもかなり内陸部(サンセールとかのそば)らしい。
色は非常に薄い。暗い照明の下ではほぼ判別不能な程度。 香りは結構いい感じで、柑橘系の爽やかな香りと野花のようなキュートな香りが感じられる。 味は非常にシャープ。酸がしっかりしていて、日本刀のような切れ味。 全体の傾向としては、アルザスのワインに酸味をプラスして丸さを削いだ、って感じか。
注文通りであります。季節は春、お昼、というシチュエーションに良くマッチ。 これが秋だったり夜だったりするとちょっと軽すぎるかもだけど。
(75点)フランス料理 "コム・ダビチュード"にて

Nuits St. Georges "Vieilles-Vignes" 1996
ニュイ・サン・ジョルジュ "ヴィエイユ・ヴィーニュ" 1996
Dom. Daniel Rion & Fils
ドメーヌ・ダニエル・リオン・エ・フィス
Rouge
Nuits St. Georges
ニュイ・サン・ジョルジュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\10,000)コム・ダビチュードブリストル・ジャポン
N氏と相談して、やっぱ昼だしブルゴーニュでしょう、ということに。 ブルゴーニュの赤は30〜40種くらいだったかなぁ。 全体的にお手頃価格が揃ってるリストなんだけど、さすがにブルゴーニュの赤は大半が5桁。 こういうお店では、素人が下手にアレコレ考えるより聞いた方が早い、ってことで、 お店の方に「10,000円までくらいでとにかく香りの良いブルゴーニュ赤を」とお願いして、 『香りの良さだったらコレです』と間髪入れずに選んでくれたのがこのワイン。
色は結構濃い目。そこらへんは1996ヴィンテージゆえでしょうか。 で、おっしゃるとおり香りが凄い。まず木苺とか梅とかの甘酸っぱい香りがバーンと来た後、 後からケモノっぽい香りとか樽のカラメル香とかが出てくる。 香りだけで言えば、もう一段上の値段とか格付けのワインと十分張り合えると思う。 味も、最初はなかなか良いバランスを見せてたんだけど、惜しむらくは時間が経つと酸味が強くなってきて、 明らかにバランスを崩したのが残念。
ホントに注文通り。やっぱりソムリエさんは流石だなぁ、と思いましたですよ。
(85点)フランス料理 "コム・ダビチュード"にて

このあと、飲み足りない師範とN氏はそれぞれ

N氏:アルザス産マール(リースリング種) \1,000

師範:アルザス産マール(ゲヴュルツトラミネール種) \1,000

を飲んだ。ランチなのにちょっとやりすぎか。

お支払いは、サービス料が無いんで税込み33,915円。 たらふく飲んで食べて、4人で3時間以上も楽しんでこの値段はやっぱりお得であります。


22日(日)

Bourgogne "Le Closeau du Clos Prieur" 1998
ブルゴーニュ "ル・クロソー・デュ・クロ・プリウール" 1998
Robert Gibourg
ロベール・ジブール
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,4802001/04/08 カーヴ・ド・リラックスリラックス
日曜は、道場としては比較的高級なワインを飲むことが多い。 もちろん「時間がある」ってのもあるけど、 やっぱり「週末が終わるっていうブルーな気持ちを忘れさせるため」ってのが一番大きな理由かな。 まんま"酒と泪と男と女"であります。肝臓が心配されます。
色はやや薄め。ブルゴーニュらしい色ではある。 香りも確かにブルゴーニュ系。ゴムや革っぽい、ウニィーって感じの香りが主体で、 ブルゴーニュのピノ・ノアールをを飲んでるんだなぁ、って気分になる。 味も香り通り。やや酸が強くて、渋味と甘味がそこそこで、若いブルゴーニュらしい味。
予想通りで想像のまんま。もう一声果実の感じとか樽の感じが強かったら良いんだけどなぁ。 カラフルな色鉛筆を買いたかったけど、親に「8色で十分でしょ」って言われてそれを買って、 確かに十分ではあるんだけどなんとなく遊び心が無くて物足りない、そんな雰囲気。
72点自宅にて

21日(土)

Macon Villages 1999
マコン・ヴィラージュ 1999
Philippe d'Argenval
フィリップ・ダルジョンヴァル
Blanc
Macon Villages
マコン・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\6672001/04/08 やまや新宿店やまや
本日のメニューは冷やっこ胡麻風味、カツオのタタキ、カンパチの刺身。 (サーモンのバター焼も作るはずだったんだけど量的に中止)。 と言うわけで、思いっきり魚介類メインなんで白をチョイス。 樽とか甘味とかがあったらきっとこういう生臭系の食材には合わないんで、 正統派かつ軽そうなのフランス産で。
で、所詮3本2,000円、とタカを括ってたんだけど、これがさにあらず。 色はかなり濃い。黄金色とまでは行かないけど、真っ黄色よりやや赤みがかった色合い。 香りも、ボリュームこそ大したことないけど、熟れた柑橘類みたいな、 フレッシュさと蜜っぽい感じをバランス良く併せ持っている。 後味にナッツみたいな香ばしさもある。 味も良い感じ。案外凝縮感があって、酸も小気味良い。 この値段だと、大抵エグみとか苦みがあったりするんだけど、それも無いあたりは立派。
高級ブルゴーニュ白ワインから樽を引いてちょいとレベルを落として上手に纏め上げた、って感じ。 やまや御用達のこのネゴシアンって、 時にすっごくコスト・パフォーマンスの良いワインがあったりするけど、 このワインもその一例。 値段を考えると絶賛に値する。
74点自宅にて

20日(金)

Yvecourt "Premium" 1998
イヴクール "プルミウム" 1998
Yvecourt (Yvon Mau)
イヴクール (イヴォン・モー)
Rouge
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\6672001/04/08 やまや新宿店やまや
最近"アンダー500円"ワインがハズシてばっかりなんで、ちょいと背伸びして3本よりどり2000円、 一本あたり667円のワインを。 このワイン、門下生のページではどうもイマイチだったらしいけど、 なんたって「新樽熟成」なんてことがラベルにデカデカと謳ってあるし、 以前でちょっと良い印象があるので、 人様との感性の違いを知る意味でも興味深いぞ、と。
色は単調な青紫。ちょっと新大陸産っぽい印象を受ける色。 香りは、確かに樽香はある。でも、内側の焦がしがきついのか、 かなり消し炭みたいなイガラっぽさが強い樽香。 その他の香りとしては、ボルドーというより南仏産みたいなちょっと青臭くて田舎っぽい香りがある。 味もなんだかなぁ。 イケてる安ボルドーに期待する、複雑さや凝縮感は無いけどこんもりバランスが良い、 みたいな味とは大きく違ってて、南仏産みたいな青く尖ったイメージを感じてしまう。
期待した割は…って感じのワイン。それでも文句言いつつ最後まで飲めたんで、 そんなにひどいってわけじゃないけど。
2日後、残った一杯を。信じられないくらい思いっきり樽香メインで、まるでチリとかのワインみたい。 良いとか悪いとかじゃなくて、やっぱワインって変化するんだなぁ、と。
66点自宅にて

18日(水)

Calixto Cabernet Sauvignon / Malbec 1997
カリクスト カベルネ・ソーヴィニョン/マルベック 1997
Pedro Alvarez
ペドロ・アルバレス
Tinto

Baja California (Mexico)
バハ・カリフォルニア (メキシコ)
\4852001/03/31 関内 サンタムールカツミ商会
メキシコ産のワインは道場3度目の登場。 「バハ・カリフォルニア」って、メキシコの太平洋に突出した半島部分で、 たしか随分気温が高くて乾燥している地域っていうだったような記憶があるんだけど、 そんな場所でいったいどういうワインが出来るんだろ、ってな感じの気持ちで稽古。
まずコルクを抜いて香りを嗅いだ時点で怪しい雰囲気。 なんだかミョーにアクリル臭くて、あんまり美味そうじゃない。 で、グラスに注いだところ、色は普通に濃くて健全。 鼻で嗅ぐ香りも、特に面白味はないもののそんなにイヤな感じはない。 でも、口に含むと印象一変。コルクで感じたアクリル臭さがモロに出てて、 なんとも田舎臭くて飲みづらい雰囲気。 味も、結構酸味が突出した薄っぺらい感じで、正直なところ全然杯が進まない。
半分飲んだ時点で諦めて明日へ持ち越し。 でも好転は期待薄だなぁ。明日も同じ調子だったらジュースかなにかで割ってカクテルにしちまうかも。
翌日、やっぱダメ。ということでグレープフルーツジュースで割ってサングリア風に。
47点自宅にて

15日(日)

Volnay "Le Cros Martin" 1996
ヴォルネー "ル・クロ・マルタン" 1996
Ch. de Bligny
シャトー・ド・ブリニー
Rouge
Volnay
ヴォルネー
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,4252001/03/31 関内 サンタムールカツミ商会
とても天気の良い一日、ベランダのプランターにバジルの種を植えたりしてのんびりと。 というわけで、ワインもややゴージャス系。 ブルゴーニュはヴォルネーの産で、畑名付きの1996年。 造り手は知らない人だけど、1996かつ畑名付き、 アルコール度数13.5%ときたらそう大ハズシは無いでしょう、って感じで。
色はかなり青くて濃い。ボルドーのそこそこのワインと見紛うような色。 香りでまず感じるのは、ツンッと刺すようなアルコールっぽい有機溶剤っぽい香り。 樽香もかなり感じる。ただ、甘い感じor焦げた感じの樽じゃなくて、 枡酒とかに感じるようなヒノキとかの針葉樹っぽい雰囲気。 味もなんとなくボルドー風。ちょっと峠を過ぎて落ち始めたボルドーみたいな、 カシスっぽい果実の雰囲気とこなれた酸味が主体。
時間が経つと、香りに赤くて若い果物の雰囲気が強くなってきて、ブルゴーニュらしさを取り戻してくれた。
出だしはボルドーみたいなブルゴーニュ。 青い香りみたいなまだまだ若げな雰囲気と、老成したような平べったい酸味が同居。 ポテンシャルはあるし、結構イケてるとは思うんだけど、なんとなくチグハグな印象は否めない。
75点自宅にて

14日(土)

Saumur 1999
ソミュール 1999
Courtrat Besserie
クールトラ・ブッスリー
Blanc
Saumur
ソミュール
Loire (France)
ロワール (フランス)
\7572001/03/31 関内 サンタムールカツミ商会
本日の夕食は天婦羅。 道場の稽古場(食堂)はいわゆる"カウンター・キッチン"と呼ばれる形式であるため、 揚げ物の場合は揚げたてが食べられる反面、油の香りがテーブルまで漂う。 その香りがクセモノで、結構イケてるワインの香りも覆い隠しちゃったりする。 というわけで、ソレを逆手に取って、そもそも香りの弱そうな、弱くても腹の立たなそうなワインをチョイス。
色は予想通り薄め。でも、香りは予想よりややしっかり。 青い柑橘類みたいな、フレッシュに過ぎる雰囲気の香り。 味もそこそこかっちり。樽の雰囲気は皆無なんだけど、なんとなく香ばしい感じがあって、 なかなかどうして侮れない感じ。
たいして目立った点はないけど、トータルバランスとしては悪くないし、 あっさりさっぱりという今日の要求は満たした。 四日前に飲んだアンジューと同じ造り手なんだけど、 こっちのほうがずいぶん立派。天婦羅のお供としてビールがわり程度の役割は十分担えてた。
67点自宅にて

13日(金)

Bourgogne Pinot Noir 1995
ブルゴーニュ ピノ・ノアール 1995
Dom. Jean-Marc Bouley
ドメーヌ・ジャン・マール・ブレ
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,5902001/03/31 横浜君嶋屋セイワジャパン
このワインを購入した時、ワインの値段は1,590円なのになぜか80円の消費税を取られた。 さしずめ「消費税四捨五入(切り上げ?)徴収」の店、って具合か。 手計算じゃなくて、POS自体にそういう設定がされてたみたいな感じだったんで、 そんなチンケな益税を狙ってるとしたら猛省を促したいですな。 なーんて、そういう一円単位の憤りは別にして、このワインの評価という意味では…
色はかなり薄い。明らかにオレンジとか朱色を感じる、熟成感のある色。 香りのボリュームは案外しっかり。果実のハツラツとした香りはあまり無くて、 どっちかと言うとゴムとか革っぽい香りが中心。 味はなかなかイケてます。 パワーはないけどーっと口に入ってきて何らひっかかることなく喉を通り過ぎて行くし、 雰囲気としては、アプリコットの甘露煮みたいな甘酸っぱくて上品な味わいに仕上がっている。
スケールは小さいなりに熟成ブルゴーニュの雛形が味わえるワイン。 喩えて言えば、熊本の水前寺公園にある"肥後富士"なる築山みたいな、 小振りだけどスタイルの良いワイン。 でも、飲めない師範代に「薄すぎる!」と一瞥されてたんで、 ブルゴーニュの赤はこんなんもアリ、という思い入れがなければ確かに頼りなく感じるかも。
74点自宅にて

11日(水)

Messias 1996
メッシアス 1996
Sociande Agricola e Comercial des Vinhos Messias
ソシアンデ・アグリコーラ・エ・コメルシアル・デ・ビーニョ・メッシアス
Tinto
Douro
ドウロ
Douro (Portugal)
ドウロ (ポルトガル)
\4702001/03/31 関内 サンタムールカツミ商会
本日のワインであるポルトガル産の赤は、昨日のアンジューに続きまたも道場初登場 (ポルトとか発泡ワインは稽古経験あるけど)。 そしてまたも激安系。裏書きによれば、"Douro"っていう地域はポルトの産地の近所みたい。 品種とかその他の情報は一切不明の闇鍋状態での稽古。
色は濃くて、それも単に濃いだけじゃなくてちょっとボルドーみたいなこげ茶系の雰囲気を感じる。 香りは青い。思いっきり青い。キダチアロエとかヨモギとか、そういう青くささ満点な香り。 味のバランスはそんなに悪くないとは思うんだけど、 とにかく香りがかもし出す青っぽさにひっぱられていただけない感じ。
昨日に続き、残念ながら道場初登場はまたもイマイチな結果。 安くて若いポルトの青臭さが苦手の師範にとっては、そもそも誤った選択だったかも。
49点自宅にて

10日(火)

Cabernet d'Anjou 1998
カベルネ・ダンジュー 1998
Courtrat Besserie
クールトラ・ブッスリー
Rose
ロゼ
Cabernet d'Anjou
カベルネ・ダンジュー
Loire (France)
ロワール (フランス)
\4372001/03/31 関内 サンタムールカツミ商会
当道場では、ロゼの登場回数は極めて少ない。 さらに、フランスのロゼの代表的産地であるアンジューの物となると初登場だったりする。 登場しない理由はひとえに「ウスラ甘くてヘコヘコ」な印象があるからなんだけれども、 春たけなわのこの季節、安ワインの代表格たるアンジューのロゼと稽古しないわけにはいくまい、 という臥薪嘗胆の心境で稽古。12%というマトモなアルコール度数なんで、 補糖していなければ残糖がそんなにあるとは思えず、それほど甘ったるくはないことが期待されるし ……なーんて講釈垂れてるけど、実際は安さに惹かれての購入。
で、やっぱりロゼゆえ色は綺麗。"どピンク"というよりちょっとオレンジっぽい色。 香りは弱い。ほんのちょっぴり白ワインの香りはするけど、ダメダメ系の弱さ。 味は…残念ながらウスラ甘い。「チッ、補糖してやがるぜ!」って感じ。 温度が上がって来たら若干赤みたいな皮目の雰囲気が感じられるんだけど、 いかんせん温度が上がると飲めたもんじゃないくらいドヨンと甘い。
半分飲んだ時点でストレートはギブアップ。というわけで評価低し。 でも、後半は炭酸水で割ってスピリッツァー風にして飲んだんで、 飲まずにサヨナラするような最悪の事態は避けられた。 甘ったるいワインを炭酸で割ると、 へたなチューハイよりずっと上品なジャンク・ドリンクになる、ってのは新しい発見。
41点自宅にて

8日(日)

Bianco Romita 1999
ビアンコ・ロミータ 1999
Fattoria Poggio Romita
ファットリア・ポッジォ・ロミータ
Bianco
(IGT)
インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\9992001/03/19 エノテカ 高輪店エノテカ
本日の夕食はマグロのカマなんだけど、 そのまま塩焼きだと和風になっちゃうんでちょっと香草を振ってイタリア風に。 あとは春キャベツとベーコン(熊本の"ベルクミート"と言うメーカーのもの。とってもスモークが効いてて美味) の炒め物、カッペリーニを使ったトマトの冷製パスタ。 というわけで、それらに合いそうなイタリア白をチョイス。 ラベルは、イタリアらしくモダンでシンプルなデザイン。
色は非常に薄め。5年経った畳表を漂白したような色。 香りも非常に薄め。冷えてる時点では全く香りの印象はない。 味も薄め。やや酸が強めで柑橘系の雰囲気と、なんとなく武骨な味わいが同居している。
…と、温度が低い時点では全く主張の無いワインだったんだけど、 冷蔵庫から出して2時間以上経ったくらいからそこそこ香ばしい香りとか味わいのコクとかが出始めた。
正直言ってどーってことない白ワイン。でも、 白の場合「頼りないなぁ」と感じたら温度を上げればそこそこマトモになったりするあたりが便利。
68点自宅にて

7日(土)

Savigny 1er Cru Vergelesses 1996
サヴィニー・プルミエ・クリュ ヴェルジュレッス 1996
Francois Labet
フランソワ・ラベ
Rouge
Savigny-les-Beaune 1er Cru
サヴィニー・レ・ボーヌ 1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9802001/03/25 秋葉原デパート大榮産業
昨日のオート・コート・ド・ニュイの残りがちょっぴりあったんで、 それと比較する楽しさもあってこれを抜栓。 結構良い評判の畑で出来の良い1996産、でも造り手は全く知らん人。 料理は、ブルスケッタとかスペアリブの燻製とかエリンギと春キャベツの炒め物とかなんで、 こういうワインがピッタリかも、ってな具合で。
やや濃い目な色あいが、流石に1級畑だと感じさせてくれる。 香りもちょっと複雑系。漢方薬のような東洋風薬草の香りとある種のお菓子(思い出せない…)の香りとかがあって、 ボリュームもまずまずで良い感じ。 味も下のワインより若干ウワテ。ガツンと口に入ってくるのはやや武骨だけど、 口の中での存在感がしっかりあって「飲んでるぞぃ」って気分にさせてくれる。 特に"コーッ"って感じの余韻が長いのが印象的。 ただ、特有の薬っぽい香りとかガツンと来る感じとかが、飲めない師範代にはノーサンキューだったみたい。
なかなか個性的で、結構イケる。でも絶賛するほどでもないなぁ。 値段よりちょっと上の満足感、といったところか。
75点自宅にて

6日(金)

Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 1996
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 1996
Francois Martenot
フランソワ・マルトノ
Rouge
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\8802001/03/25 秋葉原デパートトーメン
村名まではいかないけれども、ACブルゴーニュよりちょっと上級のAOCであるオート・コート・ド・ニュイ。 ジャイエ・ジルとかミシェル・グロとかがガッツ溢れるワインを造るこのエリア、 それが一本880円。思わず購入。
色はブルゴーニュらしい薄めの赤紫。ちょっと朱色がかった感じもあってなかなか綺麗な色。 香りは、ウォッシュチーズのようなケモノっぽい香りが主体で、相対的に果実の感じは弱め。 アルコールがツンと鼻を突く感じはあるけど、ボリューム的にはまずまず。 味は、口に含んだ瞬間はスーっと通りが良くて、やや甘味もあったりして「おぉ!」って感じだけど、 即座に酸味が目立ってストンと落ちてしまう、そういう味。
翼の調整を間違えた紙飛行機みたいに、最初グングン上昇しそうな気配を見せといて急に失速する、 そういうワイン。 それでもそこそこちゃんとしたブルゴーニュが味わえるんで、この値段だったら十分買いでしょう。
翌日、小さな瓶に一杯分だけ残したやつと稽古したけど、香りにイチゴっぽいフルーツ感が加わって更にポイントアップ1点。
72(+1)点自宅にて

4日(水)

Dolcetto d'Alba 1996
ドルチェット・ダルバ 1996
Rocca Gralda
ロッカ・グラルダ
Rosso
Dolcetto d'Alba
ドルチェット・ダルバ
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
\9992001/03/19 エノテカ ウィング高輪店エノテカ
エノテカ ウィング高輪店で、よりどり3本買えば1本999円という珍奇な売られ方をされていたワイン。 比較的お手頃価格のワインが多いドルチェット・ダルバだけど、さすがに3桁は珍しいかも。 ラベルもなんだか高級っぽいし、イケてればめっけもん、ってな感じで稽古。
色はイタリアらしい赤紫。熟成とかはそれほどでもないかなぁ、って感じの色。 香りもイタリアらしい。桜餅のようなゴムのような、ウニュっとした感じの香り。 …と、そこまではまぁまぁだったんだけど、味がいまいちイケてません。 酸味が強くて渋味も粗くて、その二者を仲介するはずの甘味も抑え目すぎて、 なんとなく薄っぺらな印象。ごく僅かに残る炭酸のジリっと感も薄っぺらさを助長。
1,000円と思えばまぁそんなもんかも、なんだけど、 ご奉仕価格で1,000円のワインにはもう一段上の満足感を期待するなぁ。 いまいちであるが故にご奉仕価格、ってのも当然アリなんだろうけど。
65点自宅にて

1日(日)

前日の荒天とはうってかわった快晴に恵まれた4月1日、皆様はいかがお過ごしでしょうか…
ってことで、師範宅ではお花見を。 比較的近所の友人N氏宅のそばにある常盤台公園で、二家族六人でしんみりと花を愛でる、といった企画。 花見の席での料理は、適当にスーパーで買ってきたツマミ系。飲んだお酒は、 まずビール(ハートランド)で乾杯した後、下のスパークリングを。

Eclipse Brut N.V
エクリプス・ブルット (ヴィンテージ無し)
Chandon Spain
シャンドン・スペイン
Cava
発泡
Cava
カバ
(Espana)
(スペイン)
\1.1802001/02/24 カーヴ・ド・リラックスジャーディン・ワインズ・アンド・スピリッツ
モエ・エ・シャンドンがスペインで造る発泡ワイン、ってことだけど、 モエ・エ・シャンドンのカバって「トーレ・デル・ガル」の名前で出してなかったっけ? 米国産や豪州産にも"エクリプス"の名前が付いてたんで、ブランドを統一したのかな? 技術革新も伴って、よりシャンパン風になってれば良いけど。
色は薄めです。香りは案外立派で、シャンパンっぽい香りが感じられます。 でも味は薄っぺらい。"コク"みたいな感じはなくて、ただ単に食事を邪魔しない系に身を置いてしまってます。
悪くはないけどとーっても普通。 桜でも、ちょっぴり黄緑色で葉っぱも出ててあんまり色気はないけど、 でもやっぱり満開の桜の一団を演出しちゃってるやつがあるじゃないですか、 そういうワイン。
70点常盤台公園にて

場をN氏宅に移して。

Chateau Gazin 1995
シャトー・ガザン 1995
Ch. Gazin
シャトー・ガザン
Rouge
Pomerol
ポムロール
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
勤務先でのビンゴの賞品 ピーロート・ジャパン
勤務先のレクリエーション企画でビンゴ大会があって、 その賞品としてゲットしたワインがこれ。 「どうせ安モンだろ」なんて思ってたんだけど、 ちょっと調べてみると安ワイン道場の守備範囲を大きく逸脱する価格のワインらしい。
抜栓した時点で、質の良いコルクと、それを嗅いだ時に良い香りがして、ただごとでないワインであることがわかる。 色はかなり濃くて、でも濃い紫の中にほんのりレンガ色っぽい赤さが感じられて、なんとも良い感じの色。 香りも色の印象通り。良いボルドーに求める、果実や樽や消し炭や朽ち木が一体となった、なんとも複雑な香りが感じられる。 味は、濃さとか複雑さとかは十分ながらもさすがに若くて渋味が顕著だけれども、まぁさすがにそれはしょうがないかな、と。
時間が経ってもその"しょうがない"と思った渋味が一向に収まらないのは残念ではあるけど。
美味いです。たいしたもんです。ボルドーの良いヤツで若めのワインって、ホントに格付けとか値段に正直だと思う。
83点N氏宅にて

チーズ・フォンデューに使った残りのワインを頂くことに。

Kaapzicht Chenin Blanc 2000
カープツィヒト シュナン・ブラン 2000
Kaapzicht Estate
カープツィヒト・エステート
White
Stellenbosch (South Africa)
ステレンボッシュ (南アフリカ)
N氏より 成城石井
チーズフォンデュに使う白ワインってことで、とにかく安いもん狙いで買ったらしいこのワイン。 でも、アルコール度数14.5%はなかなか侮れないし、実際1,000円近くしたそうだからそんなに変なワインじゃないと思う。
色は薄めです。上の赤ワインを注いでいたグラスにそのままこのワインを注いだら、ややロゼ色になるくらい薄めな色。 香りは案外しっかり系。ちょっぴり青っぽい、新入学高校一年生的なオトナになりきってない香り。 味は香りよりもっとしっかり系。高校は出たけど就職先が無くて、なんとなくプラプラしてる的な味。
…というわけで、青く若いけどなんだか我々の想像以上に知ってることは知ってる系の雰囲気を持ったワイン。 と、感想はどうあれチーズフォンデュには良く合ってました、ハイ。
69点N氏宅にて

好天に恵まれて、近年稀に見る良く出来た花見でありました。


先月分

by 師範