稽古日誌:2004年4月

 今月から消費税の内税表示が義務化されるらしい。 従って、道場に掲載するワインの購入価格は、 4月1日以前に購入したものに関しては税抜き表示/ それ以降購入したものに関しては内税表示とする。
 それにしても政府のやりかたって姑息だよなぁ。 国民に税負担の実感を無くさせ、今後の消費税率アップを容易にしたい意図がミエミエ。 日本の財政状況って、そういう衆愚戦略かつチマチマやってる場合じゃないと思うんだけど。

翌月分

30日(金)

Bourgogne 1998
ブルゴーニュ 1998
Jacques Cacheux & Fils
ジャック・カシュー・エ・フィス
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9742004/04/17 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 ラック・コーポレーション
 連休二日目、今日は朝から釣りに行ったり ワイン買いに行ったり、部屋の掃除をしたり。 夕食は、釣りのお土産のメジナの煮付け、 ジャガイモとかぼちゃとピーマンとエリンギのカレー炒め。 料理のメニュー的に合わせるワインに迷うとこだけど、 ここは相性云々とは関係なく飲みたいワインってことでブルゴーニュをチョイス。 選んだジャック・カシューのACブルゴーニュは以前に1996と稽古済み
 色は案外濃くて、案外退色した感じのしない赤紫。 香りは、ブルゴーニュっぽいゴム革系の香りが支配的。 果実っぽさも無いでは無いけど、ちょっと奥に引っ込んだ感じ。 味は、かなり酸が強め。フルーティな頃を過ぎて、やや谷の時期に入っている模様。 料理との合わなさは置いといっても、もう少し華やかさが欲しいところ。
 時間が経つと、タンニンがこなれて甘味が出てくるためか、 それほど酸が強いワインとは思えないまとまり具合に変化。 ナリは小さめながらちゃんと変化するあたりはさすが。
 ACブルゴーニュとしては、きっと卓越した要素を持っていたんだと思う。 ただ、正直言って師範的にはこのワインは年月を経すぎ、 キレイに熟成しているとはいえもうちょっと若い時分に飲みたかったワイン。
73点自宅にて

29日(木祝)

J.J.McWilliam Chardonnay 1996
J.J.マクウィリアム シャルドネ 1996
John James McWilliam
ジョン・ジェームス・マクウィリアム
White
(Australia)
(オーストラリア)
\9802004/03/18 タカムラ Wine House キッコーマン
 連休初日、どこへ出かけるでもなくのんびりと過ごした一日。 夕食はアサリのワイン蒸し、手巻き寿司。 ワインは、先週赤を飲んで、 なかなかキレイな熟成ぶりを感じたワイン。 師範個人の嗜好としては、 熟成赤に比べて熟成白にはあまり心を動かされないんだけど (というかシェリーっぽさがイマイチ好きになれないんだけど)、 ともあれこの値段、試してみるだけの価値はあるかな、と。
 色はかなり濃い黄色。黄金糖の一歩手前、風邪薬を飲んだ時のお小水の色。 の割にはネットリ感がないのはそもそものブドウの体力か。 香りは弱い。少なくとも鼻で嗅いでも柑橘系のアメっぽい香りがちょっとするだけ。 口に含むと、傾向は鼻で嗅いだのと同じながらもボリュームはがぜんアップ、 あと樽香がまだまだ主張している。 味は、このワインにとっての丁度良い熟成具合といったところか。 フルーツっぽい味わいを残しつつも熟成によるクタッと感もあって、 熟成ブルゴーニュを飲んでいるように錯覚することも可能な味。
 そもそものワイン自体のクオリティはそれほど高くはなさそうなんだけど、 適度な熟成によって分相応のピークに至った、という感じ。 税抜き1,000円以下ということを考えると十分合格。 でもまぁこういうワインって安定供給されるものじゃないだろうから、 またこの手のワインを見かけた時は要ゲット、ってことで。
78点自宅にて

28日(水)

Villa Anita Merlot 2002
ビッラ・アニータ メルロー 2002
Artiga Fustel
アルティガ・フステル
Tinto
Penedes
ペネデス
Penedes (Espana)
ペネデス (スペイン)
\9802004/03/22 カーヴ・ド・リラックスリラックス
 ゴールデン・ウィーク到来、師範は明日より7連休でございます。 浮かれる気持ちをピシッと抑えて、普段通りに安ワインと稽古。 選んだワインはスペイン産のメルロー。 スペインの安ワインっていうとテンプラニーヨのヤニ臭いイメージが強かったけど、 最近(こういうメルローのような) フランスでメジャーな品種を使ってキッチリ造ったワインも多いんで侮れないところ。 ちなみに料理は、砂肝の炒め物、素揚げした鶏手羽元を甘辛く味付けしたもの、 オクラの酢の物、大根ツナサラダ。
 色は健全かつ普通に濃い青紫。 香りは、確かにメルローといえばメルローな香り。 ただ、果実というより草をつぶしたような青臭さと古いボルドーのような煙たさ、 それと激安イタリア赤みたいなツンッと刺す香り。 もっと若々しい果実香を期待していたんだけどかなり意外。 味は・・・酸っぱい!それも猛烈に。ま、普通は意図してこういうワインは造らんでしょうな。
 ・・・というわけで大変分かりやすく傷んでました。そのまま飲むにはグラス1杯が精一杯、 劣化の度合いとしてはかなり強烈。 でも、捨てるのは師範の主義に反するゆえ、 氷を入れたりオレンジジュースで割ってサングリアにしたりしてなんとか飲み干した。 ま、そういうこともありますわな。
(34点)自宅にて

25日(日)

Domaine de Planterieu Ugni-Blanc Colombard 2002
ドメーヌ・ド・プラントリュ ユニ・ブラン コロンバール 2002
P.Grassa Fille & Fils
P.グラッサ・フィーユ&フィス
Blanc
Cote de Gascogne (VdP)
コート・ド・ガスコーニュ (ヴァン・ド・ペイ)
Sud Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\8902004/03/22 カーヴ・ド・リラックスリラックス
 本日の夕食当番は師範、料理は刺身の盛り合わせ(スーパーですでに盛られたヤツ)、 カマスの塩焼き(スーパーで既に三枚開きされたヤツ・・・でもウロコが取られてなかった。 開いた後でウロコ取るのは大変なんですけど。プンスカ!)、 焼き茄子(焼いて皮むいただけ)、ウドの酢味噌和え(薄切りして水にさらしただけ)。 ・・・というわけで、水曜に引き続き和のフレーバー満載なんで、またまたスッキリ系っぽいワインをチョイス。 ワインの方も、水曜と同様カーヴ・ド・リラックス店長の内藤氏お薦めのワイン。 リラックスと現地のメジャー造り手が共同開発したワインとのことで、 ラベルに書かれた建物の入り口に店長内藤氏の似顔絵がホントに小さく薄っすらと書かれたりしている、 茶目っ気のあるラベル。
 色は普通の普通。 香りは、マスカットっぽいブドウの香りと沈丁花っぽい花の香りの中間といった雰囲気。 なかなか心地よい香りであります。 味は、気持〜ち甘めかな、と思うけどそんなに気になるほどではない。 アルコール度数が11.5%と低めに造られているんで、 相対的にフルーティな味わいが残っている感じ。
 香りが良くて果実味しっかりで、万人に親しまれそうなワイン。 というわけで好印象ではあるんだけど、 この地域(ガスコーニュ地方)で造られる白ワインって、 どれ飲んでも同じような雰囲気な気がする。 良く言えば安心感のある地域、悪く言えば面白みの無い地域。
72点自宅にて

24日(土)

Nuits-St-Georges "Aux Saint-Julien" 2000
ニュイ・サン・ジョルジュ "オー・サン・ジュリアン" 2000
Daniel Bocquenet
ダニエル・ボックネ
Rouge
Nuits Saint Georges
ニュイ・サン・ジョルジュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,2802004/03/18 タカムラ Wine House INA
 久しぶりに自宅で3,000円以上、稽古範囲をちょっぴりオーバーの「破戒」ワイン。 ま、そういうのを飲みたい日もある、 師範といえどもそういうのを買うこともある、ってことで。 このワインは、2年前のまさに同じ日、 たまたま今日の昼にお会いした方と1999を飲んでいて、 とっても好印象。 あの美味しさがこの値段で得られるんであれば(3,000円以上ではあるけど) 決して高くないと思って。
 というわけで期待に鼻を膨らませて抜栓。色はやはり濃い。 師範のイメージするブルゴーニュの色よりやや青めな紫。 香りは、以前の1999同様、ボリュームはさほどでもないけど 凝縮した木苺と上品な樽香で、おとなしくも高級感漂いまくっている。 味も、香りにぴったり寄り添った上品さ具合。 まず顕著なのは旨味。とにかく思いっきりダシの効いた旨みが乗っている。 その他は、口に含んでほんのりとアプリコットの甘味、その後ホコホコした渋味、 最後にスーッと口の中に残る酸味、それぞれが時間差を持って現れる感じ。
 2時間くらい経っても、前回のように大きく開く感じは無かった。 「開かなかった」というより「始めから開いていた」というのが近いかもだけど。
 期待通りのパフォーマンス、この値段であっても十分得したという印象。 旨みたっぷりで、系統で言えばアルマン・ルソーっぽいかな? (知ったかぶりしてます。したくなる気分です。スミマセン)。 たまにはこういう「自費敵陣視察」も大事でありますな。
86点自宅にて

23日(金)

Oro de Castilla Verdejo 2002
オロ・ディ・カスティーヤ ベルデホ 2002
Bodega Hermanos del Villar
ボデガ・エルマノス・デル・ビヤール
Blanco
Rueda
ルエーダ
Rueda (Espana)
ルエーダ (スペイン)
\9802004/03/22 カーヴ・ド・リラックスモトックス
 本日の夕食は、カツオのカルパッチョ、もやしとスナックえんどうのサラダ。 例によってサッパリ系の料理にはサッパリ系の白を、 ってことで選んだのはスペイン産の白。 販売店の方お薦め、 Real Wine Guide第5号でも「デイリーNo.1」なんて書かれているワイン。
 色は相当薄い。同じお店/同じ値段で買った一昨日のフランス産白と比べても 更に薄い色合い。 でも、香りは華やか。いかにも花のようなファーっと発散する系の香りがある。 一昨日と比べると香りはこっちの方がやや上の雰囲気。 味は、濃くなく薄くなく/甘くなく酸っぱくなく、良くも悪くも中庸な味わい。
 時間が経ってもその雰囲気は全く変化が無い。 じっくり飲むともう少し酸味が欲しいかな、って感じ。 和食より、地中海的な香りの強い魚料理との相性がいいような(というわけで今日の料理は正解)。
 特段の個性はなくて、「デイリーNo.1」の理由を見出すのは難しいけど、 普通に美味しい白ワインとしてはかなりお買い得。 一昨日のワインは店長さんのお薦め/このワインは店の新人さんのお薦めらしいけど、 師範的には新人さん側に軍配を上げる。
74点自宅にて

22日(木)

J.J.McWilliam Shiraz 1996
J.J.マクウィリアム シラーズ 1996
John James McWilliam
ジョン・ジェームス・マクウィリアム
Red
(Australia)
(オーストラリア)
\9802004/03/18 タカムラ Wine House キッコーマン
 本日のワインは、なかなか珍しげなちょっと古めのオーストラリア産赤。 お値段もビックリの3桁980円(税抜き)。 これでちゃんとした熟成の美味しさがあればメッケもん、 熟成感が無くて普通であっても別に構わない、 熟成しすぎてヘロヘロになってたら承知せんぞ、 という気分で抜栓。 ちなみに料理は、鶏肉と春野菜の香草炒め、ミネストローネ。
 さて抜栓。コルクは色白ですべすべしたキレイなコルクだけど、 ワインに触れていた面だけはキッチリ濃紫。 ボトルの内側には薄ーく張り付いた澱がびっしり。 ワイン自体の色はとくに退色した気配の無い濃赤紫色。 これらが正常な熟成の結果か否かは師範には判別できず。 香りは、熟成赤ワインにありがちな、やや生臭いような木が朽ちたような香りと熟れきった果実香。 銘柄を知らされずに飲んだら「間違いなくちょっと古いボルドーですな」なんて偉そうに答えそうな、 まるでボルドー風の香り。品種はシラーズなのにね。 味は、さすがに強さはないけどいい具合にこなれた感じ。 そもそもは強かったであろう樽香が、 クッタリとこなれて後味と残り香にその雰囲気を残すのみであるあたり、 キレイに熟成したことがわかる。
 豪州シラーズにありがちな強さ一点張りとは一線を画す、丸く穏やかに熟成したワイン。 強さや厚みという点ではそれほどでもないけど、 980円という値段ではおよそ体験不可能な、 熟成ボルドー風の雰囲気が楽しめる。 残念ながらもう販売店では売り切れみたいだけど、 同時に白も購入しているんでそちらにも期待。
79点自宅にて

21日(水)

Chateau Fongrave 2001
シャトー・フォングラーヴ 2001
Ch. Fongrave (Francois Brouard)
シャトー・フォングラーヴ (フランソワ・ブルアール)
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\9802004/03/22 カーヴ・ド・リラックスリラックス
 週の始め恒例の二日連続休肝日明けの今日、 夕食のメニューはウドの酢味噌和え、散らし寿司、ツナとブロッコリーのサラダ、 アサリの味噌汁。 とくればワインは当然白、それも下手に甘かったり樽が強かったりしなさそうなのをチョイス。 選んだのは、ボルドー産の白で、販売店の店長ご推薦の一本。 赤は昨年ヴィンテージ違いを飲んでいて、 この値段のACボルドーとしてはそこそこ好印象という結果だった。 今日も(夕食のメニュー的に)その「そこそこ」狙いで抜栓。
 色はかなり薄い。ネットリ感も無くて、 想像通りスッキリ系のワインであることが見た目からも感じられる。 香りは弱い。南のシャルドネとかとは一味違う、 押し付けがましさのない雰囲気で、 「いかにも白ワイン」な白葡萄っぽさとちょっぴりの草っぽさを携えた香り。 味は、かなり酸が幅を利かせている。 もう少し酸味が強くて固いと「金属を舐めるような」という印象を抱くと思うけど、 ぎりぎりのところで「心地よい酸味」として踏ん張っている感じ。
 今日の夕食のような、和食中心のすっきりした食事であれば、 超辛口清酒のようなこのワインは合わせやすいと思う。 でも、こってりバター味の魚料理とか、そういうのに合わせるんであればちょっと厳しいかも。 これからうっとうしい夏に向けて、サラリとした料理にあわせてサラリと飲むべきワイン。
70点自宅にて

18日(日)

Tortoise Creek "Les Amouroux" Premium 2002
トートワーズ・クリーク "レザムールー" プレミアム 2002
(Les Producteurs Reunis)
(生産者組合)
Rouge
Coteaux du Languedoc
コトー・デュ・ラングドック
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,4802004/03/22 カーヴ・ド・リラックスリラックス
 初夏を想わせるようなとっても気分の良い休日、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 師範はと言えば広大な庭の花壇の手入れで、 久しぶりに土と戯れた一日でございました。 植えた花はペチュニア3株とパセリ1株、 ペチュニアは暮らしにいろどりを沿え、パセリは食卓にいろどりを添えてくれるでしょう。
 というような優雅な一日の夕食は、日向かぼちゃと鶏ひき肉の煮物、酢豚の2品。 合わせたワインは、安ウマでメジャーなトートワーズ・クリークのプレミアム版。 アルコール度数が14%もあるしボトルは重いし、 素人さんには良く分からない差でしょうが安ワイン者にとっては確かな「優雅感」であります。
 色の濃さはともかく、ビックリなのはそのネットリ感。テラテラと光る液体はいかにも美味げ。 香りもビックリ、「な、南仏品種なのね」の香り。 ラベルには書かれていないけど、シラー/ムールヴェドル系と想像される。 トートワーズ・クリークの赤ってカベルネ・メルローのボルドー品種のものがメジャーな気がしてたんで、 勝手にソッチ系だと想像してた師範が間違いと言えば間違い (良く考えるとVdP d'OcじゃなくてAC Coteaux du Languedocだし)。 味は、とにかく特徴的なのはたっぷりの甘味。 最近の南仏産ってこういう風に甘味を残したものも多いけど、 それらと比較しても更に顕著な甘味がある。 青畳にイチゴジャムをすり込んでチューチュー吸うような、 サトウキビの茎をガシガシ噛み砕くような、そういう味わい。
 後半は冷蔵庫で冷やして。それでも甘味は健在。 「けっこう渋みもあったのね」ってなことが顕在化。 時間が経っても冷やしても、良くも悪くも本質的な雰囲気は変わらない。
 とにかくポテンシャルという意味ではまさにプレミアム、 この値段で買えるのは不思議なくらい。 ただ、こういう南仏系の真っ青に甘い雰囲気が好きな人にはいいけど、 そうでない人には若干その力の入れ具合がToo Muchに感じられる。 贅沢な話ではありますが。
77点自宅にて

17日(土)

近所の寿司屋で夕食。

店は、保土ヶ谷駅前にある千成鮨というところ。 ちょっと前までは駅前商店街の中ある間口わずか二間ほどの小さな店だったけど、 駅の真ん前にビルを建てて一気に大規模寿司屋に転換。
実は師範はここで過去ランチを2回ほど、夕食を1回(あと出前では数回)ほど食べてはいるんだけど、 正直言って接客としてはちょっとどうかと思うものだった。 「ウチのネタは回転なんかと違うからね」と言いながらブザマな姿の手抜き寿司を出す年配の板前さん、 早い時間のランチでカウンターには師範一人しかいない時、 全く無言で(ネタが何かも言わずに)握る若い板前さん。 要するに一見客に対してあまり注意を払わない店で、普通だったら再訪は無いところ。 でも、なんといっても近所で便利だし、ネタ自体は悪くなく、 なぜか出前だときちんと握られたものが食べられるんで、 接客さえ気にしなければ良さげな店ではある。 今回はプチ師範代もいっしょってこともあって、 接客を気にしない三階の座敷を利用しようと思ったけど、あいにく予約で一杯、 カウンター横のテーブル席と相成りました。


そんなこんなで、食べたのは以下。
刺身盛り合わせ \3,000 (左写真:タコもあったけど食べちゃった)
特撰千成鮨 \3,300×2 (右下写真)
お子様すし \1,000
酒は、生ビール \500×2、清酒で愛宕の松 純米吟醸 \650×1。

例によってネタは悪くないと思う。 赤貝なんてとても大きいし、 中トロも適度な脂ののりで師範好み、白身がいろいろあるのも嬉しい。 大きめの握りなんで、追加注文しないうちにおなか一杯になって、 今回はセットメニューのみ。
でも、やっぱり気になる点もあって、 まず刺身盛り合わせはもう少し盛り方を考えたらどうか、と思う。 これだと見た目にぱっとせず一般家庭で盛ったのと特に違いがなくて、 なんとなく華が無い。 あと、やっぱり握りの姿が美しくない。板前さんはとっても忙しそうで、 超特急で握っていただいたのはわかるけど、 それでも寿司飯がボロボロっとなっていたり、 軍艦の海苔がはがれていたり、 細巻きに「ネギトロ兼カッパ」な部分があったりするのは、 最も値段の高いセットとしてはいかがなものかと思う。
飲み物は、生ビールがスーパードライだったのがちょっと残念 (でも寿司屋だとその選択もアリだとは思う)、 愛宕の松という清酒は非常にスッキリしていて師範のような初心者向けにいい感じ。

サービスは依然として厳しいなぁ、と。
飲み物が出されるタイミングがかなり遅かったり、 食べ物のオーダーが大人一人前分通ってなかったり、 なんだかスムーズにいってない感じ。 素人目に見ても、 3フロアと出前の分を3人の板前さんでこなすのはとても厳しいんじゃないだろうか、って感じ。 カウンター席のお客さんとも会話するでもなく忙しく握っておられるし。 板前さん以外の店の人がいかにもアルバイト・レベルなのも大変さを助長。 間口二間の頃の店のシステムをそのまま大きな店に持ち込んで、 まだきちんと廻せていないのかな、というのが正直な印象 (板前さん、一皿遅れたのをきちんと謝りに来られて、お詫びのサービスにヨーグルトのデザートも頂いた。 人は悪くないです)。

とはいえ(再三書くけど)ネタは悪くないし、店内の雰囲気も小奇麗でいい感じ。 ご近所に住む者として、是非いい店になって欲しいな、 という願いを込めて。


お会計は11,000円強(10%サービス券利用)。もう少し時期を置いて再訪、かな。


16日(金)

Vire-Clesse "l'Epinet" 2000
ヴィレ・クレッセ "レピネ" 2000
Jean Rijckaert
ジャン・リケール
Blanc
Vire-Clesse
ヴィレ・クレッセ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,8602004/03/18 タカムラ Wine House ミレジム
 本日久しぶりに早く帰れたんでゆっくり飲めるのと、 今週はワイン的にはストイックだったんで、週末の今日、ちょっと良さげなワインを抜栓。 北欧っぽい名前のこの造り手は、ヴェルジェのもと共同経営者とのこと。 なんとなく上品なラベルデザインがタダモノではないことを物語っている感じ。 ちなみに料理は茹でたソラマメ、冷やしトマト、エビフライ。
 そんなこんなで急遽登用した白なので、ワインクーラーで冷やしつつ抜栓。 あまり冷えてない最初の一口は「高級感あっていいじゃんコレコレ」な内容。 でも、冷えが進んで冷静に飲むと香りはかなり弱い。 「ソラマメの香りに隠れてる?」とも思ったけど、どうやらそもそも香りが詰まって出てこない感じ。 で、口に含むとアメっぽい香りと腐りかけの木のような樽香があったりはするけど。 味はちょっとやせ気味。 どことなく過熟した感じと退廃した感じがあって・・・
 というわけで、残念ながら劣化している雰囲気。 詰まった香りと退廃した味がそれを物語っている。 コルクを見ると、ワインに接した部分の一部が青黒く変色していて、 よくわかんないけど原因はやっぱりブショネかな? ワイン自体のパフォーマンスは高いような感じがしたので、 そのうちちゃんとしたのを飲んでみたい。
(68点)自宅にて

14日(水)

Cotes du Rhone "Terra Vitis" 2002
コート・デュ・ローヌ "テッラ・ヴィティス" 2002
Vignerons d'Estezargues
ヴィニェロン・デステザルグ
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\9802004/03/22 カーヴ・ド・リラックスリラックス
 本日の夕食は豚肉と野菜の冷しゃぶ。 選んだワインは、昨年待つに門下生からご推薦されたもののヴィンテージ違いで、 「自然派農法」により作られたらしいローヌ産の赤。 師範は、この「自然派農法」とか「ビオディナミ」とかにはあまり興味が無い。 そりゃもちろん農薬の類はあまり使わないに越したことは無いと思うけど、 まずは美味くてナンボだと思うから。
 というわけでこのワインは、というと、これがなかなか意外な結果。 色はまぁ普通というか、クラス相応の濃さとネットリ感。 香りは、いかにもローヌらしいツンッと刺激的な香り。 こちらは、クラス相応よりちょっと上くらいか。 で、特筆すべきは味。思いのほかしっかりと甘い。 アルコール度数は13.5%とやや高めなのにこの甘さ、 (醸造時の補糖とかがなければ)葡萄自体の糖度は相当高かったものと想像される。
 ちょっと甘すぎるくらいに甘かったんで、中盤以降はやや冷やして飲むことに。 それでも甘さはしっかり感じられるし、全体的にキリッと締まって好印象に。
 濃いとか重いとかではないけど、なかなか飲み応えのあるワイン。 この手の「自然派」なワインって、どちらかというとすっきり系のものが多いような印象があったけど、 これのワインに関してはかなりしっかり系。 ヴィンテージが違うからか飲み手が違うからか、 門下生からのご報告とは若干内容の違いがあるけど、 なかなかどうして良い感じのワインには違いない。
76点自宅にて

11日(日)

Chambolle Musigny 2001
シャンボール・ミュジニー 2001
Dom. Michel Gros
ドメーヌ・ミシェル・グロ
Rouge
Chambolle Musigny
シャンボール・ミュジニー
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,6102004/03/14 サンタムールカツミ商会
 本日の夕食は、大根おろしとポン酢で食べる牛サイコロステーキ、 春キャベツとコンビーフの炒め物、新じゃがのオーブン焼き。 BSE騒動の影響か、最近牛肉が高いなぁ。 特に、比較的安価でよく買っていたハラミ肉を全然見なくなった。 いったいどこに行ってるんだろ?  というわけで、最近高くなった食材に合わせたのは、 今も変わらずお手頃価格のブルゴーニュを提供してくれるミシェル・グロ。 シャンボール・ミュジニー村って他の村より若干高めな印象があって、 3,000円未満はちょっと珍しいんじゃないかな?  ま、名前の割に値段が安くても美味くなければ意味無し、 ってんで期待しつつも厳しい目で稽古。
 色はかなり濃い感じ。ブルゴーニュというよりローヌのような色合い。 香りは、お約束の木イチゴっぽいキュートな果実香と、 やや焦がしの効いた香ばしくも甘い樽香。 ちょっとウマクチ醤油のようなニュアンスはあるけど、 なかなかどうして良いとこのブルゴーニュの香り。 味は、色は香りから比べるとやや軽め。 渋味も甘味も酸味もあって、バランスとしてはなんら不足は無いけど、 なんとなく口腔内で強い印象を残さず喉に流れ込んでいってしまう感じ。
 抜栓後4時間くらい経っても大きな変化無し。 まだまだ強い、かつ早くから飲めるワインに造られている印象。
 なんだかんだ言っても美味いっちゃ美味い。 最近の南仏産やニューワールド産なんかと比べると濃さという意味では遥かに劣るわけだけど、 「濃いから美味い」ってわけじゃないことを改めて感じさせられる。
83点自宅にて

9日(金)

Ile la Forge "Vignes des Combes" Syrah 2002
イル・ラ・フォルジュ "ヴィーニュ・デ・コンブ" シラー 2002
La Forge (Michel Mas)
ラ・フォルジュ (ミシェル・マス)
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\9802004/03/18 タカムラ Wine House モトックス
本日の夕食は骨付き鶏モモ肉のオーブン焼き。 このメニューって師範が小さい頃は一番のご馳走だったんだけど、 今でも大好きなメニューのひとつ。 特にガスオーブンで焼いてパリパリになった皮目が秀逸。 でもって今日のワインは一昨日に飲んだものと同じ造り手のシラーを。 同じ値段でカベルネやメルローもあったんだけど、 やっぱり南仏ってことだとシラーの方が良さげな気がしてこれを購入。 お店のサイトによれば『コスト・パフォーマンス激高!!』らしい。 確かに(シャルドネと同じく)ボトルの佇まいとしては3桁とは思えない高級感がある。
 色はあまりにも真っ正直なド紫の真紫。 香りは典型的シラーの雰囲気で、 世に「スパイシー」と言われそうな刺激的な香りが感じられる。 ただ、香りのボリュームはおとなしめ。 一昨日のシャルドネもそうだけど、ここのワインって色や味の濃さの割には香りが立ってない気がする。 味は凄い。情け容赦無い濃さで、舌にジリジリとした膜を張らんがばかりの渋み。 ただ、甘味もそこそこあるんで、暴力的ってほどではないけど。
 味のポテンシャルという意味ではもの凄いワインだと思う。 この値段でどうやってここまで濃いワインが造れるのか摩訶不思議。 ただ、美味いかどうかを問われると当然そこそこは美味いけどちょっとToo Muchな気がする。 特に一人で一本飲むには、単調な香りと濃すぎる味わいがちょっと厳しすぎる感じ。 贅沢な話ですけどね。
75点自宅にて

7日(水)

Ile la Forge "Vignes des Combes" Chardonnay 2002
イル・ラ・フォルジュ "ヴィーニュ・デ・コンブ" シャルドネ 2002
La Forge (Michel Mas)
ラ・フォルジュ (ミシェル・マス)
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\9802004/03/18 タカムラ Wine House モトックス
 本日の夕食は、初鰹のカルパッチョ、ブリの照り焼きという東西料理の「重箱読み」なメニュー。 ともあれ魚ばっかりということで、選んだワインは白。このワイン、 門下生からお薦め頂いたものの廉価版、 加えて販売店のwebでも推薦されていたシャルドネ。 980円(税抜き)ながら安っぽさの無いラベル、 あと特筆すべきは、ちとやりすぎとも思えるくらいのヘビー・ボトル。 ネット・ショッピングって、実物が見られないんで「勘」が利かないんだけど、 このワインだったら実際の店頭で見ても即購入しそうな雰囲気。
 で、抜栓してみるとコルクは人工品。ボトルの重さとはかなり違和感があるけど、 師範は(問題なく機能するのであれば)人工コルクには賛成。 色はとっても普通。濃くなく薄くなく、青くなく赤くなく。 香りは、鼻で嗅ぐ分には際立った個性は感じられない。 でも、口に含むと蜜香ばっちり樽香しっかり。 味は、やや酸味に欠ける感じがありつつもしっかりとした濃さがあって、 そこそこの高級感はある。 ただ、惜しむらくは(やりすぎなワインによくある)苦味が出ているのが残念。
 最近よくある「力の入った南仏産」な白。 印象的には以前飲んだコレに酷似。 造り手の名前的には共通点がありそうだし、 ボトルやキャップシールにも共通点があって、 もしかすると同じワインのヴィンテージ違いかも?なんて気になる。 値段を考えると十分なパフォーマンスだけど、 上記ワインを飲んだ時と比べるとビックリ感が無くなった分ちょっぴりマイナスされた点数。
76点自宅にて

4日(日)

Bourgogne "Cuvee Numero 1" 2001
ブルゴーニュ "キュヴェ・ヌメロ・アン" 2001
Dominique Laurent
ドミニク・ローラン
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,8902004/03/14 サンタムールカツミ商会
 本日の夕食は鶏の唐揚げとか。 選んだワインは、 一時はとっても高値だったけど最近はやや落ち着いた感のあるドミニク・ローラン、 そこのACブルゴーニュ。 写真でもお分かりの通り、まるで裏ラベルのようなそっけないラベル。 以前はもっと違ったラベルだったと思うけど。 これに限らず、この造り手って白だの黒だのいろいろラベルを使い分けていて、 なんだか統一感が無い。
 色はいかにもブルゴーニュらしいキレイな赤紫、 ACブルゴーニュとしてはやや濃い目な感じ。 香りはお見事、まさに高級ブルゴーニュの香り。 お得意の樽香はそれほどでもないけど、 木イチゴっぽいフレッシュな果実香は下手クソな造り手のACブルゴーニュではちょっと難しい。 味もプチ高級品。スケールこそ小さめだけど、 酸味と渋味と甘味のバランスはきちんと取れている。 やや過抽出な苦味があるのが玉にキズだけど。
 やっぱりブルゴーニュは造り手ですな。 下手なところの村名格付けをはるかに凌駕するACブルゴーニュ。 ドミニク・ローランって、アクセル踏みっぱなしな印象があったけど、 こういうワインではちゃんとアクセルとブレーキを使い分けていて、 相応の美味しさを実現してるのは嬉しい誤算。 抜栓後一時間半くらいであっさり飲み干した。 こういうスムーズさもこのクラスのワインには好印象。
81点自宅にて

3日(土)

絶好の花見日和、ということでN氏ご一家とN氏宅近所の穴場な公園で花見。 料理は、N氏謹製おでんとか、師範宅近所の寿司屋で詰めてもらった寿司とか、 スーパーで買ったお惣菜とかの、いわゆる花見メニュー。 酒は師範が持参して。

Clarius Brut Chardonnay N.V.
クラリウス ブリュット シャルドネ (ヴィンテージ無し)
Concirio
コンチリオ
Spumante
発泡

Trentino Alto Adige (Australia)
トレンティーノ・アルト・アディジェ(イタリア)
\1,4802004/03/22 カーヴ・ド・リラックスアルコトレード・トラスト
 花見ってことで、普通一般だと最初はビールを飲むところだと思うけど、 師範的にはスパークリング・ワインの方がやっぱり嬉しいし楽しい。 モノは、イタリア産でシャルドネから造られたスプマンテ。 コクとか重みとかそんなんは良いから、とにかくパーっと華やかであれば・・・と願いつつ抜栓。
 で、これが若干良い方に期待を裏切られ。 まず色がかなり濃い。ピシッとした感じのレモン色。 泡はさすがに少なめだけど、キメの細かさは申し分ない。 香りも結構ちゃんとしていて、良い白ワイン、それもちゃんとシャルドネな香り。 味は、決して甘くは無いんだけど、 飴のようなコクのある感じが口の中にしっかり残る。思いのほか濃くて存在感のある感じ。
 安スプマンテっつーとヘラヘラでウスラ甘くて、ってのが多いけど、 これは結構イケてました。花見の席にはお薦めです(つっても関東以西だともう遅いか)。
77点N氏宅近所の公園にて

真澄 あらばしり 純米吟醸 搾りたて生原種(宮坂醸造:長野県諏訪市) \1,500

今回は清酒も師範が持参。 小さいけど清酒が豊富な近所の酒屋「宮崎屋酒店」で 『花見に合いそうな華やかな酒で、2,000円以下で、珍しいモノを』 と注文して選んでもらったもの。 季節限定(12月注文で2月出荷)で数量限定、香り華やかな清酒ってことらしい。 ま、要するに言われるままに買っております。 普通の人がワインを買うときもこういう気分なのかな?
で、この清酒、師範にはちょっと甘すぎ。 清酒に詳しいN氏に伺ったところ「あらばしりとはそんなもん」らしい。 アルコール度数も17%以上と高くて、とーっても日本酒〜!って感じ。 師範的にはちょっとハズシたかな。まぁそれもアリではありますが。

Marietta Syrah 1998
マリエッタ シラー 1998
Marietta Cellers
マリエッタ・セラーズ
Red
Geyserville - California (USA)
ガイザーヴィル - カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\1,9802004/02/21 Wine&Mart樽屋 横浜西口地下街ザ・ダイヤモンド店アルカン
 花見の後に部屋でマッタリ用に持参したのがコレ、 いかにもマッタリしてそうなカリフォルニアのシラー。 アルコール度数は実に14.5%、きっと食後酒的な使い方が合いそうだな、と思っての投入。
 で、抜栓直後の様子は知らんです。というのも、例によって師範は睡眠休息中。 抜栓後2時間くらい経ってから稽古に参戦。 色はもちろん濃い。香りは、いかにもカリフォルニア、いかにもシラーな雰囲気。 思ったより樽は弱めで、ミシッとした果実香が中心。 味も、そこそこカリフォルニア風ではあるけど思ったより甘みは控えめかな? まぁ糖分全てをアルコール発酵につかったのかも知れませんが。
 そこそこ期待通り、でも期待以上では無いって感じ。 とはいえカリフォルニア産としては案外素直なワインなんで、 ああいう力任せなワインが苦手な方には意外と受け入れられやすいワインなのかも。
75点N氏宅にて

というわけで、今年は暖かくて大変良い花見でございました。


2日(金)

Little James' Basket Press N.V.
リトル・ジェームズ バスケット・プレス (ヴィンテージ無し)
Saint Cosme (Louis et Cherry Barroul)
サン・コム (ルイ・エ・シェリー・バロル)
Rouge
VdT
(ヴァン・ド・ターブル)
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\9802004/03/18 タカムラ Wine House 飯田
 販売店のWebサイトの「超コスト・パフォーマンスが高い」という謳い文句につられて購入。 サン・コムという評価の高いらしい造り手が、自分の子供の名前を冠して出したワインとのこと。 葡萄の樹齢も若いためVdT(テーブル・ワイン)扱いにしているんだとか。 ラベルにはやや面白げな漫画が描かれていて茶目っ気タップリなんだけど、 その漫画の文章が英語なのがちょっと不思議。 そういえばワインの銘柄も英語だし、完全に輸出向けのワインなのかな? ちなみに夕食は、生ハムとオニオンスライス、スナックえんとう、鶏ささみにチーズはさみ揚げ。
 色は、クラスを考えるとやや濃いめな赤紫。 香りは、青畳と赤錆、それに果実が加わっていかにもローヌな雰囲気。 味はやや軽め。それほど甘みは無いけどなんとなくジャミー、 ジャムといってもイチゴじゃなくて、 なんとなくオレンジ・マーマレードなちょっと癖のある刺激をもったジャムっぽさ。
 悪くは無い。でも「良く出来た安ローヌ」以上でも以下でもないと思う。 というわけで、テーブル・ワインと思えば上出来、ACコート・デュ・ローヌと思えば相応。 980円という値段はややお買い得感がありつつもそこそこ妥当で、 販売店で絶賛される理由は見出せなかった。
70点自宅にて

1日(木)

Roero Arneis 1999
ロエーロ・アルネイス 1999
Michele Chiarlo
ミケール・キアルロ
Bianco
Roero Arneis
ロエーロ・アルネイス
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
\1,2802004/03/03 QUEEN'S ISETAN 品川店廣屋インターナショナル
 今日の夕食は子持ちヤリイカの煮付け、ニラ玉、ポテトサラダ。 どっちかというと白が合いそうなメニューゆえ、 選んだワインは北イタリアはピエモンテ州の白。 大好きなピアニスト"Michel Camiro (ミシェル・カミロ)"に似た名前という、 甚だ本質には関係ない理由でゲットしたもの。 オシャレな絵柄のラベル、スラーっと細長く色の濃いボトルがなかなか高級感を醸し出していて期待十分。
 色はやや薄め、でも薄すぎない程度のレモン色。 香りは、いかにも北イタリアの冷涼な地域で採れたっぽいギリッとした青いリンゴの香りがメイン。 ほんのり香ばしい感じも期待通り。 味は、酸っぱさもコクも中程度、食中酒としての存在意義に徹した感じ。 1999産なんでちょっと古い感じかなぁ、と思ってたけど、 案外そういうことはなくて若々しいイメージ。
 師範のイメージで、北イタリアはピエモンテの白のイメージそのまんま。 可も無く不可もなくなんだけど、 これからの季節に屋外でキューっと飲むには良いかな、って感じではあります。
71点自宅にて

前月分

by 師範