稽古日誌:1998年4月

今月から若干フォーマットを変えて、 名称等の"読み"項目を追加。 師範は根っからの日本人ゆえ間違っておる場合もありなん。 お気づきの際はピシッと御指摘頂きたい。


翌月分


29日(水)

Alsace Gentil "Hugel" '96
アルザス・ジョンティ "ヒューゲル" '96
Hugel et fils
ヒューゲル・エ・フィス
White
Alsace
アルザス
Alsace (France)
アルザス (フランス)
(\5,100)98/04/29ラフォーレ強羅
本日は、連休を利用して師範代勤務先の契約保養所"ラフォーレ強羅"へ。 ここの夕食はフレンチのコースしかない。 我々が選んだのは前菜・スープ・メイン2品で\6,000のコース。 内容から考えるとあんまり安くないし特に目新しい料理があるわけじゃないけど、 "温泉場のフレンチ"ってことを考えると十分許せる範囲。パンはとっても美味かったし。
ワインのリストは、\4,000〜\6,600くらいのお手頃ワインのみ。 赤白各5種/泡3種程のラインナップ。 絶対額はお手頃だけど、内容的には定価で1,000円代のものばかりなんで、 相対的にはかなり高いといわざるを得ない。
で、そこで頼んだのが下のワイン。 なんか体調が優れず、赤を1本飲む元気が無かったので白を。
香りも味も、"いわゆるアルザス"な感じ。 ゲヴェルツにあるライチ香とミュスカ/リースリングにあるマスカット香。 味わいも、甘い香りに反して甘さは控えめ。 魚介類中心のメニューには丁度よい選択であった。
弱いけどスッキリ、万人(というより日本人)向けの白。まぁ満足の一本。 ただ、これ\5,100はちょっと高いなぁ。\4,000くらいだったら大満足かな。
70点"ラフォーレ強羅"にて

27日(月)

Niebaum-Coppola "Rosso" '95
ニーボム・コッポラ "ロッソ" '95
Niebaum-Coppola
ニーボム・コッポラ
Red
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\1,78098/04/22酒奉行 保土ヶ谷西口店
映画監督「フランシス・コッポラ」が監修、カリフォルニアで作られるワイン。 前回飲んだ"Claret"がボルドー風ブレンドだったのに対し、 "Rosso"ってことはイタリア風ブレンドなんでしょう。
かなり濃い真紫色でトロッと感もある。 香りは、最初すごく弱かった。 13.5%というアルコール度数をそのまま受けた、直にアルコールを感じる香りのみ。 味もそう。なんだか、なにが言いたいんだかさっぱり判らない味。 でもさすがカリフォルニア、30分も立つと香りも味も甘酸っぱさ満開。 いわゆるカリフォルニアと違うのは、樽をあんまり感じないってこと。
最初細いけど、だんだん太くなる点では楽しめるワイン。 でも、師範はこれに"イタリア"は全く感じない。 葡萄は何だか知らないけど、 裏切られた感じがするから名前は"Rosso"じゃなくて"Red"のほうが良いよ、コッポラさん。
68点自宅にて

26日(日)

Veuve Clicquot Ponsardin Brut N.V. [harf]
ヴーヴ・クリコ・ポンサーダン・ブリュット (ヴィンテージ無し) [ハーフサイズ]
Veuve Clicquot
ヴーヴ・クリコ
写真なし
Vin Mousseux
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
ご近所宅にてご馳走になったシャンパーニュ。本式のシャンパーニュってのはとっても久し振り。
色とか香りとかは定かでないけど、「あぁこれこそシャンパーニュ」って感じる、 発泡酒ながら複雑さを備えた感じ。 でも、このイースト香というかモロミ臭さって、あんまり好きじゃない。 シャンパーニュなら"Blanc de Blancs"とかの、もっとスッキリした感じのが師範向き。
ハーフゆえ1杯程度だったんで楽しかった。1本だったら私には辛かもしんないシャンパーニュ。
70点ご近所宅にて

Ch. de Musset '90
シャトー・ドゥ・ミュッセ '90
Ch. du Musset
シャトー・ドゥ・ミュッセ
Rouge
Lalande de Pomerol
ラランド・ドゥ・ポムロル
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス
\2,23298/01/10エノテカ 広尾店
突然ご近所宅で飲みたくなって持参。ずいぶん昔に買ってたけど、 なんとなく飲みそびれていたもの。
最初は「なんじゃこれ。薄くて弱くて勘弁ならん」ワイン。 ボルドーらしい複雑さはあるけど、とにかく弱め。 でも、ゆっくりじっくり飲んでたら、だんだんと力を発揮し始め、 無くなる頃にはとっても名残惜しいワインとなった。
ボルドー右岸のワインだけど、カベルネが多いって感じ。まぁ値段相応。 相応に値するワインになっただけでも救われたって感じるほど出だしの弱いワイン。
75点ご近所宅にて

25日(土)

Epreuve d'Artiste '96
エプルーヴ・ダルティスト '96
Chantal Comte
シャンタル・コント
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\1,18098/04/08やまや 新宿店
ワイン好きのおじさん好印象の一本。 Epreuve d'Artisteは"芸術に値する"とでも訳すのだろうか、 ボトルの姿はイタリアの高級VdTのよう。
やや赤めだけど若々しい紫色。 香りが驚き。十分なボリュームがあって、柑橘類の皮を思わせる刺激的な雰囲気。 ("スパイシー"と言うんだろうか) 味も、香りと同じ柑橘類の皮の雰囲気があって刺激的。軽快なのに凝縮感あり。 タンニンは弱めで甘味を感じ、若さ満点なのに非常にスムーズで楽しい。
食事は"カツオのサラダ"とか"サーモンのバター焼き"とかの魚系だったんだけど、 それらとピッタリフィットの赤。いわゆる名醸高級ワインとは全く別方向に"ワインの美味しさ" を求めている感じがして、本道場としては大絶賛。
翌日飲んだら、苦みが立っててあまり楽しめない雰囲気になっていた。5点減点。
81(−5)点自宅にて

23日(木)

Santa Alicia "Cabernet Sauvignon" Reserve '94
サンタ・アリシア "カベルネ・ソーヴィニョン" レゼルヴ '94
Vina Santa Alicia
ビーニャ・サンタ・アリシア
Tinto
Maipo Valley (Chile)
マイポ・ヴァレー (チリ)
\98098/04/22酒奉行 保土ヶ谷西口店
この"Santa Alicia"って作り手は、過去メルローでも シャルドネでもあまり好印象でない。 今日はチリの真骨頂、カベルネ・ソーヴィニョンで挑戦。
色は若くて濃い紫。新大陸だけあって青みはあまり感じない。 香りは、若いカベルネにありがちな青くささとインク香。新大陸系には珍しく、樽は控えめ。 味は、タンニンも酸も強いけどそれほど嫌ではない。 甘味も適当。これってチリの安ワインには珍しい。
一本調子な部分を除けばまぁ良いほうに部類できるワイン。 でも、もしかすると先入観があるのかも。『若くて良いボルドーです』 って言われれば大絶賛してたりして。
69点自宅にて

22日(水)

Macon Village '96
マコン・ヴィラージュ '95
Joseph Drouhin
ジョセフ・ドルーアン
Blanc
Macon Village
マコン・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,18098/04/08やまや新宿店
暑い日が続くとやっぱり白が欲しくなる。 っていうか、昨日赤を飲んだ時、 もう室温ではぬるすぎる感じがして、なんか赤に食指が伸びなかったから。
色は非常に薄めの麦藁色。 香りは、まず"焼きリンゴ"だと思った。分析すると、リンゴと蜜とバターの香り。 よく白ワインに「バターの香り」って喩えられるけどこれだったのね、って感じ。 味は、値段から考えれば恐ろしくまろやか。だったけど…
時間が経つと普通の安い白ワインに早変わり。 バターの香りもまろやかさもどっかにいっちゃった。
最初は印象が良かったけど、尻切れトンボな一本。でも、値段考えれば悪くはない。
67点自宅にて

21日(火)

Dom. Le Cazal '95
ドメーヌ・ル・カザール '95
Dom. Le Cazal
ドメーヌ・ル・カザール
Rouge
Minervois
ミネルヴォア
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\78098/04/08やまや新宿店
このワイン、780円の超お手頃ワインながら近辺そこそこ好印象とのこと。 ミネルヴォアは最近もコストパフォーマンスよいワインに出会えたので期待。
若々しい青紫色で、ややサラッとした感じの外観。 香りは結構強く、南フランスっぽいスパイシーというかすっトボケた香り。 味が非常に驚き。別に薄くはないんだけど、とっても明るくて軽快。 どうしてかなぁーって裏書き見ると"Maceration Carbonique"の文字あり。 なるほどボジョレーと同じ作り方、道理で軽い。 常温ではボケた感じの味わいだったんで、 ボジョレーに対する先人の教えに従ってちょっと冷やしたらやや締って良くなった。
ともかく強めの香りと軽快な味わいのワイン。 でも、こういう軽快さにはボジョレーみたいな果実香の方がもっと合う気がする。
69点自宅にて

18日(土)

本日は、
WINE'S ROOM 主催のワイン会。 参加者28人で、いつもの"京橋 Don Pierre"貸し切り。 料理+面倒なサービス全て込みで6,000円、Don Pierreさんに感謝。 さらにはワインは11種も飲んで4,000円。松屋さんに感謝。
まずは泡と白2本。

Torre del Gall '93
トーレ・デル・ガル '93
Elaborado por Chandon
エラボラード・ポル・シャンドン
Espumoso
発泡
Cava
カバ
(Spain)
(スペイン)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
乾杯用のこのワインは以前稽古済み。 モエ・エ・シャンドンがスペインで作るカバ。
印象も以前とおよそ似た様な感じで、全体に弱めだけど上品な感じ。 あまりイースト香とかは感じず、リンゴっぽいキレの良い香りが主体。
シャンパーニュじゃなくてもこれで十分です、師範は。
(75点)京橋"Don Pierre"にて

Glass Mountain "Chardonnay" '95
グラス・マウンテン "シャルドネ" '95
Markham Vinyards
マーカム・ヴィンヤーズ
写真なし
White
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
マーカムの作るグラス・マウンテンは、 手頃なカリフォルニアワインの中でも結構良い評判を耳にする。
最初香りを嗅いだ時は「これって漬物?」って思うような極めて風変わりな香りだったんだけど、 時間が経つにつれて漬物香は樽香だったことが判明する。味はとにかく濃い。 一緒に飲んだ下のマコンなんて蹴散らす濃さ。
いわゆるカリフォルニアの白。雑誌プレイボーイの白人グラマーモデル系。 いつもは敬遠したくなる存在だけど、今日のは結構美味しく飲めた。
(73点)京橋"Don Pierre"にて

Macon Vire '94
マコン・ヴィレ '94
Andre Bonhomme
アンドレ・ボーノム
Blanc
Macon Vire
マコン・ヴィレ
Bourogogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
"ブルータス"っていう雑誌の飲み比べ企画で、ソムリエさん達が高く評価したらしい一本。
上のカリフォルニアと比較すると、絶対的に香りとかは弱い感じ。 その分スッキリ感は強くて好印象。後味の苦みも程々で、深窓の令嬢といった面持ち。
上と比較しちゃうとパワー不足は否めないけど、上品で感じの良い白。 ただ、"ブルータス"で絶賛される理由は良く分からん。
(75点)京橋"Don Pierre"にて

本日の企画"安ワインベスト5"。売価3,000円以下のワインを5本飲み比べ。

Ibernoble Cosecha '96
イベルノーブル・コセッチャ '96
Winner Wines
ウィナー・ワインズ
Tinto
Ribera del Duelo
リベラ・デル・ドュエロ
Ribera del Duelo (Spain)
リベラ・デル・デュエロ (スペイン
98/04/18西宮苦楽園 松屋
"安ワインベスト5"なる企画の1本目。まずは安ウマワインのメッカ、スペインもの。
非常に個性的な香り。錆付いた鉄棒とか、パイナップルを連想する。 味は酸味中心。テンプラニーヨ主体らしいんだけど、これがその個性だとは考えにくい。 「ボトルが悪いか?」と思い、別のボトルのも貰ったけど印象に大差無し。
正直言って、あんまり好きな感じではなかった。
(50点)京橋"Don Pierre"にて

Pastiche "Vin du Mistral" '96
パスティシェ "ヴァン・デュ・ミストラル" '96
Joseph Phelps
ジョセフ・フェルプス
Red
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
"安ワインベスト5"の2本目。 カリフォルニアで作る南仏系のブレンド(ムルヴェドールとかグルナッシュとかが主体)のワインらしい。
飲んでみると、とにかく樽の香りが突出している。葡萄がナニナニとか判らないくらい。 師範的には白だと敬遠しがちな過度の樽香も、赤だと結構好き。
一杯だけなら素晴らしい印象を残すワイン。でもこれ一本は辛いかも。
(75点)京橋"Don Pierre"にて

Triennes Reserve '95
トリアンヌ・レゼルヴ '95
Domaine de Triennnes
ドメーヌ・ドゥ・トリアンヌ
Rouge
(VdP)
(ヴァン・ドゥ・ペイ)
Provence (France)
プロヴァンス (フランス)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
"安ワインベスト5"の3本目。ブルゴーニュの名門造り手、 DRCのヴィレンヌ氏とデュジャクのジャック・セイス氏がプロヴァンスにて共同で造ってるらしい赤。
造り手から考えると、ブルゴーニュ系の味わいを想像してたけど、 カベルネ主体のせいか雰囲気はほとんどボルドー。シラーも入ってるらしいけど、 師範のポンコツな味覚神経には判別できず。
味に厚みがあって結構旨いと思った。が、同時に「若いなぁ」とも思った。
(79点)京橋"Don Pierre"にて

Barbera d'Alba '96
バルベーラ・ダルバ '96
Giacomo Conterno
ジャコモ・コンテルノ
Rosso
Barbera d'Alba
バルベーラ・ダルバ
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
"安ワインベスト5"の4本目。バローロの造り手として有名な方の作らしい。
うーん、あんまり印象に無いっす。 香りがちょっと個性的で、オレンジジュースみたいな感じがあったのと、 味わい的には非常に酸味がちで、他と比べると可哀相な感じがあったのは覚えてるけど。
こういった"勝負"の場では不利なワインだと思う。 これだけで飲んだらもっと好印象なんじゃないかな。
(60点)京橋"Don Pierre"にて

Cheval Noir '94
シュヴァル・ノアール '94
???
???
Rouge
Saint-Emillion
サンテミリオン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
"安ワインベスト5"の5本目。 サンテミリオンには"白馬(シュヴァル・ブラン)"っていう有名なワインがあるけど、 これは"黒馬"。名前はなんか焼酎みたいなイメージ。
高級感という意味では、他の4本より一歩抜きんでている感じはある。 なんっつーか、"葡萄+α"な感じがあるっつーか。 でも、その"+α"がどことなく"病院の匂い"を思わせる感じで、 そんなに「こりゃええわ」って感じじゃないし、味わいもなんとなく薄めだけど、 トータルバランスはすごく良い。
ともあれ、こういう感じって、やっぱりボルドーとかじゃないとなかなか得られないなぁ、 っていうのを再確認。
(77点)京橋"Don Pierre"にて

いよいよメインの赤3本

La Gravette de Certan '95
ラ・グラヴェット・ドゥ・セルタン '95
Vieux Ch. Certan
ヴュー・シャトー・セルタン
Rouge
Pomerol
ポムロル
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス
98/04/18西宮苦楽園 松屋
ポムロルの名門、"ヴュー・シャトー・セルタン"のセカンド・ラベル。
メルロー主体ってことなんで、若くても美味しく飲めるかと思ったんだけど、 とにかく若くて固かった。奥底に甘さとかがあるんだけど、 なんとなくそれを探り当てるような飲み方になっちゃって、 「ガハハハ」って楽しめる雰囲気にならない。
将来的にはすっごいワインになるんだと思う。多分。
(73点)京橋"Don Pierre"にて

Vosne-Romanee '78
ヴォーヌ・ロマネ '78
Leroy
ルロワ
Rouge
Vosne-Romanee
ヴォーヌ・ロマネ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
本日メインの一本、名門ルロワによるヴォーヌ・ロマネ。 恥かしながらルロワは飲んだこと無いので大期待。
で、期待に応えて大OK。やっぱ美味いね、ブルゴーニュは。 さすが評判の良い作り手だけあって、 '78っていう結構なお歳にもかかわらず色も香りも濃くて非常に元気。 もちろん、熟成された良さと思われるホンワカとした甘さもある。
非常に好印象な一本。やっぱ美味いね、ブルゴーニュ。(そればっかり)
(88点)京橋"Don Pierre"にて

Ch.Haut Brion '92
シャトー・オー・ブリオン '92
Ch. Haut Brion
シャトー・オー・ブリオン
Rouge
Graves
グラーヴ
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
98/04/18西宮苦楽園 松屋
本日の、もう一方のメイン。 1855年以来(グラーヴなのに)メドック1級に格付けられたシャトー・オー・ブリオン。
で、正直言って期待に応えなかった。 なんとなく普通のボルドーかなぁ、って感じ。 それほど「若い」って感じもしなかった。 注いですぐで、開いてなかったのかなぁ。
きっと本当はもっと美味いんだと思う。 こんな風にちょこっとだけ飲んで「オーブリオンのみました」とは言えないんだろうね。
(72点)京橋"Don Pierre"にて

これで一応予定されていたワインは終了。でも、個人的に持ち込まれた方がいて、 延長戦はそのワインを。

Premiere Vendange '96
プルミエール・ヴァンダンジュ '96
Henry Marionnet
アンリ・マリオネ
写真なし
Rouge
Touraine
トゥーレーヌ
Loire (France)
ロワール (フランス)
かぎさんより
かぎさんお勧め、フランスの本かなんかで非常に高い評判を得たらしい。
葡萄はガメイらしんだけど、ボジョレーのそれとはまったく印象が異なって、 かなり重くて厚みがある。でも、イチゴっぽさがあるあたりはやっぱりガメイなのかも。
個人的にはオーブリオンの後に出されても全く遜色ない(っていうかこっちが好印象) と思った。かぎさんありがとうです。
(80点)京橋"Don Pierre"にて

ZD Cabernet Sauvignon '94
ズィーディー カベルネ・ソーヴィニョン '94
???
???
Red

California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
kimiakiさんより
米国在住のkimiakiさんがわざわざ持ち込んで頂いたワイン。(詳しいデータは書き留め忘れ)
さすがにカリフォルニアの良いワインだけあって、 こんだけ飲んで酔っ払ってる脳みそにもちゃんと印象を残すというか、 濃くて香りの強いワインだったと思う。(ってあんまり覚えとらんやないかい!)
kimiakiさんありがとさんです。
(78点)京橋"Don Pierre"にて

この後、調子に乗ってかぎさん宅へトビウオさんとお邪魔することに。

Ch. Durfort-Vivens '82
シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン '82
Ch. Durfort-Vivens
シャトー・デュルフォール・ヴィヴァン
Rouge
Margaux
マルゴー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
かぎさんより
まずかぎさんが持ってこられたのがこれ。82年のマルゴー産でメドック2級格付け。 こんなのがスパッと出てくるところが恐ろしい。
ワイン会でもボルドーは3種ほど飲んでるんだけど、 やっぱりどれも若かったなぁってここに来て実感。 良いワインはある程度熟成させたほうが良いですねぇ。 とってもまろやかで、相当酔ってるくせにスルスル飲めてしまう。
個人的には「若いモノ好き」のつもりだったけど、やっぱりこういうの良い。
(85点)かぎさん宅にて

Pommard '85
ポマール '85
Leroy
ルロワ
Rouge
Pommard
ポマール
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
まるで催促するような感じで次に出して頂いたのが、ルロアのポマール。 1日2ルロア、とっても贅沢。
このブルゴーニュもとっても美味しい。'78のヴォーヌ・ロマネと甲乙つけがたい感じ。 まぁ、正直なところは、甲乙を付けられるほど正常な脳みそはすでに持ちあわせていなかったんだけど。
とにかく楽しかった。かぎさんありがとう。
(88点)かぎさん宅にて

いやー飲んだ。っていうか飲み過ぎ。1日で15種はいくらなんでもねぇ。
ともあれ、"WINE'S ROOM"の皆さん、かぎさん、トビウオさん、どうもありがとうございました。


17日(金)

Rully '95
リュリー '95
Philippe d'Argenval
フィリップ・ダルジョンヴァル
Rouge
Rully
リュリー
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,49098/04/08やまや新宿店
このワインも、さる御方から御推挙頂いたもの。 "フィリップ・ダルジョンヴァル" なんていうネゴシアン名が書かれてるけど、中身は名のある方の作らしい。 (コルクには"Ch. de Rully"の印)
ブルゴーニュにしては濃く赤みがかった色。 香りのボリュームこそそれほどでもないけど、ストレートに「うーんピノノアール!」な香り。 味が良い。かなり濃い目で、やさしい甘味があり、タンニン/酸のバランスも良く素晴らしい。 さすがに"熟成したまろやかさ"までかは望めないけど、 非常にレベルの高いブルゴーニュ。
この味にしてこの値段、"やまや"恐るべし。 1,500円未満で良いブルゴーニュを味わいたい人には絶対お勧め。
80点自宅にて

15日(水)

Bistro (Red) N.V
ビストロ(赤) ヴィンテージ無し
Mercian K.K.
メルシャン株式会社
Red
(Japan)
(日本)
\27898/04/15グルメシティ大崎店
この手の国産(輸入ワイン使用)激安ワインって、これまでずーっと敬遠してきたけど、 同僚O氏に薦められて「"安ワイン者"を標榜する以上、避けては通れぬ」と判断、 初めて稽古。小売価格278円は、容量600mlとはいえ信じられない低価格。
色は、赤ワインって言うより濃いロゼの色。 香りのボリュームは思ったより弱くない。でも、なんかジュースっぽくて、 アセロラとかチェリーコークとかの香りとアクリルっぽい薬品の香り。 メルローとかとは全く違う悪い意味のほこり臭さ満載。 味は、目を閉じて飲んだらワインって分からない感じ。 甘味はそれほど強くは無いけど、まぁこれもジュースですね。
とにかく、アルコールのジュース割。 最初は常温で飲んでたけど断念、冷やしたけどあまり好転せず。 こういうの好きな人がいることは理解できるけど、師範にとっては(値段を考えても)もう結構。
正直言うともっと期待してたんだけど、結果は大変残念なもの。もしこれが比較的好印象だったら、 この系統を積極的に稽古する予定だったけど、いきなり断念してしまった。
25点自宅にて

14日(火)

Stellenzicht "Merlot" '94
ステレンズィヒト “メルロー” '94
Stellenzicht Wines
ステレンズィヒト・ワインズ
Red
Stellenbosch (South Africa)
ステレンボッシュ (南アフリカ)
\1,39098/04/08やまや新宿店
このワインも、近辺(門下生とか)で好評判。 横にあったカベルネの方が美味しそうに見えたけど、敢えて評判の良いメルローを購入。
色は、この手の新大陸ものとしてはちょっと赤めの紫。 香りは、「とにかくメルロー」な埃っぽい、土っぽい香りと新大陸らしい甘酸っぱい香り。 味…とにかく甘酸っぱ〜い。子供の頃飲んだ国産赤ワインを煮詰めたような、 凝縮感のある甘酸っぱさがいっぱい。僅かに炭酸も感じる。
媚びを売ってるような売ってないような、ある意味珍しいワインだと思う。 面白さはあるんだけど、個人的にはあまり感心しない。
58点自宅にて

12日(日)

Ch. du Donjon "Cuvee Prestige" '94
シャトー・デュ・ドンジョン “キュヴェ・プレスティジュ” '94
Ch. du Donjon
シャトー・デュ・ドンジョン
Rouge
Minervois
ミネルヴォア
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\89098/04/08やまや新宿店
トビウオ氏お勧めの安ワイン。 最近、家飲みワインが金額的にバブッていたんで、ここらでお安めを投入。 でも夕食はビーフシチューなんで、ソース/飲み両面で美味い必要があり責任重大。
色は非常に濃い紫色。澱も結構あり。 香りはボルドーとローヌの中間のような果実香/土臭さ/スパイシーさを併せ持ち、ボリューム十分。 味わいも、口に含んだ瞬間に品の良い甘味を感じ、後から酸/タンニンが付いてくるバランス良いもの。 すばらしい骨格を持ってるけど、なんか真ん中が抜けたような厚みの無さが残念。 時間が経つと、後味に苦みが増えるのもまた残念。
ちょっと田舎臭いけど、値段を考えれば信じられない良さ。 さすが安ワインの伝道師たるトビウオ氏の推薦ワイン。
78点自宅にて

9日(木)

本日は、同僚氏に誘われて"WINEセミナー"なる会に参加。
会のタイトルが『ワインを知りながら料理を楽しむ会』、 二ユー・トーキヨー・グループ主催、サッポロビール協賛、講師は福田純子女史。 参加費用5,000円(全て込み)。出されるワインはすべてイタリアワイン。
我々、別に「ワインを学ぼう」なんて心がけは無くて、ただ単に「これ、安いんじゃないの?」って魂胆。 それにしても、いいオッサン4人で参加はちょっと恥ずかしい。

Pinot Spumante Brut N.V.
ピノ・スプマンテ・ブリュット (ヴィンテージ無し)
Cantina Sociale Bergamasca
カンティーナ・ソシアーレ・ベルガマスカ
Spumante
発泡
Bergamasca (Italia)
ベルガマスカ (イタリア)
98/04/09WINEセミナー
ウェルカム・ドリンクということで、着席したらまず注がれたスプマンテ。 「講習会なんですぐ飲んじゃだめなんだろな」って、 "おあずけ"の犬よろしく待っていたら『ご自由に召し上がって下さい』とのこと。 晴れて勝手に乾杯。食べ物はまだ無し。
まぁ、イタリアによくある薄目ですっきり系の泡。 泡立ちは弱めだけど、リンゴとかチーズっぽい香りがまあまあ。 よろしくないのは、飲み込むと喉につかえるようななんとも言えないイガイガした感じがあるところ。
別にどーってことないけど、まずまずじゃないかな。最初が泡だ、ってことだけで気分が良いし。
(63点)レストラン "ラ・ステラ" にて

最初の前菜が『活平目の薄切り ライム風味』。で、それに合わせられたワインがこれ。

Soave Classico '96
ソアヴェ・クラッシコ '96
Guerrieri-Rizzardi
グエッリエリ・リッツァルディ
Bianco
Soave Classico
ソアヴェ・クラッシコ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
98/04/09WINEセミナー
泡はサービスの方が抜栓して注いでくれてたけど、ここからは自分たちで抜栓し注ぐ。 量的には4人で1本なんで、結構な量あり。
最初「水か?これは」と思う香りの弱さ。 味は軽いながらも柔らか目、変な甘さは無しでまずまずな感じ。 時間が経つと香りがかなり出てくる。ワインクーラーなしで置いているので、 温度の関係かもしれないけど。
まぁ、いわゆる安ソアベ。嫌な感じは無いからグイグイいけるけど。
(58点)レストラン "ラ・ステラ" にて

次の前菜は『アカザエビの香草焼き レモン風味』。合わせられてのはロゼ。 エビの色が赤いからかな。

Schiava della Bergamasca '96
スキャーヴァ・デラ・ベルガマスカ '96
Cantina Sociale Bergamasca
カンティーナ・ソシアーレ・ベルガマスカ
Rosato
ロゼ
IGT
インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピコ
Begamasca (Italia)
ベルガマスカ (イタリア)
98/04/09WINEセミナー
前のソアヴェもそうだけど、すっごくコルクが短い。『スクリューは全部ねじ込んで下さい』 って先生は言うけど、こりゃ打ち抜いちゃうね。
色は、ピンクっぽくなくてかなりオレンジが強い。 香りは樽(かなぁ?)も感じてかなり骨のある印象のもの。 味も濃い。タヴェルあたりの感じに近いかなぁ。ロゼにありがちなうすら甘い感じはなくて、 まぁまぁいける。
「ロゼかぁ」って悪い意味で構えてたんで、この骨っぽい感じは好印象。
(62点)レストラン "ラ・ステラ" にて

ここで、料理は『ペンネ・アラビアータ』が出て、白とロゼを飲み干すことに。 ここで既に4人で3本。うちのテーブルにはほとんど飲めない同僚氏もいるんで、 かなり酒量的にはキてます。
料理は、メインの1品『若鶏のトマト煮 ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ ソース』

Valpolicella Classico Superiore '96
ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ '96
Guerrieri-Rizzardi
グエッリエリ・リッツァルディ
Rosso
Valpolicella Classico Superiore
ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
98/04/09WINEセミナー
要は、料理のソースと飲むワインが同じ物、って寸法。 自宅以外でそういう合わせ方ってあんまり出来ないんで、これだけでも来た甲斐ありって感じ。
色はかなり明るめの赤で、香りも明るい。青畳とか、ハッカとか、桜餅とかの香り。 味は、見た目や香りから連想される通り、極めて軽快な感じ。
「陽気なイタリア」そのまんまな赤。夏の休日の昼間に、屋外でガブガブ飲んだら楽しそうなワイン。
(68点)レストラン "ラ・ステラ" にて

メインの2皿目は『和牛ヒレ肉の薄切りソテー キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ ソース』 ワインも当然キァンティ。

Chianti Classico Riserva '94
キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ '94
Lilliano
リリアーノ
Rosso
Chianti Classico Riserva
キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
98/04/09WINEセミナー
ここまでワインと料理を頂いてきて感じるのは「非常に典型的な組み立て」ってこと。 ワインも料理も、だんだん軽いものから重いものへ、って感じ。
最後に出してくるだけあって、色も濃いし、香りもかなり複雑。 キァンティって、安いのと高いのじゃ同じDOCでも全然別物な感じがあるけど、 不思議なことに私はこのキァンティはその"高め"系の雰囲気を感じる。
結構迫力があって美味い。終わり良ければ全て良し。
(75点)レストラン "ラ・ステラ" にて

最後はチーズ。

ちょっとずつだったけど、4種もあって満足。

料理もまぁちゃんとしてるし、ワインも量的には十分(一人1本以上)で、 5,000円なら満足の行く会。講義の内容自体は超入門編って感じだったけど、 それはそれで楽しゅうございました。

で、ここで止めときゃいいのに、調子に乗って別の店へ。

Bourgogne Pinot Noir '??
ブルゴーニュ・ピノ・ノアール '??
???
???
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\3,500)98/04/09The WINE Bar 銀座店
この期に及んで良いワイン飲んでも判らんだろう、 ってことで安いのを頼んだのは正解。だってあんまり覚えて無いっすもん。 造り手とか写した紙も忘れて来るし、写真も「なんじゃこれ」だし。
思ったより濃いが固い、ってなことを感じた覚えはあるけど。
(??点)The WINE Bar 銀座店 にて

7日(火)

Rabbit Ridge "Allure" '95
ラビット・リッジ“アリュール” '95
Rabbit Ridge Vinyards
ラビット・リッジ・ヴィンヤーズ
Red
California (USA)
カリフォルニア(アメリカ合衆国)
\1,65098/03/22西宮苦楽園 松屋
アメリカで作る"ローヌ"タイプのブレンドらしく、 シラー,ムルヴドール,カリニャン,グルナッシュ,サンソーの品種名が書いてある。 で、"ラビット・リッジ"って、ジンファンデルで有名な"リッジ"と関係あるんだろうか?
色は赤くも青くも無いが濃い紫。 香りだけだと「なるほどローヌ」と思わせる青畳のようなすがすがしいスパイシーな香り。 で、味。最初一口目は「やっぱカリフォルニアじゃん」と思わせる、 甘味が表に出た押しの強い感じがある。 でも、時間が経つとその甘味も消えて、すっごく本場のローヌっぽくなる。
真面目にローヌを追ったような、面白いカリフォルニア。 でも、この値段出せば本場ローヌの物でもこれくらいの品に出会えそうではあって、 なんとも複雑な心境。
72点自宅にて

5日(日)

"R" de Rieussec '96
“エール” ドゥ・リューセック '96
Ch. Rieussec
シャトー・リューセック
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー(フランス)
\1,98098/03/22西宮苦楽園 松屋
昨日あんだけ飲んでてまた飲むか、って感じだけど、 天気も良いし桜も咲いてる、「こりゃ花見だわ」ってことで屋外で。 造り手はソーテルヌ1級の名手"シャトー・リューセック"で、その辛口版。 『華やかな香りがある』ということだったので、花見にふさわしいと思いチョイス。
色は非常に薄い。香りはキリッとフルーティではあるけどかなり弱め。 味も、すっきり軽快ではあるけどかなり弱め。うーん、とにかく弱いワイン。
重かったり癖があったりせず、今日の花見みたいな席ではその軽快さが合うとは思う。 でもやっぱりちょっと物足りない。 このワイン、雑誌とかでは誉めてあったりするんで買ってみたけど、 師範にはいまいちアピールしない。
65点近所の公園にて

4日(土)

本日は"横浜奉行所第三回会同"。与力の磯子さん宅にて、参加者は、磯子さん御夫妻、 奉行の島崎さん、岡っ引きの
トビウオ さん、師範、師範代。昼間っからガンガンと(飲み過ぎ)。

Ca'del Bosco Brut N.V.
カデル・ボスコ ブリュット (ヴィンテージ無し)
Ca'del Bosco
カデル・ボスコ
Spumante
発泡
Franciacorta
フランチャコルタ
Lombardia (Italia)
ロンバルディア(イタリア)
磯子さんより
まずは乾杯、ということでイタリアのDOCG泡モノ。
泡立ちは結構細かく量も多い。 香りの量はほどほどって感じ。 ちょっと太い感じの味わいで、甘味は強くなく酸味は中程度、後味に結構苦みが残る。
"ぱぁーっと華やか"とはちょっと違う感じだけど、飲み応えがあって楽しい泡。
(75点)磯子さん宅にて

次はイタリア対決。ラベルを隠されての登場。結構真剣になりますね、こういう時って。

Fontalloro '93
フォンタローロ '93
Fattoria di Felsina
ファットリア・ディ・フェルジーナ
Rosso
VdT
ヴィーノ・ダ・タボーラ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
島崎さんより
イタリアの高級VdT。過去には"Maestro Raro"とか、 "Cignale"とか飲んでるけど、なんか結構似ている、 ってことはブラインドでもわかった。
色はとっても濃い青紫。赤ワインっていうより黒ワイン。 香りは、インクっぽくて大変凝縮感のある香り。 味は、タンニンも強いけどギッシギシって感じではなくて、濃くて重くて大変存在感がある。 この雰囲気、抜栓後時間が経ってもずーっと変わらず。非常にカタブツって感じ。
パワーがあってとっても美味しい。イタリアっぽい"人なつっこさ"は無いけど。
(83点)磯子さん宅にて

Rancia '93
ランチャ '93
Fattoria di Felsina
ファットリア・ディ・フェルジーナ
Rosso
Chianti Classico Riserva
キァンティ・クラッシコ・リゼルヴァ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
磯子さんより
上と同じ作り手のキァンティ。 こちらはなんとなく旧来のイタリアっぽいってことはブラインドでもわかった。
上と比べてかなり明るい色、香りも相対的に軽く弱い。 味も、上に対し非常に軽いイメージ。"勝負"だったらやっぱり負けかな。 ただ、時間が経つと軽いながらも甘味とか出てきて変化があり、面白味は多い。
イタリアらしいワイン。 聞くところによると、このワインに"ロバート・パーカー"なる人物は大変高いポイントを付けてるらしい。 ちょっと彼とは意見が合わんね、師範は。
(75点)磯子さん宅にて

次はトビウオさんのカリフォルニア土産。カリフォルニアと言ったらジンファンデルでしょう、 ってことで持参されたもの。

Wood Road Zinfandel '95
ウッド・ロード・ジンファンデル '93
Ravens Wood
レイヴェンズ・ウッド
Red
Russian River Valley
ラッシアン・リヴァー・ヴァレー
Sonoma (USA)
ソノマ (アメリカ合衆国)
トビウオさんより
ジンファンデルってあまり数飲んで無いんだけど、なんとなく"甘酸っぱい"イメージがある。
で、このワイン、そのイメージ通り。 かなり濃いんだけど、その甘酸っぱさゆえ重い感じはしない。 なんとなく"(師範代実家名産)梅の甘漬け"を彷彿とさせる感じ。
こうやって、大人数で飲む時にはアクセントになって楽しいワインだと思う。 ただ、一人で一本だとちょっとつらいかもですね、この甘さ。
(73点)磯子さん宅にて

次はボルドー対決。でもここまでで既に4人で4本。結構デキアガっちゃってます。

Reserve de la Comtesse '93
レゼルヴ・ドゥ・ラ・コムテス '93
Ch. Pichon Logueville Comtesse de Lalande
シャトー・ピション・ロングヴィル・コムテス・ドゥ・ラランド
Rouge
Pauillac
ポイヤック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\4,98098/03/22西宮苦楽園 松屋
"シャトー・ピション・ロングヴィル・コムテス・ドゥ・ラランド"っていう、 まるで儒下無のように長い名前のポイヤック第2級シャトー、 そこが作る2ndラベル。
香りは「これぞポイヤック」って感じの香り。カシスのような、青臭いような。 メルローっぽい土臭さも結構あるけど。 香りのボリュームも十分。ただ、味わいが細い感じ。なんとなく薄っぺらい。 下のポムロルに比べると、味わいは平板な印象を拭いきれない。
まだ若かったのかなぁ。あるいはこれまで飲んできたワインが太すぎたか。 実力発揮の前に飲み干しちゃったって話もある。
(74点)磯子さん宅にて

Ch. Haut-Tropchaud '90
シャトー・オー・トロショー '90
Ch. Haut-Tropchaud
シャトー・オー・トロショー
Rouge
Pomerol
ポムロル
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
磯子さんより
ポムロルのとっても有名高級ワインである"Petrus"と"Trotanoy"の間に畑があるというシャトー。 ヴィンテージも良い年の1990年。大期待だったけど…
香りが弱いのね、上と比べて。立ち昇る感じがしなくてちょっとおとなしい。 ただ、味わいのバランスというか、丸っこさは非常に素晴らしく好感が持てる。 品の良い甘さがあって「さすがポムロル」って感じ。
こっちもきっと実力発揮してないんだろうなぁ。 やっぱりデキャンタージュとか必要なんっすかねぇ。この手の若い良いボルドーを美味しく飲むには。
(75点)磯子さん宅にて

ここまでで6本。十分デキアガっちゃってるのにもう1本。 もったいなかったっす。磯子さんとワインさん、申し訳ない。

Bourgogne Hautes Cotes de Beaune '89
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ボーヌ '89
Jayer Gilles
ジャイエ・ジル
Rouge
Bourgogne Hautes Cotes de Beaune
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ボーヌ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
磯子さんより
この期に及んでジャイエ・ジルなんて、すっごくもったいない。
飲んでる時は、「ジルにしてはパワー無いね」なんて話してたけど、 今にして思えば『おまえに言われたかねぇよ』って感じでしょう、 もうマトモな味覚/嗅覚を持ち合わせていない大ヨッパライでしたから。
…というわけで採点保留だけど、やっぱりパワーなかったのかなぁ。
(−−点)磯子さん宅にて

以上で稽古終了。明らかに飲み過ぎ。
ともあれ、参加者の皆さんお疲れ様でした。 磯子さん御夫妻には料理を出していただいた上、多数のワイン提供、本当に痛み入ります。


2日(木)

Bourgogne Chardonnay "Laforet" '92
ブルゴーニュ・シャルドネ “ラフォーレ” '92
Joseph Drouhin
ジョセフ・ドルーアン
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ(フランス)
\1,98098/03/13河内屋 Wine Village
珍しく、どうしても白が飲みたくなって選んだ一本。 とはいえACブルゴーニュでこの値段はちょっと高い気がする。 ジョセフ・ドルーアン、よく聞く名前ではあるけど。
色はかなり濃い目で、黄色と言うより山吹色、ちょっとソーテルヌみたいな雰囲気。 香りもなんとなく濃い感じ。フレッシュさより蜂蜜みたいな甘ーい香りが主体。 "La Foret"って名前から樽香バンバンを想像したけど樽は感じない。 味も色/香りから想像されるまろやかなで濃いもの。 ちょっとそれを裏切る鋭さも残ってるけど。
濃い感じで美味しいと思う。でも、こういうの師範自身が好きなのか嫌いなのかはっきりしない。 まだまだ白は自分の評価軸がはっきりしていないって感じ。(じゃぁ赤は?)
75点自宅にて

1日(水)

Eventum '92
エベントゥム '92
Bodegas V. Magana
ボデガス・ウベ・マガーニャ
Tinto
Navarra
ナバーラ
Navarra (Spain)
ナバーラ (スペイン)
\1,72098/03/22西宮苦楽園 松屋
本日はエイプリルフール、嘘をついても構わない日らしんで、 安心してコメント書けるってもんです。
見た目は、熟成を感じさせる暗い静脈血の色、粘性も十分で大期待。 香りも、ミッチリと濃く締った甘酸っぱさで合格。 味、一口目は「ちょっと控えめか」と思ってたけど、時間が経つとバンバン変化。 どんどん太くなるのは良いんだけど「安チリメルロ」みたいな下品な甘さが出てきて、 更にその後ストンと落ちるのが玉に傷。
出足抜群の短距離走者で、1杯だけ飲むんだったら超OK。 ちびちび飲むとちょっと"アラ"というか下品さが露呈する感じ。悪い下品さじゃないんだけど。 (じゃ"良い下品"ってなに?)
71点自宅にて

先月分

by 師範