セブ遠征稽古日誌


8月分前半

 8月13日(火)から18日(日)の5泊6日で、 フィリピンはセブ島(正確にはすぐ隣のマクタン島)に遠征稽古に出かけました。 家族での海外遠征稽古は、3年前のグアム遠征稽古以来であります。

 さて、『料金がクソ高いこのお盆の時期に行かなくても良いだろうに』とお感じの方も多いことと思いますが、 子供が中学生になって部活とか始めると、夏休み期間の予定ってわかんないんだよね。 特に、今回の旅行は2月に手配しており、 その頃は長女はまだ中学に入学前、夏休みの予定が全く読めなかったんで、 「さすがにお盆なら大丈夫だろ」ってことでこの時期にした次第であります。 ちなみに、2月の手配でもプランによっては既にいっぱいでした。 今回のパッケージも、通常は4泊5日のところをフライトの空きの都合で5泊6日にしたりしています。

 ・・・というわけで、道場始まって以来の金額を注ぎ込んだ遠征稽古、 ページの方もケチケチせずに写真テンコ盛りで参りたいと思います。

(ちなみに、遠征稽古のページは他の稽古日誌のページと違い、 時間の流れを上から下で書いています。 あと、通貨のレートは1フィリピンペソ(₱ 1)=2.4円くらいでした)

13日(火)

 ・・・というわけで5泊6日のセブ遠征稽古のはじまりはじまり。

 自家用車で道場を出発したのが午前9時ごろ。 首都高→東関東道と概ね順調に流れて、車を置くウルトラパーキングへ到着したのが午前10時30分頃。 このパーキングは前回のグアム遠征の時も使わせて頂きました。 駐車期間が5泊6日、洗車付き/空港渡しの価格が3,750円なので、 家族4人だと電車よりはるかにお得です。 ちなみに洗車無し/現地渡しだと2,250円と更に安いけど、 帰りに空港からそのまま帰れるという利便性をとってこちらのコースにしました。

 パーキングの送迎で成田空港第二ターミナルに着いたのが11時ごろ。 14時30分のフライトなんでまだ思いっきり早かったけど、 旅行会社がカウンターを開けてくれて出発の手続き。 今回利用した旅行会社は、オーベルインターナショナルという小さな会社。 エイビーロードのサイトで見つけました。 小さいながらもアジア(台湾・フィリピン・香港・タイあたり)の格安航空券の卸をやっているところらしく、 大手が『もう空いてません』というところを押さえてくれました。

 行きのフライトは、成田発セブ行きフィリピン航空433便、定刻14:30発。 フィリピン航空を利用するのは初めてです。 セブへの直行便はこの航空会社しか無かったので他に選択肢はありませんでした。

 フィリピン航空、ネットで調べたところによると、 創業は1941年でアジアで最も長い歴史を持つ航空会社みたい。 そして1998年に経営破たん(そのあたりは日本航空っぽい)、 その後復活するも運行遅れが常態化しており、 「"Philippine Air Lines"の頭文字PALは"Planes Always Late"の頭文字」なんて言われているらしい。

 ということで、今日のフライトも遅れたり、ヘタすりゃ欠航なんてことも・・・ なんて心配していたけど、幸いほぼ定刻での出発でした。

 本日のフライトで使われていたのは、Boeing B777-300ER。 事前に調べた時には、成田―セブ便はA330とのことだったんだけど、 繁忙期は機材を変更しているのかな? そして、エコノミーの座席は3列-4列-3列、 ウチら家族4人には真ん中の4列があてがわれたので、 残念ながら窓の外を見ることはできませんでした。

 機材がB777なんで、各席にモニターがあって、映画その他をオンデマンドで楽しめます。 でも、フライトの時間はたった5時間だからね。 長距離便だとそれがあるとないとじゃ全然違うんだろうけど。

 離陸から1時間くらい経って、いよいよ期待の?機内食であります。 事前情報というかネットで調べた範囲では、 フィリピン航空エコノミー席の機内食を良く言う人はほとんどいません。 もちろん、成田→セブ便だと、 時間的に微妙なんで昼食をしっかり食べた人は食欲が湧かない、ということもあるのかも知れませんが。

 そして、今回の機内食の内容は、 一方がシーフードカレー、もう一方が焼肉的な味付けの豚丼のチョイス。 まず長女が豚を頼んで(子供から先にサービスされました。そこは気が利いてます)、 つまみ食いしたら結構イケてたんで、 師範もそれを・・・と思いはしたけど、やっぱりチャレンジ精神が勝ってシーフード(右写真)を注文。 まぁ古今東西カレーに大ハズレは無いわけで、普通にイケました。 昼ご飯を食べてなくて、空腹という最高のスパイスがあったからかも知れませんが。

 ちなみに、機内食の際のビールは切れてました。 師範はワインがあれば良いけど、 リゾート路線でビールが無いって。乗客の大半が温厚な日本人だから良かったものの、 もっとアレな国の人たちだったら暴動が起きてたかもです。

 そしてそして、ようやくのことで当道場の稽古対象であるワインのお話↓であります。

Volpta Bianco (N.V.)
ヴォルプタ ビアンコ (ヴィンテージ無し)
Cantine Francesco Minini
カンティーネ・フランチェスコ・ミニーニ
Bianco
???
???
??? (Italia)
??? (イタリア)
₱ 0 2013/08/13 フィリピン航空機内
Alc : 12%BRIX : ??pH:??
 国際線に乗ったら、毎度「スパークリングワインはありませんか?」 と聞くことにしています。 今回みたいに無いのがわかっていても聞きます。 そうすることで、微力ながら『需要があるのかも』と思わせようとしておるわけです・・・て微力すぎ。 もちろん、エコノミーじゃなくて上のクラスだったら当然あると思います。 師範はあくまで「安ワイン者目線」、ビジネスクラスとかは眼中にありません・・・と負け惜しみ。

 そして、白がコレです。 注いで貰った時は、全く銘柄不明だったんで、 師範なりにブラインドで予測。 果実っぽさがパリッと前面に出ていて、色も味わいもそれなりにしっかりした感じだったんで、 「きっとチリあたりのシャルドネでしょう」と想像したけど、 実際はイタリア産でした。それは予想外だったなぁ。 そしてフィリピン航空向けのキュヴェらしく、ラベルを見ても細かい情報は不明でした。

 結局、美味いか不味いかで言えば案外美味いです。 イタリア産の安い白には珍しく、薄っぺらなところがなくてしっかりしています。 イタリアでも南の方、シチリアとかの産なのかな? 詳細不明なのでなんとも言えませんが。 下記↓の赤ワインがイマイチだったんで、 到着前のもう一杯はこちらを頂きましたですよ。
72点 「フィリピン航空・成田→セブ便」にて

Volpta Rosso (N.V.)
ヴォルプタ ロッソ (ヴィンテージ無し)
Cantine Francesco Minini
カンティーネ・フランチェスコ・ミニーニ
Rosso
???
???
??? (Italia)
??? (イタリア)
₱ 0 2013/08/13 フィリピン航空機内
Alc : 12%BRIX : ??pH:??
 エコノミー席のワインは、白ワインと赤ワイン、それぞれ1種類ずつ。 サービスの方法は、日系や欧州系によくある187mlのミニボトルを使うんじゃ無くて、 アジア系によくあるCAさんがボトルからプラコップに注いでくれるスタイルです。 この違いって、やっぱり「日本人欧州人=人件費高/(日本人以外の)アジア人=人件費低」 に由来するんですかね?  アジア式のサービスの方が合理的な気がしますが、 師範の場合ボトル写真と詳細情報が欲しいんですな。 そうするとどうしてもボトルを見せて貰い情報ゲットしなければならないので、 やや面倒だったりします。

 そして赤の方がコレです。 色は、白のしっかり感とは裏腹に、かなり薄めの紫色です。 香りは「これぞ安イタリア!」、 果実の香りが汗臭いような蒸れたようなって感じになっちゃってます。 味も、酸味がしっかり かつ 渋味も(弱いけど)荒削りで、 だいたいボトル500円〜800円くらいのイタリア産赤にありがちなスタイルです。

 というわけで、「うーん」という結果でした。 白は良かったんだけどなぁ。 ちなみに、機内でも白を飲む人が結構いたけど、 赤はあまり売れてませんでした。 皆さん良くご存じで・・・って、 実際は単に『ビールもスパークリングも無きゃ白か』という流れで選んだ人が多いんでありましょうが。
65点 「フィリピン航空・成田→セブ便」にて

 そんなこんなでフィリピンのセブ空港に到着したのは現地時間(日本時間−1時間)の午後6時ごろ、 "Planes Always Late"の割には定刻での到着でした。

 セブ空港でフィリピンへの入国手続きを済ませて、若干の両替を済ませて、 旅行会社が委託している現地係員(フィリピン人の方)と合流してホテルへ移動。 移動時間は車で20分くらい。 直行便が飛ぶ空港からリゾートエリアまでの距離が近いのも、セブの魅力の一つですな。

 そして、今回利用したホテルは、 シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブというところ。 セブを代表するリゾート・ホテル、とのことであります。 更に、部屋のグレードはオーシャンクラブ、 通常の部屋とは違うプレミアムなサービスが受けられる、とのことであります。 どうせお高い時期のステイだからね、 ってことで奮発した次第です。

 右写真はその「プレミアムなサービス」の一つで、 オーシャンクラブ宿泊者専用のクラブラウンジ。 ここで混まずにチェック・インが出来ました。 でも、通常のフロントがどの程度の混雑なのか知らないから、 この件に関してメリットがあったのかどうかはわかりません。

 さて無事チェック・インも済ませ、 左写真が今回ウチが利用するオーシャンウィング8Fにあるオーシャンクラブの部屋です。 部屋の広さは36m2ということで、 リゾートホテルとしては決して広くはありません。 そこにエキストラベッドが入っているので、 正直言ってゆったりひろびろ、という感じはしません。

 ただ、設備はなかなか充実しています。 まず現代人に必須な無線LANが来ていて、もちろん無料。 そしてウェルカム・フルーツとしてマンゴーやオレンジが置いてあります (「ウェルカム」の時だけじゃなくて滞在中2日に一回くらいの頻度)。 そして、ミネラルウォーターがほぼ飲み放題なことも助かります。 あと、アメニティがロクシタンなところに長女は反応してました。 毎日の分を持って帰らんばかりの勢い・・・というか持って帰ってました。 あぁ貧乏が憎い。

 部屋でひと心地付いたら夕食、 初日の食事場所に選んだのは、 ホテル内にあるTea of Spring(春茶館)という中華料理のレストラン。 食事がスタート出来る時間が午後9時(オーシャン・クラブのフロントから予約)と遅かったんで、 外出はせずホテル内で、 そして3〜4品をパパッと選んで家族でシェアして食べるのが良いかな、と考えた次第であります。

 店は、メインウイングのガーデン側、それほど広く無い空間ですがゆったりと席が配置されています。 師範らが伺った時には7割くらいの埋まり方だったかな? 落ち着いた赤を基調にしたインテリアで、 いかにも「中華の高級店」的な雰囲気が満載です。

 料理は、家族4人でシェアする形で下記を注文。

  Fried rice with dry scallops and crabmeat with egg white [₱ 550]
  <干し貝柱と蟹肉・卵白のチャーハン>

 やっぱり中華料理屋さんのチャーハンはハラリとしていて美味いよね。 もちろん具になっている干し貝柱とかカニとかも利いているんだけど、 やっぱりなんといってもこのパラパラ感は真似できません。 自作でも油たっぷりにすればそれなりに良いセン行くんだけど、 やっぱり米がが違うのね。

  Dried scallops with seafood in thick soup×2 [₱ 300×2]
  <干貝柱と海鮮のスープ×2>

 スープは、店の人曰く「みんなで分ける量は無い」とのことだったので、 子供ら二人分を注文して、おコボレを大人がご相伴に預かろうという寸法。

 これがね、「中華料理とは何ぞや」感をグイグイと刺激する、 大変に美味しいスープでした。 やっぱり出汁かなぁ。全然違うんだよね、自宅で作るのと。
  Stir-fried shredded beef with assorted vegetables [₱ 325]
  <牛肉と各種の野菜炒め(曰く「青椒肉絲」)>

 日本語メニューには「青椒肉絲」とあったんだけど、出された料理はかなり予想と違う物でした。 でも、「牛細切り肉と野菜炒め物」と考えれば十分美味いっす。

 ただ、この店の料理全体に言えることだけど、 惜しむらくは器が小さいのね。 だもんであんまり見た目が映えないと言うか、街の中華料理屋さんの料理みたいに見えます。 狭いテーブルに沢山の料理を載せたいと考えると、 自ずとこういう形状になるのかもだけど、 せっかくの料理が器のせいでで引き立たないのは残念に感じられます。
  Stir-fried egg white and dried scallops with mixed seafood [₱ 575]
  <海鮮いろりろを揚げた卵白と干し貝柱と共に>

 これ、「誰が頼んだんだ!?」と問題になってましたが、 結果的には変わったものが食べられてラッキーでした。 でも最後まで味の掴みどころが感じられ無くて、 なんかちょっともったいないような気がしました。

 そして、もちろんワインも注文します↓。
Wolf Blass Unwooded Chardonnay 2012
ウルフ・ブラス アンウッデッド・シャルドネ 2012
Wolf Blass Wines
ウルフ・ブラス・ワインズ
White
South Eastern (Australia)
サウス・イースタン (オーストラリア)
(₱ 1,250) 2013/08/13 シャングリ・ラ マクタン スパ&リゾート内「Tea of Spring (春菜館)」
Alc : 12.5%BRIX : ??pH:??
 ワインリストは結構立派です。 泡と赤と白を合わせると100種類以上はあったような。 産地も、旧ワールドのフランスやイタリアに始まって、 ニューワールドも満遍なく網羅されています。 値段は、一番安かったのがマテウス・ロゼの₱ 990で、高いのは・・・ あんまり興味が無いからちゃんと見てないですが、5ケタくらいは平気であったような。 要するにいろんな客層に対応したリストだと判断できます。 そんな中から、ほぼ底値に近い豪州産の白をチョイスしました。

 色は、照明が暗くてよくわからないけれども、決して濃い感じはしなくてどちらかというと薄め。 香りはとてもナイスです。シャルドネ単品種とはとても思えない、 まるでドイツ系統の芳香性のあるリースリングとかゲヴュルツが入っているような、 甘っぽくて花のような膨らみのある香りです。 ただ、香りをテイスティングした長女的には、乳酸っぽい香りがイマイチなんだそうで。 味も、甘さと酸味がしっかりあって、濃くも重くもないけどしっかりした味わい。 長女同様テイスティング役を買って出た師範代曰く 「『美味しい美味しい』と婦女子がクイクイ飲みそうな危ないワイン」だそうで。

 このワイン、そもそもの値段は₱ 1,250で日本円にすると3,000円くらい。 それに10%のサービス料と15%くらいの税金が乗って、トータルは4,000円弱。 その値段の価値があるかと問われればうーんと唸るけど、 高級リゾートホテルのレストランなら仕方ないところですかね? ともあれ旅の初日の稽古が好調で良かった良かった。
75点 シャングリ・ラ マクタン スパ&リゾート内「Tea of Spring (春菜館)」にて

 他には、師範代と子供らが中国茶(Chinese Rose)を注文して、 10%のサービス料とか税金が加算されてトータルのお会計は₱ 4,200強、 日本円にして10,000円くらい。 日本でホテルの中華料理を食べたと思えば普通の値段ですが、 現地の人たちからしてみれば多分恐ろしく高いんだろうね。

 そんなこんなのセブ遠征稽古1日目。 左写真はホテルの部屋からの眺めです。 明日から思いっきり海やプールで遊ぶぞ〜!と心に決める、 安ワイン道場師範、当年とってちょうど三十(ただし16進数)でありました。

14日(水)

 セブ遠征稽古の二日目。

 左写真が、今回宿泊しているホテル、 シャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブの海側からの写真。 写真右側の建物がオーシャン・ウィング、 その最上階である8Fの海に面した好位置に師範らの部屋があります。 建物自体は決して新しくないけど、建物の中も外も手入れ・清掃が行き届いていて、 さすがはセブの代表的リゾート・ホテル、って感じであります。

 そして、リゾートの朝と言えばヘタな磯釣りに興じるのを楽しみにしている師範、 今朝もいそいそと日本から持参した釣竿と道具を持ち出したわけですが、 ホテルの人曰く「ここは魚のサンクチュアリなので釣りは出来ません。 敷地外でお願いします」とのこと。 で、その敷地の広さゆえに敷地外ってのはえらく遠いわけで、あっさり断念させて頂きました。

 ならば、ということで利用したのがホテルにあるフィットネス・ジム。 ジムは朝6時から開いています。 一通りフィットネス・マシンがあって、サウナもあるみたい。

 師範もそろそろ体重を落とすだけじゃなくて、 上手に太る方法を考えなきゃいけないわけですが、 この歳で筋肉を付けるのってのはなかなか難しくてねぇ。 こういう、早朝からやっているフィットネス・クラブがあれば通うかも ・・・って通わないな。宿泊者は無料ってんで貧乏人根性で利用しています。

 朝食は、オーシャンウィングのプールサイドにあるイタリアンレストラン、 Acqua(アクア)でバイキング。 今回のツアーは朝食付き。 それを食べられる場所がここイタリアン"Acqua"と、 夜もビュッフェをやっている"Tides(タイズ)"、 そしてオーシャンクラブのラウンジの3ヶ所です。

 事前の情報によると、料理の種類の多さはTides > Acqua > Ocean Club Lounge、 人の多さもTides > Acqua > Ocean Club Loungeということらしいので、 まずは中庸をということでAcquaから攻めてみることにしました。

 レストランに入ったのは午前7時30分、 その時間はまだガラガラで、8時を過ぎるくらいからちょっと人が増えてきたかな、という感じ。 でも、日本のホテルの朝食バイキングなんかと比べると、ぜんぜん空いています ・・・って、いつも行くクラスのホテルとはレベルが違いますけどね。

 料理は、そもそもがイタリアンの店なのでイタリアン風のメニューが多いのは当たり前として、 その他にも韓国風、和風、中華風といろいろあります。 師範の一皿目のチョイスはイタリア風(右写真)。 ちょっと写真映りを意識して盛ってみましたがいかがでしょうか? 手前側がハム3種とソーセージとコンビーフ、奥にミニ・サンドイッチが2つ、間にトマトのチーズ焼きです。

 で、美味いです、ここのビュッフェ。やっぱ違うね、シャングリラは。 またサービスも非常に行きと届いていて、 食べ終わった皿は即座に下げてくれます。まるで待ち構えているみたいなくらいに。

 左写真が二皿目、左奥がビーフシチューをかけたガーリックライス、右奥がフレッシュ・サラダ、手前が巻き寿司。 右写真の三皿目はフルーツにして、スイカ、パパイヤ、マンゴー、パイナップル、ライチ。

 全般に美味い料理なわけですが、当然いくつかハズすメニューもあるわけで、 女性陣が頼んでいたスープヌードルの類はあまりパッとせず、 フレッシュジュースの一部(スイカ、ニンジン、パイナップル)もちょっと・・・って感じでした。

 食事をしていると、サービスの女性が寄って来て、紙と鉛筆を差しだして「感想・改善ポイントを書いてくれ」と。 やっぱりこういうたゆまぬ努力と改善が良いサービスの実現に繋がるんでしょうな。

 食事のあとは、いよいよプールだ海だ!ということで泳ぎに繰り出します。 抜けるような青空にヤシの木、青いプール、まさに楽園の景色であります。

 プールは、お盆の期間中なんで人がいっぱいかと思ったら、 プールの広さもデッキチェアーも滞在者に対して十分なスペースと数があるようで、 混んでいる感じはあまりしません。 それでもホテルの人は「今週はとても日本人が多い」と言っていたんで、 お盆休みの影響自体はあるんだと思いますが。

 プールで泳いで海で泳いで、のども渇いたし・・・ってことでプールサイドのバー、 Buko Bar(ブコバー)に行くと、"Draft Beer P150, Buy One Get One Free"の文字が。 150ペソってぇといろいろ加算されて400円以上するわけですが、 それで2杯飲めるんだったら安い、ということで華麗にゲット。 やや薄い感じはするけど、良く冷えている点はナイスです。

 改めて思い返すと、今回の旅行でこれが初ビールです。 「旅行=とりあえずビール」な師範としてはかなり抑制が効いています。 というのもこのホテル、売店の350mlの缶ビールも1つ150ペソ(約360円)だったりするんですな。 それは周辺物価を考えれば恐ろしく高く、日本のホテル内の売店と比較しても高い。 いかに「タマの贅沢」とはいえ、さすがにそこまでは手が出せない貧乏症の師範であります。

 昼食は、朝食を食べたのと同じレストラン、Aqcua(アクア)で。 水着のまま昼食を食べられるのが、上記のBuko Bar、それにビーチにあるBreeze(ブリーズ)、 それとここAcquaの3か所。 どこにしようか考えたけど、せっかくなんでやっぱり美味しいモノが食べたいよね、 ということで一番ちゃんとしてそうなこのイタリアンをチョイスした次第であります。

  Risotto ai frutti di mare [₱ 575]
  Arborio rice with prawns, calamari, mussels, lobster reduction
  <海の幸のリゾット>

 次女のチョイスがこのリゾット。 これがね、美味いんですわ。 米の炊き加減(煮加減?)はアルデンテで、 シーフードとオリーブオイルの香りがフワーッとして。 結構良い値段ですけど、やっぱり昼飯にココを選んで正解だったな、と思う師範一家でありました。

  Trilogia di paste [₱ 450]
  Fettuccini with parma ham and ricotta, pappardelle duck and punpkin gnocchi
  <3種のパスタ:(手前から)パルマハムとリコッタチーズのフェットチーネ/カボチャのニョッキ/パッパルデッレ>

 長女のチョイスがコレ。 3種類のパスタが小さめの皿に可愛く盛られています。 いろいろな味を楽しみたい師範一家としてはベリーナイスな選択でした。 でかしたぞ長女!あなたのチョイスは間違ってない!と家庭内絶賛の嵐です。

  Fruitti di mare [₱ 550]
  Clams, prawns, calamari, garlic, tomato and mozzarella cheese
  <海の幸のピザ:貝、エビ、イカ、ニンニク、トマト、モッツァレラ・チーズ>

 そして師範代のチョイスがこのピザ。

 ピザはちゃんと窯で焼かれているみたいでちょっと時間が掛かりましたが、これが美味いんだね。 お値段は1,500円くらとちょっと高価。でも、このピザがホテルでこの値段なら十分満足です。 ボリューム的にも結構多めで、もったいないことにちょっぴり残しちゃいました。

 そしてそして、師範のチョイスがコレ(笑)、またまたビールです。 選んだ銘柄は、San Miguel Pale Pilsen、お値段は₱ 150 (+サービス料+税)。 上に書いたようにプールサイドの生ビールが2杯で150ペソ、 売店の缶ビールも150ペソ、レストランのこの瓶ビールも150ペソ。 要するにこのホテルのビールの値段って、 中身が何とか量がどうとかはあまり関係なくて、 「ビール飲む人は150ペソですよ」なんでしょうな。

 あ、美味いか不味いかだと普通です。 この国では極めてベーシックな銘柄だと思うけど、普通に美味いですよ、このビール。 グラスがちゃんとしているからそう感じるのかも知れませんが。

 食事のあとは、子供らはまたプールに戻って、 親は今晩からのレストランとかレクレーションとかの手配とか。 子供らも大きくなったんで、ある程度放し飼いができるようになりました。 普段はケンカばっかりしているけど、こういう時は姉妹で良かったなぁ、と思いますな。

 そして、部屋に戻ってひと寝入りした後に向かったのは、オーシャンクラブのラウンジ。 オーシャンクラブの「プレミアムなサービス」の一つで、 午後5時から7時までの間、 軽食と飲み物(アルコール含む)が無料で頂けます。 そしてそして、そのアルコールにはワインも含まれているわけですよ。

 軽食は、右写真みたいな前菜的なものから、簡単な肉料理までがあって、案外楽しめます。 海に面したホテルの眺めの良いラウンジで頂く軽食とワイン、なんて贅沢よねぇ。

 翻って貧乏人根性を発揮すると、アルコールは飲み放題/ツマミも食べ放題なんで、 考えようによってはこれで夕食を済ませちゃうという手も無いでは無いかもです。

 でも、師範の場合は夜は夜で食べる楽しみを残しておきたいから、 ここでの食事は右写真みたいに軽く。 ただし、あまり軽くないのが↓のワインだったりするわけです。

Wolf Blass Unwooded Chardonnay 2012
ウルフ・ブラス アンウッデッド・シャルドネ 2012
Wolf Blass Wines
ウルフ・ブラス・ワインズ
White
South Eastern (Australia)
サウス・イースタン (オーストラリア)
(₱ 0) 2013/08/14 シャングリ・ラ マクタン スパ&リゾート内「オーシャンクラブ・ラウンジ」
Alc : 12.5%BRIX : ??pH:??
 「タダでワインが飲み放題」というだけでワクワク気分。 さてさてどんな銘柄だろう・・・とはちきれんばかりの期待を胸にワインの置かれたカウンターを見に行くと、 なんと昨日ここのチャイニーズ・レストランで注文したものと同じ銘柄でした。 確かにリストの中で一番安い白がコレだったもんなぁ。 美味しいワインだったので、残念ってわけじゃないんだけど、 そうと知っていたら昨日は別のワインを頼めば良かったなぁ、という気分です。

 ま、そんな些細なことは置いといて、 景色の良いラウンジでタダのワインが飲めるという幸せを噛みしめつつ稽古。 色は、外光の下で見てもやっぱり薄め、レモンの果肉の部分の色ですね。 香りと味はやっぱり良い感じ。 "Unwooded"なのでステンレス・タンクでの醸造なんだと思いますが、 とてもクリーンな香味が出ていて、リゾートの雰囲気にピッタリ合ってます。

 というわけで昨日とダブってしまいましたが、 リストにある多数のワインの中から、 ホテルもハウスワインとして使うような安くて美味いヤツをチョイスするという、 師範の選ワイン眼や良し!と自画自賛することにしましょう。 お代わりして2杯頂きました。
75点 シャングリ・ラ マクタン スパ&リゾート内「オーシャンクラブ・ラウンジ」にて

Wolf Blass Cabernet Merlot 2012
ウルフ・ブラス カベルネ メルロー 2012
Wolf Blass Wines
ウルフ・ブラス・ワインズ
Red
South Eastern (Australia)
サウス・イースタン (オーストラリア)
(₱ 0) 2013/08/14 シャングリ・ラ マクタン スパ&リゾート内「オーシャンクラブ・ラウンジ」
Alc : ??%BRIX : ??pH:??
 ラウンジには5時15分ごろ行ったんだけど、 概ね8割くらいの席が埋まってました。 「こりゃそのうちいっぱいになるかな?」と思いましたが、 案外お客の回転は早いようで、100%埋まることはなかったみたいです。 まぁそう長居するところではないしね。 「ここを夕食代わりに」という人はあまり居ないようです。

 さて次なるは赤なわけですが、 赤も白と同じ造り手で、オーストラリアのウルフブラス。 ヴィンテージも同じく2012年。 ブドウはカベルネ・ソーヴィニョンとメルローの2種類を使ったものでした。

 色は結構濃くて、しっかりした紫色。 香りは、カシスとかブルーベリーみたいな濃い系の果実と、 樽から来るのであろう甘香ばしい香りがあります。 味も、典型的な若いオーストラリア産の赤って感じで、 単純ながら甘味も渋味も酸味もあって良いバランスです。

 良いんじゃないですかね、このワイン。 ハウスワインとして十分なパフォーマンスを備えていると思います。 また、ここはグラスもナイスです。 ブランドはシュピゲラウで、白にはキアンティ・タイプ、赤にはブルゴーニュ・タイプが使われています。 やっぱりグラスが良いとワインも美味しく感じられますな。
73点 シャングリ・ラ マクタン スパ&リゾート内「オーシャンクラブ・ラウンジ」にて

 ・・・みたいな感じでオーシャンクラブ・ラウンジで小腹は満たされちゃったりしたわけですが、 もちろんちゃんと食事もしたいわけです。 そして、ホテルの中ばかりというのもつまんないんで、本日は外に出てみることにして、 スペイン料理Hola Espana(オラ・エスパーニャ)という店へ。 ホテルを出てすぐのところにあるレストランなんで、 交通手段は徒歩でオーケーです。

 予約して行ったんで、入り口で名前を告げると予約済みの席に案内されました。 ただ、その席はあんまり良い席じゃ無かったんだよなぁ。 従業員の出入り口に近くて、エアコンもあまり効いて無かったし。 そして、ちょっとビックリしたのが、 壁に"Card payment is temporarily unavailable."と書かれた張り紙があったこと。 もし本当にそうなら困っちゃうわけですよ。現地通貨なんて最小限しか持っていないから。 で、店の人に聞いたら実は「カード支払いOK」とのこと。 現金で払ってもらった方が都合が良いからですかね?

 そして、料理は今回も家族でシェアするスタイルで、下記を注文しました。

  Bruschetta [₱ 190]
  <ブルスケッタ>

 まず前菜としてブルスケッタを注文。 ブルスケッタって、普通はバゲットの上にモッツァレラ・チーズとトマトとバジル、ってのを想像するんだけど、 ここのは細切り肉とか生ハムとかが載せられていました。 それはそれで美味しいです。塩味が効いていて酒の肴にちょうどいい感じだったしね。 お値段190ペソだと日本円で500円くらい。順当だと思います。
  Bouillabaise [₱ 390]
  <ブイヤベース>

 スープは、4種類くらいあった中から一番高額だったブイヤベースを注文。 このブイヤベース、想像とはかなり違う雰囲気です。 普通は、トマトベースの赤いスープで、魚や貝がゴロゴロと具だくさん、ですよね。 でもコレはサフランが使われているのか黄色い色で、 具も特に大きくなくて普通にスープです。 そして一番特徴的なのはニンニクがバリバリ利いていること。

 食べてみると、ややジャンキーな味わいですがこれはこれでおいしゅうございます。 ただ、これで1,000円ってのはちょっと高いかな。 1,000円だとやっぱり具だくさんを期待するよね?
  Lasagna [₱ 280]
  <ラザーニャ>

 そしてメインとしてラザニヤを注文。 なんかメジャーな品ばかり頼んでます。 メニュー見て想像が付くのって、こういうのだったりするからであります。

 そして、これは大変美味しゅうございました。 チーズや挽肉がたっぷりで食べ応えがあって、これが日本円で700円弱ってのはお買い得です。 1,000円のスープがあれで700円のラザニアがコレだと、何が高くて何が安いのか、 良く判んなくなってきます。
  Paella Negro [₱ 515]
  <イカスミのパエージャ>

 そして、ネット等を見て評判の良かったこのイカスミのパエリアを注文してみました。 で、コレがね、イマイチなのよ。 そういう物なのかも知れないけど、イカスミの使用量がハンパじゃなくて、 真っ黒、漆黒。 味も炭みたい気配を感じて、師範代曰く「コゲちゃってても判んないよね」と。 そういうチャレンジングなコメの間のところどころにイカの身が入っていて、 それに当たるとホッする感じです・・・って、 モノを食べるのにデフォルトがホッと出来ない、というのはいかがなものかと。

 そしてもちろんワインも注文↓しております。
Trebbiano d'Abruzzo 2011
トレッビアーノ・ダブルッツォ 2011
Il Poggio dei Vigneti
イル・ポッジョ・デイ・ヴィニェティ
Bianco
Trebbiano d'Abruzzo
トレッビアーノ・ダブルッツォ
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
₱ 492 2013/08/14 スペイン料理 "Hola Espana"
Alc : 11%BRIX : ??pH:??
 ワインリストには赤白泡合わせて30種類書かれてますが、 AOCと値段だけが書かれたそっけないものです。 そして値段的には一番安いのが500ペソくらい、一番高いのは10,000ペソを超えていて、 かなり金銭的なダイナミックレンジが広いリストです。 そんな中から、イタリア産のピノ・グリージョを選んだけど、 あいにく売り切れ。 店の人の提案は「コレ、ムルソーみたいだけど安いよ」って感じでトレッビアーノ・ダブルッツォ。 リストの中では一番安い500リラ以下。 ならばそれで、ってことで付和雷同的に注文しました。

 一応この店はワインのテイスティングをさせてくれます。 そして・・・これが日本だったら『コレって劣化してませんか?』と言わざるを得ないレベルです。 色は特に変な感じはありません。 ところが、香りがとても弱めで、僅かな柑橘類の香りとなんとなく洗剤とカルキの匂いがします。 味は、甘くなく酸っぱくなくだけど、 なんだかやたら熟成が進んだ感じの味わいで、 2011年産の若いイタリアワインとは思えない味わいです。

 最初のテイスティングでイマイチなワインであることは判ってたんだけど、 それを店の人に伝えて理解して頂くのは難しいよなぁ、と判断してOKを出しちゃいました。 でもこの状態を「ムルソーみたい」と捉えるのはポジティブ過ぎはしませんか、と。 沢山のワインが壁に常温でストックされているんで、 こういう状態になるのは自明なのかもです。
60点 スペイン料理"Hola Espana"にて

 というような夕食で、トータルのお会計は2,174.70ペソ、日本円にして5,000円ちょっと。 席がイマイチ、ワインがイマイチ、料理もアタリハズレがあったけど、値段はお手頃。 まぁそれも旅の楽しみの一つだよね、ということで。

 ・・・というような感じのセブ島遠征稽古2日目でありました。 左写真はホテルのガーデンプール側の様子。 明日はちょいと街へと繰り出してみることにします。

15日(木)

 セブ遠征稽古の三日目。

 左写真はホテルの部屋からの朝焼け。 健康的な生活をしておりますから、朝5時頃には目が覚めてしまいます・・・って「年寄り」とも言いますが。 そして早起きすると、東向きの海に面した部屋のテラスからこういう景色が拝めます。 さざ波の音と鳥の鳴き声だけが聞こえる世界です。

 本日もまた朝からフィットネス・ジムへ行って軽く運動。 今朝からは師範代も一緒に。まぁ仲の良い夫婦ですこと。

 そして本日の朝食は、メインウィングの1階、ガーデン横にあるレストラン、 Tides(タイズ)へ行きました。 ここが一番大きな朝食会場のようです。

 7時30分過ぎに行ったら、屋内の席は満席とのこと。屋外は空いてます。 気温的には屋外でも問題ないんだけど、 ちょっと席を空けると鳥(スズメ)が皿の料理を食べに来ちゃうらしいのね。 だもんで屋内の方が人気。師範らも5分ほど待って入店しました。

 料理の内容は、概ね昨日のAcquaと同様なんだけど、 その場で作ってくれる麺類(左写真)の麺とスープの種類が選べたり、 その他主にアジア系の品ぞろえが多いあたりが違います。 ともかく種類が沢山で、空港から送迎してくれた現地人のスタッフも『ココが一番お薦め』と言ってましたしね。

 そんな中から、できるだけいろいろ食べようと言う貧乏人根性フル・アクセルで、 こんな料理を頂きました。

 一皿目(写真左上):野菜の炒め物、焼きそば、アジア風ソーセージ、魚の揚げもの
 二皿目(写真右上):オムレツ、ソーセージ、ポテト、生野菜、カリカリ・ベーコン
 三皿目(写真左下):シーフード・スープの中華麺
 四皿目(写真右下):フルーツ(スイカ、パパイヤ、マンゴー、ドラゴンフルーツ、パイナップル)

 まだまだ和風とか韓国風とかいろいろメニューがあって、 そして当然パンなんかも下手なパン屋よりはるかに多くの種類があるんだけど、 全種類制覇するのは到底不可能です・・・って、別に制覇する必要なんてないんですけどね。


 食事の後は、ホテル内にある子供向けの遊戯施設、Adventure Zoneへ。 2フロア分の高さを吹き抜けにして、滑り台がいくつも設置されているジャングルジム的な施設です。

 オーシャンクラブに泊まるメリットの一つに、この施設の利用が2時間無料、というのがあります。 次女がここに行きたがったので、では行ってらっしゃい、と。 まずは様子見ということで、1時間だけ利用させることにしました。

 次女は、中でアメリカ人/フランス人/イギリス人の子供と知り合いになったみたい。 英語なんてほとんどしゃべれないんですけどね。 そういうチャンスがある点は、師範らの子供時代と確実に違いますなぁ。羨ましい限りであります。

 次女が一人で遊んでいる間に、大人の師範&師範代、大人扱いの長女で氣(Chi) Spaを利用します。 マッサージを受けると有料、それも1時間で₱ 4000とかの結構な額を取られるんだけど、 プールとジャグジーとサウナを使うだけだったらオーシャンクラブの宿泊者は無料。 要するに師範一家は無料のものはすべて使ってみないと気が済まない貧乏症なわけです。

 そして、ココがとても快適でした。 サウナがスチームとドライの2種類、ジャグジー(右写真)もあってプールもあって、寝そべるベンチも沢山あって。 なのに、利用者は師範一家だけ。完全に貸切状態。 次女をアドベンチャー・ゾーンに預けているのが1時間だけだったから、 あっという間にその1時間が経ってしまい残念。 時間があれば、一日ここでダラダラしていたいなぁ、って感じでした。

 10時半すぎに次女をピックアップして、昨日と同様にプールへ海へと繰り出します。

 このホテルのプライベートビーチには、 大変沢山の魚がいることと聞いていたんで、 今回水の中でも写真が取れるデジカメ用の防水パックを持ってきました。 そうしたらいるわいるわ、魚!魚!!魚!!!。 餌付用に魚肉ソーセージを日本から持参したんだけど、怖いくらいに群がってきます。 確かにココは「魚のサンクチュアリ」ですな。 ここの魚連中は人間に対して全く警戒心がありません。

 右写真がその防水パック、中に入れているのは昔から持っている普通の薄型デジカメです。 防水パックのお値段は1,500円ちょっと、 送料と合わせて2,000円で普通のデジカメが防水デジカメとして使えます。 これから海に行かれる方は是非・・・ってもう遅いですか。


 ちなみに、上の海中写真以外のほとんどの写真を撮っているのが、 この時に買ったミラーレス一眼です。 普通の一眼も持っていますが、 やっぱり旅には小さくてキレイに撮れるカメラが良いですな。

 午前中はホテルのプールと海で遊んだあと、午後はセブ・シティ方面に向かいます。 行きの交通機関としてはホテルのシャトルバスを使うか、タクシーで行くかなんだけど、 シャトルバスが無料じゃ無くて片道一人₱ 150(日本円で360円くらい)もかかるのね。 ウチは大人3人だから₱ 450、約1,000円強。 それならタクシーの方が安上がりということで、 エントランスのお兄さんに呼んでもらってタクシーを利用しました。

 フィリピンのタクシーって、メーターを使わなかったり追加料金を請求したりいろいろですが、 今回利用した中ではこのホテルから乗ったタクシーが一番良心的で、 メーターの金額₱ 220くらいしか要求されませんでした。 支払いは、それに₱ 30ほど足した₱ 250 (約600円)にしましたが、 1時間弱乗った金額としてはやはり安いですね。

 そして、向かった先は、セブ・シティ最大のショッピング・モールであるShoemart Cebu(シューマート・セブ)。 「シューマート」と言ってもあまり通じなくて、現地では「SM(エスエム)」で通用しているようです。

 モールの中は、スーパーあり専門店ありで、 要するに日本で言うところの「ららぽーと」みたいな感じです。 そしてここでは下記の物品を調達。
 ・お土産の食品
 ・たまたま壊れた師範の腕時計
 ・前日失くした長女のゴーグル
 あと、夕食に予約しているレストランの住所を書いてくるのもガイドブックも忘れたので、 本屋に寄ってなんとかレストランの場所情報をゲットする、というミッションを果たしました。

 昼食の時間は、もう午後3時過ぎ。 あまりじっくり選ぶ時間も無く、 適当に選んだのがココ、シューマートのショッピング・モール内にある Golden Cowrie(ゴールデン・カウリー)というフィリピン料理のファミレス的な店。 ここ以外にもロードサイドでも見かけたので、メジャーなチェーン店なんじゃないかと思われます。

 店内は結構広く、50席くらいはあったような。 変な時間の入店なんで、店内ガラガラ。 でも、呼んでもなかなか注文を取りに来なかったりして、 全体にあまりヤル気が感じられません (店頭で客引きしていた女性だけキビキビしてました)

 そして、本日もまた家族それぞれに選んだものをシェアします。

  Pansit Guisado [₱ 99]
  <焼きそば>

 長女のチョイスがコレ。 そもそもこの店を選んだ理由は、長女が麺類を食べたがっていたからで、 店頭の女性に「ヌードルはありますか?」と聞いたらコレがある、と。 というわけで、麺類であること以外は全く情報不明の状態で注文。 出て来たのはいわゆる焼きそばでした。

 麺はかなり伸びていて、あまり美味しいものではありませんでしたが、 付いてきたカボス的な柑橘類を絞ると結構さっぱりして、 案外不味くもない、という微妙な線でした。 お値段の₱ 99は日本円で240円くらい。まぁそんなもんじゃないでしょうか。

 他の注文は以下です。

  Baked Scallops [₱ 135]
  <焼いたベビーホタテ(左写真)>

 次女の注文は焼いたベビーホタテ。 これは写真があったから「これを食べたい」と注文可能。 普通に美味しゅうございました。

  Chiken Tinola [₱ 189]
  <酸っぱいチキンスープ(右写真)>

 そして師範の注文がチキンスープ。 味が2種類あって、『※△□ or @%○ ?』と皆目理解不能な単語(書かれているけど読めない)で聞かれて、 当てずっぽうで前者を。 それが多分ハズして、超酸っぱくてピリッと辛い、 子供たちには明らかに不向きな一品が出て来てしまいました。 これが日本円で450円ってのは高いなぁ。 昨日のスペイン料理屋もそうだったけど、 スープってこっちは高いんですかね?

 San Miguel Light (₱ 59)
 <サンミゲル・ライト>

 ビールの提供価格は安いですね。スーパーでの販売価格+40円くらいで店で飲めます。 選択肢は、メーカーは全てSan Miguelで、銘柄はPale-PilsenとPremium All-Maltとコレ。 一般に"Light"に美味いもの無しだと思うけど、他の二つはスーパーで買っちゃったのね。 だから同じ物を飲んでもしょうがないってんでライトをチョイスしました。 想像通り、一言で言うと薄いビールです。

 あと、ややビックリだったのがグラスに氷を入れて供されたこと。 「こりゃもしかしてボトルは常温か?」と驚愕したけど、 実際はちゃんと冷えてました。氷で炭酸が飛んだり更に薄まったりするのは嫌なんで、ラッパ飲みで頂きました。

 結局、お会計はトータルで₱ 482、日本円で1,200円弱。 かなり軽めにしたとはいえ、ビールも飲んで家族4人でこの値段だとやっぱり物価が違いますね。 普通はこれに各人分₱ 40くらい出して、ご飯付きの食事にするのがこちらの流儀のようです。

 右写真は、シューマートの中に入っているスーパーで売られていた魚。 鮮度は良さそうなんだけど、日本人の感覚だとこのディスプレイは無いよね。

 あと、米やトウモロコシといった農産物はかなり安いんだけど、 お菓子やジュースといったパッケージされた食品類はあまり安くないです。 ビールも現地の安いのが330mlが1缶₱ 40 (約90円)くらい。 安いっちゃ安いけど無茶苦茶安くは無いですね。

 今宵の夕食は、セブでも評判の良いイタリアン・レストランAnzani (アンザニ)をホテルから予約。 意気揚々と向かったわけですが、 シューマートからここに来るタクシーがいけませんでした。 そもそも店を知らないのね。街の名前を書いた紙を出して、 スマホで地図を見せてようやく「だいたい判った」と。 そして、要するに面倒なことを要求されたんで「メーター料金に50ペソ足してくれ」と。 20ペソくらいはチップを考えていたんで、50は高いなぁと思いつつ、 たかだか数十円でケンカしたり下ろされたりするのもイヤだったんでしぶしぶ了解。

 さて気を取り直してこの店のことを。

 ここは海から見るとセブ・シティの後方(ホテルとは反対側)、 雑然とした街中を抜けた山の中腹にあり、 景色がとてもよろしいところだし店内の雰囲気もバッチリです。 階下には巨大なワインセラーもあるようで、 「熱帯のフィリピンにこんな店が!」とちょっとビックリです。

 席は、屋内席とテラス席の選択肢がありました。 景色の良いレストランだからか、テラスも結構人気があったみたい(現地の方っぽいお客さん多し)。 ただ、こういう場所って間違いなく虫が来るんだよね。 それが証拠にテラスの天井には沢山のヤモリが居たし。 そこで変な虫に刺されてもイヤだったんで屋内を選択しました。

 メニューには、いわゆるイタリアンの単品メニューと、 それをまとめたコースメニューがあります。 コースメニューは、3皿/4皿/5皿/6皿の中から選べます。 なんとなく単品メニューを一生懸命読んで理解するのも疲れる気分だったので、 コースから選ぶことにしました。

 そして師範が選んだのは、ワイン付きの5皿のコースメニュー、お値段はサービス料別で₱ 1,799、 サービス料込みだと日本円にして4.300円くらいのコースです。 ちなみに子供らは3皿のコースで₱ 999、師範代は4皿のコースで₱ 1,499を選んでました。

 そして後で気付いたんだけど、どのコースもワイン付きの価格だったのね。 だったら師範代の分のワインも付けて貰って、師範が飲めば良かったなぁ、と後悔しても後の祭りであります。
 料理の前に、まずは自家製のパンが出されます。 陶器製のかわいいカップで焼かれたパンで、 トマトを練り込んだものと、ゴマを練り込んだものと、もう一つはバジルだっけ? 3種類の中からの選択でした。 師範がチョイスしたのはトマトのパン(右写真)。 味は普通です。 もっと小さく焼いて、それぞれの味を楽しめるようにしてくれたら、 違いが判ってもっと楽しめたんじゃないかと思います。

前菜 :

 Rocket Sarad, topped with parmesan crumbs, pine nuts and paprika croutons sprinkled with olive oil and balsamic reduction
 <ルッコラのサラダ、パルメザンチーズや松の実なんかを添えてバルサミコ風味で>

 まぁ、書いてある通り、ルッコラに粉末チーズや松の実を散らし、トップにスプラウトを載せたサラダでした。 これが前菜かぁ、とさすがにちょっとガックリ。 ちなみに師範代の前菜は、クスクスの上に焼いて薄く切ったアヒルが載ったもので、 明らかにそっちのが美味そうでした。

 ワイン付きコースの最初の一杯は、いわゆるワインじゃなくてスパークリング・カクテルのようです。 メニューを見ると、
    SPRIZZ Venetian Drink Sparkling Wine and "Aperol"
と書かれているので、Aperol(オレンジリキュール)の入ったスプリッツァーのようですな。

 で、これは美味かったです。 最初にこういうカクテルを頂くってのも良いね。 まぁコスト的にマトモなスパークリング・ワインは出せないからコレが出て来たんだと思うんだけど、 目先が変わってて師範には嬉しい食前酒でした。

スープ :

 Barley soup, with beans and bacon cooked to creamy texture
 <大麦のスープ、豆とベーコンを入れてクリーミーな感じで>

 このスープがねぇ、しょっぱいのよ。 一見ガスパチョみたいだけどそうでなく、 なんとも掴みドコロの無い味わいなのに、塩気だけがしっかり主張するスープ。 昨日もスープはハズしているわけで、 この国の人々は強い味付けのスープが好きなんですかね?
パスタ :

 Pumpkin "Tortelli", with white wine - spinach and creamy cheese sause
 <カボチャのトルテッリ、白ワインとホウレン草のクリーミーチーズソース>

 ハズレが2品続いて、ようやくここでアタリ。 このパスタはなかなかイケます。 パスタと言っても、ラビオリとかシューマイに近い感じのモノ。 それ自体はとりわけどうということは無いんだけど、 そのまわりのクリーミーチーズソースとやらが美味しゅうございます。 これはパンに付けて食べたくなる味わいでした。

Trebbiano Rubicone ????
トレッビアーノ・ルビコーネ ????
San Giovanni
サン・ジョヴァンニ
Blanco
Emilia-Romagna (IGT)
エミリア・ロマーニャ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
- 2013/08/15 イタリア料理 Anzani
Alc : ??%BRIX : ??pH:??
 今回はワイン付きのコースにしたんですが、 ここワインリストは凄いです。全部合わせると400種類くらいありそうです。 それくらいの取り扱い量がある店だったら、 きっと合わせるワインも「おぉ!」ってのを出してくると思うじゃないですか。 コース・メニューにはどんなワインか書かれてあったけど、 それが知らない造り手だったというのもワイン付きを選んだ理由です。

 ・・・と期待十分なところに、パスタに合わせて白が出されてきました。 ボトルの見た目はとてもシンプルで、更に期待が高まります。 ボトルを見せて下さいと言うと、もちろん快く対応して頂けました。

 さて真剣稽古に挑みますと、ワインの色は照明が暗い関係でほとんどわかりません。 香りは、柑橘類っぽいフレッシュな香りと、リンゴっぽいフルーティな香りがします。 味も香りの印象に近く、軽くてフレッシュでフルーティ。 でもそれ以上でもそれ以下でも無いというか、 あまり記憶に残る味わいでは無かったのが残念です。

 いろんな料理に合わせる万能選手、という意味では正解でしょう。 ワインの状態も、昨日の同じ品種みたいなことはなくて、 健全な感じでした。 ただ、今回これに合わせたチーズソースの料理には明らかに力不足です。 やっぱりいろんな料理に赤白1種類ずつだけで合わせるワイン付きコース、 というのは無理があるんじゃないですかね? ホテルのハウスワインであるウルフブラスの白が目鼻立ちのクッキリしたワインだったので、 余計にそう感じたのかもです。
68点 イタリア料理"Anzani"にて

メイン :

 Veal escalope, breaded topped with Parma ham and melted "Fontina" Cheeze served with creamy Mush Potato
 <仔牛のフライ、パルマハムをまぶしてチーズの溶かし掛け、クリーミーなマッシュ・ポテトと共に>

 ハズレ、ハズレ、アタリと続いていよいよメインの肉料理なのですが、 これがまたまさかの「ハズレ」。 まず肉が硬いのよ。「これが仔牛?」な、筋肉隆々とした雄牛を想像させる硬さ。 それだけならまだしも、上に載っているパルマハムがまた硬い。 アゴを鍛えるためには大変に都合の良い料理だと思いますが、 ヤワな日本人である師範にはちょっと硬すぎ。 そして量も多すぎたので、師範には珍しく半分残しちゃいました。

Sangiovese Rubicone ????
サンジョヴェーゼ・ルビコーネ ????
San Giovanni
サン・ジョヴァンニ
Rosso
Emilia-Romagna (IGT)
エミリア・ロマーニャ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
- 2013/08/15 イタリア料理 Anzani
Alc : ??%BRIX : ??pH:??
 さてさて肉料理に合わせて出されたのがこちらの赤。 造り手と銘柄は白と同じで、品種がサンジョヴェーゼです。

 ちなみに、注がれる量は、白はかなり少ないなぁと感じたんだけど、赤は結構たっぷり。 白用のグラスと赤用のグラス、径は全然違うのに注ぐ深さは同じなのかも。なんか不思議な感じでした。

 そしてこのワインの感想は、白に比べるとかなり好印象です。 まず香りに複雑さがあります。いわゆる普通の赤ワインっぽいフルーツの香りに、 スミレっぽい雰囲気とか、軽い香ばしさ(樽香?)とかあって、香りのボリュームも結構あるように感じます。 味は、やや酸が前面に出ていて軽めに感じられるけどけどバランスは悪くなくて、 物足りなさを感じること無く飲み進められます。

 こちらも系統で言えば「いろいろな料理に合わせやすい万能選手」なんでしょうが、 白よりもやや高めのクオリティを感じました。 料理は(硬さは別にして)結構濃厚な感じだったけど、それでもちゃんと張り合ってましたから。
72点 イタリア料理"Anzani"にて

デザート:

 Berry "Panna Cotta", Vanilla essence with mix wild berries
 <ベリー・"パンナ・コッタ", バニラエッセンスとワイルドベリー>
でした。

 デザートもねぇ、悪くは無いけど普通なんだよねぇ。 ちょいとオシャレなパティスリーだとテイクアウトで買えそうな内容です。 やっぱりレストランで食べるデザートってヤツはですね、 そこでしか食べられないような細工が無いと寂しいわけで。

 他の注文は、師範代と子供らがアイスティー(これが甘かった)を頼んで、 トータルのお会計₱ 6000ちょっと、日本円にして15,000円弱。 フィリピンの物価、アルコールはグラス3杯しか飲んでないことを考えるとややお高めか。 でも、本来全てのコースがワイン付きの値段だからね。そうだとするとリーズナブルかもです。

 ・・・というわけで、師範的にちょっとイマイチな結果に終わってしまったわけですが、 師範代の4皿コースは結構イケたようで、子供たちも概ね満足した模様。 コースのチョイス、ワイン付きにしたこと、いずれも師範の選択ミス、というか運が悪かった、ということでしょう。

 レストランからホテルまではまたタクシーを利用。 そしてこの運ちゃんが一番イケてませんでした。 まず乗るなり『シャングリラは遠いから500ペソ』だと。 その時の師範の頭の中は「シューマートからホテルまでのシャトルバスが450ペソなんでまぁ順当か」 と思いOKと返事しちゃいました。 でも、来る時に使った2回のタクシーのメーター料金から考えると、 多分正規だと300ペソくらいしかかからないはずなのね。 そうすると200の追加料金は払い過ぎだなぁ、と思ったけど後の祭り。 こういう風に安易にOKを出す日本人がいるから、こんな運ちゃんがはびこるんだろうね。 頑張って正義を貫いている日本人の皆さんスミマセンです。

 レストランではグラス1杯のカクテルとグラス2杯のワインしか飲んでいないので、 当然飲み足りません。そこで、部屋のミニバーに入っていたビール、 San Miguel Pale Pilsenを₱ 150の支払いを覚悟して飲むことに。 高いなぁ、と思うけど背に腹は代えられません。

 そして、昼にシューマートのスーパーで買ってきた、 San Miguel Strong Ice [₱ 38.5]とSan Miguel Premium All-Malt [₱ 47.5]を、 部屋にあったアイスペールに氷を入れて、良く冷やして飲みました。

 結果的に、飲んだビールはサンミゲルばっかり。 そして、それぞれの違いは・・・あんまり良くわからんです。 ストロング・アイスはちょっとアルコールが強い感じがしたけど、 それ以外はペール・ピルセンもプレミアムもライトも、ぜーんぶ軽いビールです。

 ・・・というような遠征稽古三日目。やっぱり慣れない国で街に出るとエキサイティングだけど気疲れしますね。


16日(金)

 セブ遠征稽古の四日目。

 今朝はちょっと雲が出ていましたが、例によって穏やかな朝です。 今日は舟に乗って沖に出る予定なので、海が荒れて貰っちゃ困るわけですよ。 よろしくお願いしますよ、天気の神様。

 今日も夫婦で朝のフィットネス・ジム通いから始まります。 ジムには、有酸素運動系のマシンも筋トレ系のマシンもそれなりにそろっているようです。 ただ、そもそもジムになんて行く予定では無かったので、それ用のシューズなんて持ってきてません。 ですが、さすがはビーチサイドのホテルってことで、ビーチシューズでの利用もOKでした。

 また、毎朝7時の5分前には切り上げます。 というのも、現地時間朝7時、日本時間朝8時からのNHKがケーブルTVで見られるんですな。 それで「あまちゃん」を見るのが師範代の日課になっているわけです。

 そして「あまちゃん」を見たあと朝食へ。 本日の朝食は、オーシャンクラブ・ラウンジで頂くことにしました。 これで朝食会場3か所全制覇です。 とりあえず全部試してみたいじゃないですか、貧乏症の身としては。

 事前の情報通り、種類としてはここが一番少ないようです。 ただ、人も少なくて、とてもゆったりだし、サービスも一番きちんとしています。 オムレツとかの注文して調理してもらう料理を、 テーブルまでオーダーを聞きに来てくれるのはここだけでした。 8階にあるので景色も良いし、優雅な気分で食べたいならココですね。

 さて本日の師範のチョイスはコレ。 海外旅行の時はいつもそうだけど、 どうしても野菜不足に陥りがちなんで、野菜が多く摂れるように心がけております。

 一皿目(写真左上):生野菜てんこ盛り
 二皿目(写真右上):スモークサーモンとスクランブルエッグ、ベイクドトマト、ハッシュポテト(注文料理)
 三皿目(写真左下):おかゆ
 四皿目(写真右下):フルーツいろいろとフルーツヨーグルト

 種類少なめといってもこれくらいは当然あって、この他にも肉類とか炒め物類とかパン類があります。 余程大食漢じゃなきゃここでも全種類制覇は難しいっすよ。


 朝9時から今回の旅行唯一の有料イベント 『シュノーケリング+フィッシング+無人島でBBQ』に出発します。 手配してもらったのは、シャングリラ・ホテルの敷地内にある"Scotty's"というマリンスポーツのお店。 14日に予約した際に、 お決まりのコースじゃ無くてやりたいことを選択するアラカルトにしました。 対応して頂いたのは日本人のスタッフの方。 「地球の歩き方」の割引を利用したり子供料金にしたりマイ竿を持ち込んだり、 結構込み入った内容だったので、日本人スタッフの方で助かりました。

 そして、ホテルの敷地内の桟橋からバンカーボードで出港します。 真ん中に写っているのが我々が乗った舟。4人じゃもったいないくらいの大きさがあります。 そして、さらに驚いたのが、この舟にショップの女性1名と、 船乗りさんの男性3人が乗って同行してくれるのね。 我々家族4人だけのために舟一隻とスタッフ4人。なんだかとても贅沢な人の使い方です。
(グアム遠征の時のイルカ・ウォッチングではスタッフ2人に客が20人ほどでした)

 ちなみに、左写真が前日シューマートで買った腕時計です。 セブに着けて来た腕時計は、グアム遠征の時に買ったものだったんだけど、 それが何の前触れもなく突然壊れた(ベルトが切れた)のね。 こりゃ『この地でで買いなさい』という海の神様からのご指示かと思い買った次第です。 お値段は₱ 899.75、日本円で2,200円弱。グアムの時より倍近い高級品(笑)です。

 そしてまずはフィッシングから。 フィッシングっつったってトローリングみたいな本格的なヤツじゃなくて、 舟の下にチョロッと糸と針を垂らして小魚を釣る、というもの。

 場所は、ホテルの桟橋から30分ほど舟を走らせたところの浅瀬。 水深は5mくらいかな?ほぼ底まで見える状態のところです。 そこで、師範と長女と次女が魚ゲットにトライしたけど、結局釣り上げたのは師範のみ(船乗りさんは除く)でした。 左写真はそのうちの一匹。ベラの仲間っぽいけど、なんて名前の魚ですかね?
(より詳しい内容は釣りのページに記載しています・・・ ってちっとも詳しくないですけどね)

 フィッシングの次は、更に沖に進んでナルスアン島のサンゴ礁でシュノーケリング。 ここでもデジカメ水中パックは大活躍です。 魚の数自体だったらホテルの前も引けをとらないんだけど、 やっぱり魚の種類が違います・・・と言ってもなんて名前の魚か知らないんだけどね。

 また、生きているサンゴが見られるのもここの特徴みたい。 同行してくれているスタッフの女性が『コレです』と教えてくれました。 死んだサンゴすらも珍しい師範一家にとっては「へぇそうですか」程度の反応ですが。

 30分近くもプカプカ浮いていると、結構流されるんですな。 近くには乗って来たのと同じような舟が何艘も停泊しているんで、どれが自分の舟か見失います。 そのためスタッフも海の中まで同行してくれているのね。 また、船乗りの男性一人も常に我々のそばを泳いでくれていて、 安全を確保して頂いていました。なんだか至れり尽くせりのシュノーケリングでした。

 シュノーケリングに満足したら、本日のランチ場所、無人島のナルスアン島に上陸します。 左写真みたいに、サンゴ礁の端にある船着き場から島まで長い長い桟橋が渡してあります。

 この日はおかげ様でとても空気の透明度が高く、写真を撮ると遠くまでバッキバキに解像しています。 こんな景色、絵葉書とかパンフレットの中だけに存在するんだと思ってました。

 昼食場所は島の中央部、といっても周囲2〜300mくらいしかなさそうな島なんで桟橋を降りたらすぐです。 「無人島でバーベキュー」というと炎天下の砂浜で食べるのかと思ってましたが、 実際は食べる所のまわりにはヤシの木が生えていて、座席の上には日除けがかけてあって、なかなか快適です。

 座席の数は全部で100席くらいあったんじゃないかな? 結構キャパは多そうです。 また、無人島なのにトイレもあります。 トイレの手洗い場の水は"Salt Water"と表記されてましたけどね。

 さて肝心のバーベキューが左写真です。 バーベキューと言っても、自分で炭の上で網焼きするんじゃなくて、 串刺しした肉や魚やイカを調理場で焼いてくれて、お客はそれを食べる、というスタイルです。 白ご飯も付きます。 これはイベント代金とは別料金の現地支払いで、一人前₱ 600、日本円で1,500円弱します。 予約時にショップの人のアドバイスで、『一人前が多いから、子供もいるんだったら少なめに注文すれば良いですよ』 とのことだったので、家族4人で2人前を注文。

 このバーベキュー、美味い不味いで言えば美味いもんじゃなく、 もし普通にレストランの中で出されたら明らかに「不味い」の側でしょう。 でも、ロケーションがコレだからねぇ。 ここで美味い料理を出されてもかえって似合わないような。 同行してくれたショップの女性スタッフも、仲間と一緒に同じものを食べてました。

 ₱ 600に含まれるバーベキュー以外の料理は、貝のスープ(左写真)とフルーツ盛り合わせ(右写真)、 あとはソフトドリンク。 スープはややスパイシーでした。 フルーツは普通に美味しかったけど、なぜパイナップルをお日様形に切るかね? 取り除くべきは真ん中の硬いところだと思いますが。

 そんな感じの料理だったんっで、量に関しては結局二人前で十分、というかご飯はたっぷり残ってました。

 そして、当然師範はビールを頂きます。 銘柄は例によってSan Miguel Pale Pilsen、ここでのお値段は₱ 100。 高いけど安いよね。だってスーパーで買っても₱ 40だからね。 この島まで運んで来て、冷やしておくことを考えるとお安うございます。 なんたってホテルの売店より₱ 50もお安いわけですからね・・・って、 ホテルの売店の缶ビール価格が相当残念だったようで。

 食事が済んだら桟橋と反対側の砂浜へ。 浅い海でヒトデと戯れたり、意味もなく広い砂浜を走って見たり。 とにかくこの島にいる間天気がピーカンで、南の島感全開バリバリの景色が楽しめました。

 島からの帰りは、桟橋での舟の出港渋滞につかまって、ホテルに向けて出発したのはもう2時30分過ぎだったかな? 子供らと師範代は爆睡しながら、師範はウトウトしながら帰路につき、ホテルに付いたのは3時30分を過ぎた頃でした。

 ちなみに料金は、親子4人分(1人は子供料金で半額)+釣竿1本レンタル、 「地球の歩き方」のパンフを持っていたので10%オフ、 トータル(BBQ代は別)の金額は₱ 10,180.80、日本円にして24,000円強でした。 絶対額としては決して安くないですが、 大人4人も使って1日コースの仕立て舟、それがこの値段と言うのは師範の感覚では安いです。 やっぱり人件費が安いんだろうなぁ。

 ホテルに着いたら一休みして、また性懲りもなくオーシャンクラブ・ラウンジで無料の軽食&アルコール。

 ここのビールは、いつものサンミゲル以外にCorona Extraが置いてありました。 豪気ですねぇ。 基本的にはコロナも薄いビールなんで、普段は進んでは飲まないんだけど、 この土地だとサンミゲルより絶対お高いわけなんで、謹んで有り難く頂戴いたしました。 サンミゲルと比べてもより薄くて軽いビールのように感じました。 ライムを切ったやつがあったんで、現地風にそれを絞り入れて飲むと良かったのかな?
 そしてまたワインと軽食を頂きます。 子供たちと今日の島での出来事とか明日やりたいこととかを話し合いながら、 冷えた白ワインにツマミいろいろ。 それらが無料ってのは最高の気分です。 また、グラスが空になるとラウンジの方が注ぎに来てくれるのね。 調子に乗って白は3杯も頂いてしまいました。

 調子に乗ったのは白だけじゃなくて赤も。 コチラも2杯頂きました。結局、ビール1瓶に白ワイン3杯に赤ワイン2杯。 普通にワインのボトル一本分くらいアルコール摂取したんじゃないの?って感じです。

 夕食の前に、メインフロント脇にあるワインショップ"BACCUS"を物色。 対面の売店でビールが₱ 150だから、 どんだけゲタを履いた価格設定になっているのか・・・と思いつつ値段を見たけど、 これが案外高くありません。 一番安いチリ産は₱ 300以下。 アルコールが入って気が大きくなっているのも手伝って、思わず買っちゃいました。 フィリピン土産のチリワイン・・・レア物と言えるのかどうか微妙ですが、 そのうち稽古すると思います。

 本日の夕食は、今回のツアーに付いていたクーポン券を利用すべく、 Ku-kai(空海)という日本料理のレストランへ。 以前の名前はKaishu(海舟)で、最近名前を変えたそうです。 場所的にはホテルから近いところにあるのですが、送迎無料ってことなのでレストランに送迎をお願いしました。

 お迎えは、ホテルの中までは車が入れず、メインゲートの外でピックアップしてくれます。 それもそのはず、左写真がお迎えに来た車。日本製の軽トラの改造してホイルベースを長くし、 荷台の両側を座席にした簡易的なバス。「モルティ・キャブ」と言われている種類のようです。 コレ、セブの街並みのあちこちを走っていて、ちょっと興味があったのね。 お迎えの車としてはどうかって感じですが、 師範一家にとってはナイスな経験でした。

 そしてこちらが店内の様子。広いダイニングの一部に寿司屋のカウンターがしつらえられているけれど、 全体にはひと昔前のドライブインのような雰囲気で、「なんちゃって」感がビシビシと漂っております。

 お客さんの入りは、週末の夜なのに全体の半分以下。 日本人観光客的なグループは師範ら以外にはもうひと組くらいだったかな? 師範らみたいにクーポンが付いていたり、そんなに長期ステイするんでもなければ、 普通選ばないよね、日本食。

 左写真がセットの内容。 タコの酢の物に、マグロとイカの刺身、エビや白身魚等の天ぷら、あとは白ご飯に味噌汁。 外にお新香が付いていました (お店の人がお新香の"し"を"ち"と発音したのを聞いて、後々子供らが反応しまくってました。誰の子だ?)。

 そしてこれが、予想に反してマトモです。店内の雰囲気から感じられる「なんちゃって」感は微塵もなくて、 お米の種類がちょっと違っていそうなのと、 カボスの代用品と思われる柑橘類の色がトロピカルな以外、 見た目も味もきちんと日本料理です。 こういう料理だと、夕方軽食とアルコールを頂いた後のお腹でもしっかり食べられます。

(写真の構図がヘンテコなのはすでにかなりアルコールが入っているからです。スミマセン)

 ここにも一応ワインが置いてありました。銘柄不明の赤と白、いずれも一本₱ 1,200。 ワインはラウンジでたっぷり頂いてきたってこともあって、本日ここでは稽古放棄、 普通にビールのSan Miguel Pale Pilsen ₱ 80を頂きました。 なんだかんだでビールはこの銘柄ばかり飲んでるなぁ。 別に好きってわけじゃないけど、嫌いでもないし、他に選択肢も(ライト以外)無いし。 なんだか飲むことに対するハングリー精神が薄れてきております。

 「それじゃイカン」ということでアクティブさを取り戻し、 ここはひとつフィリピン名物のラム酒でも飲んでみましょうと。 注文したのはTanduayのオンザロック、お値段₱ 35也。 日本円で一杯80円ちょっと。これは文句なしに安いです。

 そして、安いのみならず濃いです。 そもそも十分にアルコールが入っている状態からこの濃いラムを押し込んだおかげで、 れっきとした酔っ払いの出来上がり。 でも、意識が飛んだり変な言動をしたり、ましてや寝落ちしたりしなかったのは、 やっぱり心のどこかに緊張感があったんですかね。

 ・・・と、そんな感じの夕食でした。お会計は追加注文した飲み物の分のみで、アイスティが一杯₱ 90×3、 ビールが一本₱ 80×2(1本はテイクアウト用)、ラムが一杯₱ 35、 それに10%のサービス料がかかってトータル₱ 500ちょっと。 料理の値段がわからないのでコストパフォーマンスはわかりませんが、 クーポンで食べられる割にはちゃんとした日本料理だったんで、良い意味で裏切られた感はありました。

 帰りの車は普通のマイクロバスだったのでホテルのエントランスまで送って頂いて、 ホテルに帰ったらほぼ意識なくベッドにダウン。 お先におやすみなさい・・・の一日でした。

17日(土)

 セブ遠征稽古の五日目。

 明日は早朝5時20分にフロント集合なんで、 ちゃんと遊べる日は今日が最後。短かったなぁ。 そもそものパッケージである4泊5日だとかなり残念な感じだったかも (前回のグアム遠征稽古の時は4泊5日だったけど、 到着日と帰国日両方とも半日遊べた)。

 このテラスから見える朝の景色も今日が見納めと思うと名残惜しくて・・・って子供みたいなこと言ってますな。 ちなみに子供らはこんな朝の景色の時間は爆睡中です。

 今朝もまたジムで運動をして、「あまちゃん」を見た後朝食。

 朝食会場は3ヶ所とも経験したので、今朝はどこで食べるか家族で合議。 結果、サービスの良さとゆったり具合を優先して、オーシャンクラブ・ラウンジに行くことにしました。 同じフロアにあるんで部屋からも一番近いしね。

 そして今朝も野菜中心のメニューを心がけ、最初は生野菜大盛り。 でも、生野菜って沢山食べたつもりでも摂取量は少ないんだよね。 煮野菜とか炒め野菜がいろいろあれば良いんだけどね。見栄えはしませんけどね。

 生野菜の中で、トマトはちっとも甘くありません。 トロピカル・フルーツと違って、甘いトマトを造るには栽培のテクニックが必要なんですね。 マンゴーも、日本で売られているフィリピン・マンゴーと比べると甘さの面では抜群だけど、 国産マンゴーと比べちゃうとやっぱり凝縮感が違います。 そういう分野では日本の農業もまだ勝てる要素があると思います。

 その他のメニューは以下でした。

 二皿目(写真無し):ネギのオムレツ、ベイクドトマト、ハッシュポテト(注文料理)
 三皿目(写真左上):おかゆ
 四皿目(写真右上):フルーツヨーグルト
 五皿目(写真左下):フルーツいろいろ
 コーヒー(写真右下):カプチーニ

 ドラゴンフルーツ(写真ではコンニャクみたいに写っているもの)って、 見た目は美味しそうだけどあまり味がなくてガッカリすることが多いわけですが、 最終日のこれは甘くて美味しゅうございました。 ところが師範代が取って来た分はそうでもなかったみたい。個体差が大きいんですかね?

 あと、カプチーノにはシャングリラホテルの"S"マークがココアで書かれていました ・・・ってのを最終日になって気付く鈍感な師範です。


 今日は、夕食以外は特に予定は入れていないので、「これまで楽しかったことをもう一回」デーにしました。 そこで、次女がまた行きたいと申告したのがAdventure Zone、 1時間じゃ足りないってんで今日は2時間。 1時間分は無料なので有料の1時間をプラスして利用します。

 次女的には、この施設は「友達を作れる場所」なようで、 今日は日本人の女の子と仲良くなって出て来ました。 そして、持ち前の厚かましさ対人スキルを発揮して『午後いっしょに遊ぼう』と約束。 巻き込んでしまってスミマセン>Hさんご一家。

 このAdventure Zone、結構アクティブな遊具があるんですよ。 左写真は、2階くらいの落差がある滑り台。 それも滑り出しの部分はほぼ垂直で、 「滑る」というより「落ちる」という感覚のようです。 たしかにこりゃ楽しいよね。

 ちなみに一家四人のうち、師範と次女はこういうスリル系のアトラクションが好きで、 師範代と長女はぜんぜんダメ。長女は未だに飛行機の離発着を怖がります。 『こんな滑り台絶対やらない』と言ってました。

 そういう長女の「もう一回」リクエストは、氣(Chi) Spa。 もちろん師範も師範代も同意して、三日目同様3人でゴー。 今回は次女が2時間預けられるので、われわれもゆっくり2時間利用できます。

 今日は土曜日なんでさすがに利用者が多いかと思ったけど、実際は今日もガラガラ、貸切状態。 もったいないよねぇ。 もちろんプールは外にもっとデカイのがあるわけだし、 サウナもフィットネス・ジムにはあるみたいなんで、 「ここでしかできないこと」ってのはあまりないんだけど、 この雰囲気を占有できるのはたいへん優雅です。

 スパの後は、次女をピックアップして一旦部屋に。 部屋では昨日和食レストランでテイクアウトしたビール、 San Miguel Pale Pilsenをグビグビっと。 後ろに写っているのは二日に一度供給されるフルーツ類。 贅沢なんだけどさすがに食べきれないっす。

 ランチの店チョイスも、「美味しかった店をもう一度」というコンセプトで、 初日の夜に利用したTea of Spring(春茶館)。 これまでホテルの中の店も外の店も利用したけど、 結果的にはホテルの中の店の方が確実に美味しい、ということが判りました。 お値段はそれなりに張りますが、わざわざ外に出る労力とか考えると中の店に軍配が上がります。

 お店に行くと、昼は飲茶メニューもあるってことなんで、 「これ幸い」とそれを利用させて頂きました。

  Yang Chow Fried Rice [₱ 320]
  <揚州チャーハン>

 飲茶も頼むのですが、それ以外に主食としてチャーハンも注文。初日に美味しかったからね。 チャーハンのメニューは全部で4種類。シーフードのチャーハンは初日に頂いたんで、 今日は「揚州チャーハン」ってやつを注文。 内容は普通に五目チャーハンです。でも普通じゃないくらいパラパラっとして美味いです。
  Vegerarian Spring Roll [₱ 165]
  <野菜の春巻き>

 飲茶の1品目は揚げ春巻き。ちょうど都合の良いことに人数分4本出て来ました。 中身の野菜がシャキシャキして美味いのですが、なぜか次女は「食べない」と。 せっかく4本出ていたのに。 次女は、対人関係は恐ろしく積極的なんだけど、食べることに関してはとても保守的。 その点は長女の方がなんでも食べます。
  TOS Fresh Shrimp [₱ 185]
  <エビ蒸し餃子>

 飲茶の内容は、基本的に定番モノをチョイスしております。 そして2品目がコレ、エビ蒸し餃子。プルプルっとしたエビが中に入っていて、 古今東西ハズさないメニューの一つですな。

 ちなみに上記の英語表記メニュー名はレシートを見て書いているんだけど、"TOS"ってなんだ? 店名の"Tea Of Spring"かな?とすると和訳は「当店の新鮮エビ」か?
  Xiao Long Pao [₱ 185]
  <小籠包>

 そしてこれまた飲茶のメジャーどころ、小籠包であります。 小籠包って食べ方が悩ましいよね。そのまま口に含むと肉汁が堪能できるんだけど、いかんせん熱い。 箸で切って食べるとせっかくの肉汁が流れ出る。どうするのが良いんですかね?
  Raddish Cake [₱ 165]
  <大根餅>

最後は大根餅。これはちょっとハズしたかな。子供らの評判もイマイチなようで余りがちでした。

 そしてお会計は₱ 1,269.9、日本円で3,000円ちょっと。 食べた品数から考えるとお高い感じはしますが、お腹の具合から考えるとリーズナブルでした。 ちなみにこの時だけはアルコールを頂きませんでした。さすがにさっき部屋で飲んだからね。

 午後はまたプールへ。

 次女は、Adventure Zoneで友だちになったHさんご家族と一緒に遊んでます。 そして師範代も、そこのお母さんと延々プールサイドで井戸端会議(「プール端会議」か?)。 こういう時女性は凄いよね。初対面でもいきなり旧知の仲みたいになれるからね。 お父さん同士は簡単なあいさつと必要最低限の情報交換しかできないのに。

 写真では空が曇っていますが、滞在中スコールが来たのはこの時だけでした。 ホントに天候に恵まれました。やっぱり日ごろの行いが良いからですかね?

 プールの後、最後にちょっとだけ海へ。 足ヒレやシュノーケル、あとボートなんかも含めて、モーターを使わない海の用具はオーシャンクラブ宿泊者だと無料で借りられます。 だもんで、こういうちょっとしか使わない時でも借りちゃいます。 普段のケチな師範では考えられない行動です。

 師範個人も「楽しかったことをもう一度」ということで、 プールサイドで生ビール、二日目同様"Buy One Get One Free"、₱ 150で二杯ゲット。

 そして、この時大変悲しい事件が起きました。 写真のようにデッキチェア脇のテーブルに直射日光が当たっていたんで、 それを避けるべく飲んでない方の一杯をチェア脇の地面に置いていたんですな。 ところが、風が吹いて来て、その横に置いていた浮輪が風で倒れて来て、せっかくの生ビールがバタン。 一杯まるまる地面に飲ませてしまいました。

 ・・・って、そんな程度が事件ってくらい、順調な旅でした。

 午後たっぷりと遊んだあとは、性懲りもなく本日もまたオーシャンクラブ・ラウンジへ。

 今日は夕食でしっかりワインと稽古する予定だったんで、 ここでのワインはセーブして、赤白一杯ずつのみ。 さすがに土曜日と言うこともあってか、オーシャンクラブはほぼ満員でした。

 最後の食事場所に選んだのは、 ホテル内にあるCowrie Cove(カウリー・コーヴ)というシーフード・レストラン。 場所はホテルの建物から離れた、ビーチサイドにあります。 なぜこの店をえらんだのかというと、 このホテルのレストランでまだ利用していないのはココだけだったのね。 あと、やっぱりビーチサイドのホテルに来たからには、 オープンエアなビーチサイドの席で食べるべきでしょ、と。

 案内された席は、海に張り出した部分のテラス席で、絶好のロケーション。 気持ちの良い風が海から吹いて来て、足元では波の音がして・・・コレですよコレ、 ビーチリゾートの最後の食事に求めていた雰囲気は。 この雰囲気に子供たちも大喜び。 まだ若いうちにこんな経験をさせてしまって、この子らの「快適」のハードルを上げてしまったかな?

 料理は、前菜、スープ、メインと取って、それを家族でシェアします。 みんなで同じ物が食べられるんで、我が家にはこのスタイルが一番合っている感じです。

 最初に出されたのが、このパンとグリッシーニのセット。 浸けて食べるディップみたいなものも3種類。 例によってこれだけでバクバク食べ始める子供たちであります。

 テーブルには小さな青いランプが置かれているだけで、上からテラス照明はありません。 雰囲気満点ではあるけど、料理の写真を撮るにはちょっと困るシチュエーション。 ところが、師範代がLEDのペンライトを持っていたので、それで照らして撮影。でかしたぞ師範代!

前菜:
  Prawns and green papaya sarad [₱ 550]
  seared prawns on a bed of spicy green papaya salad
  <エビとグリーンパパイヤのサラダ>

 前菜として選んだのがコレ、エビとグリーンパパイヤのサラダ。 まずグリーンパパイヤに興味があったのね。 食べてみるとシャキシャキしていて、大根のツマみたいな感じでした。 全体に量は少なめ(そもそも一人で食べる量でしょう)、ややスパイシーでしたが、 ご当地感のある美味しいお皿でした。

スープ:
  Seafood chowder [₱ 275×2]
  Creamy and chunky seafood soup of mussels, fish and prawns
  <シーフードチャウダー>

 四人で食べる関係上、スープは二皿注文。 皿の中にシーフードが入っている上にスープをかけるというテーブルパフォーマンスがありましたが、 惜しくもそのシーンは撮り逃しました。だもんで何の変哲もない写真となっております。

 ところが、このスープがとてもナイス。 ココナッツ・スープも入っているのかな、魚介の香りとその香りが濃厚に絡み合って非常に美味しい。 師範史上10本の指に入る(他の9本は失念)スープでした。

メイン1:
  Grilled seafood platter [₱ 1,350]
  indulgence on a single platter - pacific lobster, prawns, mud crab, fish and clams served with steamed rice
  <シーフードグリルの盛り合わせ:ロブスター,エビ,カニ,魚,貝にごはんを添えて>

 1皿目のメイン料理は、"Good for sharing"と書かれたところから選んで、シーフードの盛り合わせ。 シーフードをグリルしただけなんで、これ自体はそれほど特別美味いもんじゃないけど、 やっぱり雰囲気的には必要ですよね。 師範はこの中から2〜3種くらい食べたかな?あまり覚えてません。

 メインのもう一方は、"Live Seafood"からチョイス。 2種類のハタ、マダイ、カニ、エビ、ロブスターの中から食材を選んで、 蒸す/グリルする/焼くの調理法が選べます。

 そこで、師範らのチョイスは食材が「ハタ(の安い方)」で、調理法は「蒸し」。 サイズは出来るだけ小さいヤツを、と注文。 すると、調理前にその魚をテーブルまで見せに来てくれました。 確かにプルプル動いて生きてます。重さは540g。小さくてもコレだからね、大きいヤツを頼んでいたらどうなっていたことかと。

メイン2:
  Tiger grouper [₱ 1,350 / 540g (₱ 250 / 100g)]
  Steamed - with light soya sauce on saffron cream
  <タイガー・グル―パー(ハタの一種)を蒸して、軽いSOYAソースとサフランクリームで>

 要するに中華料理によくある丸魚の蒸し物です。 やっぱり鮮度が良いからか、蒸した後の身もプリッとして美味いです。 これが日本円で3,000円ちょっと、税とサービス料を入れても4,000円弱ってのはお安いような。 最後の夜の最後の料理にふさわしい一皿でした。

Deakin Estate Chardonnay 2012
ディーキン・エステート シャルドネ 2012
Deakin Estate
ディーキン・エステート
White
(Australia)
(オーストラリア)
₱ 1,600 2013/08/14 シーフード料理 Cowrie Cove Dallas+Bowler
Alc : 13%BRIX : ??pH:??
 もちろんワインも飲んでます。ワインリストはホテル内で共通みたいで、 初日の中華の時に見たのと同じだったような。 イタリアンは違うのかな?夜には行ってないんでわかりませんが。

 そして、せっかくだからお店の人と相談します。
  師範:お値段お手頃で、香りが良くて、樽の香りがする白はありませんか?
  お店:この"Wolf Blass"はハウスワインでも使っていてとても美味しい白です。
  師範:了解。でもそれはラウンジでも飲んだので、別なのはありませんか?
  お店:それではこの"Deakin Estate"はいかがでしょう?バランスが良くてシーフードに合いますよ。
というようなやりとりの末、このワインに決定。

 色は・・・暗いのでぜんぜん判りません。 香りは、いかにもオーストラリアのシャルドネっぽい蜜みたいな甘い感じと、 シーフードに合わせやすそうな柑橘系の香りがあります。 ただ残念ながら樽香はあまり感じません。 いつもの"Wolf Blass"がステンレスだったんで、久しぶりに樽っぽさが欲しかったんだけど、 "Oaky Flavor"では通じなかったですね。 味も、甘すぎず酸っぱすぎず、お店の方が言うとおりバランスの良い味わいです。

 ちょっと狙ったところと違ったけど、これはこれで美味しゅうございました。 少し残して部屋に持ち帰ろうと考えていたけど、いつの間にか飲み干してました。 後で調べたら、6年前に2006年産と稽古済みで、 日本での小売価格は1,000円弱程度。まぁそんなもんでしょう。
73点 シーフード料理"Cowrie Cove"にて

デザート:
  Tropical fruit platter [₱ 220]
  <トロピカルフルーツ盛り合わせ(左写真)>
  Chocolate Cake [₱ 275]
  <チョコレートケーキ(右写真)>

 デザートも注文したようです。 このあたりは師範も食べたんだかどうだか、チョコレートケーキは薄っすらと食べた印象が・・・って感じ。 気持ちの良い海風の中に意識が溶け込んで行っておりました(それでも写真は撮っているところが師範魂です)。

 そのほかの飲み物として、子供らがココナッツジュース(₱ 310×2)、 師範代がコーヒー(₱ 180)を注文して、 税とサービス料を含めたトータルのお会計は₱ 8,293、日本円で20,000円弱。 それ以上の満足感を味わった最後の夕食でした。

 食事のあとは、翌日早朝出発のために前日チェックアウトして、一応帰りの準備をしてご就寝、でした。

18日(日)

 セブ遠征稽古の六日目、楽しかった遠征稽古もいよいよ今日は帰国日です。

 出発の集合時間はホテルのメインロビーに朝5時20分。 その時間だとまだ外は暗くて、左写真みたいな状態。 ネボケ状態の子供たちを叩き起こして出発の準備をするのはなかなか骨が折れます。 結局ほとんど余裕が無くてギリギリ、って感じの朝でした。

 前夜にチェックアウトは済ませているので、今朝の手続きはスムーズ。 他のグループの準備ができるのを待つ間、手持無沙汰になるわけですが・・・

 そういう時間を上手に埋めてくれたのが右写真、 ホテルのフロント脇に置かれていた無料のコーヒーです。 嬉しいねぇ。『早起きしたらコーヒー飲みたいよね』 『人待ちの時間って退屈だよね』 が分かってくれています。 こういうサービスが一流ホテルだなぁ、とつくづく感じますな。

 そんなこんなでホテルを出たのは6時前だったけか。 そんな時間、人っ子一人いないと思ったけど、セブ(マクタン)の人たちは皆早起きですなぁ。 沿道には沢山の人がいるし、お店なんかも結構開いてます。

 空港に着いたら、帰りの飛行機の搭乗手続きをしたあと出国。 ホテルからは朝食代わりのお弁当(左写真)を貰って来たんだけど、 これを食べる場所が無いのよ。 手荷物検査のあとまで持ち込めるんだったら搭乗待合室で食べれば良いんだけど、 ペットボトル持ち込めないのね(水だけ捨てれば良かったのかな?)

 結局、手荷物検査場の横でコソコソ食べる羽目になりました。 優雅な生活から一気に行動がみすぼらしくなってしまいます。

 帰りの便は、セブ発成田行きフィリピン航空434便、定刻07:50発。 機材は行きと同じB777、機体自体も多分全く同じでセブ−成田間を一日一往復飛んでいるんでしょう。

 帰りの席も、3列-4列-3列のうちの真ん中4列。 やっぱり飛行機に乗ったら外が見たかったなぁ・・・ってお子様ですか師範は。

 そして、今回の遠征稽古最後の食事が左写真の機内食。 本日のメニューは味ごはんに牛の煮込み的なものがかかったものでした。 当然「美味い!」ってはずはありませんが、案外不味くもなくて、普通に食べられます。 昔みたいな、とんでもなく不味い機内食って最近見ないですね。 各社それなりに技術革新しているのでしょう。

 朝のフライトなんで、というか帰国後に車の運転をしなければならないんで、 本日はアルコール類は頂きません。 でも一応チェックしたところ、行きと違ってビールがあって、 ワインの種類は行きと同じでした。 ここでもしワインの種類が変わっていたら稽古していたかもしれません。 あ、その際はもちろんハンドルを握るのは師範代に任せる前提ですが。

 そんなこんなで日本に帰ってきました。行きも帰りもほぼ定刻、やるじゃんフィリピン航空!です。

 無事成田に降り立って、無事入国手続きして、無事荷物をゲットして、無事パーキングの方に空港まで車を届けて頂いて、 東関東道→首都高湾岸線と渋滞知らず、道場に帰りついたのは午後3時過ぎでした。

 今回のフィリピン旅行にかかった費用は、現地での支払いを別にすると、 5泊6日のパッケージ・ツアー料金の大人が177,800円で3人、子供が半額の88,900円で1人、 それに成田空港使用料(2,540円×3+1,520円×1)と、燃油サーチャージ(14,000円×4)、 合計687,440円でした。こんな豪遊、時間的にも費用的にも毎年は無理だけど、でもまたどこかに行きたいなぁ。 子供たちが付きあってくれるうちにね。

 改めて思い返すと、今回使ったホテルであるシャングリ・ラ マクタン リゾート&スパ セブ(左上写真)、 大変良いところでした。特にオーシャンクラブのサービスは、 都度お金を支払うとついケチになる師範にとっては、 優雅な気分を味わわせてくれて大変ナイス。 とても気に入ったので、次もまたココか、あるいは別のシャングリラか、ってなくらいです。

 そしてこのホテル、その名の通り「シャングリ・ラ(桃源郷)」を演出してくれています。 本当にホテルの中"だけ"別世界の桃源郷。 ホテルからちょっと外に出ると、極めてローカルな現地の生活(左下写真)があるわけだけど、 ホテルの中までは一切その雰囲気が届きません。 そのあたりはほんとに徹底しています。 メイン・ゲートのチェックはとても厳重、 現地っぽい車は送迎でも中に入れませんし、 セブ・シティへのシャトルバスやタクシーの使い勝手が悪いのもそういうこと (ホテルから出したくない/ローカルな景色を見せたくない)なんだと思います。



 そんな感じで、今回の旅は極めてコントラストの高い旅でした。 太陽の光と影のコントラスト、そしてホテルの中と外のコントラスト。 ホテルの外の世界の人たちのつつましい生活があってこそ成り立つ、 ホテルの中の優雅な生活。



 ・・・って、ここは「安ワイン道場」、そして「遠征稽古」のページでした。 今回稽古したワインは、どれも日本での小売価格は1,000円以下程度のものだと思います。 ホテルに浮かれてもワインに浮かれない、「安ワイン道場師範」としての責務を全うさせて頂きました。



 というわけで、貧乏症の師範が分不相応なホテルに泊まって浮かれて、 過去例を見ない量の写真と文章を載せた「セブ遠征稽古」のご報告は以上でございます。


8月分後半

by 師範