稽古日誌:1998年12月

勤務先の宴会みたいなやつで、 品川にある某大手ホテルの「豪華フレンチ 宴会パック」みたいなのをいただかせていただいた。
料理もさることながら、出されたお酒はビールと水割りのみ!
ワインブームと言われる昨今ではあるけど、日本の夜明けはまだ遠い。
(って、こっちの幹事が「ワインなんて要らねぇ」っつってたらホテルさんに罪は無いですけど)


翌月分


31日(木)

本年最終日は実家に帰って家族と。
わざわざワインを実家に送ったりするようになるといよいよ末期症状かなぁと思うけど、 やっぱ「ワイン切れ」が恐くて…。

Paul Herard Brut "Blanc de Noirs" N.V.
ポール・エラール・ブリュット "ブラン・ドゥ・ノアール" (ヴィンテージ無し)
Paul Herard
ポール・エラール
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
\2,98098/12/12吉祥
知らない造り手のシャンパーニュ。 どっちかっていうとシャンパーニュは"Blanc de Noirs"より"Blanc de Blancs"の方が好みなんだけど、 ま、ちょっと赤っぽい色が付いていれば素人衆には受けるかなぁと思って。
ってなことを考えてたけど、赤い色はついてない普通のシャンパーニュの色でした。 泡立ちは普通。香りはリンゴっぽい香りが特徴的。 味わいやちょいと濃い目。嫌な濃さではないけど、苦味があるのがちょっと通人向けかなぁ。
なかなかのシャンパーニュだとは思うけど、通人でない師範はもっとすっきり系が好き。
(70点)師範実家にて

Bourgogne Hautes Cotes de Beaune '96
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ボーヌ '96
Jayer Gilles
ジャイエ・ジル
Rouge
Bourgogne Hautes Cotes de Beaune
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ボーヌ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,80098/10/31横浜君嶋屋
先日に続いて3,000円以上、また"破戒"の一本。 某所では『血を売っても買え!』とも言われ、 ブルゴーニュ好きで知らぬもの無しのジャイエ・ジル。 '96と若いけど、まぁジルさんなら外さないでしょう、ってことで。
色が濃いのはやっぱり気合の入った証拠でしょう。 香りも予想通り。これでもか!の樽香と、負けるもんか!の果実香。 ちっちゃいグラスでもその実力はアリアリと判る。 味もOK。濃いには濃い、強いには強いんだけど、 面倒くさくてザックリ切ったけど煮崩れないように面取りした野菜というか、 迫力がありながらトンガった感じがなくてよろしい。
ワインなんて殆ど飲まない(他の酒はメッポウ飲む)義姉の口から 「このワインはカラメルみたいな香りがして超おいしい」 という発言が出るくらい、素人衆にもウケるワイン。 さぁ『血を売っても買え!』
(85点)師範実家にて

これで本年は飲み納め。皆様来年もよろしくです。
(ってなことを既に'99年になって書いている)


26日(土)

本日は友人N氏宅にて忘年会。参加者はN氏夫妻、O氏夫妻、師範代、師範の6名。
料理は、アミューズに鴨のフォアグラ、前菜が生ハムとルッコラのサラダ、鯛のカルパッチョ、 蛤のバター焼き、メインが牛タンシチュー。
夕方から深夜までダラダラと飲んでおりました。

Codorniu "Cuvee Raventos" Brut N.V.
コドルニュ "キュベ・ラベントス" ブルット (ヴィンテージ無し)
Codorniu
コドルニュ
Espumoso
発泡
Cava
カバ
(Spain)
(スペイン)
\1,50098/12/26横浜ポートサイドリカー
「シャンパーニュを買うぞ!」と意気込んで店に向かっても、 なんとなく目移りするのがそれ以外の発泡ワイン。 今日は以前のワイン会で好印象で、 一度ちゃんと飲みたいなぁと思ってたワインを発見したんで迷わずチョイス。
かなり濃い色合い。泡立ちは普通かなぁ。 香りも濃い感じ。柑橘系の果物みたいな香り。 味わいも、なかなか濃くて美味しい感じではあるんだけど、 ちょっと苦味が強いかなぁ。
「すっきり爽快」というより「胃薬飲んですっきり」といった感じのすっきり感。 悪くはないけど、以前の印象ほどでもない。
(72点)友人宅にて

Chateau la Jalgue '96
シャトー・ラ・ジャルグ '96
Ch. La Jalgue
シャトー・ラ・ジャルグ
Blanc
Entre-deux-Mers
オントル・ドゥ・メール
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
N氏より
家主N氏がお持ちであった白を提供して頂くことに。 ボルドーの白って、なぜか本道場への出場回数が少ない。 このワインはゴトー酒店で2,000円くらいだった、とのこと。
非常に薄い色。ほぼ無色透明。 香りは結構好きな系。アルザスのリースリングっぽいというか、マスカットっぽいというか、 ガソリンっぽいというか。 味は、色から想像されるように薄い味なんだけど、 それはそれでOK。濃いばかりが能じゃないというか、みんなでワイワイ飲むには丁度良い軽快さ。
大したワインじゃない(失礼)とは思うけど、案外場に合ってて良かった。
(72点)友人宅にて

Cote de Nuits-Villages "Les Vignottes" '96
コート・ドゥ・ニュイ・ヴィラージュ "レ ヴィニョット" '96
Jean-Jacques Confuron
ジャン・ジャック・コンフュロン
Rouge
Cote de Nuits-Villages
コート・ドゥ・ニュイ・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,28098/12/17やまや新宿店
本日師範が持参したメインは、ブルゴーニュの著名造り手JJC(ジャン・ジャック・コンフュロン) のニュイ・ヴィラージュ。3,000円を超えるお値段で、道場的にはある意味"破戒"にあたるけど、 まぁ他家への手土産ということで。
いやー、これが良いんですよ。 色はブルゴーニュのこのクラスにしてはやや濃い目。 香りは、バニラみたいな樽香と木苺みたいな果実香のバランスが抜群。非常に良い香り。 味も良い。若いのに全然トンガってなくて、太く丸い味わい。 時間が経つとカラメル香が出てくるあたりも楽しい。
なかなか大当たりなブルゴーニュ。 外さなくて良かった良かった。
(87点)友人宅にて

Chateau Constant Lesquireau '79
シャトー・コンスタン・レキロー '79
Ch. Constant Lesquireau
シャトー・コンスタン・レキロー
Rouge
Haut-Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
値段的には本日のメインはこれ。O氏ご持参、近所の酒屋で6,000円くらいしたらしい。 全然知らない造り手のブルジョア級オー・メドックで、なんとヴィンテージは79年。 明示はされてないけど、リコルクされているような気がする。
まず残念なのはとっても濁ってること。 まぁこれだけ古いワインを移動してすぐなんで、澱が舞うのは仕方が無いけど。 色合い的には、さすがに縁にオレンジ色がかった感じはあるけど、それほど薄いわけではない。 香りはあんまり強くない。熟成したボルドーに感じる、朽ち木みたいな香りがあるわけでもない。 味は、強い酸味と尖った渋味が中心。円熟味を感じるには至らないなぁ。
面白くはあるんだけど、やっぱりちょっと残念かなぁ。 "柔和なおばあちゃん"ではなく"意地悪ババァ"になっちまった、って感じ。 「移動後即飲み」が悪かった可能性は非常に大だけど。
(69点)友人宅にて

Chateau L'Hospitalet "La Clape" '95
シャトー・ロスピタレ "ラ・クラプ" '95
Ch. L'Hospitalet
シャトー・ロスピタレ
Rouge
Coteaux du Languedoc
コトー・デュ・ラングドック
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション(フランス)
\1,98098/12/12吉祥
控えの選手として持参したんだけど、やっぱり飲んでしまった。 シャトー・ロスピタレって、 なんだかフランスの長者"J・リブレール"さんという人が酔狂で始めたシャトーらしく、 世間でも評判らしい。
例によってこの段になるとあんまり細かいことは覚えていないんだけど、 色は非常に濃くて、香りもミッチリした感じ。 味も濃くて柔和。 素材は南フランスなんだけど作り方はボルドーっぽいという印象。
もっと酔ってない時にちゃんと飲んでみたいワイン。
(75点)友人宅にて

こうしてみると、 師範持参のワインに高得点を付けて、他人様提供・持参のワインには低得点を付けてるみたい。 すっげー嫌なヤツっぽいけど、これに懲りずにまたワイン提供・持参の程よろしく。
ともあれ、楽しゅうございました。


25日(金)

Domaine de Bellevue "Merlot" '94
ドメーヌ・ドゥ・ベルヴュ "メルロー" '94
Helene Pera
エレーヌ・プラ
Rouge
Cotes de Thongue (VdP)
コート・ドゥ・トゥォング (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon? (France)
ラングドック・エ・ルーション? (フランス)
\98098/12/12吉祥
明日、友人宅へタンシチューを持参するので、前日から仕込み。 使うワインは濃いやつが良かろうと思い、これをチョイス。
そんなに濃くはないんだけど、「エッ」と思うくらい熟成を感じるレンガ色。 香りもソレ風。熟成感ある香りと雰囲気の良い樽香。 こんな香りが3桁で得られるのは不思議なくらい。 味は、思ったよりも濃くなくて、ちょっと尖がった渋味を感じるところはあるけど、 それでも分不相応なくらいまろやか。
半分シチュー用に使うのはもったいないくらいの高品質、なんて思ったけど、 調理用ワインの質を下げると料理の質も下がるんで、迷うこと無く登用。 明日のシチューが楽しみ。
74点自宅にて

24日(木)

Chardonnay du Domaine de Gourgazaud '97
シャルドネ・デュ・ドメーヌ・ドゥ・グルガゾー '97
Ch. de Gourgazaud
シャトー・ドゥ・グルガゾー
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\98098/12/12
クリスマス・イブということで、キリシタンでもないのに師範宅もおご馳走。 師範はすでにお休みなんで、師範みずから鯛の塩焼きとか鶏のモモ焼きとか作ったりして(無節操)。 このワインもお知り合いにご推薦いただいたもの。
色が良いしトロッと感もある。柑橘系の雰囲気と蜜っぽい雰囲気の香り。 味も濃い。値段からの想像を超える濃さ。 でも、師範はこういう「なんだか濃いのがウリ」な白はイマイチ苦手。 出発点がアルザスだからかもだけど。
安くて高品質な白だと思うし、実際なかなかなもの。 ただ残念ながら師範の求める軸とはズレている。
70点自宅にて

23日(水祝)

Domaine La Tour Boisee "Cuvee Marie-Claude" '96
ドメーヌ・ラ・トゥール・ボアゼ "キュヴェ・マリ・クロード" '96
Domaine La Tour Boisee
ドメーヌ・ラ・トゥール・ボアゼ
Rouge
Minervois
ミネルヴォア
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\1,38098/12/12
師範も人の子、年末は忘年会等多くて"自宅でワイン"の回数が減っております。 久しぶりのソレはお知り合いにご推薦頂いたうちの一本。
若い高級ボルドーっぽい濃い色合い。 香りも結構良くて、ボリュームもあるうえバニラみたいなやさしい樽香もあり。 味も良いんですよこれが。いきなり柔らかい。南仏っぽい素っ頓狂さを片鱗に見せる感じはあるけど、 全体的にはパワフルかつボリュームのあるフランス名醸ワインな感じ。
値段を考えると素晴らしいワイン。推薦者の御意向により販売店は明示できないけど。
80点自宅にて

19日(土)

本日は学生時代の友人2人を自宅に招いて食事。
料理は、持ってきて貰ったフォアグラとチキンのゼリー、馬のサラミ、 イカのニンニクとオリーブオイル炒め、味噌仕立てちゃんこ鍋など。

Gloria Ferrer "Blanc de Noirs" N.V.
グロリア・フェラー "ブラン・ドゥ・ノアール"(ヴィンテージ無し)
Gloria Ferrer
グロリア・フェラー
Sparkling
発泡
Sonoma (USA)
ソノマ (アメリカ合衆国)
\1,68098/12/17やまや新宿店
最初はやっぱり泡モノ、経験済みかつ好印象のものを。
ロゼと言っても良いくらいの薄ピンク色で、泡も非常にキメ細かく、素晴らしい外見。 香りや味のまとまりもよい。強すぎず弱すぎず、濃すぎず薄すぎずで。
特に何かが特徴的って感じはなくて、 なんとも普通なスパークリングワインだけど、 この値段なら大絶賛。
(80点)自宅にて

Macon Loche '96
マコン・ロシェ '96
Verget
ヴェルジェ
Blanc
Macon Loche
マコン・ロシェ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,55098/10/18ナショナル麻布スーパーマーケット
上のスパークリングがあっという間に無くなって、いきなり赤ってのもアレかなと思って出した白。 これも'95は以前稽古済み。
色はとても良い。濃く綺麗なレモン色。 でも、香りが弱い。「さっきのスパークリングって結構香りが強かったんだなぁ」って感じるくらい。 冷え過ぎっぽかったんでワインクーラーから出していると、 ようやくカラメルみたいな蜜みたいな香りが出はじめた。 それでも葡萄っぽい感じは弱いね。 味もそう。なんとなく抜けたような感じ。
もともとの葡萄が弱いのかなぁ。非常に装飾的な感じがする。それでもそこそこ美味いけど。
(69点)自宅にて

Chateau d'Armailhac '93
シャトー・ダルマイヤック '93
Ch. d'Armailhac
シャトー・ダルマイヤック
Rouge
Pauillac (5e Grand Cru Classe)
ポイヤック(メドック5級)
Bordeaux (France)
ボルドー(フランス)
友人より
友人の手土産は、メドック5級でムートンと同じ経営のシャトー・ダルマイヤック。 エノテカで5,000円くらいだったとか。いやーありがとさんです。
非常に濃い青紫色で、トロッとした外観。コルクの裏の色だけで気合入ってることがわかる。 香りも良い良い。ベリー系の果実香と樽香のバランスが良く、 インクみたいな若い感じと熟成の雰囲気とが合わさってる。 ただ、惜しいのは味。なんとなく薄くて、パワーに欠ける感じ。 香りがパワフルで素晴らしいだけに、余計薄く感じるような。
もう少しゆっくり飲めばパワー全開になったのかも。
(82点)自宅にて

Bourgogne '95
ブルゴーニュ '95
Joseph Roty
ジョセフ・ロティ
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ(フランス)
\1,98098/12/17やまや新宿店
ピノ・ノアールでも飲もうかなと思って、 約1,000円/約2,000円/約3,000円のを並べて「お好きなのを」と選ばせたら、 真ん中のこれでした。 ジョセフ・ロティは以前高級なのを飲んで好印象だったんで、 廉価版はどうか、と思って買ったもの。
ACブルゴーニュにしては濃い色。 香りもなかなか良い。ブルゴーニュらしい華やかな香りでボリュームもある。 味もまずまず。さすがに高級感はないけど、案外と濃くて存在感あり。
期待通り、かなり良い感じだったと思う。
(77点)自宅にて

Domaine des Cantarelles '97
ドメーヌ・デ・カンタルル '97
Jean-Francois Fayel
ジャン・フランソア・ファエル
Rouge
Costieres de Nimes
コスティエール・ドゥ・ニーム
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\1,30098/12/12ゴトー酒店
最後は南仏のワインを。ゴトーさんの話では、 "コスティエール・ドゥ・ニーム"とはローヌとプロバンスの間に最近できたアペラシオンとのこと。 12ヶ月樽熟されているらしい。
5本目なんで、詳しいことはあんまり覚えてないけど、 色も香りも味も濃い、若い、青臭い、田舎臭い、刺々しい、といった印象があった。
(66点)自宅にて

結局3人で5本。明らかに飲み過ぎ。ゆえに失礼発言もいっぱいあったと思うけど許されよ。


17日(木)

Chianti '97
キァンティ '97
Sasseto
サッセト
Rosso
Chianti
キァンティ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\1,18098/12/06成城石井横浜ルミネ店
安っぽいボトル/キャップシール、あまりに質素なラベル。 短くて安っぽいコルクは、スクリューを刺すと動いちゃって液面にコルク粉が浮いてしまうという、 飲む前から「ダメかなこりゃ」と予感させられる。
思ったよりも濃い目の赤紫。でもサラッとした感じ。 香りもあんまり強くなくて、まぁキャンティだなって感じるひなたに干した布団の匂い。 味もまぁキャンティ。軽い感じで刺激があって。
悪くは無いけど良くも無い。1,180円はちょいと高い。980円レベルのキャンティ。
62点自宅にて

16日(水)

Chateau Les Ollieux '95
シャトー・レゾリュー '95
Ch. Les Ollieux
シャトー・レゾリュー
Rouge
Corbieres
コルビエール
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\1,58098/12/12吉祥
南仏はラングドックの産。この銘柄には赤いラベルと白いラベルがあって、 赤いほうは樽熟成させた高級品とのこと。 そういえば最近フランスのワインでも「樽熟」をラベルで謳ってあるのをよく見かける。
かなり濃い色合いで、トロッとした感じ。 そんなに香り自体は強くないけど、最初嗅いだ時は樽と果実のバランスが良くて、 すっげー良い感じ。味わいもかなり濃い目で、 新大陸とフランスの良いとこどりでオッケーって感じ。
ただ、飲みなれてくるとやっぱりちょっとくどい。 特に香りの感じが、アクリルっぽいというかプロパンガスっぽいというか、 なんとなく観光バスの中みたいな香りに感じて辛くなる。
ポテンシャルは高いと思うし、値段を考えればなかなかなものだけど、 個人的には香りに残念な雰囲気がある。
73点自宅にて

12日(土)

BV "Rutherford" Cabernet Sauvignon '95
ビーヴィー "ルサフォード" カベルネ・ソーヴィニョン '95
Beaulieu Vineyard
ボーリュー・ヴィンヤード
Red
Napa Valley (USA)
ナパ・ヴァレー (アメリカ合衆国)
Sさんお土産
例によってC社Sさんのアメリカ土産。 『私はワインが好きである』と宣言して以来、お土産ワインのレベルが上がった気がする。 ありがたやありがたや。
とっても濃い紫色でトロッした外観や、 ボリュームあるインクみたいな果実香と甘い感じの樽香から、 なかなか気合の入ったカリフォルニア、って雰囲気。 味も濃い。濃いけど「渋々」って感じじゃなくて、 若いけどトンガった感じじゃないんでスルスル飲めてしまう。
いやいやなかなか上等なワインとみた。 ただ、個人的には大絶賛の域には達しないのね、この系って。
78点自宅にて

9日(水)

Arbois Pupillin "Chardonnay" '85
アルボア・ピュピヤン "シャルドネ" '85
Dom. de la Pinte
ドメーヌ・ドゥ・ラ・パント
Blanc
Arbois
アルボア
Jura (France)
ジュラ (フランス)
\1,98098/08/20銀座屋酒店
週末にちょっと古い白を何本か飲んで、 師範なりに「白の熟成とは」ってことがオボロゲにわかってきた感じなんで、 ちょっと高級だけど古い白を。 ジュラ地方のワインは初体験、 8月に買ってたんだけどなんとなく飲む機会がなかったもの。
なるほどなるほど、やっぱ古い白ってこんな感じですね〜って雰囲気。 色はすっごく濃い目で麦藁色って感じ。 香りはヒネ香満点。週末に飲んだのと同じ雰囲気。 味わいも、甘くないけど熟成感は満点。「古い白」ってのはこんなんもん、 っていう傾向は掴んだ感じ。
結論から言えば、師範は古い白はイマイチ。 でも、なかなか面白いとは思う。一本飲むのも平気だし。
69点自宅にて

7日(月)

Ch. de Fontenille '96
シャトー・ドゥ・フォントニーユ '96
Ch. de Fontenille
シャトー・ドゥ・フォントニーユ
Rouge
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\99898/11/20酒奉行保土ヶ谷店
先日、高級ワインを爆飲したんで、初心に返る意味でもまた3桁ワインを。 輸入業者が貼った裏のステッカーにはなかなか良さげなコメントが書いてあるんでちょいと期待。
ちょっと粘性もあって、なかなか青く濃い目の紫。 香りもまずまず。果実香になんとなぁくほこりっぽいような感じがあるあたり、 新大陸じゃなくてボルドーだなぁと思う。 味が思いのほか良い。やや濃い目で、最初は渋味が強めだったんだけど、 だんだんこなれてきて、2時間くらい経つと甘味も感じてグッドグッド。
この値段でこの品質はなかなかなもの。 またまた登場、(そこそこ)高品質3桁ワイン。
72点自宅にて

5日(土)

本日は、いつもお世話になりっぱなしのかぎさん宅にてワイン会。
参加者は、かぎさん・TAKさん・TAK妻さん・磯子さん・
トビさんふじ井さん・ かぎさんお知り合いの女性陣(のじまさん・とみながさん・マリリンさん)・中山さん・ 安師範の総勢11名。
料理は、TAKさん御夫妻が作ってこられた地鶏の丸焼き2羽を中心に、 女性陣が作ってこられた気合の入った料理の数々。いやー皆さんありがとさんです。
それにしてもここんとこ週末は飲んでばっかり。

Tursan "Baron de Bachen" '91
トゥルサン "バロン・ドゥ・バシュン" '91
Michel Guerard
ミシェル・ゲラール
Blanc
Tursan
トゥルサン
Sud-Ouest (France)
南西部 (フランス)
かぎさんより
最初は、なぜかかなり年期の入った白。まぁ"食前酒前酒"といったところでしょうか。 ミシェル・ゲラールという有名シェフが造ってるということだったような。
ソーテルヌみたいな甘口白っぽい色で、 香りは、シェリー酒みたいな退廃的な香りが強い。 それで、味は見た目や香りを裏切ってちっとも甘くない。
ともかく不思議なワイン。白ワインっていうよりドライシェリーっぽいかなぁ。
(70点)かぎさん宅にて

Cristian Senez Brut '79
クリスチャン・セネズ・ブリュット '79
Cristian Senez
クリスチャン・セネズ
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
ふじ井さんより
なんと1979年のシャンパーニュ。 もちろん師範にとってこんなに古いシャンパーニュは初めての経験ゆえ大期待。
泡立ちはさすがに弱め。キメはめっちゃくちゃ細かい。クリーミーって言うんですかね。 香りは、上の白にも似て熟成香が強いのと、あとパンみたいな香りがある。 「どっかで感じた香りだなぁ」って思ってたら、 先月飲んだ古目の甲州にそっくり。 味は、後味がかなり酸味がち。
そんなに好きな系じゃないけど、珍しさは大満点。 聞けば9,000円くらいとか。まぁ珍し賃として許せる気がする。
(75点)かぎさん宅にて

Bourgogne Leroy '90
ブルゴーニュ・ルロア '90
Leroy
ルロア
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bougogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
ふじ井さんより
白の一本目は、泣く子も黙る名門作り手、ルロアのACブルゴーニュ白。
かなり濃い目の黄色で、香りが凄い。 思いっきり樽の香りがして、それもちょっと古びたような香りで、まるで漬物樽のよう。 口に含むと、黄金糖みたいな香りとかニンニクみたいな香りとかもあってとっても複雑。 味は忘れちゃうくらい香りにインパクト有り。
ともかく複雑さ/高級あふれる白。ACブルゴーニュでこの迫力、さすがはルロア。
(80点)かぎさん宅にて

Bourgogne Hautes Cotes de Nuits '92
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ニュイ '92
Jayer Gilles
ジャイエ・ジル
Blanc
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits
ブルゴーニュ・オート・コート・ドゥ・ニュイ
Bougogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
ルロアの香りが凄かったんで、それに負けないようなヤツとなると、 やっぱりジャイエ・ジルでしょうって感じでかぎさんがチョイス。
樽香爆発かなぁと思ってたけど、鼻で感じる香りは案外おとなしめ。 でも口に含むとやっぱりジャイエ・ジルらしい甘い感じの樽香。 ローストの仕方とかが違うんですかねぇ。 ルロアの樽香ってなんとなく生臭い感じで、ジルの樽香はちょっとカラメルっぽい。 味わいも案外素直で、1本飲むならルロアよりこっちかなぁ。
なかなか個性的な白対決で満足満足。
(82点)かぎさん宅にて

Santenay 1er Cru "Les Gravieres" '93
サントネー・プルミエ・クリュ "レ・グラヴィエール" '93
Pierre Bouree Fils
ピエール・ブレ・フィス
Rouge
Santenay 1er Cru
サントネー一級畑
Bougogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
いよいよ赤へ突入。一本目はブルゴーニュはサントネーの一級畑から。
色がかなり濃い。ちょっとオレンジがかった感じもあって、なんとなく熟成を感じる。 香りはあんまり強くないけど、こちらもなんとなく熟成した感じ。 味が濃く太く丸い感じで非常に迫力あり。
いきなりなかなかパワフルなブルゴーニュ。
(82点)かぎさん宅にて

Beaune "Les Epenottes" '93
ボーヌ "レゼプノット" '93
Dom. Machard de Gramont
ドメーヌ・マシャール・ドゥ・グラモン
写真撮り忘れ
Rouge
Beaune
ボーヌ
Bougogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
赤の2本目もブルゴーニュはボーヌ地区のもので同じく93年。
上よりもちょっと薄い感じの色だけど、香りはこっちが強いかなぁ。 木苺っぽい香りがスーっと感じられて心地よい。 味は上よりかなり若く感じる。
これもなかなかのブルゴーニュ。いやー楽しい楽しい。
(80点)かぎさん宅にて

Cascina Masante N.V.
カッシーナ・マサンテ (ヴィンテージ無し)
Poderi Aldo Conterno
ポデリ・アルド・コンテルノ
Rosso
VdT
ヴィーノ・ダ・タボーラ
??? (Italia)
??? (イタリア)
磯子さんより
ちょいと毛色が変って、磯子さん持ち込みのイタリアもの。 なんだか、この「アルド・コンテルノ」って造り手さんは非常に著名な方らしい。 ノンヴィンテージってのがなんか変ってる。
ブルゴーニュとはうって変わって、赤みが強いんだけどくすんだような紫。 香りのボリュームは凄い。 味も楽しい。なんか華やかで明るくて、イタリアの良さ満点、といった面持ち。
高級VdTって、なんか重く取り澄ましてイタリアっぽくないのが多いけど、 これはイタリアらしくて楽しい。
(80点)かぎさん宅にて

Gevrey-Chambertin 1er Cru "Clos Prieurs" '93
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ "クロ・プリウール" '93
Dom. Rene Leclerc
ドメーヌ・ルネ・ルクレール
Rouge
Gevrey-Chambertin 1er Cru
ジュヴレ・シャンベルタン1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
またまたブルゴーニュに戻って。さっきまではボーヌだったんだけど、 今度はニュイのジュヴレ・シャンベルタンを2本。 一本目はルネ・ルクレールによる93年。
香りは、本日これまでのブルゴーニュの中で一番かなぁ。 ボリュームもあるし、カラメルみたいな甘い雰囲気もあって。 味も濃い。ドッカーンとした迫力のある味。
「師範はボーヌがお好き」なんて思ってたけど、今日はニュイが好き。
(85点)かぎさん宅にて

Gevrey-Chambertin '90
ジュヴレ・シャンベルタン '90
Jean Raphet
ジャン・ラフェ
Rouge
Gevrey-Chambertin
ジュヴレ・シャンベルタン
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
もう一本のジュヴレ・シャンベルタンはジャン・ラフェのもので90年。 絵が書いてあったりして、ちょっと変ったエチケット。
上の93年よりずっと若い感じなのが不思議。 酸味が強くて、ストレートに梅やプラム(いっしょか?)みたいな雰囲気。
なんとなく軽い感じでちょっと物足りないイメージもあるけど、 それはあくまで一杯飲んでの感想なんで、一本飲めば案外素晴らしいのかも。
(78点)かぎさん宅にて

Marangai '95
マランガイ '95
Providence Vineyard
プロヴィデンス・ヴィンヤード
Red
Matakana (New Zealand)
マタカナ (ニュージーランド)
かぎさんより
ここで、なぜかニュージーランドのワインを頂くことに。 師範にとってニュージーランドは初体験だし、 値段も驚き。なんと9,000円もするらしい。興味津々。
色はとっても濃い。香りは「あぁ新大陸の高級ワイン」って感じで、 樽香が強くてミッチリと濃い。 味も濃い。若い感じはあるけど、トンガったところがないあたりが高級ワインの証なんだろうなぁ。
初ニュージーランドだけど、これが当地の一般的ワインって訳じゃ無いんでしょうね。
(79点)かぎさん宅にて

Ch. Faugeres '93
シャトー・フォジェール '93
Ch. Faugeres
シャトー・フォジェール
Rouge
Saint-Emilion Grand Cru
サンテミリオン特級畑
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\2,28098/02/20元町ユニオン
師範の持ち込みは、昨年大お気に入りであったシャトー・フォジェールの93年。 「なんかの時に飲むべぇ」と思ってとってたけど、 ついに飲む機会が無く1年近く経ってしまったんで今回放出することに。
いやー、やっぱり美味いっす。すっげー濃くてまろやかで。 そうでなくとも今回は他にボルドーが無かったんで、それだけでこのワインの価値ありというか、 目先が変ってOK。
美味しいワインだと思う。でも今売られてる94年とか95年は3,000円以上の値段が付けられたりしてて、 なんとなくまた買おうとは思わなくなっちゃってるけど。
(82点)かぎさん宅にて

Nuits-Saint-Georges 1er Cru "Clos des Corverees" '83
ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ "クロ・デ・コルヴレ" '83
Moillard
モアラール
Rouge
Nuits-Saint-Georges 1er Cru
ニュイ・サン・ジョルジュ1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
この期に及んでまたブルゴーニュ。それも83年なんていうかなり年期の入ったもの。 ありがたい限りでございます。
…でございますでありますのではございますが、あいにくほとんど記憶にございません。 大変申し訳ないわけではあるのですが…もったいないなぁ。
(??点)かぎさん宅にて

Don Merchor Cabernet Sauvignon '93
ドン・メルチョール・カベルネ・ソーヴィニョン '93
Concha y Toro
コンチャ・イ・トロ
Rouge
Maipo Valley (Chile)
マイポ・ヴァレー (チリ)
トビさんより
マニア垂涎、幻のチリワインと言われたドンメルチョール。 でも95年からはあちこちで見かけるし、 また値段も5,000円なんて高値が付いているんでそのありがたみも薄れた感あり。 でもこれは93年、幻の頃のワインをトビさんが米国からお持ち帰り。 師範にとっては昨年の94年に続き2ヴィンテージ目。
ともかく濃い。圧倒的なインクっぽさ。93年つったって滅茶苦茶若い。 いったいこのワインはいつ頃おとなしくなるんだろうか、 なんてことを考えるくらい濃く若いワイン。
(78点)かぎさん宅にて

Domaine St. Michelle "Cuvee Brut" N.V.
ドメーヌ・サン・ミッシェル "キュヴェ・ブリュット" (ヴィンテージ無し)
Dom. St. Michelle
ドメーヌ・サン・ミッシェル
Sparkling
発泡
Columbia Valley (USA)
コロンビア・ヴァレー (アメリカ合衆国)
かぎさんより
贅沢な人間ってのはいるもんで、こんだけ飲んでおきながら「すっきり発泡が飲みたいですね」 なんてことを言い出した輩がメンバーの中にいました。多分師範では無かった。そう願いたい。
ってな程度の記憶力なんで、もうどんなワインだったか覚えちゃいません、はい。
(??点)かぎさん宅にて

Clos Saint-Denis '92
クロ・サン・ドニ '92
Louis Jadot
ルイ・ジャド
Rouge
Morey Saint-Denis Grand Cru
モレ・サン・ドニ特級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
かぎさんより
最後はいよいよ特級畑。それも名門ジャドの手によるもの。 いやー期待に胸が膨らみますねぇ〜、楽しみですねぇ〜。
…なんてことを書いてるけど、実際は何が開けられたのかまったく知らずに飲んでました。 で、ベロベロに酔っ払ってほぼ麻痺した味覚神経にも「うぉ、このワインはスゲェ」 と思わせる感じが確かにありました。多分ものすごく良いワインだったんだと思う。
(85点)かぎさん宅にて

いやー、飲みも飲んだり15本。
こんだけ飲ませて頂いてこんなこと言うのもアレだけど、やっぱり勿体無いなぁ。 どれもこれも素晴らしく美味しいワインだったと思うんだけど、 いくつかは殆ど覚えていなかったりして。
ともあれかぎさん、いつもいつもありがとうございます。 企画したTAKさんはじめ皆さんにも大変お世話になりました。


4日(金)

Marques de Monistrol Brut N.V.
マルケス・デ・モニストロール・ブリュット (ヴィンテージ無し)
Marques de Monistrol
マルケス・デ・モニストロール
Espumoso
発泡
Cava
カバ
(Spain)
(スペイン)
\89098/10/18やまや新宿店
特にお祝いって訳じゃないけど(師範代のボーナスは出たけど)発泡ワイン。 白ワインに炭酸入れたり大樽で発酵させたエエ加減な発泡ワインじゃなくて、 ちゃんと瓶内二次発酵方式のカバで890円はさすがに安い。
ちょっと不思議だったのが、開ける時全く「プシュ」と音がしなかったこと。 というわけで、泡は少な目なんだけど、 思いっきりキメが粗くてジガジガするんで炭酸は十分に感じる。 香りは殆ど無い。っていうかあるにはあるんだけどなんだかなぁ。 味もねぇ〜。にが酸っぱい、って感じ。
安いのはいいんだけど、ちょっと残念なカバ。 泡だけに1本飲み干さないといけないんで、後半は苦行。
45点自宅にて

2日(水)

Bourgogne Pinot Noir de Vieilles Vignes '96
ブルゴーニュ・ピノ・ノアール・ドゥ・ヴィエイユ・ヴィーニュ '96
Philippe d'Argenval
フィリップ・ダルジョンヴァル
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bougogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,38098/10/18やまや新宿店
久しぶりに自宅でブルゴーニュ。"Vieilles Vignes"ってのは「樹齢の古い木から造りました」 って意味。まぁ樹齢何年からが「古い」なのかは知らないんだけども。 残念ながらこのワイン、明らかに口漏れした形跡有り。 でもブルゴーニュにはありがちらしいんであんまり気にはしない。
で、このワインの素性なんだけど、 値段等のレベルから考えれば、やや濃い色合いのブルゴーニュ。 香りはOK! 生ゴムみたいなウニーィっとした香り満点。 味わいも結構OK! もちろん若いブルゴーニュなんで、酸味が中心ではあるんだけど、 適度な渋味と分不相応な甘味もあって飲んでて楽しい。
もちろん"まろやかさ"みたいなのは無くて一本気ではあるけど、なかなか大したブルゴーニュ。 あっという間に1本飲んでしまった。
76点自宅にて

先月分

by 師範