稽古日誌:2004年2月

稽古日誌のインデックスは、 従来ヨコに年を並べて/タテに月を並べて、としてきたんだけど、 いよいよ足掛け8年ともなると、 小さいウィンドウで表示している方にとっては文字が折り返って見づらくなるかな、 と思い、年を2段にレイアウト変更した。 でもなんだかしっくり来ないんだよね。 スッキリ見やすくて使いやすいインデックス・ページのアイディアをお持ちの方は 是非ご連絡いただければ、と。

翌月分

29日(日)

伊豆へのプチ・レジャーの二日目。

朝食は、
チーズの乗ったトースト
生野菜のサラダ
イカの塩辛が乗ったおかゆ
桃のゼリー
コーヒー
それぞれはそれぞれで美味しいんだけど、この中に一つだけ仲間ハズレがあります。 さて何でしょう?・・・って塩辛のおかゆて。 かなり脳内の構造改革を強いられるラインナップ、 特にコーヒーとおかゆをあわせることは不可能。 これも「子供が欲しがった時のため」という配慮なのかなぁ。

ってな感じの一泊で、 お会計はトータルで24,000円弱。
子供のための配慮がいろいろあって、チョロッと子連れで泊まるには良い宿だと思う。 でも、そうでない方にはかなり雰囲気違うかもです。

宿を出た後、あいにくの雨模様となったけど、 ちょっとくらいは春らしいレジャーをということでイチゴ狩りへ。 場所は、熱川にあるいちごランド中西というところ。
イチゴ狩りってのはプチ師範代のみならず師範や師範代も初体験。 入場料は3歳以上は1,200円、これ以上高いとちょっと・・・という絶妙な価格設定ですな。 イチゴの品種は女峰、やや抜けたような味わいだけど甘味はそこそこあります。 大きすぎるものは実が緩くてイマイチ/細長い形状のものが実も締まって甘い、 というようなことを学びつつ1パック分くらい食べたかな。 イチゴの値段からするとそりゃ高いけど、レジャーと考えればこれもアリかと。

海辺の道は熱川からちょっと戻ったところで既に渋滞がスタート。 こりゃたまらん、ということで伊豆スカイラインに逃げて箱根ターンパイク経由で。 金はかかるけど確実に早いですな。

小田原に到着したのが午後1時過ぎ、 昼食を、ってことで行ったのは早川港の中、 小田原さかなセンターにあるみなと寿司というところ。
ハイ、2日続けて寿司屋であります。 かなり偏執狂的ではありますが、師範家は寿司が好きなんですな。 一応プチ師範代に「今日も昼は寿司で良いか?」と尋ねたら、 彼女曰く「寿司は大好きだから寿司が良い」とのこと。 師範の跡を継ぐものとして心強い発言であります・・・って「安ワイン道場」とは全く関係ないか。
閑話休題。店は、カウンター10席ほど、テーブルが4つくらいだったか。 いかにも市場の中、かついかにも最近出来たって感じ。 注文は、必要なモノを紙にマークして渡すスタイル(カウンターもそうかはわからない)。 まぁ間違いは少ないだろうし明朗会計で良いんだけど、 なんとなく味気ないというのが正直なところ。 店全体に、そういう「短時間でカーッと寿司を掻き込む店」という雰囲気ビンビン。
注文したのは、師範/師範代が特選 朝とれ地魚のにぎり (\1,680)をそれぞれ、 それらを平らげた後、追加でイカ下足2貫 (\280)、カレイのエンガワ2貫 (\380)を注文。 プチ師範代にはお好みで鉄火巻き(\300)、カンピョウ巻き(\200)、 甘海老2貫(\380)、マグロ赤身2貫(\280)を。 飲み物の生ビール(中)はイカの酢味噌合えがちょっぴり付いて\500。
地魚にぎりの内容は、マグロ(赤身/中トロ)、アジ2種、イワシ、カンパチ?、 白身4種(内容不明。ホウボウ/ヒラメ/イサキはあったような)の全10貫。 昨日同様マグロが「朝とれ地魚」か?というのは置いといて、 白身好きの師範にはかなりヒットな内容。しっかり歯ごたえのある身がいかにも新鮮、 いかにも港の寿司屋という感じ。 (カレイのエンガワはいけません。ヒラメのエンガワがなかったんでソレにしたんだけど、 オヒョウかなにか北方の巨大魚のものみたい)

お会計は、トータルでは昨日とほぼ同じ6,000円弱。 味的には、白身が楽しめたことと鮮度の良さを理由に昨日と比べるとこちらにちょっと軍配。 店的には、こちらはトイレがセンター共通のコ汚いところであることも含めてかなりあっちに軍配。 でもまぁいずれにせよ美味いよね、旅先で地の魚を食べるのは。

その後の道は渋滞知らず。途中スーパーに寄って食材を買出しして、 道場到着は午後4時頃。楽しいプチレジャーでありました。

Nuits-Saint-Georges 1er Cru "Aux Thorey" 1998
ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ "オー・トレイ" 1998
Chauvenet-Chopin
ショーヴネ・ショパン
Rouge
Nuits-St-Georges 一級畑
ニュイ・サン・ジョルジュ1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2.5002004/01/31 やまや 洋光台店やまや
というわけで、プチレジャーから帰って来た晩の食事。 料理は、鶏の唐揚げ(味醂と醤油ベースのタレにちょっと漬け込んで片栗粉ベースの衣で揚げたもの。 だもんでやや醤油フレーバー)とマカロニサラダ。 選んだワインはコレ、ブルゴーニュの一級畑オー・トレイ。 この造り手のワインとは、 昨年、格付け違い/ヴィンテージ違いと稽古済み。 ニュイ・ヴィラージュ→畑名格付けなし→畑名1級格付けと徐々にステップアップ。
色は、ブルゴーニュの一級格付けらしい、赤身が強くて濃い紫。 1998ってもう5年以上経ってるんですね、エッジには若干オレンジ色も。 香りはオッケー、これよこれ!って感じ。 甘く熟した木イチゴっぽい香りと、甘く焦がした樽香。 ツツーッと一点から拡がるようなアルコール・ベースの芳香もなかなか心地よい。 味もいかにも高級ブルゴーニュ。水のように口の中に入ってきて、 口腔中でパーッと開く感じがなかなか素敵。 ボリューム面でちょっと物足りないのが残念といえば残念。
安ワイン価格で高級ブルゴーニュの雰囲気が得られるナイスなワイン。 この廉価版でも力を抜かず、コンスタントに高品質なワインを造っていて大変好印象。 (恒常的に買えるかどうかは別として) この価格だったら飲食店や宿で5,000円以下で売っても儲かるはず。 そういうワインがそろっている店や宿があったら良いのになぁ、 特に(昨日の今日なんで)そういう宿が欲しいな、 と思うけどなかなか無いんですな、これが。
85点自宅にて

というわけで楽しい週末でありました。


28日(土)

一足早く春を感じに、ってことで伊豆方面へプチレジャーの週末。 暖かくて良い天気、絶好の行楽日和。

予定通り10時前には出発して、快調なスタートを切ったにもかかわらず、 東名高速に乗った時点で大失敗、 一瞬気を抜いてたらなんと名古屋方面ではなく東京方面に行ってしまうハメに。 いやー参ったなぁ。インターで方向間違えるなんて生涯初の経験。 反対車線をみると渋滞中、それを折り返す気にもなれず、 平道で厚木まで行ってそこから小田原厚木道路、 という経路を取ることに(で、こっちも結構渋滞してた)。

というわけで、正午頃はまだ小田原。予定では真鶴あたりで昼食を取るつもりだったんだけど、 急遽変更して二日目の昼食場所候補として考えていた寿司屋 鮨政という店で。
店の規模はかなり大きめで、メニューには寿司以外もいろいろあって、 普通の寿司屋というより宴会とかでも使われる和食処といった感じ。 カウンターのあたりはなかなか良い雰囲気だったんだけど、 子連れの我々は奥の座敷へ。
食べたのは以下。
師範:地朝網にぎり (\1,800)
師範代:上にぎり1人半 (\2,400)
プチ師範代:にぎり(さび抜き) (\1,000)
あと、飲み物の生ビール(中)は茹でたイカ下足のツマミがちょっぴり付いて\500。
師範が食べた地魚にぎりの内容は、 イワシ×2、アジ×2、サバ、キンメダイ、白身(スズキ?)、マグロ赤身、イカ、タコの10貫とお吸い物。 にぎりはやや小さめ、小奇麗な都会風。 食べやすいのは非常にいいけど、残念ながら10貫ではちょっと物足りない量。 マグロが「地朝網」の魚か?というのは置いといて、 「小田原前」で捕れたらしいアジ、イワシあたりがやっぱり良かったかな。 2貫ずつ入っているのも納得。
師範代/プチ師範代のもなかなか美味そうで、両名ともパクパク喰ってました。
お会計は上記合計と消費税で6,000円弱。 全体的な印象としては、良い意味で「普通」の寿司、という感じ。 ポッと入った店/観光客狙いの店だと、その「普通」じゃない場合もあるけど、 この店はオッケーでした。

小田原からもポチポチ渋滞につかまりながら、目的地である伊豆高原南端の宿へ着いたのは16:00頃。
(こうやって時間とか書いてるのって、別に読者な方にお知らせする意図があるわけじゃなくて、 単に師範自身が後で見返した時に便利なように、という備忘録代わりであります。 そういった意味でついでに書いとくと、真鶴道路下りは渋滞表示が出ていても新道が早い、 熱海でお宮の松の前を通るのは愚策)。

宿は、伊豆高原を更に南へ、赤沢恒陽台という別荘地の中にあるペンション 麦藁帽子というところ。 ペンションなんてところに泊まるのはもう10年以上ぶり。 子連れであまり気を遣わずに、ということを考えるとそういう選択肢もあるかなと思って。 料金は、大人一泊二食で8,600円、子供3,500円。
建物は、伊豆の海に面した高台にあって、入り口が3階、その下に2階分という変則的な構造 (だもんで左写真は平屋建てみたく写っている)。 1988から営業されているらしく、建物はちょっと傷んできているかな、というのが正直な印象。 ペンションなんで、各居室はそれほど広くなく当然風呂もトイレも洗面所も無いわけだけど、 まぁそれはそれでそういうもんだ、ということで。 大人用のベッドの間に子供用の小さめのベッドがきっちり入れられているのは、 なかなか嬉しい配慮。
で、この宿のウリは、なんといっても3つある貸切の温泉風呂。 宿泊室は全7室なのに、風呂が3つもあるのはとても贅沢。 特に、最近造られたらしい子供用の湯船を備えたヒノキの露天風呂が出色。 露天風呂と言っても実際は「開放感のある展望風呂」という感じで露天ではなくて、 子供用の湯船といっても足洗い場程度の深さ/大きさなんだけど、 これらが実に快適。 特に、子供風呂にはプチ師範代が狂喜乱舞。 備え付けのおもちゃなんかで遊びながら延々チャプチャプやってました。 おかげで大人はのんびり入浴。あー極楽極楽。
夕食がフランス料理のコースというのもこの宿の特長らしく、出された料理は以下。
前菜:海老とホタテのパイ包み焼き
サラダ:ホタテと生野菜のサラダ
スープ:コーンポタージュ・スープ
メイン:牛のペッパーステーキ トマトと野菜のソース
デザート:手造りっぽいケーキ
お茶:コーヒー
前菜の時は「おぉ!」っと思ったんだけど、 焼肉のタレのようなドレッシングがかかったサラダでちょっとがっかり、 全体に、見た目はなかなかキレイだけど、美味しさという点では「まぁそこそこ」の内容。 あと、パンじゃなくてライス、それもメインの段になってやっと出てくるのもちょっと謎。 さらには配膳されてる店のオーナーの男性は、 もう少し笑顔で接客しても良いんじゃないかな、とも思う。
とはいえ、 ダイニングの脇に子供の遊び場があって、 子供をそこで遊ばせとけば大人も落ち着いてコース料理を食べられるというのは、 なかなか有難いんですな。
子供歓迎の店らしく、子供用のメニューはなかなか良さげ。 プチ師範代は一気に平らげてました。月齢の小さいお子さんには離乳食メニューなんてのもあったりします。
ほんでもって師範のような月齢の高〜い人間向けには当然アルコールなわけですが、 「フランス料理をウリにしている宿なんでワインもあるだろ」と思ってたんだけど・・・ あるにはあります。赤がメルシャンのボン・ルージュとEJ&ガロのカベルネ/白がドイツのリープラウミルヒ、以上3種のみ、 それも全てフルボトル。 ・・・というわけで、キリン 一番絞り 大瓶(\700)を2本飲みました。
食後は、子供の遊びスペースでダラダラと。 初対面の他の泊り客とも子供を介していろいろ話が出来る、 というのはなんとなく楽しいものですな。 大人だけだったらそういうのって思いっきりウザく感じる師範だけど、不思議なモンです。

で、何も飲まない、というのも手持ち無沙汰だったんで、持参した下のワインを。

Ch. Cap de Faugeres 1997
シャトー・キャップ・ド・フォジェール 1997
Ch. Faugeres (Corinne & Peby Guisez)
シャトー・フォジェール (コリンヌ&ペビ・ギセ)
Rouge
Cote de Castillon
コート・ド・カスティヨン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\777 (harf)2003/12/07 成城石井 ルミネ横浜店成城石井
宿のワインが上記な状態だったんで、 保険のためにコレを持ってきた己のリスク回避能力を褒めずにはいられません。 あ、この宿が酒類持ち込み可なのかどうかは知りません。 確認するとヤブヘビになりそうなんで、コソコソと飲んでおりました。
このワインは、 以前はお気に入りで良く飲んでたシャトー・フォジェールのセカンド的ワイン。 シャトー・フォジェールは以前と比べてとっても高くなっちゃって、 安ワイン価格で買えること殆ど無いから最近トンとご無沙汰。 コレもセカンドでハーフではあるけど、 実勢価格からするとかなりお買い得じゃないかな?
色は、この造り手らしい煮豆のような赤黒い濃さ。 香りや味は、セカンドだからか1997だからかちょっと軽い感じは否めないけど、 どことなくミシェル・ロランの匂いがする。 もちろんミシェル・ロラン氏の体臭、というんじゃなくて、 彼のプロデュースしたワインに共通する雰囲気、という意味だけど。
というわけで、特にビックリ、ってことはないけどまずまず楽しめた。 少なくともちゃんとボルドーしてるし、これで777円はお買い得。
76点"ペンション 麦藁帽子"にて

疲れもあって10時過ぎにはご就寝。


27日(金)

Domaine St-Martin de la Garrigue "Cuvee Reserve" 2002
ドメーヌ・サン・マルタン・ド・ラ・ガリッグ "キュヴェ・レゼルヴ" 2002
Saint Martin de la Garrigue
サン・マルタン・ド・ラ・ガリッグ
Rouge
Coteaux de Bessilles (VdP)
コトー・ド・ベッシーユ (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション(フランス)
\1,2802004/02/07 お酒のアトリエ 吉祥片岡物産
今週は火曜日に飲んだんで、例外処理として昨日は休肝日に。
で、休肝日明けの酒飲みたい真っ盛りの今日チョイスしたのは、 販売店でバーンと推薦されていたワインで、またまた南仏の見知らぬVdP。 よくよく過去を紐解くと、実は稽古済み。 ラベルの雰囲気が全然違うんで買うときは全く気づきませんでした、ハイ。
色は若くて濃い青紫。透き通ってるんだろうけど、 そんじょそこらの光にかざしても向こうの見えない濃さ。 香りは「これってボルドー?」な香り。 裏ラベルによれば、品種はカベルネ・ソーヴィニョンがメインらしい。 なるほどね、って感じ。 味は、悪くはないけどいかんせん若い。 甘味もあったりするにはするけど、とにかく渋味が頑固。
抜栓後2時間やそこらじゃ渋味は打ち解けてくれない。 なんかのコンテストで賞を取ったワインらしいけど、 それって「今飲んで美味いかどうか」とは違う視点だったんじゃないかな?
ポテンシャルは大したものだと思う。でも今飲んでもちょっとカタブツ過ぎ。 前述した以前の稽古(1999年に飲んだ1996産)を読み返しても、 まったく同じような評価。 一貫した造り手だなぁと感心する一方、一貫した飲み手なのも嬉しかったりして。
73点自宅にて

25日(水)

Luc Saint-Roche 2002
リュック・サン・ロッシュ 2002
(Les Vignerons Reunis)
(生産者組合)
Rouge
Mont Baudile (VdP)
モン・ボーディル (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\4992004/01/24 関内 サンタムールカツミ商会
本日の夕食は、鶏手羽元の揚げ照り焼き、キュウリとカニカマのサラダ、 エノキと水菜の酢の物。 ワインは、かなり在庫時間が長くなったワインから消費(といっても1ヶ月、極めて健全経営の道場)。 ってことでコレを。 モン・ボーディルという見知らぬ土地のヴァン・ド・ペイなんだけど、 買値500円以下という激安価格ながらアルコール度数は13%あって、 ボトルの佇まいもなんとなく良さげ。
色の濃さは十分で、見た目上安っぽさは感じられない。 香りは決して強くは無い。でも、なんとなく南仏風な、 ややトボケたような夏みかんのような、のんびりと構えた香りがある。 味は想像通り軽め。抜栓直後は甘味もあったように感じるけど、 時間が経つと若い渋味と酸味、それもなんとなく力の抜けたヤツのみ。 まぁこの値段の限界なのかもです。
際立った個性もセールスポイントも無いけど、 同価格帯によくある怪しげなワインと違って、ちゃんと赤ワイン。 750ml/アルコール度数13%で500円ってのは、720ml/アルコール度数25%で1000円弱の焼酎と良い勝負。 ワインも安くなったなぁ。
69点自宅にて

24日(火)

本日は職場のレクリエーションで飲み会へ。 行ったのは、広尾にある香港ガーデンという中華料理店 兼 宴会場。

関東近辺にお住まいの方は良く知っている店だと思うけど、 広尾と西麻布交差点の間、外苑西通りに面した、いわゆる「とってもオシャレな場所」に、 デーンと構える巨大な店。一応写真は撮ったけど(左)、 店の前から全容を撮影するのは不可能なくらい大きな建物。 中華料理店というより宴会場的な使われ方がメインなんじゃないかな?
今回の食事は職場の親睦会なんで、詳しいコスト構造は知りません。
ほんでもって(宴会にプラスして調達した)イベント的には、料理以外に二胡/中国琴/中国琵琶の演奏や、中国の雑技団?の方のアトラクションもアリ。 で、このアトラクション、予想に反してなかなか楽しめるものでした。 演奏は(目立たないけど)なかなか小気味良い音色だったし、 なんといっても凄かったのは雑技団の方の曲芸。 若くてとっても可愛らしい女性2人と男性1人の3人組で、 皿回しやら蜀台をもってのバランスやらを演じておられました。 凄いなぁと感動する反面、同じ職場の中国人Kさん曰く 「彼女らはまだ17〜18歳だと思います」なんてことを聞くと、 そんな若くして祖国を離れて出稼ぎする彼女らに対して、 なんだかちょっと複雑な心境になったりして。
でもって料理の内容は以下。
焼き物入り前菜の盛り合わせ
フカヒレの姿煮 ゆば包み飾り
北京ダックと海老の揚げ物
季節の野菜と二種類の貝の炒め
渡り蟹のネギ生姜炒め
フォアグラステーキ香港ガーデン風(左写真)
アワビと干し貝柱の煮込み
トビコのチャーハン お茶漬け風
マンゴープリン,胡麻団子
宴会料理としては想像以上に良い内容だったと思う。 というのも、こう言っちゃ主催者の方々に失礼だけど、 こういう会(50人以上の宴会)で美味いものに出会える可能性って一般に低いと思うんですよ。 だもんでダメダメな料理を想像していたから。 でも、ここの料理はかなり楽しめた。 もちろん、食事の内容的には結構高額(コースで10,000円位か?)なんだと思うんで、 当然といえば当然なんだけど、ヘタな結婚式とかで食べる料理よりはかなり良いように感じた。 でもまぁ(直接自腹を切らないということで)金銭感覚が麻痺しているところもあると思うけどね。

飲み物はビール(スーパードライの瓶)と紹興酒。 紹興酒はメルシャン輸入のものだったけど、軽めでスイスイ飲める感じのもの。 ワインもあったけど(フランス・プロヴァンス産の赤と白)、 各一杯ずつしか飲んでないんで評価保留。

・・・というような一次会。幹事の皆様お疲れ様。

二次会は無しで、自宅近辺に帰ってきて、「プチ師範代は今寝かせつけてるとこだなぁ」 と思って時間ずらしに一杯だけ引っ掛けて帰ることに。
というわけで寄ったのは、自宅最寄駅と自宅の間にあって、 前々から気になってた飲み屋""というところ。 間口は一間半くらいの狭さで,1Fはカウンターのみ12席程度、2Fには座敷があるらしいけど主に宴会用。 要するにサラリーマンが一杯ひっかけて帰る店、って感じ。 店内は木をメインにしたインテリアで、 ウィスキー/焼酎なんかのキープボトルが所狭しと並んでいる。 音楽は50〜60年代のジャズ。なんか落ち着いた一杯飲み屋って感じ。 師範は1時間強カウンターに居て、料理は地鶏のガーリック炒めを注文(その前に突き出しもあり)。 酒は、生ビール焼酎(鹿児島のナントカってやつ)お湯割り梅サワーを一杯ずつ。 そんでもってお会計が3,000円を超えるのはちょっと意外だったけど(2,000円台後半と思ってた)、 「一杯で粘る人とか居そうだから突き出しが高いんだろうな」と思ったりして腹が立つほどでもない。 でも、普通の酒と普通の料理でこの値段払うんだったらとっとと自宅に帰ったほうが良かったな、 というのが正直な気持ちというのも事実。 なかなか師範はいわゆるサラリーマンみたくこの手の店では楽しめないようであります。

なんてな夜でありました。


22日(日)

Cote de Nuits-Villages 2000
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ 2000
Dominique Laurent
ドミニク・ローラン
Rouge
Cote de Nuits-Villages
コート・ド・ニュイ・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,6672004/01/31 やまや 洋光台店やまや
本日の夕食は、トマトとモッツァレラチーズのブルスケッタ、 マグロのカルパッチョ、鶏肉の香草焼き。 ワインは、新樽200%で有名なドミニク・ローラン。 この造り手のワインって、値段的にも内容的にも、 以前のようなプレミアム感が無くなって比較的庶民の手の届く範囲になってきた感がある。 この値段だったらちょっと良い造り手のACブルゴーニュ価格だからね。
色は、このクラスとしてはかなり濃い赤紫。 細かい澱があるのか、やや濁った感じがある。 香りは、抜栓直後に鼻で嗅いでもほどんど香りが無くて、「これまた劣化モノ?」と心配になったけど、 口に含むと良いブルゴーニュらしい溌剌とした果実の香りが口腔内に広がって一安心。 味はちょっと軽めかな。コート・ド・ニュイ・ヴィラージュというアペラシオンに相応な、 酸:渋:甘=3:2:1くらいの味わい。
抜栓後時間が経つと、ツンッとした動物的な香りが出てくる。 でも、この造り手のトレードマークたる樽香はあんまり感じなかったなぁ。 やっぱり造り方を変えたのかしら?
1,667円のブルゴーニュとしては十分に美味いワイン。 でも、師範の知るドミニク・ローラン「らしさ」はこのワインからは感じられない。 黒いラベルを貼ったものって、この造り手の自信作だと聞いたことがあるんだけど、 本当のところはどうなんだろ?
76点自宅にて

21日(土)

Chateau Duhart-Milon 1999
シャトー・デュアール・ミロン 1999
Domaines Barons de Rothschild (Lafite)
ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルド (ラフィット)
Rouge
Pauillac (4e Grand Cru Classe)
ポイヤック (メドック4級)
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\2,9802003/12/01 みちのく岩手のワイン屋 竹澤ラック・コーポレーション
本日夕食は、師範代/プチ師範代とも保育園ママさんらの会食会へ。 というわけで師範一人自宅で。こういう日は思いっきり手抜きして、 でも思いっきりワイン向きにってことで、 パン(バタール)/ブルーチーズ(オスタークロン)/ハム(ロースパストラミ)/塩トマトとベビーリーフのサラダ という一見質素なメニュー。 でも、よくよく計算したら案外高コストな夕食なんですな、一人なのに結構な食材費用がかかってます。 というわけで、やや「鶏と卵」に感じつつもそれに見合うワインとして選んだのがこれ、シャトー・デュアール・ミロンの1999年。 メドック4級、ボルドーの一級造り手シャトー・ラフィット・ロートシルドと経営が同じ。 随分以前に1983と一杯だけ稽古済み、かなり好印象。
色は素敵。なんとなく照りのある濃い紫。見た目では期待十分。 香りはちょっとボリュームに欠ける感じ。 ミントのような香りと、(良い意味で)ワキガのような動物の香りがある。 面白げな香りなんだけど、少なくとも師範はこの香りでポイヤックは想像できない。 味も、香り同様ボリュームは軽い。端正で上品ではあるんだけどね。
抜栓後時間が経つと、香りのミントっぽさは更に増す。 まるでオーストラリアのカベルネ・ソーヴィニョンみたい。 味は、やや甘さが出てきたかな。でも、そのおかげでますますニューワールド風に。
美味い不味いで言えば美味い。チリとかのプレミアムモノで濃い〜ワインを飲むと、 「もう少し軽く造ってくれれば」と思うことがあるけど、これはまさにソレ。 でも、このワインがボルドーの格付けクラスってのはなんとも納得いかないんだよなぁ。
77点自宅にて

19日(木)

本日は知り合いの男性3人で飲み会。場所は、浅草近辺にある Yakitori et Bar 萬鳥という店。 フランス産の鶏やカモ/ウズラといった変わった鳥肉の焼き鳥が食べられる店で、 浅草のフランス料理店「ラ・シェーブル」というところの系列店らしい。

お店の雰囲気は、オープンキッチンで山小屋風。長テーブルが3列ほどとカウンター、 キャパは30人強といったところかな。 ラブホテル街の中という決して良い立地条件ではない場所、かつ平日夜なのに予約でいっぱいという盛況具合。 飛び込みのお客さんはことごとく断られてました。

ほんでもって食べたのは以下。

突き出し(ナスの煮物、生キャベツ
\2,500のコース
フランス産ウズラのモモ焼き
フランス・バルバリー産カモの串焼き
レバーの串焼き
砂肝の串焼き
フランス・ブレス産鶏のモモ焼き
アスパラベーコン巻き
スープ
その他、チーズ(ラミ・ドゥ・シャンベルタン、ミモレット18ヶ月)も食べた。 他にも1品くらい頼んだ気がするけど失念。

コースの量的には少なめで、普通に食事する気分だと足りないんだろうけど、 酒メインでツマミとして食べるにはそこそこの量。 質的には大満足。滋味深くて美味しい鳥達でありました。

飲み物は、最初にビールを2杯飲んで、その後ワインを。

Morey Saint Denis 1er Cru "Clos des Ormes" 1995
モレ・サン・ドニ プルミエ・クリュ "クロ・デ・ゾルム" 1995
Georges Lignier et Fils
ジョルジュ・リニエ・エ・フィス
Rouge
Morey Saint Denis 1er Cru
モレ・サン・ドニ 1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\7,800)2004/02/19 Yakitori et Bar 萬鳥アズマ
ワインリストには赤白合わせて30種くらい載っていた。他には黒板にブルゴーニュが7〜8種、 それ以外にもソムリエさんに相談するとイロイロある、というシステム。 値段的にはかなり安く設定されているように感じた。 このワインなんて小売価格で5,000円くらいはするんじゃないかな? ・・・というわけで、黒板に書かれた中からチョイスした一本目は、 名手ジョルジュ・リニエのモレ・サン・ドニ1級。 1995とやや古めのヴィンテージも魅力的。
色はかなり熟成入ってて、既にエッジにオレンジ色が出ている。 香りはなかなか素晴らしい。 熟成ブルゴーニュに期待する、 アプリコットみたいな落ち着いた果実香と、既に柔らかくなった樽香とがコンコンと。 味は、抜栓直後こそやや酸が目立ってそっけなかったけど、 時間が経つにつれて甘味も出てきて良い感じになった。 熟成を感じるんで落ちるのが早いかな、と思ったけど、 予想に反してなかなか元気で、グラスの中でも結構開いていた。
いやーこれはアタリです。 こんだけの内容のワインが飲食店でこの値段ってのはなかなか出会えません。 大変美味しゅうございました。
(85点)"Yakitori et Bar 萬鳥"にて

Vougeot 1er Cru "Les Petit Vougeot" 1996
ヴージョ・プルミエ・クリュ "レ・プティ・ヴージョ" 1996
Christian Clerget
クリスチャン・クレルジェ
Rouge
Vougeot 1er Cru
ヴージョ 1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\6,000台)2004/02/19 Yakitori et Bar 萬鳥アズマ
当初は、2本目はローヌあたりの血くさい系を選ぼうと思ってたんだけど、 1本目のブルゴーニュに気を良くして2本目もブルゴーニュから。 『上のワインよりちょっと若くて香りがもっとパーッとしたのをお願いします』と言ったら、 3本くらい選んで来られた(確かデュガのACブルゴーニュと何かだったけど失念)。 なんとなく煮えきらずにいたら「じゃぁこれは」と出していただいたのがこのワイン。 ヴージョのプルミエ・クリュは珍しいし、未経験の造り手なんでこれをお願いすることに。
まずソムリエさんがテイスティング。「???」って感じで頭をかしげておられる。 そしたら「ちょっと変なので取り替えて来ます」とのこと。 いやー、初めて遭遇したね、こういうシーン。ソムリエさんの誠意に拍手。 で、同じワインをもう一本抜栓。でもこっちも「???」なんですな。 「どう思います?」と飲ませて頂いたけど、確かに香りが弱い。 果実の香りがなくて針葉樹のような木の香りのみ。 でも味は悪くない、というか、前のワインよりも厚みがあって良い感じなくらい。 『2本開けて頂いて同じなんであれば、それは頼んだ側のリスクなんで頂きます』ということにしたら、 「じゃあ2,000円引かせて頂きます」とのこと。 ってなわけで確か8,000円台だったそもそもの値段を6,000円台にしてくれた。
「時間が経って良い方に変化すると良いですね」なんてことを話しつつ飲んでたんだけど、 あいにく特段の変化は無かった。
というわけで残念ながらそういうワインだったわけだけど、まぁこれも勉強ですな。
(75点)"Yakitori et Bar 萬鳥"にて

その後、調子コイてマールやらフィーヌやらの食後酒をカパカパと。 それが最終的な会計を押し上げる結果に。酔っ払うと気が大きくなってイカンですな。

トータルの会計は40,000円弱で、一人当たり13,000円くらい。 絶対額は高いけど、内容を考えると仕方の無いところでしょう。

・・・で、帰りの電車で寝過ごしてタクシー代 10,000円。トホホ。


18日(水)

Foiddler's Creek Cabernet Franc 2000
フィドラーズ・クリーク カベルネ・フラン 2000
Fiddler's Creek
フィドラーズ・クリーク
Red
Columbia Valley - Washington (USA)
コロンビア・ヴァレー - ワシントン (アメリカ合衆国)
\5002004/01/31 やまや 洋光台店やまや
本日の夕食は酢豚。 酢豚って、もちろん最終的に酢豚になった段階でも美味いけど、 揚げてすぐの豚肉も美味いっすよね。 それをちょっとつまみ食いして出来上がりの酢豚に想いを馳せる、ってのがいつものパターン。 ・・・なんて与太話は置いといて、選んだワインは、先週好印象だった白と同じ銘柄の赤。 品種は、ちょっぴりマイナーなカベルネ・フラン。 ニューワールドのお手軽ワインにありがちな、 甘酸っぱい感じのワインだったら酢豚に合いそうだな、と期待して。
色は十分に濃い。関税や酒税、輸送費その他を考えて、 この色のためにいったいいくら使われているかということを考えると、ありがたくも濃い紫色。 香りは、ちょっとアルコールの匂いが前面に出るのとやや軽めなのが残念だけど、 下手な赤にありがちな雑巾臭さも無くて十分合格レベル。 味は軽い。甘酸っぱ渋いけど軽い。それぞれの味覚要素は比較的ちゃんとしていると思うけど、 なんだか軽いのは値段の限界か。
料理との相性に関しては、酢豚を食べ出すとワインの甘味がマスクされてやや固く感じられた。 甘酢系の料理にはもう一声甘い赤の方が良いのかも。 ご飯は納豆ご飯で頂いたんだけど、納豆と赤ワインは合わないっすね。 相性としてはカレーよりも厳しい感じ。魚卵よりはマシだけど。 あと、抜栓後かなり時間が経つと一気に老成した雰囲気に変化。 どちらかというとさっさと飲んで吉なワイン。
というわけで、波乱万丈?の1本だったんだけど、 500円ってことを考えると十分に買う価値アリ、と言えるワイン。 比較的素直な造りをする造り手だと思うので、 もし他の赤品種があれば飲み比べして品種の個性を探るのも面白いかもですな。
72点自宅にて

15日(日)

Chablis Premier Cru "Montmains" 2001
シャブリ・プルミエ・クリュ "モンマン" 2001
Morreau-Naudet
モロー・ノーデ
Blanc
Chablis 1er Cru
シャブリ1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,6672004/01/31 やまや 洋光台店やまや
やっぱり良い酒は翌日に残らないですね。サッパリお目覚め、本日もまた一本。 夕食は散らし寿司、選んだのはシャブリの一級畑モンマン。 この造り手とは同じ年のプチ・シャブリや ヴィンテージ違いで同じ1級のヴァイヨンと稽古済み。 安いプチ・シャブリの方が好印象だったんだけど、 それがヴィンテージの違いによるものだったらこれは相当期待出来そう、ってことで。
色はキッチリと濃いレモン色。なんだかトロッと感もあって期待十分。 香りは、いかにもシャブリなミネラル香。 リンゴと梨とレモンを、石臼とステンレスの棒ですり潰したときの香りみたい。 味は、 想像に反して酸味はそれほど強くなく、ボーヌのワインのような太く丸い味わい。 余韻の長さは特筆すべき。 重いとかパワフルとかの系じゃなくて、 口に含んですぐはどちらかというと軽い印象を受けるけど、 ずーっと口の中にあるような存在感がある。
美味いもんですな、こういうワインも。 ちょっとストイックな感じはするけど、芯の詰まった美味しさがある。 あと、シャブリって酸がしっかりなイメージがあったけど、特にそういうことも無いんだなぁ、と。 この造り手に限った話かも知れないけど。
79点自宅にて

14日(土)

本日は、お知り合いのご近所宅ご一家、N氏ご一家、O氏ご一家、 師範家の総勢11人(大人8人/子供3人)で新年会。 場所は、毎年恒例の横浜中華街で。「毎年恒例」と言っても店は毎回違うんだけど。 で、今年の店は大珍楼 新館というところ。
新館はメインストリートに面しているかなり大きなビルで、 新館のほかに本館や別館もあって、とかなり大手の経営みたい (その割には提携駐車場が無いのが痛い)。 飲茶が有名とのこと。 というわけで、普通はコースを予約して行くんだけど、 今回は店で飲茶中心にアラカルトで、という方針で。
通されたのは5階の個室。 正面にでっかい扇が飾ってあって、なかなか雰囲気のある部屋だけど、 総勢11人の部屋としてはちょっと狭いかなぁ、って感じ。 あと、お茶の入ったポットがいかにも普通のポットってのもなんとなく残念。
サービスは、いかにも中華街らしい感じ。 どうして中国系の店員さんって笑顔を見せないんだろうね? そういうのが礼儀なのかなぁ。 その場で取り分けてくれる手際とか、技術的にはなかなか大したもんだと思うんだけど。
料理は、前述のようにアラカルトで適当に頼んだんであまり覚えていないんだけど、 思いつくままに書くと以下のようなものを食べた。
    牛タンの燻製,冷製三種盛り(アワビ、くらげ、ピータン),野菜の甘酢漬, 海老蒸し餃子,焼き餃子,チャーシューの蒸しクレープ,スペアリブの黒豆炒め, 海老の揚げ餃子,尾頭付き鯛の刺身風サラダ,揚げ海老ワンタン,白身魚のナントカ炒め, ツブ貝のネギショーガ(左写真), 油淋鶏,中華そば,特製チャーハン,ゴマ団子,杏仁豆腐
それぞれ1皿〜3皿程度注文、 思い出せないけどその他にもあったような気がする。
味付けはそれほど濃くなくて(麺とチャーハンだけ例外的に濃い)たくさんおなかに入るし、 揚げものの揚げ具合とかも良くて、なかなか美味しく頂けた。 特に、師範には牛タンの燻製、スペアリブ、揚げ海老ワンタンあたりがヒット。 中華そばも濃い味ながら不思議と美味かった。
飲み物は、瓶ビール5本、紹興酒(5年もの安徴加飯酒「貴楽」)、 杏酒1杯、オレンジジュース3本とおとなしめ。 こういう席では「飲み」より「喰い」が先行しますな。

お会計はトータルで4万円超、一家族あたり一万円ちょっとというお手頃価格。 酒をあまり注文してない、ってのもあるけど、思いのほか安かった。 やっぱりこういう店ではコース料理より飲茶を織り交ぜたアラカルトの方が、 好きなもの食べられる上に値段も安くつくみたい。 でも、そういうので個室予約を許してくれるところが少ないのも事実だけど。

2次会は拙宅で。

Pinot Gris "Tradition Hugel" 2001
ピノ・グリ "トラディスィオン・ヒューゲル" 2001
Hugel et Fils
ヒューゲル・エ・フィス
Blanc
Alsace Pinot Gris
アルザス・ピノ・グリ
Alsace (France)
アルザス (フランス)
\1,667 (3本よりどり5,000円)2003/11/26 やまや渋谷店やまや
上記店でビールを飲んでいるんで、今回は泡はパス(というか在庫に泡無し)。 一本目に開けたのが、師範家における「大人数飲み」の定番、アルザス地方の白ワイン。 なぜ大人数での定番かというと、アルザスって抜栓直後から香りがパーッと華やかで、 かつあまり甘さや重さが無くて、 1杯だけとかをキュッと飲む場合にインパクトがあって良いなぁ、と思うから。 今日の品種はコクがあって印象の良いピノ・グリ、 造り手は定評ある大手造り手ヒューゲル。
・・・で、結果から言うと「まぁそこそこ」って感じ。 思ったほど香りの出も良くなくて、思ったほど味わいにコクも無い。 なんだかピノ・グリというよりピノ・ブランあたりの雰囲気・・・つってもよくわからんとは思いますが。
期待したほどでも無かったけど、落胆するってほどでも無い。 まぁ所詮一杯目、 四の五の言わないうちにキューッと無くなってしまうわけで。
一杯分残ったんで翌日稽古。結構美味いけどね。でもフレッシュさが抜けてやや甘重い雰囲気に。
(71点)自宅にて

Savigny-les-Beaune Premier Cru "La Dominode" 1994
サヴィニ・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "ラ・ドミノード" 1994
Dom. Bruno Clair
ドメーヌ・ブリュノ・クレール
Rouge
Savigny-les-Beaune 1er Cru
サヴィニ・レ・ボーヌ1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,9802003/12/01 みちのく岩手のワイン屋 竹澤ラック・コーポレーション
2本目からは赤で。
師範の秘蔵ッ子として供出したのは、 ブリュノ・クレールの看板畑 一級ラ・ドミノードの1994産。 なぜ秘蔵ッ子かというと、 このワインとは以前フランスで稽古して大満足したワインだから。 二匹目のドジョウを狙って古酒1988と稽古したんだけど小ヒットだったのは気になるところだけど、 なんせこれは大ヒットした1994なんで大期待して。
色はやや薄め。見た目に熟成感はそれほどなくて、まだまだ紫色。 香りは、大変遺憾ながら弱い。以前飲んだとき感じた木苺もミルクも感じられず、 おとなしげな動物っぽい柔らかなブルゴーニュ香がフーッと漂う程度。 味のバランスは良い。こちらも決して強くないけど、年月を経たおかげでキレイにまとまっている感じ。
抜栓後時間が経ってもおとなしい印象に変化は無かった。
・・・ってなわけで、結果的には前回の印象に大きく及ばない結果。 10年は持たないワインだったのか、あるいは熟成の谷間だったのか、あるいは日本への旅が良くなかったのか。
(77点)自宅にて

Charmes Chambertin 1998
シャルム・シャンベルタン 1998
Dominique Laurent
ドミニク・ローラン
Rouge
Charmes Chambertin (Gevrey Chambertin Grand Cru)
シャルム・シャンベルタン (ジュヴレ・シャンベルタン特級畑)
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
O氏持参 アイ・エヌ・エー東日本
3本目はO氏が持参。
ドミニク・ローランのシャルム・シャンベルタンは、 以前に(同じくO氏持参で)1996と稽古していて、 その時はとっても好印象。このワインにも当然期待しないわけには参りません。
色は、前のブリュノ・クレールと大きな違いは無い。 ドミニク先生の特級畑にしては薄めかも、って感じ。 香りは、やはり数段上。 お得意のカラメルっぽい樽香やらフルーツ・コンポートの香りやらがバンバン。 ただ、味は思ったほどのパワフルさはなくて比較的スッキリしている。 スルスル飲めて良いと言えば良いんだけど、 ガツーンと来る味を想像していると若干肩透かしを喰らう感じ。
抜栓後2時間くらい経つと香り大爆発。やっぱりスゴイですな。
さすがの内容。間違いなく美味いブルゴーニュ。 でも、買値が5桁であることを聞くと、もう一歩抜きん出たナニかが欲しかったのも事実。 ・・・なんて、頂きものに対しても偉そうでスミマセン。
(87点)自宅にて

Amarone della Valpolicella Classico "Selezione Emilio" 1998
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ・クラッシコ "セレツィオーネ・エミリオ" 1998
Villa Caplet
ヴィッラ・カプレ
Rosso
Amarone della Valpolicella
アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
N氏持参 アルコトレードトラスト
次なる一本は、昨年末N氏宅で忘年会をした際にO氏が持参したんだけど、 その時は飲みきれず今回に持ち越されたワイン。 モノはイタリアのアマローネ。 異形ボトルで、金色の文字がボトルに直接印刷されている(ラベルは首に掛けてある)という、 なかなかシャレた雰囲気。 また、アルコール度数はなんと14.5%。 つまみのチーズ各種や枝付き干し葡萄との相性も良さげ。
色は当然ながら前のブルゴーニュ達より随分濃くて、かつコッテリした雰囲気。 香りのボリュームもなかなかなもの。 イタリアらしいツンッと来る果実香や、コーヒーっぽい香りもある。 味はかなり濃い。やや苦味を感じるのが"Amarone"たる所以かな。
ちょっと荒っぽいところはあるけど、大人数でワイワイ飲むのにふさわしい感じのワイン。 想像通り、チーズやチョコレートといったつまみとの相性も悪くなかった。
(81点)自宅にて

Chateau Cassagne Haut-Canon "La Truffiere" 2000
シャトー・カサーニュ・オー・カノン "ラ・トリュフィエール" 2000
Ch. Cassagne Haut-Canon
シャトー・カサーニュ・オー・カノン
Rouge
Canon-Fronsac
カノン・フロンサック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\2,5002004/01/31 やまや 洋光台店やまや
酒量的には上のアマローネで終了かな、と当初は考えていたんだけど、 食事の時のアルコールが少なかったためか皆さんまだ平気な模様。 というわけで、もう一本抜栓。
4本くらいの選択肢(全て3000円以下)から皆さんが選んだのがコレ、 ボルドー右岸の2000年産。 このワイン、 畑の周りからトリュフがとれるとか、ほんでワインにもトリュフの香りがあるとかで "トリュフィエール"の名が付けられたらしい。 それが面白げ、ということで。
色はしっかりと濃い。コルクの裏の色を見ると、 赤ワインの中でこれが一番若いんだけどこれが一番しっかりと色が付いている。 香りには、 なんとなく普通のボルドーとは違う風変わりな雰囲気がある。 それがトリュフかどうかはよく判らないけど、「そうだ」と言われれば「そうか」と思う感じ。 味は、香りに比べればかなり軽い。これがミチッと濃かったら良いのにねぇ、と。 でも、そういうワインだったらこの値段では買えないんだろうけど。
ま、これはこれで良かったんではないでしょうか。 今度はフレッシュの白トリュフかなんかを横に置いて検証したいですな。
(79点)自宅にて

というような会。皆様お疲れ様でした。


13日(金)

Foiddler's Creek Organic Chardonnay 2001
フィドラーズ・クリーク オーガニック・シャルドネ 2001
Fiddler's Creek
フィドラーズ・クリーク
White
Columbia Valley - Washington (USA)
コロンビア・ヴァレー - ワシントン (アメリカ合衆国)
\5002004/01/31 やまや 洋光台店やまや
本日のワインは、カリフォルニア州の北のオレゴン州のそのまた北にあるワシントン州産。 緯度的にはかなり北(北海道の北)なんだけど、 米国ではカリフォルニア州に次いで第2位の生産高らしい。 乾燥していて夏の気温が高く、日照時間が長いのが良いんだとか。 最近はWebでチョロチョロっと検索するとこういう情報が手に入るのが良いですな。 で、このワインは一本500円の激安モノなんだけど、 「オーガニック」なんて書いてあるし、いわゆる安ワインとは一線を画す雰囲気。 単なるハッタリかそうでないか興味深いトコロ。
色は薄め、でも値段を考えると比較的ちゃんとしたレモン色。 香りもなかなかのもの。決してボリュームはないけど、蜜の多いリンゴの香りがしっかりある。 味も悪くない。糖分は高く無さそうだけど蜂蜜っぽいコクがあるし、 やや大味ながら酸もしっかりしている。苦味もあるけどこれくらいは良いアクセントでしょう。 全体にちょっとガチャガチャしてはいるけどあまり気にならないレベル。 裏ラベルには「柑橘系の香り」やら「完熟リンゴとヴァニラを合わせた上品な味わい」やら書いてあるけど、 『香りがリンゴだよなぁ、ヴァニラはどうかなぁ』 と若干の疑問はあるものの、決して誇大広告とは思えずなんとなく納得がいく。
これはこれはお見逸れしました、って感じ。 500円でこの内容はかなり良く出来ている。 1,000円台後半と言われても納得しそうな内容。 ちなみに、赤のカベルネ・フランも同時に購入している。そっちも楽しみ楽しみ。
74点自宅にて

11日(水祝)

本日は師範所属のバンドの練習。で、練習後いつも行く土風炉 代々木店 (そういえば本道場には書いてなかった)がなぜか満席だったため、新規開拓で焼肉屋へ。
行ったのは炭火焼肉酒家 牛兵衛 代々木店というところ。
多分チェーン店だと思う。なんとなくモダンな焼肉屋で今風の雰囲気。
メンバー4人で食べた/飲んだのは・・・

お通し (\400)×4
キムチ盛り合わせ (\680)
白菜キムチ (\400)
ナムル盛り合わせ (\680)
ユッケ (\1,000)
特製ネギ塩タン (\900)
中落ちカルビ (\1,000)
熟成ハラミ (\900)×2
カシラ塩 (\680)×2
コプチャン塩 (\580)
ホルモン (\680)
レバー (\780)
上ミノ (\800)
豚ロース塩 (\780)
サンチュ (\480)
きのこ焼き盛り合わせ (\980)
ねぎチヂミ (\700)
子持ち本シシャモ (\390)
わかめスープ (\500)

生ビール (\480)×19
生グレープフルーツサワー (\480)×8
生レモンサワー (\450)×2
カシスソーダ (\500)
ウォッカ (\500)

その他消費税 1,603円、サービス料 1,527円で合計33,680円。
喰いも喰ったり飲みも飲んだり、ですな。

で、肝心の味なんだけど、これがなかなか美味いです。 安売り(に限らず)チェーン店の焼肉屋って、かなりイケてない店が多い印象があるんだけど、 ここは思いのほか美味しかった。どの肉も期待に違わぬ高品質。
酒類に関しては(特徴の無いものばかりを飲んだんで)特にコメントすることはないけど、 単価500円以下ばっかりだから安いっちゃ安いんでしょうかね。
お会計の絶対額33,680円は決して安くないけど、 内蔵系を中心に本能の赴くままに注文して、 浴びるように酒飲んでこの値段だったらまずまず満足でございます。

10日(火)

Forest Cellers Zinfandel 2000
フォレスト・セラーズ ジンファンデル 2000
Forest Cellers
フォレスト・セラーズ
Red

California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\7222004/01/24 関内 サンタムールカツミ商会
今週は水曜が休日、従って火曜は休前日となるんで変則休肝日。ってなわけで飲んでおります。 夕食はカボチャと鶏肉のグラタン。 あんまり渋い赤だとイマイチかなぁ、と思って在庫リスト(っつったって頭で覚えられるくらいの在庫) を調査すると、ありましたありました、ちょうど良さげなブツが。 というわけで選んだのがカリフォルニアのジンファンデル。 久しぶりのジンファンデルだけど、この品種って甘酸っぱくて渋みは穏やかなものが多いんで、 グラタンなんかと丁度良いはず、と信じて。
色は赤紫。エッジのあたりになんとなくオレンジを感じるのは品種の特性か熟成か判別できず。 香りは、いかにも甘酸っぱくて全く想像通りの香り。 で、飲んでみると確かに甘酸っぱい。ただ、思いのほか熟成した感じがあって、 なんだか違和感のある飲み口。 飲み干したグラスを嗅ぐと、なんだか唾液っぽいというかおばあちゃんの部屋っぽいというか、 古くさくて退廃的な香りがあるのも違和感を助長。
2000年産なのになんだかとっても古臭い感じがするワイン。 2000年なんて新しいようで既に足掛け4年経ってるんで、 こういうのもアリかも知れないけど、それにしてもちょっと進み過ぎの感がある (コルクは樹脂製なんで、ブショネってことは無いと思う)。 というわけで、グラタンとの相性は検証し得なかったけど、 実際上あまり合いそうではなかったかな。 グラタンにはやや温度高めで飲むコッテリ系の白かも。
61点自宅にて

8日(日)

La Demoiselle de Sociando-Mallet 2001
ラ・ドモワゼル・ド・ソシアンド・マレ 2001
Ch. Sociando-Mallet
シャトー・ソシアンド・マレ
Rouge
Haut-Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,6152004/01/24 関内 サンタムールカツミ商会
本日の夕食は骨付き鶏モモ肉のオーブン焼きをメインに鶏肝の甘辛煮とかニラ玉とか。 師範は幼少の頃よりこのモモ焼きが好き。なんだかご馳走って感じがするからね。 パリッとした皮と、焼けて血の固まったところが特に好きだったり。 で、ご馳走なわけだからワインもそれなりのモノを。 選んだのは、定評あるブルジョワ級"シャトー・ソシアンド・マレ"のセカンド。 ファーストとは過去19731992と稽古済み。 親分並みとはいかないまでも、それなりに名前負けしないことを期待して。
色は十分に濃い。ネットリ感もあってなかなか高級感がある。 香りは、いかにもボルドーな焦がしの効いたイガラっぽさがメイン。 カシスのような果実香ももちろん。 味は、抜栓直後こそややそっけない雰囲気で渋みだけが固く存在感を示していたんだけど、 飲み進めると甘味も感じられるようになる。
こういうワインは時間が経つと大きく開くと思って、 ゆっくり飲んでたんだけど、抜栓後3時間経ってもそれほどでも無かったかな? やっぱりもう少し瓶熟させないといけないのかも。
さすがは一流ドコロのセカンド・ワイン、そんじょそこらのボルドーとは一味違う充実感。 でも、所詮セカンドはセカンド、って感じがしないでもない。 値段を考えれば全く問題ないレベルではあるけどね。
79点自宅にて

7日(土)

プチ師範代が「観覧車に乗りたい」というので、 そういえば横浜港北ニュータウンの阪急屋上にあったなぁ、と思い出し港北方面へお出かけ。

昼食は、横浜市営地下鉄のセンター北駅からほど近いところにあるピザハウス MOCCOという店で。 実は、その近所の別のイタリア料理店に行くつもりだったけど、 あいにくその店が潰れてたんで、急遽(たまたま見かけた)この店に入ったって寸法。
店内はテーブル5つのこじんまりした広さ。でも同じくらいのテーブルがテラスにも置いてあって、 店内と外の仕切りも大きなガラスの引き戸なんで、 気候のいい折にはオープンテラスで気持ちが良いかも。
注文した料理は以下。
師範:ランチBセット \1,250
(本日のパスタ、スープ、サラダ、タコのマリネ+グラスワイン、コーヒー)
師範代:ランチCセット \1,250
(本日のパスタ、スープ、サラダ、ケーキ、コーヒー)
プチ師範代:エビのピザ \800
本日のパスタは菜の花とベーコンの和風スパゲティ、スープは具だくさんの野菜スープ。 ケーキはイチゴのシャーベットをチョイスして。

パスタは、これでもか!ってくらいのニンニクの香りとか茹で具合とかは好きなんだけど、 正直言って師範にはちょっと味が濃過ぎた。ピザも同様にかなり濃い味。 反対に、サラダやスープはかなり薄めの味付け。 タコのマリネは(意図的かどうかはわからないけど)若干凍ってた。 セットについていたグラスワインはPrimavera(プリマヴェーラ)という激安白。 もっさりと重甘くてかなりイマイチ。
・・・と、料理の味としてはどうかなぁ、と思うところもあったけど、 フロアの女性の応対が素晴らしく良くて、そういうマイナス面を補って余りある気分に。 特に、子供への気配りがあると子連れ客としてはホントにほっとするんだよね。


常連さんっぽい方も多く、かなり繁盛している感じの店でした。

夕食は家で。

Nuits St-Georges 1999
ニュイ・サン・ジョルジュ 1999
David Duband
ダヴィド・デュヴァン
Rouge
Nuits-St-Georges
ニュイ・サン・ジョルジュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2.5002004/01/31 やまや 洋光台店やまや
夕食は天ぷら。本日の天ぷら種は、海老(ブラックタイガー)、白身魚(真ダラ)、 サツマイモ、タラの芽、人参、インゲン、ピーマン。ご飯は梅じゃこご飯。 合わせるワインは定石的には白ワインかも知れないけど、 なんとなく赤、それもそこそこ良いブルゴーニュが合いそうな気がして (というかソレが飲みたくて)チョイス。 造り手は、最近メキメキと頭角を現しつつあるらしいダヴィド・デュバン。 道場的には以前にオート・コート・ド・ニュイの2000と稽古経験アリ
色は、1999年のブルゴーニュらしくかなり濃く暗い色合い。 香り・・・これがコルクを抜いた瞬間から素晴らしい。 カラメルのような甘く焦がした樽香とセメダインのようにツーッとキレイな果実香、 およそこの値段をワインとは思えないハイレベルな雰囲気。 味は、もちろん不味くはないけど、抜栓直後は厚みに欠けて渋味も固い感じで若干物足りなく感じた。 でも、抜栓後時間が経つにつれ甘味も増して、味わい的にも美味しいワインに変化。
コレはアタリです。ややモダン過ぎるというか技巧的な感じがするし、 どことなく力を出し切れていないというか「TOTOスーパー陸上男子100mに出場したカール・ルイス、 中盤からダントツトップで後半は流して走って記録は平凡」的な印象が無いではない。 でも、余計なこと考えずにピュアな心で飲むと美味いものは美味い。
追記:抜栓後4時間経ったら酸っぱくなった。葡萄の体力としては大したことないのかも。
85点自宅にて

6日(金)

Chardonnay 2001
シャルドネ 2001
Dom. de la Noble
ドメーヌ・ド・ラ・ノーブル
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\6772004/01/24 関内 サンタムールカツミ商会
夕食は、あさりバター、豚の生姜焼き、キュウリとカニカマのサラダ、塩トマトとベビーリーフのサラダ。 なかなか赤白のチョイスに迷うメニューですな。 というわけで、相性がウンタラとか言うこととは別に、飲みたかったのは白なんでコレを。 この造り手は、 昨年秋にソーヴィニョン・ブランと稽古して大変好印象だった所。 冷やしては居なかったんで、常温(といっても冬場なんでそこそこ寒い)から飲み始め。
色は結構濃いレモン色。香りは、弱めながらも雰囲気はなかなかナイス。 プチ師範代に聞いたら「梨の香り」らしいけど、ホントに梨っぽい香りがいっぱい。 口に含むとわずかに樽香も。 味も想像通り。気持ち苦味が気になる気もするけど、 ほんのり甘めでコッテリしていて、いかにも南の方のシャルドネ、って感じ。
前回のソーヴィニョン・ブランあたりと比べるとビックリ感は控えめだけど、 キッチリキッチリ値段分のパフォーマンスはこなしている。 名前的にはかなり怪しいけど、"ドメーヌ・ド・ラ・ノーブル"シリーズはなかなかイケてる感じ。
71点自宅にて

5日(木)

Friulvini Cabernet Sauvignon "Le Uve" 2002
フリウルヴィーニ カベルネ・ソーヴィニョン "レ・ウヴェ" 2002
Friulvini
フリウルヴィーニ
Rosso
Cabernet Sauvignon delle Venezie (IGT)
カベルネ・ソーヴィニョン・デッレ・ヴェネツィエ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Friuli-Venezia-Giulia (Italia)
フリウーリ・ヴェネツィア・ジューリア (イタリア)
\6802003/12/23 ザ・ガーデン東戸塚店光が丘興産
若干風邪気味だけど、 ちょっとは飲んで寝た方が寝付きが良いから、 などと都合の良い解釈をしてやっぱりワイン飲んでおります。 このワインは、イタリア北東部で造られるカベルネ・ソーヴィニョン。 アルコール度数が11%と低いのが若干怪しげ。 でも、こういう体調の芳しくない時にはそういう軽めが良さそうな気がしてチョイス。 料理は、クラムチャウダー、鶏と2種のピーマンのトマトソース炒め、ハムとチーズ。 ご飯は玉子おじや。
色は、そこそこ普通の濃さではあるけどカベルネ・ソーヴィニョンと思えばかなり薄い。 香りは、ややボリュームに欠ける感じはあるけど値段を考えるとそこそこ納得。 カベルネらしい青臭い雰囲気とか、イタリアらしい汗臭いような雰囲気とか、 それらがこぢんまりとまとまった感じ。 味は、想像以上に軽い。目をつぶって飲めば白ワインかと勘違いしそうなくらいの軽さ。 いくらなんでもこれは軽すぎかなぁ、と思いつつ飲み進めたんだけど・・・
飲み始めて1時間も経つと、 軽さってのはあまり気にならない、というかプラス要因に思えて来る。 更には、軽い味わいの中で甘味が前面に出てきて好印象。 こういうところは、醗酵を制御している(糖分を残して醗酵を止める)んでしょうな。 アルコール度数が低いのもなんとなく納得。
薄くて軽くてペラッペラで、飲み始めは何じゃコリャって感じで、 決して賞賛に値するワインじゃないんだけど、 食事に合わせて一本飲むんであればスルスル入ってきて良い感じかも。 「食事と共にゴクゴクと一人で飲む」という飲兵衛&食いしん坊&安ワイン者向きのワイン。 事実、風邪気味だというのに1時間ちょっとで飲み干しちゃったりして。
68点自宅にて

4日(水)

Macon-Aze 2000
マコン・アゼ 2000
Dom. de la Garenne
ドメーヌ・ド・ラ・ガレンヌ
Blanc
Macon Aze
マコン・アゼ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,4802004/01/10 京橋ワイン大榮産業
本日のワインは、出来が良いと評判の2000年産ブルゴーニュ白。 フランスの三ツ星レストラン「ジョルジュ・ブラン」のシェフ・ソムリエ、 マルセル・ペリネという人が造っているらしい。 マコンって、上手な人が造ると非常にコスト・パフォーマンスの高いワインになるし、 販売店の宣伝文句でもベタ褒めされてたんでかなり期待していたんだけど・・・
色は普通。見ようによってはややレモン色より麦わらっぽい色が強いかな、という感じ。 香りは弱い、というか詰まって出てこない感じ。 せいぜい感じられるのは鋭利な金属のようなツンっと刺す香りのみ。 味もNG。膨らみとかがまるでなくてただただ平板、後味に芋焼酎のような香りが残るこの雰囲気は・・・
多分ブショネ。ブショネじゃないにしても何らかの理由で劣化していることは間違いない。 休肝日明けのワインがコレだと辛いなぁ。 まぁ飲めないほどじゃないんで、 「後に残すまい」という気持ちも手伝って一気に飲了。 おかげで結構酔いも廻り、早めに寝ちゃったんで翌朝更新。
(55点)自宅にて

1日(日)

本日の昼はサンリオ ピューロランドへ。 プチ師範代は別に「サンリオおたく」ってわけじゃないけど(「キティちゃん」は好きらしい)、 キャラクターの着ぐるみやらパレードやら、そこそこ楽しんでいた模様。 パレードでは、スタイルも良くお美しい女性達が全身タイツで踊るので、オッサンにも楽しめる要素が無いわけでは無い。 ま、あの内容で入場料大人2,400円(割引券使用)はなかなか強気の価格設定だとは思うけど、 好きな人は好きなんでしょうな。
夕食は、昨年秋にも行った寿司屋、鮨 割烹 鹿島へ。

注文したのは、前回とほぼ同じ内容で、
    おまかせのお造り \3,000<左写真上>
      ヒラメ、中トロ×2、タコ、数の子、ハマチ、甘エビ、コノシロ
    特上寿司 \2,300×2
    <左写真中>
      大トロ2貫、甘エビ、イクラ、ウニ、ヒラメのエンガワ、鉄火巻、玉子焼
    子供寿司 \1,000<左写真下>
      イクラ、エビ、マグロ、玉子焼、干瓢巻、キュウリとデンブの巻物
お造りは、量的には少なめだけど見た目も質も良くて、今回も納得の3,000円。 惜しむらくはマグロはそんなに要らないから別のものを載せて貰えば良かったかな、と。
特上寿司は、前回の特々寿司より1ランク下げたセットだけど、 活き車えびが甘エビになってトロ鉄火が普通の鉄火巻になった、って差かな。 欲を言えば、安いやつでいいからもう一貫欲しいところ。 子供寿司は、内容的にも全く前回同様。 一貫を半分に切ってあったりして数が多いので、 写真的にはこっちの方が豪華に見えたりしますな。 プチ師範代はバクバク喰ってました。
お酒の注文は以下。
生ビール(エビス) \500×2
緑 純米吟醸 \800(一合)
四季桜 純米吟醸 \800(一合)
今回は清酒の差が良く判らなかった。 どちらもスッキリ系でするする飲める雰囲気だったような。

お会計は、前回よりやや安くて13,000円弱。まずまず納得の内容であります。


前月分

by 師範