稽古日誌:2009年2月

 大変久しぶりにワイン関連の本を購入、講談社の世界のワイン事典2009-10年版。 右写真の上がそれ、下は13年前に買った世界の名酒事典1996年版。 1996年版のほうはもう眺め潰して表紙が取れちゃってます。 師範は、主観の入ったHowTo本/バイヤーズガイドより、 こういう客観的な情報がたくさん載っているものが好きだったりします。 昔から図鑑の類が好きだった、というのもあるけどね。
 さて中を見比べると、暦が一回りする間にワインの値段がどう変わったか判って大変興味深いわけで、 その一端を皆さんにご紹介。


 
高級ワイン比較ポイント1996年版価格(年)2009年版価格(年)値上がり率
Ch. Latour (Pauillac)同一ヴィンテージ\20,000 (1990)\245,000 (1990)12.25倍
直近ヴィンテージ\12,000 (1992)\140,000 (2005)11.67倍
Romanee Conti [DRC] (Vosne-Romanee)同一ヴィンテージ\150,000 (1990)\2,884,600 (1990)19.23倍
直近ヴィンテージ\150,000 (1990)\1,400,000 (2004)9,33倍
Salon (Champagne)直近ヴィンテージ\15,000 (1982)\50,000 (1997)3.33倍

 同一ヴィンテージはなんと軒並み10倍以上の値上がり率。 さすがにこれらは極端な例だとは思うけど、10年で10倍以上になるんだったら、 そりゃ飲み物じゃなくて投機の対象にもなりますわな。 でも、最新ヴィンテージでもここまで上がっちゃうと、投機的なウマミは無いでしょうな。 とすれば待ってりゃ自然と下がってくるかな、と。

 で、我らが安ワインクラスはどうかというと・・・

安ワイン比較ポイント1996年版価格(年)2009年版価格(年)値上がり率
Michel Lynch (AC Bordeaux)直近ヴィンテージ\1,500 (1994)\1,900 (2006)1.26倍
Bourgogne [Faiveley] (AC Bourgogne)直近ヴィンテージ\2,500 (1993)\2,500 (2005)1.00倍
Cotes du Rhone [Guigal] (AC Cotes du Rhone)直近ヴィンテージ\2,000 (1992)\2,000 (2006)1.00倍

 ・・・と、価格据置か若干値上がり程度。 敢えてそういうのを選んだわけじゃなくて、カタログ表記上はホントに変わってないんですよ、このクラスの希望小売価格は。 ほーら皆さん、少なくとも今は安ワイン飲んだ方がおトクでしょ?

 ちなみにこの本の値段も1996版が3,700円、2009年版が3,990円。 ページ数は若干減っているけど、 ワインに特化されて無駄が無いのと「世界の原産地呼称ブック」という別冊付録も付いていることを考えると、 ほとんど値上げ無しと言って良いでしょう。偉いぞ講談社・・・って長いな、今月の枕。
楽天ブックスへのリンク: 世界のワイン事典(2009-10年版) \3,990

翌月分

28日(土)

Montepulciano d'Abruzzo 2005
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ 2005
Masciarelli
マシャレッリ
Rosso
Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
\1,055 (単品価格 \1,512)2009/02/10 金沢マル源酒店 オーデックス・ジャパン
 本日の夕食は、和風ステーキ、マカロニサラダ。 ステーキの肉は、師範代実家から貰った佐賀牛と、スーパーで買ってきた豪州牛。 全く性質の異なる肉が2種類あるってのは食べ飽きなくて良いですな。 さてさてワインは、 「送料無料!お手軽セット!!イタリア赤ワイン6本セット」\6,195からの一本で、 イタリア南部アブルッツォ州の赤。 この造り手は、ずいぶん以前めちゃ高級品と稽古済み。 まぁアレの再現は難しいとしても片鱗が味わえればラッキー。
 色は普通に濃い目の紫色。若干赤みがかっているかな? 香りは弱い。思いっきり嗅いで、ようやくイタリアらしい膏薬みたいな雰囲気が感じ取れる程度。 こりゃハズしたかな、と思いつつ口に含むと、これが味はなかなか良い感じなんですわ。 濃さや強さは無いけど柔らかくて甘味があって、 なんとなくブルゴーニュなんかを彷彿とさせる雰囲気。
 香りイマイチ味バッチリ、なワイン。 飲みあきもせず沈没もせず、スルスルーッと一本飲み終わり。 和風ステーキくらいの弱めな肉肉感と合わせるにはちょうど良い感じだったかも。
74点道場にて

27日(金)

Anakena "Single Vineyard" Cabernet Sauvignon 2005
アナケナ "シングル・ヴィンヤード" カベルネ・ソーヴィニョン 2005
A.F.Arco Iris
A.F.アルコ・イリス
Tinto
Rapel Valley (Chile)
ラペル・ヴァレー (チリ)
\920 (単品価格 \1,554)2008/12/16 お手軽ワイン館 中部貿易
 昨年末に買った「赤5本チリカベ★ファイブセット \4,599」から、最後の一本。 シングル・ヴィンヤードじゃない廉価版とは稽古済み。 廉価版でもカタブツなワインだったらしいので、 こちらは更に重そう、と考えるとなかなか稽古する機会なく今まで残っていたもの。 本日の料理はメンチカツ(生協の冷凍)、肉じゃが、焼きシイタケなんで、 あまり濃いワイン向けじゃないんだけれども。
 色はほぼ黒、光に透かしてもほとんど向こうが見えない濃紫色。 なんだかブドウの皮だけで造ったんじゃないのか、ってくらい濃い。 香りもミッチリ濃い。重い果実香がグジュグジュッと。 裏ラベルには『乾燥イチジクやカシス、ブラックチョコレートのニュアンス』なんて書かれている。 確かにそういう感じはあるかも。 当然ながらお味の方も渋味ガッシリ濃さバッチリ。 チビチビと舐めるように飲み進めることに。
 想像通り重くて濃いワイン。車で言えばキャディラックみたいな、 ストレートに判りやすく「豪華にしてみました」って感じ。 14.5%のアルコール度数も半端なくて、 残り1杯分を残して師範ダウン。
ショップへのリンク: チリカベ★ファイブセット (既にこのワインは含まれていませんが)
75点道場にて

25日(水)

 久しぶりに「ひとりで2本同時抜栓比較」。 確か先週、『2本並べて飲むのってなんか楽しめないよなぁ』なんて書きながら、 その舌の根も乾かないうちにこういう企画をやったり。 それが「安ワイン道場クオリティ」、要するにポリシー無。 当然1日に2本マルマルは飲めないので、それぞれ半分は明日に持ち越す予定で。

Mandra Rossa Nero d'Avola 2007
マンドラ・ロッサ ネロ・ダヴォラ 2007
Settesoli
セッテソリ
Rosso
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\952 (単品価格 \1,365)2009/02/10 金沢マル源酒店 日欧商事
 今回の比較は、同じ造り手/同じヴィンテージでの品種比較。 こちらは安イタリアによくあるネロ・ダヴォラ、 もう一方はいわゆる国際品種のカベルネ・ソーヴィニョン。 どちらも「送料無料!お手軽セット!!イタリア赤ワイン6本セット」\6,195から。 こういう企画をやろうと思ったきっかけは、同じセットにその2本が含まれていたから。 そもそもイタリアの品種ってよく理解していない (じゃぁフランスは理解しているかと問われると返答に窮するけど)から。 まずはネロ・ダヴォラというのはどういう品種か、相対的に理解したいな、と。
 色はかなり濃い目。相対的な濃さは同程度だけど、やや色調的に赤みが強いかな、という感じ。 香りは、結構甘酸っぱい梅やプラムみたいな雰囲気と、 特に顕著なのはイチゴキャンディのような香り。 イタリア産なんで、もっと汗臭いというか人懐っこい香りを想像していたけど、 この造り手はあまりそういう雰囲気は出さないみたい。 で、口に含むとこれがやはり甘酸っぱい。 それなりに若さゆえの険しさはあるけど、根っこにある人の良さは隠しおおせない感じ。
 今飲むならコッチだなぁ、と。 同じグラスを2個用意して、ラベルを下にしてどっちか判らないように注いで、 「一人ブラインドテイスティング」を試みたけど、 今回の2本に関しては明らかにソレとわかる差がありましたとさ。 とりあえずイチゴキャンディーの雰囲気があればネロ・ダヴォーラと覚えておきましょう。
 バキュバンもせず栓だけして冷蔵庫に保存した翌日、 昨日顕著に感じたイチゴキャンディーはちょっと控えめに。 それでも明るく社交的な雰囲気はいっしょ。 少なくともヘタった感じは無いです。
72点道場にて

Mandra Rossa Cabernet Sauvignon 2007
マンドラ・ロッサ カベルネ・ソーヴィニョン 2007
Settesoli
セッテソリ
Rosso
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\952 (単品価格 \1,365)2009/02/10 金沢マル源酒店 日欧商事
 品種比較のもう一方がコレ、あっちこっちの国際品種カベルネ・ソーヴィニョン。 ボトルの外観的には、ラベルの品種名だけが違うのかと思ったけど、 よく見ると(よく見なくても)ラベルの幅とか赤い部分の色合いとか文字の位置とかが若干違っていたり。 これは造り手が敢えてそうしているのか、はたまたイタリアらしいアバウトさでそうなっているのかは不明。
 前のワインで書いたように、色の濃さは同程度ながらやや青めの色調。 香りは、一言で言うと重くて暗い。クソ真面目なというか、 青っぽさも相まって遊びの無いギシガシに固い感じの香り。 味も固いなぁ。そこそこの酸味とほのかな甘味もあるけど、 口腔内を圧倒的に支配するのは幕を張るような渋味。
 イタリアの、それも島嶼部のワインではあるんだけど、 かもし出す雰囲気はボルドーの安ワインっぽい。それも結構チカラの入ったやつ。 もちろん絶対的にはイタリアらしい雰囲気もあったりするんだろうけど、 飲み比べだと差分を強く感じてしまいます。 とりあえず青くて重いのはカベルネ・ソーヴィニョン、ということで。
 こちらもバキュバンもせず栓だけして冷蔵庫に保存した翌日、 ちょっとは柔らかくなることを期待したけどあいにく固いまんま。 酸化耐性があって、簡単にヘタるワインよりは良いけど、 今飲んでも楽しくないワインとの印象は翌日も変わらず。
69点道場にて

22日(日)

 今週の朝散歩は道場から南方面へ。狩場インターの下を通って横浜市児童遊園地、 そのあと箱根駅伝で有名な権太坂から境木を回ってくる、 総行程約9km、90分1万歩コース。
 児童遊園地(といってもほとんど遊具みたいなのはない自然公園みたいなところ)の梅は今ちょうど見ごろでした。 コンパクトデジタルスチルカメラを持ってはいたんだけど、 うっかりメモリーカードを入れ忘れていて使えず、代わりに携帯電話で撮影。 でもこのサイズにすると写真の良し悪しなんてわからんですな、あはは。

Ardeche Chardonnay 2006
アルデシュ シャルドネ 2006
Louis Latour
ルイ・ラトゥール
Blanc
Coteaux de l'Ardeche (VdP)
コトー・ド・ラルデシュ (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,1552009/02/10 金沢マル源酒店 マキシアム・ジャパン
 本日の夕食は、大根とヒイカの煮物、マグロとブリの刺身、シメサバ、小松菜のおひたしという和風メニュー。 ワインは、ブルゴーニュの大手ルイ・ラトゥールが南仏で造る白を。 この銘柄の上級品、グラン・ダルデシュとはよく稽古してたけど、 樽熟させていないこの廉価版とは道場初。とはいえ道場稽古以前には結構飲んでました。 今日のメニューはあまり樽なんかが効いてないスッキリ系が良さそうだと考えチョイスした次第。
 色は、薄めではあるけどちゃんとレモンを感じる色合い。 香りは、これぞ南のシャルドネな、リンゴっぽいフルーツ香に蜜っぽい香りがプラス。 樽はないけど、これはこれでバランスとしてはまとまっている。 味も、とりわけ突出した何かがあるわけでなく、白ワインの味ですねぇ〜な雰囲気。
 さすがは大手、期待したトコロをハズさないなぁ、と。 そもそもワインには厳しいメニューだったんで、これくらい主張控えめなワインが良かったわけで、 コレはまさしくそういう用途に即していた、と。
ショップへのリンク: Ardeche Chardonnay 2006 (Louis Latour)
73点道場にて

21日(土)

Modello delle Venezie 2007
モデッロ・デッレ・ヴェネツィエ 2007
Masi
マァジ
Rosso
Rosso Delle Venezie (IGT)
(インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\806 (単品価格 \1,155)2009/02/10 金沢マル源酒店 日欧商事
 本日師範代は学童の父母会で不在なんで、夕食は師範が担当。 お手軽メニューのレパートリーの中から、本日選んだのはお好み焼き。 キャベツを千切りにして生地と混ぜ合わせる、広島風と関西風の中間、岡山風かな?(違う)。 さてワインは「送料無料!お手軽セット!!イタリア赤ワイン6本セット」\6,195からの一本。 この銘柄は4年前に2002産と稽古済み。 軽いけど手堅くバランスの良いワインという印象。 なぜこれを選んだかというと、一昨日のウンブリア産とちょっと比較したいってのもあったけど、 なにより手持ちの中でアルコール度数が一番低かった(12%)から。 そうしないと一昨日のがなくならないからね。
 さて抜栓。コルクは真っ白な人造モノ。 違和感はあるけどまぁ良いんじゃないっすかね、このクラスだと。 ワインの色は、やや赤めのストレートな紫色。 香りは、いかにもイタリア、いかにもヴェネトといった感じの、 桜餅とか膏薬とかみたいな雰囲気のイタリア香。 味は、軽めながらも甘酸渋のバランスが良くて、クイクイッといける感じ。
 さすが大手だなぁ、非常に上手いワイン、という感じ。「非常に美味い」じゃなくて「非常に上手い」ね。 一昨日のと比べてもその差歴然、 大人数とか、ハウスワインとか、そういう用途にはピッタリって感じ。 狙っているポイントがピシッと来ているなぁ、と。
73点道場にて

20日(金)

Maison Galhaud Viognier - Muscat 2007
メゾン・ガロー ヴィオニエ-ミュスカ 2007
Maison Galhaud
メゾン・ガロー
Blanc
Cotes Catalanes (VdP)
コート・カタラーヌ (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,4702009/02/10 金沢マル源酒店 ディオニー
 本日の夕食は、最近のヒットメニューであるモツ鍋。 モツ鍋の麺はチャンポン麺だと完璧なんだけど、売ってないんだよなぁ、関東地方では。 そこで次善の策としてマルチャンの「鍋用ラーメン」というのを使ってるんだけど、 麺が細すぎて味の濃いスープの絡みが良すぎるのと、 打ち粉でとろみがついちゃうのが難点。 さてワインはというと、赤でも白でも良さそうなメニューだけど、 昨日の赤がまだ残っているので本日は白をチョイス。 選んだのは南仏産の白で、品種がヴィオニエとミュスカという不思議な組み合わせ。
 飲もうと思ってボトルを持ってみると、どっしり重いヘビーボトル。 おぉっとちょっぴり期待。 キャップシールを剥がすと、瓶口のまわりがベタベタ。どっかで噴いてますな。 というわけで抜栓前の印象勝負は1勝1負。 グラスに注ぐと、色はかなり薄め、清酒の濃いヤツみたいな色合い。 グラスに鼻を近づけると、これが凄いんですわ、香り。 思いっきりマスカットの香り、それが尋常ならざるボリュームでドカンと発破。 プチ師範代に嗅がせたら「アロエヨーグルトの香り」だそうな。確かにそうとも言えます。 味のほうは甘さ控えめ、ほんのり苦味。食中酒としてはちょうど良い甘さと苦味なんだけど、 香りの雰囲気が甘っ甘なんで、口に含んだ時に若干のギャップを感じたり。
 とにかくフレッシュ&フルーティなマスカットの香りいっぱいで、 まるでジュースを飲んでるみたーい、なワイン。お子ちゃま味覚な師範にはかなり好印象。 で、これをジュースみたいにガブガブ飲んでると13%のアルコール度数が効いてくるわけで、 完飲後即沈没。昨日の赤まで達せませんでした。 というわけで、ホワイトデーあたりにお目当ての女性を沈没させたいプレイボーイ諸氏にもお薦め。
ショップへのリンク: Maison Galhaud Viognier - Muscat 2007
78点道場にて

19日(木)

Umbria Sangiovese 2007
ウンブリア サンジョヴェーゼ 2007
Bigi
ビジ
Rosso
Umbria (IGT)
ウンブリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Umbria (Italia)
ウンブリア (イタリア)
\879 (単品価格 \1,260)2009/02/10 金沢マル源酒店 フードライナー
 本日のワインは、金沢マル源酒店の「送料無料!お手軽セット!!イタリア赤ワイン6本セット」\6,195からの一本。 未だにイタリアは良く判らないので、ちょっと集中稽古してみましょう、という魂胆。 このワインの造り手は"BIGI(ビジ)"というところらしいけど、 そのロゴが師範の若かりし頃流行した洋服のブランド"Men's BIGI(メンズ・ビギ)"にそっくり。 懐かしいなぁと思って調べたら、まだMen's BIGIってブランド、存在しているんですな。 失礼しました。師範も既にオッサンなんでそのあたりトンと無頓着になっております。
 ・・・とワインに関係ないことは置いといて、と。 色は結構キレイ、薄くなく濃くなくで澄んだ感じのピュアな紫色。 香りは残念ながら極めて弱い。深〜く嗅いでやっとリンゴの皮の部分みたいな果実香が感じられる程度。 味も思いっきり軽い。悪い意味で水のように存在感の無いワイン。
 うーん、ラベルの感じなんかからはもっとしっかりした内容を想像したのになぁ。 不味いってほどでもないんだけど、飲んでてあまり楽しくなくて、4分の1くらいは残しちゃいました。 コレ、どうやって消費するかなぁ、とちょっとブルーになる1本。
 翌々日再稽古。やっぱりイマイチなワインです、ハイ。
65点道場にて

18日(水)

Kumala Chenin Blanc / Chardonnay 2007
クマラ シュナン・ブラン/シャルドネ 2007
Kumala
クマラ
White

Western Cape (South Africa)
ウエスタン・ケープ (南アフリカ)
\9002009/01/26 カーヴ・ド・リラックス コンステレーション・ワインズ・ジャパン
 本日の夕食は、子供ら大好き、でもワインとの相性はイマイチな料理であるおでん。 相性が悪い原因を考察すると、 まず第一に「おでん以外にサイドメニューがない」ことが挙げられる。 師範家だけかもしれないけど、通常の夕食は2〜3品のおかずがあるのに、 おでんのときはおでんのみ。おでん自体にいろいろな食材が入っているからね。 これがまず相性面で逃げ場を無くしていると考察。 第二に、「全部同じ魚系出汁の味」ということ。 通常の煮込み料理より、全体のフレーバーの統一感が強くないっすか?おでんって。 これでますます逃げ場がなくなり、なんだか合わないなぁ、ってなるような。 というわけで、夕食がおでんならおとなしく清酒でも飲んでれば良いんだけど、 「安ワイン道場師範」の悲しいサガ、やっぱりワインを開けるわけです。 選んだのは、南アフリカ産の白で、品種はシュナン・ブラン70%、シャルドネ30%。 なんとなく良いかな、と思って。「なんとなく」だけど。
 色は、普通の安ワインの色と比べるとややレモンの果肉っぽい、というかちゃんとした雰囲気の色。 香りは、ボリューム軽め、甘いリンゴとか梨っぽい果実香とほんのり樽香。 小さめの香りながらまずまずの雰囲気。 味も香りのイメージ通り小さめ。でも特になんの障害も無いというか、 普通にクイクイ飲める味わい。
 主張は控えめながらそれなりにワインらしさを湛えたワイン。 このおとなしめな感じがおでんの相方としては良かったように思います。 お値段900円ということを考えると文句無いです。
70点道場にて

15日(日)

 先週先々週とサボった朝散歩を再開。 今日はプチ師範代も行きたいということだったんで、目的地を近場に選んで保土ヶ谷公園へ。 朝6時半に家を出て、帰ってきたのは8時ごろ。

 保土ヶ谷公園では「梅祭り」が始まっておりました。 また、今日は第1第3日曜なんで、朝市も開催。 地元産の新鮮な大根、蕪、菜の花、農家の人が漬けた白菜漬なんかを調達。 早起きは三文の得であります。

Saint-Aubin 2003
サン・トーバン 2003
Catherine & Dominique Derain
カトリーヌ&ドミニク・ドゥラン
Blanc
Saint-Aubin
サン・トーバン
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,6802009/01/26 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の夕食は、マグロ/ヒラメ/タコの刺身、菜の花の酢味噌和え、蕪のお吸い物、 蕪の葉とちりめんじゃこの炒め物。 暖かい気候につられて、なんとなく春めいたメニュー。 ワインもちょっと春っぽい感じでブルゴーニュ白を。 このワイン、通常売価3,980円と稽古範囲外のものがセールで2,680円。 「ブドウはビオディナミで栽培」とのこと。 「ビオディナミ」とはご存知オカルト風味の自然農法のこと。 キャップシールに蝋が使ってあり、高級感はあるんだけどコレ超めんどうなんだよね。
 さて抜栓。色は薄い琥珀色。若いアルマニャックのような色合い。 2003年とやや古めではあるけど、この色はちょっと進みすぎな感じ。 香りは、飴っぽい感じが薄っすらとする以外、樽も無ければ果実も無くて非常に寂しげ。 味はかなり平板。 酸味はボケていて、大人びたコクだけが顕著に感じられる。 正直言って「若くして逝きかけ」に感じられるワイン。
 裏ラベルを見ると、高らかに"Sans Soufre(無硫黄=亜硫酸塩無添加)"と書かれている。 やっぱりね、酸化防止剤入れずに長期保存させるのは難しいんじゃないかと。 しかしながらインポーターのラベルには「酸化防止剤(亜硫酸塩)」が添加されている旨書かれている。 これって変じゃないっすかね? このワインのこの状態は酸化防止剤を添加していないからこうなっているんだと思うので、 ここは正しい情報を表記すべきじゃないかと。 少なくとも師範にとってはこの状態は既に「劣化」が始まっているように感じられ、 セール品ということで売る側も知ってのことだろうなぁ、と思うです。
 お知り合いのサイトでも飲まれていて、そこでは美味かったらしい。 道場のは「溌剌」なんて言葉とは対極にあったわけなんで、 これはハズレを掴んだということですか。 一を見て十を知ったような発言、大変失礼致しました。
55点道場にて

14日(土)

 本日の昼は、プチ師範代といっしょに横浜駅前へお出かけ。 昼食は、横浜駅界隈では結構好きな回転寿司魚浜へ。 時間は午後2時過ぎ、並ばなくても良いけどほぼ満席くらいの人の入り。

 食べたのは以下。
師範:ツブ貝マダイイカ×2、
   メダイカンパチ甘エビスズキ
プチ師範代;エビマグロ玉子焼き菜の花×2
飲み物は、生ビールグレープフルーツサワー

 右写真のイカは1皿100円(二貫あったけど一貫は食べちゃってます)、でもコレが美味しかったんですわ。だからリピート。 プチ師範代はなぜか菜の花がヒット、それをリピート。

 お値段はトータルで3,000円強。ちょろっと食べるには非常に具合の良い回転寿司であります。
 さて本日はバレンタインデー。 夕食は、子供らがミニ・チョコレートケーキ(左写真)を、師範代は煮豚(右写真)を作ってくれました。 ありがたいことであります。 持つべきものは愛すべき家族であります。

Savigny-les-Beaune Premier Cru "Les Lavieres" 2005
サヴィニ・レ・ボーヌ プルミエ・クリュ "レ・ラヴィエール" 2005
Dom. Chandon de Briailles
ドメーヌ・シャンドン・ド・ブリアイユ
Rouge
Savigny les Beaune 1er Cru
サヴィニ・レ・ボーヌ一級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,4802009/01/26 カーヴ・ド・リラックス トーメンフーズ
 ワインのほうもちょっと気張って、ちょっぴり破戒価格の高級ワインをチョイス。 近所の村の、同じく一級畑の1997年産と8年前に稽古済み、 ちなみに特級畑とは昨年稽古済み。 一級のほうが好印象だったもよう・・・というか出来てから飲むまでの期間の違いかな? 若飲みしたほうが良いみたい。 いずれにせよ、 しみじみ美味しい系なんで大人数で飲むより一人で飲んだほうがナイスな造り手という印象があるんで、 バレンタインデーの今日、自分へのご褒美に抜栓。
 色は決して濃くは無い、というか格付けとヴィンテージを考えるとやや薄めの紫色だけど、 エキス分が濃そうというか、照りのある見た目。 香りは、南のブルゴーニュらしく妖艶系、動物っぽいムワッと来る香りがブワッと。 あと、2005年産でまだ若いんだけどいわゆるピュアな果実香ってのはあまり感じず、 針葉樹みたいなスーッと清涼感のある香りがある。 この人のワインってのは一貫してこういう香りの傾向ですな。 味は、いつ口に入ったのか判らないくらいスムーズに流れ込んできて、 徐々に存在感を増して喉元の奥へ過ぎ去っていく感じ。 甘くなく酸っぱくなく渋くなくだけど、 トータルではそこそこシッカリした存在感があるあたりはさすが。
 こういうワインはジックリ飲んで吉だと思うけど、 こういうワインだからこそスイスイ入っちゃって2時間も待たずに1本飲み終わり。 シャンドン・ド・ブリアイユ、地味だけど良い造り手だと思う。 ホントに「地味」なんだけどね。
82点道場にて

13日(金)

Carraia Viognier 2007
カライア ヴィオニエ 2007
Castellani
カステッラーニ
Bianco
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\1,0002009/01/26 カーヴ・ド・リラックス オーバーシーズ
 本日のワインはシチリア産のヴィオニエ。 ヴィオニエって、フランスのローヌ地方の一部で栽培されている希少品種、 みたいなイメージがあったけど、最近はフランス以外でもあちこち見かけるようになりましたな。 一番入手が容易っぽいところではチリのコノスル (写真古!あと値段安!)のものだったりするけど、 それ以外に南仏のものでも良く見かけたり。意外と暑い地方に強い品種なのかな? ちなみに本日の夕食は、牡蠣とホウレンソウの炒め物とか。
 色は、1,000円くらいのワインと思えばやや濃い目の黄金色。 香りは、この甘〜い花のような感じはいかにもヴィオニエ。 もうまるで蜜。ソーテルヌと高級ブルゴーニュ白の甘っぽい感じを足して水で割った感じ。 そういう勢いで、口に含むとこれがなかなかストイック。 甘味はほとんどないし、ワイン自体の厚みとしてもスレンダー系。 ただ、アフターにシッカリとした旨みを残していくんで、頼りなくは無いけど。
 確かにヴィオニエらしい華やかな雰囲気はあるけど、名前の通りちょっと「からい」わ。 シチリアという産地から、もっと日に焼けて豊満で人懐っこくて、 というボディを想像するけど、 実際は意外と都会的でドライなスタイルのワイン。
71点道場にて

11日(水祝)

 祝日の今日、子供らを連れて横浜市の動物園「ズーラシア」へ。 プチ師範代が学校から招待券を貰ってきたんで入園無料。 それが無くても、未就学児と一緒で、Webサイトの無料クーポン (コレ)を持っていけば、 5名まで入園無料らしいです(3/31まで)、とお得情報を。
 朝10時30分過ぎに入園して、現地でお弁当食べて、園を出たのは午後3時30分過ぎ。 たっぷり遊んだ(大人はグッタリ)な一日でありました。 ちなみに左写真はゴールデン・ターキン、右写真はオカピ。どちらもズーラシアにいる希少動物らしいです。

Dressy Rose N.V.
ドレッシー ロゼ (ヴィンテージ無し)
メルシャン
Sparkling
発泡
(日本)
\470 (360ml)2009/02/11 リカー&フーズ あいちや
 昼間の動物園でヘトヘトなんで、夕食は良く行く近所の焼肉屋で外食。 残念ながらそこにはワインは置いてないんで、飲んだのは瓶ビール2本。 当然帰宅後にもチョロッと飲みたくなることが想像されたので、 午後のうちに超近所の酒屋で食後チビチビ用のワインを調達。 大手国内メーカーが造る「輸入ぶどう果汁・輸入ワイン使用」なスパークリング。 こういう場合”国産”というべきなのかしら、と悩むところ。 また、「酸味料、香料、酸化防止剤(亜硫酸塩)」が添加されているようであります。
 色は、非常にキレイな濃ピンク色。添加物に着色料の記載はないので、ちゃんとブドウ由来のキレイさだと思われます。 香りは、いかにもブドウらしい、マスカットみたいな香りがパッと。こちらもなかなか良く出来ています。 味は、まず泡立ちが非常に弱いのがスパークリングワインとしては減点対象。 「微発泡」って書いといたほうが良いくらい。 あと、かなり甘いです。今日の場合は食事と一緒じゃなくて食後にチビチビなんでそれほど気にならないけど、 食事と一緒だとちょっと辛いんじゃないかな?
 いわゆるシャンパーニュ含めたスパークリングワインとはかなり違う雰囲気だけど、 良く出来たチューハイと思えばそういう感じかな、と。 日本人の技術力のタマモノか、雑巾臭さとかみたいなネガティブな要素が無いのはさすがです。
68点道場にて

10日(火)

Ventisquero Classico Syrah 2006
べンティスケーロ クラッシコ シラー 2006
Ventisquero
べンティスケーロ
Tinto

Valle Colchagua (Chile)
バレ・コルチャグア (チリ)
\9502009/01/26 カーヴ・ド・リラックス アンデス・アジア
 本来火曜日は休肝日でありますが、明日は全国的に祝日、当然スチャラカ社会人な師範も明日はお休み、 こんな日に飲まないってのは有り得ない選択であります。 というわけで、休肝日は木曜に延期、 夕食のメニューたる豚肉とブロッコリーとシメジのオイスターソース炒めに合いそうなワインを選択。 選んだのは、最近品質向上著しいチリ産で、これまで稽古経験の無い造り手さん。 まだまだ南米は広うございます。
 色はしっかりと濃い紫色。南米産なんて色で品種の特徴を現すのはほぼ困難ですな。 香りは、シラー(フランス産)というより、シラーズ(オーストラリア産)みたいな感じ。 ミシッと詰まった果実香の裏に、ガスとかドリアンみたいなマヌケな香りがプラス。 味は、なにより顕著なのはその甘さ。カテゴリーで言えば「甘口赤ワイン」という新境地を開いたような、 甘く感じるってレベルじゃなくてリアルに糖度が高い味わい。
 いわゆるニューワールドなワインだけど、さすがにこの甘さは珍しいレベルだと思う。 その珍しさがゆえに、「これはカリフォルニアのスクリーミング・イーグルです」なんて言われれば、 なるほどこの甘味がパーカー100点ねぇ、なんて信じちゃいそうな、そういうワイン。 もちろん師範はそのスクリーミング・イーグルなんて飲んだこと無いわけですけど。 というか、万が一飲んだことあっても同じように騙される自信満々ですけど。
70点道場にて

8日(日)

Chassagne Montrachet 1er Cru "Morgeot" (Rouge) 2005
シャサーニュ・モンラシェ プルミエ・クリュ "モルジョ"(赤) 2005
Dom. Marc Morey & Fils
ドメーヌ・マルク・モレ・エ・フィス
Rouge
Chassagne Montrachet 1er Cru
シャサーニュ・モンラシェ一級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,9802009/01/26 カーヴ・ド・リラックス 東通食料
 本日午後は用事があったんで、夕食はチャチャッと出来るモツ鍋。 ワインは、そこそこよさげなブルゴーニュで、ボーヌ側とは言え良年2005年の1級畑が稽古範囲という掘り出し物。 同じ造り手の同じ畑に赤と白があるみたいなので、実際のワイン名には無いけど(Rouge)を付加してます。 モツ鍋で、マルク・モレで、シャサーニュ・モンラシェのモルジョで、頭文字Mのオンパレード。
 色は、濃くなく薄くなく、普通にブルゴーニュ赤っぽい赤紫色。 香りは、抜栓直後は弱めのボリュームで、「こりゃハズシたかな?」なレベル。 ただ、抜栓後30分も経つと、南のブルゴーニュらしいケモノっぽい妖艶な香りが出てきて、 ボリューム的にはそれほど不満の無いレベルに変化。 味も、最初はペラッペラだったんだけど、香りと同様時間が経つとやや甘味のある丸っこい雰囲気に変化。
 抜栓後ちょっと時間が経って吉、というわけで一人で飲むのにふさわしいワイン。 とはいえ良年2005年の1級畑がこの程度ってのはちょっと寂しいよね。 ちょっと気合の入ったACブルゴーニュでもありそうなレベルだから。
73点道場にて

7日(土)

Sileni "Estate Selection" Semillon 2004
シレニ "エステート・セレクション" セミヨン 2004
Sileni Estates
シレニ・エステーツ
White

Hawke's Bay (New Zealand)
ホークス・ベイ (ニュージーランド)
\1,338 (単品価格 \2,898)2009/01/14 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 本日は、午前中は先日の浅間山からの降灰で汚れたウッドデッキやらバスコートやらスーパーカーやらの掃除をして、 その後子供らを習い事に送り届けてから帰りを待つ間ゴトー酒店に超久しぶりに寄って、 昼飯は近所のラーメン屋「とんとん」でラーメンと餃子を食べて、 午後は師範代が学童の入所説明会に行く間子どもらを子供ログハウスに連れてって、 その後夕飯の買い物して・・・とそんなこと主婦ブログみたいなことどうでも良いっすね。 さてワインは「白だけトリプルチョイス 税送料込み3,675円」から、最後の1本。 料理は鶏の唐揚げ、さつま芋の天ぷら、茄子の素揚げ。揚げ物大好き一家。
 色は、結構しっかりしたレモン色。 香りは、セミヨンと言えばソーテルヌ、確かにソーテルヌみたいなオイルっぽい香りと蜜香の集合体。 ハーブや草っぱらみたいな青さが無いよね、セミヨンって。 ほんのり樽香があったりするあたりもナイス。 味は、意外と飲み口スッキリで後味に存在感があるタイプ。 こちらも苦味が無くてクリアな感じがセミヨンらしさかな。
 3,000円近い単品価格分の価値があるかといえばやや微妙だけど、 少なくとも買値1,300円強の実力は持ってると思う。 やっぱりこのショップ兼インポーターは、ディスカウントされたセットを買うべし、と思います、ハイ。
76点道場にて

6日(金)

Les Caleches de Lanessan 2002
レ・カレシュ・ド・ラネッサン 2002
Ch. Lanessan (Delbos-Bouteiller)
シャトー・ラネッサン (デルボス・ブテイェール)
Rouge
Haut-Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,3802009/01/26 カーヴ・ド・リラックス 東通食料
 本日のワインはボルドー産で、シャトー・ラネッサンのセカンド。 親分のシャトー・ラネッサンとはずいぶん以前に数回稽古済み(直近はコレ)。 確か2,000円以上していたのがセールでこの値段になっていたんだと思う。 ラベルには、銘柄のほかに"La Charette Anglaise"と書かれている。「イギリス式馬車」ってことかな? 馬車の絵も書いてあるし。裏ラベルにはその説明が長々とフランス語で書かれているんだけど、 さすがにそれを解読する根性無し。でもなんか物語がありそうで面白げ。
 ・・・と、そんなことは置いといてさっさと抜栓。 コルクは長くてしっかりしたもの。"Haut-Medoc 2008"と印字してあるんで、シャトー・ラネッサンと共通化なのかも。 色は、暗めで濃いめの紫色に、エッジ部分がほんのりレンガ色。いい感じに熟成し始めていそうな見た目。 香りを嗅いで見ると、確かにちょっと熟成感はあって、煮豆までは行かないけど黒酢くらいの香りが感じられる。 それと、どちらかというと地味で引っ込みがちな果実香。 味は、口に含んですぐはおとなしめというか、渋味と酸味だけがめだっちゃったりしているけど、 みるみる口の中で存在感を増して、「カーッ」って感じで余韻を残していく。 はじめチョロチョロなかパッパ。
 スケールは小さいけど、ちゃんとボルドーだし、ちゃんとそれなりの熟成感があって好印象。 でも、これ以上は熟成で好転することはないかも。このセール価格もそういった意味での放出価格かも。 ともあれこういう正統派ボルドーが1,380円ってのはお得感があります。
75点道場にて

4日(水)

Madrone Vineyards Merlot 2006
マドロネ・ヴィンヤーズ メルロー 2006
Madrone Vineyards, Kenwood
マドロネ・ヴィンヤーズ, ケンウッド
Red
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\1,2802009/01/16 QUEEN'S ISETAN 品川店 カリフォルニア・ワイン・トレーディング
 サーバーメンテナンスの影響で昨日分はアップロードできず、 「赤のメルローも買っているんでそっちにも期待」なんてことを書いておきながら その赤との稽古結果も同時に更新。 同銘柄の連続稽古は、他でもなくてなんだか昨日の印象が良くてね。 実際はもっと高い点数でも良かったのかもだけど、 なんだかグレード低いのは明らかでも良い印象のモノってあるじゃないですか、そういう感じ。 ちなみに今日の料理はエビフライ(生協の冷凍)とかブロッコリーとトマトのサラダとか。
 色は、やや薄めに感じる青紫色。 香りは、メルローの個性というよりいわゆる安め赤ワインの香りというか、 埃っぽさ、青っぽさが目立つ若い果実香がメイン。 味は、ちょっと想像を超える軽さ。 これがニューワールドのメルローですか?って感じで、 重さの絶対値で言えばボージョレとかロワールの赤くらいなイメージ。 アルコール度数は13.5%と表記されているけど(ちなみに昨日の白は12%)、 飲んでもそんなにあるとは思えないんだよね。もっと寒い地方の赤ワインみたいな雰囲気。 であるがゆえに抵抗無くスイスイと入ってくるのは好印象。
 ニューワールドのメルローという想像からは大きく裏切られる、 軽くて北っぽいイメージの赤ワイン。 「北っぽい」ってのは、寒い地域というのもあるけど「北半球っぽい」って意味もあったり。 やっぱり明らかに南米や南アや豪州のソレとは違って、ヨーロッパ的だもん。
70点道場にて

3日(火)

 本日2月3日は節分。小さな子供の居る師範宅では豆まきであります。 鬼の役は当然師範・・・というわけでもなくて、意外と鬼の役は人気があってみんなで持ち回り。 ホントはテラスとかも使って「鬼は〜外」ってやりたかったけど、 一昨日の浅間山噴火による火山灰の降灰でウッドデッキは灰だらけ、 家の中だけのイベントになりましたとさ。

Madrone Vineyards Chardonnay 2007
マドロネ・ヴィンヤーズ シャルドネ 2007
Madrone Vineyards, Kenwood
マドロネ・ヴィンヤーズ, ケンウッド
Red
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\1,2802009/01/16 QUEEN'S ISETAN 品川店 カリフォルニア・ワイン・トレーディング
 ということで節分の夕食は、豚肉としいたけとアスパラガスの炒め物、 恵方巻。 「節分に恵方巻」なんて、どこの誰が始めたとも知れぬ営利目的のイベントだと思うけど、 プチ師範代が学校や学童で聞きつけてきてやりたがるんだよね。 素直に言うことを聞くのは子供に甘いようにも思えるけど、例えば師範らが子供の頃、 「クリスマスにケーキ」なんて親世代にとっては『なんでわざわざ』だったんだろうと思う。 それでもやってくれたことで楽しい記憶として残っているから、 ここで親が変な自己主張をするのもオトナ気ないかな、ということで。 そんなこんなで休肝日を木曜に振り替え、本日は飲むことに。 選んだのは久しぶりに米国産の白ワイン。
 色は薄めで、緑色っぽさを感じるレモン色。 香りは、甘い感じの柑橘香に、トロピカルな雰囲気をプラス。 柑橘類は金柑とかかな、と思って嗅ぐと金柑じゃない。香りを例えるのって難しいっすね。 味は、やや甘めの軸足ながらバランスは悪くなくて、 「上品なカリフォルニア白」といった感じ。 飲み込む頃になってようやく口腔内に沸いてくる樽香も良し。
 小品ではあるけど、結構良く出来ている白ワイン。 改めてちょっと調べてみると、"Kenwood"っていう定評ある造り手の廉価版ブランドらしい。 なるほどなるほど。赤のメルローも買っているんでそっちにも期待。
73点道場にて

1日(日)

Fiano di Avellino 2006
フィアーノ・ディ・アヴェリーノ 2006
Dei Feudi di San Gregorio
デイ・フェウディ・ディ・サン・グレゴリオ
Bianco
Fiano di Avellino
フィアーノ・ディ・アヴェリーノ
Campagna (Italia)
カンパーニャ (イタリア)
\2,3942008/12/16 お手軽ワイン館 モンテ物産
 プチ高ワイン道場の翌日、 気分がまだ若干バブッているんで、稽古範囲ながらやや高級系のワインをチョイス。 モノは、「フィアーノ」という、カンパーニャ州特有の珍しい葡萄品種が使われたワイン。 格付け的にはイタリア最高のDOCG(これがアテにならないんだけど)、 ボトルも重く上が太い高級モノで期待感は十分。 ちなみに料理は、マグロ丼とか白子とか昨日の残りとか。
 色は結構しっかりしたレモン色。 香りのボリュームは大したことなくて、 内容的にはまるで南仏のシャルドネみたいな熱い感じの蜜香と柑橘香。 樽香はほとんど感じない。ということは色の原因に樽はなく、ブドウ自体が結構濃い色なのかな? 味は、骨格はしっかりしているけどなんだか真ん中が抜けたような味わい。
 抜栓後3時間くらい経つと、意外と普通というかちゃんと香りも出てくるし、 味わいも中心部が現れてくる。そういう難しいワインなのかしら?
 昨日の甲州と似たようなイメージで、ストイックに膨らみを削ぎ落としたような感じのワイン。 マグロや白子みたいな和食に合わせるにはちょうど良かったけど、 2,000円以上も出してこれだとちょっとガッカリ。
70点道場にて

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by 師範