稽古日誌:2013年2月

 2月になりました。今年は花粉の飛ぶ量が多いみたいですね、ハァ。

 ところで左写真は、正月に撮った師範代実家の中庭に飛んできたメジロです。 義母が、売るほどあるミカンを山茶花の木に刺しているので、それを頻繁に食べに来ています。 彼らって食べ過ぎて太って飛べなくなるなんてことは無いんですかね? このメジロ以外にも、食肉処理場近くに住むカラスとか、 明らかに自然の状態より食料に恵まれているところに住んでいる鳥でも、 太った個体が多いようには見えないのが不思議です。 満腹以上は食べないようにプログラムされているのかな?

 ・・・と、鳥のことはどうでも良いんですが、 食べ物があるとつい食べ過ぎてしまう師範においては、 この一ヶ月でようやく年末正月太り1kgを解消したところです。 食べる方に厳しい制限を課すのは嗜好的に合わないので、 もっぱら平日行き帰りのウォーキングと土日の長距離散歩で体重を落としました。 でもこの頃に達成した最軽状態までにはあと1kgほど落とす必要があります。

 そして、この「外を歩く」という減量手段は、花粉の飛散と大変相性が悪いわけで。 イヤな季節が始まっちゃうなぁ、と既にブルー入ってます、ハァ。

翌月分

27日(水)

Domaine Gayda Cepage Syrah 2011
ドメーヌ・ガイダ セパージュ・シラー 2011
Dom. Gayda
ドメーヌ・ガイダ
Rouge
Pays d'Oc (IGP)
ペイ・ドック (インディカスィオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\898 2013/01/19 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 本日の夕食は、生ソーセージを茹でたヤツ3種、イカのフライ、レンコンとアスパラガスとパプリカ2種の香草炒め、 貝柱雑炊。 なぜこのメニューで雑炊かというと、冷凍ごはんが余っていたからです。 そしてワインは、最近集中稽古している南仏の造り手、「ドメーヌ・ガイダ」のシラー。 このラインは、下のグレードのものとは稽古済みで、 また一つ上のグレードのもの(2010ヴィンテージ)とも稽古済み。 白もいくつか稽古していて(同グレードのシャルドネとは今月初めに稽古)、「若さ溢れる気合の入った造り手」という印象があります。
 栓はキャップシールで、それを捻って稽古開始。 色はバッチリ真紫、「とても濃い」って感じじゃないけど「とても若い」という感じではある色合いです。 香りは、シラーらしいトボケ系のスパイシーさがたっぷり。 ちょい上のグレードなんで樽香もあるかと思ったけど、どうやら樽熟はさせてないみたいです。 味は、甘味も渋味も酸味もありますが、いかんせん全体に硬い。 特に渋味がしっかりしていて、なかなかどうして手ごわい印象の味わいです。
 とにかく若いですな。 若いモン好きの師範ではありますが、ここまで若いと会話の糸口がちょっと見出せない感じ。 でも、平日飲酒ルールで半分弱を残してますんで、 明後日の稽古では話のわかる相手になっているんじゃないかとちょっと期待しています。

 木金と中二日開けて土曜日に再稽古。 パーっと開いて親しみやすいワインに変化していることを期待したけど、 開いたにゃ開いたけど方向性がねぇ。 まず香りは鉄サビみたいな金属っぽい香りが支配的になってます。 そして味は、硬さは無くなったけど全体に平板というか、 コアの部分が無いワインになってしまいました。 ピークは翌日くらいにあったのかも・・・今となっては判りませんけどね。
70点 道場にて

26日(火)

Alexander Fontein "Boutonniere" Chenin Blanc Sauvignon Blanc 2012
アレキサンダー・フォンテイン "ブートニエール" シュナン・ブラン ソーヴィニョン・ブラン 2012
Ormonde Vineyards
オルモンド・ヴィンヤーズ
White

Coastal Region (South Africa)
コースタル・リージョン (南アフリカ)
\570 2013/01/19 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 本日は、師範の姪が大学受験のために上京、その付き添いで師範母も上京。 無事試験も終わったということで、帰りに一泊で道場へ寄ってもらいました。 なんてことを理由に、本来休肝日なのに叔父さんは飲んじゃいます。 「〜♪2月は大学受験で酒が飲めるぞぁ♪〜」です。
 そして選んだワインは南アフリカ産の白で、品種はシュナン・ブランソーヴィニョン・ブランの混醸。 当然ながら姪はまだ高校生なので飲まないんですが、 グラス一杯だけ飲む師範母の嗜好が、判りやすい華やかさを持った白なんですな。 それで、手持ち在庫の中から一番ソレっぽいのを選んだらこのワインになりました。 ちなみに料理はラザニアとかローストビーフとかなんで、 本来メニューとしては赤の方が合いそうな気はします。
 さてさてワインはどうだったかと言うと、概ね予想通りでした。 香りのボリュームが期待したほどじゃ無かったけど (ってか570円のワインにどこまで期待しているのか、って話ですが)、 ストレートでフレッシュなフルーツの香りとスッキリとした味わいで、 若い白の良さが出てました。
 これで570円なら十分安いんじゃないですかね? 気軽なお店のハウスワインとして、 あるいは他のワインを買ったときに段ボールの空きを埋める材料として、 深く考えずにスイッと買っていいワインだと思います。
72点 道場にて

24日(日)

 本日は、ほぼ月一でやっているバンドの練習&飲み会。 今宵は、かなり久しぶりにオリエンタルテーブル AMAというエスニック料理の店にしました。 場所は代々木駅西口を出て交番の裏のビル3階、 前回伺ったのは多分5年前です。

 食べたのは、チキンカレーにナンをはじめ、 ひよこ豆のソテーとかマトンの串焼きとか、あとエスニック風の鍋なんかも。 やっぱり外で食べるのはこういう「自宅では出来ないもの」にするのが良いですな。

Leon de Tarapaca Chardonnay 2012
レオン・デ・タラパカ シャルドネ 2012
Vina Tarapaca
ビーニャ・タラパカ
Blanco
Valle Central
バレ・セントラル
Valle Central (Chile)
バレ・セントラル (チリ)
(\2,300) 2013/02/24 オリエンタルテーブル AMA リードオブジャパン
 最初はグラスの生ビール \450で乾杯した後、 キーボードにMz氏がシンハービールを注文したため、 師範はワインを注文。 シンハービールって、個人的にはあまり興味が無いというか、 敢えて注文しようとは思わんのです。 だもんでさっさとワインに移行します。
 このお店、一応ワインリストがあって、チリの赤と白、イタリアの赤と白、それにフランスのがあったような。 お値段は、チリ産がボトルで2,300円、イタリア産が2,600円。 そして、チリ産の方は以前も稽古した記憶があったんで、 今回はイタリア産にしようかという考えがチラッと脳裏をよぎったけど、 ご丁寧にワインリストにアルコール度数が書いてあったんですな。 で、イタリア産は白が11.5%、赤が12.0%とのこと。 正直言ってね、それくらいのアルコール度数のイタリア産っていまいちパッとしないことが容易に想像されるわけですよ。 というわけで、毎度(前回伺った時もコレ) ではありますが安全パイのコレをチョイスしたわけであります。
 色は、照明が暗いんで良く判りませんでしたが、まずは値段なり、といったところでしょうか。 香りもおとなしめです。でも、それなりに甘いリンゴとか花みたいな感じはあって、 最低限のレベルはクリアしてくれています。 味も、少なくとも薄っぺらな感じは無くて、普通にクイクイ飲める白ワインの味です。
 うーん、以前の稽古の時はもう少ししっかりしていた印象があったけど、 今回の稽古では「ぎりぎりクリア」という感じかなぁ。 合わせた料理が香りの強いエスニック料理だったんでそう感じたのかも・・・とも思ったけど、 その条件は前回も同じですね。
(67点) 「オリエンタルテーブル AMA」にて

Leon de Tarapaca Cabernet Sauvignon 2011
レオン・デ・タラパカ カベルネ・ソーヴィニョン 2011
Vina Tarapaca
ビーニャ・タラパカ
Tinto
Valle Central
バレ・セントラル
Valle Central (Chile)
バレ・セントラル(チリ)
(\2,300) 2013/02/24 オリエンタルテーブル AMA リードオブジャパン
 結局Mz氏もシンハー飲みながら白も飲んでいたんで、あっという間に1本終了。 そうなると当然の流れで赤も注文。赤の方もチリ産で、品種はカベルネ・ソーヴィニョン、 またまたこちらも前回稽古済みの銘柄です。
 ちなみにこのお店、ワイングラスは300mlくらい容量のある、それなりにちゃんとしたものが使えます。 それはとても大事なことだと思います。 最近は普通の店でも大ぶりのグラスが使える店が増えて来た印象はありますな。 保管場所の観点では扱いが面倒なのかもしれませんが、 やっぱり飲んだ時の気分が違うよね、大きいグラスだと。
 さて肝心のワインはというと、色はかなり濃い感じです。 暗い照明の下ではほぼ真っ黒に見えます。 香りは、いかにも南米のカベルネ・ソーヴィニョンらしいカシスとインクの香りに加えて、 なんとバニラみたいな樽香まであります。 このクラスのワインをちゃんと樽熟しているのはご立派。 味わいは、甘味を感じる南米産らしいもの。これもこういう料理とこういう飲み方には合っていました。
 小売価格だと7〜800円程度のワインだと思うけど、 結構イケてる印象がありました。 不思議なのは、前回の稽古では白に好印象で赤にイマイチ感アリだったのに、 今回は全く逆。 ヴィンテージが違うし、前回は産地が"Maipo Valley"で今回は"Valle de Central"なので、 ワインの中身が変わった可能性もあるにはあるのですが、 もしかすると「夏は白が美味しく感じて冬は赤が美味しく感じる」という、 極めて根本的な理由によるものかも知れません。
(73点) 「オリエンタルテーブル AMA」にて

 そんな感じで、午後6時過ぎに飲み始めてお開きになったのが午後9時前。 お会計は一人5,000円程度。この金額はいつもほとんど変わりません。 だいたい飲んだり食べたりする量が同じなんでしょうな。

 上記の前の店を出た後、キーボードのMz氏が「この店はガッツリ飲んだ気にならないんだよねぇ」 と言ってたけど、 師範も同感です・・・というわけで道場近所まで帰って来て一人で飲み直し。 店は、こういう場合に良く使わせて頂く夏への扉というパスタ&バーの店。 場所は保土ヶ谷西口商店街の中ほど、 コチラは前回伺ったのが半年前です。

Fuente del Ritmo "Seleccion" Airen 2011
フエンテ・デル・リトモ "セレクシオン" アイレン 2011
Bodegas Centro Espanolas
ボデガス・セントロ・エスパニョーラス
Blanco
La Mancha
ラ・マンチャ
La Mancha (Espana)
ラ・マンチャ (スペイン)
(グラス3種とおつまみで\1,700) 2013/02/24 パスタ&バー 夏への扉 カツミ商会
 このお店に行くのは、決まって「ちょっと飲み足りない時」なんで、 だいたいいつも注文するのは「厳選ワインセット(お薦めのワインをグラス3杯とちいさなおつまみ)」\1,700です。 そして、いつも感心するのが、マスターが何を出したか出してないかをちゃんと覚えておられることです。 飲食店の基本なのかも知れないけど、素人には真似できないように感じてしまいます。
 そして本日の一杯目は、スペイン産の白で品種はアイレン。 もう閉店も間近い時間だったけど、わざわざ新しい一本を開けて頂きました。
 さぁて!ということでグラスに鼻を近づけると、いかにもって感じのフルーティな香りがします。 良くできたソーヴィニョン・ブランの香りから、特有のハーブっぽさを引いたような、 まんまブドウっぽいフルーティさです。 味も、なんというかそのまんま。軽くてフルーティで、スイスイっと無くなっちゃいました。
 マスター的には、これから暖かくなる季節に合わせて出したい、みたいなことを言われていたけど、 なるほどそういう目的にピッタリ来そうなワインでした。 花見なんかにも良いかもですな・・・って言いつつ、 花見ってだいたい寒いから、白ワインよりも冷やしてない赤の方が嬉しかったりする場合も多いわけですが。
(71点) 「パスタ&バー 夏への扉」にて

Wahluke Ridge Chardonnay 2010
ワルーク・リッジ シャルドネ 2010
Wahluke Ridge
ワルーク・リッジ
White
Columbia Valley / Washington (USA)
コロンビア・ヴァレー / ワシントン (アメリカ合衆国)
(グラス3種とおつまみで\1,700) 2013/02/24 パスタ&バー 夏への扉 オルカ・インターナショナル
 そして、もう一種類出して頂いた白がコレで、アメリカ合衆国はワシントン州のシャルドネ。 以前もここでワシントン州の白を出してもらったことがあったなぁ、 と気になって、 あとで調べたら1年半前に別銘柄のソーヴィニョン・ブランを出して頂いてました。 実際あまり見かけないよね、ワシントン州のワインって。 道場の稽古本数5,000本弱の中で、これが8本目という少なさです。 ちなみにオレゴン州のワインはもっと少なくて、まだ3本しか稽古していません。
 さてさっきのスペイン産との比較で書いていきますと、 色は・・・判りません。明りはしっかりしてましたが、記憶がしっかりしてません。 香りは、相対的にボリュームは弱めでした。 ただ、こちらの方が複雑な感じはあったかな?なんとなくですが。 味は、アルコール感含めてこちらのほうがかなりしっかりしてました。 だもんで、さっきみたいにスイスイ―ッとは行かずに、チビリチビリと飲めました。
 ワシントン州って、米国西海岸で一番北にあるんで、 どちらかというとシャブリとかみたいな冷涼な雰囲気を想像するけど、 これは「熱い」とまでは言わないまでもしっかりした重さのあるワインという印象でした。
(73点) 「パスタ&バー 夏への扉」にて

Vina Herminia Crianza 2005
ビーニャ・エルミニア クリアンサ 2005
Vina Herminia
ビーニャ・エルミニア
Tinto
Rioja
リオハ
Rioja (Espana)
リオハ (スペイン)
(グラス3種とおつまみで\1,700) 2013/02/24 パスタ&バー 夏への扉 飯田
 そして、お薦め3種の最後がこれ、スペインはリオハの赤でした。 昨今は、安ワイン者たるもの好き嫌いに関わらずスペイン産との稽古は避けて通れなかったりしますが、 昔ながらの名醸地リオハのワインと稽古するのは結構久しぶりかもです (といってそうでもなかったりするかもです)。 グレードはクリアンサ、ヴィンテージは2005年。 品種はテンプラニーヨが85%でガルナッチャが15%とのこと。 抜栓日は02/20と書かれているので4日前ですな。
 さて色は、2005年産ということでそこそこ長めの熟成期間を経ているためか、 やや落ち着いた小豆色っぽい色合いを呈しています。 香りは、まず感じるのが甘い樽香。アメリカン・オークを使っているのかな? なーんてシロウト判ったようなことを書いてます。 そしてその香りの向こうに、テンプラニーヨらしい癖のある果実香が続きます。 香りの開き具合という意味では、まさに「開ききった」というところですかね、 花びらがそっくり返った状態がイメージされます。 味も開ききってます。でもそもそもが強いワインだったのでしょう、美味しく頂ける開き方でした。
 比較したわけじゃないですが、抜栓後すぐに飲むより、 今回みたいに数日後の方が良いんじゃないか、と思われるワインでした。 ただ、もうこれ以上は難しいような気もしましたが、まぁその辺りは嗜好の問題でしょう。 ちなみに、保管の際にはバキュヴァンが使われていましたが、 師範的には気休め以上の効果は見出せない気がしてたりします。
(75点) 「パスタ&バー 夏への扉」にて

Errazuriz "Max Reserva" Syrah 2010
エラスリス "マックス・・レセルバ" シラー 2010
Vina Errazuriz
ビーニャ・エラスリス
Tinto
Valle de Aconcagua
バレ・デ・アコンカグア
Valle de Aconcagua (Chile)
バレ・デ・アコンカグア (チリ)
(\800 : glass) 2013/02/24 パスタ&バー 夏への扉 ヴァンパッシオン
 そして、上記3杯とは別に、もう一杯追加で注文。 「赤でお薦めを」というリクエストに応えて出して頂いたのが、このチリ産のシラー。 こちらも抜栓日は02/20で4日前、ボトルの底にあった最後の1杯でした。
 さて、この時点になるとさすがに記憶力もアルコールに溶けて来て怪しかったりするわけですが・・・ 色は・・・わかりません。 香りは、前の店のやっぱりカベルネ・ソーヴィニョンとも前のテンプラニーヨとも違う、 シラーらしいものだったような。 味は、前のワインと同じような感想になるわけだけど、 そもそも強いワインだったから4日後の最後の1杯まで耐えた、というような印象の強い、 開いた感じの味わいだったような。
 「いったいどんな素姓のワインだったんだろ?」と後で調べたところ、 1本3,000円ちかくするチリ産としてはプレミアムなワインだったみたい。 グラスでのお値段も1杯800円也で、このお店としては結構お高い方。 そんなワインをメートルの上がった師範に与えちゃもったいねぇです。 (重いワインの後に軽いワインは薦めづらいためだとは思いますが)
(??点) 「パスタ&バー 夏への扉」にて

 お支払いは、1,700円のセットと800円のワインで2,500円。 他のお客さんはいたけど既に閉店時間も過ぎていたみたいだし、 1,700円で止めとくのが良かったな、と軽く反省。 でもそんな反省、毎度忘れちゃうんだよね。

23日(土)

 ワインが好きな師範ですが、ビールも好きです・・・というか、アルコール一般好きなわけですが。 そして本日スーパーで見つけて買ってきたビールがコレ、香り華やぐヱビス Joel Robuchonというもの。 「へぇ、あのジョエル・ロブションがビールねぇ」と、 半ば単なる名義貸しだろうくらいに思いつつ買ってきました。 缶にプリントされた能書きによれば、 『フランス・シャンパーニュ地方の上質麦芽と薫り高いネルソンソーヴィン種のホップを使用』 らしいです。

 そして飲んでみると、泡立ちはビールらしくそれなりにしっかりで、 色合いは普通のピルスナーっぽい淡くて透明な黄色。 香りも、鼻で嗅ぐ分には特段の個性は無くて、「あぁやっぱり名義貸しでしたか」と思ったんだけど、 口に含んでビックリ、師範が好きなフルーティな香りが口の中に拡がります。 それがとてもワインのようで、品種で言えばピノ・グリかな、そんな感じがパァッと。

 サッポロビールさん、これは良いビールを出してくれました。 当面道場でのビールはコレになりそうです ・・・って、師範が気に入った銘柄って、なぜかすぐに姿を消すんだよなぁ。

Norton Extra Brut N.V.
ノートン エクストラ・ブリュット (ヴィンテージ無し)
Bodega Norton
ボデガ・ノートン
Espumoso
発泡
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\832 (単品価格 \1,470) 2013/01/10 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 そして本日の夕食は手巻き寿司です。 つい最近ノロウィルスに罹ったというのに生魚、まぁ全然懲りていない(というか大した症状は無かった)ということです。 本日の寿司種は、マグロ中トロ、ネギトロ、サーモン、ヤリイカ、玉子焼き、カイワレ大根、梅肉、キュウリ。 サイド・ディッシュは白子とイカ下足の酢の物に青海苔の味噌汁であります。 そんな料理なんでワインは迷わず泡であります。 チョイスしたのは、エノテカの安いセットには高い確率で入っているアルゼンチン産のスパークリング (直近の稽古はコレ)。 特段の個性は無いけれどもハズさない一本として(道場内で)定評のある銘柄であります。
 色は、特に特徴のない薄めのレモン色。 泡立ちもしっかりとしてはいるけど、シャンパーニュみたいに「霧のごとく立ち上る」ってな細かさはなくて、 やや粗い感じを受けます。 香りは、ちょっとこれまでの印象を覆される感じ。 というのも、どちらかというとフレッシュ&フルーティなスパークリングだと思ってたんですが、 このボトルはやや熟成系。焼きリンゴの合間にわずかながら漬物的な雰囲気を感じます。 味も概ねそんな感じで、リンゴや柑橘類といったフルーツっぽさもありながら、 それらを煮詰めたコンポートみたいな味わいも感じられます。
 このワインはこれまで何度も稽古して来ましたけど、 それらの中で今回は際立って熟成を感じました。 通常のスパークリングなんでヴィンテージは書かれていないけど、 一度にドッと輸入して、少しずつ売られているですかね? これはこれで美味しいし、スパークリングワインの懐の深さが伺えるわけではあるけど、 「若くてピチピチのが飲みたい!」と思ってコレを買った場合にはちょっと違和感を感じるかもです。
77点 道場にて

22日(金)

Bourgogne Chardonnay 2009
ブルゴーニュ・シャルドネ 2009
Dom. Michel Noellat et Fils
ドメーヌ・ミシェル・ノエラ・エ・フィス
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,380 2012/12/18 カーヴ・ド・リラックス ファインズ
 今週水曜午後から木曜いっぱい、体調不良で寝込んでました。症状は、微熱(38度以下)と悪寒、そして下痢。 火曜の夜に悪寒の症状が現れ、出社していた水曜午後の時点で悪化したため医者に行き、 まずはインフルエンザは陰性の判定もらい、 「風邪」との診断と薬の処方でした。 結局、翌日もあまり快方に向かわず、回復したのは今朝になって。 あとでいろいろ調べてみると、どうもノロウィルスに罹患していた疑いが濃厚。 診察してくれたのは、何度も同じ質問を繰り返すヨボ爺おじいちゃん先生だったんだけど、 いま流行りなんだからノロも疑って下さいよ、と。 とりあえず処方された薬(抗生剤と下痢止めと解熱剤)は飲まないことにしました。
 ・・・というような今週だったわけですが、ようやく回復したことで快気祝い、 だけどまだリハビリ、ということでお腹に優しそうなブルゴーニュ産の白をチョイス。 ちなみに料理は、帆立フライ、豚のスティックフライ、茄子とピーマンの素揚げ、牛スジとこんにゃくの煮込みです。
 まず抜栓の前に、ボトルが気合入ってます。この値段のワインとは思えないヘビーボトルです。 そしてワインの色は、こちらもこの値段とは思えないパッツリしたレモン色。 ニューワールドだとありがちだけど、このクラスのブルゴーニュでは珍しいかも。 香りは、ボリュームこそそれなりながら、リンゴと柑橘類みたいなフルーツ香とか、 樽由来と思われる香ばしさとかナッティな香りとかがあって、なかなか侮れません。 味も、まるでシャブリみたいなキリリとした硬質な味わいに、 酸味と表に出ない甘味があって、まるで高級ブルゴーニュ白を若い時に飲んでいるような味わい。
 これはイケてます。病み上がりでワイン対する渇望感があったことを差し引いても、 およそこんな値段で買えるブルゴーニュのクオリティをはるかに凌駕しています。 ほぼ倍、2,500円くらいで売られても納得すると思われます。 ただ、3,000円で買っちゃうとちょっと物足りません。
78点 道場にて

17日(日)

 先日、テレビを見ていたら美味しそうなかき小屋が採り上げられてました。 そして、タイミングの良いことに期間限定で横浜にもかき小屋が出来たらしい。 ということで、ちょっと遠いけど八景島の隣の海の公園に出来たかき小屋へカキを食べに行って参りました。

 開店は朝10時30分ということだったので、 さすがに開店早々からカキ食べに行く人は少ないだろうと思ってほぼその時間に行ったんだけど、 現場には長蛇の列が。 キャパ自体は180人くらいあるらしいんだけど、ボトルネックはキャッシャーにあって、 席は空いているけど少しずつしか案内出来ない状態。 結局、師範らが食事にありつけたのはすでに12時をまわったころ、 1時間30分も待たされちゃいました。

 システムはセルフサービスで、師範ら4人の注文は以下。

焼きがき1kg:1,500円×2
海鮮焼きセット:1.300円
ウインナー(2本):500円
かき飯:350円×3
かき汁:200円×2
レモン:100円

 当初は「カキを焼いただけでしょ」とタカをくくってたけど、これが意外に美味いです。 一カゴ1kgのカキは案外食べ応えがあって、家族4人で2カゴはちょっと多いくらい。 海鮮焼きセットの穴子なんかも冷凍なのにプリプリしてて美味しゅうございました。

Terra Sur Chardonnay Reserva 2012
テッラ・スール シャルドネ レセルバ 2012
Terra Sur
テッラ・スール
Blanco
Valle Central (Chile)
バッレ・セントラル (チリ)
(\1,200) 2013/02/17 海の公園 かき小屋 光洋
 ここに行くことに決めた一番の理由が、ワインの安さです。 このワイン、750mlのフルボトルで1,200円。 安い居酒屋なんかでもなかなかお目にかかれない値付け。 そして内容は、出身地不明の国産とか箱で供給されるヤツとかじゃなくて、 正真正銘チリ産のボトルワインです。 ちなみに、このワインと同銘柄の赤もあって、 他には1本2,500円の高級品(同じくチリ産のカリテラ・レセルバ)もありました。 生ビール(500円)もあったけど、この寒さだとちょっとね。
 1時間半も寒空の下で並んで、ようやく席についてスクリューキャップをキュッと捻って開栓。 色は、日光の下ってこともあるのか非常に薄めに感じます。 香りも、どちらかというとおとなしめ。 グラスじゃなくてプラスチックのコップってこともあるかもだけど、 リンゴのようなフルーツ香以外はあまり感じません。 そして味も、チリ産としてはややスレンダーで、あまり厚みを感じないタイプ。
 というわけで、とりわけどうということはないワインだったわけだけど、 外で1,200円はやっぱり安くて、かつカキに合わせても良い感じだったんじゃないかと。 滞在時間は30分強くらいだったんですが、ほぼ1本飲み干しちゃいました。 後で調べたら、2年前に同じ銘柄と稽古してました。 その時の買値は600円弱。 とすれば1,200円で出しても5割の利ザヤがあるわけです。 世の中こういう値段で出す店が増えてくれればなぁ。
68点 「海の公園 かき小屋」にて

 そしてお会計は、家族4人分トータルで7,500円くらい。 延々並ばなきゃならないんで、また行くことは無いと思うけど、 平日に行ける人なら話のタネに一度は行っても良いところだと思います。 そして、こういう営業形態が定着している長崎あたりの方は羨ましいなぁ、と思いましたですよ。

Los Molinos Tempranillo - Garnacha N.V.
ロス・モリノス テンプラニーヨ・ガルナッチャ (ヴィンテージ無し)
Felix Solis
フェリックス・ソリス
Tinto
Valdepenas
バルデペーニャス
Valdepenas (Espana)
バルデペーニャス (チリ)
\398 2013/02/17 イトーヨーカドー 横浜別所店 光洋
 昼に白ワインをフルボトル飲んでいるんで、 夜はハーフの赤くらいで良いなぁと思ったけど、あいにく道場在庫にハーフの赤は無し。 帰る途中で寄ったスーパーで適当に見繕おうと思ったけど、 ピピッとくる商品無し。 というか、一番安いハーフよりこのワインの方が安かったのね。 というわけで、「余ったら料理用にでもすれば良いか」と考えて買ってきたのがコレです。 産地はスペイン産、品種はテンプラニーヨとガルナッチャ、造り手はスペインの安ワインだとしばしば耳にする「フェリックス・ソリス」です。
 ちなみに料理はギョウザ。 師範家のギョウザのこだわりは、肉は挽肉を使わず塊(今回は切り落とし)からたたいて使うこと。 それだけで食感が増して美味しゅうございます。 皮は市販品だけど、それくらいの手間のかけ方がウチにはちょうど良い感じです。
 色は、スペイン産のこの品種としてはやや薄め。 香りには、テンプラニーヨが主体らしいツンっとした酸を感じる果実香が感じられます。 でもそれだけなんだよね、香りの複雑さとか厚みとかは皆無です。 味も、香りの印象通りのペラっとした酸味が主体の味わいです。 奥の方には、イタリア産なんかにありがちな膏薬のような粘土のような味わいもあります。
 辛うじて普通に飲めるワインではあるけど・・・といった感じでしょうか。 フルボトル1本398円という値段は確かに魅力的だけど、 正直言って魅力的なのは値段だけ、という結果。 やっぱりそりゃそうだよね、この値段だと造り手の取り分なんてビックリするほど安いんだろうからね。

 途中ノロウィルスでダウンしていた(あと昨日は忘れていた)関係上、 中5日開けて再稽古。 保存状態は、栓をしただけで特に空気抜きとかせず、セラーにポンと立ててました。 香りは、まるでポルトの様な、甘やかな香りに変化しています。 「これは良いかも」と思って口に含むと、ガクッとなるくらい痩せてます。 でも元からそんなもんだったかな?6日も前なんで忘れちゃいました。 いずれにせよ、これくらいの価格帯のワインでも1週間くらい普通に飲める、ということです。
63点 道場にて

16日(土)

 本日は、師範代が子供らを連れて、次女の友達と昼食。 というわけで師範一人の昼食。 何にしようか悩んだけど、一人の食事にあまりお金を掛けるのもアレだなぁ、ってことで、 牛丼の松屋系列の和食店、松乃家天王町店でカキとじ丼とサラダのセット、500円也。 そもそも親子丼的なものが食べたかったんで、カツ丼と迷って、こっちの方が低カロリーだろうと思って注文したんだけど、 カキフライの衣の厚さが尋常じゃありませんでした。でもまずまず美味しかったんで良し、です。

 昼食の後、西区スポーツセンターのプールでひと泳ぎ。 スイミングって、まず水の中が気持ちいいしエネルギー消費の観点からもとても良いスポーツだと思います。 ただ、同じところを行ったり来たりで退屈なのと、どうしても他人のペースで泳がざるを得ないのがどうもねぇ。 コースを泳いでいて、抜くのも抜かれるのもなんだかストレスだし。 やっぱり師範には24時間OKで自分のペースで歩ける散歩が性に合っているかな。

 そして夕食は、松原商店街で買ってきた食材で寄せ鍋。 瓶ビールを飲んで、ワインは昨日の白を頂きました。

15日(金)

Villa Montes Chardonnay 2011
ヴィラ・モンテス シャルドネ 2011
Montes S.A.
モンテス S.A.
Blanco
Curico Valley
クリコ・ヴァレー
Curico Valley (Chile)
クリコ・バレー (チリ)
\832 (単品価格 不明) 2013/01/10 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 本日の夕食は、メンチカツ、タコとキュウリとワカメの梅酢和え、豚汁。 ワインは、まだまだ続くエノテカの12本9,975円のセットから、チリ産の白をチョイス。 この造り手「モンテス」のワインは、過去にも赤やら白やら沢山稽古してきたけど、 この「ヴィッラ・モンテス」という銘柄とは初稽古。 なぜか単品販売されていないけど、 販売店のサイトに書かれた説明によればモンテスの一番スタンダードなレンジで、 通常の小売価格は税込み1,575円くらいのワインのようです。
 色は普通に薄め。でもイタリアやフランスあたりの安い白に比べればちょっとだけレモンの果肉っぽい色があるように感じられます。 香りは、鼻で嗅ぐとリンゴやモモやトロピカルフルーツ、 口に含むとバニラとビスケットにちょっとゴム。 要するに昔ながらのカリフォルニアや南米のシャルドネらしい、 暑苦しいくらいに押しの強い香りがたっぷりです。 味も、厚みのある味わいでパワフルな感じ。 甘味や旨味がメインだけどそれなりに酸味もあるんで、 この手のワインに良くある「いきなり飲み飽き」な感じはありません。 でもでも、渋味とも苦味とも取れる収斂性はやっぱり「茎も葉もいっしょくた」だったのかもしれません。
 『安くてパワフルな白が飲みたい』のであればこのワインはうってつけ。 多少の荒っぽさとかはノープロブレム、濃いヤツをガンガンちょうだい!って感じです。 ともあれ元値の1,500円なら「さもありなん」だけど、割引価格の3ケタだったら間違いなくお得かと。

 3分の2ほど残した翌日、アンコウや鶏モモや豚ロースの寄せ鍋に合わせて再稽古。 そして、敢えてここで「再稽古」と書くのも憚られるほど、 昨日と全く同じ感じでした。コレはハウスワインとかに良いでしょうね。 1杯450円で出したらお客は大喜び、お店はウハウハです。
76点 道場にて

13日(水)

Le Chiuse Nero d'Avola - Merlot 2011
レ・キウーゼ ネロ・ダヴォラ メルロー 2011
Feotto dello Jato
フェオット・デッロ・ヤト
Rosso
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\832 (単品価格 \1,260) 2013/01/10 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 今週は月曜が祝日だったんで、休肝日は昨日火曜のみ。 そして明日はバレンタインデー。 別にバレンタインデーだからって飲む必要は無いわけだし、 そもそもチョコレートと(甘口じゃない)ワインはなかなか難しい取り合わせだったりするわけですが、 なんとなくイベントに託けて(*)飲みたくなっちゃう気がして。
(*)「かこつけて」の漢字。初めて知りました。
 そんな、些細なことを悩みつつチョイスしたのがコレ、イタリアはシチリア島産の若いワインです。 この銘柄は、3年前に白の2008年産と稽古済み。 どうもイマイチな印象だったようであります。
 さて抜栓。屑コルクを集成したコルクは、かなり内側に沈んでます。 ということはきっとどこかで熱的な変化があったと想像されます。 色は、若いワインらしくスカッと一本調子な紫色。 そして香りは、ボリューム的には結構良い感じです。 ただし、その雰囲気はかなり変わってて、硫黄っぽいというか花火大会というか、 敢えて身近な香りで表現すればお尻から出てくる気体のような、 そういう香りが支配的です。 「こりゃちょっと味のバランスはアレかもなぁ」と思いつつ口に含むと、 意外や意外、案外ちゃんとした雰囲気で、 甘味と酸味と渋味が良い感じにバランスしてて問題ない感じでした。
 というわけで、香りはかなり個性的だけど、 それはそれで雰囲気があって悪くないワインでした。 ホントにイタリア産ってのは良く判らん。 生産地の一貫性も無いし造り手の中でも出来がいろいろ。 辛うじて言えることは、過去の経験から"Feotto dello Jato"さんの赤は案外クオリティが高い、 ということですかね。

 そして翌々日再稽古。 抜栓当日に感じたオナラみたいな硫黄っぽさは影をひそめてました。 反面、味わいのバランスは崩れて、やや酸の目立つバランスに。 というわけで「行って来い」ですかね。
73点 道場にて

11日(月祝)

 一泊二日のプチレジャー二日目。

 朝食は宿のバイキングです。

 美味い不味いは別にして、ウチの場合師範と長女はごはん、師範代と次女はパンを食べたいんで、 こういうなんでもアリなバイキングは具合が良かったりします。 そしてバイキングの場合、残念な感じ(左写真)になってもそれは自分のせいのような気がしたりもします ・・・って、要するにイマイチだったということです。

 そして今回の宿泊費は、「一泊二食旅応援プラン」で大人一人9,000円、子供一人6.500円、 それに子供の料理をアップグレードしたのと、ワイン代と入湯税を加えてトータル40,000円ちょっと。 それくらいです、庶民な師範一家が使えるレジャー費用は。

 宿をチェックアウトしたのが午前10時前、 その後も前日同様スパでプールと温泉を利用して、宿を出発したのが11時45分ごろ。

 帰り道は、三島まではそこそこ渋滞。 1号線を使って箱根経由で帰ろうと思ってたけど、 今は伊豆縦貫道なんてのが出来ているのね。 三島からそれを使って沼津から新東名に入って、渋滞知らずで横浜まで到着、 保土ヶ谷バイパスの二俣川で下りて↓の店に着いたのは午後2時前でした。
 そもそもは小田原あたりでランチかな、なんて考えていたけど、 結局スーッと帰って来ちゃった次第。 そしてお店は、最近関東地方にもたくさん出来たセルフうどんのチェーン店の中で、 師範的には一番マトモだと思っている丸亀製麺 横浜旭店にしました。

 さて師範のチョイスは以下であります。

  冷たいぶっかけ 並 \280
  かしわ天 ゴマ味 \120
  野菜かきあげ \130

 以上しめて520円也の昼食です。

 かしわ天って、師範の勤務先近くの丸亀製麺だと100円だったような気が・・・ こういうのって店舗によって値段が違うんですかね? あるいは値上げされたのかな? 四の五の言う値段の差じゃないんですが、 その値段だったら80円の太刀魚天の方が良かったかなぁ・・・なんてクヨクヨするんでありました。

Sant' Antimo "Il Greggoriano" 2006
サンタンティモ "イル・グレゴリアーノ" 2006
Cantine di Scopone
カンティーヌ・ディ・スコポーネ
Rosso
Sant' Antimo
サンタンティモ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\1,000 2013/01/19 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 というような感じで、無事に道場まで帰って参りました。 夕食のメニューは、タケノコとこんにゃくの土佐煮、豆腐ステーキおろしポン酢ソース、 鶏モモ肉のソテー、栗ごはん、ニンジンの味噌汁。やっぱり自宅で食べる夕飯が一番落ち着きますな。 なんたってワインが安く飲めるからね。
 そして、選んだワインはイタリア産の赤。 「サンタンティモ」という聞き慣れない名前は、 ブルッネロ・ディ・モンタルチーノで有名なモンタルチーノ地区で1996年に認定された新しいDOCだそう。 ブルッネロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼを100%使用するのが決まりだけど、 こっちはその必要が無く、実際このワインはサンジョヴェーゼ90%、プティ・ヴェルド10%とのことであります。 と、ここまで書いて「じゃあロッソ・ディ・モンタルチーノは?」と疑問も湧いてくるんですが、 調べるのが面倒なんで調べません。
 色は、2006年産ということでそれなりに年季の入った、ほの暗い赤紫色。ワイン用語では「ガーネット」と言うんですかね。 香りは、残念ながら弱いです。グルグル回してクンクン嗅ぐと、 ようやく伝わってくるイタリア産らしく人懐っこい膏薬みたいな香り。 そして味も軽めでおとなしめ。 販売店のサイトには『フルボディでありながら、円熟したタンニンは甘く非常にエレガントで繊細』 なんて書かれてますが、フルボディには異論あり、 後半部分は「良く言えばそうかもね」という感じです。
 うーん、もう少しグッと来る感じのワインを想像していたんだけどなぁ。 ボトルの底のへこみは浅く、合成コルクの長さも短いんで、 そもそもはもっと早めに消費される日常用ワインとして造られたんじゃないのかしら。 そんなワインに6〜7年はちょっと荷が重かったのかもです。
67点 道場にて

10日(日)

 三連休の後半二日、久しぶりに一泊二日のプチレジャーで伊豆方面へ。

 道場を自家用車で出発したのが午前9時前。 横浜町田から東名高速に乗ってすぐはちょっと渋滞したけどその後はスムーズ、 時間調整も兼ねて足柄SAで休憩してワッフル食べたりマグロの串揚げ食べたりして再び東名へ、 沼津ICで降りたら一般道は結構渋滞、沼津港に着いたのが午前11時15分ごろでした。

 伊豆への小旅行と言えば昼食は寿司であります。 先週先々週と自宅で手巻き寿司だったんで、3週連続の寿司ですね。 そして店は、沼津港の中にある鮨庵さいとう 本店昨年利用したみなと旬彩街店の系列店のようです。

 11時30分開店の15分前から並んだんで師範らが一番乗り、 店内はカウンターが10席くらいにテーブルが2つの8席、そして座敷がテーブル2つの8席という中くらいの規模です。 今日はお好み含めてガッツリ食べたかったんで「カウンターはダメですか?」と聞いたんだけど、 『お子様がいらっしゃるので・・・』ということで座敷に相成りました。 ちょっと残念だったけど、そういうことは店のルールに従います。

 そして注文したセット物が以下です。

  師範、師範代:板さんおまかせにぎり(10貫) \2,940×2 (左写真)
  長女:もも (地魚にぎり8貫) \1,570
  次女:さくら (普通のにぎり8貫) \1,890

 おまかせにぎりの内容は、 (手前左から右に)カニ、イカ、赤貝、イクラ、玉子焼き、 (奥左から右に)大トロ、中トロ、ヒラメ、鯵、カンパチでした。

 開店と同時に店内はほぼ満席になったので、 料理が出てくるのにはそれなりに時間が掛かるかな、と思ったけど、 案外早く出て来ました。 その影響なのか座敷席だからからなのか、やや魚の切り方が雑に感じられたのがちょっと残念。 でも、魚の美味しさ自体は満足のいくものでした。

 で、セットだけでは物足りないわけで、以下を追加注文しました。

  ウニ入りイカ鉄砲 \1,890 (左写真)
  シメサバ、タチウオ、ツブ貝 各2貫、イカ下足(右写真)

 イカ鉄砲は、次女が頼んだ普通のセットと同じ価格なんで、 きっとたっぷり大きなイカが使われていて・・・と想像したんだけど、 実際はかな〜り小ぶり。このお店のオリジナル、ってことだったんだけど、正直あまりピンときませんでした。

 追加のお寿司は、単品注文だからか姿形ががぜん美しくなってます。 まだお腹に余裕はあったけど、カウンターじゃないと注文するのが面倒なんでここで打ち止め。

 そして例によってここから先の運転はハンドルを師範代に預けて師範は飲んじゃいます。 まずはプレミアムモルツの生ビール、630円也(左写真)。 生き返りますなぁ、お昼のビールは。ちょっと少ないのが残念だけど。

 そして清酒もいっちゃいます。 メニューには20種くらいの清酒が並んでいました。 その中で、地元のお酒で飲んだこと無い「富士錦 純米 一合730円」というのを注文したけどあいにく品切れ、 そこで思い切ってプレミアム銘柄磯自慢 純米吟醸 一合1,050円を注文(右写真)。 やっぱり美味いよね、磯自慢は。 そんじょそこらの清酒とは厚みが違うと言うか、 迫力を感じます。 また、こんな風に削った氷を木の桶に入れて出されるのも気が利いてますな。

 そしてお会計は、親子4人分トータルで15,000円ちょっと。 それなりに満足のいく内容だったわけではありますが、 前回の「みなと旬彩街店」の時に比べるともうひとつ、 という印象ではありました。

 そして今回の宿は、 3年前も利用したラフォーレ 修善寺。 師範代の勤務先の提携保養所です。

 今回利用したのもコテージです。 お世辞にも新しいとは言えない、というかかなり年季の入った建物だけど、 広さは十分。広いリビングダイニングに和室8畳が二部屋、80m2くらいはあるかも。 そんなに広くても使いきれないわけですが、広いというのは気持ちの良いものです。


 夕食までの間、温水プール(左写真)と温泉が併設されたプーロでダラダラと。 もう子供らも大きくなって、プールで喜ぶなんてことも無いんじゃないかと思ったけど、 実際は大喜びしてました。 師範も、お寿司で膨らんだお腹を夕飯までにスッキリさせるべく、 泳いだりサウナに入ったりの悪あがきをしておりましたとさ。

 プール&風呂からあがったらビールを1本。 コテージの目の前に自販機があって1本250円という良心的な価格は嬉しいんだけど、 スーパードライじゃなければもっと良かったのに・・・という感じ。

 そして期待の夕食は、 ラフォーレ修善寺のゲストハウスにあるフレンチ・レストラン、ダイニングFujiで頂きます。

 店内は、広いホールに高い天井、富士山が望める側に大きな窓があって(夜なんで外は真っ暗だけど)、 とても開放感のある造りになっています。 そんな中、今宵の席の埋まり方は4分の1くらいだったかな? 連休中日でそんな感じなんで、 もしかすると婚礼向けとかのためにこれだけたくさんの席が用意されているのかもです。

 そして、今夜のメニューは以下です。

hors-d'oeuvre:
 鮪のスパイスマリネと蛸のプランチャー 加減醤油のエスプーマ添え(左写真)
soupe:
 ショートパスタ入り 茸と根菜のキュルティバチュール
plat de poisson:(師範代)
 香草を巻き入れたサーモンのルーレ 黒コショウ風味のパンペルディ添え
plat de viande:(師範&長女&次女)
 完熟オリーブとバターを詰めたブラン・ド・プーレ 家禽のジュと野菜のピュレのソースと共に(下写真)
dessert:
 シェフの気まぐれデセール
cafe' or ter:
 コーヒー
pain:
 パン

 子供らもグレードアップして同じメニューにしたんだけど、 長女はキッチリ完食(+パンのおかわり)、次女もほぼ完食できる量、 つまりはかなり少なめでした。 特に前菜は「普通は"アミューズ"って言うよね」くらいの軽い量。 パンのお代わりが出来るのでお腹の調整は可能ですが、 食の太い方はもっと上のコースにした方が良いかもです。

 というわけで、今回の場合は宿泊と食事がセットになったお安いプランだったからアレですが、 料理だけの値段だとこれで4,620円だそうで、 やっぱりそれだと高いと言わざるを得ませんな。 リゾートホテルのレストランなんで、仕方のないところかも知れませんが。

Chateau des Eyssards Merlot Cabernet Franc 2010
シャトー・デ・ゼサール メルロー カベルネ・フラン 2010
Ch. des Eyssards
シャトー・デ・ゼサール
Rouge
Bergerac
ベルジュラック
Sud Ouest (France)
南西地区 (フランス)
(\5,500) 2013/02/10 ダイニングFuji 稲葉
 テーブルには「スパークリングフェア」で発泡ワインが写真入りで6本書かれたリストと、 ワインが赤白それぞれ2種ずつが書かれた飲み物リストが置かれていました。 このレストランだともう少し種類持っているだろうなと思って「他にワインリストはありますか?」と聞いたらやっぱり『あります』と。 そして見せて頂いたリストには、スパークリングが5種、白が7種、赤が12種。 安いのは1本5,500円からで、高い方は12,000円とか。 ひと通り眺めて、良さそうなのもあるけど掛け率が高いなぁということで、 やっぱり一番安いコレをチョイスしました。 それだったら最初から置かれてた「飲み物リスト」にも書かれてたんだけどね。
 色はしっかりと濃い青紫色。 香りは、ボリュームこそ中程度ながら、 キュッと締まった果実とか煙たいような感じとか乳酸みたいな感じとか、 なかなか複雑で上品な香りが感じられます。 味は、抜栓直後はスーッと入ってくる感じで、どちらかというとスムーズ、悪く言えば弱い感じ。 アルコール度数は14.5%もあるようなんで、これは時間をかければ開くよなぁと思ったんだけど・・・
 最初に師範代のグラスにも注いで頂いていたんで、リアルに抜栓後の変化を感じられたんだけど、 残念ながらあまり開いた気配はありませんでした。 開けたてor注ぎたての方がパッとした雰囲気が楽しめたようです。
 料理が少なめだったので、残り3分の1を残して部屋にお持ち帰り。 味も香りも強すぎないんで、 肉でも魚でも合わせやすいという意味ではこういう店で出されるのにふさわしいワインとは思います。 でも、5,500円は高いな。せいぜい4,500円、できれば3,900円で出して頂きたいところです。
74点 道場にて

 食事の後は、昼とは違う温泉施設森の湯へ。 こちらには露天風呂とサウナ、そして水風呂があります。 サウナと水風呂があれば、永久機関のごとく無限に温泉が楽しめる師範であります。

 そして、部屋で残りのワインを飲んだ後、 また缶ビールを追加。というわけで今日一日で生ビール、清酒一合、缶ビール、ワイン1本、缶ビール。 明らかに飲み過ぎだけど、旅先での酒は美味いんだよねぇ。

8日(金)

Gocce di Negroamaro 2010
ゴッチェ・ディ・ネグロアマーロ 2010
Cantine Ionis
カンティーヌ・イオニス
Rosso
Salento (IGT)
サレント (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Puglia (Italia)
プーリア (イタリア)
\777 2013/01/19 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 前回の稽古の予告通り、 同じ造り手/同じ地方/同じヴィンテージ/違う品種のワインを比較稽古することにしました。 「比較」といっても、片や二日前に抜栓したものなんで、 酸化の影響の方が大きそうですが、まぁお戯れでね。 品種は、前回のがプリミティーヴォ(日本語だと「原始的」)、今回のがネグロアマーロ(日本語だと「黒苦」)。 イタリアの赤ワイン用品種の中でもやや微妙な立ち位置の品種ですが、 だからこそあまり比べた人が居なさそうで、 そういうニッチな部分にこそ「安ワイン道場」は光を当てるべき、と考えた次第でございます ・・・って嘘、そんな大層なことは考えてなくて、ただ流れでそうなっただけですがね。
 色は先日のワインとほとんど変わりません。 思いっきりマジメに比較すると、名前の印象に反してネグロアマーロの方がやや薄い感じです。 香りも、ボリュームといい雰囲気といい、似た感じであることは間違いありません。 でも「プリミティーヴォとネグロアマーロは同じ香り」ってんじゃ師範の名もすたるってもんで、 一生懸命違いを探ると、ネグロアマーロの方がやや日なたに干した布団の香りがします ・・・って全然ワインの表現じゃ無いな。 味も似てるんだよね。 こちらも軽い甘味と酸味、そして口腔の奥をキュッと絞る酸味があって。
 というわけで、正直言ってよく判らんかったです。 かろうじて言えるのは、「プリミティーヴォ」と「ネグロアマーロ」では、 その語感から前者が軽くて田舎っぽいワイン、 後者が重くて濃くてモダンなワインという感じがするけど、 実際は逆だった、ということでしょうか。

 3日で2本なんで、3分の2ほど残した分と翌日再稽古。 基本的に若いワインだし、ボトルの中にたっぷり残っていた状態なんで、 全然ヘタった感じはしません。 味わいも、渋味はまだシッカリしているし、開けたてと言われても判らないかも。 というわけで、あまり多くは飲めない方が複数日に分けてチビチビ飲めるワインだと思います。
72点 道場にて

6日(水)

Gocce di Primitivo 2010
ゴッチェ・ディ・プリミティーヴォ 2010
Cantine Ionis
カンティーヌ・イオニス
Rosso
Salento (IGT)
サレント (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Puglia (Italia)
プーリア (イタリア)
\777 2013/01/19 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 本日の夕食はおでん。 師範は良く「おでんとワインは合わない」と主張しておりますが、 それに対して『そんなことはない』という反論を頂くこともしばしばあります。 とりわけ道場のおでんが魚臭いということも無いと思うんだけど。 というわけで、本日はその相性問題を確認すべく、勇猛果敢に赤をチョイスしました。 モノは、イタリアのカカト部分にあるサレント州産のプリミティーヴォ種。 ちなみにこの銘柄のワインは、同じヴィンテージのネグロ・アマーロ種も同時購入しています。 気が向いたら金曜に開けて比較稽古しちゃったりするかもです。
 さて抜栓。色は若くて濃い紫色。 香りは、ボリューム軽めだけどイタリアらしいケミカルな感じとトーンの高い果実香が同居。 味は、いかにも若いイタリア産って感じで、軽い酸味と甘味、 口の中での滞在時間が長くなると舌の根っこを絞られるような渋味を感じます。
 そして、このワインのおでんとの相性はというと、 まず練り物ベースの香りにこのワインの香りがマスクされます。 そして、やっぱり渋味がやけに強調される感じがするんだよなぁ。 比較対象として、先日購入した清酒にも合わせてみたんだけど、 清酒の米に由来する香りの方が相性が良いし、味わいも魚っぽさを洗い流してくれるみたいで、 やっぱりコッチの方が合うよね、って感じです。
 というわけで、ワイン自体は値段を考えればお買い得です。 若いイタリアの良いところをキチンと持っている感じがします。 そして、おでんとの相性は、これまで考えていたよりは悪いもんじゃないけど、 やっぱりプラス側の作用は無いよなぁ、と。 おでんの香りって、冬場のコンビニに入るとムワッと匂うじゃないですか、 あの悪いイメージがあって先入観として敬遠している部分はあったかもです。

 そして翌々日再稽古。 2日経ったけど、ヘタった感じはほとんどありません。 ただ、雰囲気はかなり変化していて、甘く平たい味わいと焦がした感じの香りが前面に出てきています ・・・な気がするんです。 でも、↑に書いたように開けたてのワインとあまり変わりが無いんだよなぁ。
72点 道場にて

3日(日)

 本日は2月3日、節分であります。 そして節分の食事といえば昨今の流行は恵方巻きらしいですが、 「巻き寿司ならなんでも良いや」ということで道場では手巻き寿司。 たしか先週の日曜も手巻き寿司だったと思うけど気にしません。

 ちなみに師範は、同じ「誰かが仕組んだイベント」でも、 恵方巻きやバレンタインデーや土用のウナギにはポジティブで、ボージョレ・ヌーヴォーにはネガティブです。 というのも、前者は普段と特に値段の差が無いからね。 それに比べてボージョレ・ヌーヴォーは同クラスのワインに対して明らかに高い。 その世界への入り口としては全くふさわしくないと思うからであります。

Domaine Gayda Cepage Chardonnay 2011
ドメーヌ・ガイダ セパージュ・シャルドネ 2011
Dom. Gayda
ドメーヌ・ガイダ
Blanc
Pays d'Oc (IGP)
ペイ・ドック (インディカスィオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\898 2013/01/19 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 というわけで本日の夕食は手巻き寿司、それとブリ大根。 寿司種は、マグロ、サーモン、トビコ、スルメイカ、梅酢ダコ、玉子焼き、キュウリ、カニカマ、カイワレ大根。 良い白身が欲しいところだったんだけど、残念ながらありませんでした。 そういうところは九州とか西日本が良いなぁ。
 そしてワインはもちろん白なんだけど、 青魚みたいな魚フレーバーの強い寿司種は無いんで、 とことんスッキリ系というよりやや厚みがありそうなシャルドネを選んでみました。 この造り手の白ワインは、下のグレードのものとは稽古済み(品種は違うけど)。 きっと高いコスト・パフォーマンスを発揮してくれると信じてのチョイスです。
 栓はコルクじゃなくてスクリューキャップです。 そしてグラスに注いで、色は普通に薄めです。 ここまでは凡百の安ワインとなんら変わりはありません。 次なる香りがちょっと違います。 南のシャルドネらしいトロピカル・フルーツな感じと、 まるでソーヴィニョン・ブランみたいな涼やかな草っぽい香りがしっかり香ります。 味も、旨味がしっかりしていてほんのり甘味があって、後味には軽い苦味もアリで、 なかなかに複雑な味わいです。
 というわけで、想像通り厚みがあってコスト・パフォーマンスの高さを感じるワインでした。 ただ、欲を言えば「想像通り美味しい」を一段超えた、 ビックリするくらいの何かが欲しかったかな、と。 たかが900円のワインにそこまで期待するのは酷かもですが、 740円のエントリークラスと同じレベルに感じちゃったもんですから。
ショップへのリンク: Domaine Gayda Cepage Chardonnay 2011
75点 道場にて

2日(土)

 家で残りのワインを飲んだ後、なんとなく思うところあって外で飲み直し。 選んだ店は、相鉄線星川駅そばにあるWine Bar koruという店。 最近できた店なんだけど、 道場から徒歩圏にワインバーなんてのが出来ること自体が凄いな、と思ってたわけですよ。 それでいつかは訪問したいと考えていた次第であります。

 店内は、吉野家的な造りというのかな?マスターが通る通路を取り囲むようにカウンターが配置されていて、 席の数は8席くらいの小ぢんまりとした感じです。 師範が伺ったのはもう10時30分を過ぎたころだったと思うけど、 ほぼ満席に近い状態でした。

 そして、ここで頂いたグラスワインが下記であります。

Dourthe "Grands Terroirs" Sauvignon Blanc 2011
ドゥルト "グランド・テロワール" ソーヴィニョン・ブラン 2011
Vins et Vignobles Dourthe
ヴァン・エ・ヴィニョーブル・ドゥルト
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(\850 : Glass) 2013/02/02 Wine Bar koru ピーロート・ジャパン
 グラスワインは、白赤ともに5種類くらい、それに甘口ワインが3種類くらいあったと思います。 産地はイタリアを中心に世界各地満遍なくで、お値段は500円くらいから1,000円くらいまで。 マスターの的場さんによれば、ごく稀に一杯1,000円以上のも出したりするとのこと。 「ワインバー」というと1杯1,000円以上は覚悟しなきゃ、みたいなところがありますが、 ココは土地柄?を反映してかお手頃価格で提供されているようです。
 そして、紹介を受けた白の中から師範が選んだのは、このボルドー産のソーヴィニョン・ブラン。 写真を見てお分かりのように、ボルドー産なのになぜかブルゴーニュタイプのなで肩ボトルに入ってます。 というわけで、「そのソーヴィニョン・ブランを下さい」と言った時点では、 ボルドー産だとはこれっぽっちも気付かず、ニュージーランドかどこかの産だと思ってました。
 そして、ここで使われているグラスは、赤も白も基本的にブルゴーニュタイプの大ぶりのもののようです。 やっぱり気持ちいいよね、大きなグラスっで飲めるのは。 色は、照明の加減であまり判りませんが、少なくともそれほど濃い感じじゃなさそうでした。 そして香りは、これぞソーヴィニョン・ブランという爽やかフレッシュなハーブの香り。 そう、香りの時点でますます「良いねぇこのニュージーランド産は」なんて思ってましたよ。 味わいもスッキリ&キリッとしてます。 そういう感じなんで、クイクイ飲めちゃってすぐに無くなるのが難点と言えば難点かもですが。
 グラス一杯を飲み終わる段になってようやくボルドー産だと気付きました。 いやー、こういうのもあるんですね。なかなか勉強になります。 やっぱり殻に閉じこもってちゃイカンですな。 安ワイン者の先導役として新たな世界も開拓しないと、です。
(76点) "Wine Bar koru"にて

Mercedes Eguren Cabernet Sauvignon 2010
メルセデス・エグーレン カベルネ・ソーヴィニョン 2010
Bodegas Eguren
ボデガス・エグーレン
Tinto
Castilla (VdT)
カスティーヤ (ビーノ・デ・ラ・ティエラ)
Castilla (Espana)
カスティーヤ (スペイン)
(\600 : Glass) 2013/02/02 Wine Bar koru モトックス
 そして赤も頂きます。 赤は自分でチョイスはせず、マスターに『ガツンとくるヤツをお願いします』とだけ告げて選んで頂きました。 そしてお薦めされたのがこのスペイン産。 品種はカベルネ・ソーヴィニョンで、お値段は1杯600円。 ここで高いのを薦めないあたりが安ワイン者の心をグッと掴んでくれます。 そして、もう一つ嬉しいのが1杯の量が多めということ。 会話の中から推測するに「6杯取り」が基本みたいだから、だいたい1杯あたり120mlくらいですかね。 それくらい注いでくれると満足感があります・・・って根っからの「卑し系」をカミングアウトしているみたいでアレですが。
 色は、白同様よく判らないわけですが、カベルネ・ソーヴィニョンらしく青く濃い感じは受けます。 香りはなるほどカベルネ・ソーヴィニョン、カシスっぽい果実香に加えてピーマンのような青い感じがガツンと来ます。 香りだけだったらこれがスペイン産とは思わないですね。 ボルドーとも違って、どこかニューワールドあたりを想像しそうです。 味は、思いのほかドライというか甘さを残さない仕上がりになっていて、 そのへんはニューワールドとは違う感じです。
 なるほどこれも面白いワインですね。 スペイン産の赤というと、どうしてもヤニっぽくて洗練されていないイメージが師範の頭から抜けきらずにいるけど、 もうそんな時代じゃ無いんですな。
(74点) "Wine Bar koru"にて

 そしてお会計は、ワイン代の850円+600円でキッチリ1,450円のみ。 チャージとかを取らないあたりも安ワイン者には嬉しいお店でありました。

1日(金)

Todi Bianco 2011
トーディ・ビアンコ 2011
Cantina Tudernum
カンティーナ・トゥデルナム
Bianco
Todi Bianco
トーディ・ビアンコ
Umbria (Italia)
ウンブリア (イタリア)
\832 (単品価格 \1,050) 2013/01/10 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 本日の夕食は、肉団子のスープと牛丼です。 食材から考えれば、なんとなく赤かなぁ、って気もしますが、 今日赤を開けちゃうと一昨日の残りも赤なんで、 明日が「赤の残り+赤の残り」になっちゃうことに。 それはちょっとグッと来ないよね、ということで白をチョイス。 選んだのは、先日赤と稽古した、 ウンブリア州の「カンティーナ・トゥデルナム」の手によるもの。  『イタリア中部、ウンブリア州最大規模のワイナリー、カンティーナ・トゥデルナム。 品種はイタリアの土着品種グレケットとシャルドネをブレンドとのことであります。
 さて抜栓。色は例によって屑コルクをサンドイッチした安モノです。 グラスに注ぐと、色は思いのほかしっかりしていて、ソーテルヌを薄めたような、黄金糖を溶かしたような、 レモン色より若干赤めの色が見て取れます。 香りは、いわゆる南仏のシャルドネみたいな、蜜っぽさがメインで甘そうな気配を感じる香りです。 柑橘類やリンゴって感じじゃないよなぁ。 どちらかというとトロピカル・フルーツな、黄桃やパイナップルといったフルーツが想像されるような香りの雰囲気です。 そして味は想像の斜め上、濃くて甘めのワインです。 酸味もあって後味には軽い苦味もあるんで、要素はいろいろなんだけど 全体に荒っぽさは否めません。
 というわけで、「グラスワインで1杯だけ」とかだったら合いそうなワインだけど、 1本飲むとちょっと飲み飽きしそうなバランスでした。 今回の師範の場合、今日の稽古ではボトル2/3で終了なんで、 飲み飽き直前くらいにストップだったんで事なきを得ました。

 というわけで翌日稽古。夕食のメニューは骨付きラムとかラザーニャとかだったんだけど、 このワインは夕食に到達する前に飲みほしちゃってて、 夕食前のツマミに食べていた砂肝のガーリック炒めと合わせてました。 そして一日後のワインはというと、ビックリするくらい甘味が抜けてます。 「えぇ〜、昨日の私が感じたのはナニ?」です。 濃い感じは依然としてあるけど、甘くは無いですねぇ。 香りが変化するワインは数あれど、ここまで味わいが変化するワインは珍しいかもです。
69点 道場にて

前月分

by 師範