稽古日誌:2008年1月

 今年からトライアル的に楽天のアフィリエイトをやってみることにしました。 アフィリエイトとは、当道場のリンクをクリックして楽天内にある販売店のサイトに行き、 そこで購入されると売り上げの1%がポイントとして師範に付与される、というものです。
 もちろん、それによって評価を変えることはありません。 リンクは「ショップへのリンク」と明記します。 苦労ばっかで無意味と思えばすぐ止めます。 万が一ポイントが得られたら、毎月何ポイントだったか公開するかもです。
(写真は、九州地方にある実家の窓からの正月景色です。 全然内容と関係ないっすけど、雪が珍しいもんで)


翌月分

31日(木)

Ruberte (Macabeo) 2006
ルベルテ (マカベオ) 2006
Ruberte?
ルベルテ?
Blanco
Campo de Borja
カンポ・デ・ボルハ
Campo de Borja (Espana)
カンポ・デ・ボルハ (スペイン)
\9802008/01/22 Yoshiya よしや
 本日の夕食は、ちらし寿司(種はマグロ、タイ、ハマチ)とレンコンのカレー風味キンピラ。 相手は軽そうなワインがいいと思い、スペイン産を。 安スペイン白、特にマカベオ品種はあまりグッとこないものが多い印象だけど、 なんとなくラベルに惹かれて購入。 ただ、表ラベルも裏ラベルもあんまり情報書かれてなくて、 造り手の正式名とか良くわからないんですな。 品種がマカベオってのもラベルからは読み取れず、 販売店のサイトにそう書いてあったのみだし。
 キャップシールと同じ緑色の樹脂製コルクを抜栓。 色はかなり薄い。ちょっとだけ日焼けした白木のような色合い。 香りはとても弱い。フレッシュなフルーツというより、 安カバなんかにありそうな生木っぽい香りが弱弱しく漂うだけ。 味も薄い。まるで水のよう。酸味も無く甘みも無く、かといってアルコール感も弱い。 なんだか全然飲んでる気がしないワイン。
 ちらし寿司みたいな純和食の料理にはこういう無味無臭のワインが合う・・・ のかも知れないけどつまらないよね、コレ。とにかく軽すぎ/薄すぎ。 同じ造り手の赤(ガルナッチャ)も買っちゃってます。同じ感じだったらイヤだなぁ。
 1/3ほどを翌日再稽古したけど、なんら印象に変化無し。 水のように軽くて薄い白ワイン。
ショップへのリンク: Ruberte (Macabeo) 2006
59点道場にて

30日(水)

Chateau Saint Romans 2006
シャトー・サン・ロマン 2006
Ch. Saint Romain (Vignoble Ch. Barreyre)
シャトー・サン・ロマン (ヴィニョーブル・シャトー・バレイル)
Rouge
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\732 (単品価格 : \1,144 -2005年産参考-)2008/01/09 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 本日の夕食は鶏手羽の揚げ煮、なすの素揚げ。ワインはボルドー産の赤で、 これも「送料無料・美味しいものだけ6本セット \4,980」から。 この銘柄は2年前に2004年産と稽古済み、 そのヴィンテージはボルドーというより南仏産みたいな感じだった模様。 ヴィンテージと言えば、この2006年産、販売店の通常ページの単品ではまだ売られてなくて、 売られているのは1年前の2005年産。 在庫の切り換え時期で、『単品で旧ヴィンテージを売り切っちゃおう』 『セットの方は(途中でヴィンテージを変更するのが面倒なんで)在庫潤沢な新ヴィンテージで』 という戦略なのかな? セットでは断り無くヴィンテージ違いを送ってくる販売店もあったりするんで、 そんなのよりは賢明なやり方だとは思います。
 さて抜栓。色は、いわゆるボルドーの色よりかなり赤めで、ややサラリとした感じ。 香りは、前回の印象と同じくあまりボルドーっぽくなくて、 グルナッシュとかを使った南仏産みたい。 味は、渋味控えめ、やや甘くて軽い。 じゃあスルスル入るかというと、なんとなく荒っぽい感じもあったりするのが意外。
 1000円のボルドーと思えばそこそこ高品質だし、 南仏みたいな感じもあって面白くもある。 でも、「美味しいものだけ」の範疇に入るかなぁ。 師範の味覚的にはややストライクゾーンを外している。
 一杯分だけ翌日稽古。 なんとなく焦げっぽい感じとか、どことなく普通のボルドーな雰囲気に戻りつつあるような。 でもまぁ特段「好転!」って感じじゃないけど。
★ショップへのリンク: 「美味しいものだけ6本セット」 Chateau Saint Romans 2005 ※2006産は現状単品売り無し
69点道場にて

27日(日)

 本日は、プチプチ師範代の前の保育園時代のお友達、Sさん一家を招いて食事会。 総勢8人だけど子供と女性は飲まないんで飲む人はそこのお父さんと師範の二人。 メニューは手巻き寿司。

Cuevas Santoyo "Metodo Traditional" Brut N.V.
クエバス・サントヨ "メトード・トラディシオナル" ブリュット (ヴィンテージ無し)
Vinedos y Reservas
ヴィニェドス・イ・レセルバス
Espumoso
発泡

(Espana)
(スペイン)
\1,0292008/01/09 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 最初はスパークリングから。 話の種にってことで、 庭で採れたジューンベリーで作った果実酒を少し入れて、それを割って飲みます。 一粒入れた実が気泡を纏って上下する様もなかなか面白いしね。 というわけで、そういう飲み方をするのにシャンパーニュはもったいない、 スッキリ系のスパークリングで十分、ってことで選んだのがコレ。
 色は薄い麦わら色。ジューンベリー酒を加えると気持ちだけ濃くなる。 泡立ちはなかなかしっかりしていて、中に入れた実が浮かんだり沈んだり。 香りは、あまりイーストとか蜜とかを意識しない、すっきりフルーツ系の香り。 味は、甘からず酸っぱからずで標準的。 安スペイン泡にありがちな、金属的なキンキンした雰囲気が控えめなのは好印象。
 カクテルのベースとしては十分。 二杯目以降はストレートで飲んだけど、 シンプルなスパークリングなんで混ぜ物した方が好印象だった模様。 安くても3,000円はするシャンパーニュの1/3の価格、それを考えるとお買い得。
★ショップへのリンク: Cuevas Santoyo "Metodo Traditional" Brut N.V.
74点道場にて

Sileni "Celler Selection" Hawke's Bay Chardonnay 2007
シレニ "セラー・セレクション" ホークス・ベイ シャルドネ 2007
Sileni Estate
シレニ・エステート
White
Hawke's Bay (New Zealand)
ホークス・ベイ (ニュージーランド)
(Sさんから) エノテカ
 Sさんには赤白1本ずつお持ち頂きました。そのうちの白がコレで、 ニュージーランドのシャルドネ。最初は常温だったんだけど、頂いてすぐに冷蔵庫へ入れて、 飲む10分くらい前にワインクーラーへセットしたら飲む頃にはちょうど良く冷えた状態に。 飲む人二人なんで、最初の泡が無くなるまで時間があったことも奏功。
 ラベルを良く見ていなかったんで、飲み始める時は品種がわからない状態、 せっかくなんで脳内品種当てを。
赤みのない薄めの色・・・これは白ブドウですな。
樽は感じず、ハーブのような涼やかな香り・・・きっとソーヴィニョン・ブランでしょう。
蜜みたいなコクがあるけど重過ぎない味わい・・・うーん、シャルドネかも。
迷った挙句ソーヴィニョン・ブランだと思ったんだけど、 結果はシャルドネ。当てにならんなぁ、師範の感覚器は。
 ・・・というわけで、ソーヴィニョン・ブランに良く似たシャルドネ(本当か?)。 樽も感じないし、変にエグミがあったりもしないんで、 手巻き寿司に合わせて飲んでも問題なし、なかなか適応範囲の広そうなワインでありました。
76点道場にて

Escudo Rojo 2006
エスクード・ロホ 2006
Baron Philippe de Rothschild
バロン・フィリップ・ド・ロートシルド
Tinto
Maipo (Chile)
マイポ (チリ)
(Sさんから) エノテカ
 お持ちいただいた赤がコレ。 ボルドーの一級、シャトー・ムートン・ロートシルドのオーナー会社 (バロン・フィリップ・ド・ロートシルド社)がチリで造っている赤ワイン。 アルコール度数はなんと14.5%。 さすがに生の魚介類とは厳しそうなんで、手巻き寿司はあらかた食べ終えて、 生ハムとグリッシーニなんかをつまんでいる時に抜栓。
 色はとても濃い青紫。香りは、樽香もあってカシスっぽい果実香もあって、 その他モロモロもありなかなかに複雑。 かといってチリ産の赤にありがちなインクみたいな感じは弱く、 言われなけばボルドーと思う・・・かも。 味も、すげー重いわけじゃなくて、結構良いバランス。 だもんで、高いアルコール度数をものともせず、スイスイと胃の腑の中に流れ込み、 腸壁からガンガンと吸収されていきました。
 やっぱり一流ドコロの造り手さんは美味いワインを造る勘ドコロを押さえてますな。 チリの気候を味方につけて、技術とマーケティング力で売れるワインを造るのはお見事。
78点道場にて

Gevrey Chambertin 1er Cru "Lavaux St.Jacques" 2002
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ "ラヴォー・サン・ジャック" 2002
Dom. Rene Leclerc
ドメーヌ・ルネ・ルクレール
Rouge
Gevrey-Chambertin 1er Cru
ジュヴレ・シャンベルタン1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\5,3802007/05/23 Yoshiya よしや
 前のワインまでで、既に2人で3本飲んでおり、酒量的には十分なはずではあるんだけど、 ボトルが空になるとつい開けちゃうのが酒飲みの悲しいサガでありまして・・・ というわけで抜栓したのがコレ、ルネ・ルクレールのジュヴレ・シャンベルタン1級畑。 チリ産赤の後だったんで、ブルゴーニュのピノだと弱く感じるかなぁ、と心配しつつだったんだけど・・・
 結果的には心配は杞憂でありました。 まず香りのボリュームが1枚か2枚うわて。 カラメルみたいな樽香やキイチゴ、プラムといったトーンの高い果実香がパーっと。 味も良い感じで、甘みをまとったトゲトゲしさの無いスムーズな味わいは、 銘醸地ブルゴーニュの面目躍如といったおももちでありました。
 ・・・と、元気に飲んで参りましたがこのワインを1〜2杯飲んだあたりから記憶がプッツリ。 やっぱり師範の酒量は1本半が限界のようであります。
 半分残っていたんで、翌日改めて稽古。 若干香りの出方が弱くなったかな、と感じはしたけど、 特にヘタった様子もなく、翌日もピカピカの高級ブルゴーニュが楽しめた。 良いっすねぇ、ルネ・ルクレール。
ショップへのリンク: Gevrey Chambertin 1er Cru "Lavaux St.Jacques" 2001 (Dom. Rene Leclerc) ※ヴィンテージ違い(2001)
86点道場にて

 12時過ぎに始めて5時頃にはお開きに。 飲みすぎなことを除けば甚だ健康的な飲み会でありました。


24日(木)

Valdelapinta Verdejo 2006
バルデラピンタ ベルデホ 2006
Bodega Hnos del Villar
ボデガ・エルマーノス・デル・ビヤール
Blanco
Rueda
ルエダ
Castilla y Leon (Espana)
カスティーヤ・イ・レオン (スペイン)
\1,2392008/01/09 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 本日は、夕食後にちょっとした作業(バンド向けの曲のコピー)をしなければいけないんで、 あんまり深酒しないことに決心。というわけで、350mlの缶ビール (普通のモルツ・・・今一般に買えるビールだとやっぱりコレが好き)を飲んだ後、 キッチリ半分しか飲まない予定でワインを抜栓。 料理がイカそうめん、海老シュウマイ、ギンダラの西京焼き、レタスのサラダなんで、 白がよかろうと思い選んだのがコレ。 この造り手はロバート・パーカー氏のご推薦らしい。 彼が薦めるワインは一般に濃いから、2日に分けるのに適当だと思って。
 色はちょっと赤め、麦わら色っぽい黄色。 グラスの内側に小さな泡が付いて、わずかに炭酸が残っていることが見て取れる。 香りはかなりおとなしめ。リンゴっぽいフルーツ香と、旧家の床下のような湿った土っぽい香りがする。 味は、あまり果実味が感じられずコクと旨みがメインで、2006年産とは思えない雰囲気。
 うーん、想像とまったく違った。なんだか元気さとかピチピチ感が無くて、飲んでてあまり楽しくない。 一応明日に向けて半分残すんだけど、きっと好転なんかしないような。 そう思うと明日一日暗い気分で過ごしてしまいそう。 もしかするとこのボトルだけがそうだったのかも・・・ってくらい「パーカー推奨銘柄」的で無いです。
 翌日、やっぱり特に好転する様子もないわけで。 香りの出方とかやっぱりちょっとヘンテコかも。「このボトルだけそうだった」の可能性が高そう・・・ ってことで点数カッコ付きに。
★ショップへのリンク: Verdejo Valdelapinta 2006
(66点)道場にて

23日(水)

Los Arbolitos Cabernet Sauvignon 2006
ロス・アルボリトス カベルネ・ソーヴィニョン 2006
Los Arboritos (Araucano)
ロス・アルボリトス (Araucano)
Tinto
Valle Central (Chile)
ヴァレ・セントラル (チリ)
\9502007/11/30 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日のワインはチリ産の赤。 「そういえば以前はチリ流行ったよなぁ。でも最近飲んでないなぁ」 なーんて思って直近いつ飲んだか調べると、 なんのことはない年末のクリスマス・イヴに稽古していて、 まだ1ヶ月も間隔は空いていないことが判明。あは、あはははは。 アルコールのせいか記憶力がかなりヤバいことになってきております。 間に35本も飲んでるので無理もない、とも考えられますけど。
 夕食のメニューは寄せ鍋。大分産の柚子胡椒が切れたんで、 「こんなのあるんだぁ」と買ったS&Bのチューブ入り柚子胡椒を使ったら ・・・これがトイレの芳香剤とか入浴剤みたいな香り。残念ながらゴミ箱へ直行でした。
 さてさてワインはというと、色はカベルネらしい青みの強い濃さの紫色。 粘性はあまり高くなくサラリとした印象。 香りは、若いカベルネらしさがムンムン。 よく『茎の香り』なんて言われるけど、それを通り越して木の幹みたいな青っぽい香り。 樽香は感じられないけど、どことなくイガラッぽいような雰囲気もある。 味は、甘くて渋くてちょっと酸っぱい。バランスは悪くないように思うんだけど、 いかんせん荒削りな印象で、口当たりがザラザラしているように(そんなはずないけど)感じる。
 ブドウ自体はしっかり熟しているんだろうけど、まだ寝かせ方が足りないというか、 ワインになり切れていないような感じ。 若いモン好きの師範にもちょっと厳しいかな?悪いワインじゃないんだけど。
★ショップへのリンク: Los Arbolitos Cabernet Sauvignon 2006 実店舗より安い900円
69点道場にて

20日(日)

 本日の午後、近所の自治会館で町内会のバザー。 輪投げ/ダーツが一回10円、わた菓子/小さなカップ麺/ジュースが1つ50円。 わた菓子は当然として、カップ麺なんかも普段食べないもんだから、 昼ごはんの後だったにもかかわらずプチ師範代/プチプチ師範代とも食べちゃったりして。 なんだか昭和に戻ったような気分ののんびりした催し物でありました。

Bourgogne "Cuvee de Pressonnier" 2003
ブルゴーニュ "キュヴェ・ド・プルソニエ" 2003
Joseph Roty
ジョセフ・ロティ
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,0502007/12/22 関内 サンタムール カツミ商会
 夕食は、マグロの刺身、カリフラワーのゴマドレッシング和え、野菜スティック、黒毛和牛モモ肉のステーキ。 ワインは、ちょっと奮発して2,000円超のブルゴーニュを。 この銘柄は過去に2001年産1995年産と稽古済み。 過去の稽古結果から、しみじみとブルゴーニュらしいブルゴーニュを期待して。
 色は、およそACブルゴーニュとは思えない濃さだけど、 ボージョレみたく変に青っぽかったりせず、格上(村名とか一級とか)みたいな色合い。 香りもナイス。ボリュームこそおとなしめだけど、 その雰囲気たるやまさに高級ブルゴーニュ(の片鱗)。 トーンの高い果実香と目立たず下支えする樽香、ケモノっぽさも加わってなかなか複雑。 味は、重い軽いで言えば軽めだけど、スーッと食道から胃の腑に染み込んでいくような、 滋味深い味わい。酸味がやや弱く感じるのはヴィンテージの特性かな?
 ん〜ナイスであります。コレコレ!って感じであります。 先週稽古したヴィンテージも同じで値段も同等なメルキュレなんかより遥かに好印象。 やっぱりブルゴーニュは造り手ですなぁ。
80点道場にて

19日(土)

Les Calades 2006
レ・カラード 2006
(Les Producteurs Reunits)
(生産者組合)
Blanc
Cotes de Gascogne (VdP)
コート・ド・ガスコーニュ (ヴァン・ド・ペイ)
Sud Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\603 (単品価格 : \942)2008/01/09 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 本日、師範代は学童保育の父母会に行って不在なため、夕食は師範と子供らだけで。 メニューは、作りおいてくれたおでん。おでんってばワインに合わない料理の代表格であります。 とはいえ休日自宅の夜にワインを飲まないなんて考えられないため、 果実味があまり強くなさそうで、ものによっては清酒っぽい雰囲気もあったりするガスコーニュ産の白で。 これも「送料無料・美味しいものだけ6本セット \4,980」から。 品種はコロンバールとソーヴィニョン・ブラン。
 色はかなり薄くて、なんとなく清酒っぽい。 香りは、おでんの相手としては失敗したかも・・・ってくらいフルーティな傾向で、 ユリとかクチナシとか、甘い感じの花の香りとリンゴのような果実の香りで、 この地方らしいと言えばらしい感じ。 味は、結構コクがあってほのかに苦味があって、なかなかしっかりしている。 苦味はソーヴィニョン・ブラン由来かな。 変に甘かったりしないのは好印象。
 結局、想像したようなシンプルなワインではなく、 値段の割にはかなりしっかりしたワインで、おでんとの相性は残念ながらイマイチ。 でも、ワイン自体のクオリティは値段以上で、これも確かに「おいしいものだけ」に入れてもウソじゃないと思う。
73点道場にて

18日(金)

Domaine Saint Jacques d'Albas 2003
ドメーヌ・サン・ジャック・ダルバ 2003
Dom. Saint Jacques d'Albas
ドメーヌ・サン・ジャック・ダルバ
Rouge
Minervois
ミネルヴォワ
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,2002007/11/30 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 年末年始で太った2キロ超が、2週間経っても全然落ちなくて未だ66kg台。 やっぱり本式に肉が付いちゃったかなぁ。 腰まわりが若干ダブついている感じに加えて、 なんとなく体も重い。 たった2キロなんだけど、大きなお茶のペットボトルを常に持ち歩いているようなもんだからね。 ちょいと本気で落とすことを考えるべきかも。
 閑話休題、本日のワインは南仏ミネルヴォワ産の赤。夕食メニューは鶏の衣焼きとか、モッツァレラ・トマトのブルスケッタとか。
 色は想像通りの濃さ。ボルドー的な青みの強い紫。 香りは、あまりボリューム無く特に特徴も無く、普通に南仏な香りだけど、 印象は悪くない(じゃ伝わらんよなぁ)。 味も意外と好印象。若い南仏にありがちなギシガシ感が無くて、口当たりスムーズ。 だからといって軽いワインなわけじゃなくて、口の中での存在感はかなり長く続く。
 目立たないけどきちんと造られた佳品、といった感じ。 もう少し香りが華やかだったら・・・とも思うけど、あんまりこのワインには似合わないかな? まじめなオッチャンオバチャンが「ワシらあんまり儲けんでもええのよ」ってな感じで淡々と造っている、 ようなワイン(にしちゃあちょっと高いか)。
★ショップへのリンク: Minervois 2003 (Dom. Saint Jacques d'Albas)
72点道場にて

16日(水)

Cotes du Rhone 2006
コート・デュ・ローヌ 2006
Dom. Peysson (Jean-Luc & Natharlie Peysson)
ドメーヌ・ペソン (ジャン・リュック&ナタリー・ペソン)
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\833 (単品価格 : \1,302)2008/01/09 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 本日の夕食は、ブリの照り焼き、筑前煮、キャベツとホルモンの炒め物。 赤かなぁ白かなぁと迷い、結果的に選んだのはローヌ産の赤。 なんとなくブリ照りのコッテリ醤油っぽさと、安ローヌの素朴さ(垢抜けなさ)が合いそうな気がしたので。 このワインは「送料無料・美味しいものだけ6本セット \4,980」というセットの中の1本。 『美味しいものだけ』とは大きく出ましたな。 単価が安く、結構な値引率でもあるんで、これでホントに美味しいものだけだったら大バンザイなんだけど。
 色はかなり濃い。ボルドーとかと違うところは赤みを強く感じる点か。 香りにビックリ、およそこの価格帯のワインとは思えないボリュームで、 アセロラとかみたいなキュートな果実香がパーン!と。 味にまたビックリ、渋すぎず酸っぱすぎず、甘味もしっかりあってなかなか良いバランス。 さすがに複雑さや妖艶さは無いんだけど、ストレートに美味しいと思えるワイン。
 こりゃアタリ。ちょっと香りを嗅いでなめてみた師範代にも高評価。 これが実売1,000円以下なのはとてもコスト・パフォーマンスが高く、 通常価格の1,302円でも十分安く感じられる。 これ以外の5本もこんなクオリティだったら確かに『美味しいものだけ』と言えそう (でもそりゃさすがに難しいか)。
 一杯分ほど残ったものを翌日稽古。 味のバランスは特に変わった印象なくちゃんとしているけど、 昨日ほどの香りのボリュームは無くなっていたような。 まぁしょうがないところですかね、その日のうちに飲んで吉かと。
79点道場にて

14日(月祝)

Mercurey 2003
メルキュレ 2003
Ch. Philippe-le-Hardi
シャトー・フィリップ・ル・アルディ
Rouge
Mercurey
メルキュレ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,0002007/12/22 関内 サンタムール カツミ商会
 良いワインをタップリ飲んだ翌日、こういう日のワイン選びはなかなか難しい。 体調的にはまったく普通に戻っているんだけど、 昨日のワインの雰囲気を覚えているというか、いわゆる「口が奢った」状態になっているんですな。 で、選んだのは良年と言われている(言われていた?)2003年産の村名南部ブルゴーニュ。 料理は、昨日の残りのパンでフレンチ・トーストにしたり、シチューの残りを食べたり、 昨日出そうと思って出せなかったモッツァレラ・トマトのサラダとか、レタスとゴマ油のサラダとか、 自家製のシメサバなんかを食べて。
 色は、良年らしくかなり濃い目の赤紫。 香りは弱め。樽香は無く果実香も無く、あるのはなんとなくケモノっぽい雰囲気のみ。 味も軽めで酸だけでとてもストイック。 こんなんだったらACブルゴーニュとかでもありそう(まぁそういう値段ですけど)。
 うーん、ハズしたなぁ。 昨日との落差が大きいこともあるとは思うけど、それにしてももうちょっとガッツが欲しいところ。 確かセール価格でこの値段、元はもっとお高かったと思うけど、そりゃ無いでしょって感じ。
67点道場にて

13日(日)

 ワインがらみのお知り合いを道場にお招きして飲み会。 参加者は、がぶ嬢ご夫妻とお子様二人、
とびさんご夫妻、磯子さん。 師範代以外の大人はみんな飲むんで飲む人6名。 というわけで、およそ一人1杯ずつであります。

Christian Etienne "Cuvee Tradition" Brut N.V.
クリスチャン・エティエンヌ "キュヴェ・トラディスィオン" ブリュット (ヴィンテージ無し)
Christian Etienne
クリスチャン・エティエンヌ
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
\3,1292007/08/21 かわばた酒店 オーレ・ジャパン
 まず一本目は泡モノからで、高くなったとは言えやっぱりシャンパーニュであります (買ったのは昨年8月)。 雑誌の評価でベストバイに選ばれたらしいこのシャンパーニュで、 RM(レコルタン・マニピュラン:自家栽培/醸造メーカー)の一本。 ちなみに料理は、マグロとタコの刺身、ヒラメのカルパッチョ。
 色は普通よりちょっと濃い感じだったかなぁ、あんまり覚えていない。 香りは・・・これまたあまり覚えていなかったり。 で、確実に覚えているのは味で、一般のシャンパーニュより明らかに苦味が強めで、 なんとなくグレープフルーツっぽい味わいがあった。 で、苦いだけじゃなくて蜂蜜っぽい甘味もあったんで、 グレープフルーツに蜂蜜をかけて食べているような雰囲気。
 雑誌で選ばれた理由は、明らかに個性的な味わいにあるんじゃないかと。 で、それが美味いかと問われるとまぁ人それぞれじゃないかと。 シャンパーニュとして持つべきクオリティはしっかり持ってたと思うけど、 3,000円以上もするからねぇ。
ショップへのリンク: Christian Etienne "Cuvee Tradition" Brut N.V. ※とうに売り切れ
(76点)道場にて

Macon-Verze 2004
マコン・ヴェルゼ 2004
Dom. Leflaive
ドメーヌ・ルフレーヴ
Blanc
Macon Villages
マコン・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,8312007/04/30 カルフール南町田店 ラック・コーポレーション
 二本目は白、これまた道場での在庫期間が長い(といっても9ヶ月)一本で、 造り手はブルゴーニュの超名門ドコロ「ドメーヌ・ルフレーヴ」。 畑がマコンなんで道場の稽古範囲内の価格で買えたけど、 これが「なんとか・モンラッシェ」とかのメジャーな畑だったら普通は手が出ないところ。 というわけで、その価値をご理解頂ける皆様にお出しするのが良かろう、ということで。 ちなみに料理は、磯子さんにお持ち頂いた焼き豚なんかをつまみながら。
 色は・・・これまたあまり記憶が無かったり。 このワインでハッキリと記憶にあるのは、そのいかにもルフレーヴらしい、 「ルフレーヴ節」とも言うべき鮮やかな樽香と蜜香。 もうグラスのそばに顔を近づけるだけでバンバンと香って参ります。 味も、想像通りコッテリした感じだけど、バランスが良くてスイスイ入る。
 いやー、これが3,000円以下はある意味凄い。 師範レベルではシャサーニュ・モンラッシェとかムルソーとか言われてもすんなり信じそうなクオリティ。
(83点)道場にて

Chino 甲州 "千野一文字短梢" 2006 旭洋酒有限会社
甲州市塩山千野 (日本)
(がぶ嬢家から)
 白のもう一本は、がぶ嬢ご一家にお持ち頂いたもので、国産の甲州種。 裏ラベルによれば、栽培者は小川孝郎氏、 標高550mの粘土質南向き斜面で栽培されたブドウを使い、 フレンチーオーク樽で醗酵、生産本数はわずか620本らしい。 せっかく国産ワインなんだから、こういう「栽培や醸造が見えるラベル」ってのはうれしいですな。
 色は、前のルフレーヴと比較するとレモン色っぽくて淡い色合い。 香りは、樽が強めである点は同じなんだけど、 なんとなくその樽の香りが違うんですな。やっぱりルフレーヴはルフレーヴの樽香だったなぁ、と再確認。 味わいはややシャープ。リンゴや柑橘類みたいなトーンの高い果実の味わいがあって、 これはこれでなかなか面白い。
 お値段は2,000円くらいだったとか。 そのくらいでこの品質があれば十分でしょう。 国産ワインも頑張っておりますな。 師範は昨今の「国産ワインブーム」に乗り切れず、あまり飲む機会はないんだけど、 たまに飲むとその品質向上具合が感じられます。
(80点)道場にて

Clos de la Roche 2002
クロ・ド・ラ・ロッシュ 2002
Georges Lignier et Fils
ジョルジュ・リニエ・エ・フィス
Rouge
Clos de la Roche (Morey Saint-Denis Grand Cru)
クロ・ド・ラ・ロッシュ (モレ・サン・ドニ特級畑)
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\8,3792007/08/21 かわばた酒店 ヴィノラム
 さてさて赤の一本目はブルゴーニュであります。お値段は、当道場としては大破戒価格、 でもブルゴーニュの特級畑としてはまだリーズナブルな8,000円超。 造り手はジョルジュ・リニエで、同じ造り手/同年の一級畑とは稽古済み、 特級は更に上、を期待して登用。 ちなみに料理は、冷凍パイシートを使ったキッシュ風の卵ピザとか、 とびさんにお持ち頂いたいろいろなパンとか。
 さて抜栓・・・なんだけど、これが抜けないんですな。 コルクが瓶の内側にへばりついているようで、スクリューを抜いたら内側だけボロボロと。 結局最後まで抜けなくて、瓶の内側に落として解決。 というわけで、液面にはコルクの粉がぱらぱら浮いている、ややみっともない状況だったんだけど、 ワイン自体はピッカピカ。カラメルのような樽香とキュッと締まった果実香、 味わいも丸くて甘みがあって、文句無しにブルゴーニュのグラン・ヴァン。
 ここまで抜けないコルクは、3,000本以上抜いた師範の経験上初めてのことだったけど、 ワインがナイスで良かった良かった。 これで中身がイマイチだったらどうしてくれよう、ってくらい苦労させられたからね。
(90点)道場にて

Paul Herard Brut Rose N.V.
ポール・エラール ブリュット・ロゼ (ヴィンテージ無し)
Paul Herard
ポール・エラール
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(がぶ嬢家から) ヴィノスやまざき
 このシャンパーニュはがぶ嬢ご一家にお持ち頂いたもの。 冷えてないシャンパーニュはシャンパーニュにあらず、というかもったいないよね、 と思うんで、最初の方では飲まずに宴の中盤、しっかり冷えた頃に登用。 ロゼゆえかラベルにはバラの花なんかがデザインされていて、とっても華やかなボトルであります。
 色は、右のボトル写真からもわかるように、非常に派手なピンク色。 シャンパーニュのロゼによくあるサーモン・ピンクじゃなくて、 もっと濃くて赤みの強い、ド・ピンクっぽい色合い。 香りはあまり覚えていないけど、泡のキメが細かくボリュームが多めで、 「クリーミーなシャンパーニュだなぁ」という印象が強かった。
 ボトルの雰囲気といいワインの色といい、パーティみたいな席にはうってつけなシャンパーニュではないかと。 結構しっかり系だったんで、 最初じゃなくて中盤にお出ししたのも良かったのではないかと(手前味噌)。
(77点)道場にて

Altrovino Merlot e Cabernet Franc 2005
アルトロヴィーノ "メルロー・エ・カベルネ・フラン" 2005
Azienda Vitivinicola Duemani (Luca D'Attoma)
アジエンダ・ヴィティヴィニコーラ・ドゥエマーニ (ルカ・ダットーマ)
Rosso
Toscana (IGT)
トスカーナ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
(トビさん家から) モトックス
 さてさてココから赤の本番3連発。 まず一本目は、とびさんご一家にお持ち頂いたイタリア産。 「ルカ・ダットーマ」という気鋭の生産者によるもので、ビオなワインとのこと。 イタリアワインなのに、品種がメルローとカベルネ・フランってのもなんか変わってますな。 ちなみに料理は、鶏手羽元の揚げ煮。道場定番の居酒屋メニューであります。
 色は黒に近い青紫で、とっても濃い感じ。 香りは、まず最初に感じたのが油性マジック、それも「ゼブラ ハイマッキー 極太」な香り。 よく赤ワインの香りで「インクっぽい」って表現があるけど、 そういう新聞紙のインクっぽいんじゃなくて、あくまで油性ペンのインクの香り。 味は、抜栓直後が固くてガッシガシ。 こりゃ手ごわいなぁという感じだったけど、グラスの中で一気に変化して、 ちょっと時間が経つとフレンドリーな雰囲気に。
 なかなか個性的なワイン。イタリアワインっぽさは確かにあるんだけど、 なんとなくオリエンタルな雰囲気というか、謎めいた感じがあったような。 たいへん興味深く頂きました。
(78点)道場にて

Nardo 1998
ナルド 1998
Montepeloso
モンテペローゾ
Rosso
Toscana (IGT)
トスカーナ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
(磯子さんから) モトックス
 磯子さんにお持ち頂いたのも、前のワインと同じくトスカーナのIGT。 写真撮るのがヘタクソでちゃんと移ってないけど、 ラベル表面全体に小さなデコボコで"MONTEPELOSO"の文字が浮き出しております。 いかにもイタリアらしいシャレたラベル。 さてさて料理は師範ご謹製牛タンと牛スネ肉のシチュー。 今回はシャトルシェフで作ったんだけど、どうもある程度水分を飛ばす必要があるみたいで、 今回のはなんとなく水っぽい。 やっぱり圧力鍋の方が良かったかなぁ。
 ほんでもってワインはというと、10年も前のワインとは思えない若々しい色合いに、 10年経ったことがちゃんとメリットとして感じられる柔らかさ。 香りは官能的で妖艶、味は丸くて深くて複雑。 品種的にどうなのかは知らないけど、なんとなくブルゴーニュ的というか、 判りやすい美味しさがあって師範のハートをワシづかみ。
 いやー美味いです、コレ。 イタリアって奥が深いですなぁ。 トスカーナのIGTってもピンキリ、雰囲気も千差万別あるわけで、 個別に覚えていくしかないわけで。 好きな人にはそういうところがたまらんのでしょうけど。
(91点)道場にて

Chateau Clos de Salles 2002
シャトー・クロ・ド・サル 2002
Ch. Clos de Salles
シャトー・クロ・ド・サル
Rosso
Pomerol
ポムロール
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(トビさん家から) ヴィノラム
 赤ワインの最後は、これまたトビさんご一家にお持ち頂いたポムロールのクロ・ド・サル。 同じくポムロールの超名門、ペトリュスより美味いと評判になったとかならないとか。 この銘柄は、2002年に1998産と稽古済み。 飲んだメンバーも一部かぶっております。 料理はといえば、とびさんにお持ち頂いたチーズ各種とかを頂いておりました。
 で、ワインの印象はというと・・・これが思い出せないんだなぁ、まるっきり。 そんなに酔っ払ってたというわけではなく、比較的「真人間」だったと思うけど、 それでも思い出せないっす。安ワイン道場師範としては失格であります。
 いやー、もったいない。というかお持ち頂いたとびさんゴメンナサイ。 翌日、ボトルの口に鼻を近づけて香りを嗅ぐと、良い樽の香りが漂ってくるんですわ。 だからますますもったいない。
(??点)道場にて

Chateau Les Tour de Verdots Moelleux 1997
シャトー・レ・トゥール・ド・ヴェルド モワルー 1997
Ch. Les Tour de Verdots
シャトー・レ・トゥール・ド・ヴェルド
Blanc
Cotes de Bergerac
コート・ド・ベルジュラック
Sud Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\2,6042008/01/09 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 会はいよいよ終盤、がぶ嬢にお持ち頂いたお手製のお菓子なんかをつまみながら、 甘口ワインであります。 このワイン、甘い系の食後酒が無かったので急遽購入。 「なんちゃってソーテルヌ」の産地、ベルジュラック産で、 貴腐100%、そこそこ年季の入ったヴィンテージが気になってコレにしたもの。 甘くないのの1998産は太古の昔に稽古済みのようだけれども忘却の彼方であります。
 さて色は、まるで良質のブランデーのような琥珀色で、熟成感ありまくり。 香りはまさに貴腐ワイン。セメダインのような雰囲気に樽が溶け込んでいて、 オレンジピールやドライフルーツのような果実香があって。 味は相当甘い。でも、甘いだけじゃなくて酸もちゃんとあるようで、 「なんちゃって」な産地の割にはモノホンのソーテルヌみたいな味わい。
 キッチリと貴腐ワインの雰囲気を持っていて、2,600円でこれだったら十分じゃないっすかね。 チーズや洋ナシなんかにも良く合っていたように思います、ハイ。
★ショップへのリンク: Chateau Les Tour de Verdots Moelleux 1997
(80点)道場にて

 その後はオルネライアのグラッパなんかをチビチビ飲んで、10時過ぎにお開き。 大変楽しい会でございました。 今度は屋外で飲める夏にでもまたやりましょう>皆様。


12日(土)

Fleur d'Olivette "Cuvee Baron Louis" N.V.
フルール・ドリヴェット "キュヴェ・バロン・ルイ" (ヴィンテージ無し)
(Les Producteurs Reunis Foncalieu)
(フォンカリュー生産者組合)
Rouge
l'Aude (VdP)
ロード (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\5002007/11/17 カルフール南町田店 モトックス
 このワインは、翌日に食べる煮込み料理のために抜栓したもの。 買値500円は料理酒としては合格ライン(の安さ)なんだけど、 意外とコレがバクチなんだよね。というのも、薄くてペラペラだったり、やたら酸っぱかったりすると、 煮込みの料理酒としては全く不向きだから。 そういった意味では、フランス産なんかより南米産なんかのほうがハズさないんだけど、 たまたま手元にあった激安がコレだったんで思いきって登用した次第。
 ・・・というわけで、もしヘンテコなワインだったら料理に使わないことも視野に入れつつ抜栓。 色はかなりしっかりした青紫色。この時点で合格の気配濃厚。 香りはほとんどしない。 でも、料理酒の場合は香りってあまり重要じゃないような気がするんで、 今日においてはあまり問題ない。 味は、そこそこしっかりした渋味、それほど強くない酸味、ちゃんと感じる甘味で、 料理酒じゃなくてそのまま飲んでもちゃんと楽しめる感じ。
 香りが無いのは残念だけど、味はなかなかなもの。 このワイン、正月に帰省した田舎のスーパーでも見かけたんで、日本国内かなり流通しているのかも。 なんたって500円なんで、ヘンテコな「なんちゃって国産」ワインなんか買うよりはお勧めです。
69点道場にて

11日(金)

Bourgogne Pinot Noir 2005
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2005
Dom. Parent
ドメーヌ・パラン
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,7802007/12/22 関内 サンタムール カツミ商会
 本日の夕食は、ワカサギの唐揚げ、豚のニンニク醤油焼き、ブロッコリーとトマトのサラダ。 赤にするか白にするか迷うメニューだけど、飲みたいのは赤だったんでそっちをチョイス。 赤は赤でも軽めが良いと思い、選んだのはACブルゴーニュ。 この銘柄は、1996産と稽古済み。 セール価格で1,780円だけど、通常売価は2,390円、高くなったなぁ。
 抜栓してまず色にビックリ、およそACブルゴーニュとは思えない濃い色合いで、 さすが良作年の2005年産という感じ。 で、かおりもさぞや、と思って鼻を近づけても、残念ながらほとんど香りは昇ってこない。 味は、若いからか渋味ガッシリ、あと酸味も十分にあって、かなりストイックな味わい。 気合は入ってる感じだけど、なんとなく享楽性に欠けて飲んでいてもあまり楽しくない。
 軽めのワインが飲みたかったのに、不必要に濃いワインで、 かつ変なトコに力が入ってて楽しめない。 また、そういうワインだったため、 生協の冷凍モノで冷めたらやや生臭みを感じるワカサギの唐揚との相性はかなり悲惨。 1日置けば好転するかもと思い、意図的に1/4ほど残したけど、どうなりますことやら。
 さて翌日、上の文章には「1/4ほど残した」なんて書いてあるけど、1/8くらいしか残ってねぇよ、 ウソつくなよ>昨日の自分。ワインのほうは特に好転もせずヘタったりもせず。 やっぱり違和感あるよね、ACブルゴーニュとしては。
68点道場にて

10日(木)

Gros Manseng - Sauvignon 2006
グロ・マンサン・ソーヴィニョン 2006
Dom. et Ch. Alain Brumont
ドメーヌ・エ・シャトー・アラン・ブリュモン
Blanc
Cotes de Gascogne (VdP)
コート・ド・ガスコーニュ (ヴァン・ド・ペイ)
Sud Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\1,0802007/12/22 カクヤス保土ヶ谷店 三国ワイン
 本日の夕食メニューはおでん、 というわけでワインは白であります。 近所のディスカウントで売られていたもので、 造り手は「シャトー・モンテュス」(以前稽古済み) で有名なアラン・ブリュモン。 まるでこジャレたイタリア産みたいなスラーっと背の高いボトルと、 オリーブグリーンのボトルやラベルがなかなかイカしております。
 色は、ボトルやラベルの色の傾向に近い、まるでオリーブグリーンみたいな色合い。 コレ、そうと判っててラベル色とか決めてたらアッパレであります。 香りは、この地方特産のユニ・ブランやコロンバールといった品種で造られたワインと比べると、 ずいぶん南仏的、というか草っぽい。 グロ・マンサンという品種にはまったく馴染みが無いけど、ソーヴィニョン・ブランはバッチリ感じます。 味わいは、軽そうな色や香りと比べると、結構重めでコッテリ系。 ただ、なんとなくわざとらしい凝縮感っぽく思えるのが残念。
 まぁこんなもんでしょう、ってところかな。 でも、普通にディスカウント酒屋へ行って、1,000円ちょっとお金を出せばこのクラスが手に入るってのは嬉しいですな。
71点道場にて

9日(水)

Les Gardettes 2004
レ・ガルデット 2004
Dom. de Montfaucon
ドメーヌ・ド・モンフォーコン
Rouge
Gard (VdP)
ガール (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,0502007/11/30 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の夕食は豚スペアリブのトマトソース煮込み。 しっかり系の料理なんで、しっかり系のワインが良かろうと思いチョイスしたのがコレ。 このワイン、2年半前に2001年産と稽古済みなんだけど、 買うときは全く忘れておりました。 ボトルの姿から「南仏の若くて濃いワインだろうな」と思いつつ買ったんだけど、 2001年産は軽めで熟成感のあるワインだった模様。全く逆ですな。 さてさて2004年産はどうかと。
 色は、この手の南仏産としては濃くなく、光に透かすとオレンジ色が見えるような感じ。 なかなかキレイな色であります。 香りは、煮詰めたイチゴジャムのような(というかそもそもジャムって果物を煮詰めて作るモノだと思うけど)、 雑草を草むしりしたような、ちょっと荒っぽい果実香がメイン。 そのあたりはいかにも南仏的。 味は、渋味ガッシリで、色から想像されるよりはるかに濃い感じ。 でも、飲めないほどの重さは無くて、煮込み料理の相手としてはちょうど良いかも。
 色はとてもキレイ、香りや味は若くてやんちゃ、といった感じ。 というわけで、以前の印象とはかなり違っていた。 南仏って、あまり気候的なヴィンテージの差は無いと思っていたんだけどね。 造り手が年によって試行錯誤しているのかも。 一番疑わしいのは師範の感覚器がいい加減、ってことだけれども。
★ショップへのリンク: Les Gardettes 2004 (Dom. de Montfaucon)
73点道場にて

6日(日)

Joostenberg Chenin Blanc / Viognier 2006
ジューステンベルグ シュナン・ブラン/ヴィオニエ 2006
Joostenberg
ジューステンベルグ
White
Paarl (South Africa)
パール (南アフリカ)
\1,2002007/11/30 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の活動は、年末にやらなかった洗車とか。 それなりに身体を動かすと腹が減るわけで、 午後に夕飯の食材買出しではトンカツなんかが食べたくなり、メニューはそれ。 年末年始に緩んだボディをなんとかせねば、と思う矢先のメニューがトンカツ/チキンカツですよ。 さてさてワインは南アフリカの白を。揚げ物の時は赤より白の方が良いような気がするんですな。 ちなみに品種の割合は、シュナン・ブランが94%、ヴィオニエは6%とのこと。 ヴィオニエはアクセント程度、ってことですかね。
 スクリューキャップを捻って抜栓。 スクリューキャップって、オーストラリアとか南アフリカとか、地球の南側から普及してますな。 色はやや薄め、(ラベルの印象が強いからか)気持ち緑色を感じるレモン色。 香りは、シュナン・ブランらしいハーブっぽい涼やかな香りがメイン。 ヴィオニエも効いているんだろうけど、師範レベルでは判別できず。 樽もほとんど感じない。 味は、最初ほんのわずかに炭酸を感じて、 そのあとはアルコール含めたボリューム感が口腔内にブワッと。 香りはハーブだけど、味はどちらかというとトロピカル・フルーツ系で、 範疇としては辛口なんだろうけど、糖分があってキッチリ甘味がある印象。
 なかなかした味わいの白ワイン。魚介類とか典型的和食なんかが相手だと、 ちょっとくどく感じられるのかもだけど、 トンカツ/チキンカツの相手としてはバッチリ。 1,200円ならまずまず十分でしょう。
★ショップへのリンク: Joostenberg Chenin Blanc / Viognier 2006
74点道場にて

5日(土)

Bourgogne Pinot Noir "L'Abeille Rouge" 2005
ブルゴーニュ ピノ・ノワール "ラベイユ・ルージュ" 2005
Joseph Drouhin
ジョセフ・ドルーアン
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,8802007/12/22 カクヤス保土ヶ谷店 三国ワイン
 ・・・というわけで九州帰省から帰って参りました。 夕食は、簡単に作れるものを、ってんで冷凍チャーハンとナスだけ入れれば麻婆茄子になるというヤツ。 ワインは、ブルゴーニュの大手ジョセフ・ドルーアンのACブルゴーニュ赤。 首に掛けられた説明書きによれば、「ラベイ」とはフランス語でミツバチのことで、 ミツバチの集まる有機栽培の畑で造られているとのこと。
 色は、ACブルゴーニュとしてはかなり濃い目の赤紫。 香りは、悲しいかなかなり弱め。雰囲気もちょっと異質で、 ブルゴーニュのピノ・ノワールじゃなくて南仏のピノ・ノワールみたいな、 やや荒っぽいイチゴジャムのような香り。 味も、酸味より渋味が勝っていて、薄ら甘さもある感じはなんだか南仏風。
 2005年、ブルゴーニュが南仏のように気候の良かった年、ということかなぁ。 なんだか洗練された感じが無く野暮ったくて、あまり良いほうには向かっていないような。 悪くは無いんだけど、(そもそも高いブルゴーニュゆえ) その値段を考えるとコスト・パフォーマンスはイマイチ。
70点道場にて

4日(金)

Bandol "India" 2005
バンドール "アンディア" 2005
Dupere Barrera
デュペレ・バレラ
Rouge
Bandol
バンドール
Provence (France)
プロヴァンス (フランス)
(師範代父から) コートーコーポレーション
 長かった九州方面の帰省も今晩が最終、明日は道場へ移動であります。 もう体重計に乗るのが恐ろしいくらい、腰周りが確実にダブついております。 ちょいと締めてかからんとなぁ、であります。
 さてさて最後の夜のワインも師範代父が用意してくれたもの。 これも裏ラベルが興味深く、 「樽はロマネ・コンティが使用したものを使用」 「星付きレストランやアラン・デュカスの店でも採用」 「ゴーミヨで南仏を代表する新進気鋭のホープと紹介」 「品種はムールヴェドル85%、サンソー、グルナッシュ15%」 「4.5週のマロラクティック醗酵のあと24ヶ月の小樽熟成、ノンフィルターでボトリング」 だそう(なぜ"India"か説明が無いのが残念)。
 色は、若くてシッカリした青紫。 香りは意外とおとなしめ。南仏らしいフレッシュな果実香がメイン。 樽を売りにしているんで、樽香ガンガンかと思ったけど、それほど顕著な樽香は無い。 やっぱり一流の中古樽を使うより、量は少なくても新樽を使った方が 樽香は派手に乗るのかな、 などと昨日のボルドーと比較して考えたり。 味も案外おとなしめ。 ただ、物足りないってことはなくて、これはこれでまとまり良くてスイスイいける。
 確かにレストランのハウスワインとかで使いやすい雰囲気ですな。 開けたてから軽やかで、判りやすい果実味とまとまりの良さがあって。 でも、ロマネコンティの樽はこのワインにはあまり関係ないような気がするけど。
74点師範代実家にて

3日(木)

J.M. Gremillet Brut Selection N.V.
J.M.グルミエ ブリュット セレクスィオン (ヴィンテージ無し)
Champagne Gremillet
シャンパーニュ・グルミエ
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(師範代父から) 交洋
 三日は、近所に住む師範代妹一家(夫妻と双子の娘っこ二人)も師範代実家に集結、 お寿司屋さんから取り寄せた船盛り二隻で昼間っから飲んでおります。 お造りは、アラ(クエ)、石鯛、マグロのトロ、カンパチ、イセエビ、アワビ、ウニとか。 ピチピチ&コリコリした鮮度命!なお造りであります。 師範はこういう「おろしたて」の魚が大好きだったけど、 最近はちょっと変わってきたかな? アワビは火を通した方が良いような気がするし、 白身なんかもちょっと寝かせた昆布〆とかも良い気がして来ております。 どっちが正しいってんじゃなくて好みの問題だと思うけど、 歳をとってくると、大量の海鮮系お造りは手ごわくなってくるんですな。
 さてさてワインは、師範代父が用意してくれたシャンパーニュを。 知らない造り手で、 裏ラベルには「家族経営の蔵」って書いてあるけど、分類状はネゴシアンのよう。 師範より年上の義弟と飲んで。
 色はややしっかりめだったような。 香りは確実にしっかりめ。かなり熟成香があって、イースト香もあって、古き良きシャンパーニュ、って感じ。 味は以外と普通かなぁ。そんなにコッテリ、って感じはしない。
 基本に忠実、よく出来たシャンパーニュだと思います。 値段は聞かなかったけど、結構良い値段したんじゃないかと。 ただ、今ひとつ特徴に欠けるというか、「華」が無いのが残念。
78点師範代実家にて

Chateau des Mille Anges "Cuvee Royale" 2001
シャトー・デ・ミランジュ "キュヴェ・ロワイヤル" 2001
Mille Anges
ミランジュ
Rouge
Premieres Cotes de Bordeaux
プルミエール・コート・ド・ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(師範代父から) コートーコーポレーション
 料理はお造りが続いているけど、ワインは赤へと移行。 裏ラベルには結構興味深い情報が書いてあって(こういうの好きです)、 「1994年にデンマークの富豪が買収、多額の投資を実行」 「醸造責任者にはペトリュス/ランシュ・バージュ/カロン・セギュールのアンリ・ボワイエ氏」 「売り上げの一部は隣接する孤児院に寄付」 「メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニョン15%、カベルネ・フラン15%」 「1/3新樽使用、12ヶ月熟成」 だそうであります。
 色は、歳相応に枯れかけた、わずかにレンガ色を感じる紫色。 香りにビックリ、甘い樽やカシスなんかがバッチリ活きていて、 コーヒーとかチョコレートを想わせるようなモダン・ボルドーの雰囲気。 それでいて味は比較的軽やかで、魚相手でもそんなに合わない感じは無かったり。
 なるほどなるほど。 畑やブドウ本来の力というよりも、 醸造の技によって品質を高めているような、そんな雰囲気。 本来のボルドーの姿とはちょっと違うのかもだけど、 ワインなんて美味くてナンボ、こういうのもアリだと思います。 師範的にはかなり好印象。
80点師範代実家にて


2日(水)

Vire Clesse "Vieilles Vignes" 2004
ヴィレ・クレッセ "ヴィエイユ・ヴィーニュ" 2004
Andre Bonhomme
アンドレ・ボンノム
Blanc
Vire Clesse
ヴィレ・クレッセ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(師範代父から) フィネス
 師範実家を後にして、師範代実家に移動しております。 義父(師範代の父)はまったく飲まない人だけど、 師範家が逗留する際にはここんとこいつもワインを用意して頂いております。 ありがたやありがたや。で、コレはそのうちの一本。 昨年5月に帰省した際にも稽古した銘柄。 多分義父が買いに行く店のお薦め銘柄なんでしょうな。
 色は、レモン色というより麦わら色に近い雰囲気。 2004年なんて出来立てだと思ってたけど、もう4年も前になっちゃうんですな。 月日の経つのは早いもので。 閑話休題、香りは、お得意のしっかりした蜂蜜香に樽が少々、それに柑橘類やリンゴをプラスといった感じ。 味は、それほど糖度は高くないんだろうけど甘く感じる味わいで、なかなかにまろやか。 このあたりにも若干の熟成が感じられたり。
 特有の暑苦しさをあまり感じなくなり、5月に飲んだときよりかなり印象好転。 それが熟成によるものか、寒い時期に飲んだからかは判らないけど。 また、2004年のブルゴーニュって、イマイチな年だと思ってたけど、 以外とそうでもないな、というのが最近の印象(先月のヴェルジェなんかもそう)。 特に、若干熟成が入って来てまとまりが良く感じられるみたい。
77点師範代実家にて

1日(火祝)

Ramon Roqueta Chardonnay 2006
ラモン・ロケッタ シャルドネ 2006
Ramon Roqueta
ラモン・ロケッタ
Blanco
Cataluna
カタルーニャ
Cataluna (Espana)
カタルーニャ (スペイン)
\1,3802007/12/19 ワインセラー パリ16区 オーレ・ジャパン
 明けましておめでとうございます(喪中ですが)。 新年朝一のワインは、過去シャンパーニュを飲むことが多かったんだけど、 今年はスペイン産の白。 おせち料理には「ワイン・キラー」たるカズノコが居るからね。 幅広い相性の良さを見せるスパークリングたりとも相手になりえない、 というのが師範の過去の経験からの印象。 だったら、日本の食材に比較的近いスペイン産はどうか、 しかもハズしても心が痛まない金額のワインで、ということでチョイスしたのがコレ。 品種はシャルドネ80%、マカベオ20%のブレンドらしい。
 色は、一昨日の白よりはいくらかしっかりめの黄色。 香りはなるほどシャルドネで、ボリュームは弱めながら蜜香とリンゴみたいな果実香がある。 味もまずまず。酸っぱくなく苦くなく、特徴には欠けるけど普通に美味しい白ワイン。
 で、カズノコとの相性がどうだったかというと・・・やっぱりイケませんな。 もうカズノコが相手というわけでワインは全滅であります。 口の中に残ったカズノコの一粒、これを歯で潰すのは楽しい作業だけど、 時限爆弾のごとく広がる風味は、後々までもワインとの相性を破壊します。
★ショップへのリンク: Ramon Roqueta Chardonnay 2006
72点師範実家にて

Corton Rognet 1992
コルトン・ロニェ 1992
Chevalier Pere & Fils
シュヴァリエ・ペール・エ・フィス
Rouge
Corton Le Rognet (Aloxe-Corton Grand Cru)
コルトン ル・ロニェ (アロース・コルトン特級畑)
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,9802007/12/19 ワインセラー パリ16区 モトックス
 一日中雪だったんで、初詣にも行かずダラダラと酒を飲みながら過ごす元旦。 夜のメニューはすき焼きとか。ここで今回のメイン・ワイン(っつったって\3,980だけど) の登場であります。 モノは、あまり聞かない(けどとってもありがちそうな)名前の造り手によるコルトン。 ブルゴーニュの特級畑、かつ熟成しすぎるくらい熟成してそうなヴィンテージがこの値段。 怪しさ満点。 ちなみにこの畑は、特級畑ではあるけどアロース・コルトン村ではなくてラドワ村にあるらしい。
 色はやや濁った感じがありつつも、穏やかに朱色がかった赤紫で、相応の熟成が感じられる。 香りは、樽やイチゴといった若い要素は溶け込んじゃって、 革のようなケモノっぽさと、フルーツ・コンポートのような鋭さの無い果実香が中心。 稀代の酒豪、義姉曰く『さくらんぼで造った芋焼酎みたい』だそうで、 その伴侶たる実兄曰く『これが加齢臭か』だそうな。 味も、香りの印象を裏切らない、良く熟成されていてカドの取れた、 バランスの良い味わい。
 敢えて欠点を挙げるとすれば、やや全体に小ぶりで、大感動!ってレベルには無い。 でも、ちゃんと「熟成した特級ブルゴーニュ」の雰囲気は持っていると思う。 この値段なんで、すでに逝っちゃってるとかの事故品かとも思ったけど、 そんなことなくて良かったヨカッタ。
★ショップへのリンク: Corton Rognet 1992 (Chevalier Pere & Fils)
85点師範実家にて

Ramon Roqueta Riserva 2002
ラモン・ロケッタ リセルバ 2002
Ramon Roqueta
ラモン・ロケッタ
Tinto
Cataluna
カタルーニャ
Cataluna (Espana)
カタルーニャ (スペイン)
\1,3802007/12/19 ワインセラー パリ16区 オーレ・ジャパン
 今回の帰省のために送りつけたワインは6本、そしてこれが最後の1本。 チビチビ飲めるのが良かろうと思い、濃そうなワインを、ってことでチョイスしたのが、 朝の白と同じ造り手/銘柄のスペイン産赤。 品種はテンプラニーヨとカベルネ・ソーヴィニョン。 フレンチ・オークとアメリカン・オークの樽で12ヶ月熟成、とのこと。
 色は、当たり前ながら前のブルゴーニュと比べると明らかに若く青い紫色。 でも、昨日の赤と比べるとまだおとなしめかな。 それなりに熟成もしていそうで、なかなかキレイな色ではある。 香りは、スペイン産というよりボルドー産みたいで、 あまりヤニっぽさはなく落ち着いた感じ。 味も、良い具合に熟成し始めていて、柔らかな感じになりつつあるみたい。
 ・・・と、全体に好印象ではあったけど、 やっぱりスペイン産ってのはもうすこしヤンチャなところが無いとね。 こう小ぢんまりとされちゃうと、豪州産あたりを選んだ方がもっとインパクトがあったかな、 なって思ってしまうわけで。
★ショップへのリンク: Ramon Roqueta Riserva 2002
76点師範実家にて

前月分

by 師範