稽古日誌:1999年1月

謹賀新年。
増え続ける道場の容量を抑えるべく、99年を機に大手術を実施。 といっても読者な方は殆ど気づかないと思うけど、各ワインの画像を255色から64色へ落として、 平均3Kbyte程節約。たった3Kbyteなんだけど、総本数500本以上となると約1.5Mの節約に。 でも、500本全て「ファイル開いて変換してセーブして」ってのを繰り返すのはまさに修行。
このサイズだとJPEGよりGIFの方がサイズが小さい(だいたい6Kbyteくらい)気がするんだけど、 正確なところをご存知な方は教えて頂戴。


翌月分


31日(日)

Domaine de la Solitude '94
ドメーヌ・ドゥ・ラ・ソリチュード '94
Domaine de Chevalier
ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエ
Rouge
Pessac-Leognan
ぺサック・レオニャン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,78298/01/17エノテカ広尾店
ボルドーのグラーヴ(ぺサック・レオニャン)地区の特選銘柄、「ドメーヌ・ドゥ・シュヴァリエ」 のセカンドワイン。
…とか言ってたけど、実はセカンドじゃなくて違う畑かなんからしい。
以前飲んだ親分の方はすっごく美味かったし、 「これの'93年はナカナカであった」との報告も目にしたし、 なんとも上品で美味そうなラベルなんでかなり期待して。
まずまず濃く黒っぽい紫色。 で、香りが凄い。ボリューム十分で「官能的」とでも言いたくなるような雰囲気。 肺活量いっぱい吸い終わる頃には「ホワーン」となっちゃうくらいに良い香り。 埃っぽい香り、青臭い香り、果実の香り、樽の香り、それらが渾然一体となって鼻腔を襲う。 味わいは、香りに比べれば比較的シンプル。 最初の頃は「あぁ香りは凄いが味は凡庸」って風な水っぽさのある雰囲気だったけど、 時間が経つと(今日は3時間かけて飲んだ)なかなかどうして厚みも出てきた感じ。
ここんとこずーっと「美味しいけど大絶賛には至らない」ってワインが多かったけど、 これは大絶賛。値段も(安いとは言えないまでも)まだまだ買える値段だし。 名のある造り手が、葡萄/樽/ボトル/コルク/ラベル、 それぞれにこれだけ金をかけてそれでもこの値段で出せるってのは、 安ワインファンにとってはとっても嬉しい。
それにしても、有名ドコロのセカンドワインって、 味より香り先行って感じるのは師範だけですかね。
81点自宅にて

30日(土)

本日は、師範代の職場のご友人が4人でご来宅しての食事会。 30歳以下の女性5人、男性は師範のみ。いやー結構結構。
お出しした料理は、簡単なオードブルとかカニクリームコロッケとかチーズフォンデュとか。 あんまりお酒を召し上がる方々ではなかったので、飲んだワインは以下の2本だけ。

Bellenda Prosecco Brut '97
ベレンダ・プロセッコ・ブルット '97
Azienda Agricola Cosmo
アズィエンタ・アグリコーラ・コスモ
Spumante
発泡
Spumante
スプマンテ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\1,90099/01/17紀ノ国屋インターナショナル
ま、あんまり飲まない方々であっても、最初に泡が出てくるのは楽しいみたい。 お土産に頂いたケーキに付いてたドライアイスをワインクーラーに入れ白い煙?をたなびかせて、 もう演出的にはバッチリですわ。
泡立ちは結構細かいし豊か(下手に注ぐとビールみたいに泡が立つ)。 色合いは薄い。香りもそんなに強くない方で、特にこれといった特徴は感じられない。 味わいも軽め。酸味と苦味のバランスが良いからゴクゴク飲める。
とゴクゴク飲める泡なんだけど、ゴクゴク飲んでたのは師範だけ。 皆さん1杯を30分以上かけて飲んでた。 ぬるくなったら美味く無いんだろうなぁ、と余計な心配をしてしまう。
(70点)自宅にて

Vichon Mediterranean Chardonnay '96
ヴィション・メディテラネアン・シャルドネ '96
Vichon Mediterranean (Robert Mondavi Family Winery)
ヴィション・メディテラネアン (ロバート・モンダヴィ・ファミリー・ワイナリー)
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\98099/01/17やまや新宿店
チーズフォンデュ用に選んだのは、 カリフォルニアの大手"ロバート・モンダヴィ"が南仏で作るシャルドネ。 チーズフォンデュには、いつもはアルザスを使う場合が多いんだけど、 今日はアルザス在庫無し。某所で尋ねたら「まぁ甘味とかが強くなきゃなんでも良かろう」 ってことだったんでこれをチョイス。というわけで、半分は料理用として使ったので、飲んだのは本当に一口ずつ。
で結果、まずまずのワインでした。嫌味にならないくらいの濃さとバランスの良さ。 チーズフォンデュ用としても飲み用としてもOK。万能選手です。
皆さん「美味しい美味しい」と言って飲んでたけど、さすがに\980とはご存知あるまい。

チーズフォンデュに関する悩み
本日、二回に分けて作ったんだけど、一回目はなんだか重すぎてチーズがボッタボタ、 二回目は上層と下層に分離状態。 どなたか「ビシッ」と作れるレシピ・コツをご存知の方は是非ご連絡を。

(72点)自宅にて


28日(木)

Ch. Miquel '96
シャトー・ミッケル '96
Ch. Miquel
シャトー・ミッケル
Rouge
Saint-Chinian
サン・シニアン
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\1,78098/12/28吉祥
平日から大贅沢、1,780円のワイン。 まぁ今日は職場の副社長にデモして事無きを得た、ってことのお祝いって意味も含めるかなぁってことで。 Miquelさんってのは以前飲んだピノと同じ造り手だと思う。 「樽で熟成した」だの「フィルターは通してないよ」だの、 いかにも通人好みですってことをラベルで謳ってる。
色は濃いです。っていうか、これくらいの値段で、南仏で、濃くない色のワインって師範はあんまり見たこと無い。 香りはなんだか普通。量的にも質的にも。 味わいはなるほど予想通り。 いわゆる「ボディを感じるタイプ」なんてことを判ったようなことを言う人は言うタイプで、 まぁ「ナイスバディ」ですわ。 刺激的な雰囲気の濃さだけど、トゲのあるタイプではない、って雰囲気。 いわゆる"細川ふみえ"か?(大間違い)
悪くは無い。っていうか良い方だと思う。 でもそれって「ワイン飲みなれた人に対して」ではある。 なんか『また飲みたい』っては思わないのね〜。
70点自宅にて

26日(火)

Dom. Boyar "Oriachovitza" Cabernet Sauvignon Special Reserve '92
ドメーヌ・ボイヤール "オリアチョヴィッツァ" カベルネ・ソーヴィニョン・スペシャル・リザーブ '92
Menada, Syarov Bros.
メナーダ・シャロフ・ブロス
Red
Stara Zagora (Bulgaria)
スタラ・ザゴラ (ブルガリア)
\89099/01/17やまや新宿店
安ウマワインと評判の、ブルガリアはドメーヌ・ボイヤールの(多分)高級品。 以前飲んだのはイマイチ評価だったので、 安ワインながらかなり期待して。
あんまり濃くない紫色で、さすがに'92だけあってなんとなく熟成した感じもあり。 あんまり強くない香りで、古びた木の香りと「こりゃ酸っぱそうだなぁ」って感じの香り。 で、味が不思議。確かに'92らしく熟成した感じがある。 新大陸とかの濃いだけワインとは一線を画す感じ。梅みたいな酸味と絵の具のような香り。 でもねぇ、年齢の重ね方が下手クソ。 おとなしく綺麗に老いていけば良いのに、 なんか若さに未練を残してしまったがゆえイビツになってしまった感は否めない。 (「鈴木そ○子」みたいだ、なんて酷いことは言わないけど)
せっかく熟成を重ねたのに、風化して丸くなるんではなく侵食されてヒビが入った、 そんな感じのワイン。 …とかなんとか言ってるけど、 値段を考えればそんだけイロイロ思いを馳せることができるだけでも儲けものか。
67点自宅にて

23日(土)

本日は、ご近所夫妻とその御曹司、友人のN夫妻、O夫妻と中華街で新年会。場所は華勝楼。
一人7,500円のコースで、 がその内容。
比較的シンプルな味付けは師範向き。内容/量的にもまぁ満足。 ただ、ちょっと残念なのは最後が白ご飯とメロンってところ。 やっぱり中華料理のコースだったらチャーハンとか杏仁豆腐とか食べたくなるんだけど、 それって素人なんっすかね。 飲み物はワインもあったんだけど、 「中国ワイン」「日本ワイン」「杏子ワイン」とかが3,000円で、 なんとなく怪しげな感じがしたんでパス。ノーマルにビールと紹興酒で。
あと、部屋は広い個室なのは良いんだけど、なんとなくちょっと殺風景なのが残念。

中華料理を食べた後、師範宅で二次会。

Bourgogne '95
ブルゴーニュ '95
Pierre Bouree Fils
ピエール・ブレ・フィス
Rouge
Bourgonge
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,68099/01/17やまや新宿店
「折角だからなんかちょっと飲み比べ的な要素でも入れますか」ということで、 ACブルゴーニュと村名モノをチョイス。最初はACブルゴーニュから。
なかなか濃くて頼もしい色調。香りも、ボリュームこそイマイチながら、 ちょっとミルクみたいな雰囲気があってなかなか。 味がちょっと固い。酸味が際立っててなんとなくバランスを欠いた印象。
大人数ゆえ、あっという間に飲んでしまったので本領を発揮しないうちに無くなったのかも。 最後の方は酸味もまろやかになって開いてきてた感じがあったし。 ちょっともったいなかったか。
(70点)自宅にて

Pernand-Vergelesses '95
ペルナン・ヴェルジュレス '95
Louis Jadot
ルイ・ジャド
Rouge
Pernand-Vergelesses
ペルナン・ヴェルジュレス
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,98099/01/17やまや新宿店
村名モノはペルナン・ヴェルジュレスから。造り手は名門ジャド。 お値段的には上のACブルゴーニュの約2倍、大奮発の2,980円。
色は上よりも濃くてこっちの勝ち。 香りは、上と非常に似てて区別がつかない感じだし、ボリュームも同じくらいなんで引き分け。 味はやっぱり一枚上手。傾向的には非常に似てるんだけども、 なんとなく太さというか迫力というか、そういうものが一回り大きい感じ。
期待したほどではなかったけれども、やっぱりACブルゴーニュよりはこっちが良い。 でも値段の差は無いかなぁ。
(76点)自宅にて

Ch. des Tourelles '90
シャトー・デ・トゥーレル '90
Ch. des Tourelles
シャトー・デ・トゥーレル
Rouge
Medoc [Cru Bourgeois]
メドック [ブルジョア級]
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\2,28099/01/17エノテカ広尾店
「じゃあボルドーをいってみましょ」ってな感じで次にチョイスしたのがこれ。 下手クソ造り手でも美味いワイン作ると言われる(?)90年だし、 知らない造り手ながらブルジョア級なんでかなり期待して。
(関係ないけど、師範は"ブルジョア級"のことを「"金持ち級"なんでちょっと良いやつ」 って意味だと思ってたけど、 どうも"Bourgeois"ってフランス語では"中産階級"とか"一般市民"って意味らしいっすね。 まぁ"ちょっと良いやつ"ではあるんだろうけど。)
で、これがイマイチなんですわ。 確かにかなり柔らかな雰囲気になってて、非常にスルッと飲める感じだし、 バランス自体は悪くないんだけど、どーも全体の線が細い。 水彩絵の具みたいな味わいもなんかアレだし、飲めば飲むほど物足りない、って感じ。
ブルゴーニュより軽く感じるボルドー、かなり期待外れ。 ブルジョア級とかヴィンテージとかじゃ分からんもんですなぁ。
(67点)自宅にて

Los Vascos "Grande Reserve" '95
ロス・バスコス "グランデ・レゼルヴ" '95
Dom. Barons de Rothschild (Lafite)
ドメーヌ・バロン・ドゥ・ロートシルト (ラフィット)
Tinto
Colchagua (Chile)
コルチャグア (チリ)
\1,58099/01/17ナショナル麻布
濃いのを期待して飲んだ上のワインが思いのほか軽かったんで、 皆「濃いワイン渇望症」に感染。師範手持ち在庫の中で一番濃そうだったのがこれ。 ロス・バスコスは以前飲んで、あんまり印象は良くなかったんだけど、 さすがに高級品の方だと「物足りない」ってことは無いと思って。
で、結果は、予想通りといえば予想通り。 まるっきりカシスみたいな香りで、ぶっとく丸い渋味があって。 ただ、なんかカタブツなんだよなぁ。幸せ感に欠けるというか。 こっちはくつろぎたいのに向こうは勝負するつもりでいる、って雰囲気。
求めていた感じは得られたんだけど、これ自身はそこそこ合格ってところ。 上のボルドーと混ぜれば良かったか?
(72点)自宅にて

Rothbury Estate "Cowra" Chardonnay '98
ロスバリー・エステート "コウラ" シャルドネ '98
Rothbury Estate
ロスバリー・エステート
White
(Australia)
(オーストラリア)
\1,08099/01/17ナショナル麻布
ここまで赤ばっかり飲んできて、なんだか一通り飲んだような気がしたし、 なんとなくすっきりしたかったんで白からチョイス。 大人数だし赤の後なんで、ちょっと濃そうな白の方が良かろうと思い、 濃い白の多いオーストラリアから。
これも予想的中、かなり濃い目の白。 色も濃くて、風邪薬を飲んでる時のお小水(汚ねぇ)を彷彿とさせるレモン色。 甘味もやや感じた気がする。
いいかげん鼻も記憶力もボケてきてるんで、細かいことは分からないけど、 濃くしっかりした白であったことは確か。まあまあかな。
(69点)自宅にて

Matua "Waimauku Estate" Pinot Noir '97
マツア "ワイマウク・エステート" ピノ・ノアール '97
Matua Valley Wines
マツア・ヴァレー・エステート
Red
(New Zealand)
(ニュージーランド)
\1,18098/12/17やまや新宿店
酒量的にも時間的にも「よせばいいのに」の一本は、ニュージーランドのピノ・ノアール。
なんとなく「酸っぱいんではなかろうか」なんて思ってたんだけど、 そんなに酸味は目立たない。 新大陸(ってニュージーランドは大陸じゃないけど)のピノに良くある、 葡萄の線は細くて樽がカラメルっぽく目立つタイプ。
案外悪くないけど、やっぱりブルゴーニュのピノとは良くも悪くも別物ですなぁ。
(70点)自宅にて

あー飲んだ飲んだ。


20日(水)

Mas de Chabert "Picpoul de Pinet" '96
マ・ドゥ・シャベール "ピクプル・ドゥ・ピネ" '96
Maurel Vedeau
モーレル・ヴドー
Blanc
Coteaux de Languedoc
コトー・ドゥ・ラングドック
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\98098/12/28吉祥
いやー、止めときゃよかった…
正月からひきっぱなしの風邪も、ここんとこ結構具合が良かったんだけど、 また昨日今日はハナタレ状態。こんな状態でワイン飲んだって美味くないし、 体にも良くないことは判ってたんだけど。
飲んじゃいました。 色はGreenとRedの混合色(光の場合)たる黄色の中でも赤の方に寄った色合い。 で香り、味は… ほとんど判別不能。リンゴっぽい香りがあるかなぁ、やや苦味が強いかなぁって程度。
別に鼻が詰まってるわけじゃないけど、味覚・嗅覚は殆ど壊滅的にやられております。 従って、謹んで採点は控えさせて頂きます。
翌日、若干回復したので残りと稽古。
香りは、強くは無いけどホントにリンゴっぽい。 ぎゅっと締った味わいは、なかなかパワフルだけれどもちょっとカタブツな印象。
もう少し人懐っこさが欲しいところだけど、値段を考えたら文句も言えないところ。
(69点)自宅にて

17日(日)

今日は天気が良かったので、突然思い立ち都内へ買い出し。 折角休日に都内へ行くんだったらランチも美味いのを食べたいなぁと思い、 代官山の"ラ・ロティスリー・オ・コション・ローズ"へ。 この店は、3〜4年前に行ってかなり好印象だった店。
師範・師範代とも2,500円のランチ・コース。 お手頃価格だけど前菜・メイン・デザートは選択できて楽しい。チョイスしたのは あとエスプレッソ。
まぁランチなんでボリュームは軽め(と言ってもウズラは1羽)だけど、 なかなか力の入った料理でお得な感じ。牡蛎もウズラも鴨も、どれも相当美味しかった。
ワインは、最初はハウスワインの白(南仏オックのヴァン・ドゥ・ペイらしい)を。 一杯300円ととってもお手頃ながら、蜜香バンバンな白でかなり好印象。72点
白が好印象だったんで次の赤もハウスワイン(こちらもオック産)で。300mlのカラフェ(1,000円)。 こっちはまぁまぁかなぁ。南っぽい雑巾っぽさがちょっとと青臭さがあってやや軽めで。68点
ワインリストには白と赤ほぼ同じ(50種づつくらい)だったんで、 結構白に力の入ったお店って感じ。 特に「アルザス・フェア」をやってるらしくアルザス・ワインが多かった。
なんだかお店に手違いがあったみたいで、 店に入ったときは結構バタバタしてて着席してから前菜が出てくるまで40分以上。 結局ランチなのに食べ終わるのに2時間かかってしまったけど、 その手際の悪さに目をつぶれば2人でワインも飲んで6,300円は安いと思う。なかなか満足でした。 (サービス料を取られなかったのはバタバタしてたせいなのかなぁ)

昼にワイン飲んだのに夜も家で。

Estola Reserva '93
エストーラ・レゼルバ '93
Bodegas Ayuso
ボデガス・アジュソ
Tinto
La Mancha
ラ・マンチャ
La Mancha (Spain)
ラ・マンチャ (スペイン)
\1,18098/12/12吉祥
昼にかなりしっかりしたランチを食べたので、夕食は軽くヤキソバで。 ヤキソバに合うワインは?ということで選んだワインがこれ。 …って全く無根拠だけど、フランスやイタリアやチリとかは違う感じがしたんで。
で、ヤキソバに合うかどうかは別にして、このワイン、なかなかイケます。 薄めの赤紫でややサラッとした外観だけど、 雰囲気の良い樽香、温泉っぽい硫黄っぽい雰囲気もあってちょっと複雑な香り。 味的にも、酸っぱいかなぁと思ってたけど、想像に反してまろやかさと甘味があってOK。
やや厚みに欠ける感じはあるけど、かなりコスト・パフォーマンスの高いワイン。 スペインのリゼルバ級って、最近日本で買えるワインとしては非常にお買い得かも。
74点自宅にて

16日(土)

Chardonnay '97
シャルドネ '97
AD Vinarska Vizba Povardarie
AD ヴィナルスカ・ヴィズバ・ポヴァルダリー
White
Povardarie (Macedonia)
ポヴァルダリー (マケドニア)
\69098/12/06成城石井横浜ルミネ店
本日は釣りに行ったんだけど、 なぜか夕食はしゃぶしゃぶ。 しゃぶしゃぶって肉料理っていう感じじゃないんで、 どっちかっていうと白(とか泡)の方が違和感無く飲めるんじゃないかと思いこれをチョイス。 マケドニア産のワインはお初。で、マケドニアって国はどこにあったっけ?(←バルカン半島っすね)
色はとっても薄い。薄いんだけど粘性は結構高かったりして、 薄いワインにありがちな黄緑色ではなくて、麦藁色をとっても薄めた感じ。 香りは結構良い。 シャルドネだかリースリングだかソーヴィニョン・ブランだかわかんないような香りだけど、 非常にフルーティな香り満載で好印象。 味わいも好印象。軽いっちゃ軽いけど、とにかくゴクゴク飲める感じで、 変にひっかかるようなところは無くて。
「安い白ワインはこうあるべき」的なワイン。味/香り的にもお値段的にも。
72点自宅にて

15日(金祝)

Montepulciano d'Abruzzo "Farnese" Farneto Valley '97
モンテプルチアーノ・ダブルッツオ "ファルネーゼ" ファルネト・ヴァレー '97
Farnese Vini
ファルネーゼ・ヴィニ
Rosso
Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツオ
Abruzzo (Italia)
アブルッツオ (イタリア)
\1,08098/12/28吉祥
またまたご近所さんに誘われてお食事。 「タイ風グリーン・カレーを作るので」ということだったんで、 ちょいと悩んだ結果イタリアの赤をチョイス。 師範は過去にカレーとワインが合うと思った試しがない。 というか、カレーってどんな酒にも合わない気がする。 だから「あんまり高級なのを持っていってもねぇ」ってことで。 (そもそも道場の在庫に高級品は無いけれども)
色にはモンテプルチアーノ・ダブルッツオに良くあるかなり濃い目の色調。 香りも「あぁイタリアーノ」な感じでまずまず。 味はかなり酸味が強い。相手がカレーだと、そのスパイシーさに丁度良い感じだと思ってたんだけど、 あいにくこのワインを飲んでるころは金目鯛のポアレとかベトナム風生春巻きだったんで、 ちょっと刺激が強いかなぁって感じ。
まぁまぁのワイン。酸味は強いけど、自分の舌がすぐそれに慣れるんでそんなに嫌な感じは無かった。
70点ご近所宅にて

Santa Carolina "Cabernet Sauvignon" Gran Reserva '95
サンタ・カロリーナ "カベルネ・ソーヴィニョン" グラン・レゼルバ '95
Santa Rosa Vineyard
サンタ・ローザ・ヴィンヤード
Tinto
Maipo Valley (Chile)
マイポ・バレー (チリ)
ご近所宅より
ご近所さんに出していただいたのは、最近サントリーのテレビCMで非常に有名で、 かつその品質もかなり良いという噂のサンタ・カロリーナの高級品。
かなり濃い色だけど、チリの高級品にありがちな「ほとんど真っ黒」って程ではない暗紫。 香りはなるほどの香り。樽の効いたミルキーな香りがあって、カベルネらしい青臭い感じもあって、 高級品らしいインクみたいな緻密さもあって。 味も期待を裏切らない。非常に濃く重い味わい。
高級チリワインの典型といった感じ。 幻のドンメルチョーとどう違うか?と聞かれても師範には判別不能。 ただ、やっぱりこの系って飲み飽きしたりするなぁ。
74点ご近所宅にて

13日(水)

Domaine de Peyrat "Cabernet Sauvignon" Prestige '96
ドメーヌ・ドゥ・ペイラ "プレスティージュ" '96
Les Domaines Viennet
レ・ドメーヌ・ヴィエンネ
Red
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\1,38098/12/28酒奉行保土ヶ谷店
喉の痛みは消えた、風邪っぽい感じも無い、が咳だけは残る。 いやー、今年の風邪はしつこい。 こういう時は体内からアルコール消毒の意味でワインを。 (って絶対飲まないほうが体には良いと思うんだけど…)
濃く青く若い紫色。まぁここまでは普通。 で、香りが驚き。ボルドーと言われたら絶対信用する、いわゆるボルドーっぽい香り。 青臭いようでいて樽の雰囲気もソコハカとなくあって。香りのボリュームもまずまず。 味もボルドー風。そんなに"濃い"って感じじゃないけど、全体のバランスがものすごくボルドー。
これほど"ボルドーレプリカ"なのも珍しいと思う。 そもそも「Ocの個性」って知らないし、求めてもいないからそれはそれで問題ない。 そうねぇ。2,000円くらいでちょっと良いブルジョア級に匹敵する、って感じか。
73点自宅にて

11日(月)

Pinot Noir '96
ピノ・ノアール '96
Domaine Miquel
ドメーヌ・ミッケル
Red
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・エ・ルーション (フランス)
\1,18098/12/12吉祥
本日は休肝日にする予定だったけど、明日はご近所出勤なんで遅起き可だし、 豚肉の生姜焼きとかご近所さんお土産のかまぼことかがおいしそうだったんで飲んじゃうことに。 チョイスしたのは南仏のピノ・ノアール。半日本食には合いそうだったんで。
色は薄い。安ACブルゴーニュでももっと濃いぞ的な、 なぜ南なのにこんなに薄いのかという疑問を抱くくらいに薄い色。紫というより朱色が強い。 香りはブルゴーニュ的。ゴムというか皮というか、ウニィーって感じの香り。 味も薄め。ただ結構バランス良くてすっきり。タンニン弱い、甘味なんて殆ど無い、 酸味は結構あるんだろうけどそれほど感じない、って雰囲気で。 薄いにゃ薄いけど、嫌な感じが無い分OKかな。
軽〜いピノ・ノアール。すっげー北のやつみたい。 いわゆる高級ワインファンにはまったくNGなワインだろうけど、 まぁ良いんですよこれでも。(って1時間で1本飲んじゃったから)
66点自宅にて

10日(日)

Courtet Laperre "Grand Reserve" Vieilles Vignes '95
クルテ・ラペール "グラン・レゼルヴ" ヴィエイユ・ヴィーニュ '95
Groupement de Producteurs Vignoble de Gascogne
グループモン・ドゥ・プロデュクトゥール・ヴィニョーブル・ドゥ・ガスコーニュ (ガスコーニュワイン生産者組合?)
Rouge
Madiran
マディラン
Sud-Ouest (France)
西南地区 (フランス)
\2,00098/12/12ゴトー酒店
喉の痛みと咳が酷くて、どーも最近ワイン飲む気になれなかったんだけど、 ようやく一段落したみたい。ワインとお土産を持ってご近所宅へ。
本日のワインはフランス西南地区マディラン産。 グラン・レゼルヴでヴィエイユ・ヴィーニュ(古樹)、かつ新樽で12ヶ月熟成という、 美味い赤の条件をすべて満たしたみたいなことが書かれてある。
色は濃いし、粘性も高くてめっちゃ高級感あり。 香りもまずまず。ボリュームは十分。それほど樽は感じないけど、南仏系のトンガった香りがビシバシ。 味もまずまず。やっぱりトンガった感じ。
すっごく高級風に作ったのはわかるけど、どうしてもトゲトゲしいトンガった感じが残るのが残念。
72点ご近所宅にて

Mount Veeder Winery "Zinfandel" '95
マウント・ヴィーダー・ワイナリー "ジンファンデル" '95
Mount Veeder Winery
マウント・ヴィーダー・ワイナリー
Red
Napa Valley (USA)
ナパ・ヴァレー (アメリカ合衆国)
ご近所宅より
ご近所さんがアメリカ出張に行った際、スーパーで買ってきたワインの第2段。 カリフォルニアといえばジンファンデルでしょうってことで。
色は思ったほど濃くなくて、粘性も思ったほど高くなく案外サラッとした感じ。 香りは、甘酸っぱいジンファンデルらしい雰囲気と、カリフォルニアらしい樽の効いた雰囲気。 味もいわゆるジンファンデル。甘酸っぱくて、さらに微炭酸を感じて。
アメリカ人が、パーティでコーラの後に飲むんだったらものすごくつながりの良さそうなワイン。 日本人的にはちょっと甘さがねぇ。
69点ご近所宅にて

5日(火)

Pinotage '97
ピノタージュ '97
Mamreweg Winery
マムレヴェグ・ワイナリー
Red
Coastal Region (South Africa)
コースタル・リージョン (南アフリカ)
\98098/12/17やまや新宿店
どうも風邪をひいたみたいで喉が痛いから今日までお休み。 『風邪が治らんのは不規則な生活をしているために違いない』という信念のもと、 規則正しくワインを飲むことに。チョイスしたのは南アフリカのピノタージュ。
前回飲んだピノタージュは、 かなりピノ・ノアールの雰囲気を色濃く残してたけど、これはその雰囲気全く無し。 ほとんど南仏(サンソーか?)の雰囲気。 濃い色合いと青畳みたいな香り、酸味があまり無くて渋味と甘味が中心。 ちょっと飲み飽きする雰囲気。
別に悪くはないんだけど、なんとなく期待外れな感じ。 まぁ風邪ひいてるんで微妙なところはわからんのだけど。
65点自宅にて

1日(金祝)

Alsace Riesling '95
アルザス・リースリング '95
F.E.Trimbach
F.E.トリンバック
Blanc
Alsace Riesling
アルザス・リースリング
Alsace (France)
アルザス (フランス)
\1,75098/12/26横浜ポートサイドリカー
アルザスのワインはやっぱり大メーカー系が外さない、ってことでトリンバックのリースリングを。 このワインは一昨年'94が好印象だったんで更に安心。 150円の値段アップは店が違うからか?円安だからか?ワインブームだからか?
ちょいと黄緑がかった色がアルザスらしい。 香りが???。アルザスは普通もっと香りするよなぁ、ってくらい弱い。 味はまずまず。でもちょっと苦味と酸味が強すぎる感じがするのは、 ひとえに香りが弱いからだと思う。
前回好印象だったのに、残念ながら今年一本目はイマイチスタート。 まぁイマイチっつっても「悪い」側に振れるほど酷いわけじゃないけど。
(67点)師範実家にて

先月分

by 師範