稽古日誌:2006年6月

 道場開設からいよいよ10年目に突入。最初の1年と最近の1年を比較すると・・・

項目開設当初1年間
(1997/05/01〜1998/04/30)
最近一年間
(2005/05/01〜2006/04/30)
コメント
掲載本数282本311本 徐々に減っていると思ってたけど、この数字からは若干の増加が見られる。 よく調べてみると、1997年は特に少な目みたい。1998年からワイン会とか行きだしていきなり増加、 その後は徐々に減少にある模様。
アクセス数約22,000アクセス約313,000アクセス 約14倍のアクセス増。概ねずーっと右肩上がりでアクセス数は増えてきているけど、 ここ2年くらいはほぼ900アクセス/dayくらいで落ち着いている。 インターネットの普及が(こういう分野に興味のある人に限れば)ほぼ行き着いた、ということかな?
記述量約285キロバイト約688キロバイト 約2.5倍の記述量増。丁寧に書くようになったのか、無駄口が多くなったのか。

 超マンネリなサイトではあるけど、マクロに見るとそれなりに変遷があって面白いもんですな。


翌月分

30日(土)

Le Rouge Cabernet & Le Noir Negrette 2004
ル・ルージュ カベルネ & ル・ノワール ネグレット 2004
Cave de Fronton
カーヴ・ド・フロントン
Rouge
Comte Tolosan (VdP)
コント・トロサン (ヴァン・ド・ペイ)
Sud Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\1,1552006/05/08 ル・ヴァン・ヴィヴァン ローヤル・オブ・ジャパン
 本日の夕食は、枝豆、エビシューマイ、しいたけ串焼き、牛串焼き。 ビールが合いそうなメニューで、蒸し暑い夜なんで白もいいなぁと思いはしたけど、 なんとなく赤で。 選んだのは、フランス南西地区のヴァン・ド・ペイ。 ワインの名前の通り赤と黒を基調としたモダンなラベルで、 パリの農業コンクールで金賞を受賞したステッカーが貼られている (これがあまりアテにならんのだけれども)。
 色はラベルに書かれた通り赤と黒の中間。 香りは、ボリュームもそこそこあって、 プラムのような甲高い果実香と雑草のような青っぽい香りが同居。まずまず悪くない。 ただ残念なのが味。酸っぱいよ、コレ。それに渋味もしっかりしているんで酸っぱ渋い。 飲めないほどじゃないけど、サクサク飲むのは難しい。
 うたた寝して起きて翌朝一杯分と稽古。やっぱり酸っぱい。冷蔵庫に入れてたんで冷えてて渋いし。
 酸っぱいものがキライじゃない師範でもちょっと酸っぱすぎるんじゃないか、と思う味。 これが金賞受賞ねぇ。審査員の方々は皆妊婦さんなんじゃないの?
 グラスの底に残った最後の最後の一口で、ようやく甘く柔らかめに変化。 一晩放置したくらいじゃダメなの?
66点自宅にて

29日(木)

Carmen Cabernet Sauvignon 2003
カルメン カベルネ・ソーヴィニョン 2003
Vina Carmen
ヴィーニャ・カルメン
Tinto
Maipo Valley (Chile)
ラペル・ヴァレー (チリ)
\400 (375ml 5本セット2,000円)2006/05/02 やまや洋光台店 やまや
 夕食は豚肉の照り焼きとカレー風味の野菜炒め。 ワインは、木曜恒例のハーフボトル(とっても先週に引き続き2回目って程度だけど)で、 先月頭に買ったカルメン5本セットの最後の一本。 この銘柄はずいぶん以前に稽古済み(1998産/フルボトル)、 かなりイマイチだった様子。 ただ、マイナス要因のメインが「飲み飽きする」ってだったみたいなんで、 ハーフだったら大丈夫だろうし、5年も違えば造り方も違うだろうし ・・・なーんて自分に言い訳しつつ抜栓 (言い訳も何も、セットの中の一本なので選びようは無かったわけだけど)。
 色は普通に濃い紫。 香りは、まず最初に感じられるのがミントみたいなハーブっぽい香り。 赤ワインのこういう香りって、オーストラリアに良くあるんだけど、 チリでもあるのね。「チリの赤はインクの匂い」と思ってたけど、最近は違うみたい。 味は、残念ながらイゴイゴ感が前面に出たやや飲みづらいもの。 口に含むと、 金平糖のようなシベロン(風邪薬のCMで出てくるやつ)のような物体が口の中で巾を利かす感じ。
 ハーフなんで飲み飽きするってほどじゃなかったけど、 フルボトル1本だと結構辛いかも。 そういった意味では造りに一貫性がありますな。良い悪いは別として。
65点自宅にて

28日(水)

Little James' Basket Press (Blanc) N.V.
リトル・ジェームズ・バスケット・プレス(白) (ヴィンテージ無し)
Saint Cosme (Louis et Cherry Barruol)
ルイ・エ・チェリー・バロール
Blanc
VdT
ヴァン・ド・ターブル
Loire (France)
ロワール (フランス)
\1,0802006/05/31 QUEEN'S ISETAN 品川店 ドウシシャ
 女性陣は保育園の個人面談で比較的早めの帰宅ってことで、師範も久しぶりに平日早めの帰宅。 平日にみんな揃って夕飯を食べるなんてやや久しぶり(恥ずかしい生活だなぁ)。 で、料理はエビとブロッコリーの炒め物、チーズ入りはんぺんとハム、キュウリとカニカマのサラダ、 茹でソーセージ。 ワインは、コレと同じ造り手の白。 世間では評判の良い銘柄らしい。
 色は、この価格/この格付けとは思えないしっかりとしたレモン色。 香りも華やかでなかなかのもの。南のシャルドネのような蜜っぽい香りと、 南のソーヴィニョン・ブランのようなパイナップルっぽい香りが同居している。 樽は感じないので果実香がストレート。 味も華やか。アルザスのリースリングみたいに、雰囲気は甘いんだけど糖度は高くない、って感じ。 酸が弱めなのでややノッペリした印象になってしまうのが玉にキズ。
 いろんな地方/いろんな品種のいいトコ取りのようなワイン。 もちろん実際は違うんだろうけど、 そういうウケの良さそうなところをキッチリ狙えるのはさすが。 なんだかんだ言ってもこれだけの内容で1,000円程度という値段はかなり安いと思う。
78点自宅にて

25日(日)

Augustale 2001
オーグスタレ 2001
Crifo (Cantina Cooperativa della Riforma Fondiaria)
クリフォ (カンティーナ・コーペラティヴァ・デッラ・リフォルマ・フォンディアリア)
Rosso
Murgia (IGT)
ムルジア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Puglia (Italia)
プーリア (イタリア)
\1,5802006/06/14 リカーズハセガワ北口店 メモス
 本日の夕食は豚ヒレ&鶏モモの一口カツ、モッツァレラ・トマトのサラダ、 キャベツとニンジンの温サラダ、あと子供らはハムエッグ。 このメニューでハムエッグってのは違和感があるわけだけど、 これは映画を見てプチ師範代が食べたがったもの。 で、ワインはイタリア産の赤で、 門下生からのお薦めがあったもの。 外観的にも高級感があって、まず間違いがないでしょうと安心して登用。
 色は思ったより薄めで赤め。2001年ってのはもう5年も前なのね、 と思い知らされるやや熟成感のある色合い。 香りはいかにもイタリア、 それもサンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニョンを混醸したスーパー・タスカンみたいな香り。 樽香もそこそこしっかりしていて、なかなか存在感がある。 で、味は・・・なぜかプチ炭酸。 ジリジリした炭酸の味わいがあるせいで、その他がマスキングされたような感じ。
 炭酸の影響が飛ぶようじっくり時間をかけたんだけど、 抜栓後5時間経ってもやっぱりジリジリ。うむー。
 5年も経ってるのに炭酸が残っているなんてなんか不思議。 門下生からのレポートにもそういうこと書いてなかったし。 このボトルだけの現象なんだろうか? ワイン自体は悪くないんだけど、なんだかそればっかり気になっちゃって。
(72点)自宅にて

24日(土)

 本日は近所で打ち合わせがあって、その近所の蕎麦屋でお昼。

 店の名前は伊豆庵。 このお店は過去に2〜3度お昼を食べていて、毎度ハズレのないお蕎麦を提供してくれる。

 店内は小上がりとテーブル、それぞれ12人ずつくらいのキャパ。 2Fにも座敷があるような(昼は使ってないみたい)。 小さい子連れの師範家はいつも小上がりを利用させて頂いている。 店内の装飾はかなり古めいたものではあるけど、店の奥にはガラス張りの手打ちスペースがあって、 店の横はガラス張りの坪庭みたいなのもあって、それはそれで良い感じの雰囲気ではある。
 で、今回の注文は以下。

師範代&プチプチ師範代:天ざるせいろ大盛り
プチ師範代:ざるせいろ
師範:アナゴ丼セット(右写真)、ビール(大瓶)

 肝心の蕎麦は白くて歯ごたえがあって香りがあって、なかなかどうしてしっかりした蕎麦。 師範の知る限り近辺の蕎麦屋では一番まともな気がする。 揚げ物も天ぷら専門店に負けないキレイな揚げ具合。ビールが大瓶なのもイイ。
 お会計はトータルで3,400円。値段のお手頃さもこの店の魅力。 「昼酒蕎麦」も似合うお店なんで、そういうご趣味の方も是非。

 夕食は家で。

Miguel Torres Chile Pinot Noir Brut "Reserva de la Familia" N.V.
ミゲール・トーレス・チリ ピノ・ノワール ブリュット "レセルバ・デ・ラ・ファミリア" (ヴィンテージ無し)
Miguel Torres
ミゲール・トーレス
Espmoso
発泡

Curico Valley (Chile)
クリコ・ヴァレー (チリ)
\1,8692006/05/25 お手軽ワイン館 三国ワイン
 本日の夕食は手巻き寿司。寿司種はマグロがたっぷりとイカがちょっぴり。 マグロって、九州出身の師範家にとっては昔は正直言ってどうでもいい魚だったのね。 でも、いろいろ食べるうちにやっぱり美味いマグロは美味いという風に変化してきております。 特に、最近は地中海産あたりの畜養マグロが手軽に手に入るようになったし、 なにより美味いマグロを手軽に安く買える店(天王町商店街、サティ寄りの茂田井水産)を発見したので、 食卓にマグロが上る比率が高くなっております。
 で、ワインはスペインの大手「ミゲール・トーレス」がチリで造るスパークリング。 チリのスパークリングとは初稽古(アルゼンチンはあるけど)。 チリのミゲール・トーレスは、以前白と稽古しており結構好印象。
 色は普通のスパークリングの色。ピノ・ノワール種から作られているんで、 いわゆるブラン・ド・ノワール的にロゼっぽい雰囲気の色かと想像したけど、 実際はそういう気配は無し。 香りはまるでシャンパーニュ。蜜のような甘っぽい果実香と、パンや味噌みたいなイースト香。 ブラインドで嗅がされれば、師範は「これはシャルドネのみで造られたブラン・ド・ブランのシャンパーニュですかな?」 なんて答えそう。 味はさすがにシャンパーニュとはちょっと違うかな。 なんとなく四角四面な固さがあって、ややストイックな印象。
 とはいえこれはこれで美味い。乾杯用に一杯だけ、なんて席では、 わざわざ高い金払ってシャンパーニュにせずともコレで十分な気がする。 ミゲール・トーレスはスペインの大手メーカーだけど、 このスパークリングにおいてはカバみたいな田舎っぽさはほとんど感じられないです。
78点自宅にて

22日(木)

Carmen Chardonnay 2004
カルメン シャルドネ 2004
Vina Carmen
ヴィーニャ・カルメン
Blanco
Valle Central (Chile)
ヴァレ・セントラル (チリ)
\400 (375ml 5本セット2,000円)2006/05/02 やまや洋光台店 やまや
 本日は遅い帰宅で、かつ昨日の残りもあるのでハーフの白をチョイス。 やっぱりハーフボトルって使い勝手が良いですね。 もっと増えてくれると良いんだけどなぁ。 で、この銘柄は過去に2度ほど稽古済み(2000産1998産)。 いずれも強めのワインだったような印象があるので、ハーフとしてはちょうど良いかも。 料理は師範代が作りおいてくれたサーモンのバター焼き、水菜と豚のカレー炒め。
 色は普通の白ワインの色。 香りは、想像を全く裏切らない濃いシャルドネの香り。 昔の印象と異なるのは、樽香をあまり感じないことか。 このあたりは世間の流行に合わせたのか、はたまたコストダウンの一貫なのかはわからないけど、 師範的にはウェルカムな方向。 味は、ややガチャガチャ感がありつつも存在感は十分。 甘くて苦くてちょっと酸っぱくて、それらそれぞれがバラバラながらしっかり感は伝わってくる内容。
 ハーフとか複数人で飲むとかだったら結構良いんじゃないかな? 無理に樽っぽさが付加されていない分、「うへぇ」って拒絶感も無いし。 ともあれ400円でこれなら全く文句なし。 ホントこれくらいの値段と内容のハーフが増えてくれると嬉しいのに。
72点自宅にて

21日(水)

Reine Didon Pinot Noir 2003
レヌ・ディドン ピノ・ノワール 2003
Reine Didon
レヌ・ディドン
Rouge
Mornag Grand Cru
モルナグ グラン・クリュ
Mornag (Tunisie)
モルナグ (チュニジア)
\910 (送料込み5本セット\5,460:単品価格\1,029)2006/05/25 お手軽ワイン館 重松貿易
 今日は人間ドックの日。最近はその日のうちに結果を教えてくれるんですな。 午前中に検査を終えて、午後に結果説明。その間時間が結構あるので、 ついでに切れかかったパスポートの更新手続き、といった一日。 で、気になる人間ドックの結果は・・・肝臓の数値は全く問題なし。 ただ、胃の粘膜に不整が見られるってことで胃カメラの再検査が必要だって。あ〜らら。
 とりあえず肝臓的にはなにも問題ない、ってことで大手を振って選んだワインは、 「送料無料 新世界セット」の一本。 北アフリカはチュニジアのピノ・ノワール。 「グラン・クリュ」なんて書かれているけど、そういう格付け制度はあるんだろうか? (AOCはあるらしい)。
 色はピノ・ノワールとしてはかなり濃い目。 香りは、ピノ・ノワールというよりもっと南仏の品種(グルナッシュとか)みたいな感じ。 味も、南仏みたいにストレートに強めの雰囲気。
 同じピノ・ノワールでも、造る場所が違えば全然雰囲気が違うんですな。 ブルゴーニュのそれとは全く違って、カリフォルニアとも違う。 どちらかというと南仏のソレとか南アフリカのピノタージュに似たワイン。 イロイロ考えずにワインとしてはそこそこ良いです。
 一杯分だけ残した翌日、昨日の強さはどこへやらのヘタレ具合。 なんのケアもせず冷蔵庫に放り込んだせいかも知れないけど。 ともあれ抜栓状態で翌日まではもたせない方が良いかも。
70点自宅にて

18日(日)

 本日はプチ師範代とお出かけで、昼食は横浜駅西口ダイエー近くの回転寿司 魚浜という店で。 先月に行った海鮮寿司 三崎丸と同じ場所で同じ内装、経営が変わったのかな?

今回注文したのが以下(それぞれの値段までは覚えてません)。

師範:
天然ブリアジ(右写真上)、ツブガイ活ヒラメ(右写真下)
プチ師範代:
エビイクラ卵サラダ?子持ち昆布タコ白魚アイスクリーム

上記の中でプチ師範代が注文したものでも一貫は師範が食べた、ってのも多い。 あとは師範が瓶ビールを2本。

印象はというと、店名が変わる前の前回とほとんど変わらずで、 値段も手ごろ、サイズは大きめ、質もそこそこ。 今回の場合は活ヒラメは歯ごたえがあってなかなか良くて、 タコはなんだか納豆みたいなニオイがあって(プチ師範代も『なまぐさい』と言ってた)イマイチだった、って感じ。

お会計は3,380円。前回よりちょっとお高めなのは、皿数が1種多いのとビールが一本多いことに起因、かな。
・・・というわけで特別に魅力的な店というわけでもないけど、 プチ師範代の習い事の場所からほど近い場所にあるんで、 二人でちょろっと寿司を食べる時には今後もしばしば利用しそうな店。

 夕食は家で。

Chateau du Domaine de l'Eglise 1996
シャトー・デュ・ドメーヌ・ド・レグリーズ 1996
Chateau du Domaine de l'Eglise (Casteja / Borie Manoux)
シャトー・デュ・ドメーヌ・ド・レグリーズ (カステーヤ/ボリー・マヌー)
Rouge
Pomerol
ポムロール
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\2,4802006/04/21 カーヴ・ド・リラックス キッコーマン
 父の日の今日、料理は砂肝の炒め物とか牛ステーキとか。 で、二児の父たる師範は勝手に自分にお疲れ様、 ってことでちょいと良さげなワインをチョイス。 モノはボルドー右岸のボムロール産で、コレの親玉にあたるワインかな? ボルドーのワインなんて久しぶりだなぁと思って調べてみたら、 実に約2ヶ月ぶり。 特に避けているつもりはないんだけど、なかなか魅力的な安ワインが無いのも正直なところ。
 では期待を込めて抜栓。 コルクはさすがにピッカピカ。長さもあって銘柄とヴィンテージが刻印されていて、 側面はツルツル、液体と触れる面だけ濃い紫。これで期待は倍増。 色はまだまだ十分に若い濃紫。でもエッジの部分には朱色がかったグラデーションがあって、 それなりに熟成ボルドーの雰囲気をかもし出している。 香りは非常に良い感じで、 ぜんざいのような煮豆のようなほっこりした匂いを中心に、 カシスやら消し炭やらが微妙にからまって、なかなかどうして良さげな香り。 で、味もしっかりだとホントに高級ボルドーなんだけど、 雰囲気は悪くないもののややスレンダーで、 喉のほうに残るイガッとした感じが画竜点睛を欠いている。
 とはいえ2,500円でこんだけの熟成ボルドーが味わえるのは嬉しいっすね。 コスト・パフォーマンス的には十二分に合格でございます。 またこういうワインってスルスルっとなくなっちゃうのね。
82点自宅にて

17日(土)

Gruner Veltliner Classic 2003
グリューナー・フェルトリーナー クラシック 2003
Weinberghof Fritsch
ヴァインベルグホフ・フリッシュ
Weiss

(Austria)
(オーストリア)
\1,4542006/05/08 ル・ヴァン・ヴィヴァン 飯田
 本日の夕食は、サーモンの刺身、鮎の塩焼、焼き鳥(砂肝、モモ肉)。 2対1で魚が優勢だし、焼き鳥は塩焼きだし、赤は昼に昨日の残りを飲んでるしってことでワインは白で。 選んだのは道場では極めて登場頻度の少ないオーストラリア産。 たまたま用事で立ち寄った田町駅のそばで見つけた、 おシャレなワイン屋さんで見つけた、おシャレなボトルのワイン。 お店にはこのワインの丁寧な説明が書かれていたと思うけど、 残念ながら覚えていないんでいったいどういう素性のワインか不明。
 さて抜栓。色はドイツ方面によくありそうなハッキリとしたレモン色。 香りは弱め。ちょっと「樽香かな?」と思うようなナッツっぽい香ばしさがあるけど、 飲み進めるとどうやらそれはブドウ由来のものっぽい雰囲気。 味は甘く無く酸っぱく無く。全体にぼやけた感じで、なんとも掴みドコロの無い普通の飲み口。
 オーストリアって、どちらかというとドイツっぽいワインが多いと認識していたけど、 このワインは(アルコール度数が12.5%あるところからしても)そういうワインでは無いらしい。 ということもあって、なんだか「中途半端」、 っつーかあんまり美味くねぇな、というのが正直な印象。 このワイン含めて3本しか稽古経験の無いオーストリア産は、 その全てが65点以下。相性良くないなぁ。
65点自宅にて

16日(金)

Santa Ines Cabernet Sauvignon Reserva 2003
サンタ・イネス カベルネ・ソーヴィニョン レセルバ 2003
De Martino
デ・マルティーノ
Tinto

Maipo Valley (Chile)
マイポ・バレー (チリ)
\910 (送料込み5本セット\5,460:単品価格\1,029)2006/05/25 お手軽ワイン館 重松貿易
 本日のワインは「送料無料 新世界セット」の一本。 このセットは、単品価格合計に対してキッチリ送料分だけお得、という計算 (まぁそれでもトータルのセット価格が安いので1割引以上にはなるわけですが)。 ちなみに料理は鶏の唐揚げ。 他にも何か食べるつもりだったけど、プチ師範代を寝付かせているうちに己も沈没したので、 結局食べたのはそれのみ。
 色はチリ産のカベルネらしくどっしりと濃い紫。 最初注いだときにオレンジ色っぽい雰囲気を感じたけど気のせいだったか。 香りも濃い。まんまカシス・リキュールのような果実香に、 しっかりした樽香、それとミントやハッカのような涼やか系の香りもある。 味もしっかりしている。ドスンと濃くてガツンと渋いあたりは予想通りのチリ産カベルネの特徴だけど、 やりすぎな甘みが無く酸味がけっこうあったりするあたりはちょっと洗練されている感じ。
 欠点の無い非常に良くできたチリ産カベルネ。 このクオリティがこの値段ってのはある意味驚異的。 この造り手のもっと上のクラスってのもあるのかなぁ。 あるとすれば、この方向で更に凝縮感とか持たせても「やりすぎ」感が出るだけの気がするけど。 かといって上位銘柄のほうが薄くてスッキリ、ってのも無さそうだし。 ま、師範的にはコレで十分、ってことです。
 半分弱残った翌日稽古して、昨日ほど良い印象は無いなぁ、と。 全部飲みきらなかったのが昨日の好印象の理由かも。
78点自宅にて

14日(水)

Bourgogne Chardonnay 2004
ブルゴーニュ シャルドネ 2004
Robert Sarrau
ロベール・サロー
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,0292006/05/25 お手軽ワイン館 中部貿易
 本日のワインは、日曜に飲んだものと同じ造り手/同じヴィンテージの ACブルゴーニュ白。赤ではなかなか好印象なワインなので白も期待して。 ちなみに料理は、マグロの刺身(子供らに大半喰われる)、 キンメダイの煮付け(子供らで目玉の取り合い勃発)、 オクラの酢の物(ネバネバなのに手で喰うヤツ出現)、 枝豆(なぜか最後に)。 また、グラスは最近導入したコレで。
 色は薄め。フレッシュなレモン色でピッチピチ!って感じではなくて、 やや落ち着きのある麦わらっぽい色。 香りのボリュームは弱め。こちらもフルーツというより蜜っぽい感じが強くて、やや落ち着いた感じ。 味も、弱めながら落ち着きのある感じ。 飲み飽きなんかとは無縁の世界で、クイクイと杯が進む雰囲気。
 全体に弱めながらも一貫して落ち着きがあって、 なかなかどうして侮れない内容。 凄いナニかがあるわけじゃないけど、 1,000円のワインとしては十分なパフォーマンス。
 昨日は途中で朝までうたた寝したため、バキュバンなどはせずそのまま冷蔵庫に入れられた残り1/3と稽古。 機能飲んだ時より更にスケールが小さくなって、 さすがにこのワインの積極的な良さを見出すのは難しくなった。 というわけで抜栓日に飲んでしまった方が良いかも。
74点自宅にて

11日(日)

Bourgogne Pinot Noir 2004
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2004
Robert Sarrau
ロベール・サロー
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,0292006/05/25 お手軽ワイン館 中部貿易
 本日の夕食は、プチ師範代のリクエストにより師範ご謹製ピーマンの肉詰め。 フライパンで表面を焼いた後ガスオーブンにフライパンごと入れるのが旨みを閉じ込める美味しさの秘訣。 他は本マグロの刺身とか、水菜とトマトのサラダとか、エンドウご飯とか。 ワインはお手頃価格のブルゴーニュをチョイス。 この銘柄は昨年2002産と稽古済み。 税抜き3桁とは思えない高品質なACブルゴーニュだったので再度(異ヴィンテージを)購入したもの。
 色は薄めでキレイな赤紫。 香りは、ボリュームは中程度で「果実:革=1:3」くらいでブルゴーニュでも南の方の雰囲気。 それでも果実が消えていない分、この値段のブルゴーニュとしては頑張っている方だと思う。 味は、こぢんまりながらも酸味と旨味がクッタリしていて甘みもあって、 全体を支配するカーン!とトーンの高い感じ(ってナニ?)を除けば、 まるで熟成ブルゴーニュのようなバランス。
 昨年の印象を読み返してみると、非常に似た印象であることが判る。 これが1,000円ってのはやっぱり安い。同銘柄の白(シャルドネ)も買っているのでそっちにも期待。 また、上級銘柄にも手を出して見たくなる造り手。
76点自宅にて

10日(土)

Palacio del Conde Gran Reserva 1999
パラシオ・デル・コンデ グラン・レセルバ 1999
Anecoop
アネコープ
Tinto
Valencia
バレンシア
Valencia (Espana)
バレンシア (スペイン)
\1,2802006/05/17 QUEEN'S ISETAN 品川店 ドウシシャ
 本日の夕食はモツァレラ・チーズとトマトとバジルのサラダ(バジルは師範が栽培)、 ボイル・ソーセージ、 鶏モモ肉のオーブン焼き(プチ師範代栽培のイタリアン・パセリを添えて)。 ワインはちょっと古めのスペイン産をチョイス。 スペイン産の一部のワインには、コレのように金属製の網が巻かれているのがあるけど、 そもそもはいったいどういう目的だったんだろ? 少なくとも今は装飾的な意味合い以外は無いと思うけど。
 色は、照りのある濃い目の赤紫。 もうちょっと熟成っぽいグラデーションがあると思ったけど、 実際の色は結構ストレート系。 香りは、ちょうどこれから樽香と果実香が一緒になっていきますよ、ってフェーズにある感じ。 スペインらしいヤニっぽいような膏薬っぽいような香りも健在。 味は、ボリュームがあってなかなかパワフルでそこそこの熟成感もあったりするけど、 残念なことに渋味がかなりザラザラした感じで、なんかそこだけ違和感がある。
 惜しいなぁ。値段からすれば十分なパフォーマンスではあるんだけど、 もう一息柔らかくなればとっても良いのに。 やっぱりスペイン産はボルドー産と同様にある程度熟成させて吉かも。
75点自宅にて

9日(金)

La Mision Chardonnay 2005
ラ・ミシオン シャルドネ 2005
William Fevre Chile
ウィリアム・フェーヴル・チリ
Blanco
Valle del Maipo
ヴァッレ・デル・マイポ
Valle del Maipo (Chile)
ヴァッレ・デル・マイポ (チリ)
\1,3502006/05/08 日進ワールドデリカテッセン 稲葉
 今週はなんだかんだであまり自宅でじっくり飲む機会が無く、 今週最初の家飲み一本。料理が刺身に散らし寿司というメニューだったってこともあって、 シャッキリ系っぽいワインをチョイス。 南米はチリ産のシャルドネなんだけど、造り手はシャブリの名門ウィリアム・フェーヴル。 裏ラベルによれば木樽を使わずステンレスタンクでの発酵で、 お店のPOPにによれば「下手なシャブリよりずっと美味い」らしいんで、 きっとスッキリシャッキリしているだろう、と。
 色は特段チリらしさとかシャブリっぽさとか感じない普通の白ワインの色。 香りは、ガッツポーズしたくなるくらい予想通りのシャッキリ系。 裏ラベルには「洋ナシ、柑橘類、スモーク」の香りなんて書かれているけど、 スモークはよくわからない(舞台演出のアレなのか?少なくとも燻製香は無いけれども)ながら 洋ナシや柑橘類はバッチリ感じられる。 でも、味わいにはチリらしい熱さがあったりするんで、 徹頭徹尾スッキリシャッキリとは行かなかったけど。
 さすがに技術のある造り手が環境に恵まれた土地で造ると良いことありますな。 「しっかりした白ワインが好きだけど、過度の樽香はなんだかウィスキーみたいでキライ」 なんてな人にはうってつけのワインかも。 師範もそういう系なんでかなり楽しめた。
75点自宅にて

8日(木)

Carmen Merlot 2003
カルメン メルロー 2003
Vina Carmen
ヴィーニャ・カルメン
Tinto
Rapel Valley (Chile)
ラペル・ヴァレー (チリ)
\400 (375ml 5本セット2,000円)2006/05/02 やまや洋光台店 やまや
 本日は帰宅がかなり遅く、フルボトルを開けるとかなりしんどいことになりそう (って途中で止めれば良いわけですが)だったので、 こういう時のために買ったハーフのセットからチョイス (セットの写真はコレ)。 料理は豚肉の照り焼き、豚肉と水菜の炒め物、プチトマト、卵おじや。 当然我が家の女性陣は寝静まっており、 一人静かにチビリチビリと。
 色はチリ産らしい濃い紫色。 香りのボリュームはなかなかいい感じ。内容的にはびっくりするくらいホコリっぽい。 こういう感じってボルドー産に顕著で、 チリ産なんてのはもっと果実香がババーン!って印象だったけどそうでもないみたい。 味も、知らずに飲めば「ボルドーの右岸ですかな?」などと知ったかぶりしそうな、 煙さが口の中に広がるトーンの低い味わい。
 うーん、この銘柄のこの年産がそうなのか、 あるいはチリでもちょっと熟成させれば (2003年産&ハーフってことで一般に手に入るのより熟成してると思われる)ボルドーに近くなっていくのか。 ともあれ悪くないですな。ハーフとはいえこのレベルのワインが400円ってのはお買い得感バリバリ。
75点自宅にて

4日(日)

Rose d'Un Jour N.V. (2005)
ロゼ・ダン・ジュール (ヴィンテージ無しだけど2005)
Olivier COUSIN
オリヴィエ・クサン
Rose
ロゼ
(VdT)
(ヴァン・ド・ターブル)
Loire (France)
ロワール (フランス)
\2,4902006/05/04 マルシェ・ディ・ジュール アプレヴ・トレーディング
 本日のワインはコレ、 ロワール産で、自然農法の赤ブドウ、甘口、 「とっても美味しくてビックリするワイン」というお店の方の説明に興味を持ち購入したもの。 裏ラベルによれば貴腐が入っているらしい。 当道場的には、ロゼが珍しく/ロワール産が珍しく/甘口が珍しいという、珍しさが三拍子揃ったワイン。 料理はがんもどきと小松菜の煮物、チャーハン、トンカツやチキンカツ、ナスの素揚げ。 甘口ワインが合うメニューでもなさそうだけど、 そもそも甘口って料理に合わせるの難しくない?(だからあまり登場しないわけですが)
 冷蔵庫に入れていなかったのでまずはヌルめの温度からスタート。 色はピンク色というよりオレンジ色。キレイな色ではあるけど、いわゆる普通のロゼの色とは違う感じ。 香りは、期待したほどにはボリュームは無くて、雰囲気はまるでブランデー。 裏ラベルには「最高級の紅茶や杏の香り」なんて書かれているけど、 (最高級かどうかは置いといて)確かにそういう傾向の香りもある。 プチ師範代に言わせれば「木とサクランボとメロンとスイカを小さく切ったやつ」の香りだそうな。 味も、甘さを除けばブランデーそのもの。 甘さもスッキリしていて食事に合わせて飲んでもあまり違和感は無い。
 若いしロゼだし、もっとフルーツバリバリなワインを想像していたけど、 実際は良くも悪くも落ち着いた雰囲気。 最初は「何コレ?」って感じだったけど、 だんだんと飲みなれて杯さ進むスピードが増すという不思議なワイン。 アルコール度数は12.5%と書かれているけど、 体感的には甘口ドイツワインの一般的な数値である9〜9.5%くらいに感じる。
75点自宅にて

2日(金)

Inca Shiraz 2003
インカ シラーズ 2003
Vinas de Altura
ビーニャス・デ・アルトゥラ
Tinto

Calchaqui Valley (Argentina)
カルチャキ・バレー (アルゼンチン)
\910 (送料込み5本セット\5,460:単品価格\1,029)2006/05/25 お手軽ワイン館 重松貿易
 本日の夕食は、枝豆、自家製牛タタキ。 ワインは、先週末に買った「送料無料 新世界セット」の中から一本。 「インカ」」というのはこの販売店で力を入れて売られている銘柄で、 サイトによれば『高価なローヌっぽい』らしい。 ボトルはズシリと重いヘビーボトル、ラベルの雰囲気もなかなかイカシているんで、 3桁ながら思いっきり期待しての抜栓。
 まず色は間違いなく予想通りの真っ黒い紫。この色こそ南米産、と思わせる色合い。 香りもなかなかのもの。 チリ産のカベルネみたいなインクっぽさと、 豪州産のシラーズみたいなミントっぽさを併せ持ってるのがいかにもアルゼンチンのシラーズ、って感じ。 と、香りまでは概ね予想通り、高いパフォーマンスを発揮していたんだけど、 味がイケマセン。「濃いんだろうなぁ」と口に含むと、アタックと余韻はあるものの、 真ん中がすっぽり抜けた味わいで、なんだか「アレレレレ?」って感じ。
 悪くないんだけど・・・というか910円と思えばなかなか頑張ってるほうだとは思うけど、 やっぱりこの「味の一部のみ凹んでいる」というのはどうしても物足りなく感じちゃうのね。 コレが好印象だったら他の品種も試してみようと思ってたのになぁ。
69点自宅にて

1日(木)

Copertino Riserva 1999
コペルティーノ・リゼルヴァ 1999
Rampoldi
ランポルディ
Rosso
Copertino
コペルティーノ
Puglia (Italia)
プーリア (イタリア)
\1,0002006/05/08 日進ワールドデリカテッセン ローヤル・オブ・ジャパン
 本日のワインは南イタリアはプーリア州の赤。 「同じDOCの飲んだことあったかなぁ」と過去を紐解くと、 奇しくも丁度6年前、同じ木曜日の2000年6月1日に飲んでいる。 造り手は違うけど値段も似たようなもの(この頃は内税表示前)で、 飲むまでの期間はこちらの方が2年長い。 というわけで、きっとこちらもかなり熟成感が強くておとなしめのワインだろうなぁ、 と想像しながら抜栓。ちなみに料理は豚肉のニンニクたれ焼き、 アスパラガスとエビの炒め物、トマトとソラマメのサラダ。
 色は非常にキレイな赤紫で、エッジに向かうに従ってレンガ色→オレンジ色の変化があり、 いかにも熟成した赤ワインといった色合い。 香りは、熟成感に加えていかにもイタリアらしい膏薬のような雰囲気の香りがある。 樽香もあったんだろうけど、熟成によって渾然一体化して目立たない。 と、そこまでは良かったんだけど、残念なのは味。 一言で言えば酸っぱ過ぎ。熟成感もなにもすべてをすっ飛ばす酸っぱさ。
 抜栓後時間が経つと、己が慣れてくるのか最初ほど酸っぱさは感じなくなるけど、 それでもちょっとストイックなイメージは残る。
 素性は悪くないと思うんだけど、さすがにこのワインには荷が重い年月だったのかな? 果実味が生きているもう何年か前に飲むべきだったのではないか、と若いモノ好きな師範は思いますです、ハイ。
69点自宅にて

前月分

by 師範