稽古日誌:2012年6月

 6月、雨の季節ですね。

 左写真は道場のシンボルツリーであるジューンベリーですが、今年はなんともイケてません。 そもそも花付きが悪かったことに加えて、 まだ実が青いうちから鳥たち(ヒヨドリとかメジロとか)の襲撃にあって、 かなり食い散らかされています。 今年はジャム作りは断念かなぁ。

 やっぱり果樹栽培ってのは難しいですな。 道場みたいな純粋に趣味な場合は「今年は諦め〜」で済むけど、 これを生業にしている方はたまらないよね。 ブドウの鳥害対策とかどうしてるんだろ? ヨーロッパのブドウ畑の写真とか見ても、 特にネットとか掛けていないように思えるんだけど。

翌月分


30日(土)

 梅雨の晴れ間の良い天気ってことで、 今日は朝からウッドデッキの塗装をすることに。 ややカサカサしてきたウッドデッキに塗料(キシラデコール)を塗っていくわけだけど、 塗装作業って、塗ること自体よりも養生の上手下手が仕上がりの善し悪しを決めるんですな。 そして、今日ホームセンターで発見したのが、 布テープ(写真の緑色の部分)に50cm幅くらいの薄いビニール(その上のペラペラ部分)が 折り畳んで付けて巻かれた養生専用のテープ。 これがたいそう具合が良いです。 そしてお値段は25mのものが1本128円也。 道場のテラス+バスコート程度の広さだと、これ1本で十分だったりします。

Ardales Templanillo 2008
アルダレス テンプラニーヨ 2008
Bodegas Aruspide
ボデガス・アルスピデ
Tinto
Castilla (VdT)
カスティーヤ (ヴィノ・デ・ラ・ティエラ)
Castilla (Espana)
カスティーヤ (スペイン)
\764 (希望小売価格 : \1,260)2012/06/21 金沢マル源酒店 三国ワイン
 本日の夕食は、豪州タスマニア産牛ヒレ肉を使った和風ステーキ。 レアっぽくチャチャッと焼いて、大根おろしとポン酢と焦がしニンニクで食べるのが一番好きなスタイルです。 そしてワインは、「送料無料!世界一周 赤ワイン6本セット」からの1本で、 本日のチョイスはスペイン産。 モダンなラベルがナウなスペイン、といった感じであります。
 色は、いわゆるルビーというヤツでしょうか、 紫色に若干の赤みと朱色な感じが見て取れます。 香りはとても変わってます。 オレンジの皮っぽい果実の香りに加えて、 ローズマリーみたいなハーブの香りとセンブリみたいな薬草の香りがします。 爽やか系ではあるけど、ちょっと不思議なな爽やかさ。 "Barrel Aged"って書いてあるけど、樽香はあまり感じません。 味は、思いのほか軽めでスイスイ入る感じなんだけど、 いかんせん香りのハーブ&薬草っぽさが異質で、 なんだか鼻と口とが困惑してしまいます。
 いわゆるテンプラニーヨの、ちょっと重くてヤニっぽくてというのとは全然傾向が異なっていて、 ハーブと薬草を煮出して軽めのワイン・カクテルに仕立てました、って感じ。 かなり風がわりな味わいだけど、 慣れれば結構美味しく感じられるし、 好きな人は好きかもです。
73点道場にて

29日(金)

 本日は、職場のメンバーと持ち寄りワイン会。 それも、いつものメンバーじゃなくてまさに「職場」の同僚、 参加者は、Ygさん、Tさん、Ymさん、Oさん、Iさん、Aさん、師範の7名。 女性のAさん以外はワイン1本持参、ということになっております (Aさんには人数分の「ウコンの力」を持参して頂きました)。 普段それほどワインに興味のある方々ではないようなので、 どういうワインが登場するのかこちらも興味津々であります。

 店は、先月使って好印象だった、神田の豚バルBYOというところ。 今回の席は、まるで「昭和の食卓」といった感じの二階の座敷。 そして料理は今回もアラカルトで注文。 品出しの遅さがちょっと気になったけど(最初の注文から1時間以上経って出てきたモノもあり)、 こういう会の時って「食べる」より「飲む」に興味が移っているんで、 あまり問題になりませんでした。

Bodega Norton Brut Rose N.V.
ボデガ・ノートン ブリュット・ロゼ [ヴィンテージ無し]
Bodega Norton
ボデガ・ノートン
Espumante
発泡
(Argentina)
(アルゼンチン)
\1,5752012/06/03 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 一本目は、普段あまりお酒は飲まないというIさんの代わりに師範が調達してきたスパークリング。 このボデガ・ノートンのスパークリングはしばしば稽古していて(先月も稽古してます)、 特段の特徴も無い代わりにハズすこともなく、概ね高品質が楽しめるという印象があります。 そして、本日持参したロゼは初稽古なんだけど、 まぁ見た目に華やかな方が良いじゃないですか、こういう席では。
 そして、まだ料理も出されないうちから抜栓。 色は、ロゼのスパークリングとしては結構濃い目。 ピンクと言うよりオレンジっぽい色合いです。 ピノ・ノワールから作られているのかと思ったけど、 品種の構成をみるとシャルドネ50%、シュナン・ブラン40%、ピノ・ノワール10%とのこと。 つまりはそもそも白ブドウが90%も使われているがゆえのロゼなんですな。 「赤ワイン用のブドウが使われているはずです」なんてウソ言っちゃいました。 香りは、ボリューム的にはそれほど強く無くて、 雰囲気はまるでイチゴ・ジュースです。 この香りだとピノ・ノワールだと思うよね。 そして味は、結構シッカリ系の果実味があって飲み応えのあるスパークリング、といった感じ。 シャンパーニュとは別物の味わいですが、これはこれでアリかと。
 乾杯のスパークリングとしてはそこそこ及第点だったんじゃないかな。 でも、相対的にはロゼよりも普段稽古しているロゼじゃ無いヤツの方が好印象でした。 どちらかというと見た目重視な使い方が良いかもです。
ショップへのリンク: Norton Brut Rose N.V.
(73点)「豚バルBYO」にて

Ile la Forge Chardonnay 2011
イル・ラ・フォルジュ 2011
La Forge Estate
ラ・フォルジュ・エステート
Blanc
Pays d'Oc (IGP)
ペイ・ドック (インディカスィオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(Ymさんから) モトックス
 2本目は白で、Ymさんにご持参頂いた南仏の有名ドコロ「マス一族」が造るシャルドネ。 『お店の冷蔵庫で冷やされていて、かつコルク栓だったもの』という理由でのチョイスだったそうだけど、 なかなか王道を突いてきましたな、と言う感じ。 ちなみに道場では2002年産と同じ銘柄と稽古済みですが、 あれから8年も経っているんでブドウの栽培法も醸造技術も変わっているでしょうね。
 さて抜栓。コルクはDIAM(ブショネ対策された集成材コルク)です。 色はかなり薄め。マス一族の白って結構レモン色が強かったりするイメージがあったけど、 このワインは特にそういう感じはありません。 香りは、スッキリとした柑橘類の香りにほんのりとした蜜香。 色と同様、この一族ってもっと樽を強くかけるイメージだけど、 樽香はほとんど感じませんでした。 味も、ほど良いコクと酸味、目立たない程度の甘味で、バランス重視の方向性を感じます。
 南仏の気候の恩恵と持ち前の技術を活かして、万人ウケする白を造ってみました、という感じかなぁ。 もっとクセの強いというかガッツのあるワインを想像していたんで、 ポジティブにとらえれば大人になった/ネガティブだと大人しくなった、という印象ですね。
(71点)「豚バルBYO」にて

Chianti 2010
キアンティ 2010
Piccini
ピッチーニ
Rosso
Chianti
キアンティ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
(Oさんから) 成城石井
 次から赤で、まずはOさんにご持参頂いたのはイタリアのキアンティ。 Oさんは米国赴任経験がおありなんで、 きっとカリフォルニア・ワインで攻めて来ると思ったけど、 ハズされちゃいました。 そしてこのキアンティ、「クラッシコ」でもなく「リゼルヴァ」でもない「素キアンティ」ということで、 かなり軽めだろうな、だとすれば赤の一本目だろうな、ということでこの順番に持ってきた次第です。
 色は、想像通り軽め、というか明るめの赤紫色です。 香りは、こちらも想像通り明るめ。イタリアらしい人懐っこさのある、 スミレとか汗みたいな(と並べて書くのも変ですが)香りを感じます。 そこまではまぁ想像通りだったんだけど、味がちょっと想定外。 思いのほか甘味があって、単に軽いだけの赤より一枚上な印象を受けます。
 結構良いっすね、コレ。 失礼ながらボトルの外観からは「いわゆる安キアンティ」を想像していたんだけど、 良い方に裏切られました。 職場の冷蔵庫に入れといたものを持参されていたこともあって、 やや冷えた状態で飲むのにちょうどいい感じでした。
(74点)「豚バルBYO」にて

Auxey-Duresses 1er Cru "Hospices de Beaune Cuvee Boillot" 2005
オークセイ・デュレス プルミエ・クリュ "オスピス・ド・ボーヌ キュヴェ・ボワイヨ" 2005
Hospices de Beaune (Philippe Bouchard / Passport Co. Ltd)
オスピス・ド・ボーヌ (フィリップ・ブシャール / (株)パスポート)
Rouge
Auxey-Duresses 1er Cru
オークセイ・デュレス1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\4,9902009/12/13 ノムリエ ザ・ネット 徳岡
 そして、こちらが本日師範が持参したワインであります。 この銘柄は、2年半前にまず1回目の稽古をして、 美味しかったもんだから追加で2本購入、その後すぐに2回目の稽古。 十分美味しいけどちょっと若い感じだったので、2年ほどセラーで寝かせてました、というもの。 「不味かろうはずはない」と確信して持参したわけであります。
 色は、前のキアンティより明らかに濃いです。 ブルゴーニュといえば薄い赤紫色なんだけど、これはヤケに濃い。 そういえば以前の稽古でも濃いって書いてますな。 そして香りは・・・弱いです、残念ながら。 閉じた時期に入っちゃったのかなぁ、 せっかくのプラムみたいな果実と樽が合わさった複雑な香りが、 ありはするのに縮こまってて出てこないみたいです。 口に含むとちゃんと感じられるんですけどね。 味は、あれから2年待ったのにまだ若い、というか渋味が強めに感じられます。
 抜栓して1時間弱くらい経つと、ようやく開いてきました。 そういう変化を参加者の皆さん(の一部)にも感じて頂けたのは良かったけど、 出来れば抜栓当初からこの勢いが欲しかったところであります。
 うーん、時期が悪かったか・・・というところですな。 やっぱりこういう席では中途半端に時間が経ったものより、 若くてピッチピチなヤツの方が間違いが無いかも。 次回はそういうのを持参することにしましょう(と備忘録)。
(78点)「豚バルBYO」にて

Chateau Lestage-Darquier "Grand Poujeaux" 2009
シャトー・レスタージュ・ダルキエ "グラン・プジョー" 2009
Ch.Lestage-Darquier (BERNARD)
シャトー・レスタージュ・ダルキエ (ベルナール)
Rouge
Moulis-en-Medoc
ムーリス・オン・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(Tさんから) ヴィノスやまざき
 持ち寄りの赤の最後は、Tさん持参のボルドー産。 Tさん曰く『お店で30万円のワインに勝ったと言われる2,000円のチリ産と迷ったけど、 やっぱりチリってのもアレなんでこっちのボルドーにした』とのこと。 いや、その30万円に勝った云々ってのは単なる売り文句ですから。 ちなみにこのボルドー、有名銘柄のシャトー・シャス・スプリーンの隣りにある畑なんだとか。 そういう売り文句も良くありますね。
 さて抜栓。コルクには造り手とヴィンテージが印字されていて、 なかなかの気合いが感じられます。 色はとても濃い青紫色。いわゆるボルドーの色ですな。 そして香りも、カシスみたいな濃い色の果実と消し炭みたいな煙たさが合わさった感じで、 いわゆるクラッシックなボルドーといった雰囲気を湛えています。 味は、当然まだ若さがあって酸味と渋味が独立して感じられたりするけど、 かなりのポテンシャルがありそうな味わいです。
 結果、ボルドーらしいボルドーで、 前のブルゴーニュと比較して飲むのにちょうど良かったんじゃないでしょうか。 お値段的には2,500円くらいだったとのこと。 価格相応よりちょっとお買い得、という値ごろ感かと思われます。
(75点)「豚バルBYO」にて

Engel-Wein "Eiswein" Dornfelder Rose 2008
エンジェル・ヴァイン "アイスヴァイン" ドルンフェルダー・ロゼ 2008
Weinhaus Mergler & Engel
ヴァインハウス・メルグラー&エンジェル
Rose
ロゼ
Rheinhessen (Pradikatswein)
ラインヘッセン (プレディカーツヴァイン)
Rheinhessen (Deutsche)
ラインヘッセン (ドイツ)
(Ygさんから) アールアンドダブリュ
 そしてこれが持ち寄りの最後のワインで、Ygさんに持参して頂いたドイツ産のアイスワイン。 持ち寄りワイン会でデザートワインがあるのは珍しいかもです。 そして師範的にはロゼのアイスワインとは初稽古でもあります。 裏ラベルによれば赤ワイン用のブドウ品種であるドルンフェルダーから造られているそう。 ドルンフェルダー・・・この品種と稽古するのも初めてかも。 ドイツ産の登場率が低いですからね、当道場は。
 色は、最初のスパークリングとも似た傾向で、 ピンクと言うよりオレンジな感じの色合いです。 香りは素晴らしい。花とマスカットを合わせたような芳香がパーっと香ります。 リースリングとかだとオイルっぽい感じもあったりするけど、 この品種は純粋に花とフルーツですな。 そして味も、当然甘さは強いわけだけどピュアな甘さで、 濁りがない印象です。
 これはベリーナイスでした。 欲を言えばハーフボトルだったんで一人当たりの量がチョッピリなのが残念だったけど(呑兵衛でスミマセン)、 かと言って一人で1本飲むのはハードなワインかもですが。 ともあれ飲み会の最後をこういうので締めるのは非常によろしい感じですな ・・・って締めてませんが。
(80点)「豚バルBYO」にて

Trapiche "Oak Cask" Malbec 2010
トラピチェ "オーク・カスク" マルベック 2010
Bodegas Trapiche
ボデガス・トラピチェ
Tinto
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
(\1,620 + \999)2012/06/29 豚バルBYO メルシャン
 ・・・と、上のワインまでで持ち寄りは終了だったんだけど、 やっぱりもう一本行っちゃいます。 このお店のワインリストには、赤が50種くらい、白と泡が30種くらいあったかな? どれもいわゆる小売り店価格で並んでいます(1,000円台前半から)。 そして、持ち込み同様、その小売り店価格に持ち込み代金999円をプラスして支払う、 というシステムです。 店名の通り、根っからの"BYO"システムなんですな。 そして師範がチョイスしたのがコレ、定評のあるトラピチェのオーク・カスク・シリーズからマルベックを。 デザートワインの後だったんで、赤でも甘味が強そうなものを選んだ次第であります。
 さて色は、これまでのワインとは傾向の異なるコッテリとした濃さがあります。 香りも、ベリーとインクとミントとカラメルで、南米の濃いワインの典型といった雰囲気です。 そして味もどっしりしていて、 デザートワインの後でも繋がりの良い甘味がタップリあります。
 というわけで、想像通りの濃さを持ったワインでした。 一人で一本だとやや鈍重に感じられるかもしれないけど、 こういう席で、もう十分アルコールは回っていて、チビチビ飲むという場面にはピッタリだったはず ・・・と自画自賛しております。 そして、普通の居酒屋だとこんなんでも2,500円取られる昨今、 こういうちゃんとしたのがほぼ同額で飲めるのは非常にコスト・パフォーマンスが高いと感じられます。
(78点)「豚バルBYO」にて

 というわけで、19:30から始めて終わりは22:00過ぎ。 こんだけ長い時間居て、 こんだけワイン持ち込んで、 更には店のワインも1本注文したのに、 お支払いは7人で20,000円程度というお手軽価格のお会計。 当然お店は満員で、店の外にもテーブルを出してお客さんがいっぱい。 そりゃ繁盛しますわなぁ。

27日(水)

La Croisade Reserve Pinot Noir 2009
ラ・クロワザード レゼルヴ・ピノ・ノワール 2009
(Les Producteurs Reunis)
(生産者組合)
Rouge
Pays d'Oc (IGP)
ペイ・ドック (インディカスィオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\764 (希望小売価格 : \1,260)2012/06/21 金沢マル源酒店 三国ワイン
 昨日あんだけ飲んどいて まだ飲むか!って感じですが。 そして、今週は金曜もまた飲み会予定なんで、本日は平日ながら一本空けてしまう予定。 だもんで、お手軽価格で/一日で飲み干しちゃった方が良さそうで、 という観点で選んだのがコレでした。 金沢マル源さんの「送料無料!世界一周 赤ワイン6本セット」送料込み4,800円からの1本で、 南仏産のピノ・ノワール。 セットなんで購入相当額としてはかなりお手頃だけど、ヘビーボトルが使われていたり"Oak Aged"の文字があったりで、 案外高級感があります。
 さて抜栓。色は、ピノ・ノワールとは思えないしっかりとした濃さで、 さすが南仏って感じです。 香りもいわゆるブルゴーニュのピノ・ノワールとは全く傾向が違ってて、 ブラインドで嗅がされれば「グルナッシュ?」と答えそうな、 グジュッと熟したイチゴみたいな香りがメイン。 "Oak Aged"な割には樽香はあまり感じません。 そして味も、ピノ・ノワールのイメージとは違うんだよなぁ。 やっぱり味もグルナッシュですわ。 渋味しっかりで濃さがあって甘味もあってで、 なかなか悪く無い味わいではあるんだけど。
 というわけで、品種の予備知識無しに3ケタのワインだと思って飲めば、 かなりイケてるんじゃないかと思えるんだけど、 ピノ・ノワールと思えば「コレ違うんじゃない?」って印象のワイン。 そういえば先日、南仏の偽造ピノ・ノワールがニュースになっていたけど、 こんな感じになっちゃうんだったら官能検査的では判らんでしょうな。
74点道場にて

26日(火)

本日は、勤務先の施設で親睦会。幹事の皆さんお疲れ様でした。

Castro Regio (Blanco) N.V.
カストロ・レヒオ ブランコ [ヴィンテージ無し]
Vinos & Bodegas Gallegas
ビーノス&ボデガス・ガジェガス
Blanco
(Espana)
(スペイン)
\-2012/06/26 合同酒精
 親睦会は立食パーティ形式でした。 というわけで(というわけでもないですが)、 まずは瓶ビール(アサヒ・スーパードライ)をそれなりに飲んだ後、 「飲んでいいですよ」と置いてあったこちらのワインを頂くことに。 スペイン産で、原産地の表記とかヴィンテージ表記が無くて、といういかにも安ワイン然とした安ワイン。 こういうワインってどこで見つけて来るんだろうね? あまりそこいらの小売店では見かけない銘柄ですが。
 色は普通です。アルコール度数が11%と低いんで、 色も透明に近いかと思えばそういうこともないです。 香りはかなり弱めながら、それなりにフレッシュなフルーツっぽい香りがします。 そして味も、弱めではあるけどペラッペラということもなく、 立食パーティなんかで、飲んでる意識なく飲むワインとしてはこれでも良いのかな、 という感じです。
 多分小売りでも500円、仕入れだとそれを下回るワインだと思うけど、 そういうクラスとしてはそれなりに良い方なんじゃないでしょうか。 さすがにわざわざ買って家で飲もうとは思わないけどね。
(67点)勤務先施設にて

Castro Regio (Tinto) N.V.
カストロ・レヒオ ティント [ヴィンテージ無し]
Vinos & Bodegas Gallegas
ビーノス&ボデガス・ガジェガス
Tinto
(Espana)
(スペイン)
\-2012/06/26 合同酒精
 そして赤も同じ銘柄でした。 白の方は小さめのグラスに2杯は飲んだかな。 一般的に、このクラスのワインは赤より白の方が無難なことが多いんで、 赤がNGであればまた白に戻ってこようかな、なんて考えつつ飲み始めたわけですが・・・
 まず色だけど、これがキチンと濃いです。 もっと薄っぺらな色合いを想像していたけど、 濃さもあるし足もあるしで、見た感じからはそんなに安っぽい印象は受けません。 ただ、香りは白同様弱いですね。 こういう場で提供されるワインの必然として 白と同じように冷やされているんだけど、 その分を差し引いたとしても香りのボリュームは弱めだと思われます。 ところがドッコイ味はちゃんとしています。 それなりの渋味と柑橘類の皮みたいな味わいがあって、 冷えている状態とこの味わいとが良い感じにマッチしています。
 というわけで、このクラスには珍しく赤の方が好印象でした。 結局グラス4杯くらいは飲んだかなぁ。 白同様、飲んでることを意識せず飲むのには問題ない感じのワインでした。
(68点)勤務先施設にて

 親睦会の後、道場最寄り駅に降り立ったのが午後10時頃。 若干の飲み足りなさ解消のため、向かったのは夏への扉というパスタ&バー屋さん。 だいたいこういう状態の時に足を運ぶことが多いお店です ・・・というかこういう時ばっかり利用してます。 あんまり地元の飲み屋さんって利用する機会が無いんだよね。

Cristobal 1492 Torrontes 2011
クリストバル 1492 トロンテス 2011
Bodega Don Cristobal
ボデガ・ドン・クリストバル
Blanco
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
(グラス3種+おつまみで\1,700)2012/06/26 夏への扉 カツミ商会
 そして、この店で毎度注文するのが「ワインセット」、 おまかせのグラス3杯とおつまみが付いて1,700円というもの。 なんか絶妙な値ごろ感というか、ちょいと一杯用途にピッタリなんですな。 そして、まずは白をということでお願いして、 出されたのがこのアルゼンチン産のトロンテス。 ヴィンテージは2011年なんで、 ワインになってちょうど1年くらい(南半球なので)というフレッシュなモノです。
 色は非常に薄めです。トロンテスって一般に薄いよね。 そして香りは、いかにもこの品種といった感じの華やかさ。 甘い花の香りがして、メジャーな品種で言えばヴィオニエに近いかも (ヴィオニエって希少品種な印象があったけど、 今じゃ南仏の白では最大の栽培面積らしいですな)。 そして味の方もやや甘めかな。酸味がないというわけじゃないんだろうけど、 全体のバランスとして派手系に振った感じ。
 とても一般ウケする感じで、 グラスワインの銘柄としては大変よろしいんじゃないでしょうか。 アルゼンチンって、赤だとマルベック/白だとこのトロンテス、 他ではあまり聞かない品種が頑張っている印象がありますな。
(75点)パスタ&バー「夏への扉」にて

Cannonau di Sardegna 2008
カンノナウ・ディ・サルデーニャ 2008
Sella & Mosca
セッラ&モスカ
Rosso
Cannonau di Saldegna
カンノナウ・ディ・サルデーニャ
Saldegna (Italia)
サルデーニャ (イタリア)
(グラス3種+おつまみで\1,700)2012/06/26 夏への扉 モンテ物産
 次は赤を注文。出して頂いたのがこの「カンノナウ・ディ・サルデーニャ」。 白に続いてマイナー品種ですな。 少なくとも聞いたことある品種ではあったんで、 後で道場内を検索したら、1年半前に違う銘柄と稽古してました。 でもその1本だけ。道場の稽古本数4,500本の中でわずか2本目、 間違いなく希少品種と言うことができましょう。
 で、どういうワインだったかと言うと、色はやや薄めでオレンジ色を感じます。 前に稽古した時の記録でも同じようなこと書いているんで、そういう品種なんでしょう。 香りはとても風変わりです。 なんだかエスニック風というか仏教風というか、 白檀みたいなお香っぽい香りを感じます。 以前の稽古では「ヒノキのようなローズマリーのような」と書いていて、 表現は違うけど同じような香りを感じているのかも(エエ加減でスミマセン)。 味は、香りほど特殊な雰囲気は無くて、というかあまり覚えてなくて、という感じです。
 こういうワインはまず自分では選ばないんで、 おまかせにすることで図らずも確認することが出来た、ってところですな。 「カンノナウ=色は若干オレンジ、香りはエスニック」と覚えておきましょう。
(70点)パスタ&バー「夏への扉」にて

Glorioso Reserva Especial 2006
グロリオーソ レゼルバ・エスぺシアル 2006
Bodegas Palacio
ボデガス・パラシオ
Tinto
Rioja
リオハ
Rioja (Espana)
リオハ (スペイン)
(グラス3種+おつまみで\1,700)2012/06/26 夏への扉 明治屋
 次も赤を注文。毎度3杯目には良い感じに熟成したワインを出して頂いています。 本日出して頂いたのはスペイン産。 スペインって昨今はいろんな産地から入って来ているから、 昔からの産地リオハのワインは大変久しぶり。
 さてワインはというと、色は・・・覚えてません。 でも香りは覚えていて、リオハらしい煙たいような雰囲気と、 そしてレゼルバ物らしい樽の香りが感じられました。 味は結構熟成感があって丸っこい感じ。 若いヤツだとそのヤニっぽさが鼻について、 個人的には苦手意識のある品種(テンプラニーヨ)だけど、 こうやって熟成してくれると美味しく飲めますな。
 なるほど、という感じです。適度に熟成したワインって、 普通の小売店ではあまり見かけることが無いから、 こういうお店のラインナップとして持つのは正解だと思われます。 まとまった数を押さえるのは大変だと思いますけどね。
(75点)パスタ&バー「夏への扉」にて

Vin d'Alsace Gewurztraminer 2008
ヴァン・ダルザス ゲヴュルツトラミネール 2008
Dom. Viticole de la Ville de Colmar
ドメーヌ・ヴィティコール・ド・ラ・ヴィル・ド・コルマール
Blanc
Alsace Gewurztraminer アルザス・ゲヴュルツミネール Alsace (France)
アルザス (フランス)
(\650 : Glass)2012/06/26 夏への扉 カツミ商会
 チョロッと飲み足りなかっただけなんだから、3杯で止めときゃ良いのに追加で4杯目も頂いています。 一次会から通算すると軽くワイン一本分くらいのアルコールは飲んじゃってるのにねぇ。 そして出して頂いたのは、また白に戻ってアルザスのゲヴュルツトラミネール。 この造り手のものは前回リースリングを出して頂いています。
 例によって色は覚えてません。 でも香りはとても印象的だったので覚えてます。 もう思いっきりライチの香りですな。 最初のトロンテスもちょっとライチっぽい雰囲気があるように感じたんだけど、 そんなん吹っ飛んじゃうくらいストレートにライチ香が感じられます。 そして、香りが甘い割には味はドライめで、そういうバランスもいかにもアルザスっぽいなぁ、と。
 これは美味しいですね。 ゲヴュルツといえば最近はコノ・スルのもので満足しちゃったりしているけど(ココとか)、 やっぱり本場アルザスも捨てがたいものがありますな。 「コノ・スルだと甘くて・・・」という向きはこっちに軍配があがりそうです。
(80点)パスタ&バー「夏への扉」にて

Rosso di Mntepulciano 2009
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ 2009
Contucci
コントゥッチ
Rosso
Rosso di Montepulciano
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
(\650 : Glass)2012/06/26 夏への扉 カツミ商会
 ・・・で、更に判断力を失って5杯目に突入。 いろいろな種類のグラスワインがあるんで、ついつい飲み過ぎてしまいます。 そして、ラベルの裏には抜栓した日付が書かれているんけど、 開いているボトルで見せて頂いたのは全て抜栓が「0626」なので今日。 繁華街というには程遠い普通の住宅街の駅前で、 これだけグラスワインの種類と売上がある、というのは凄いことかもです。
 さてこのロッソ・ディ・モンテプルチアーノ、 産地はトスカーナ州のモンテプルチアーノという村。 モンテプルチアーノって名前のブドウ品種もあるけど、 このワインの品種はサンジョヴェーゼの仲間みたい。 ちなみにそのモンテプルチアーノ種ってのもサンジョヴェーゼの仲間らしいです。 なんだかややこしいですねぇ。
 ・・・などと、ワインを飲んだ感想について何も書いていないのは、 ほとんど覚えていないからです。 なんとなく軽めだったかなぁ、という気はするんだけど、 記憶が交錯している可能性大。 そういう状態なんで余計なことしゃべってるんだろうなぁ・・・と反省。
(??点)パスタ&バー「夏への扉」にて

 というわけで、結局1時間以上も居座っちゃいました。 どこが「若干の飲み足りなさ解消」なんだか・・・って感じですが、 家まで歩いて帰れるという安心感からどうしてもそうなっちゃいますな。

24日(日)

 本日は買い物に「ららぽーと横浜」まで。 道場からはそれなりに距離があるんだけど、道を選べば案外近くて、 ここんとこ洋服とか買う時には時々使ってます。

 そして、昼食を食べたのがキタグリル パレット ららぽーと横浜店という、 ハンバーグ&オムレツの店。 ららぽーとの中って、フードコートは熾烈な座席争いに辟易するし、 フードコート以外は何食べても1,000円以上って感じなんで、あまり良い店が無い印象。 そんななかで、比較的嗜好にミートするかなと思ったのがココでした。

 昼食時だったんで、並ぶこと約15分。 中に通されるとそれなりにキャパはありそうですが、 外は並んでいるのに空いているテーブルがありオペレーションが回っていない印象を受けます。 そして師範の注文はプレーン オムライス\840也。 卵がとろとろで美味しゅうございました。 ただ、注文してから料理が出て来るのにも15分くらいかかったかな? やっぱり手が足りていない感じですね。 ちなみに長女も同じ、師範代はハンバーグの乗ったもの、次女はお子様ランチでした。

Braccale 2008
ブラッカレ 2008
Jacopo Biondi Santi
ヤコポ・ビオンディ・サンティ
Rosso
Maremma Toscana (IGT)
マレッマ・トスカーナ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\1,410 (単品価格 : \3,150)2012/06/03 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 夕食は家で。 本日は豚ヒレカツやチキンカツ、サツマイモの天ぷらといった揚げものがメインのメニュー。 ワインは、昨日同様「第64弾!店長本気でおすすめ6本組」から、 イタリア産の赤をチョイス。 造り手は、名門「ビオンディ・サンティ」の血筋の方で、 品種はサンジョヴェーゼ・グロッソが80%、メルローが20%とのこと。 今回のセットの中ではこのワインが一番元値が高かったんで、 かなり期待して稽古に臨みます。
 色は、いかにもイタリアらしい、それもスーパー・タスカンらしい、 赤みが強めながらもしっかりとした紫色。 そして香りがベリーナイスです。 アメリカン・チェリーみたいな派手めの果実香に、甘香ばしい樽香、 そしてちょっとボルドーみたいな消し炭っぽさもあります。 味は、口に入って来てすぐは「アレ?軽めかな?」と思うんだけど、 徐々に膨らみと渋味が口の中に拡がって、余韻も長くて存在感があります。
 抜栓後時間が経つと、最初は固めに感じた渋味がこなれてきて、 甘味が感じられるようになってきて、変化と言う面でも楽しめます。
 今回のセットの中で間違いなくアタリの一本。 元値である3,150円でも十分その価値があると思われ、 これが買値相当額の1,000円台中盤ってのは恐ろしくお買い得。 ただ、惜しむらくは現行のセット(第67弾)には含まれてません。 セットへの再登場を期待するところであります。
83点道場にて

23日(土)

Saint-Veran 2010
サン・ヴェラン 2010
Dom. des Valanges
ドメーヌ・デ・ヴァランジュ
Blanc
Saint-Veran
サン・ヴェラン
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,175 (単品価格 : \2,625)2012/06/03 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 良く行く魚屋で、鮎が美味しそうだったので本日の夕食は鮎の塩焼き。 初夏ですなぁ。あとは、マグロ赤身の刺身とか、ウィンナーとか、冷やしトマトとか。 そうするとワインは白で、エノテカの「第64弾!店長本気でおすすめ6本組」から選んだブルゴーニュ産。 造り手は全く知らないところだけど、 マコネ地区の白って時々ビックリするくらい美味いのがあったりするんで、 ちょっとそれを期待して。
 さて抜栓。コルクはあまり質の高いモノではありません。 色は、ほんのり黄緑色が感じられるようなフレッシュな雰囲気。 香りは、残念ながらボリューム的には弱めです。 そしてその雰囲気は、シャルドネなのにソーヴィニョン・ブランみたいなハーブっぽさと、 南ブルゴーニュなのにシャブリみたいなミネラルっぽさを感じます。 味も、まるでシャブリなドライ&ミネラル感。 樽香とか蜜っぽさを期待してたんでそれは裏切られたけど、 これはこれで悪く無い雰囲気です。
 思いのほかシャープでドライな白ワインだったんで、 鮎の塩焼きとの相性はバッチリ。 買値相当額である1,000円強であれば十分納得の内容です。 ただ、単品価格である2,600円超だとかなり微妙だな。 ま、そういう理由でセットに組み込まれたんだと思いますが。
74点道場にて

22日(金)

 本日は、中学校の時の同級生6人+ゲスト1人で飲み会。 今回の参加者は、生徒会長Og氏、幹事Mz氏、マラソンの早かったMk氏、同じ部活だったMm氏、 小学校も一緒だったOm氏、中学は違うけど特別参加のOg氏。 だいたい年に1回以上の頻度でこのメンバーの飲み会があるんだけど、 地元在住ならともかく、 上京してきた中学時代の知り合いとこれだけ密に会うってのは珍しいんじゃないですかね?

 そして店は、オヤジ・サラリーマンと言えば新橋、 ということで新橋駅西口にあるびすとろ家 新橋レンガ通り店というところ。 左写真は帰るときに撮ったので、酔っ払いってこともあってなんだかわからん写真になってます。

Delicato Red Table Wine N.V.
デリカート レッド・テーブル・ワイン [ヴィンテージ無し]
Delicato Family Vinyards
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ
Red
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
(\2,500)2012/06/22 びすとろ家 新橋レンガ通り店 アサヒビール
 料理は、いわゆる居酒屋的なメニューを適当に。 「豚しゃぶラーメンサラダ」だったかが結構人気だったような。 そして飲み物は、まず生ビールをジョッキで2杯ほど頂いて、 当然のように焼酎をボトルで注文して、 だいたい出来上がった後にワインを注文。 この店、うれしいことに「カジュアルワインリスト」ってのがあって、 赤5種、白4種、泡1種がすべてボトルで税込み2,500円。 それくらいだったら『とりあえずワインでも飲もうか』って気分になりますな。 そして、選んだワインはカリフォルニアの赤。 この造り手は、一昨年グアムに行ったときに稽古していて、 そこそこ良い印象があったんでチョイスした次第。
 こういうお店だから、多分赤も白も普通の冷蔵庫に入れてあるだろうと想像していたけど、 出されたのは全くの常温。 この季節常温はキツイよね。 品質の如何はともかく、ぬるい飲み物ってのがねぇ。 想定としては、キリッと冷えた軽めの赤をキュッキュと飲むつもりだったんだけどなぁ。 ワイン自体は、軽めの味わいとキャンディっぽい香りで、 冷やして飲むんだったらちょうどいい感じだったのに・・・ ということで最後は焼酎用の氷を入れて飲みました。
 まぁそういうこともありますわな、と。 それでも、飲み介が大人数で飲むからあっという間に無くなりました。 小売りだと1,000円を大きく切る値段だと思われるんで、 2,500円よりもう一歩頑張って欲しいところですな。
(67点)「びすとろ家 新橋レンガ通り店」にて

Delicato White Table Wine N.V.
デリカート ホワイト・テーブル・ワイン [ヴィンテージ無し]
Delicato Family Vinyards
デリカート・ファミリー・ヴィンヤーズ
White
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
(\2,500)2012/06/22 びすとろ家 新橋レンガ通り店 アサヒビール
 そして飲み物追加で、焼酎のボトルをもう一本と、 そのチェイサー代わりにワインももう一本。 白も赤同様「カジュアルワインリスト」から選んで、 同じ銘柄のカリフォルニア産を。 赤同様、白もちょっと上のクラスとは稽古済。 ちなみに他には、フランス産、イタリア産、ドイツ産(赤はアルゼンチン産)なんかがありました。 このリスト、卸屋さん(アサヒビール)が作っているのかな? こういうのがあると安ワイン者は嬉しいですな。
 そして、さすがに白は冷えて出てきました。 それも、ちゃんとワインクーラーに入れられて。 こんなんがあるんだったら赤の時も「ワインクーラー貸して下さい」と言えば良かったな。 ワインの内容は、フレッシュなフルーツの香りがストレートで(裏ラベルには「ピーチのような」と説明されていて、 言われればそうかもです)、 味も甘からず酸っぱからず、小さめながらもバランスの取れた内容だったように思います。
 やっぱり外で飲む安ワインで無難なのは白ですな。 美味いとか不味いとかを云々する間もなく、 小気味よくスイスイと飲んじゃいました。 これが2,000円ならもっと嬉しいのにね。 あと国産なんかもリストに加えて欲しいところです。
(70点)「びすとろ家 新橋レンガ通り店」にて

 というわけで、お会計は一人4,000円程度。 「食う」より「飲む」の比率が高かった宴会だったように思います。 そして、終電までもう一杯、ということで別の居酒屋に行って、 ハイボールを一杯だけ飲んで帰りました。

19日(火)

Santa Carolina Chardonnay Reserva 2010
サンタ・カロリーナ シャルドネ レセルバ 2010
Santa Carolina
サンタ・カロリーナ
Blanco
Valle de Casablanca
バッレ・デ・カサブランカ
Valle de Casablanca (Chile)
バッレ・デ・カサブランカ (チリ)
\9802012/05/18 カクヤス保土ヶ谷店 カクヤス
 本来火曜日は休肝日なんだけど、本日は台風の影響を避けて早めに帰宅。 そして今週金曜は飲み会なんで、いずれにしろ明日には一本空けちゃうから、 今日明日で半分ずつでも量は同じ、という言いわけを自分にしつつ飲んじゃうことに。 選んだのは、先週水曜に稽古したのと同じ銘柄のチリ産で、 品種はシャルドネ。 ちなみに夕食はカンパチとサーモンの刺身、肉じゃが、アスパラ・ステーキ(by生協)、ちらし寿司(byミツカン)。 いわゆる日本のお惣菜です。
 色は、特に濃さはなくて普通の安白ワインの色。 ただ結構粘性が高くてネットリした感じです。 香りは、樽香こそあまり感じないけど、 タップリとした蜜香とストレートな果実香はやはりニューワールド産、といった雰囲気。 味も香りの印象通りで、モッタリとした甘さとコクがあって、 酸味は控えめで、チリチリっとした刺激的な味わいもあったり。 少なくともガブガブとは飲めない重さがあります。
 というわけで、結果的に概ね想像通りの内容でした。 こんなワインなんで、3杯目くらいからググッと飲み飽きするし、 アルコール度数が14%と高めということもあって、 一人で1本はちょっと辛いワインかも。 よってもって二日に分けて稽古して正解だったと思われます。

 さて翌日ですが、こちらも想像通り前日と特に変わった様子はありません。 あまりたくさんは飲まない方が、チビチビと数日に分けて飲む、 等の用途に使えるかと思われます。
69点道場にて

17日(日)

Pernand-Vergelesses 1er Cru "Les Fichot" 2009
ペルナン・ヴェルジュレス・プルミエ・クリュ "レ・フィショ" 2009
Dom. Nicolas Rossignol
ニコラ・ロシニョール
Rouge
Pernand Vergelesses 1er Cru
ペルナン・ヴェルジュレス1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,4442012/04/25 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 本日は父の日であります。 夕食のメニューは、長女がプレゼントしてくれたよなよなエール、 次女がプレゼントしてくれたパストラミ・ビーフ、 長女が作ってくれたジャーマンポテト、次女が手伝ってくれたスペアリブのロースト、 師範代が作ってくれたマカロニサラダ。 豪華版な料理に合わせて「プチ破戒」、ちょっと良いワインを開けさせて頂きます。 モノは、良年2009年産のペルナン・ヴェルジュレス1級畑。 ラック・コーポレーションのブルゴーニュ地図( コレ)によれば、特級畑コルトン・シャルルマーニュの対面にあるようです。 また、販売店のサイトによれば、この銘柄の2006年産はパーカーポイント92点だったそうな。 良く知らないけど彼の90点オーバーってのは結構高い評価なんだよね?
 さて抜栓。コルクには造り手名と畑とヴィンテージが印字されていて、 造り手の気合いが伺えます。 色は、『これがブルゴーニュ?』な、まるでボルドーみたいな濃い紫色。 香りも、いわゆるブルゴーニュとはちょっと違っていて、 まるでイタリア産みたいなスミレっぽい香りと、 昔チャールズ・ブロンソンが宣伝していた「マンダム」みたいな男性化粧品っぽい香り。 味は、もちろんまだまだ固い感じで渋味もしっかりしているんだけど、 顕著なのはシッカリした甘味とキレイな酸味。だもんで若いけどスイスイ入っていきます。
 パーカー氏の高評価というのが良く判る、 ブルゴーニュとしてはやけに濃い感じのワイン。 とりあえず開けるのが若すぎたんだと思います。 あと2〜3年置いとけば「うわぁ〜」ってワインに化けそうな気もします。 というわけでこの値段の価値は十分あった、って感じです。
84点道場にて

16日(土)

Avant Chardonnay 2009
アヴァント シャルドネ 2009
Kendall-Jackson Vineyards & Wines
ケンダル・ジャクソン・ヴィンヤーズ&ワインズ
White
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\893 (単品価格 : \1,995)2012/06/03 エノテカ シャトー蔵出しワイン エノテカ
 本日は屋上にタイルを敷いたり、垂れて来たリビングの吊戸棚を補修したりの道場プチ・リフォーム。 作業自体は業者にお願いしたんで、 師範が補修をするわけじゃないんだけど、棚の中のモノを入れたり出したりでくたびれました。
 そういうグッタリした時には栄養ドリンクっぽく濃い系の白かな、 ということでカリフォルニアのシャルドネをチョイスしました。 このワインは、エノテカの「第64弾!店長本気でおすすめ6本組」からの1本。 エノテカのセットは割引率が高くてお得(i.e.単品は割高)です。 ちなみに料理はグラタンとかです。
 さて抜栓、コルクは抜き差ししやすい合成物。 ワインの色は、かなりシッカリしたレモン色。 レモン色というより黄色ですね。 香りは、いわゆるカリフォルニアのシャルドネ(カリ・シャル)の特徴である 「甘げで香ばしくて」というののダウンサイジング版で、 ちょっぴり甘げでちょっぴり香ばしくて、という感じ。 味は、カリフォルニアらしく酸味が控えめなのがちょっと残念だけど、 そもそものニーズである「栄養ドリンク」っぽさは結構兼ね備えてます。
 昔ながらのカリフォルニアの白をマイルドにした感じ、というのが一番近いかな。 グラタンみたいなサッパリ過ぎても濃すぎても合わなそうな料理にはちょうど良かったように思います。
73点道場にて

13日(水)

Santa Carolina Cabernet Sauvignon Reserva 2010
サンタ・カロリーナ カベルネ・ソーヴィニョン レセルバ 2010
Santa Carolina
サンタ・カロリーナ
Tinto
Valle de Colchagua
バッレ・デ・コルチャグア
Valle de Colchagua (Chile)
バッレ・デ・コルチャグア (チリ)
\9802012/05/18 カクヤス保土ヶ谷店 カクヤス
 平日は「水金で1本」を基本ルールにしているんで、 勢いチョイスするワインはお手頃価格で濃そうなヤツ、ということになります。 そして本日選んだのは、チリ産カベルネ・ソーヴィニョンのレゼルバ・クラス。 ボトルはしっかり重いし、アルコール度数は14%、そして1,000円以下のお値段。 「安くて濃い」ワインに間違いないと思われます。 ちなみに輸入元は酒ディスカウントの「カクヤス」で、 裏ラベルには"KAKUYASU Original Wines"の文字があります。
 色は、いかにもチリのカベルネ・ソーヴィニョンといった感じでシッカリと濃い紫色。 香りもいかにもです。カベルネらしい青っぽい感じと重い果実香があって。 ただ、ちょっとだけ「いかにも」じゃないのは、樽香が無いこと。 レゼルバっつったらタップリの樽香でしょう、というところはプチ裏切られてます。 そして青もプチ想定外。 なんだか軽いんだよね。全体の輪郭は大きめなんだけど、 中心が抜けていて、なんとなくドーナツっぽい味わいのバランスになっちゃってます。
 外観的には超ガッシリした感じなんだけど、 飲んでみると「なるほど3ケタ」な印象が否めないワインです。 ただ、もしかすると中一日後に良い方に化ける可能性も否めません。 それを期待して半分キープしました。

 残った半分と翌々日再稽古。 残念ながら時間が経っても特に好転することは無くて、 なんとなく薄っぺらいままの印象。 なんだか中身はノーマル・クラスのものを、 ボトルだけレゼルバ・クラスに詰めたみたいな感じ。 ちなみに同銘柄のシャルドネも買ってます。 そっちはちゃんとしていて欲しいなぁ。
69点道場にて

10日(日)

 本日はバンドの練習日。 最近練習している曲は、StepsとかPat Methenyとか。 師範らごときが演奏するには10年早い曲が多いわけだけど、 10年早いからって10年待ってたら演る機会はきっと巡ってこないからね。

 そして、お店は3月にも伺ったホルモン焼肉 薩摩 丹田 代々木店というところ。

 そして本日もカロリーなんぞ気にせず(気にしてましたが)バクバク食べました。 例えばビッグ リブロース\1,029(左写真)とか極みザブトン\1,344(右写真)とか。 メニューによっては安いものもあって、例えば和牛カルビなどは\483でお手頃です。

 飲み物は、普通にビールとかハイボールとかいろいろと。 ワインは前回と同じものみたいだったんで、今回は遠慮しておきました。

 というわけで、好き勝手に食べて飲んで、お会計は一人5,000円弱。 ちょいとマトモな居酒屋くらいのお値段に収まったのはなによりです。

9日(土)

Chateau La Rode 1996
シャトー・ラ・ロード 1996
Ch. la Rode (Vignobles FAUX)
シャトー・ラ・ロード (ヴィニョーブル・フォー)
Rouge
Cotes de Castillon
コート・ド・カスティヨン
Bordeuax (France)
ボルドー (フランス)
\8982012/04/25 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 師範母は本日の飛行機で帰りました、というわけで道場日常の食生活に戻ります。 さて本日チョイスしたワインは、先月稽古したのと同じ銘柄の超お手ごろ価格の熟成ボルドー。 但し、先月のはヴィンテージが1995年産で、今月のは1996年産。 ヴィンテージ・チャートを見ると、概ねどちらの年も同じくらいの評価。 道場を開設した1990年代後半頃は、1996年の方が良いように言われていた気がするけど、 そういうのって変わるんだよね。 というか、そもそも情報元によってヴィンテージ・チャートの点数もいろいろだし、 あまりアテにならん、というのが正直な印象です。
 さて抜栓。コルクは意外と新しい気がします。 最近打栓されたんですかね? 色は、それなりに熟成した感じはあるけど、 まだまだしっかりした紫色。 ただ、若いボルドーにあるような青味はあまり感じません。 香りのボリュームはやや軽め。 前回同様、奈良漬っぽい香りが主体。 その他には最初に黒蜜っぽさを感じて、 その後ろには野菜みたいな青っぽい香りがあります。 だもんでカベルネが多いのかと思ったけど、 販売店のサイトによれば、品種は『メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニョン20%、カベルネ・フラン10%』 とのこと。ギャフン。 味は香り以上に軽めです。 抜け殻とまでは行かないけど、痩せたおばあちゃんな印象は否めないなぁ、と。
 時間が経つと、ちょっとだけ膨らみが増してきました。 痩せたおばあちゃんでも人生経験の豊かさというか、 そういう厚みに触れられた感じです。
 手軽に熟成ワインが飲めるという意味では、 「老け専」な人にはたまらないワインかも知れません。 ただ師範はどちらかというと若すぎない程度にピチピチなヤングが好きなんで、 面白くはあるけどそんなにグッと来るものではありませんでした。 『だったらなぜ買ったんだ?』と聞かれそうですが、 稀に「妖艶」と言えるような熟成モノもあったりしますからね。 さすがにこの値段でそのクラスは無理だったようで。
ショップへのリンク: Chateau La Rode 1996
71点道場にて

8日(金)

 師範母は明日の飛行機で帰ります、 というわけで本日は外でお食事。 店は、ここんとこ良く使わせて頂く、 そもそもは読者の方から教えて頂いた、磯子のお寿司屋さん鮨処なかのです。

 例によって注文は、大人がおまかせ 月コース5,000円、 子供がおまかせ 雪コース3,500円。 おまかせ 月コースの中身は以下でした。

稚鮎の南蛮漬け
ジュンサイと心太
鱧の湯引き
お造り(マダイ、マグロ赤身、ボタンエビ)(右写真)
カマスの塩焼きとタコの柔らか煮
ウニの茶わん蒸し(下写真)
握り(中トロ、赤身、イクラ、イトヨリ、アナゴ、甘エビ、イカ、コハダ)
お吸い物
わらび餅

 というわけで、本日もまた美味しゅうございました。 やっぱり美味いよねぇ、こういう料理は。 もちろんコースで5,000円というお値段なんで、 そんなに高級食材がバンバン!って感じじゃないんだけど、 それでも師範らみたいな一般人には十分なクオリティです。

 そして、ここのコースはややボリューム軽めな印象があって、 いつもは追加でお寿司を注文するんだけど、 本日は結構おなかも一杯になりました。 なぜかなぁと考えたら、 いつもは子供らが大人の料理をついばみに来るんだけど、 今日はついばみ先が全てばあちゃんの料理に向かってました。 よって、普通に一人前コースを食べれば結構満足する量のようです。

 当然アルコールも頂いております。

生ビール\600
三千盛 超特 本醸造(片口)\1,400
サン・ヴァンサン・ブラン(白)(グラス) \450 (右写真)

 この銘柄の白は毎度頂いているけど、 今回は開けたてだったのか(グラスの内側に気泡がありました)、 フレッシュ感があってよろしゅうございました。

 そしてお会計は23,000円超。 追加注文しなかったから家族4人の時とほとんど同じなんだよね。


6日(水)

Nugan Estate "Cookoothama" Pinot Noir 2008
ヌガン・エステート "クックタマ" ピノ・ノワール 2008
Nugan Estate
ヌガン・エステート
Red
King Valley (Australia)
キング・ヴァレー (オーストラリア)
\8982012/04/25 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 師範母は山梨方面へ富士山を見に行きましたんで、 本日の夕食は普段通りの家族4人の食卓です。 また、(月曜はハッピーマンデーで飲んじゃったけど)休肝日設定も普段通りで、 水金の二日かけて1本飲むことに。 というわけで選んだのは、それなりにしっかりしていそうな豪州産のピノ・ノワール。 この銘柄のリースリング2009年産とは先日稽古済み。 ちなみに料理は水餃子とかであります。
 色は、明るめだけどしっかり濃い赤紫色で、エッジにほんのりオレンジ色があって、 確かにピノ・ノワールの色です。 香りは、ブルーベリーにエスニック風味・・・というわけで思い出したのは、 先週末稽古した、同じく豪州産ピノ・ノワール。 「なるほどこういうのが豪州のピノなのね」と膝ポン!であります。 味は、甘味も渋味も酸味もあるけど、まだそれぞれが独立した感じ。 もうちょっと置いとくべきワインなんですかねぇ。
 結果的に、豪州産のピノ・ノワールの個性を再確認させてくれたワインでした。 ただ、ピノ・ノワールとしては強いよなぁ。 結構味の濃い料理を相手にするべきかも。 また、残った分は明後日稽古するんだけど、 その時まで間違いなくヘタることは無いと思われるワインです。

 予定通り翌々日再稽古。 そして予定通りヘタった感じはありません。 ただ、特段向上した雰囲気も無くて、二日分酸化した、という感じでしょうか。 というわけで、特に日をおいて飲むメリットは無いようです。
73点道場にて

4日(月)

 箱根へのプチ・レジャー二日目です。

 今日は朝から抜けるような青空。 敷地内の散策コースを歩いたりして、優雅な朝のスタート。 世間の皆さんは働いていらっしゃる中、大変申し訳ありません。

 朝食は、ホテル内の日本料理華暦にて。 右写真に加えて、蒸し野菜とリンゴジュースが付いています。 とても手が込んでいそうで美味しい料理ではあるけど、 朝からこんなってもったいないよね。夕食でも通用しそうな内容です。 そしてお値段の方も一人2,100円+10%なんで、こちらも夕食で通用しそう ・・・ってか家族5人で朝食代9,000円ですわ。

 10時頃に宿をチェックアウトして、 女性陣はロープウェイに乗って大涌谷まで(師範は車を回送)。 その後は関所跡横の港から遊覧船に乗って、というお決まりの箱根観光コース。 暑くなく寒くなく、絶好の箱根観光日よりでありました。

 そして箱根を後にしたのが午後1時頃、 箱根新道から小田原厚木道路と渋滞知らず(平日だから当然か)で、 昼食場所に選んだ伊勢原の江戸前回転寿司 海鮮問屋 ふじ丸に着いたのが午後1時30分過ぎ。

 このお店には昨年も伺っています。 地魚中心に鮮度の良い白身が食べられる、印象の良い回転寿司だったわけですが・・・

 寿司種の質に関しては以前とそんなに変わらないと思います(右写真は丸一匹のアジの握り&刺身でビックり295円)。 ただ、システムが変わりました。 各テーブルにタブレットがあって、それで選んで注文する仕組みになっています。 これがねぇ、なんだか面倒なんだよなぁ。 もちろんお店側としては人件費削減&業務効率アップのための手段としてそうしたんだろうけど、 なんかこういうのって食べてる物の魅力まで落としちゃう気がしませんか? 心のこもった料理(ってのを回転寿司に求めるのもアレですが)じゃなくて、 なんだかエサを食べさせられる家畜になったみたいな。

 というわけで、古い感性の持ち主である師範家的には残念ながらもう利用しないと思います。

 そんなこんなで、道場に帰り付いたのが午後3時頃、 あっという間の一泊二日プチ・レジャーでありました。 しかしね、こんだけの量の文章をその日のうちに更新するのって、実は大変です。 なんかもう意地になっちゃってます。

Pernand Vergelesses 2009
ペルナン・ヴェルジュレス 2009
Dom. Philippe Charlopin-Parizot
ドメーヌ・フィリップ・シャルロパン・パリゾ
Rouge
Pernand Vergelesses
ペルナン・ヴェルジュレス
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,9802012/03/29 カーヴ・ド・リラックス虎ノ門店 ファインズ
 さて夕食は改めて道場で。 中華も食べた寿司も食べたということで、 メニューは軽く鶏の照り焼ききとか、砂肝と玉ネギの炒め物とか、厚揚げと小松菜の炒め物とか。 マイルドな料理に重いワインを合わせちゃイカンということを昨日学んだんで、 本日のワインは軽めにブルゴーニュの赤を ・・・なんちゃって、実は最初からこれが飲みたかっただけですが。 造り手は、師範が横恋慕している「フィリップ・シャルロパン・パリゾ」。 ぎりぎり稽古範囲の価格で売られていたんで迷わず購入した一本です。
 色は、南ブルゴーニュの特徴かシャルロパンの個性か2009年産の特性か、 まるで南仏のワインのような赤黒い色合いです。 香りは、シャルロパン節とニューワールド産みたいな感じが入り混じってます。 甘く焦がして煮詰めたイチゴのような香りがメインで、 正直あまり品の良さが感じられる内容ではありません。 味も、渋味シッカリでかなり固くて険しい印象です。 まだ若い、ってことですかね。
 というわけで、シャルロパンらしさも感じられ、 ワイン自体のポテンシャルの高さは十分伝わるものの、 いかんせん若いのか南すぎなのか、渋味が強くて重いワインになっちゃってます。 もう少し置いとけば良いのかもだけど、 これまでのシャルロパンって若くて飲んでも美味い印象があったからなぁ。 あと、最近シャルロパンの登場回数が多かったんで、 ちょっとこの傾向に飽きちゃった、ってのもあるかもです。
78点道場にて

3日(日)

 田舎から師範母も出てきているし、 子供らは運動会の代休で月曜お休みなんで、 師範&師範代も休暇を取って一泊二日の箱根プチ・レジャー。

 朝はのんびりで、道場を出たのが11時頃。 保土ヶ谷バイパスも東名高速も小田原厚木道路も渋滞知らずで、 小田原に着いたのは12時頃。 昼食は、「ちゃんぽんが食べたい」という師範の要求を飲んで頂いて リンガーハット 小田原飯泉店へ。 ちゃんぽんと言えばリンガーハットですよ。

 師範が頼んだのは、あじと青高菜のチャーハンセット、 チャンポンは想定通りの美味しさだけど、 チャーハンは魚の香りタップリのとても意外な味わい。 それはそれで美味しいんだけど、 魚が苦手な方には全く受け入れられない味わいな気がします。

 あと、若干残念だったのは追加注文のベルを押しても全然来てくれなかったこと。 6回くらい押して10分くらい待ったかな。 そのあたりは改善して欲しいモノです・・・なんてことをファミレスに言うのもアレですが。

 リンガーハットを出たのが12時45分頃。 このまま宿まで向かうとチェックインよりかなり早い、 ということで強羅公園まで遊びに行きました。

 強羅公園、要するに植物園ですな。 ツツジやシャクナゲには遅くてアジサイには早い時期だったけど、 ローズガーデンでバラが絶賛見放題でありました。

 強羅公園の中には、白雲洞茶苑という由緒正しいお茶室があって、 子供らのたっての希望によりそこでお茶することに。 お茶&茶菓子&お茶室の見学で500円也であります。

 そして本日の宿はエクシブ箱根離宮というところ。 箱根は宮ノ下、老舗旅館として有名な富士屋ホテルの向かいに建つ最近できた宿で、 例によって師範代の勤務先の契約保養所であります。

 部屋は、ベッドが2つと和室が付いていて家族5人でも十分な広さだし、 温泉は絶景の眺めと露天風呂もサウナもあって文句なし。 極めて優雅な気分になれる宿です。

師範は部屋に着くなり缶ビールをプシュっと。 500mlの缶が自販機で400円、 ミニバーだと350mlの缶が381円。 自販機で買うのがお得です・・・って、 そんなケチなこと考える人が利用する宿じゃないんだと思いますが。

 夕食は、ホテルの中の中国料理レストラン、翠陽にて。 いわゆる中華というよりちょっとフレンチみたいなモダンな店内で、 なかなかピシッとしています。

 そしてここのホテル、料理に関してはかなり強気の値付けで、 大人のコースで一番安いのが7,350円+10%のサービス料からで、 子供のコースが3,675円+10%。 そして師範らの注文は、その一番安い「翡翠」というコース。 その全貌は以下であります。

四川ダック"樟茶鴨"のバーガースタイル

 横にはキャラメリゼされたクルミなんかが乗っていて、 なんだかいきなり中華じゃない感じです。 鴨はしっとりと柔らかいのに歯ごたえがあって、なかなか唸らされる一品。
旬の食彩 チャイニーズオードブル

 クラゲの酢の物、イカのごま油和え、カツオのサラダ、ピータン、アナゴの何だったかの5品。 ちょっとずつの料理だけど、それぞれに手が込んでいます。
ふかひれと彩り野菜の上湯スープ

 スープの実がスプーンに別盛りされていて、食べる前に入れるのがなんだか高級感があります。 そして、器の下からはろうそくっぽい火で常に温められているんで、 いつまでも冷めない仕様です。
海老と青利烏賊のXO醤炒め 国産筍と桜海老のフリット添え

 まず海老がデカイです。 イセエビの小さいヤツくらいあったような気がします。 また、添えられた筍の揚げものもナイスです。美味いよねぇ、揚げものは。
本日の鮮魚(カサゴ)広東風蒸し物 香り醤油ソース

 中華料理の定番、魚の蒸し物。カサゴは火を通してもプリプリした食感で好きな魚です。 特に何かが凄いわけじゃないけど、しみじみと美味しいですな。
仔牛ロースと旬野菜の炒め物 香港スパイシーソース

 師範的には本日のこれが一番。 お店の人によれば、仔牛は乳のみ仔牛だそう。とても柔らかくて旨味がある肉でした。 そして香港スパイシーソースってのが、カレー風味とニンニク風味が合わさっていて、 ぎりぎりジャンキーになる一歩手前な感じがグッときます。
ズワイ蟹入りふわとろ玉子のあんかけご飯

 ご飯ものは選択肢があって、もう片方は「特製胡麻ダレ冷麺」でした。 あんかけご飯と書かれているけど、 実際はチャーハンに柔らかめのスクランブル・エッグを乗せたような感じ。 それはそれで美味いですが。
特製デザートプレート

 4品の内容は、杏仁豆腐、愛玉子(オーギョーチ)、胡麻団子、コーヒー味の白いアイス。 杏仁豆腐が大変濃厚、愛玉子もプリプリで、コーヒー味のアイスも珍し美味しい。 胡麻団子は次女に食べられちゃいました。

 いやー、美味しゅうございました。 一番安いコースとは言えサービス料を入れると8,000円ですから それなりに美味くて当然なんだけど、 それにしてもかなり唸らされました。 こういうエッジの効いた中華を食べると、 中華街の普通のコースなんかはやっぱり面白みに欠けると言うか、 地の利の上にアグラをかいている印象を持っちゃいますな。

 ちなみに子供の料理は、大人のメニューからいくつかチョイスして、 ミニ・コース仕立てになっています。 いわゆるワンプレートのお子様ランチ形式じゃないのはありがたいけど、 サービス料込み4,000円は取り過ぎじゃないかと思う部分もあります。

 そして、性懲りもなくワインも頂いております。

Wyndham Estate BIN555 Shiraz 2009
ウィンダム・エステート BIN555 シラーズ 2009
Wyndham Estate Wines
ウィンダム・エステート・ワインズ
Red
South Eastern (Australia)
サウス・イースタン (オーストラリア)
(\4,305+10%)2012/06/03 エクシブ箱根離宮"翠陽" ペルノ・リカール・ジャパン
 さすがに高級リゾートホテルのレストラン、 飲み物のリストにはそれなりの数(白赤合わせて20種くらい)のワインが並んでいます。 一番安いのは確か2,000円台後半でジャン・バルモンがあって、 コノ・スルのコンバージョン・ピノ・ノワールが3,000円ちょっとであってという、 掛け率的にはちょっと高めながら「なかなか分かってるなぁ」というリスト。 そんな中から、「やっぱり中華にはシラーズでしょ」ということで、 豪州産のコレをチョイスしました。
 グラスはとても大ぶりのものでちゃんとしています。 ただ、提供された時の温度はほぼ常温。 気持ち的にはもう少し冷えてて欲しかったところ。 まぁこのクラスをセラーに入れて保存することも無いとは思いますがね。 さてワインはというと、色は当たり前のようにとても濃いです。 香りはまさにシラー、コショウのようなスパイシーさがはっきりしていて、 普通の中華料理に合わせるんだったら間違いない感じ。 そして味も、渋味は固いけど甘味もあって、良くも悪くも飲み進めるのに力のいるワインです。
 というわけで、チョイス的には狙い通りだったわけだけど、 ココの中華ってどちらかというとマイルドな味わいのメニューが多かったんで、 若干ワインが強すぎました。ま、そういうこともありますな、ってことで。
75点道場にて

 ちなみにワインは店の方が注いでくれるし、 「もう注がなくて結構」といったらちゃんと注がずにいてくれるので、 サービスはとてもちゃんとしている印象です。 こんな山の中でこんなサービス、というのもちょっとビックリでした。

 さてお会計は料理と飲み物で35,000円強に10%サービス料がついて39,000円弱。 高いっちゃ高いけどそれなりの納得感はありましたですよ。

2日(土)

 本日は子供らが通う小学校の運動会でした。 天気はちょうど良いことに花曇り、絶好の運動会日和。

 運動会と言えば、花形種目は騎馬戦ですな。 やっぱり見ていて面白いし。 師範代曰く『昔の人は大変だったよねぇ、こういう戦なんかをして』 ・・・いや、昔の人は人に乗って戦なんてしていないと思います。

Bourgogne "Roncevie" 2008
ブルゴーニュ "ロンシュヴィ" 2008
Dom. Arlaud
ドメーヌ・アルロー
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(Kさんから) ヴィノラム
 運動会の時、たまたま隣のシートに陣取ったのがお隣りのKさん。 終わりがけに『ワインを開けたんで帰りにちょっと寄りませんか』と誘われたんで伺うことに。 手土産は師範母が持ってきた辛子蓮根と馬サラミ、 それにAちゃん(Kさんちの娘さん)がリレーの選手として走る姿を撮った写真。 気持ちのいい陽気だったんで、Kさんちの庭にテーブルを出して二人でプチ宴会です。
 伺った時点でもう半分以下になっていたんで、 開けられたのは前日だったのかな? いわゆるブルゴーニュよりちょっとローヌ寄りというか、 赤紫に若干カーキーが入ったような感じでした。 香りは、梅っぽい果実の香りにケモノっぽさが加わった、とてもブルゴーニュらしいもの。 ACブルゴーニュというグレードを考えると、かなりちゃんとした香りな印象。 味も、キュッと締まってて渋味のグリップがあって、なかなかよろしゅうございます。
 運動会が終わった休日の午後、お隣りさんちの庭にテーブルを出してワインを頂く、 というシチュエーションにピッタリなワインでした。 というか、そういうシチュエーションがあること自体、ありがたいことであります。
75点道場にて

Chambolle-Musigny 2007
シャンボール・ミュジニー 2007
Mongeard-Mugneret
モンジャール・ミュニュレ
Rouge
Chambolle-Musigny
シャンボール・ミュジニー
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(Kさんから) ヴィノラム
 1本だけだとなんなんで、ということでもう1本開けて頂きました。 ありがたやありがたや。 銘柄は、大手モンジャール・ミュニュレのシャンボール・ミュジニー。 道場的には大変久しぶりな村であります。 「これが美味いんですよ」ということで開けて頂いたので、 Kさん的には既に飲んだことがある銘柄だったようです。
 色は、前のACブルゴーニュより澄んでいて赤みが強い感じ。 そしてやっぱり照りがありますな。なんか表面の反射係数が違う感じ。 香りは、こちらも前のACブルより華やかで、キュートなフルーツ香と軽い樽香があって、 2枚くらいウワテな感じ。 更に味も、甘味の要素が加わってより透明感があって、 間違いなく美味しゅうございます。
 2007年という弱めの年であることも幸いしてか、 非常にキレイにまとまった感じのするワインでした。 こういうのがあるから判らないよねぇ、ブルゴーニュは。 ともあれ大変美味しいワインをありがとうございました。
85点道場にて

Good Morning Billy Pinot Noir 2003
グッド・モーニング・ビリー ピノ・ノワール 2003
Good Morning Billy Vineyard
グッド・モーニング・ビリー・ヴィンヤーズ
Red
Strathbogie (France)
ストラスブギー (オーストラリア)
(Aさんから)
 そして、Kさん宅のお隣り(師範宅の隣の隣り)にお住まいの、 オーストラリア人のAさんが途中から参加。 そしてそのAさんに持ってきて頂いたのがこのワイン。 なんでも、Aさんのご実家で造られているワインだとか。 『たぶん日本には2〜3本くらいしか無いだろう』とのこと。 こちらもありがたやありがたや、であります。
 色は、エッジにはっきりオレンジ色が入っていて、 かなり熟成した雰囲気が感じ取れます。 そして香りが不思議です。 フルーツで言えばブルーベリーのようで、 お香みたいなエスニックな香りもあって、 これを嗅いでピノ・ノワールだとは想像付きません。 でも、口に含むとピノ・ノワールなんですわ。 キュッとした酸味とほのかな甘みがあって、なかなか侮れないバランスです。
 銘柄的にも珍しいし、こういう風に変化したピノ・ノワールというのも珍しいっすね。 多分Aさんちにワインセラーって無いだろうから、 結構長いこと常温保存されてたんじゃないかな? 大変に面白い、というか興味深いワインでした。
77点道場にて

Dejean & Fils Brut Rose N.V.
ドゥジャン・エ・フィス ブリュット・ロゼ [ヴィンテージ無し]
Dejean & Fils
ドゥジャン・エ・フィス
Mousseux
発泡
Jura (France)
ジュラ (フランス)
\8982012/04/25 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
 Kさん宅でのプチ宴会は健康的に午後5時ごろにはお暇して、 自宅でももう一本開けちゃいます。 選んだのはフランスはジュラ産のスパークリング。 運動会で長女次女とも一等賞だったんで、そのお祝いも兼ねてのチョイス。 もちろん長女や次女が飲むわけじゃありませんがね。 ちなみにこの銘柄は、買う時は気づかなかったけど、実は2年前にも 稽古してました。
 色は、右写真の通りキレイなオレンジ色です。 泡立ちは、シャンパーニュなんかと比べるとボリューム少なめでキメは粗めかな。 香りは、多分ピノ・ノワールが多めなんじゃないかと思われるケモノっぽさのあるワイルドな雰囲気。 味もかなりワイルドで、キンキンと尖った味わいと、 金属を舐めるような雰囲気があります。
 というわけで、残念ながらあまりイケてないかなぁ。 やっぱりシャンパーニュじゃないスパークリングは、 ニューワールド産のものの方が良いかもね。 フランスのクレマンとかスペインのカバとかイタリアのスプマンテとか、 なんかそれぞれクセがあってちょっと・・・ってのが多い印象です。
ショップへのリンク: Dejean & Fils Brut Rose N.V.
69点道場にて

1日(金)

Cono Sur Gewurztraminer Reserva 2011
コノ・スル ゲヴュルツトラミネール レセルバ 2011
Vina Cono Sur
ビーニャ・コノ・スル
Blanco
Casablanca Valley (Chile)
カサブランカ・バレー (チリ)
\1,2002012/03/29 カーヴ・ド・リラックス虎ノ門店 スマイル
 明日は子供らが通う小学校の運動会。 雨が降らなきゃ良いな。 というわけで、長女にとっては最後の小学校運動会を見に、 田舎から師範母が出てきております。 小さなグラス一杯くらいしか飲まない師範母ですが、 一応一般ウケするところ狙って、 手堅くコノ・スルのゲヴュルツトラミネール・レゼルバをチョイスしました。 このワインは、めったにリピート買いしない道場には珍しく定番化している銘柄で、 これまで幾度も稽古しています(直近はコレ)。 当然ヴィンテージは変わっちゃってますが、 過去の経験上ヴィンテージによる差はほとんど無いので安心です。
 色は普通です、というと実も蓋もないけど、実際実も蓋もない色合いです。 でもやっぱり香りが違ってて、ホントにまるでライチ (コレ)みたいです。 良い香りだよねぇ、ライチっぽい白ワインの香りって。 なんかフレッシュで可愛らしくて。 そして味は、甘味も酸味も旨味も良い感じにあって、とてもナイスなバランス。
 いやー、やっぱりね、この銘柄はハズさないです。 複雑さがあるとか、フィネスがどうとか、 そういう高尚なもんじゃないんだけど、 とにかく美味いんですよ。 一本1,200円っていうと、安ワイン原理主義者な方にとってはスコープ外扱いかもだけど、 いっぺんコレは飲んでみた方が良いです。
80点道場にて

前月分

by 師範