稽古日誌:2000年3月

道場のデンドロビウムが今年も美しい花を咲かせた。 終わりかけの花は、花だけ切り取って右写真のようにグラスに入れて食卓を彩ったりしている。
…と、こんな画像を載せても誰も興味のないことくらいは理解している。だが、載せる。 己のページに己の娘や息子の画像を載せている方々と似たようなものである。
…と、イキがってみたところで画像はなんだかボケているし色もヘン。はぁ。


翌月分


30日(木)

Torgaio 1997
トルガイオ 1997
Ruffino
ルッフィーノ
Rosso
Toscana (IGT)
トスカーナ (インディカツッイオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\8702000/03/21 サンタムールカツミ商会
夜11時を過ぎて抜栓。 こんな時に高級ワインを開けてもなぁ、ってことで1,000円以下の軽そうなヤツを。 …なんてことを書くと高級ワインがありそうなんだけど、そもそも無いです、ハイ。
色は普通に濃い。ストレートに青っぽい紫。 香りは弱い。イタリアらしい汗臭いような人懐っこさはあるけどともかく弱い。 味も薄い。ハッキリ言ってペラッペラ。こりゃハズシたな、と思ったんだけど、 裏書きを読むと『14〜16℃で召し上がれ』と書いてある。 「ははーん『冷やして飲め』ってことだな」ってことでラピッドアイス なる治具で冷やしたところ、結構グイグイいけるワインに変身。
ワイン自体はどうということはない。ただ、冷やして飲んだらそこそこオッケー。 まぁそういうのもアリでしょう。
63点自宅にて

29日(水)

Cotes du Rhone Villages "Lestours-Clocher" 1996
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ "レストゥール・クロシェ" 1996
Arnoux & Fils
アルヌー・エ・フィス
Rouge
Cotes du Rhone Villages
コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\9002000/03/21 サンタムールカツミ商会
本日の夕食は豚肉の甘酢煮込み(酢豚の野菜無し版みたいなの)を作ることに。 で、ワインは「やっぱり中華にはローヌでしょう」ってことでコート・デュ・ローヌの赤。 左右非対称の変な形で浮き出し模様のある珍妙なボトルで、 「ボトル代高そうだなぁ」なんて余計な心配をしてしまうワインだけど、 門下生からのご推薦もあって期待して。
色は青く濃い。香りは、南仏一般に感じられる田舎臭い青畳系のスッとぼけた香りがメイン。 味は結構良い。スルッと入ってくる感じで、甘味もあって。 ちょっと口の中がチリチリする感じが「ローヌはスパイシー」と言われる所以かなぁ。
結構イケると思う。でも、個人的な嗜好で言えばこういう田舎臭い系のワインってあんまりねぇ。 師範自体がそもそも田舎モンだからかもだけど。
69点自宅にて

26日(日)

Bourgogne 1996
ブルゴーニュ 1996
Dom. Rene Leclerc
ドメーヌ・ルネ・ルクレール
Rouge
Bourgonge
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9802000/02/12 La Cave de やまや 渋谷やまや
休暇の最終日ということで、本日もちょっと良いワイン。 お気に入りで良く飲む、ハクション大魔王的ボトルのブルゴーニュ・レ・ボン・バトン を造るフィリップ・ルクレールさんの親戚が造り手。 またこのワインは、かなり以前門下生からご推薦頂いていたもの。 タレントさんでは藤原紀香嬢より松嶋奈々子嬢の方がタイプな師範ゆえ、ちょっと必要以上に期待して。
色はちょっと薄め。なんだか濁った感じがあって心配になる色。 香りは素晴らしい。名醸ブルゴーニュみたいな、ゴム・革系の香りを主体としたとっても複雑な香り。 味も素晴らしかった。最初に口にしたとき「こりゃ凄ぇ!」と感じるほど柔らかくまろやかで、 およそACブルゴーニュとは思えない味わいだった。
でも、時間が経って冷静になって来ると、まろやかな味わいではあるけど渋味が無くて平板であるとか、 香りもなんだかカリフォルニアあたりのワインみたく一本調子なものであるとか、 アラが目立っては来たけど。
ともあれ非常に楽しめるブルゴーニュであることには間違い無い。 これを「素晴らしい」と取るか、「ちょっと違う」と取るかは本当に人それぞれかなぁ、と。
79点自宅にて

25日(土)

箱根・西伊豆紀行の最終日。

宿でドッサリ朝飯を食べたんで、 どっかで腹ごなしをせねばってことで行ったのが沼津御用邸記念公園。 御殿と庭の見学で一人400円。結構面白かったっすよ、御殿見学。 庭と海岸は、風が強くてイマイチ楽しめず。 でも一番楽しかったのがお土産物売り場。 「雅子さまがお買い求めになられた…」とかの茶菓子とか、 紀子さま雅子さまのオシルシ付きグッズとかのレア・アイテム満載。

お昼は、沼津港の寿司屋「鮨文」で。
沼津港には沢山の寿司屋・魚料理屋があるけど、大抵は単なる観光客目当てのお店で、 量は多いけど質はイマイチって印象がある。 そんな中、ここは(ちょっと値段は張るけど)質の良い地の魚が食べられて、 師範・師範代的にはポイントが高く、沼津へ行った際には決まって訪問する店。
今回食べたのは(師範・師範代とも同じ、全て握りで)
特上(一人前3,500円):トロ2貫、天然真鯛、甘海老、赤貝、数の子、イクラ、鉄火巻、玉子焼、月日貝(幼貝)の味噌汁
お好み:天然ブリ、イワシ、ホウボウ、サバのタタキ
と師範が生ビールを3杯、お通しは巻き貝の煮物。お値段はトータル12,075円。

やっぱり美味いなぁ。どのネタも一級品だしハズさない。 昼にこの値段って庶民としてはちょっと高いんだけど、確かにそれだけのことはあると思う。 海が荒れてたんで魚の質がちょっと心配だったけど、今日も満足満足。

ってな旅でありました。


24日(金)

箱根・西伊豆紀行の二日目。

朝、とっても天気が良かったんで芦ノ湖の遊覧船にでも乗ろうかと思ってたんだけど、 風がすごくて楽しく無さそうなため断念。 代わりに箱根園水族館へ。こんなところに海の魚がいるのは凄いことだと思うけど、 水族館としてはちょっと知的好奇心をくすぐるアイテム(魚の説明とか)が足りませんな …って水族館まで語り出すか師範は。

お昼は、本道場で読者な方から得た情報を元に選んだ蕎麦屋、湖尻の「おか本」へ。
食べたのは

歯応えはしっかりしてるし、香りも良くて美味しい蕎麦。山芋も自然薯の濃い味わい。 でも、庶民としてはやっぱり単なる「もりそば」に1,300円は高い。 バッチリ観光スポットな場所柄(湖尻の渡船場すぐ横)ゆえ500円増しって感じですかね、 親子丼が1,200円だったりしたし。

宿へ向かう途中、海沿いの山道でヒッチハイクの現地爺ちゃんに遭遇、 優しい師範・師範代はこころよくピックアップ。 なんでも海が荒れて、天然のワカメみたいな海草が浜に打ち揚げられているんでそれを拾いに行ってたらしい。 で疲れたと。って言うか、こんなとこ(町から相当離れてるし、海辺も遠い) まで歩いて来るだけでも凄いと思うぞ、爺ちゃん。

本日のお泊りは、西伊豆・戸田(へだ)にある「海のほてる いさば」という旅館の、 ちょいと贅沢して露天風呂付き「すぺしゃるふろあー あかねの詩」という部屋。 宿代は、JTBを通して込み込みで一人\27,500。
宿自体はあんまり新しく無いし、 ひらがなを多用するセンスもちょっとアレだし、 (パブリックな)展望風呂なんかも特にどうということは無いんだけど、 やっぱり快適ですわ、露天風呂付きの部屋。 ここだけは最近改装したみたいで綺麗だし、 なんつったって露天風呂付き(しつこい)だし。
というわけで、せっかくのシチュエーション、こんな所で是非やりたかったことを。

Segura Viudas Brut Reserva N.V.
セグラ・ビウダス ブルット・レセルバ (ヴィンテージ無し)
Segura Viudas
セグラ・ビウダス
Espumoso
発泡
Cava
カバ
(Spain)
(スペイン)
\680 (Harf)2000/03/23 パスポート 戸塚店
「部屋の露天風呂でシャンバーニュを頂く」って楽しそうじゃない? というわけで行きがけに(シャンパーニュじゃないけど)発泡ワインを買い込んで。 冷やすために、釣り用の発泡スチロール製クーラーボックスに氷を入れて、なんて念の入れ様で。
色は薄め、泡も弱め。 香りは、ドッシリ系シャンパーニュにありがちなパンとか味噌っぽい香りとリンゴの香り。 味は、やや酸が目立ってギリッとした感じではあるけど、バランスは悪くない。
…なんて細かいことはどうでも良くて、とにかく極楽ですわ、露天風呂で発泡ワイン。
72点"海のほてる いさば"にて

風は恐ろしく強いけど天気は非常に良い日だったんで、 夕方には露天風呂から太平洋(正確には駿河湾の対岸、静岡あたり)に沈む日没を見ることが出来た。
あまりに極楽な光景だったんで、写真を掲載。
夕食は部屋のダイニング・ルームで。
内容はいわゆる「旅館の夕食」といった感じの、 沢山の種類をちょっとずつ系の料理ではあるけど、さすがに刺身とかの質は素晴らしい。 サービスも結構良い感じで、非常に満足のいく夕食。
この夕食に合わせるつもりで、わざわざ持参したワインが以下。

Bourgogne Aligote 1997
ブルゴーニュ・アリゴテ 1997
H.et.P. Jacqueson
アンリ・エ・ポール・ジャクソン
Blanc
Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,5002000/03/12 ゴトー酒店後藤酒店
このワインの造り手は、リュリーに本拠を持つ、プールのある家に住むお金持ちの方らしい。 そんで、フランスの一流レストランでは良く置いてあるらしい。 ゴトー酒店で、『樽香の強くない白を』とお願いして選んでもらったもの。
色は薄め。グラスの内側にほんの少し気泡が付く程度に炭酸がある(飲んでも感じない程度)。 香りはとにかくレモンの香り。カーンと小気味良く鼻から突き抜ける感じ。 味は、アリゴテ種らしく酸味がキリリとしている。そこまでは案外普通なんだけど後味が良い。 アーモンドみたいな香ばしい感じが、後味にドーンと残って「やっぱり違うよなぁ」と思わせる。
ちょっと強めの酸も案外生魚と相性が良くて、なかなか楽しめた。
80点"海のほてる いさば"にて

この旅館、なんだかワインに力を入れているらしく、実は10種類くらいワインが選べた。 だいたい一本4,000円くらい。 というわけでわざわざ持ち込まずとも飲めたんだけど、 こういう美味しいワインだと持ち込んだ甲斐もあったかな、と。

そんなこんなで二日目終了。


23日(木)

3月23日〜25日の二泊三日、師範・師範代の両名は箱根・西伊豆方面へちょいとお出かけ。
例年この時期は国内でもちょっと遠くへ出かけてたんだけど、 なんだか今年はあんまり行きたいところも無くて、近場の温泉でのんびりするのが主目的の旅。 もちろん美味いものを食べるのも目的の一つ。
…というわけで、初日のランチは湘南二宮のフレンチ・レストラン、「マリー・クロード」にて。

このレストラン、立地自体はとっても分かりにくい場所にあるんだけど、 窓からは湘南の海が一望出来て、なかなかグッドなロケーション。 テーブル5つほどで20人くらいのダイニングだけど、 テラス席もあるんで季節が良かったらテラスで食べるのも気持ち良さそう。
食べたのは、
師範:2,500円のランチ・コース

師範代:3,500円のランチ・コース ご近所のお金持ち風おば様方が主たる商売相手であるためか、ちょっと量が少な目。 味もちゃんとしてはいるんだけど、あまりに素直でわかりやすく、 なんだかもう一つヒネリが欲しいなぁ、と感じる味。 そんな中、平目とほうれん草のムースはなかなか美味しくて、 シェフのセンスの良さが伺えたかな、と。
…ってな感じなんだけど、眺めの良い立地/ちゃんとしたサービスを考えると、 この値段だったらまぁ文句は無いところ。

飲み物は、6種類ほどグラスワインの選択肢があったり、 カクテルも10種ほどあってなかなか楽しげだったけれども、 すでに思いっきり休暇気分に突入している師範は、グラスじゃなくてボトルからチョイス。
ワインリストにはフランス産をメインに100種類ほど載っていて、赤と白の比率はほぼ半々。 値段も、5,000円近辺が一番多い感じで、比較的手頃なワインが揃っている。 (サービスの方曰く「あんまり高いのを置いても売れませんので」とのこと)
師範が選んだのは、以下のワイン。

Savigny-les-Beaune 1996
サヴィニ・レ・ボーヌ 1996
Dom. Thomas-Moillard
ドメーヌ・トーマ・モワラール
Rouge
Savigny-les-Beaune
サヴィニ・レ・ボーヌ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\7,000)2000/03/23 レストラン "マリー・クロード"明治屋
ワインリストにはブルゴーニュの赤は10種類くらいなんだけど、 その半分はボジョレー産。まぁ5,000円前後で揃えてるみたいなんで仕方のないところかなぁ、と。 で、師範は奮発してちょっとお高目のこのワイン。
やや赤みがかっているけれどもかなり濃い色合い。1996年ブルゴーニュの作柄の良さが見て取れる、なんてね。 香りは華やか。ブルゴーニュらしい木苺やゴム・革系の香り、それに樽香。ちょっと湿布薬みたいな香りもある。 味も良し。ギュッと果実が凝縮したような味で、最初は「ちょっと固いかなぁ」と感じたけど、 徐々に開いて良い感じになってきた。
最終的に大全開までは至らなかったけど、かなり雰囲気と質の良いブルゴーニュ。 1/3ほど残して寝酒用にお持ち帰り。
81点レストラン "マリー・クロード"にて

トータルのお値段は、サービス料無しなので税込みで13,650円。 気分の良い旅のスタート。

食事の後は、小田原界隈で適当に暇つぶし。
まず小田原城へ。梅の時期は終わり、桜の時期にはまだ早い絶妙のタイミング。 でもなぜか悲しげなゾウや熊なんかがいる動物園があったんで案外楽しかったけど。
次に鈴廣 かまぼこ博物館へ。一通り見学(つったってあっという間に終わるけど) した後、小上がりで蒲鉾三切れと清酒お猪口一杯のセット(300円)を頂く。 まぁまぁですかな。

本日の宿は、師範代勤務先の箱根保養所。
全9室と小さな保養所だけど、お風呂は温泉、かなり広くて露天風呂もあったりして快適だし、 建物や部屋も綺麗で気持ちの良い宿…なんてことをここに書いても全然参考にならないっすね。

食事の時はビール、夜は昼の余りのワイン。 このワイン、車に揺られて輸送された後の夜でも美味しく頂けたんでポイント高し。
そんなこんなで一日目終了。


22日(水)

Tiziano N.V.
ティッツィアーノ (ヴィンテージ無し)
Cinzano
チンザノ
Spumante
発泡
(Italia)
(イタリア)
\6982000/02/20 酒奉行 保土ヶ谷店キリン・シーグラム
最近、シャンパーニュ用のグラスを買った。 当然買ったら使ってみたくなるじゃないですか、そういうのって。 というわけで、本日チョイスしたのは(シャンパーニュじゃ無いけど)泡モノ。 イタリアのスプマンテで、色が赤でやや甘口らしいなんだか怪しいワイン。 そんなワインがグラスの「コケラ落し」ってのもなんだか道場らしいなぁと思う反面、 このグラスで飲む意味が無いようにも感じたりもする。
色はホントに赤ワインの色。ちょっと薄めだとは思うけど、それでも赤は赤。 泡の立ち具合は非常に弱くて微炭酸程度かなぁ。 でも、リーデルのこのグラスは綺麗な泡を立てるような仕組みがグラスの底になされているらしく、 赤い液体の中を立ち昇る泡は見ていて気持ち良い。 香りは薄い。目をつぶって嗅げば普通の発泡ワインだと思うだろうなぁ、って感じるほど赤さを感じない香り。 ほんのちょっとだけ葡萄の皮っぽさがあるのが香りにおける唯一の赤らしさか。 と、香りはそんな感じだったけど味はモロ赤。 「やや甘口」なんて書いてあった割にはそんなに目だって甘くはなくて、イタリアの安い赤そのものな味わい。 もちろん炭酸があるんで、「そのもの」といってもそのものじゃないんだけど、 イタリア産の安赤に泡吹き込んだらこんな味になりそうではある。
珍しいし、そこそこ面白いワイン。なんか他人様にハッタリ効かせたい時は使えるアイテムかも。
67点自宅にて

20日(月祝)

Santa Carolina Sauvignon Blanc / Semillon 1997
サンタ・カロリーナ ソーヴィニョン・ブラン/セミヨン 1997
Vina Santa Carolina
ビーニャ・サンタ・カロリーナ
Blanco
Lontue Valley (Chile)
ロントゥー・ヴァレー (チリ)
\4982000/02/20 酒奉行 保土ヶ谷店サントリー
今日は祝日だったんだけど、休日出勤したため夕食はかなり遅くなってから。 だもんで、チャラッと飲める系の激安白を。 激安なのは良いんだけど、『酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)、酸味料、 保存料(ソルビン酸K)』なんつーちょっと怪しい系の添加物が記載されているのがちょっと気になるなぁ。
色はまぁ普通の薄いレモン色。香りは弱い。弱いけど雰囲気は悪くない。 味は「はぁーんなるほど」的な味。ちょっぴり甘目ですんなりな感じで、 ワインをあんまり飲みなれない方向けかなぁ、って感じの味。
国産激安ワイン+アルファ程度。酔っ払って味覚が飛んじゃった後で、 あんまり強くない酒をチビチビ飲みたい、そういう目的だったら良いかもね。 もちろんまた買って飲もうとは思わないけど。
54点自宅にて

19日(日)

本日は、(先週ライブを行なったバンドじゃ無いほうの)バンドの練習後軽く一杯。 行ったのは五反田の土風炉(とふろ)という居酒屋。

「軽く一杯」のつもりが、結局6時過ぎから11時前まで、延々ダラダラと飲み続け。3人で食べたのは、
お通し(×3)、イサキの刺身、ミノの唐揚げ、マグロほほ身の刺身、チヂミ、玉葱コロッケ、 じゃこのパリパリサラダ、揚げ餃子、にしん塩焼、お新香、エイヒレ、もずく酢、ざる豆腐、ポテトフライ
飲んだのは、
生ビール(中)4杯、赤富士ビール(中)1杯、ライムサワー5杯、生すだちサワー2杯、 生レモンサワー3杯、サングリア・カラフェ2つ、下記ワイン1本
で全部、お値段は税・サービス料(5%)込みで18,980円也。
大手居酒屋としては比較的美味いほうだと思う。 お値段も一品一品はそんなに高くないんだけど、まぁこんだけ飲み食いすれば結構な額になりますな。

Chardonnay 1997
シャルドネ 1997
Georges Dubouef
ジョルジュ・デュブッフ
写真無し
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\2,600)2000/03/19 居酒屋「土風炉」
この居酒屋のワインは、赤白とも3種ずつ(カリフォルニア/フランス/チリ)くらいのラインナップ。 お値段は一本2,500円〜3,000円くらい。 会も後半、「さっぱりチビチビ飲みたいなぁ」って気分だったんで、 チョイスしたのはボジョレーの名手ジョルジュ・デュブッフが南仏で造るシャルドネ。 酒屋で買うと1,000円くらいのワインじゃなかったっけ?
当然あんまり細かいことは覚えていないんだけど、シャルドネ本来の雰囲気が良く出ている感じで、 すっきりさっぱりした味とキュートな香りを持ったワインだったような。
特にどう、ってことはないけど、まぁそこそこ満足。さすがは大手かつ著名な造り手、 きっちりしてるなぁ、という印象。
(70点)自宅にて

18日(土)

Chateau de Bellevue 1995
シャトー・ドゥ・ベルヴュー 1995
Ch. Chatenoud
シャトー・シャトノー
Rouge
Lussac St-Emilion
リュサック・サンテミリオン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,9902000/01/19 成城石井 横浜ルミネ店成城石井
シャトー・バルブ・ブランシュシャトー・リオナ等、 師範的にはボルドーの中でもヒット率の高い地域、それがリュサック・サンテミリオン。 裏書きも「完熟果実の香り」とか「エレガントな樽香」とか「タンニンも成熟」とか、 とりあえず誉めちぎってあるんでとっても期待して。
色は濃いし粘性も高くて、外観上は結構良い感じなんだけど… 香りが弱い。炭みたいな香りは感じられるけど葡萄不在の香り。 味もそう。なんだか醸造により発生したであろう味わいは感じられるんだけど、 葡萄本来の味が感じられない。「開くかなぁ」なんて思って3時間くらいかけて飲んだけど、 当初の印象から全く変化無かった。
不味いわけじゃないんだけど、「過剰包装」な印象のワイン。 南米あたりの果実味大爆発系のワインと混ぜて飲めば良いかも、なんて邪道な考えが湧く。
69点自宅にて

17日(金)

Cinsaut Pinotage 1999
サンソー・ピノタージュ 1999
Overseas Wines
オーバーシーズ・ワインズ
Red
Frankhoek Valley (South Africa)
フランクホーク・ヴァレー (南アフリカ)
\7572000/03/12 横浜ベイリカージャパンリカーサービス
「オーバーシーズ・ワイン」の名のもとに、 南アフリカ産以外にもドイツや南米産があるちょっと不思議なワイン(造り手自体はドイツの会社らしい)。 ワイン名がお店のPOPには「チンサント・ピノタージュ」なんて書いてあったけど、 「サンソー・ピノタージュ」だろうなぁ。 ピノタージュはサンソーとピノ・ノアールの交配品種だったと思うので、 ピノ・ノアール1/4、サンソー4/3のクォーターってことかな。
色は明るめで、そういった意味ではピノ・ノアールっぽいかな、って感じの色。 香りも、生葡萄の香りや樽っぽい香りが感じられたりしてそこそこ満足。 味は、当然のごとく深みや厚みには欠ける。 ちょっと甘酸っぱくてちょっと苦味があって、赤風に造られたロゼみたいな味わい。
まぁそこそこなワイン。 人様に薦める気も無いけど、知らずに買った御仁にアッカンベーするほどでもない。
67点自宅にて

15日(水)

Senorio de Monterrey Tinto N.V.
セニョーリオ・デ・モンテレイ ティント(ヴィンテージ無し)
Bodegas Ribera del Tamega
ボデガス・リベラ・デル・タメガ
Tinto
(VdM)
(ビーノ・デ・メーサ)
(Spain)
(スペイン)
2000/03/12 ゴトー酒店日合商事
従弟は帰りました。 で、このワイン、「高級フランスワインで有名なあのゴトー酒店にこんなワインが!」とビックリするようなスペイン産安ワイン。 定価は1,200円とのことだけど、お試し価格ということでとっても安く分けて頂いた。
安ワインではあるけど、ボトルは結構まとも。背が高くて底の凹みも深くて。 でも、ボトルの外からでも分かるほど色は薄い。ブルゴーニュの薄いやつのような色合い。 香りは弱め。深く嗅ぐと、イタリアワインのようなスミレみたいな香りと、 ブルゴーニュにあるようなゴム・革系の香りを感じはする。 味は、思いのほかバランスは悪くない。渋味控えめながら、酸味と甘味がバランスをとっている。 ただ、ちょっとイタダケない苦味があるのが残念。
時間が経つと、苦味がますます幅を利かせ、なんだか頭が痛くなりそうな気にさせられる。 (結局一本飲んでも頭が痛くはならなかったけど)
軽くて弱い。苦味さえなければガブガブ飲める系のワイン。 でも昨日のみたいな500円で結構イケるワインがある昨今、 もう一歩を期待したいところ。
64点自宅にて

14日(火)

Vendanges de Nuit Cabernet Sauvignon 1996
ヴァンダンジュ・ドゥ・ニュイ カベルネ・ソーヴィニョン 1996
Sica des Coteaux Limouxins
シカ・デ・コトー・リムーサン
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\500 (\680)2000/02/12 La Cave de やまや 渋谷やまや
従弟は明日帰るらしい。ということで、ちょっと高級ワインを開けようと思ったけど、 飲み始めたのが夜の11時過ぎなんで、開くのに時間がかかるワインだとちょっとアレかなぁ、 と考え、チャラッと飲めるワインをチョイス。 この"ヴァンダンジュ・ニュイ"シリーズは、 以前以前メルローで好印象だったんで安ワインながら期待して。
色は結構濃い紫。若々しい青みの強い色。 香りは弱め。でも弱めながらも濃いベリー系の香りとか、消し炭っぽい香りとか、 時間が経ったら甘い樽香(アメリカン・オークか?)があったりして良さげ。 味のバランスも悪くない。強さとかはそんなに無いけど、 ちょっと甘酸っぱくて複雑さもあるような感じで、要求には十分応えてくれる。
やっぱり良いと思う、このシリーズ。安ワイン者であれば一度飲んでみるべき。
73点自宅にて

13日(月)

Rosso di Montepulciano 1998
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ 1998
Poliziano
ポリッツィアーノ
Rosso
Rosso di Montepulciano
ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\1,7502000/02/12 ナショナル麻布オーデックス
従弟はまだ居ます。今日のワインは先月に行ったイタリアン・レストラン、 「カノヴィアーノ」で飲んだハウスワインの赤で、 たまたまその日のうちに発見しゲットしたもの。 その時はかなり良い感じだったので期待して。
色はかなり濃い。若さもあって真紫な色合い。 香りは、イタリアらしいちょっと汗臭いような人懐っこい香り。 味は、前回感じたようなパンチの強さはあんまり無くて、 イタリアっぽいけどちょっと取り澄ましたような味わい。
残念ながら想像した程でもなかったなぁ。ハウスワインに使われるようなワインって、 抜栓後ある程度時間が経った方が美味いのかな。
71点自宅にて

12日(日)

Macon La Roche Vineuse 1996
マコン・ラ・ロッシュ・ヴァニューズ 1996
Dom. Arcelin
ドメーヌ・アルスラン
Blanc
Macon La Roche Vineuse
マコン・ラ・ロッシュ・ヴァニューズ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,4002000/02/12 エノテカ広尾店エノテカ
従弟はまだ居ます。ということで今晩は手巻き寿司。 ビールを飲んだ後、選んだワインはやっぱり白。 樽香とかは無さそうで、華やかっぽければ良いかなぁと。
色は薄めのレモン色。香りはキュッと締った感じで、 田舎の用水路と畑の間に咲く野バラみたいななんともキュートな香り。 味もキュッと。酸味と軽い苦味が中心だけど、嫌な感じはなくて手巻き寿司には相性良し。
普通だけどちょっと香りの良いブルゴーニュ白。今日の料理にはマッチしてて結構良い感じ。
72点自宅にて

11日(土)

本日は、新宿の老舗ライブハウス"J"にて師範が所属する幻のファンクバンドの
ライブ。 「幻の」の意味は、1年くらい平気で活動を休止するとか、 知り合いの結婚式の二次会等パブリックでない場所でしか演奏しないとかの意味だけど。 で、本日も例に漏れず知り合いの二次会公演。

〜と演奏はおいといて、打ち上げは新宿東口、伊勢丹の近くにある串焼き"Tops"という店で。 "Tops Bar"とか同系列のバーとかがあるビルの地階。結構昔からある店らしいけど店内は綺麗。
頼んだメニューは、鶏わさ、大根サラダ、 串焼き(砂肝、レバー、つくね、ボンチリ、鶏皮、牛タン、牛ロース、笹身明太、銀杏、茄子) とかだったかなぁ。あと数種類食べたかも。串焼きは1本200円弱〜800円くらい。高い気はするけど、 なかなか美味いし、土地柄を考えればしょうがないかな。

お酒は、まず生ビール(大きくもないグラスで580円!これは高い)を飲んだ後、やっぱりワインへ。 ワインは赤/白/ロゼとあって、どれもグラス500円/ハーフ1,200円/フル1,900円。
まずは赤のハーフを注文。濃いロゼ程度に薄い色合いで、その色合いを裏切らない薄い味わい。 45点。次に白のハーフを。色もちゃんと着いてて結構香りはあるんだけど、 いかんせんベッタリした甘さがねぇ。47点。 両方とも、国産メーカーが出している激安ワインの類じゃないのかなぁ。 具体的に「アレだ!」と言えるわけじゃないけど。

2時間強くらい居て、一人3,500円くらい。 気合を入れずに使うお店としてはまぁまぁ良いほうじゃないかな。


9日(木)

Castillo Pastores Tinto Gran Reserva 1989
カスティーヨ・パストレス ティント・グラン・レセルバ 1989
Castillo Pastores
カスティーヨ・パストレス
Tinto
Valdepenas
バルデペーニャス
Valdepenas (Spain)
バルデペーニャス (スペイン)
\1,3002000/02/05 関内サンタムールカツミ商会
田舎方面から従弟が上京。「一見高級そうに見えるワインを」ってことで選んだのがこのスペイン産。 なんたって1989年だから普通この値段だとは思わないでしょう、ってことで。 それにしても、バルデペーニャスのワインってこれもそうだけど、 古いのが多いんですかね?
色はまぁ普通の濃さ。ややエッジに褐色がかった感じはあるものの、この年齢とは思えない若々しい感じの色。 香りもとっても良い感じ。甘い感じの樽香と甘い感じの果実香。ボリュームも十分。 味も悪くない。ちょっとギシギシした感じはあるけど、そこそこ年齢相応なまろやかさもあって、 値段からは感じられない落ち着き具合。
トータルで考えたらちょっと樽香が勝ち過ぎている感じはあるものの、 値段を考えたらかなり良い感じ。ハッタリも効いて内容も良いってワインでありました。
76点自宅にて

8日(水)

Barbeito "Cristobal Colon" Vinho da Madeira Sercial 10 Anos
バーベイト "クリストバル・コロン" ヴィニョ・ダ・マディラ・セルシアル 10年
Vinhos Barbeito
ヴィニョス・バーベイト
Fortified
酒精強化
Madeira
マディラ
Madeira (Portugal)
マディラ (ポルトガル)
\1,6902000/01/28 酒奉行 保土ヶ谷店木下商事
ポルトガル領のマディラ島で造られる酒精強化ワイン、マディラ酒。 マディラ酒とは「ぶどうの果汁を発酵させて樽に詰め、樽ごと約50度の乾燥炉に3〜6ヶ月入れて更にブランデーを加え」 て造られるらしく、「熱はワインの大敵」ってな定説に真っ向から挑みかかる豪快な醸造法。 あ、もちろん今日一日で一本開けたんじゃなくて、ここんとこ一ヶ月くらいかけて食前酒/食後酒的にチビチビ飲んでまいりました。
色はやや濁った褐色。澱も満載。ボトルの内側にも茶色く澱がこびりついてて、 これが本来そういうものなのか、店に長いこと放置されてたためそうなったのか判別不能。 香りは、まるで干した藁みたいなおもいっきりヒネた香りとブランデーの香り。 なんだかマフィアとかが暗い部屋で飲んでそうな雰囲気。 味は、酸味が強めでやや甘め。「セルシアル」って辛口のことらしいんだけど、 それでも普通のワインとかと比べると甘味は感じる方かな。 ちょっと金属を舐めた時のような刺激もある。
マディラ酒なんてほとんど飲んだことないんで相対的にどうかはわからないけど、 相当に癖が強くてそうそう杯は進まない。不味いってわけじゃ無いんだけどね。
68点自宅にて

7日(火)

Fabre Montmayou "Partida Limitada" Cabernet Sauvignon 1993
ファブル・モンマヨウ "パルティーダ・リミターダ" カベルネ・ソーヴィニョン 1993
Bodega Domaine Vistalba
ボデガ・ドメーヌ・ヴィスタルバ
Tinto
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\1,1802000/02/12 La Cave de やまや 渋谷やまや
ファブル・モンマヨウ(読みに自信無し)のワインって、 ラベルに英語・フランス語・スペイン語の記述があって、まさにワイン界の多方面外交。 裏のラベルにも(スペイン語で)情報いっぱい。 「1993年4月摘み取り」とか「樹齢30年」とか「4年以上熟成」とか醸造の方法とか。 更には手書きでシリアル・ナンバー(8,022/59,920)まで。まさにワイン界の情報公開制度。
色は、新大陸産としてはやや薄め。ダーティ野郎の静脈血みたいな、 ちょっとエッジにオレンジを感じる赤黒い紫。 そういった意味ではかなり熟成を感じる色合い。 香りがちょっとねぇ。酸っぱい感じが勝ち過ぎてて果実香が弱く、ちょっと酢醤油っぽいんですわ。 味も、口に含んだ瞬間はスルーっと音もなく入ってきて「ん!高級っぽいぞ!」と思わせるんだけど、 その後にポワン!と拡がることもなくスーっと消えていくんで、物足りなさを感じてしまう味。
時間が経つと、香りこそ変わりないけど味わいに甘い感じが出てきてやや好転するにはしたけど…
(珍しく)熟成した新大陸産ではある。でも、師範の感覚的にはちょっと「過ぎた」感じは否めない。 それでも徐々に開いている感じはあったんで、敢えて明日に残した。
翌日、全然ヘタッってないのは驚異的。やや甘味も感じで好印象。+2点。
69(+2)点自宅にて

4日(土)

Givry 1er Cru "Clos Jus" 1995
ジヴリー・プルミエ・クリュ "クロ・ジュ" 1995
Jean-Michel Renaud
ジャン・ミシェル・ルノー
Rouge
Givry 1er Cru
ジヴリー1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9602000/02/05 関内サンタムールカツミ商会
2,000円くらいのワインって、師範の感覚では平日チャチャッと飲んじゃうのはちょっともったい無い。 というわけで休みの日にのんびりと。料理は豚とニンニクのかき揚げとかタコ揚げとか。
色は、ブルゴーニュらしい薄めの紫。 香りはあんまり強くないけど、こちらもブルゴーニュらしくゴム・革系の香りが主体。 味は軽め。 ただちょっと驚いたことに、香りからは想像されなかった果実の旨みをキュっと凝縮したような雰囲気がある。
時間が経つと、味から果実味が消えて革っぽさが主体となった。
比較的弱めだけど、まぁエレガントと言うか涼やかというか、ブルゴーニュらしい良さを感じられる一本。 こういうワインなんでのんびり飲むつもりがコンコン飲んでしまった。
75点自宅にて

3日(金)

Palazzo del Principe Chardonnay 1998
パラッツォ・デル・プリンシペ シャルドネ 1998
Viticoltori Riuniti dei Colli Euganei
ヴィティコルトーリ・リウニティ・デイ・コッリ・ユーガネイ
Bianco
Colli Euganei
コッリ・ユーガネイ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\500 (\680)2000/02/12 La Cave de やまや 渋谷やまや
今日は雛祭り。娘などいない師範家ではあるが(娘のつもりらしい人はいるが) 夕食はソレっぽく、ウドと菜の花の酢味噌和え, ちらし寿司, ハマグリの吸物。 そういう純和風メニューにもかかわらず、なんだかワインが飲みたくなって選んだのは、1本500円の激安イタリアーノ・シャルドネ。 で、"Colli Euganei"ってイタリアのどこ地方のDOCなんだろう?
数名の方から「"Colli Euganei"はヴェネト州のDOCである」旨ご報告を頂きました。 ありがとうございました。
まず周辺がとてもまとも。ボトルの底はしっかり凹んでるし、キャップシールはプラスチックじゃないし、 コルクも屑コルクを集めた物じゃないし。 色は結構シッカリしている。濃くはないんだけど、黄緑やレモン色ではなくて黄色から橙色側の色合い。 香りは、初め鼻で嗅いだ時は弱めで、ちょっと水仙みたいな香り (と言っても水仙の香りを記憶してるわけじゃないんで、「水仙の花から想像される香り」が適当か) で、可愛らしい感じだった。 ところが、口に含んで驚き! ナッツみたいな香ばしい香りが口から鼻腔いっぱいに拡がる。 味もシッカリ。まろやかさとかには欠ける感じはあるけど、ドーンと迫力があって余韻も長い。
時間が経つと、最初口腔でしか感じられなかったナッツ香が鼻からもビンビンくるようになって、 なんだか高級ワインのような雰囲気となった。
値段を考えずしても推薦できるワイン。値段を考えたら大絶賛。
74点自宅にて

1日(水)

La Cuvee Mythique 1997
ラ・キュヴェ・ミティーク 1997
Les Vignerons du Val d'Orbieu
レ・ヴィニェロン・デュ・ヴァル・ドリビュー
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,6002000/02/12 ナショナル麻布トーメン
世間で好評判、門下生からも推薦されたラ・キュヴェ・ミティーク。 1996は(ほんの一杯なら)既に昨年経験済みではあるけど、 たった一杯では稽古したとは言えない感じなんで、ここはじっくり「一本稽古」ということで。
色は普通。南仏のちょっと気合の入ったワインにありがちな単調で青みの強い濃紫。 香りはあんまり強くない。南仏モノらしく青臭い感じはあるけど、 ボリューム控えめなのが幸いしてか野暮ったさは感じない。 味はかなり良い感じ。そんなに強くはないけど、渋味は細やかで酸味も抑えめ、良い感じのほのかな甘味があって凝縮感もある。 時間が経つと、香りに(多分樽から来る)カラメルみたいな感じが加わるのも楽しい。
なかなかどうして良い感じの南仏産。田舎臭さを上手に隠して都会派になりきっている、 在りし日の"吉川晃司"みたいな感じ。(吉川晃司がどうだかは別として)このワインの品質はかなり高いと思う。 でも、世間で好評判なほどまでの良さがあるかというとちょっと疑問。 これくらいのレベルの南仏産なら比較的見つかると思うし、 1,600円のワインということを考えると、確かに良いほうではあるけど大絶賛に値するほどでは無いような。
74点自宅にて

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by 師範