稽古日誌:2009年3月

 3月、梅の季節はそろそろ終わりかな、の関東地方。梅といえば、菅原道真の歌

東風吹かば におひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな

というのがあるけど、師範はこれを「春を忘るな」じゃなくて「春な忘れそ」 だと信じておりました。学校ではそう習った気がするし。 そして「春を忘るな」と書かれているのを見るたび 『ははぁん、現代風に判りやすく書き直したのねぇ、うぷぷ』 なんて思ってたけど、実際はそもそもが「春を忘るな」、後世に変更されたものが「春な忘れそ」らしいですな。 知らんかったです。


翌月分

29日(日)


 ワインは飲んでないけど備忘録で・・・

 本日はバンドの練習、 Keyboard氏は忙しくて練習自体から欠席、Bass氏はご親戚が来宅ということで飲み会欠席、 ということでDrums氏とオッサン二人で反省会 兼 飲み会。 いつもはお好み焼き屋やらエスニック屋やらで 飲むことが多いんだけど、折角ふたりなんでフットワーク軽く行ったこと無い店にしよ、 と考えてて目に留まったのがモツ鍋屋の看板。 代々木駅西口を出てちょっと南に行ったビルの2階にあるもつなべ きむら屋という店へゴー。

 店内は、真ん中の広いエリアにテーブル席が並べられ、それを取り囲むように半個室状の席があるといった構造。 われわれはその半個室を利用。 音楽はずーっと祭り囃子的なのが流されていたけど、ずっと同じフレーズでちょっと(かなり?)耳障り。 「ジャズが流れる・・・」って雰囲気じゃないけど、もうちょっと別の曲にして欲しいところ。


 頼んだ料理は、最初にババッとモツ鍋2人前酢モツレバカツシメ鯖地鶏のタタキ刺しを。 追加はちゃんぽん玉×2くらいしかしなかったような。 モツ鍋は、脂が乗ってたり歯ごたえがあったりのいろいろなモツがしっかり入ったちゃんとしたものだし、 その他のツマミ系も美味い。 難点があるとすれば、ちゃんぽん玉がちゃんぽん麺じゃなくて、極太中華麺みたいなやつだったのが残念。 また、それぞれに値段がちょっと高いかな。ちゃんぽん玉1人前400円はさすがに足元見過ぎなような。

 酒は、師範が生ビール3杯、黒酢サワーはちみつレモンサワー(だったか?)、 Drums氏が生ビール4杯、生レモンサワー2杯。 生ビール比率が高いのは、サービス企画かなにかで午後5時〜7時は「生ビール1杯1円」だったから。 そりゃありがたい、ってことで、 入店したのは午後6時半前だったけど、7時までにガンガン飲んじゃいました(Drums氏の4杯目は通常料金)。 ワインも見知らぬ銘柄のグラスワインがあったけど、「危うきに近寄らず」ということでパス。
 滞在時間はほぼ2時間、お会計は二人分で8,000円強。 飲み食いした量から考えれば妥当な感じだけど、酒の半分以上が1杯1円のビールだったことを考えると、 ちょっと高めなのかな?だって生ビール1杯580円6杯をプラスすると一人6,000円近くになっちゃうからね。 美味いには美味いけど、コストに厳しい(要するにケチな)師範としては、再訪はちょっと微妙。

28日(土)

Bourgogne Aligote 2006
ブルゴーニュ アリゴテ 2006
Raoul Clerget
ラウル・クレルジェ
Blanc
Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ アリゴテ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\780 (Half)2009/03/13 QUEEN'S ISETAN 品川店 センチュリートレーニングカンパニー
 本日夕方は、プチ師範代が通う学童保育の退所式。 場所は学童そばの公民館みたいなところ。 式の後は大人と子供で弁当を食べるので、夕食はそこで。 ただし酒抜き、残念ながら(「当然ながら」か)。 というわけで、シラフで帰宅、その後ビールを飲んだあとこのワインを抜栓。 食事無しでフルボトル1本はちょっと辛い気がしたのでハーフの白をチョイス。
 色は薄め、レモン色と麦わら色の中間くらいの色調。 ネットリ感があまりなく、非常にサラリとした見た目。 香りは弱い。グラスに鼻を突っ込んでズゴーッと嗅いでようやく伝わってくる、 柑橘系にリンゴを加えたフルーツ香。 味も軽い。アリゴテって酸味が特徴だと思ってたけど、 このワインに関しては酸味も控えめ、まるで水みたい。
 ハーフとはいえ買値は780円、そんなに大きな期待を寄せることが出来るワインとはハナッから思ってないけど、 それにしてもちょっと弱すぎ。 好意的に解釈すれば水のようにスムーズなワインだけど、 375mlの水に780円は払えません、と。 あと、ハーフってのが(師範的には)問題だったかも。 絶対量が少なくて、こういうワインだと特に飲んだ気がしません。
63点道場にて

27日(金)

Valdivieso Cabernet Sauvignon 2006
バルディビエソ カベルネ・ソーヴィニョン 2006
Don Alberto Valdivieso
ドン・アルベルト・バルディビエソ
Tinto
Central Valley
セントラル・ヴァレー
Central Valley (Chile)
セントラル・ヴァレー (チリ)
\790 (単品価格不明)2009/03/19 ワインの店 ちどり屋 モトックス
 本日のワインは「20種類から選べる12本セット」、税送料込み9,999円からの一本目。 買ったのは初めて利用するWebショップ、 安ワインのセットは多数あるけど単品販売では売られていないものばかり、 という不思議なお店(単品価格不明なんで上記価格欄には9,999円から送料相当の525円を引いて12で割った金額を記載)。 でも、こういう「選べるセット」ってのは師範みたいな趣向の人間には使い勝手が良いよね。
 さてこの造り手のワインは、つい先日スパークリングと稽古済み。 結構ちゃんとしていた印象あり。 料理は、串揚げ、サツマイモの天ぷら、冷し素麺・・・ってこの時期に素麺て。
 栓はスクリューキャップ。グラスに注ぐとワインの色は意外と落ち着いていて、 南米にありがちなコールタールのような濃さじゃなくてローヌとかみたいなやや赤みのある暗めの紫色。 香りは、最初プロパン(or都市)ガスみたいな香りが鼻に付くけど、その奥にはちゃんと濃いベリー系の果実香と、 カベルネらしいピーマンっぽさがある。南米にありがちなインクっぽさや強い樽香は控えめ。 味は、やや渋味が目立つ感じはあるけど、思いのほか酸味もあってバランスは悪くない。 コチラも南米にありがちな強い甘味は無かったり。
 いわゆる南米産よりちょっとずつ洗練された、というかおとなしい内容。 このクラスのワインとしては割と古め(南半球2006産なんで収穫されて丸3年)なのも影響しているかも。 いずれにせよコレが買値相当額800円以下ってのはお買い得と見ました。
ショップへのリンク: 20種類から選べる12本セット
73点道場にて

26日(木)

Terra Antika Chardonnay / Sauvignon Blanc 2007
テッラ・アンティカ シャルドネ / ソーヴィニョン・ブラン 2007
Terra Antica Winery
テッラ・アンティカ・ワイナリー
White
(Bulgaria)
(ブルガリア)
\1,1022009/02/28 ワインショップ サンタムール カツミ商会
 本日の夕食は、カツオとシマアジの刺身、ダルマイカとブロッコリーの炒め物、人参キンピラ、塩鮭。 刺身には、土曜に泊まった宿から失敬してきた生わさびを薬味に。 「失敬した」というか、師範の刺身と師範代の刺身、それぞれに1本付いていたんだけど、 そりゃもったいないってことでその場では1本しか使わず、残ったほうを持ち帰った次第。 で、やっぱり美味いですな、生のわさびを使うと。 チューブ入りの練りわさびと比べると辛さが上品で香りが清冽で。
 さてそういう料理なんで、ワインは白をチョイス。 選んだのは、先週稽古した赤と同じ造り手のブルガリア産。
 色は結構しっかりしたレモン色。香りは、弱いながらも蜜っぽい甘い香りがあって、なかなか良い雰囲気。 口に含むと、ふくよかっぽい香りの印象とは大きく異なる、良く言えばスッキリとした、 悪く言えば痩せギスな味わい。
 香りなんかの雰囲気はニューワールドのシャルドネっぽかったんだけど、 味わいはずーっと寒い地域のソーヴィニョン・ブランっぽかったり。 なかなか捕らえドコロが無いですなぁ、ブルガリア産。 今回の赤白2本、ボトルなんかが立派な割には中身はもう一つ、って感じでありました。
69点道場にて

25日(水)


 プチ師範代は本日終了式、今期も「一日も休まなかったで賞(皆勤賞)」を貰ってきました。 これで丸二年休みなし。 共働きの師範家にとって、この賞はなによりありがたい賞。たいへんよく頑張りました!>プチ師範代

Evasion (Rouge) 2006
エヴァジオン (赤) 2006
Cave de Tecou
カーヴ・ド・テコウ
Rouge
Gaillac
ガイヤック
Sud-Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\1,0502009/03/10 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 木下インターナショナル
 さてワインは、みちのく竹澤で買った1,000円ワイン。 このお店、高級ワインが安く買えるのはありがたいんだけど、 安ワインの品揃えが少ないのが残念。 これは珍しく「師範御用達」クラスのワインが出ていたので買ったもの。 フランス南西地区の聞いたことないワインで、 セパージュもフェル・サルヴァドゥという聞いたことない品種が60%とシラーが40%。 料理は、鶏の唐揚げと茄子の素揚げ。
 色は、南仏産の濃いワインのような濃赤紫色。 ここでいう「南仏」は、地中海沿いのラングドックとかのことです。 このワインの産地である南西地区もフランスの南側ではあるんだろうけど、大西洋側なんで別の産地。 香りは弱め。パッと嗅ぐとミルクっぽくって、 深く嗅ぐとイチゴジャムっぽい果実香にローヌみたいな青畳香(スパイス香?)がほんのりと。 味は、想像したよりはカドが取れていてスムーズだけど、 やっぱり固いっちゃ固いワイン。
 ポテンシャルは高いんだろうけど、少なくとも今飲んで「美味ぇ〜」ってワインじゃないような。 「南仏産で1,000円ちょっとの、ちょっとイケてるワイン」止まり。 熟成させたらどうなるか分からないけど、こういうワインを熟成させる人も居ないでしょ。
ショップへのリンク: Evasion (Rouge) 2006 (Cave de Tecou)
70点道場にて

22日(日)

 「自主的景気対策」、中伊豆方面へのプチレジャーの二日目。

 朝は持参したパンで適当に繋いで、午前10時前にチェックアウト。 その後は師範とプチ師範代がまたプーロを利用、 師範代とプチプチ師範代はキッズスペースへ遊びに。


 宿を出たのが12時ちょっと前、 ちょこちょこ渋滞につかまりながら三島のあたりに出たのが1時ちょい前。 そろそろ昼飯、ってことで何の前情報も無くフラッと入ったのが、 国道1号線と県道140号線の交差点そばにある すみの坊富田町店というところ。

 店は、ウナギとか海鮮とか比内地鶏とか佐賀牛とか、 ちょっと高めの食材を扱うファミリー向け和食レストラン、という感じ。 一階がカウンターとテーブル席、二階が座敷席。かなりキャパはあるみたい。
 注文したのは以下の料理。
師範:比内地鶏親子丼セット (\1,480 : 左写真)
師範代:稲庭旬膳 (\1,980)
プチ師範代:重ねちらし (\1,780)
プチプチ師範代:並うな丼 (\1,980)
 親子丼、ビックリするくらい美味いです。 もちろんそれなりの値段するんでそれなりに美味くないとイヤなんだけど、 その想像を超える美味さ。 あと、ココは結構量が多い。 師範代の稲庭旬膳なんか、 うどんとミニ鰻丼に天ぷらなんかも付いている。 普段大人二人子供二人で4人前を注文しても、 子供が食べきれない分を親がフォローすれば完食できることが多いけど、 ココはさすがに残しちゃいました。 ウチみたいな4人家族なら3人分のセットで十分。

 お会計はトータルで7,000円強。おなかいっぱいで満足満足な昼食でありました。

 店を出たのが1時半過ぎ、 三島から沼津の一般道も沼津から横浜の東名もそこそこ渋滞していて、 帰宅したのはもう午後4時前でありました。

Mercurey 2005
メルキュレ 2005
Dom. Faiveley
ドメーヌ・フェヴレ
Rouge
Mercurey
メルキュレ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,2052009/03/10 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 ラック・コーポレーション
 夕食は骨付き鶏モモのオーブン焼き、舞茸の炒め物、大根サラダと大根の甘辛煮。 ワインは、木曜見た良い夢をもう一度、 ということで同じく2005年産のブルゴーニュを。 今日の造り手はメルキュレに本拠地を置くドメーヌ兼ネゴシアン、フェヴレ。 お手頃価格のワインが多く、これまで一級畑のクロ・デュ・ロワクロ・デ・ミグラン、 畑名のラ・フランボワジエールとはたびたび稽古。 師範的には信頼を置いている造り手であります。
 色は、2005年という良年の恩恵を受けてか、かなり濃い、まるで南仏産のグルナッシュとかみたいな紫色。 香りは、ある意味極めてブルゴーニュ的。とにかくケモノっぽい雰囲気が全体を支配。 ここまでソレっぽさの度合い強くなると、妖艶を通り越してちょっと不潔な印象を禁じえなかったり。 味は、酸味と渋味はしっかりしているけど甘味の無い、どちらかといえばストイックな味わい。 香りと味を含めた全体像はちょっとチグハグな雰囲気。
 南のブルゴーニュ的ではあるけど、それがイコール美味いかと言われればちょっとねぇ。 少なくとも木曜に飲んだのとはずいぶんな差。 なんだかまだ現役のつもりで頑張ってる四十歳過ぎの風俗嬢みたいな ・・・なんて例えを全くの想像でしております。
ショップへのリンク: Mercurey 2005 (Dom. Faiveley)
70点道場にて


21日(土)

 「自主的景気対策」の一環として、高速の割引前/定額給付金の支給前にプチレジャー。 今回の目的地は中伊豆修善寺方面。

 行程は、午前9時キッカリに道場を出発、 保土ヶ谷バイパス東名高速と若干流れの悪い部分にぶつかりながらも 足柄SA(右写真)に着いたのがほぼ10時、 休憩してその後高速はスイスイ流れたものの、 一般道のコース取りがイマイチで沼津港付近着は11時15分頃。
 昼食は、沼津に来たら毎度ココ、な寿司屋鮨文で。 11時半前に店の前に来たら、もう3組ほど人が並んでいて、 「えぇ〜、そんな人気店に?」と思ったら単に開店が11時半なんで、 開店待ちの人でした。というわけで、11時半になったらすんなり入店。

 この店、地方の漁港にある寿司屋としては高いです。 でも、確実に美味しい。 ワインに関しては冒険しまくりの師範だけど、 寿司屋に関しては超保守的であります。
 さて今回の注文は以下:
師範:駿河(地魚寿司:\3,000弱だったような・・・右写真)
師範代:特上(\4,000弱だったような・・・お椀付き)
プチ師範代:(\1,700くらいだったような)
プチプチ師範代:玉子甘エビ×2、竹のかんぴょう巻き
他に追加の握りでシメサバヒラメなんかと、 プチ師範代がぞっこん惚れ込んだ付き出しの生シラスと、お椀を1つ追加。 飲み物は瓶ビールが一本。

 地魚寿司の内容は、(写真手前左から)マダイ生シラスタチウオカンパチ?カツオヒラメキンメダイイカアジカンパチ腹身?。いやーホント外さない、どれも美味しい。

 お会計は、ちょろっと昼食にはビックリの\13,000強。 でも、魚は美味しいしサービスもキチンとしているし、 その価格に見合った満足感が得られます。
 宿は、師範代勤務先の提携保養施設であるラフォーレ修善寺。 修善寺の中心地からは結構離れたところにある、山の中一帯が施設の敷地という大きなスケールの宿。 到着は1時半頃なんでチェックインの3時よりかなり前。

で、その時間をどう過ごすかというと、温泉を利用した温水プール、プーロ(左写真)でチャプチャプ。 子供らにとっては「旅行=遊び=プール」なんで、 しっとりした温泉旅館なんかには行かせてくれません。 まぁ勝手に遊んでてくれるんで親もそれが楽っちゃ楽ですが。 さてここのプール?、 水温的にもサイズ的にもガシガシ泳けるようなところではありません。 ただ、サウナが併設されているところはナイス。 サウナの中から子供が遊ぶのを見張っていられます。 また、水着利用のプーロとは別に、裸利用の温泉もあって、 プール上がりに体を洗ってくることが可能、ってのも良いですな。 風呂&プール上がりの子供らを待つ間に缶ビールをキューッ、というのも極楽であります。
 3時半頃までプールで遊んで、風呂に入って出てきたのは4時過ぎ、 それからようやく部屋へ。 部屋はコテージになっていて、お世辞にも新しいとはいえない建物だけど、 和室が2室にリビングがあって、家族4人には十分な広さ。 窓の外にはでっかい桜の木。あと2週間くらい後だったら凄かったろうなぁ。
 夕食は、施設内のレストラン日本料理 天城というところ。 ここは最近リフォームされているみたいで、建物の古さを感じさせない開放的な造り。 子供が居ますんでってことで小上がりの席をお願いしたら、 これがデッカい窓際で開放感があって、スペースも広くって超快適。

 料理は下記のコース。
師範&師範代:輪 会席 (\6,930×2)
プチ師範代:子供料理 (\2,890)
プチプチ師範代:幼児料理 (\1,500)
会席料理の内容は以下。
先付け:地養鶏粒マスタード和え
前菜 :旬の前菜盛り合わせ
造里 :沼津市場直選 海鮮盛り合わせ(左写真)
焼き物:鰆照り焼き
蒸し物:オニオンスープ茶碗蒸し仕立て
温物 :筍・蕗炊き合わせ
お食事:御飯 香の物 留椀
水菓子:果物
 量少なめで、7,000円のコースとしてはちょっと物足りないのは確かだけど、 丁寧に作られているみたいでそれぞれの味は悪くなく、まずまず満足。 なによりのんびりと食事が出来る、ってのが良いですな。
Vin de Laforet Chardonnay 2005
ヴァン・ド・ラフォーレ シャルドネ 2005
Castel Freres
カステル・フレール
Blanc
Oc (Vin de Pays)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\3,000)2009/03/21 サントリー ラフォーレ修善寺 日本料理 天城
 お酒のリストには、清酒がいろいろ、焼酎も結構あって、 少なくともホテルと和食処としては問題ないレベルかと。 そういう中にあっても師範たるものはワインを探すわけです。 で、あったのがコレ、ラフォーレのプライベート・ラベルの南仏ラングドック産、 赤も白もボトル1本3,000円(他はグラスワインのみ)。 造り手は現地大手のカステル・フレール。
 色は極めて薄くて、フレッシュ系というよりマッタリ系っぽい赤みの強い色合い。 香りも弱い。ほんのり柑橘、ほんのりピーチで、イヤな感じは無いけどいかんせん弱い。 味も、これ以上はないってくらい軽めの味わい。 レストランには1時間弱しか居なかったんだけど、 その間に軽く3/4くらい飲めちゃうくらい。 アルコール度数は12.5%と書いて歩けど、そんなにあるかしら?
 多分普通に酒屋で買えば700円くらいのワインが使われているんだと思う。 和食に合わせる白ワインとしてはこれくらい大人しいので良いのかも。 でもね、こういうワインでね、2005年産ってのはちょっと古くないですか、と。 きっと景気の良い頃ガーッと委託生産(というか専用ラベル貼り付け)/仕入れして、それが今でも残ってるんだろうなぁ、 と邪推しちゃったり。
65点「ラフォーレ修善寺 日本料理 天城」にて

 お会計は21,400円也。宿泊料より高うございます也。

 食事の後は、入浴施設である森の湯ってとこで風呂。 泉質が単純泉なんであまり温泉!って感じはしないけど、 露天風呂にサウナに水風呂、それだけあれば師範はもう満足であります。

 なんだかんだで子供らが寝たのは10時過ぎ。 師範も缶ビール一本追加で飲んで11時頃にはご就寝。

20日(金祝)

Bourgogne Chardonnay 2007
ブルゴーニュ シャルドネ 2007
Parent (Jacques Parent)
パラン (ジャック・パラン)
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,8172009/02/28 ワインショップ サンタムール カツミ商会
 昨日の良い印象にあやかるべく、本日もブルゴーニュ産。 料理がカツオのタタキとタコの刺身、あとアサリのバター炒め、エリンギのガーリック炒め、 カニカマとキュウリのサラダなんで、 選んだのはパランのACブルゴーニュ白。 この銘柄は大昔に門下生からお薦め頂いた銘柄であることが 頭の片隅にあって、店頭で見かけたので購入。 お薦め頂いたのとはヴィンテージが8年も違うわけだけどね。
 色は、2007年産と極めて若い割には黄色っぽさの強い、緑っぽさの弱い色合い。 香りは、ほんのり蜜の香りとリンゴの香り。 ボリューム弱めだけど雰囲気は悪くない。 味も香りと同じ感じで、何にも邪魔することなくスルスルと口から喉、胃の腑へ落ちる感じ。
 抜栓後3時間くらい経っても、特に変化するきざし無し。 っていうかこういう雰囲気だと、一人で飲んでいても1時間や2時間で飲み終えることがとっても容易。
 普通に美味いワインです、というか、 食中酒ということを考えればこれくらい主張の弱いワインの方が良いんじゃないかと。 でも、こうやって「こういうワインでした」と印象を記載する際には書きドコロがなくて困る、 そういう感じを理解して頂けますでしょうか?
74点道場にて

19日(木)

Bourgogne Hautes Cotes de Beaune 2005
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ 2005
Jean-Yves DEVEVEY
ジャン・イヴ・ドヴヴェ
Rouge
Bourgogne Hautes Cotes de Beaune
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ボーヌ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,2892009/03/10 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 ラック・コーポレーション
 本日の夕食は、鶏肉のトマト煮込み、マカロニサラダ。 ワインは、平日に飲むにはちょっと良いランクのブルゴーニュ。 この造り手のワインは、 4年前に畑名付き?の2001産白と稽古済み。 そこそこちゃんとしてはいるけどいまいちパッとしない内容だったんだけど、 今日のは良年の赤なんでそれなりに期待して。
 色は、普通にブルゴーニュらしい赤みのある紫色で、 普通に若げでストレートな色調。 香りは、そこそこのボリュームでフレッシュなイチゴみたいな香りがキュッと。 樽はほとんど感じないし革っぽさも控えめだけど、 プラトニックなブルゴーニュの香りの良さ満載。 味はおよそクラスを超えた内容で、ほんのりだけど確実に感じる甘味が渋味と酸味を従えて、 行儀良く口腔内から喉へと流れ込んでいく感じ。
 スケールは決して大きくないけど、バランス良くて可愛らしくて、間違いなくこりゃ美味いワイン。 同クラスのワインの平均的なところで言えば、およそ倍の値段の5,000円弱、 著名な造り手の村名か、普通の造り手の一級畑くらいには匹敵しそうな感じ。 もちろん2005年というヴィンテージの恩恵も受けてるとは思うけど。
80点道場にて

18日(水)

Terra Antika Mavrud 2007
テッラ・アンティカ マヴルット 2007
Terra Antika Winery
テッラ・アンティカ・ワイナリー
Red
(Bulgaria)
(ブルガリア)
\1,1022009/02/28 ワインショップ サンタムール カツミ商会
 本日の夕食は、水餃子、ソーセージ入りニラ玉、ブナピーのバター醤油炒め。 ワインは、大変久しぶりのブルガリア産。 以前は、「ドメーヌ・ボイヤール」とか「セイント・トリフォン」とかのものを 時々稽古してたんだけど、最近パッタリ見かけないよね、ブルガリア産のワイン。 そして、初耳の「マヴルット」というのはブルガリア固有の品種らしい。 お店で試飲した際、 酸がしっかりしていて結構個性と主張のあるワインな印象があったので購入。
 色は濃くなく薄くなく、というかちょっと濃いか?まぁ普通の範疇の色です。 香りは、南仏のグルナッシュあたりとドイツのシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)を混ぜたような、 庶民的なのにどこか冷たい感じのする香り。 味は、試飲の時と同様、酸味しっかりでキリリとした味わい。 なんだか寒い地方で出来たワインっぽいなぁ、という雰囲気。
 庶民的な感じと冷涼な感じの同居、という意味では、 イメージの中のブルガリアという国っぽい感じはする。 ただ、ボトルの重さとかラベルの雰囲気とか、 まるで南半球産みたいなパワーを期待させる外観からするとやや違和感のある内容。 個性はあるけど主張はどうかなぁ、ということで、 師範レベルでは店頭試飲で本質を掴むのは極めて困難、ということを再確認。
69点道場にて

15日(日)

 本日は、プチ師範代&プチプチ師範代らが引越し前に通っていた保育園のお友だち、Sさん宅にお呼ばれ。 お会いするのはこの時以来なんで1年ぶり、 かつ初めて伺うお宅なのに、子供らはいきなり馴染んでくつろぎまくり。 順応性の高さにあきれる思いであります。
 さて飲む人は師範と旦那さんの2人なんだけど、すっげー良く飲む人なんで師範は赤、白の2本持参。

Maranges Premier Cru "La Fussiere" 2002
マランジュ プルミエ・クリュ "ラ・フシエール" 2002
Michel Colin-Deleger & Fils
ミシェル・コラン・ドレジェ・エ・フィス
Rouge
Maranges 1er Cru
マランジュ 一級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,9802009/01/26 カーヴ・ド・リラックス ファインズ
 持参したワインのうち赤のほうは、ブルゴーニュのボーヌ南端、マランジュ。 このマイナーな村にも1級畑なんてのがあるんですな。初耳でありました (と思ったら7年前に1997産と稽古済み)。 造り手は、結構好きで良く飲んでいるミシェル・コラン・ドゥレジェ。 ぎりぎり稽古範囲、ブルゴーニュとしては比較的お手頃価格なんだけど、 それなりに高いパフォーマンスを発揮してくれるものと期待して持参 (写真は道場で撮影)。
 色は、かなりレンガ色、見ようによってはオレンジがかっているようにも見える色合い。 2002産という若くなく古くなくのヴィンテージなんだけど、思いのほか熟成がかった感じ。 香りは、正直言って期待したよりは弱め。 樽もフルーツもこなれていて、乾燥プラムのような香り。 味は、香りと比べるとかなりしっかりしていて、 良い年のブルゴーニュ1級畑の面目躍如といった感じ。
 まずまず美味しいブルゴーニュでした。でも、「まずまず」止まりかなぁ。 もう少しパーッと華やかなのを期待していたんだけど、 やっぱりこのクラスだとそれは高望みしすぎかしら。
78点Sさん宅にて

Anselmi "Capitel Croce" 2006
アンセルミ "キャピテル・クローチェ" 2006
Anselmi
アンセルミ
Bianco
Veneto (IGT)
ヴェネト (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\2,7802009/01/21 リカーズハセガワ 八重洲北口店 ウィンターローズ・ジャパン
 持参したワインの白は、ソアヴェの名手「アンセルミ」のちょいと高級品。 この銘柄は、現地で1992産と稽古済み、その後日本でも1996産と稽古。 昔はDOCでSoave Classico Superioreだったけど、 確か造り手がDOCの規定が気に入らないか何かで、IGTとして売られるようになったらしい。 ソアヴェには珍しくキッチリ樽を使ったまろやか白ワイン、という印象があったので、 それを期待して持参したわけですが・・・
 色は、右写真でもわかるようにかなりしっかりした黄金色。 香りは樽がパーッと・・・来ないんだよね、残念ながら。 南のシャルドネにあるような、蜜っぽいフルーツ香があるにはあるけど、 品種の限界かやや痩せた印象。 味も、甘くなく酸っぱくなく適度なバランスではあるんだけど、いかんせんスケールが小ぶり。
 ・・・というわけで、悪くは無いけど残念ながらやや期待ハズレ。 現地で飲んだときはあんなに美味しく感じたのになぁ。 それが輸送の影響か、単にヴィンテージの差なのかは判然としないけど。
74点Sさん宅にて

Chianti Rufina "Nipozzano" Riserva 2005
キアンティ・ルフィナ "ニポッツァーノ" リゼルヴァ 2005
Marchesi di Frescobaldi
マルケジ・ディ・フレスコバルディ
Rosso
Chianti Rufina
キアンティ・ルフィナ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
(Sさんから) エノテカ
 Sさんに出して頂いたワインがコレ、 名門フレスコバルディのキアンティ。 師範の場合、クイクイ飲んだら一本でほぼ酒量の限界なんで、 二人で三本目となると印象その他かなりおぼろげ。 っていうか、おぼろげくらいならまだ良いというか、飲みながら椅子に座ったまま寝ちゃったりしてます。 あぁ情けなや。
 ってことであんまり覚えてなかったりするんだけど、 強引に(かなりの脚色を交えて)記憶をひきずり出すと、 色はイタリアらしい赤みの強い濃さだったような。 香りは、キアンティらしいといえばそれらしい、 人懐っこい感じの雰囲気だったような。 「スーパー・タスカン」と言われるような、樽やらインクやらが強い系統じゃなかったです。 味は・・・酔っ払いにも美味しく飲める味だったような(って何、ですが)
 せっかくご準備頂いたワインなのに、こんなエエ加減な飲み方で甚だ申し訳なし。 Sさん旦那さんはずっとカクシャクとされてました。強ぇなぁ。
(76点)Sさん宅にて

 昼すぎからスタートして、終了はサザエさんが終わる頃。 師範は家に帰っても白雪姫のごとく眠り続けましたとさ。 ともあれ大変お世話になりました>Sさんご一家。


14日(土)

 本日はホワイトデー。夕食は師範代らの意向を取り入れて、 近所(といっても車で10分)のお寿司屋さん「じゅうせい」にゴー。 家族で寿司といえば、最近はここか上大岡の「鹿島」かどちらかで、 こちらのほうがよりカジュアル、というかお手頃。 もう少し店のレパートリーを増やしたいところだけど、 なかなかねぇ。
 さて今日食べたのは、
師範:特上にぎり(\2,000) 左写真
師範代:おまかせにぎり(\2,400)
それに、ゲソシメサバヒラメを追加で一人一貫ずつ。 他には最初に菜の花のお浸しと最後にアサリの味噌汁。子供らは、
プチ師範代:エビ二貫、赤身二貫、ネギトロ白子
プチプチ師範代:イカタコ
それに、玉子焼き極細巻き鉄火&カッパをそれぞれに。 味噌汁は子供らにも。

 飲み物は、最初に生ビールを2杯飲んだ後、 酔心 純米吟醸を一合(\650)と出羽桜 純米吟醸を一合(\650)。 プチ師範代は懐かしい190mlのコカコーラを。

 魚はどれもなかなか美味しく、大変安心感のある内容。 清酒もなかなかで、酔心は端麗、出羽桜は酸味がキリリ(かしら?自信なし)。 お会計はトータルで12,000円。刺身を注文しなかった分、ちょっと安くつきました。


13日(金)

Le Marquis de Beau Rond Chardonnay 2007
ル・マルキ・ド・ボー・ロン シャルドネ 2007
Le Marquis de Beau Rond (Foncalieu)
ル・マルキ・ド・ボー・ロン (フォンカリュー)
Blanc
VdP (Oc)
ヴァン・ド・ペイ (オック)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\7902009/01/26 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の夕食は、ホッケの開きとかサバの開きとかの干物系。 そんな料理でもやっぱりワインを飲むわけであります。 誰に褒められることも無い一途な稽古人根性であります。 こんな料理に高級なワインはもったいない、ってことで、 選んだのがこの3桁ワイン。 輸入元兼ショップであるリラックスのボトムライン、マルキ・ド・ボー・ロン。 シラーは一ヶ月半前に料理用として稽古済み。 樽香なんて要らないから、普通にスッキリなワインだと嬉しいなぁ、と。
 さて抜栓。激安系だけど打栓は普通にコルク栓。 色は、やや緑の気配を感じるようなフレッシュ感のあるレモン色。 香りは、リンゴっぽいフルーツ香と蜜香があって、いかにも南仏のシャルドネといった雰囲気。 希望通り?、木樽は使われてないみたい。 味は、やや甘味が勝ってるかなぁ、とは思うけど、 軽くて素直で作為の無い味わいは好印象。
 これが2,000円とかのワインだったらちょっとどうかあるけど、 790円ならこれで十分。 なんの変哲も無い、普通に美味しくスイスイ飲める白ワインであります。
70点道場にて

12日(木)

 本日師範は勤務先をお休みして、インフルエンザに罹ったプチプチ師範代(4歳)の看病。
 熱が高くて具合悪くて、抱っこして抱っこして、お父さんじゃヤダお母さんがイイの・・・ ってのを想像していたけど、なんだか昨晩から今日にかけて薬(タミフル)が効いているみたいで、 熱も無くて行動も全く普通、というか普段より聞き分けが良い子。 とても楽勝な看病でありました。

Les Domaines Paul Mas "Vigne de Nicole" Cabernet Sauvignon - Syrah 2007
レ・ドメーヌ・ポール・マス "ヴィーニュ・ド・ニコル" カベルネ・ソーヴィニョン - シラー 2007
Dom. Paul Mas
ドメーヌ・ポール・マス
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,3652009/02/10 金沢マル源酒店 モトックス
 本日の夕食は、一日専業主夫の師範が担当。 メニューは、半熟玉子とキノコのミートドリア、野菜スープ、セロリスティック。 ドリアのレシピは、Web上のいくつかのサイトを見ながら「これ良いねぇ」「これは無いっしょ」と、 良いとこ取りしながら自分なりに手抜きアレンジしたもの。 さてワインは、南仏のガッツ溢れる造り手、ドメーヌ・ポール・マス。 このシリーズは幾度か稽古済みで、しっかりと濃くてハズさない銘柄として評判(師範の中で)。 ただ、コレの品種/ヴィンテージ違いが光弘さんとこで 3月2日に稽古されており、『製品不良っぽかった』とのこと。 さて私のはどうか、と。
 ボトルは、このクラスでは珍しい太くて重いヤツ。 色は、まるでチリとかオーストラリア産みたいな真っ黒い青紫。 良くぞフランスでここまで、って濃さ。 香りはやっぱりフランス。チリみたくインクっぽくなく、オーストラリアみたくミントっぽくなくで。 香りのボリュームは思いのほか控えめ、果実も樽もドカーン!ってほどには来ない。 味は、甘味があって渋味が丸くて、なかなか悪くない。 でもなんとなくわざとらしいというか、 作られた(そりゃ作られてますが)ような味わいに微かな違和感。
 抜栓後1時間もすると、最初にあった違和感も感じなくなり、 丸くてパワフルなイケてるワインに昇華。濃いワインってこともあって、ちびちび飲んで吉。
 改めて裏ラベルを見ると、「酸化防止剤(亜硫酸塩、ビタミンC)含有」とある。 このビタミンCかもなぁ、最初の違和感の原因は。 酸化防止剤としてビタミンCを入れることの是非は置いといて、 結果的には結構美味しいワインになっております。 1,000円前後だった以前よりやや値段上がってるけど、 それでもまだコストパフォーマンスは高いな、と。
75点道場にて

11日(水)

Essay White 2008
エッセイ ホワイト 2008
Man Vinteners Wine
マン・ヴァントナーズ・ワイン
White

Western Cape (South Africa)
ウエスタン・ケープ (南アフリカ)
\7502009/01/26 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 インフルエンザウィルスに対して、これまで耐えに耐えてきた師範家だけど、 いよいよプチプチ師範代が罹患してしまいました。 今日は師範代が休んで看病、明日は師範、明後日はまた師範代という交代体勢で望みます。 というわけで、師範的には休前日、のんびりとワインを・・・なんて空気ではありません。 サササッと飲むために、軽いワイン狙いで先週は赤と稽古した銘柄を。 品種はシュナン・ブラン95%/ヴィオニエ5%とのこと。 赤と違って素直にスッキリ、なワインを期待しつつ抜栓。
 色はかなり薄め、値段相応安ワインの色合い。 香りは、赤とはコロッと趣旨が変わってかなり弱めで頼りない、いわゆる安ワインの香り。 ただ、味だけは色や香りの雰囲気とは違っていて、 甘味があってコクがしっかり。 飲みづらいってほどじゃないけど、積極的に杯を進めたくはならない感じ。
 なんだか同じ造り手の同じ銘柄なのに、赤と白とではかなり傾向が異なる感じ。 ここらへんはまだ造り初めて間もないヴィンテージなんで試行錯誤、といった感じなのかな? 安ワイン者としてはこの値段のワインをより高品質にするアクティヴィティには賛同したいところ。
69点道場にて

8日(日)

 ハイ、備忘録です。
 10年以上前から栽培しているデンドロビウム、花も終わった本日、3年ぶりに植え替え作業(左写真は2月15日撮影)。 小株3株は鉢のサイズアップ、大株1株は3つに株分け。 よって総数4株→総数6株に増加(右写真)。
 結構手荒に株分けとかしたんで、この6株のうち2〜3株くらいは新しい鉢にきちんと根付かず、 お亡くなりになるかも・・・というか、 6株もあると持て余すので心のどこかにそう願っている黒い部分があったり。 まぁ「間引きは命のオーディション」、強い株に残ってもらいましょう。

Mercurey "Tastevinage" 2003
メルキュレ "タストヴァナージュ" 2003
Raoul Clerget
ラウル・クレルジェ
Rouge
Mercurey
メルキュレ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,5802009/02/27 QUEEN'S ISETAN 品川店 センチュリートレーディングカンパニー
 本日のワインは、ブルゴーニュの選考委員会モノ。 "Tastevinage"を日本語表記する際、師範は「タストヴァナージュ」だと思うんだけど、 それでGoogle検索するとわずかに17件、 一方、「タストヴィナージュ」でGoogle検索すると2,100件。 「ヴィナージュ」が正しいのかなぁ。 フランス語"Vin"を「ヴィン」と日本語表記するのはかなり抵抗あるんだけど。
 さて抜栓。色は、ややレンガ色がかって熟成が感じられる赤紫色。 香りは弱い。弱い上になんだかイケてない。 果実の香りは皆無で、獣香ともちがうなんかヘンテコな香りがする。 味も弱い。甘味なんて無くて、酸も弱くて、あるとすれば渋味だけど、なんだかとっても薄っぺら。
 抜栓後2時間くらい経って、ようやく普通のブルゴーニュな香りが出てくる。 とはいえプレミアム感の無い、ACブルゴーニュ的な雰囲気止まりだけど。
 当初のこの糞詰まり感はやっぱりブショネかなぁ。 改めてコルクの裏を見ると、紫色に染みた上に黄土色のペンキが塗られたような感じ。 いずれにせよマトモな状態じゃなさそうで、飲んでて楽しくないワイン。
(62点)道場にて

7日(土)

 週末恒例の朝散歩。 今朝の目的地は、自宅から北東に片道一時間程度の位置にある横浜中央卸売市場。 早朝の散歩って、目的地に困るわけですよ。店なんかまだ空いてないし。 そこで、市場なら朝からなんか楽しげなことがあるかな、と期待して行ったわけですが・・・

 ココ、残念ながら超ガテン、超スタッフオンリー。 入り口には「関係者以外立ち入りお断り」の看板が高らかに掲げられ、 トーシロが足を踏み入れようものなら『兄ちゃんどっから入って来なすった?』と ねじり鉢巻も勇ましい若い衆に詰め寄られそうな雰囲気。
(後で調べたら、実際は中の食堂とか入っても良いみたいだけど)

というわけで、早朝散歩の目的地としてはイマイチかも。 ただ、ちょいと海側からのみなとみらいの眺めはなかなかナイスでありました。

Apogeo Riesling 2007
アポジェオ リースリング 2007
Ca di Frara
カ・ディ・フラーラ
Bianco
Oltrepo Pavese
オルトレポ・パヴェーゼ
Lombardia (Italia)
ロンバルディア (イタリア)
\1,7852009/02/10 金沢マル源酒店 フードライナー
 本日の夕食は、師範謹製、石鯛とマグロとタコの刺身、タコとブロッコリーの炒め物、マグロ丼。 要は魚屋で石鯛とタコとマグロを買ってきたんでこういうメニューになったんだけど、 炒め物を除いて魚メインの和風料理。 ワインの中で、和風料理と相性が良いのは泡モノかドイツの白あたりだと思うけど、 あいにく手持ちにドイツ無し。 「準ドイツ」として選んだのが、このイタリア産のリースリング。 造り手は、正月に稽古した赤と同じところ。 ボトルのデザインがドイツ風だし、 裏ラベルに"Late Harvest"なんて書いてあるんで、ちょっと甘味があるんじゃないかな、などと想像しつつ抜栓。
 色はかなり赤め。薄〜いオレンジ、といった感じの色合い。 香りは、野バラみたいな小さくてキュッとした花の香りがあるあたりは確かにリースリング、 でもジッポのオイルみたいな香りが無いんでドイツとは違う雰囲気。 純粋に花っぽくて、ボリューム控えめな香り。 味は、想像と違って甘味はほとんど無し。 国産の甲州種みたいな、コクとキレで飲ませるタイプ。
 キレイなワインではある。 あと、不幸中の幸いというか、こういう雰囲気だったら和食との相性は悪くない。 ただ、2,000円近いワインとしては、こういう「無難なだけのヤツ」ってのはその値段の価値ないなぁ、と。
ショップへのリンク: Apogeo Riesling 2007 (Ca di Frara)
70点道場にて

6日(金)

Essay Red 2008
エッセイ レッド 2008
Man Vintners Wine
マン・ヴァントナーズ・ワイン
Red
Western Cape (South Africa)
ウエスタン・ケープ (南アフリカ)
\7502009/01/26 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の料理は酢豚。もちろんパインは入れません。 ワインは南アフリカ産の赤。 リラックスのお得意銘柄「パンゴリン」の生産者ホセ・コンデという人が造っているらしい。 極めてシンプルな表ラベル、 裏ラベルには品種はシラーズ82%/サンソー15%/ヴィオニエ3%との情報が記載されている。 赤ワインにヴィオニエってのは変わってますな。 確かフランス・ローヌ地方のコート・ロティなんてのもそうだったような。 コート・ロティと違ってこちらは値段が値段なんで 「お気軽系だろうな」と、あまり期待せずスクリューキャップを捻ったわけですが・・・
 色は、ニューワールド産としてはやや明るめな紫色。 香りは・・・唸るね、こりゃ。 プラムやらイチゴといったような活きの良いフルーツ香に、 まるで白ワインのようなクチナシの花っぽい香りがプラス。 もしかするとそれはヴィオニエが入っているという先入観なのかもだけど。 あと、樽なのかは判然としないけど燻したような煙た系の香りもあったりで、 要素、ボリュームともこの価格とは思えない香りの充実具合。 これで味もイケてれば久しぶりに「バケモノ3桁発見!」なんだけど、 残念ながらやや甘味が勝ちすぎていてバランスを欠いているかなぁ。 なんか「イエロー・テイル」とか、そういうのに相通じる味わいでちょっと残念。
 時間が経つと、味わいの甘さやクドさが香りの良さを凌駕しはじめで、 ぱったりと杯が進まなくなる。 なんかわざとらしく感じるんだよなぁ。うむー。
 香りは良いけど、一人で飲み進めるのはちょっと・・・って感じのワイン。 惜しいなぁ、甚だ惜しい。
68点道場にて

4日(水)

Montepulciano d'Abruzzo "Le Morge" 2007
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ "ル・モルジェ" 2007
M e M
エンメ・エ・エンメ
Rosso
Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
\952 (単品価格 \1,365)2009/02/10 金沢マル源酒店 アビコ
 本日のワインは、「送料無料!お手軽セット!!イタリア赤ワイン6本セット」\6,195からの最後の一本。 これまでこのセット、 そこそこ良いのはあるけど安ワイン者のハートをガッシリ掴むものがない。 そこでこの最後の一本に期待したいところだけど、この銘柄はずいぶん以前、 白のトレッビアーノ・ダブルッツォと稽古して大ハズシ。 それが単なる交通事故と祈りつつ抜栓。 料理は寄せ鍋です。
 色は、まるでチリやオーストラリアみたいなストレートに濃い青紫。 このDOCって、こういう色のが多いけど、それは品種由来なんだか地域由来なんだか。 香りは、まさにイタリアらしい汗臭さと膏薬っぽさと桜餅らしさ。 って書くとマズそうだけど、料理との相性は結構広そうな香り。 味は、口に含んでガツッと来る割には痩せた感じ。 なんだか骨格だけみたいな味わい。 これに甘味とかコクとかを足していけばイッパシのワインになるような。
 建築で言えば基礎、動物で言えば骨格標本を味わっているような、 しっかりとしてはいるけどストイックなワイン。 品質が低いとは思わないけど、積極的に飲みたいとは思わないよなぁ。 というわけで、やっぱりグッと来なかったこのセット。 イタリアワインのエントリークラスと師範の相性がイマイチなのかも。
67点道場にて

3日(火)

 女児を二人抱える師範家、当然本日はひなまつり。
 料理は、金沢方面を旅行中の師範母より送られてきた、 茹でたズワイガニとか甘エビ刺身とかの海産物メインに加えて、ソーセージとトマトとホウレンソウのサラダ。 あとはひなまつりらしいハマグリのお吸い物とかちらし寿司とか。 カニ自体にはそんなに重きを置いてない師範だけど (「カニを食べるときはみんな無口になる」ってのは単に作業が面倒だからだと思う)、 華やかで良いですなぁ、こういう食卓。

Valdivieso Brut Extra N.V.
バルディビエソ ブリュット・エクストラ (ヴィンテージ無し)
Alberto Valdivieso
アルベルト・バルディビエソ
Sparkling
発泡
Curico Valley (Chile)
クリコ・バレー (チリ)
\1,4002008/10/17 カーヴ・ド・リラックス モトックス
 ♪三月〜は ひなまつりで 酒がのめるぞ〜♪ということで、 休肝日を木曜に移動して飲んじゃいます。 おまつりってことで、ワインはやっぱりスパークリング。 チリ産ながら、シャルドネ60%/ピノ・ノワール40%、 瓶内二次発酵で「なんちゃって・シャンパーニュ」の要素を満たしており、 結構期待できそうかも。
 色は、濃くなく薄くなく、赤くなく黄色くなくで中庸な色合い。 香りは、蜜の入ったリンゴの香りに、イースト香やら熟成香があって、 いわゆるシャンパーニュとほとんど違いの無い香りの雰囲気。 香りのボリュームだけがちょっとおとなしめかな? 味も、ニューワールドのスパークリングにありがちな、元気ハツラツ過ぎな感じが無くて、 クタッと柔らかくなった味わい。
 なかなかのクオリティ、(ちょっとイケてないランクの)シャンパーニュに全く遜色ないスパークリング。 正直言って、師範には本家との見分けはつきません。 料理との相性も万能選手に近いんだけど、 さすがにカニ味噌とは厳しくてそこだけは清酒にご登場願いました。
78点道場にて

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by 師範