稽古日誌:2000年5月

当月の25日で道場開設後丸三年。
『石の上にも三年』という諺があるが、師範は未だ悟りを開けそうにはない。


翌月分


30日(火)

Liebfraumilch "Pri Maria" 1998
リープフラウミルヒ "プリ・マリア" 1998
Gustav Adolf Schmitt
グスタフ・アドルフ・シュミット
Weiss
Rheinhessen (QbA)
ラインヘッセン (QbA)
Rheinhessen (Deutsch)
ラインヘッセン (ドイツ)
2000/05/14 Tさんよりメルシャン
先日、師範代のご友人Tさん一家が見えた時、手土産に頂いたワイン。 「ラベルが気に入った」ということで買ってこられたんだけど、 (人の感性はイロイロというか)師範自らはまず買おうと思わないラベルなんで、 ドイツ・ワインということも含め道場的にはレア・アイテムかも。
色はほとんど無色。香りも弱い。弱いながらもアルザス・ワインの縮小版的な(たとえが逆か?) 甘い雰囲気で華やか系の香り。 味は想像通りウスラ甘い。酸味もあるにはあるんだろうけど、 うすっぺらな味ゆえボケっと甘い印象。
積極的に拒絶したくなる雰囲気ではないんだけど、 なんだかチューハイの気が抜けたやつみたいで面白味は感じられないワイン。 これだけ「ワインブームだフィーバーだ」ともてはやされた昨今、 ドイツワインだけ取り残された感があるのはやっぱりここらへんに原因があるんじゃないかな。 だって普通一般に手に入るドイツワインって大抵はこれだもん、 こりゃ酒飲みにはウケないっすよ。 (このワインがいくらなのかは知らないけど)要は底辺のワインがダメダメなのね、ドイツって。 すっごく熱狂的なドイツワインファンな方って居ると思うけど、 皆さんやっぱり「高級ドイツワインファン」だと思うし。
52点自宅にて

27日(土)

今日は、軽井沢とか
昨年秋オストラルへ行ったメンバー (O氏夫妻、N氏夫妻、師範代、師範)でディナー。 場所は、昨年冬に行った奥沢の「ラ・ビュット・ボワゼ」。 6名なんで、二階の部屋を貸し切りで。

男性陣が食べたのは12,000円のコース(Menu Symphonique)

アミューズ:プチシューと揚げ物
前菜1:アワビのジュレ
前菜2:手長エビ
メイン魚:オニオコゼのポワレ
メイン肉:鴨のバルサミコ&オレンジソース
チーズ:いろいろ(+1,000円)
デザート:イチジクのデザート
エスプレッソとお菓子

女性陣は9,000円のコース(Menu Fantasie)
アミューズ:プチシューと揚げ物
前菜:パプリカの中に魚とか野菜とか
メイン魚:イサキのポワレ
メイン肉:ウサギ
デザート:パイナップルのシャーベットとか
ハーブティ(+300円)とお菓子

例によって、それほど大ビックリの料理じゃないけど、十分に満足いくレベルの高さ。 中でも手長エビとウサギが美味かったなぁ。名物?フレッシュ・ハーブ・ティーも他では得られない香り。 サービスも、二階の個室で隔離されてるにもかかわらずしっかり行き届いていて文句無し。
一軒家というロケーション、分かりやすく美味しい料理、気の利いたサービス。 なんとなく、流行の「癒し系」という言葉がピッタリくるようなレストラン。

で、当然ワインも飲んでおります。

Veuve Clicquot Ponsardin Brut N.V.
ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン ブリュット (ヴィンテージ無し)
Veuve Clicquot Ponsardin
ヴーヴ・クリコ・ポンサルダン
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(\7,500)2000/05/27 ラ・ビュット・ボワゼ
飲む人が4人居るんで、食前酒はシャンパンを一本頼んじゃいましょう、ってことで。 リストにはシャンパーニュだけで20種弱もあって、「スッキリ系」「コッテリ系」「お高い系」 の3つに分けてあり選び易い。 で、安師範チョイス的にはもちろん一番安いところから。 ポメリーが7,500円、お店お薦めのヴーヴ・クリコが8,500円だったんだけど、 1,000円差に惹かれてポメリーを注文。ところがポメリー在庫切れ。 ということで、ヴーヴ・クリコをポメリーの値段でサービスしてくれました。
一本で頼んでもアッという間に無くなる食前酒、ってことでほとんど印象に無いけど、 スタンダードなシャンパーニュとしてはちょっとコクのあるタイプじゃないかな、ヴーヴ・クリコって。
ともあれ、メニューを見ながら飲むシャンパーニュってのは美味しいもんであります。 もうちょっと冷えててくれたほうが師範の好みではあるけど。
(75点)"ラ・ビュット・ボワゼ"にて

Gewurtztraminer "Furstentum Blanck" Vieilles Vignes 1995
ゲヴュルツトラミネール "フルステンタム・ブランク" ヴィエイユ・ヴィーニュ 1995
Dom. Paul Blanck
ドメーヌ・ポール・ブランク
Blanc
Alsace Gewurtztraminer Grand Cru
アルザス・ゲヴュルツトラミネール 特級
Alsace (France)
アルザス (フランス)
(\6,000)2000/05/27 ラ・ビュット・ボワゼ
リストの表紙裏に「初夏のお勧めアルザス特集」みたいな感じで、 比較的手頃な値段でアルザスが3本ピックアップされておりました。 その中に師範お気に入りのポール・ブランクを発見。 「白はコスト・セーブして」と考えていたこともあってこれをチョイス。
…で、良く見たらグラン・クリュでした。 色はかなり濃く、黄金色って感じ。ねっとり感も強い。香りはゲヴュルツ特有のライチ香がバンバン。 味も濃い。 ポール・ブランクのノーマルなゲヴュルツだと甘味抑え目でキリリとしてる印象があったんだけど、 これは(グラン・クリュゆえか)かなり甘味を感じて豊潤なタイプ。
相当力の入った高級アルザスだと思う。でも、前菜に合わせた2本目という局面ではちょっと濃厚すぎたか。 デザートワイン的に使ったほうが良かったかも。 やっぱり自分で選ばずお店の人と相談すべきですかね、こういう店では。
(74点)"ラ・ビュット・ボワゼ"にて

Pernand Ile des Vergelesses 1996
ペルナン・イル・デ・ヴェルジュレス 1996
P.Dubreuil-Fontaine Pere & Fils
P.ドゥブルイユ・フォンテーヌ ペール・エ・フィス
Rouge
Pernand Vergelesses 1er Cru
ペルナン・ヴェルジュレス 1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\9,000)2000/05/27 ラ・ビュット・ボワゼ
ラインナップを見たら、なんとなくボルドーの方が層が厚そうだったんで、メインはボルドーにして、 (まだ魚料理だったってこともあって)ブルゴーニュは比較的手頃なところから。 といっても10,000円以下は数本と少な目で、あまり選択の余地なし。 そんな中、リストに
"Pernand Vergelesses "ナントカカントカ" 1995 (Chandon de Briaille) \9,000"
というのを発見、 それを注文したんだけど『申し訳ありませんがリストと違ってヴィンテージは1996になりますが…』 とのお言葉。「ぜんぜんオッケーです」と言って持ってきて貰った。 いい加減にラベル・チェックして抜栓してもらい、いざ注がれる時にラベルを良く見たらなんと造り手も違ってる。 『大変申し訳ありません、アレでしたら別のワインをお持ちします』と言われたんだけど、 どっちにしろ知らない造り手なんでこれを嫌う理由も無いから「ぜんぜんオッケーです」ってことで。
色や香りは良いんですよ。綺麗に澄みきった赤紫色で、果実っぽい雰囲気もカラメルみたいな樽香もバッチリで。 でも、味がもう一歩柔らかさに欠ける感じ。 多分、ゆっくり飲めば開いてくるワインだったんだとは思うけど、 4人で飲んでるんで残念ながら開く前に終了。
今考えると、デキャンタに移してもらえば良かったのかも。 ちょっともったいないことをしたかな。
(79点)"ラ・ビュット・ボワゼ"にて

Chateau Trotte Vieille 1993
シャトー・トロット・ヴィエイユ 1993
Ch. Trotte Vieille
シャトー・トロット・ヴィエイユ
Rouge
Saint-Emilion 1er Grand Cru Classe
サンテミリオン 第一特別級
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(\13,000)2000/05/27 ラ・ビュット・ボワゼ
ボルドーはソムリエさんと相談して決めることに。 予算は15,000円くらい、柔らかくて香りの良いやつをプリーズ、ってことで。
ソムリエさんのお勧めは、サン・ジュリアンから1本とオー・メドックから1本(共に銘柄失念)、 それとサンテミリオンのこれ。 師範的にはなんとなく右岸が飲みたい感じがしてたんで、これをチョイス。
いやー美味しゅうございました。 どっしりと重く濃い紫色で、ベリーっぽい果実香と朽ち木っぽい樽香、 ボルドー右岸の良いやつにイメージする香りがいっぱいで。 味も柔らかい。ちょっとパワーに欠ける感じはあるけど、まろやかさという点では文句無し。
やっぱり相談買いするべきですね、こういうお店では。 ともあれ"アタリワイン"に出会えて良かった良かった。
(87点)"ラ・ビュット・ボワゼ"にて

7時から11時半までいて、食後酒もいろいろと頂いて、総額12万円強。
絶対額的には安くはないけど、身も心も「たまの贅沢」した気分になれるレストランでした。


26日(金)

Etchart "Rio de Plata" Chardonnay 1999
エッチャート "リオ・デ・プラータ" シャルドネ 1999
Etchart
エチャート
Blanco
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\8002000/05/02 関内 サンタムールペルノ・リカール・ジャパン
本日の夕食は焼き鳥(九州出身ゆえもちろん豚バラもあり)。 で、ワインは普通だったら新大陸の赤とかをチョイスするんだけど、 本日師範はなんとなく喉の調子が悪かったんで、 最近良く耳にする「白ワインの殺菌効果」に期待して白を。 …っていうか、飲まないほうが良いのは分かってるんだけど。
色は普通(って何?)。香りは弱い。鼻でかぐ香りに特に特徴は無し。 口に含むと、ダラッと甘い果実の香りと樽香を感じる。 味は想像以上に濃い。 ただ、甘苦いというか、イマイチ好きになれない系の味ではあるけど。
値段を考えると、かなりちゃんとしている部類に入るワインだと思う。 でも師範的にはちょっと苦手系。体調がイマイチすぐれないというのもあってか、 半分飲んだ時点で飽きてしまった。
67点自宅にて

24日(水)

Reserve Red Burgundy 1996
リザーブ・レッド・バーガンディ 1996
Berry Bros & Rudd
ベリー・ブロス・アンド・ラッド
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\9802000/05/02 関内 サンタムールBBRジャパン
英国の大手酒商"BBR"によるブルゴーニュワイン。 ボトルの外から見ても結構しっかりした色合い、13%と高めのアルコール度数、 "Aged in Oak"の文字、昨日と違ってかなり良さげ。
色は確かに外見通り濃い目。ほんのちょっとだけレンガ色っぽい感じはあるけど、概ね紫。 香りはなかなかなもの。ゴム/革系の香りが主体ではあるけど、グルグル回すと苺っぽい香りも出てくる。 味も大したもんです。渋味/酸味/甘味がちょうどいい具合に存在している。 惜しむらくは、それらが溶け合ってなくて個々に主張している感じはあるけど、 それでも美味しく飲めることに間違いはない。
値段を考えれば大絶賛、3桁なのに相当良い感じのブルゴーニュ。 1,980円くらいの名門ACブル、2,500円くらいの凡庸な村名クラスのワインに匹敵すると思う。
76点自宅にて

23日(火)

Roblemonte Cabernet Sauvignon / Bonarda 1997
ロブレモンテ カベルネ・ソーヴィニョン/ボナルダ 1997
Roblemonte
ロブレモンテ
Tinto
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\7002000/05/02 関内 サンタムールカツミ商会
一見して田舎臭いラベル、安っぽいボトル、11%と低いアルコール度数、全然聞いたこと無い造り手、 更には"ボナルダ"という聞いたこと無い品種、どれをとっても美味い要素は無さげな田舎ワイン。 でも、なんだかその田舎臭さに惹かれて購入。
色はやや濃い目。エッジに若干熟成がかった感じがあるのが謎。 香りはとにかく青臭い。ある種のイタリアワイン(モンテプルチアーノ種あたりか?) のハズレワインにありがちな、 酢の雰囲気と爆裂的な青臭い雰囲気のみの香り。 味も薄い。味わい自体は弱いのにとにかく香りの青臭さに引っ張られた味。
外見から予想される通り、とにかく田舎臭いワイン。 「酔狂もほどほどに」ってとこか。残しても明日は飲まない気がしたんで、 オレンジジュースで割って"手抜きサングリア"に。
52点自宅にて

21日(日)

十勝ワイン "清見" 1996 池田町ブドウ・ブドウ酒研究所
北海道池田町 (日本)
\2,4272000/04/29 横浜そごう
国産ワインでも特にあちこちで見かける「トカップ」を造る、 国内のワイナリーでも特に有名な「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(十勝ワイン)」。 このワイン"清見"はそこのフラッグシップモデル。 とーっても昔、師範をこの道に引きずり込んだ友人が、この"清見"を飲んで感動した、 みたいなことを言ってたんで、以前からずーっと気になっていたもの。
色に驚いた。ちっとも紫色じゃなくて、エッジがしっかりオレンジがかったとても綺麗なガーネット色。 1996とそんなに古いわけじゃないんだけど、まるで1980年代前半のブルゴーニュとかみたいな熟成感のある色。 香り自体は弱め。あまり高級でないボルドーが熟成したような、酸っぱい果実の香りと控えめな樽香が中心。 味も概ね色/香りの雰囲気通り。やはり酸味が中心で熟成感が感じられる味なんだけど、 綺麗な酸というか、嫌な感じの酸味じゃなくて心地よく飲み進められる。
根拠不明だけどなんだかいい感じのワイン。冷徹に見れば単に「薄くて酸っぱい」ワインなんだと思うけど、 回りに付随するイロイロが、なんとなくいい雰囲気を醸し出してる、って感じ。
74点自宅にて

19日(金)

Miguel Torres "Santa Digna" Sauvignon Blanc 1999
ミゲール・トーレス "サンタ・ディーニャ" ソーヴィニョン・ブラン 1999
Vinicola Miguel Torres
ビニコーラ・ミゲール・トーレス
Blanco
(Chile)
(チリ)
\1,2002000/04/16 青葉台東急百貨店三国ワイン
本日の夕食は、マグロの和風中華カルパッチョ、メカジキのムニエル、大根ツナサラダ。 それに合わせて選んだのは、スペインの大手「ミゲール・トーレス」がチリで造っている白ワイン。 このワイン、なんだかのコンテストで金賞をとったワインらしく、 妙齢のお嬢さんが5種類ほど試飲させてくれた中で一番果実味が豊富で、 出過ぎた樽香が無かったんでチョイス。 師範的には、普段は試飲しても確固たる信念と毅然とした態度でもって、 そのワインを購入することはほとんどないんだけど、 この時ばかりはお嬢さんの熱意と笑顔に負けて…(←オヤジ)
色はやや薄めの黄色。まぁ値段相応なんの変哲もない色。 でも香りが凄い。良いアルザスとかにあるような、 野花っぽさと揮発油っぽさが融合した華やかな香りが満開。 味も良い感じ。ギュッと締ってて、酸味の具合も丁度良くて。 口に含んで、一瞬妙な感じ(プラスチックみたいな感じ)があるけど、余韻も十分長いし、 かなり高品質であることは間違いない。
香り華やか味わいクッキリで、かなり師範好みのワイン。 売り子のお嬢さんの熱意がボトルに込められたか。
76点自宅にて

18日(木)

Domaine Boyar Merlot Reserve 1995
ドメーヌ・ボイヤール メルロー リザーヴ 1995
Vinzavod Assenovgrad
ヴィンザヴォッド・アッセノヴグラード
Red
Assenovgrad (Bulgaria)
アッセノヴグラード (ブルガリア)
\5002000/04/16 青葉台東急百貨店メルシャン
先月のカベルネ・ソーヴィニョンに引き続き、 ドメーヌ・ボイヤールのメルロー。カベルネ・ソーヴィニョンは何度か飲んだけど、メルローはお初。
色はやっぱり普通に濃い。ほんのちょっとエッジがオレンジがかってるかな、って程度。 香りは、お得意の梅干しっぽい香りと、軽めの果実香や軽めの樽香。 グルグルとグラスを回すと、アルコールっぽい香りに支配されてしまう。 味もなんだか平板。抜栓してすぐは酸味ばっかり感じてしまい、 時間が経っても(酸味は目立たなくなるものの)なんだか年寄りくさい雰囲気にしかならない。
傾向としてはカベルネと酷似、なんだか分不相応に歳をくったワイン。 もっと若いうちに飲んだら美味しいような気はするんだけど、 マーケット的には『この値段でこんだけ熟成したワインが買える!』って点を重視してるんですかね。
64点自宅にて

17日(水)

Concha y Toro "Sunrise" Pinot Noir 1997
コンチャ・イ・トロ "サンライズ" ピノ・ノアール 1997
Concha y Toro
コンチャ・イ・トロ
Tinto
Central Valley (Chile)
セントラル・ヴァレー (チリ)
\1,1802000/04/26 カーヴ・ド・リラックスメルシャン
今日のワインは、チリの大手"コンチャ・イ・トロ"のピノ・ノアール。 ここの"サンライズ"シリーズはカベルネとかメルローとかシャルドネだったらどこでも見るけど、 ピノ・ノアールを見るのははじめてだったんで、ちょっと高いような気がしたけど購入。
色は濃く青い紫。ピノ・ノアールとは思えない感じの色。 香りもピノっぽくない。果実香が弱いというか、蒸れた遠足の苺というか、汗臭いというか、 そういう感じの香り。 味は若干ピノかな。過熟した木苺みたいな雰囲気がなんとなくピノ。 でも、色とか香りの割にはスンナリした味わいで、なんとなく物足りなさが残る。
まぁイケるんだけど…って感じ。 やっぱりピノ・ノアールって難しいんですかね。 コンチャ・イ・トロとしても最近造り出したんじゃないかなと思うので、 チリの旗頭としての今後の健闘に期待。
67点自宅にて

14日(日)

突然師範代のご友人が来宅。師範自らカツオのタタキ・ガーリックソース、ビーフシチューを作って。

Oriol Rossell Brut Rose N.V.
オリオール・ロッセル ブルット・ロゼ (ヴィンテージ無し)
Oriol Rossell
オリオール・ロッセル
Espumoso
発泡
Cava
カバ
(Spain)
(スペイン)
\9802000/04/26 カーヴ・ド・リラックスリラックス
…というわけで、作った料理が魚あり肉ありだったんでオールマイティな泡モノを。 カバのロゼは、見た目の華やかさの割にはお値段は手頃なんで、こういう席にはうってつけ。
カバのロゼゆえ色は当然濃い目のピンク色。シャンパーニュだったらちょっとわざとらしいってくらいの色あい。 香りは弱い。弱いけど良いんですよ、どうせビール代わりだから。 味も弱い。でも、特に嫌な鋭さとか無いんで、ビール代わりの泡としては十分。
じっくり楽しむには力不足だけど、こういう「なんとなく食事を華やかにしたい」というニーズにはうってつけ。 なにより安いし、あんまりワインとか飲まない人たちには嬉しいアイテムだと思うし。
70点自宅にて

Per' Pat Merlot 1997
ペル・パト メルロー 1997
Patriarche Pere et Fils
パトリアルシュ・ペール・エ・フィス
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\6862000/03/23 パスポート 戸塚店三菱商事
ビーフシチューに使ったワイン。道場のビーフシチューのベースは、無塩野菜ジュースとワインだけなんで、 それだけでワインは2/3使ってしまいます。要はその残り。
色はやや濃い目。ノン・ヴィンテージなんで若さを数値的には知り得ないんだけど、 思ったよりエッジのところあたりが褐色化したやや熟成を感じる色合い。 香りはまずまず。そこそこに良い感じの果実香があって、料理用には十分。 味も予想通り。そこそこの濃さとそこそこの酸味/渋味のバランス。 飲んでもまぁ飲めるし、料理用に使ってもあまり悔いの無い味わい。
師範の持論として、「料理用のワインをケチるべからず」ってのがあるんだけど、 まぁ合格のワイン。出来たビーフシチューもなかなか良かった。
69点自宅にて

頂いたお菓子(鎌倉カスター)と下記ワインを持ってご近所宅へ。

Chateau Haut-Badette 1992
シャトー・オー・バドット 1992
Ch. Haut Badette
シャトー・オー・バドット
Rouge
Saint-Emilion
サンテミリオン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,4802000/04/26 カーヴ・ド・リラックスリラックス
お菓子が余るのももったいない話だと思ったんで、頂いたのを持ってご近所宅へ。 お菓子だけ持っていくのもアレなんで、適当にワインも見繕って。
結果、そこそこアタリなワインでした。色はやや薄め。色だけ見たらちょっと頼りないボルドー。 香りは結構良い感じ。やや平べったい感じの果実香と、針葉樹っぽい雰囲気のある樽香。 味もまずまず。非常になめらかな味わいで、渋味も酸味もカドがとれててすんなり飲める感じ。
葡萄自体のパワーはそれほど強くないんだけど、適度な熟成期間を経て、 それなりに良い感じに仕上がったワイン。この手のワインって、1992くらいが丁度良いのかも。
75点ご近所宅にて

13日(土)

Bourgogne "Pinot Noir du Chateau" 1997
ブルゴーニュ "ピノ・ノアール・デュ・シャトー" 1997
Dom. du Ch. de Meursault
ドメーヌ・デュ・シャトー・ド・ムルソー
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9802000/04/26 カーヴ・ド・リラックスリラックス
シャンパンみたいなズングリしたボトル、ドメーヌであってシャトー、 フランスの高級感を一身に背負ったワイン。(っつってもACブルゴーニュ)
やや濃く青みが強い、透明感のある紫。 気合の入ったブルゴーニュか、気合の入ってないボルドーか、ってぐらいの色。 香りは結構良い感じ。セメダインみたいな雰囲気と革みたいな雰囲気があって、 パーっと開く感じがあって。 味はかなり良い感じ。スーっと入ってきて、刺々しさが無くて、 酸味と渋味のバランスも良くて。あと甘味もう少しがあったらもっと良いんだけどなぁ。
3時間近く欠けて飲んだけど、時間が経っても全く変化なくそのまんま。 残念なようでもあり嬉しいようでもあり。
高級ワインの片鱗を感じることが出来るワイン。それにしても、1997産のブルゴーニュって、 革っぽい感じが強いのが多くないかなぁ。もちろん高級ワインは知らないんだけど。
74点自宅にて

12日(金)

Les Domaines Paul Mas "Vignes de Nicole" Cabernet Sauvignon-Merlot 1996
レ・ドメーヌ・ポール・マス "ヴィーニュ・ド・ニコル" カベルネ・ソーヴィニョン−メルロー 1996
Les Dom. Paul Mas
レ・ドメーヌ・ポール・マス
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,2002000/04/16 青葉台 しんかわ酒店モトックス
本日の夕食は酢豚。 そういう料理の場合、師範的には新大陸系(特に豪州産)が一般に合うような気がするけど、 今日は仏国産で。というのも、このワインは先月飲んで濃く美味かった白と同じ銘柄。 だもんで赤も案外濃いかなぁ、と思って。
色は予想通り濃い紫。ちょっとだけ静脈血的重さを感じる色合い。 香りも予想通り。新大陸的なみっちり濃いカシスとかのベリーっぽい香りと、 ボルドー的な土臭い香りが同居している。樽香もしっかりでなかなか良い感じ。 味がちょっと予想外。ドーンと重いかと思えば案外軽い。 というか、軽いわけじゃ無いんだけど、アルコール感が弱くて(表記では12%)、 しっかりした味の割にはスルッと飲めてしまう。
そこそこ美味い。先入観をとっぱらえば結構良い印象のワインじゃないかな。 で、酢豚との相性はどうか、というと…酢豚の甘酢が極めて薄く、 いわゆる酢豚っぽく無かったんでニュートラルな感じで合わなくは無かった。 でも、よく「料理との相性」とか言うけど、料理ってワイン以上に同じ名前でバリエーションが広いんで、 そう簡単には伝えられないなぁ、と実感。
72点自宅にて

10日(水)

Panther Creek Pinot Noir 1997
パンサー・クリーク ピノ・ノアール 1997
Panther Creek Cellers
パンサー・クリーク・セラーズ
Red
Willamette Valley (Oregon / USA)
ウィラメット・ヴァレー (オレゴン / アメリカ合衆国)
\1,5002000/04/16 青葉台 しんかわ酒店カリフォルニアワイン・トレーディング
とっても久しぶり(3ヶ月ぶりくらい)の米国産ワイン。米国といっても、 カリフォルニアとは違ってオレゴン産。カリフォルニアの安ワインだと、 なんだかむやみに濃いのが多かったりするけど、オレゴンあたりだとやや気候も冷涼なんで、 比較的スッキリしているような気がして。まぁ安ワインというには気持ちお高めだけど。
抜栓してビックリ!コルクの裏に、酒石だかわからないけど泥状のものがベットリ。 注ぐとその一部がグラスに入るんで、あまり気持ちの良いものではないですな。 色は、カリフォルニアより薄いけどブルゴーニュより濃い感じ。エッジがちょっとオレンジがかっている。 香りのボリュームはあるんだけど、 なんだかほとんどがアルコール臭みたいな感じ。 味…これが不味い。口に含んだ瞬間は比較的ソフトだけど、3秒くらいでかなりの苦味を感じ、 6秒くらいから恐ろしい酸味に襲われる。
…と、最初は最低なワインだったんだけど、万が一を期待してちょっと置いて(風呂に入った後) 飲んだら、香りはバニラっぽいカラメルっぽいいい感じの樽香が出てるし、 味も依然酸味は強いもののそれほど強烈なものでは無くなって、そこそこイケるワインに変化。
最初はとんでもなく酷いワインだったんだけど、後半そこそこに。 とはいえ大して美味くはないことは事実。コルクの裏の件もあるんで、もしかしたら劣化してたのかも。
55点自宅にて

9日(火)

Soave Superiore 1998
ソアヴェ・スペリオーレ 1998
Pasqua
パスクァ
Bianco
Soave
ソアヴェ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
\7502000/04/16 青葉台 しんかわ酒店国分
今日の夕食はカツオのたたきとアナゴの白焼き。 こんな純日本的メニューには、ってことで選んだのは、イタリアの安ソアヴェ。 この手の大手メーカーによるどこでもある系ワインを買う時って、 以前飲んだことがあってハズレだったりしないかとちょっと不安。 回避策として、どこからでも道場が見られるようにi-mode対応のページを作ろうか、 なぁんて考えたけど師範は携帯電話持ってないんで全く意味無し、速攻却下。 まぁ幸いこのワインとは初稽古だったんで良かったけど。
色は非常に薄いレモン色。…って、ほぼ透明なボトルなんでそりゃ外から見ても判る。 香りは案外良い感じ。弱いんだけど、柑橘系のキュン!と締った華やかさがなんとも可愛らしい。 味も悪くない。若干苦味はあるものの、軽めだけど軽すぎない味で、おだやかな酸味と余韻の長さもあって。
結構良い感じであります。買ったのが"ラインナップにこだわりアリ"みたいなお店だったんで、 店主の選ワイン眼を試す意味もありこういう大手モノもチョイスしたんだけど、 なかなかヤルですな。
71点自宅にて

6日(土)

本日は、ご近所宅のご夫婦と御曹司を招いての餃子会。ビールを飲んだ後ワインも。

Cotes du Rhone "Le Gramenon" 1997
コート・デュ・ローヌ "ル・グラムノン" 1997
Dom. Gramenon
ドメーヌ・グラムノン
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\1,4802000/04/26 カーヴ・ド・リラックスリラックス
「餃子にはローヌでしょう」という根拠不明な自信の下チョイスしたワインがこれ。 グラムノンのワインは(ヴィンテージは違うけど)過去 何度か飲んでて、なかなか面白みがあるんで良いんじゃないかな、と。
話は変わるけど、グラムノンの当主が最近交通事故で亡くなった、って噂は本当ですかね?
そこそこの濃さ、青みの強い色、青畳のようなトボケ系の香り、やや甘味のある味わい。 ヴィンテージが変わってもおよその雰囲気は変わってない。 このAOCとしてはちょっと高めかもだけど、 「ハズさない」造り手ですね、グラムノン。
まずは予想通り。餃子との相性は…って、よくわかんない。変ではなかったけど。
(75点)自宅にて

Los Vascos Cabernet Sauvignon 1998
ロス・バスコス カベルネ・ソーヴィニョン 1998
Vina Los Vascos (Dom. Barons de Rothschild (Lafite))
ビーニャ・ロス・バスコス (ドメーヌ・バロン・ド・ロートシルド (ラフィット))
Tinto
Colchagua (Chile)
コルチャグア (チリ)
ご近所宅よりサントリー
ご近所宅にお持ち頂いたのは、ボルドーの名門ラフィットが資本参加したチリのワイナリー、ロス・バスコスのカベルネ・ソーヴィニョン。 このワインも以前に飲んだことがあって、 なんだか頼りない印象だったんだけど…
気のせいでした。色も濃いし香りもカシスの香りバンバン、 味こそちょっとスレンダーな感じがあるものの、全体として薄いなんて印象は全く無い。 若くて固い感じではあるんだけど、そこは南米産、今飲んでも結構イケる。
印象ガラ変。多分ボトルの差やヴィンテージの差なんてあんまり無いだろうから、 師範の感覚器は全くアテにならん、ということか。
(73点)自宅にて

5日(金祝)

O氏御夫妻と房総方面へ「魚めぐり」の旅。

昼は、東金付近の九十九里浜にある、ゴンちゃんという店で。
このお店、要は海の家なんだけど、海産物のバーベキューが充実。我々が食べたのは以下。

お会計は4人で10,000円程度。
鮮度が良いんで素材は美味いけど、ガスで焼くだけなんで単調な味。 食材の値段としては高いけど料理の値段としては安い、という感じの値付け。 良く言えば野趣満点、悪く言えば雑然とした中で食べるバーベキュー。
グループとか、ご家族連れとか、食事をイベントとして楽しむのには「手軽な非日常」 として結構面白いんじゃないかな。

夜は、銚子の犬吠埼灯台のそばにある一山いけすという店で。
観光バスでも乗り付けられそうなでっかいお店で、 お店の人が注文を取りにきてくれるんではなくて自分で食べたいものを受け付けに申告するシステム。 我々が食べたのは以下。(記憶に頼って書いてるんで値段とかはいい加減)

和食の繊細さとかは望むべくも無いけど、豪快に鮮魚を食べられる。
特に驚いたのがアイナメの活き造り盛り合わせ。40cm以上はあるような大アイナメのアライと、 車エビ、カツオ、マグロ、赤貝、ヒラメ?の刺身がドッカンと乗っている。 一切れがデカくて口一杯。もう刺身だけで腹いっぱいになる感じ。
刺身以外でも、海老天ぷらの海老は特大サイズ(\850で2匹)だし、 イセエビの寿司は一貫に小ぶりなイセエビ一匹だし。
食べた量を考えると、値段はとっても安いと思う。 「雰囲気とかサービスは不要、とにかく鮮度の良い魚を豪快に」というニーズにはまさにうってつけ。 なかなか満足度の高い店でした。

…というような一日。雲一つ無い良い天気で、連休真っ只中に行楽地へ出向いた割には渋滞にもはまらず、 非常に楽しい休日でした。ありがとうね、O氏御夫妻。


4日(木祝)

またまたヒマだったんで、市川に住む友人O氏宅を訪問することに。
で、夕食は行徳にあるレストラン「ビストロ・アルザス」という、 席数16席、テーブル5つというとっても小ぢんまりしたお店で。 「アルザス」ってくらいだからアルザス料理が中心なのかなぁ、なんて思ったけど、 アルザスワインが多い以外は特に料理にそのような感じはなく、 和風に味付けした料理や日本酒まで置いてある、「地元フレンチ」的な感じのお店。
料理は、コースが確か4,000円〜6,000円くらいだったけど、なんとなくピンとこなかったし、 アラカルトの値段が安い(一皿900円〜2,000円台)のでアラカルトで注文。食べたのは以下。 友人夫妻は、上記以外では生ハムサラダ \900 とかホタテのプロバンス風 \1,500 とか。
他にはガーリックトースト \400×2 とコーヒー \400×4。

ボリュームはかなり多め。 前菜とかは、「ヤマザキ 春のパン祭り」で貰えるような味も素っ気もない皿に、 御家庭でも十分再現可能な味付けで出されたんで、やや「ウムム」といった感じ。 パスタは明らかに茹で過ぎ。フランスでパスタ食べると、しばしばこんな感じで茹で過ぎのにあたるんで、 そこまでフランスのビストロを再現してるんだったら凄いけど。 メインは一応ディナー皿で、 (あまり好きな系じゃなかったけど)手の込んだドッシリと重い味付けだったんで、そこそこ納得。
サービスは…そういうことを期待する店じゃないんでしょうね。 フロア担当は(多分若い)女性一人。体格的にはアルザスで良く見かける系。 コースの説明とか「本日の魚」とかの説明を求めてもあんまり要領を得ないし、 丁寧だけども愛想のないお運びさん。
それでも、結局この日は満席に。ちゃんと地元に根付いてるんですね。

ここで飲んだワインは以下。

Sylvaner 1995
シルヴァネール 1995
Alsace Willm
アルザス・ウィルム
Blanc
Alsace Sylvaner
アルザス・シルヴァネール
Alsace (France)
アルザス (フランス)
(\4,200)2000/05/04 ビストロ・アルザス廣屋インターナショナル
このお店のワインリストは、白8種、赤6種くらい。白は半分以上がアルザス産で、 値段は3,600円〜5,500円くらい(ハーフだとその2/3程度)だったか。 ヴィンテージも造り手も書かれていないリストなんで、少ない本数ながらわかりにくさ満点。
で、「当然"ビストロ・アルザス"なら最初はアルザスの白でしょう」ってことで、 リースリング、ゲヴュルツ、ミュスカ、ピノ・ブラン、シルヴァネールとあった中から、 一番安かったこれをチョイス。グラスが(脚が緑色の) アルザス・グラスだったのはちょっと気が利いているけど、 常温で保存されてたみたいで、注文しても(ワインクーラーで冷やす間)かなり長い時間出てこなかったし、 かつあんまり冷えてなかったのはイマイチ。
色は結構黄色っぽくて濃いめ。 香りは、色とは違ってなんとなく薄め。アルザスの持ち味である華やかな香りが無くて残念。 味も、ちょっと酸が出すぎ。酸っぱい割にはなんだかフレッシュさがなくて、 必要以上に歳を取り過ぎた、って感じ。
ずーっと前から在庫されてたんじゃないだろうか。 回りのお客さんでワイン飲んでる人は居ないし。
(63点)レストラン "ビストロ・アルザス"にて

Cotes du Rhone "Les Rigandes" 1998
コート・デュ・ローヌ "レ・リギャンデ" 1998
Dom. Reine Pedauque
ドメーヌ・ライヌ・ペドーク
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
(\3,600)2000/05/04 ビストロ・アルザス廣屋インターナショナル
で、まぁ次は赤かな、と。 リスト上で最高額の赤が、「クローズ・エルミタージュ 4,200円」だったんで、それを注文。 すると『はい、お一つですか?』とのお言葉。いやー初めての経験。
で、結局所望のワインは品切れ。別の(店のマダム的)女性が出てきて、 『このワインは無いからこっちはどう?』と薦められたのがボルドーのミシェル・ランシュ。 って言うかさすがにそれは方向性が違い過ぎ。 ボルドーの安ワイン飲む気分じゃなかったんで、リスト上にあった 「コート・デュ・ローヌ 3,600円」の造り手が誰なのか聞いたら、 『え?作られた場所?ちょっと待ってね』って感じでボトルを見せて貰った(なぜか白)。 知らない造り手だったけど、なんだか面倒だったんで「これの赤を」とチョイス。
…という選ばれ方をしたワインだったんだけど、案外これがアタリでした。 色も味も軽めだけど柔らかい甘味があって、ローヌらしいトボケた感じも悪くなくて。
期待してなかった分だけ喜びもひとしお。
(75点)レストラン "ビストロ・アルザス"にて

4人で飲み食いしてお会計は税込み27,720円(サービス料無し)。
相当お腹いっぱいになったし、いろんな意味で楽しめたんでこれはこれでオッケーかな、と。

以下、友人宅で飲み直し。

Bourgogne Hautes Cotes de Nuits 1997
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ 1997
Mongeard-Mugneret
モンジャール・ミュニュレ
Rouge
Bourgogne Hautes Cotes de Nuits
ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9802000/04/26 カーヴ・ド・リラックスAMZ
師範が持参したのは、名門モンジャール・ミュニュレのオート・コート・ド・ニュイ。 (全然ランクは違うけど)以前この造り手のを飲んでかなり好印象だったんで期待して。
色は比較的濃いめ。ちょっと南の方っぽい、青みの強い濃さ。 香りも南っぽい。ブルゴーニュというよりローヌあたりのワインを彷彿とさせる、 ちょっとトゲのある系の香り。 期待した「カラメルっぽい樽香」や「木苺っぽい果実香」がほとんど感じられなくて残念。 味も香り通り。しっかりとした味ではあるんだけど、なんとなく固くて楽しさに欠ける。
悪くはないと思うんだけど、別段良くも無い。 若すぎたのか、そもそもこんなもんなのか。
(70点)O氏宅にて

Marsannay "Les Longeroies" 1995
マルサネ "レ・ロンジュロワ" 1995
Rene Bouvier
ルネ・ブーヴィエ
Rouge
Marsannay
マルサネ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
O氏より 稲葉
飲む人3人で4本目。O氏が出してくれたのもブルゴーニュ。 お値段的には4,000円ちょっとしたとか。
最初の一口目は、上のワインとほとんど見分けがつかなかった。 酔っ払ってはいたけど、それにしても似てたと思う。 同じブルゴーニュとはいえ、場所も造り手もヴィンテージも違うのに面白いもんですな。 時間が経つと、こっちはちょっと良い変化というか、 革っぽい香りが強くなったり、味わいがまろやかになったりした分好印象。
まずまずのブルゴーニュ。 でも、4,000円も出して「まずまず」って程度じゃぁさぞ無念であったでしょう。 O氏の心中お察し申し上げます。
(73点)O氏宅にて

と、この日はO氏宅に泊めて頂いて。


3日(水祝)

天気良し、でもやること無し。 ってことで鎌倉方面へ散歩へ。いやー、凄い人出でした、鎌倉。

で、鎌倉でランチ。店は以前行ったことのあるイタリアン、"ア・リッチョーネ"。 午後2:30に予約した(この店のランチは午後4:30まで、ラストオーダーは3:30)んで、 かなり遅いランチだったんだけど、店の前には待ち人の列。予約しといて良かった良かった。

食べたのは師範/師範代とも2,500円のコース。

正直言って普通のメニューで、特に驚くような料理じゃないんだけど、味自体はそこそこイケる。 自家製ハーブとかの香りも良い感じだし、観光客大満載な割にはサービスもちゃんとしているし。 鎌倉見物の際、ちょっと立ち寄るには丁度良い店。(ランチのコースだと1,300円とか1,800円とかもあるし)

昼夜兼用の食事ってつもりだったんで、ワインも一本。

Vitiano 1998
ヴィティアーノ 1998
Falesco
ファレスコ
Rosso
Umbria (IGT)
ウンブリア (インディカツッイオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Umbria (Italia)
ウンブリア (イタリア)
(\3,600)2000/05/03 イタリアレストラン "ア・リッチョーネ"オーデックス・ジャパン
ワインリストには写真入りで沢山のワインが載ってるんだけど、 かなり判りにくいし結構品切れも多いみたい。 自分で選ぶんじゃなくてお店の人に相談するのがこの店の流儀らしいですな。 で、師範はリスト見て適当に『これ下さい』と言ったんだけどあいにく品切れ。 「そういう感じのワインをお持ちします」と言われて出されたのがこのワイン。 師範がお願いしたのと同じでサンジョベーゼとカベルネ,メルローの混醸、かつ値段も一緒ってことらしい。
色はかなり濃い。カベルネやメルローが入ってるせいかかなり青みの強い濃さ。 香りのボリュームはまずまず。イタリアらしい明るい感じの香りと、フランスっぽい重い感じの香りが同居。 樽香も若干ある。 味は案外軽め。ランチで飲むのに丁度良い、スルスルっと入っていく感じ。
そこそこ満足の行くワイン。グラスも大ぶりのものを使えるし、 レストランでこれくらいの値段だったらお買い得ってとこでしょう。
75点イタリアレストラン "ア・リッチョーネ"にて

サービス料無し、税込みでお値段は9,030円。まぁ満足。


2日(火)

Chablis 1998
シャブリ 1998
Jean Lafitte
ジャン・ラフィット
Blanc
Chablis
シャブリ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\9992000/04/16 青葉台東急百貨店丸紅食料
本日は、師範代はご出勤、師範はグータラ休暇、よって師範が夕食の用意を。 魚屋へ行ったらイワシが新鮮そうで安かったんで、晩飯はイワシの塩焼きとイワシの握り寿司、 あとはカンパチの刺身とメカブの酢の物に決定…ってまるで「三十路主婦日記」のようですな。 とまぁそういう料理なんで、合わせたのは王道っぽくシャブリで。
色は値段相応な濃さ(薄さ)。レモン色というよりやや黄色に近い。 香りもまずまず。柑橘系の感じと野バラみたいなキュートな感じがあって、 口の中にはなんとなく香ばしい感じ(樽じゃないと思う)も残って。 味もオッケー。迫力は無いにしても、ギュッと締った味わいで凝縮感がある。 自分で作った握り寿司みたいに結構生臭みの強い食材とも相性良し。 かなり冷やしてもしっかり味や香りがあるのも嬉しい。
値段を考えれば十分満足なシャブリ。青葉台周辺ご在住な方は是非ゲッチュー。
74点自宅にて

先月分へ

by 師範