稽古日誌:2006年5月

 右写真左側は今年のバジル。 昨年栽培して、半年以上楽しめたことに気をよくして今年も登用。 モノグサ者の師範は、面倒なんで苗から買ってきて、一週間目くらいの姿がコレ。
 右写真右側は、それに対抗してかプチ師範代が種から栽培を始めたイタリアンパセリ。 師範代が買った化粧品か何かの販促物として付いてきたものらしい。 こちらはまだ根が出始めたばかり。
 どっちも上手く成長して美味く食べられれば良いですなぁ。

翌月分

31日(水)

Domaine Saint Vincent Sauvignon 2004
ドメーヌ・サン・ヴァンサン ソーヴィニョン 2004
Dom. Saint Vincent (Les Caves de la Cessane)
ドメーヌ・サン・ヴァンサン (レ・カーヴ・ド・ラ・セッサーヌ)
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,0402006/05/04 マルシェ・ディ・ジュール エスポア
 本日のワインは、先週飲んだ赤と同じ作り手の白。 裏ラベルに書かれた内容で、「新樽8ヶ月熟成」は赤と同じだけど、 なぜか収量に関してはこちらは触れられていない。 そもそもそういうこと書く造り手の方が少ないんで、 書かれていないからといって即ダメってことでは全く無いんだけど、 やっぱり「なぜこっちには書かんの?」って疑問には思ってしまいますなぁ ・・・な〜んて極めてニッチな趣味と思われる裏ラベル談義。 ちなみに料理は、カツオの刺身、カツオとレタスのサラダ、筑前煮、 というジャポネスク調の品々。
 色は淡い麦わら色と薄いレモン色の中間。 香りは、それほどのボリュームは無い。傾向的にはフランス(特にボルドーやロワールあたり) のソーヴィニョン・ブランにありがちな草っ原香と柑橘系の香りがメイン。 新樽8ヶ月の割には樽香はほとんど感じない。 ま、白ワインの分不相応な樽香は好まない師範には良い傾向だけど。 味は、濃さという意味では特段の不満は無いんだけど、 なんとなく四角四面でガチャガチャゴリゴリした印象は否めない。
 きっちり真面目に造られたワインだとは思うけど、 享楽性という観点では赤に対しては多少見劣り。 値段を考えると当然かもしれないけど、トータルの印象では「普通の白ワイン」。
70点自宅にて

28日(日)

La Cupola Pinot Nero 2004
ラ・クーポラ ピノ・ネロ 2004
Neirano
ネイラーノ
Rosso
Monferrato
モンフェラート
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
\1,8902006/05/08 日進ワールドデリカテッセン 稲葉
 本日の夕食メニューは、豪州産牛肉のサーロイン・ステーキ ガーリック・ソース、 トマトとマカロニのサラダ、スナップ・エンドウ。 ワインは、 門下生からのお薦めありの一本。 税抜きで220円も高かったけど買っちゃったもの。 料理が料理なんで、もうちょっと濃そうなニューワールド産あたりとどっちにするか悩んだけど、 折角の週末、美味い保証のあるものが良かろうと。
 色はキレイな赤紫色で、その雰囲気はまさにブルゴーニュ風。 香りも梅っぽくて革っぽくてとってもブルゴーニュ。 「ジュヴレ・シャンベルタンそのもの」かどうかは置いといて、 普通に出されりゃブルゴーニュとしか思わんでしょうな。 味は、ブルゴーニュにしてはちょっとサービス精神が旺盛すぎというか、 甘酸っぱさの感じが人懐っこ過ぎる気がする。 もちろん嫌なモノがあるわけじゃないし、それはそれで良いんだけど、 なんとなく奥行きに欠ける感じが残念。
 時間が経ってもその傾向に変化は無く、ずーっと険しさの無い穏やかなブルゴーニュ、といった雰囲気。
 というわけで、やや複雑さや深みには欠けるけど、 2,000円以下という値段を考えると十分に満足のいくピノ・ネロ(ピノ・ノワール)。 だってブルゴーニュの一流ドコロであればACブルゴーニュすら買えない値段だからね。
80点自宅にて

27日(土)

Vernaccia di San Gimignano 2004
ベルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ 2004
Belinda Coli
ベリンダ・コーリ
Bianco
Vernaccia di San Gimignano
ベルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\1,2542006/05/04 サンタムール 麒麟麦酒
 昨日のカツオがかなりのサイズだったんで、半分は残して本日も刺身。 それに加えて本マグロ(チュニジア産の畜養)のチュウトロも刺身に。 あとはオクラの酢の物とホタルイカの酢味噌和え、 メイン?はナメタガレイの煮付け。 というわけで極めて和食度が高く、 清酒が合いそうなメニューであるにもかかわらずワインを。 モノは、トスカーナの白、DOCG格付けのベルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ。 なんだか舌を噛みそうな名前ですな。
 色は普通の白ワインの色。香りは弱い。大変弱い。 深〜く嗅ぐと、グラッパのような香りがようやくしてくる。要はアルコールの香りですな。 味も、酸味だけが味わいとしてあるだけで、あとは極めて平板で金属的な雰囲気。 刺身に合わせるには無難だけど、無難過ぎてつまらなさ大全開。
 これが500円の安イタリア白だったら「まぁそんなもんかな」とも思えるんだけど、 1,000円以上してるからねぇ。飲まなきゃ良かったってほどじゃないけど、買ったのは明らかに失敗。 見た目も500円レベルだし、なぜこんなのを買っちまったのか、 己に猛省を促したい気分。
53点自宅にて

26日(金)

Catania 2004
カタニア 2004
Cacharel Venedos y Bodegas
カチャレル・ベネドス・イ・ボデガス
Tinto
Ribera del Duero
リベラ・デル・ドゥエロ
Ribera del Duero (Espana)
リベラ・デル・ドゥエロ (スペイン)
\1,1402006/05/04 サンタムール カツミ商会
 本日の夕食は、サラダ風カツオのタタキ、鳥のから揚げ。 ワインは赤で、苦手意識のあるスペイン産のテンプラニーヨだけど、 なんとなくモダンなラベルなんで、あまり田舎くさかったりヤニくさかったりしないことを期待して購入したもの。 造り手が貼ったと思われる裏ラベルには、"MOUTH : LIGHT TO MEDIUM BODIED"なんて書かれている。 自分から「アタシは軽いよ」と言っているワインは珍しいなぁ。 でもアルコール度数は14%もあるんだけど。
 色は普通に濃い紫で、案外サラリとした外観。 香りは、まず最初に感じるのが饅頭をふかすような匂い。 その饅頭も肉まんとかじゃなくてアンコの入った昔ながらのヤツ。 師範が幼少の折に住んでいた家の斜め向かいに饅頭屋さんがあって、 一日中この匂いがしていたなぁ、と回顧させる雰囲気(って極めて個人的ですが)。 あとはちょっと鋭めの果実香が香ってくる。ステンレスなのか樽香は感じない。 味は、裏ラベルに偽り無く軽い味わい。
 悪くは無いけど、この値段のスペイン産ということを考えるとちょっと物足りないかなぁ。 ラベルの印象からは、もっと樽がガツンと効いていて、味わいもドッシリしたものが想像されるんだけど。 ま、そのあたりの誤解を解くため「ホントはこうですよ」と裏ラベルに書いているんであれば良心的。
69点自宅にて

24日(水)

Domaine Caudeval Pinot Noir 2003
ドメーヌ・コードヴァル ピノ・ノワール 2003
Dom. Caudeval
ドメーヌ・コードヴァル
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\9802006/05/08 日進ワールドデリカテッセン ドウシシャ
 本日の夕食は師範ご謹製のお好み焼き。 タップリのキャベツを小さく刻んで(ここは広島風)、 そのキャベツを生地に混ぜ込んで(ここは関西風)という広西折衷タイプ。 ふっくら焼きあがるんだけど、じっくり焼かないと中まで火が通らない危険な一品。 ワインは南仏産の3桁ピノ・ノワール。 なんせ裏ラベルに書かれた「合う料理」の筆頭にお好み焼きが挙げられてますから。 南仏のピノ/3桁のピノともにババを引く可能性が大なんだけど、 売られているのをみるとつい買っちゃう師範。
 色はやや薄め。あまり南仏らしくは無くて、ACブルゴーニュと言ってもいいような色合い。 香りは確かにピノ・ノワール。ただ、北の方のプリティな木イチゴ香より南の方の野蛮なケモノ香に近い感じ。 味はかなり軽め。そういう点ではACブルゴーニュっぽい。
 1,000円〜1,500円のACブルゴーニュ相当、といった感じかなぁ。 とすれば若干お買い得感はあるわけだけど、だからといってまた飲みたいワインというわけでもない。 ちなみにお好み焼きとの相性は別に普通でした。 今日は飲んでる最中にちょっとトラブルがあって(幸い大したことはなかったけど)、 飲むのを途中で止めたんで半分は明日稽古。
 バキュバンして冷蔵庫保存した翌日。 香りも味もあんまり変わってないような。 そのあたりはピノ・ノワールとしては強い部類に入るのかも。
68点自宅にて

23日(火)

Domaine Saint Vincent Cabernet 2004
ドメーヌ・サン・ヴァンサン カベルネ 2004
Dom. Saint Vincent (Les Caves de la Cessane)
ドメーヌ・サン・ヴァンサン (レ・カーヴ・ド・ラ・セッサーヌ)
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,0402006/05/04 マルシェ・ディ・ジュール エスポア
 火曜日は通常休肝日なわけだけど、 本日はプチ師範代の保育園の遠足だったため勤務先をお休み、 休みの日に飲まないってのもなかなか辛いものがあるので飲むことに。 夕食のメニューはハンバーグなんで、そこそこ強そうな赤をチョイス。 選んだのは南仏産のカベルネで、 コレと同じく横浜スタジアムそばに出来た 「マルシェ・ディ・ジュール」という店で購入したもの。 お手頃価格だったので、白のソーヴィニョン・ブランも同時購入。 裏ラベルには「1ヘクタールあたり50hlの低収量」「8ヶ月新樽の小樽で熟成」 とか書かれていて、なかなか期待が出来そう。
 色は、いかにも若い南仏産のカベルネといった風情の、 青く濃い紫。アルコール度数がそれほど高くない(12.5%)ためか、ネットリ感はあまりない。 でも、香りのボリュームはなかなかのものだし、 ギュッと凝縮した果実香があって結構良い感じ。 想像したほどには樽香は強くないけど。 味も、香りと同じく凝縮感があり、バランスも悪くない。 いかんせん若いためかややカドが取れていない感じはあるけど、 1,000円のワインと思えば十分に許容範囲内。
 外観から伝わる印象通り、真面目でちょっぴりモダンな雰囲気のワイン。 やっぱり裏ラベルに醸造関連のデータなんかが書かれているワインは信用できますな。 その意味でも裏ラベルの上に輸入元のステッカーは貼らないで頂きたい。 このワインの場合、キャップシール上、 瓶にかからない位置にソレが巻いて貼られてあり大変グッジョブ。 どこにもバーコードが無いんで、販売店での扱いは面倒かもだけど。
77点自宅にて

21日(日)

 今日は元?同じバンドのボーカリストにして門下生七十三号のつぐみさんとブルーノート東京へライブを聴きに。

 セカンド・ステージの開始は21:00から。 ということで18:00にブルーノート東京で待ち合わせして、 入場整理券を取って、食事に向かったのが以前も行った焼き鳥屋の焼鳥倶楽部という店。 今回も前回と似たようなメニュー(焼き鳥いろいろ、鶏ササミの梅肉和え水菜とジャコのサラダ、他いろいろ)を注文。 やはりなかなか美味いですなぁ。焼き鳥のレバー(右写真)なんかも中は半生でとってもいい感じ。
 お酒は、初めに生ビールを2杯飲んで、その後芋焼酎(銘柄失念)を一杯、 最後に生グレープフルーツサワーという流れで。 後になって見返すと、(焼酎がボトルからグラスになった以外)前回の時と全く同じ順番。 サイト同様に全然変わり映えしない師範の嗜好。
 お会計は2人分で7,300円だったかな。ライブ前にちょっと食事、ってのにピッタリの店であります。

 20:30前にブルーノート東京に戻って。
 本日の出演者はミシェル・カミロ・トリオ。 メンバーは以下。
・Michel Camilo (p)
・Charles Flores (b)
・Dafnis Prieto (ds)
(そのうちリンクが切れるかもだけど、ブルーノート東京の本公演紹介サイトはココ

 いつ聴いても満足するミシェル・カミロだけど、今回のヒットは若いドラムスのダフニス・プリエト氏。 演奏中ずーっとミシェル・カミロ氏に視線を置いていて、とっても集中力のあるドラミング。 ミシェル・カミロのステージって、ほとんどがオリジナル かつ 難しいキメが多い曲ばかりなんだけど、 まさに一糸乱れぬ演奏。 同行したつぐみさんは今月頭にニューヨークでも聴いてきたらしい (で、日本でもやることをそのときに本人から聞いたらしい)んだけど、 本場ニューヨークと全く変わらない演奏のクオリティだったとのこと。
 ちなみにつぐみさんは演奏終了後ミシェル・カミロと再会の挨拶をしたり、 ドラムス氏にニューヨークで共演できないか依頼したり、精力的にご活動でございました。 今月頭にはジョージ・アダムスのグループで有名なベースのCameron Brownや、 若手女性ピアニストRoberta Piketなんていう錚々たる顔ぶれで共演ライブされてきたそうな。

 で、飲んだワインは、今年の1月に行った時と同じコレ。

Faugeres "Adagio des Terroirs" 2001
フォジェール "アダージョ・デ・テロワール" 2001
Dom. Jean-Marie Fourrier
ドメーヌ・ジャン・マリー・フーリエ
Rouge
Faugeres
フォジェール
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\4,000)2006/01/22 ブルーノート東京 オーレ・ジャパン
 ここんとココに来たら大抵ハウスワインをボトルで注文します。 ボトルで頼む理由は、まず演奏中に飲み物を何度も注文するのって難しい (出来ないことはないと思うけど聴く集中力が途切れる)から、 手元にタップリあったほうが良いこと。 ハウスワインにする理由は当然安いこと。 正直な話、演奏を聴きながら飲むワインなんて、 とりわけヘンテコじゃなきゃなんだって良いわけですよ。 そんなこといちいち気にしちゃいませんから。 で、ハウスワインの銘柄を聴いたら前回と同じものだったってわけで。 安ワイン道場的にはやや面白みに欠けるわけだけど、 まぁそこそこ美味いワインだったし良いか、ってことで。 ちなみに、裏にはインポーターであるオーレ・ジャパンのステッカーと、 ニューヨークのインポーターが取り扱った旨のラベルが貼ってあった。 ニューヨークのブルーノートが一括で発注して、それを東京に再度輸入している、ってことかな?
 で、ワイン自体の印象は前回と非常に近いもの。 やや荒っぽく青っぽいながら樽香も含めてしっかりとした香りがあって、 味もそこそこ存在感があって。 ただ一点違いがあるとすれば、前回は「濃い」なんて書いているけど、 今回はそんなに濃さは感じられなかったこと。 その理由は、4ヶ月の熟成期間差か(あまりなさそう)、 ボトル差か(これもなさそう)、 単に師範の気のせいか(これが一番ありそう)。
 ともあれこれで十分でございますよ。 ただ、もう2回も飲んじゃったんで、 出来れば次に行くときには別の銘柄に変わっていてくれるとうれしいけど。
75点自宅にて

 食事は取らなかった(スウィンギン・ポテトのオーダーが通らなかった)ので、 お値段は上記ワインのみ4,000円+サービス料10%、それと消費税で4,620円。 ライブ自体のチャージは8,400円/人。 演奏は1時間くらいしかないんで高いっちゃ高いけど、 世界一流の演奏を簡単に間近で見られることを考えると安いっちゃ安いですな。
 ・・・というような日曜の夜でございました。


20日(土)

Vouvray Demi Sec 2002
ヴーヴレー ドゥミ・セック 2002
Vigneau-Chevreau
ヴィニョー・シュヴロー
Blanc
Vouvray
ヴーヴレー
Loire (France)
ロワール (フランス)
\1,8902006/04/04 酒のハートランド モトックス
 昼は暑くなって夕方に激しい雨が降って、 急に夏が来たかのような一日。こういう日はサッパリした夕食が食べたくて、 メニューは手巻き寿司。寿し種はメバチマグロ/イクラ/真鯛/紋甲イカ。 ワインは当道場には珍しく、ヴーヴレーの半甘口ワイン。 甘口ワインって食中酒としては難しくて、なかなか登場させる機会が無かったんだけど、 寿司なら普通は清酒みたいな甘い酒と合わせるわけだし、 案外問題なくイケるかも、ってことでチョイス。相性的にやばそうなのはイクラかな?
 色はやや濃い目、思ったほどトロッと感はなくてサラリとした外観。 香りは弱い。 グラスのボウルに鼻を突っ込んでガンガンと掃除機のごとく嗅いで、 ようやく蜜みたいな香りが捕まえられる。 口に含むと・・・こりゃブショネですな。 味はかなりの甘みを感じるんで、ブショネの饐えたような香りと甘みがあいまって、 なんとも飲みづらいワイン。
 時間が経つとブショネの影響が飛ぶことがある、と聞いたんでゆっくり飲んだけど、 確かにその影響が薄らいだか師範が慣れたかで幾分薄らいだ。 でもやっぱ美味かねぇよ、ってことで後半は氷を入れて炭酸で割って強引に。
 というわけで大変残念であったわけだけど、 結果的にはアルコール飲料としての機能(要するに酔える、ということ)は全うしたので良しとしますか。
(48点)自宅にて

19日(金)

 従弟が帰省の途中で拙宅に立ち寄り。飲んだワインが以下。

Hardys "Premiere Cuvee" Brut N.V.
ハーディーズ "プルミエール・キュヴェ" ブリュット (ヴィンテージ無し)
Thomas Hardy & Sons
トーマス・ハーディ&サンズ
Sparkling
発泡
(Australia)
(オーストラリア)
\8002006/05/02 やまや洋光台店 やまや
 従弟んとこには最近2人目が産まれて、今回は里帰り出産中の妻子を迎えに行くための帰省とのこと。 ならば、ってことでお祝いに泡モノを。 ま、実際はこのワインの前にビール飲んでるんで乾杯用ってわけでもないし、 お祝いなのに800円ってのもなんだかシミッたれた話ではあるけど。
 さて抜栓。800円という安スパークリングなのに、栓はシャンパーニュなんかと同じもの。 色はあまり記憶に無い。普通の色だったような。 泡立ちはちょっと少なめでキメの細かさもそこそこ程度だったような。 香りは味は、なんとなくチューハイなんかを想起させる、どちらかというと単純で素にフルーツっぽい印象だったような。
 この文章は翌日書いているんだけど、正直言ってあまり印象に残っていないんだよなぁ。 いやー何か書こうか困った困った・・・と言っているうちにそこそこの文章量になった。
68点自宅にて

Bourgogne "les Bons Batons" 1999
ブルゴーニュ "レ・ボン・バトン" 1999
Philippe Leclerc
フィリップ・ルクレール
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,4802006/04/21 カーヴ・ド・リラックス サントリー
 もう一本のワインは赤で。フィリップ・ルクレールのレ・ボン・バトンは、 ガッツ溢れる体育会系ACブルゴーニュとして世に名高い(嘘です。勝手にそう解釈しているだけです)。 で、それがある程度年月を経たらどんな風になるか非常に興味がある一本。 ちなみに同じヴィンテージのものは4年前に稽古済み。 4年間のエージングは吉と出るか凶と出るか。
 色は、さすがに良い年齢だけあってオレンジっぽさやレンガっぽさがある赤紫色。 熟成もちょうど良さそうで期待させる色合い。 香りはお見事。若かりし頃は樽や木イチゴがそれぞれ感じられたものが、 なんとなく全体にキュッと統一された感じで、香りのボリュームもなかなかのもの。 ただ残念なのがその味。香りに比べて明らかに見劣り(飲み劣り?)する厚みの無さ。 ブルゴーニュらしく酸味が主体でバランスも悪くないのに、なんだか軽く感じられる。
 悪くは無い、というか香りだけだったらとても素晴らしいワイン。 でも、4年前より美味くなったかと問われればプラスマイナス・ゼロって感じだし、 値段は1.5倍ほども上がっているんで、コスト・パフォーマンスは昔のほうが良かったと思う。
76点自宅にて

 ワインの後は適当にハードリカーなんかを飲んで、という夜。


18日(木)

Carmen Carmenere 2003
カルメン カルメネール 2003
Vina Carmen
ヴィーニャ・カルメン
Tinto
Valle del Rapel (Chile)
ヴァレ・デル・ラペル (チリ)
\400 (375ml 5本セット2,000円)2006/05/02 やまや洋光台店 やまや
 今日は、帰宅も遅かったし、昨日の白を少し残しているし、明日は沢山飲むだろうからってことで、 軽くハーフをチョイス(って誰に言い訳してるんだか)。 日曜と同じセットからで、品種はカルメネール。 まずビールを飲んで、昨日の残りの白を飲んで、そしてコレと、泡→白→赤のフルコース状態で (って結局沢山飲むわけですが)。
 色はストレートに真紫。そこまでは普通にありがちなわけだけど、 香りのボリュームが凄い。煙たいような濃い果実のような香りがグラスの口からブァ〜っと。 味も、そこそこ厚みがあって渋酸甘のバランスもまずまずで、なかなか迫力ある感じ。 口に含んだあとスッと消えてしまうのはいかんともしたがたいけど、表面的にはなかなかパワフルな印象。
 なんだかんだ言ってこれくらいの品質のワインがハーフで400円ってのは買いでしょう。 旅行なんかの時に持っていって、流れ行く車窓を眺めながら飲むとかも良さそうな。 あぁ温泉にでも行きてぇなぁ。
72点自宅にて

17日(水)

Carato Bianco 2004
カラート ビアンコ 2004
Carato (C.F.Srl)
カラート (C.F.Srl)
Bianco
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\8502006/04/21 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の夕食は、初物の枝豆、野菜スティック、エビのガーリック炒め。 エビってのは美味いですなぁ。体質的に甲殻類がダメな方は除いて、 老若男女エビを嫌いって人は少ないんじゃないかなぁ。 それにガーリックがまたイイ。ガーリックの香りがすると何でも美味そうに感じられますな。 というわけでエビとガーリックの炒め物は、 海と畑のマリアージュ、 美味さと香りのタッグマッチでございます(小市民)。 で、ワインはシチリア産の白。シチリア島は地中海に浮かぶ島、今日のメニューにはバッチリでございましょう、と。
 色はかなり薄めの白。見た目もサラッとしていて軽〜い感じ。 香りは弱い。特段のフレッシュさも無くフルーティさも無くで、いまいちグッと来ない香り。 味も香り同様、普通の白ワイン。うむ〜。
 フラスカーティとかエスト!エスト!!エスト!!!とかに代表されるような(勝手に代表してますが)、 何の変哲も無い安イタリアの白、といった感じ。 そう思って見るとラベルなんかもそんな雰囲気。 シチリアの白にはもっといいイメージがあったんだけどなぁ。
 一杯分残して翌日稽古。やっぱり痩せてるなぁ。65点でもあげすぎなくらい。残念。
65点自宅にて

14日(日)

 今日は母の日。
 毎日が忙しい母たる師範代にとっては、「手がかからない」のが一番ありがたいプレゼントだろう、ってことで、 朝食のホットケーキ、昼食の焼きそばは師範ご謹製。 夕食は寿司でも食べに行きましょうか、ってことで選んだのが、 車で20分くらい行ったところにある団地の中のお寿司屋さん、盤和寿し(ときわずし)。 過去にも数回行っているお店。
 店に行ってビックリ、ずーっと出前の電話が鳴りまくり。 予約して行ったんだけど、店には暖簾も出てなくて支度中の看板が出てて、 出前以外の客は出来ればとりたくない模様(でもウチ以外にも2組いたけど)。 母の日のお寿司屋さんってのは大忙しなんですなぁ。

 そんな中、注文したのが以下。
師範/師範代:上寿し二人前(\2,100×2)、アジカレイサバ(各400円)
プチ師範代:中寿しサビ抜き(\1,575)
 その他、プチプチ用にカレイの頭の煮付け魚のすり身のホイル焼き(ほとんどタダみたいな値段)と、 飲み物が瓶ビール×2冷酒オレンジジュース。 最後に、オレンジをサービスで出して頂いて。

 あいにく握りの姿はいつにも増して"急いだ握り"だったのが残念。 また、出てくるタイミングもかなり遅かったんだけど、この忙しさなら仕方ないなぁ、という感じ。

 お値段はトータルで10,000円弱。住宅街のお寿司屋さんらしいお手頃価格。 でも、今日はちょっとイマイチでした。 平日昼の1,050円のランチはビックリするほどコスト・パフォーマンスが高い(夜の2,100円とほぼ同じ)んで、 そのイメージが先行してるのかもだけど。

 寿司屋ではそれほど飲んでないんで、家に帰って飲みなおし。

Carmen Sauvignon Blanc 2004
カルメン ソーヴィニョン・ブラン 2004
Vina Carmen
ヴィーニャ・カルメン
Blanco
Valle Central (Chile)
ヴァレ・セントラル (チリ)
\400 (375ml 5本セット2,000円)2006/05/02 やまや洋光台店 やまや
 というわけで、一本飲むほどじゃないけどちょっと飲みたい気分にピッタリと思ったのがコレ、 やまやで売られていたチリ産のハーフ5本セット2,000円の中から。 コレ、そもそもはギフト用のセットらしいんだけど、そうでなくとも使い勝手が良いよね。 こういうセットがもっといろいろ出てくれば良いのに。 で、赤は昨日の残りがちょっとあるんで、今宵は白を。
 色は非常に薄い。ハーフで400円なんでフルだと680円相当くらいかな?、 と考えれば納得の色合い。 香りは、ゴムっぽいようなワインを飲み過ぎた翌朝のお小水のような香り (「香り」って書くと変な趣味のある人のようだけど)。 味は、結構コッテリしていて苦味もキッチリ。 その苦味はソーヴィニョン・ブランらしいといえばらしいもの。 でも、ハーフなら良いけどフルボトルだとちょっとつらいかも。
 ブドウ自体の気合は感じられるんだけど、なんだか醸造が雑なんじゃないかなぁ、って雰囲気。 後半、氷を浮かべて飲んだら冷えて薄まってかなり好印象に。 料理用とか、カクテルのベースとかにも良いかもね。
67点自宅にて

13日(土)

Cotes-du-Rhone "Domaine des Bacchantes" 2004
コート・デュ・ローヌ "ドメーヌ・デ・バッカント" 2004
Dom. des Bacchantes (Les Vignerons d'Estezargues)
ドメーヌ・デ・バッカント (レ・ヴィニェロン・デステザルグ)
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\1,4902006/05/04 マルシェ・ディ・ジュール ヴィレッジ・セラーズ
 久しぶり(と言ってもたったの4日ぶり)のおうちでごはん。 メニューは、イワシのツミレと大根の煮物、鶏モモ肉のオーブン焼き、 シーフードとトマト/ルッコラのカッペリーニ。 ワイン的には赤でも白でも良いような感じなんだけど、 気分的に赤が飲みたくて、ローヌ産の赤をチョイス。 たまたま横浜スタジアムの南側を通っていたときに見つけた「マルシェ・ディ・ジュール」 という自然派ワインが多い店でゲットしたもので、 コレと同じ系列かな。
 色はかなり濃くストレートな青紫。まるで濁っているかのような濃さ。 香りは、いかにもローヌらしい赤錆と畳表とイチゴの香り。 味は、一言で言えば甘渋い。アルコール度数は14.5%と表記されていて、 酸味以外のあらゆる要素が強い感じなんだけど、 いかんせんまだ若いのかそれぞれがバラバラ。
 抜栓後かなり時間が経っても(そのままうたた寝して翌朝になっても)ほとんど変化せず、 本質的にまだまだ若いんだと思う。
 というわけで、ローヌらしい雰囲気と、値段を超えたパフォーマンスを持っていながら、 まだまだジャジャ馬、もう少し長い目で見る必要がありそうなワイン。 この「エステザルグ」という造り手集団はなかなか骨のあるワインを造りますな。
 翌日は幾分鋭さが和らいだかも・・・って程度ですが。
73点自宅にて

12日(金)

 上海方面出張の最終日。

 今朝は出発が早かったため、残念ながら朝食チャレンジは出来なくて、 コンビニで買ったおにぎり(2元)を。「和風焼肉」と書かれていて、 それ一種類しかなかった点を除けば見た目も味も日本のコンビニおにぎりそっくり。 それで約30円。安いなぁ。

 午前中に上海市内に移動しておシゴト、帰りのフライトは行きと同じくANAで、 上海浦東17:00発成田行きANA960便。行きより短い2時間半くらいのフライト。 機内食は、白身魚の乗ったパスタ(ペンネ)やら日本そばやら。 麺類って調理してから時間が経つと伸びるよね。 パンにすりゃ良いのに・・・と思うけど。 あるいは、 一昨年韓国行きの際に乗ったJALみたいにお弁当でも良いと思う。

 で、行きに飲めなかったワインを。

Chardonnay "Tradition" 2004
シャルドネ "トラディスィオン" 2004
Roger Sauvestre
ロジェ・ソーヴェストル
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\0)2006/05/12 ANA機内
 ANAエコノミーの機内ワイン、変わらないですねぇ。 白も赤も2年前3年前全く同じ銘柄。 差分はといえば、当然ながらヴィンテージが違うのと、 白の方の生産地がロワールからラングドックに戻っていた点くらい。 米系航空会社等はアルコール飲料を有料化する中、 ちゃんと無料でサービスしてくれるのは大変結構なことだと思いますが、 欲を言えばタマには銘柄変えて欲しいなぁ、と。 複数社購買して価格競争を煽る、なんてことは出来ないのかなぁ。
 で、ワインの中身は、極めて普通。 極めてあいまいな記憶と比べてるんで信憑性はとっても低いけど、 以前に比べるとガチャガチャ感が増したような。 コストダウン圧力がかかって、枝も葉も一緒に収穫して醸造したのかな、なんて穿った見方をしてしまう。
 たかだか2時間ちょっとのフライトで、 食事がとれてワインが飲めるだけでもありがたいわけではありますが、 もう少し内容を換えていただけるとありがたいなぁ。 日本の航空会社なんで、国産の白とかどうでしょ? 小瓶はコストかかりそうなんでアジア系の航空会社みたいにボトルからのサービスで。 なんて良いと思うけどなぁ。
63点ANA機内にて

Cabernet Sauvignon 2004
カベルネ・ソーヴィニョン 2004
Gaston Charpentier
ガストン・社ルパンティエール
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\0)2006/05/12 ANA機内
 師範の場合は『お飲み物はいかがですか?』の時点で 「ワインの赤と白、両方お願いします」とお願いするわけだけど (そうしないとわざわざ持ってきて貰わなきゃならないんで)、 今回はちょっとビックリ。 食事が終わったくらいのタイミングで『ビールやワインのおかわりはいかがでしょうか?』 とサービスされてて、大変高感度アップ。 でも、CAさんにわざわざ持ってきて貰うほどじゃないけどもうちょっと欲しいな、 と考える人は多いと思うのね。 そういう人にとってこのサービスは大変ありがたいんじゃないかと。
 で、肝心のワインの方は、 香りは青っぽさと雑巾っぽさの競演で、 味は渋みのみがギシギシで、若いカベルネ・ソーヴィニョンそのものな感じ。 特段不味いわけじゃないけど、決して美味い銘柄じゃないのになぁ、と。
 ANAさん、赤はなぜコレなんでしょうか?と。 どうせ若いうちにしか飲まないんだし、 フランス産にこだわるんだったら品種はグルナッシュとか南仏系のもののほうが良いような気がするんですけど。 もっと言えば、フランス産にこだわらず南米産や南アフリカ産の方がよっぽど良いような気がするんですけど。
65点ANA機内にて

  帰りの20:45発成田エクスプレスは席ガラガラ、 なのに予約していた席はとなりに人が。 当然空いている別のところに座ったんだけど、 もうちょっと予約の席配分は考えたほうが良いんじゃないでしょうか>JR東日本様

 ・・・という感じで帰って参りました。

11日(木)

 上海方面出張の二日目。

 朝は、ホテルの近所を散歩して、現地っぽい朝食が食べられそうな店を物色。 ホテルから南?へちょっと歩いたところにあった店がココ、鼎盛源饂飩店。 店の表に値段表も無く、 システムも全く不明だったけどお客さんを見るとラーメンっぽいものを食べていたんで意を決してトライ。

 奥に店の人が座っている机があって、どうやらそこで注文するらしい。 壁にメニューがかけてあって、「面菜」みたく書かれた欄に3元から6元の札が並んでいたんで、 そのなかから多少理解できそうな/あまり冒険も無さそうな糖醋杯骨(6元)というのを指差して注文。 6元はこの店の麺類では最高額、でも日本円にして約100円。 お金を払うと、お店の人が厨房に『パイコーメン!』と大声で伝えて、適当に空いている席に座って待つこと数十秒。 厨房の人が『パイコーメン〜』と言いながら持ってくるのを「ココ、ココ」って手を上げて貰うスタイル。 聞き取れるメニューにしておいて良かったなぁ、と安堵。
 料理は、真っ黒なスープの中に博多ラーメンの麺みたいなのが入って骨付き焼豚みたいなのが乗せてあるもの。 思いっきりジャンキーな味付けだけど、麺は茹で具合も丁度良く案外美味いですな。 肉もまずまず。 全体に脂っこくて、朝から食べるにはちょっと重いのが難点だったけど。

 一日おシゴトして、夜は現地駐在の方がセッティングしてくれた中華料理店、 万家灯火大酒店でオフィシャル・ディナー。 今日もまた楽しいメニューで、珍しい食材は田ウナギとかパパイヤに入ったナマコ(右写真)とか。 お酒の方はビールに始まり紹興酒になって最後はバイチュウ(白酒)の乾杯乾杯、 飲んでるときは平気に見えるけど後から酔っ払う師範には大変問題の多い飲み方でありました。

 ・・・というわけで、 その後の2次会で酩酊、 宿に着いた時は薄っすらとしか記憶がありません。


10日(水)

 本日から2泊3日での上海方面出張。

 フライトは成田09:50発上海浦東行きANA919便。3時間ちょっとのフライト。 席はエコノミーだけど、 普通運賃なのでCLUB ANA LOUNGEが使えます。 生ビールやワインも赤白あっただけど、 さすがに午後からおシゴトなのでグッと我慢(というか当たり前)、 エスプレッソとパンとグレープフルーツジュースで軽く腹ごしらえ。

 機内でも同様にアルコールは貰わず食事だけ。 メニューは、ビーフシチューがバターライスにかかっているようなものとか、日本そばとか。 決して美味しい料理じゃないけど、大ハズシがないあたりは日系航空会社だなぁ、と。

  滑走路だか空だかが混んでいて、出発がかなり遅れたため到着も遅れて。 その後、上海の西、昆山という場所へ移動しておシゴト。

 夕食は、訪問先がセッティングしてくれた中華料理店、 昆山南国飯店(Kunshan Nangao Restaurant)でオフィシャル・ディナー。 生の刺身(右写真)なんかもあるんでかなり気合が入っている模様。
 「4つ足のものは椅子以外何でも食べる」といわれる中華料理、 今回初体験だったのが蛇。 身は開きにして焼いてあって、皮はまるでフグの皮みたく酢の物で。 身の味はまぁ鳥類の肉に近いですかね。 骨ばっかりで食べるところが少なくて、良くわからんわけではありますが。 皮はフグの皮よりゼラチン質が多く、なんかブニョブニョした食感。 とりわけ美味いわけじゃないけど、珍しいモノが食べられて楽しゅうございました。

 会食後またおシゴトしたりして、深夜11時過ぎにようやく出発、もっと西方の無錫へ移動。 宿は、Sheraton Wuxi Hotel & Towers(無錫喜来登大飯店)というところ。 部屋はけっこう広いけど、ホテル自体はそんなに新しくもなくそんなに豪華でもなく、といった感じ。 一泊の料金は578.24元、8,000円くらいなんで日本人の感覚では安いかな (といっても現地の価値だとものすごく高いんでしょうけど)。
写真は翌朝撮影

 部屋でミニバーの缶ビール(28元:400円くらい)を飲んでご就寝。


7日(日)

Beaune 1er Cru "Les Epenottes" 2001
ボーヌ・プルミエ・クリュ "レゼプノット" 2001
Jean Boillot & Fils
ジャン・ボワイヨ・エ・フィス
Rouge
Beaune 1er Cru
ボーヌ1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,9802006/04/21 カーヴ・ド・リラックス サントリー
 連休最終日。帰省もせず(一泊以外)遠出もせずの9日間休みは生まれて初めてかも。 去り行く連休との別れを惜しむ意味でチョイスしたのが、 久しぶりの「自宅で破戒」ワインで、ボーヌの著名1級畑、造り手はジャン・ボワイヨ。 連休最終日というブルーな気分をハッピー色に染めてくれることを期待して。 ちなみに料理は、マダイの刺身、ヒラメの刺身、牛の和風ステーキ、 その肉をたれ焼きにしてグリーンレタスに包んで、という和風贅沢メニューで。
 さて抜栓。色はいかにも高級ブルゴーニュ、 やや濃い目の赤紫で照りがあってエッジに気持ちオレンジがかったグラデーションがあって、という色合い。 香りは申し分なし。 梅やプラムのような果実の香り、高級な革のような動物香、 うっすらと残る木の香りがなんともいい感じ。 味もなかなかすばらしいバランス。まずはカツオ梅のような旨味がたっぷりで、 その向こうにブルゴーニュらしい鼻筋の通った酸味と、 はんなりとした甘みがとてもいい感じ。 惜しむらくはまだ渋味が健在で、上記の酸味/甘味とやや異質な感じがするのが残念だけど。
 いやー、全くもって疑う余地のない高級ブルゴーニュ。 これが3,980円は間違いなく安い。 1万円近いイケてるボーヌ産で体感できる要素をこの値段で持っていて、 非常にコストパフォーマンスが高いと感じる。 というわけで連休最終日をハッピーカラーに染めてくれました。
91点自宅にて

6日(土)

 本日はプチ師範代とお出かけ、昼食は横浜駅西口ダイエーのそばにある 海鮮寿司 三崎丸という回転寿司で。 ここんとこ寿司屋の新規開拓は回転寿司ばかり。 子供がいると仕方ないんだよなぁ。

 店内はあまり広くなく、クルクル回るカウンターは一系統のみ、キャパは30人強くらいかな。 我々2人は昼の12時ちょうど頃入店、5分くらい並んだかな、という混雑具合。 その後、多いときは10人以上並んでいたけど、それでも比較的短時間で回転していた模様。 店内にはお薦めを示す紙の札がたくさん貼られていて、やや雑然とした感じ。

 で、師範らが食べたのが以下。

100円皿:いなり寿司ネギトロ照り焼きチキン
200円皿:アジ(写真左)、マグロ赤身マグロ赤身(さび抜き)メジナ(写真右)
300円皿:マダイカンパチ(写真真ん中)、生エビ
上記のうち、プチ師範代が食べたのは、 マグロ赤身さび抜き2貫、いなり寿司1貫、ネギトロ1貫、生エビ1貫、照り焼きチキン半分。 師範は飲み物で瓶ビール(500円)を一本。
 魚の切り方やシャリの握り方が大雑把なのはご愛嬌として、値段も手ごろ、サイズも大きめ、 質もそこそこでなかなかいい感じ。メジナなんてのはなかなか面白いね。 釣師の端クレ(の端クレ)としては、 この魚を磯臭く無く歯ごたえ良く出すのは結構難しいと思っているけど、 なかなかどうしてタイに負けない美味しさでビックリ。

 お会計はきわめて明朗2,500円。というか、最初間違って『1,500円です』と言われたものを、 師範の方から「2,500円くらいじゃないですか?」と再計算して貰った。 真面目だなぁ、師範。

 夕食は家で。

Corvo Rosso 2003
コルヴォ・ロッソ 2003
Corvo
コルヴォ
Rosso
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\1,0002006/05/02 やまや洋光台店 モンテ物産
 本日の夕食は、ルッコラとトマトのサラダ、ニンジンとソーセージの炒め物、 鶏とアスパラガスと筍の中華風炒め。 ワインは、軽快系の赤が良いと思いイタリア産をチョイス。 このワインは門下生からお薦めがあったもの。 およそ1,000円もするような外観ではないので、 そういう情報が無ければきっと手に取らなかったであろう品物。
 色は、イタリア産としてはかなり青めの濃紫。 品種は、「ネロ・ダヴォーラ、ペッコリーネ、ネレッロ・マスカレーゼ」と書かれている。 良く知らないけど濃い系の品種なのかな? 香りは、ボリュームはなかなか上等で、雰囲気はかなり明るめ。 敢えて例えると絵の具のような香り(っつったって共感できる人は少ないと思うけど)。 味は、(ご報告にもあるように)やや甘酸っぱくて人懐っこさはあるものの、 芯となるものが無くてなんとなくチャラチャラした感じ。 「冷やしたほうが良かろう」と判断し、冷ためにして飲んだらやや締まって印象好転。
 『総じて1,000円であれば上等』というのはまさにその通りかと。 2,000円もするワインの雰囲気じゃないけど1,000円ではなかなか見かけない、 およそ1.5倍の金銭価値があるワイン、といったところですかね。 よろしゅうございました。
74点自宅にて

4日(木祝)

Marsannay Blanc 2002
マルサネ・ブラン 2002
Universite de Bourgogne
ウニヴェルシテ・ド・ブルゴーニュ
Rouge
Marsannay
マルサネ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,3902006/04/14 ノイジーズ・ワイン・セレクツ 出水商事
 本日の夕食は、まずアペリティフに新物のソラマメ、 前菜が蒸し鶏のイタリア風サラダ、メインは鶏モモ肉のソテー・松の実と焦がしバターのソース、 ご飯ものがちらし寿司 ・・・ってこのメニューでちらし寿司て。ま、好きだから良いんですが。 で、メニューもそうだけど、ここんとこ急に暖かくなって天気も良いんで、 どうしても赤より白の方に手が伸びますな。 ということで選んだのが、 一昨日と同じ銘柄の白。 ブルゴーニュ大学の生徒さんたちの真面目な仕事に期待して。
 色は、昨日のイタリア産よりさらに赤みが強い色合い。 香りは、まず感じるのが芋焼酎っぽい雰囲気で、 酸化防止剤無添加とか、そういうワインによくある香り。 その向こうにグレープフルーツっぽい鋭めの柑橘類な香りがある。 味は、思いのほか酸味は控えめ、甘みが強いわけでもなくコクと旨みがメイン。 劣化ってわけじゃないんだろうけど、なんとなく捕らえドコロがない味わい。
 悪くはないんだけど、なんとなく「若いのになぜ?」ってな疑問が沸いてくる雰囲気だし、 北のマルサネにはもっと清冽な味わいを期待するしで、なんとなく期待と違う内容。 赤とは若干の値段の差(こちらが50円安い)はそこらへんの出来を反映しているのかなぁ。 ブルゴーニュなんてそういうリスクがあって当然とはいえ、 値段を考えると不満は禁じえない。
71点自宅にて

3日(水祝)

Terrale Catarratto 2004
テラーレ カタラット 2004
Calatrasi
カラトラージ
Bianco
Sicilia (IGT)
シチリア (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Sicilia (Italia)
シチリア (イタリア)
\1,0002006/04/05 QUEEN'S ISETAN 品川店 中島菫商店
 連休も後半に突入。本日の夕食は、タコとブロッコリーの炒め物、 蒸し鶏のサラダ、 豚ロースの和風ソテー。 ワインはシチリア産の白。 同じ造り手のワインは、随分以前に稽古済み。 同じ銘柄かどうかは判らないけど。 あと、銘柄は違うけどコレも同じ造り手。 これら2本の稽古結果を見ると、個人的統計上は非常に成績の良い造り手ですな。
 さて抜栓。色は同価格帯の一般的な白ワインよりはやや濃いめの黄色。 香りは、オレンジとか甘めの柑橘類の香りと蜜の香りがあって、なかなかいい感じ。 樽はほとんど感じられないけど、それはそれでオッケー。 味も、香りと連続性があって、酸っぱくないけど柑橘類の雰囲気があり、 甘くないけど蜜の雰囲気がある。 重い軽いで言えばやや軽めだけど、フレッシュさと飲みごたえがちょうど良いくらいでバランスしている。
 なかなか芸達者な白。そもそもシチリア産の白って印象が良いんだけど、 中でもこの「カラトラージ」という造り手のモノは師範と相性が良いですな。 コッテリしすぎずサッパリしすぎずな白をお求めの向きにはお薦め。
77点自宅にて

2日(火)

Marsannay Rouge 2002
マルサネ・ルージュ 2002
Universite de Bourgogne
ウニヴェルシテ・ド・ブルゴーニュ
Rouge
Marsannay
マルサネ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,4402006/04/14 ノイジーズ・ワイン・セレクツ 出水商事
 本日も師範は勤務先をお休み。 子らには保育園に行って頂いて、タマの骨休めにスーパー銭湯でゆったり。 最近師範宅のそば(といっても結構距離があるけど)に2つも新しいスーパー銭湯が出来て、 お安いプチレジャーにはこと欠かない状態。良くなったものであります。 で、のんびりしてばかりじゃアレなんで、夕飯は師範ご謹製。 なんちゃってイタリアンを狙って、前菜が本マグロの赤身のカルパッチョ、 パスタが春キャベツとコンビーフのスパゲティ。 メインに鶏肉の焦がしバターソースも作ろうとしたけど、 パスタが多かったのとフランスパンが人気でメインには至らず。 肝心のワインは、ブルゴーニュ大学(旧ディジョン大学)の学生さんが造っているらしいマルサネの赤。 表ラベルはラテン語?で書かれていて、 フランス語ペラペラ(大嘘)の師範にもほとんど読めません。
 色は、想像したより濃い赤紫。マルサネってブルゴーニュでも北の外れなんで、 もっと淡い色合いを想像していたんだけど。 香りは、梅やプラムのようなフルーツ香が2、革のような動物香が1の割合で同居。 特に派手さはないけど真面目さの伝わってくる香り。 味も非常に真面目。いつ口に含んだのか分からないくらいスーッと自然に入ってきて、 なんとなーく良い感じの存在感を残して喉の奥に消えていく。
 これくらいスムーズなワインだと、抜栓後1時間強で飲み終わり。 そういった意味では時間当たりの単価は高いか?
 礼儀正しさというか謙譲の美徳というか、 今の世の中では置いていかれそうな価値観を思い起こさせてくれる感じのワイン。 白も買っているんで、そっちも期待。
79点自宅にて

1日(月)

Wine Brat "Cuvee NYワイン小僧" Cabernet / Barbera 2004
ワイン・ブラット "キュヴェ・NYワイン小僧" カベルネ / バルベーラ 2004
NYワイン小僧 (Vino Divino)
NYワイン小僧 (ヴィーノ・ディヴィーノ)
Red
Carifornia / New York (USA)
カリフォルニア/ニューヨーク (アメリカ合衆国)
(門下生第八十一号・NYワイン小僧殿より頂き物) (ハンドキャリー)
 ゴールデン・ウィークはベッタリ休みをとっております。よって、本日は月曜だけどお休み、 個人的にハッピーマンデー法適用で休肝日は見送りであります。 というわけで選んだワインがコレ、 門下生第八十一号・NYワイン小僧殿が、米国東海岸にて趣味で造られているワイン。 わざわざ出張で日本に来られた際に送って頂いたもの。 カリフォルニア産のブドウで、品種はカベルネ・ソーヴィニョン90%/バルベーラ10%とのこと。 贈り物にも気を許すことなく真剣稽古でございます。
 色はとってもちゃんとした濃い紫。 ちょっとだけ濁った感じがあるかな。 立たせて澱を落とす期間が足りなかったのかもしれないけど。 で、香りにビックリ、まず高級ワインにありそうなミルクっぽい香りがキチンとある。 その他にも樽香やらボルドーみたいな消し炭っぽさやらカシスみたいな果実香やらがワラワラと。 欲を言えばバランス的に果実がもう少し強ければ良かったかな? 米国人にはウケの良さそうな香りの配分ではありますが。 味も、いわゆる米国人ウケが良さそうな感じの甘酸っぱさ。 ケチャップとマスタードの効いたホットドッグに合いそうとか書くと大変失礼かもだけど、 まさにそんな感じの飲み心地。一人で一本飲むとちょっと飲み飽きするかも。
 というわけで、味のバランスには改善の余地があるかも(発酵期間を長くして糖分を下げるとか)と思うけど、 香りの要素の多さは十分に高級ワインと言っても過言ではないような。 これこそ先週末の山中湖へ持参すべきワインだったですな。 一人でじっくりより大勢でワイワイ、 そういうニューヨーク在住のお知り合いが居ることを自慢しながら飲めば良かったなぁ。
76点自宅にて

前月分

by 師範