稽古日誌:1998年11月

本道場が軒を借りているbiglobeなるプロバイダは、5Mbyteまでが基本料金に付属している容量。 ところが本道場は開設1年半で既に容量オーバーにて追加料金。この先どこまでいくのか?

師範も寄稿した「うまひゃひゃ さぬきうどん」大好評にて増刷決定! 詳しくは著者さとなお氏のページで。


翌月分


30日(月)

Domaine du Mage '97
ドメーヌ・デュ・マージュ '97
Grassa Fille et Fils
グラッサ・フィーユ・エ・フィス
Blanc
Cotes de Gascogne (VdP)
コート・ドゥ・ガスコーニュ (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Sud-Ouest (France)
南西地区 (フランス)
\,1,18098/11/08酒奉行保土ヶ谷店
安ワイン強化期間には手の出なかった?4桁ワイン。 お店のPOPには「ロバート・パーカーが絶賛して云々」なんてことが書いてあったけど、 ボトルの底は平らでエチケットは安っぽいし、コルクも屑を固めたものだし、 雰囲気イマイチなのであまり期待せず。
…が、香りが良い! 結構華やかでボリュームも十分。なんとなくドイツ物みたいな、 甘酸っぱい花みたいな香り。そこはかとない樽香もグッド。色も黄緑色で綺麗っす。そのうえ味も濃い。 ちょっと甘げなため温度が上がると師範的には辛い領域に踏み入れるんだけど、 キッチリ冷やして飲めばなかなか好印象。
でもね…、飲み進めるとやっぱりその濃さが鼻につくようになってくる。 最後の方は「もう結構」って感じ。
予想よりは出来の良い白だったけど、トータル的に絶賛ってわけにはいかないワイン。 パーカー君、あんた一杯口に含んだだけでしょ?
69点自宅にて

29日(日)

Bodega Norton Cabernet Sauvignon '94
ボデガ・ノートン "カベルネ・ソーヴィニョン" '94
Bodegas Norton
ボデガ・ノートン
Tinto
Mendoza (Algentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\1,30098/11/18エノテカ広尾店
今日は、師範代御友人宅を訪問。手ぶらってのもナニってことで、 ずいぶん以前好印象だったワインを持参。 このワイン、「ヴィンテージが変ったらどうかなぁ」なんて思って買ったんだけど、 実は前回と同じヴィンテージ。
濃い赤紫でトロッとした見た目はいかにも南米。 香りと味がちょっと意外。とっても甘酸っぱい。 そういった意味ではぜんぜんカベルネっぽくなくて、とってもメルローっぽい。
まぁ「赤ワイン入門編」的な意味合いで持参したんで、これはこれでOKだったと思うけど、 前回ほど良い印象は無かった。
(70点)師範代御友人宅にて

Country Wine "Orimpian" select '95
カントリー・ワイン "オリンピアン" セレクト '95
まるき葡萄酒(株) 写真無し
山梨 (日本)
Iさん婚約者お土産
師範代御友人宅に来られていた、Iさんの婚約者氏が山梨からお土産に買って来られたワイン。 葡萄品種はカベルネ・ソーヴィニョンとメルローらしい。 スウェードみたいなエチケットでとっても高級風。でもコルクはイマイチ安っぽい。
上のワインに比べれば、濃さという意味では遠く及ばないサラッとした感じ。 でも、雰囲気としてはこっちの方がボルドーっぽい。
比べちゃうとアレだけれども、単品で飲めば結構イケるワインだったかも。
(68点)師範代御友人宅にて

28日(土)

本日は、安ワイン道場師範・がぶ飲み
oriori女史 主宰のワイン会。タイトルは、
【1000円以上は御法度よ、魅惑の3桁ワイン大集合オフミ】
ワイン会と言えば高級ワインを飲み倒すもの、といった感じの世間の風潮に一石を投じる大企画! なんてね。本当は単に「安ワインでもいろいろ集まったら面白かろうなぁ」って期待から。 でも、簡単そうにみえてこの企画、もう半年前から練っててようやくの実現。

こんな酔狂な企画に乗ってくれた参加者は、
光弘さん・光弘さんの奥様・MAKOTOさん・ トビウオさん・えいちゃん・ 舞さん
あとはoriori女史、師範の全8名。

場所は以前も行ったビストロ・ジュイエー。 持ち込み無料のフレンチという非常にありがたいお店。

料理も安い割にはなかなかなもの。

が3,500円のコース。 この他にスパークリングワインとチーズを頼んで、 かつシュピゲラウのブルゴーニュグラスをお願いしても参加費は一人5,000円。安く上がって大満足。

ワインは、最初の泡と松屋の波多野さん差し入れワイン以外は、 除いてすべて参加者の皆さんのお薦め1,000円以下のワイン。

Chadow Creek "Blanc de Noirs" N.V.
シャドウ・クリーク "ブラン・ドゥ・ノアール" (ヴィンテージ無し)
Dom. Chandon
ドメーヌ・シャンドン
Sparkling
発泡
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
(\4,000)98/11/28ビストロ・ジュイエー
まぁ乾杯の泡くらいはお店のを頂きましょうってことで。 このお店の良いところは、フレンチのお店なんだけどシャンパーニュ以外も置いているところ。
色は、さすがにブラン・ドゥ・ノアール、ロゼっぽい赤みがある。 香りもナイス。ボリュームがあって、嫌味が無くて。 味わいは、発泡ワインに関してお子様味覚な師範にとっては、やや濃すぎの感があるけど、 まぁ一杯だけなんでそれはそれで好印象。
下手なシャンパーニュよりずっと楽しいって感じ。
(75点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Caliterra "Chardonnay" '97
カリテラ "シャルドネ" '97
Vina Caliterra
ビーニャ・カリテラ
Blanco
Central Valley (Chile)
Central Valley (チリ)
\780
持ち込みワイン一本目はoriori女史持参の白。 oriori女史はこのお店から10分くらいの家にお住まいで、 「冷えたまま持参可」という地の利を活かしたセレクション。 このカリテラのシャルドネ、師範も5月に'96を飲んでてそこそこ好印象。
とにかくワイン一本一本がどうかなんてことはあんまり気にせずわいわい飲んでたんで、 細かい印象は覚えてないけど、値段の割には正攻法な白で、 やや後味に苦味はあるけど「だからどうした、文句あっかコラ!」的な印象。
ともかく正攻法の白でOKでございます。
(70点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Chaberlay Neauveau '98
シャブーレ・ヌーヴォー '98
Patriarche Pere & Fils
パトリアルシュ・ペール・エ・フィス
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ドゥ・ペイ)
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\980
最初の赤はえいちゃんお持ち込みのヌーヴォー。 ボジョレー・ヌーヴォーを飲む機会の無かった安師範には、初の98年産ワイン。
案外と濃い色で、香りは「やっぱ南仏だなぁ」の、蒸れた雑巾みたいな感じの香り。 味わいは思ったより濃い。新酒って、もっとサラッとした感じかなぁなんて思ってたけど、 そういった意味では普通のワインに出来上ってる。
まぁ新酒も飲めて良かった良かったって感じ。
(66点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Macon Superieur "Les Epillets" '96
マコン・シュペリウール "レゼピエ" '96
Cave de Lugny
カーヴ・ドゥ・リュニー
Rouge
Macon Superieur
マコン・シュペリウール
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\980
次の赤は舞さんお持ち込みのマコン。マコンの赤って初めて飲む気がする。
非常に薄い赤紫色で、いかにもブルゴーニュ。 香りは弱いけど、ちゃんとブルゴーニュらしさを保ってる感じ。 味わいは、やっぱり酸っぱい。駆け足で飲んだんで、もう「酸っぱい」という印象しか残ってない。
この値段でちゃんとブルゴーニュが飲めるのは嬉しいけど、 やっぱちょっと酸っぱすぎか。一杯だけだとそれはそれでOKだけども。
(69点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Casar de Valdaiga Crianza '91
カサール・デ・バルダイガ・クリアンサ '91
Perez Carames
ペレス・カラメス
Tinto
Bierzo
ビエルソ
Bierzo (Spain)
ビエルソ (スペイン)
\98098/09/13酒奉行保土ヶ谷店
師範が万を持して持参したワインは、無名産地無名造り手のスペイン産。 以前飲んだ時「これはそこそこイケるし、 一杯だけとかのシチュエーションだとツブシが効くかも」と思ったのでチョイス。
思いっきり手前味噌だけど、他のワインに比べて複雑さにおいてやっぱ一枚上手ですわ。 前回に比べて濃さとかは感じないけど、それでもなんか高級感あり。
安ワイン道場師範の面目躍如、って勝手に思ってるけどどうでしたかねぇ。
(75点)"ビストロ・ジュイエー"にて

La Tour de France '96
ラ・トゥール・ドゥ・フランス '96
La Compagnie Rhodanienne
ラ・コンパニー・ロダニエンヌ
Rouge
Cotes du Roussillon Villages
コート・デュ・ルーション・ヴィラージュ
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\720
トビさんのお持ち込みは、1,000円以下という厳しい条件を余裕でクリアーな720円。 ボトルの感じはとってもボルドーっぽい南仏産。
ボトルとか色とかはとってもボルドーっぽいんだけど、香りや味はとっても南仏。 「スパイシー」と言うんですかね、こういうの。香りとか味の濃さはかなり満足の行くもので、 値段を考えれば結構OKな部類だと思う。
今回最安値、かつそれをフランス産で持ってくるあたり、さすがトビウオ氏。
(68点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Vacqueyras '96
ヴァケラス '96
Louis Mousset
ルイ・ムーセ
Rouge
Vacqueras
ヴァケラス
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\980
光弘さんお持ち込みのワイン。光弘さん的にも飲んだことある訳じゃないらしく、 ボトルとかラベルとかが高級っぽいということを理由に持参されたらしい。 そこらへんの脂の抜け具合は流石年長者。
もうここらへんになるとあんまり覚えちゃいないけど、かなり濃い印象。 雰囲気はいわゆる南仏ですねぇ。ローヌっていうよりラングドックあたりな感じ。
単品で飲んだら結構好印象かもだけど、前後と雰囲気が似ちゃったんでちょっと印象薄で残念。
(68点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Montepulciano d'Abruzzo '97
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ '97
Antonio e Elio Mouti
アントニオ・エ・エリオ・ムーティ
Rosso
Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
今回の企画を聞きつけた、西宮苦楽園松屋さんの波多野さんが 差し入れてくれたワイン。いやーありがとうございますです、はい。
これもやっぱり濃い印象。かつこれもやっぱり南仏っぽい印象。 あれこれ飲んで味覚がエエ加減になってるってのもあるとは思うけど、 イタリアって感じはあんまりしないですね。
せっかく差し入れて頂いたワインだけど、もう会が佳境であっという間に過ぎ去った、って感じ。 ともあれ波多野さんごちそうさまでした。
(67点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Carmen "Cabernet Sauvignon" Reserva '96
カルメン "カベルネ・ソーヴィニョン" レゼルバ '96
Vina Carmen
ビーニャ・カルメン
写真撮り忘れ
Tinto
Maipo Valley (Chile)
マイポ・ヴァレー (チリ)
\980
MAKOTOさんお持ち込み、「やっぱ安ウマって言えばチリでしょう」のチリワイン。 \980のくせにリゼルバ。(舞さんの『"リゼルバ"って何ですか』との質問にoriori女史の答えは、 『ちょいと良いやつ』。もーちょっとちゃんと答えい! )
いやー、ここまで南仏っぽいスパイシー系のワインが続いたんで、 これみたいに「よっしゃカベルネ!」ってのが来ると落ち着く感じ。 そのうえ非常にレベル高いと思う。1,000円以下でこんなにまとまりの良いチリは初体験。
師範も脱帽の高品質安ワイン。これはお薦め。
(76点)"ビストロ・ジュイエー"にて

Bourgogne '95
ブルゴーニュ '95
Philippe d'Argenval
フィリップ・ダルジョンヴァル
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\980
一人一本持ち込みだったんで、予定数は終了だったんだけど、 丁度チーズの頃合いだしまだなんとなく飲み足らず。 そこで、具合の良いことに光弘さんがもう一本用意されていた。 遠慮とか全く感じず開けることに。
もうさすがにあんまり覚えてないけど、先般のマコンよりは濃い印象。 ちゃんとブルゴーニュ、それくらいかなぁ印象的には。
ともあれ2本も御放出、光弘さんありがとうでございます。
(69点)"ビストロ・ジュイエー"にて

いやー楽しかった楽しかった。
点数的には辛口かもだけど、3桁ワインとていろいろ個性があり侮りがたし、って感じ。
って言うか、みんなでワイワイ飲む時に高級ワインは不要ですね。 たとえ不味かったって、それを笑い飛ばして楽しめるし、 所詮一杯だけなんで高級ワイン飲んだってしょうがない、ってのが師範の持論。
でも、こういう楽しみ方の出来る店って少ないのは事実。そういった意味では、 今回使わせていただいた「ビストロ・ジュイエー」非常に良い店です。
ともあれ、参加頂いた皆様、ありがとうございました。 大変楽しゅうございました。 またよろしくです。


26日(木)

Santa Helena "Siglo de Oro" Merlot '97
サンタ・へレナ "シグロ・デ・オーロ" メルロー '97
Vinos de Chile
ビノス・デ・チリ(裏には"サン・ペドロ社"と)
Tinto
Curico Valley (Chile)
クリコ・バレー (チリ)
\74898/11/20酒奉行保土ヶ谷店
お店で、このワイン"サンタ・へレナ"に関して『確かここのカベルネは好印象だったよなぁ』 なんて記憶があったんでメルロー購入。確認してみたら大間違い。 飲んだことあるのはシャルドネで、印象もそんなに良くない。 記憶力ってのは怪しいもんですなぁ。
かなり色が濃くてトロッとした外観。 甘酸っぱーい香りとブルーチーズみたいな香りが中心で、樽も感じたりするところがチリの凄さか。 味も甘酸っぱい。濃いには濃いけど一本調子。悪くないんだけどねぇ〜。
「お手頃チリはこういうもの」っていう先入観があるからToo Muchな甘さに感じるし、 『一本調子』なんて言葉が出てくるのかも知れないし、 いろいろ難癖つける点はあるけど、値段を考えればかなり好印象。 買い値748円だけど1,200円くらいの価値はある、って小さすぎますかね、そもそも。
69点自宅にて

25日(水)

Rubaiyat Koshu '91
ルバイヤート・甲州 '91
丸藤葡萄酒工業(株)
勝沼 山梨 (日本)
\1,40098/11/13丸藤葡萄酒
先日山梨へ行った際、ワイナリーを見学させて頂き、 値段の割には好印象だったので買い求めたワイン。 「保管コストを考えると、国産'91でこの値段は大変だろうなぁ」とか思いつつ。
色は、青みのない熟成を感じさせる黄色。ねっとり感はあまり無い。 香りは、おとなしげだけどなんとなく刺すような感じのある香り。 何の香りかなぁ〜って考えてたら、ベリーAとかの葡萄を食べたあと、 ほったらかしにした食いカスの香りに近いような。 ともかくあまり「フルーティ」とかの香りじゃないんで、 飲めない師範代には直にアルコールが感じられてNGらしい。 味は非常に武骨。とりあえず酸味がメインで、けっこう酸っぱげなんだけど、 案外と綺麗な酸で「軽快」という言葉が似合う感じ。
…と飲み始めはやや好印象だったんだけど、時間が経つと露骨に酸化したワインのような、 なんとも悲しげな味わいに変化してしまう。
最初はそこそこだけど、どんどん下ってしまうワイン。 やっぱり'91だとパワーが持たないのかなぁ。 試飲して好印象ゆえ買ったんで、とっても残念。
65点自宅にて

23日(月祝)

Carneros Pinot Noir '95
カーネロス・ピノ・ノアール '95
Robert Mondavi
ロバート・モンダヴィ
Red
Napa (USA)
ナパ (アメリカ合衆国)
近所で焼肉食べて帰った後、ご近所のお知り合いから「ワイン飲みに来ないか」とのお誘い。 聞けば、先週米国出張でワインを調達してきたらしい。 ジンファンデルとピノ・ノアールがあったけど、ピノ・ノアールの方を出して頂くことに。 サンディエゴのスーパーで23$くらいだったとか。
色はかなり薄目。香りはかなり良い。樽が効いてて、バニラみたいな雰囲気。 味わいも最初はとってもOK。カリフォルニアらしく酸味が抑えられてて、 渋味もおとなしくて速攻飲める感じ。濃さはあんまり感じない。 あと、惜しむらくは時間が経つと苦味が出てくる感じはあった。
なかなか楽しいピノ・ノアール。値段を考えると米国が羨ましい。 特に、大人数で一気に、という使い方だととっても好印象だと思う。
79点ご近所宅にて

22日(日)

今日は、友人のO夫妻結婚記念日(なのになぜ我々も?)ということでまたまたフレンチのディナー。
日曜なんで開いてない店も多くて悩んだんだけど、やっぱり(最近出版の決まった)
ジバランで探して中目黒の"コム・ダビチュード" という店に行くことに。
オープンキッチンの店ということだったんで、なんかガヤついた感じかも、なんて思ってたけど、 お店が新しいということもあって綺麗で落ち着いた雰囲気。 キビキビした釜谷シェフの動きを見てるだけでも楽しくなる。
頼んだ料理は、4人とも前菜1品、メイン2品の選択式コースで\6,900。 師範は、前菜がフォアグラの白菜包み、メインがカサゴのポアレ、ウズラの煮込み。 師範代は、前菜がリードボー、メインがスズキの炭焼き、牛頬肉のワイン煮。 友人夫妻は、その他に前菜で牡蛎のスープとかメインで蝦夷鹿とか鴨とかを注文。
特に好印象だったのは、フォアグラのねっとり感、カサゴのパリっと感、 鴨の濃い味わい、蝦夷鹿の野趣あふれる感じ。量的にはあまり多くないし、 1つの皿に1点勝負ではあるけど、非常にレベルの高い料理の数々。 ワインは飲めないけどチーズ好きの師範代は、種類の多いここのチーズにも大満足。 20種以上はあったと思う。さらに、チーズ代はコース料金に含まれてるし。
あ、あとパンも素晴らしい。8種類もあり、 蕎麦粉や黒米なんかを使ったのもあって、もうパンだけ食べてても満足いく感じ。

ワインリストにはフランス中心に150種くらい。相当に安いところからあって、 安ワイン者の師範は大満足のリスト。
で、ワインは、まずグラスでシャンパーニュ。

頼んだ後でフィリポナであることを聞いたんだけど、 いまいち不得意系のシャンパーニュだったんでちょいと残念。
次に白。

Alsace Riesling '95
アルザス・リースリング '95
Hugel Pere & Fils
ヒューゲル・ペール・エ・フィス
Blanc
Alsace Riesling
アルザス・リースリング
Alsace (France)
アルザス (フランス)
(\3,000)98/11/22レストラン "コム・ダビチュード"
O夫人が「すっきり系が良い」とのことだったんで、それではってことでアルザスに。 そしたらありました、名門ヒューゲルのリースリングが。それも3,000円という安値で。 もう迷わず注文。
薄いけど、きらきら光ってるような綺麗な黄色。照明のせいかもだけど、ともかく綺麗な見た目。 香りのボリュームはそれほどでもないけど、リースリングらしいちょっとマスカットっぽい香りと、 ガソリンというかジェット燃料というか、そういう揮発油的雰囲気の香り。 味わいはまさにすっきり。余韻とかの長さはないけど、その分キレが良くて好印象。
ワインの個性という意味ではそれほどでもないかも知れないけど、 前菜と飲む白ワインとしてはまさに適任。軽い料理もジャマしない感じだし。
77点レストラン "Comme d'habitude"にて

で、いよいよメインの赤。

Pommard "Clos des Epeneaux" '93
ポマール "クロ・デセプノ" '93
Comte Armand
コント・アルマン
Rouge
Pommard 1er Cru
ポマール1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\9.500)98/11/22レストラン "コム・ダビチュード"
サービスの方も非常に信頼が置ける感じだったんで、赤は選んで頂くことに。 こちらの要求としては『ブルゴーニュで、香りが良くて、お値段1万円くらいのもの』という感じ。 で、薦められたのがこれ。 「渋味はかなりあるけど、酸味が抑え目で凝縮感があり、かつ香りが華やか」 ということらしい。対抗馬としてフィリップ・ルクレールのジュヴレ・シャンベルタン1級 (1万円ちょっとだったか)とかはどうか?と聞いたけど、お店の方のお勧めはやっぱりこれ。 ならば、ということで注文。
いやー、ともかく大正解。おっしゃる通り、ブルゴーニュらしい木苺系の香りバンバン、 カラメルみたいな樽香も心地よい。味わいは確かに酸味は抑え目、 渋味は強めだけどとってもキメ細やかな感じで好印象。あと甘味も感じるし。 さすがに熟成感はないけど、若い割には太く丸くまとまってて素晴らしい。
大当たりのワイン。4人とも大納得。 そういえば1年前にもレストランでポマールを頼んで大正解だった。 ポマール、案外師範と相性が良いのかも。
90点レストラン "Comme d'habitude"にて

2本ともとっても美味しくてガンガン飲んでしまい、チーズの段には空っぽに。 従って更にグラスで追加。追加したものは

シノンとボルドーも飲ませて貰ったけど、やっぱり前が良すぎたためかちょっと見劣り。 その点師範のポルトは全然雰囲気違ってOK。(っつっても要は好みの問題だけど)

デザート食べて、コーヒーまで飲んだけど、やっぱりちょっと飲み足らず。 そこで、女性陣はハーブティーの追加を、男性陣はブランデー系を追加することに。 頼んだブランデー系は、

O氏はブランデー系は苦手だったみたいだけど、 師範にとっては初めてこんなまろやかなグラッパと奥深みのあるカルバドスを飲んだ、って感じ。 というわけで食後酒の数々にも大満足。
こんだけ好き放題飲んだり食べたりしても、本日のお会計は4人で\57,000-くらい。 まぁ「お手頃」とは言わないまでも、満足感から考えればお安いと思った。
ともあれ料理に酒に大満足のディナー。

20日(金)

Don Tomas Amontillado N.V.
ドン・トーマス・アモンティヤード (ヴィンテージ無し)
Bodegas Tomas Abad
ボデガス・トーマス・アバド
Fortified
酒精強化
Sherry
シェリー
(Spain)
(スペイン)
\1,08098/11/20酒奉行保土ヶ谷店
そもそも今日は"しゃぶしゃぶ"なんで、ワインを真面目に飲むつもり無し。 ビールを飲んだ後、昨日残しておいた赤をチビッと、で終了する予定だった。 でも、なんとなく飲み足りず、今日買ったばかりのシェリーを食後酒として飲むことに。
色は全くブランデー。ちょいとくすんだ感じはするけど。 香りは、鼻で嗅ぐとブランデーと梅酒の中間って感じだけど、 ひとたび口に含むとそのヒネ具合たるや尋常でなく、まるで瓜の味噌漬。 ほんっと味噌漬の香りがします。 味わいは、Cremeとかに比べて甘味も抑え目で、 一杯だけのつもりが半分飲んじゃうくらい受け入れ易いもの。
安めのシェリーだけど結構好印象。甘味の度合いは"アモンティヤード"くらいが適当で、 案外師範はこの系が合うのかも。
72点自宅にて

19日(木)

Clos Yon-Figeac '95
クロ・ヨン・フィジャック '95
Heriteiers Meslin-Gurchy
エリティエール・メラン・グルシィ
Rouge
Saint-Emilion Grand Cru
サンテミリオン特級畑
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,68098/10/18エノテカ広尾店
本日はボジョレー・ヌーボーの解禁日。 師範的には航空運賃払ったワインを買う余裕は無いし、 なによりそれを買える時間に帰れないんで、毎年飲めず。
ってな状況ではあるけど、やっぱり「ワインのお祭り日」ということでちょっと高級系を。 エノテカお勧めのサンテミリオン・グランクリュ。どこだったか当地の有名シャトー (フィジャックでは無かった)のセカンド・ワインらしい。
正当的に濃い紫色。香りは、最初「あれ、弱いか?」と思ったけど、 どんどん本領発揮しだして、ちょっと埃っぽいようなボルドー右岸らしい雰囲気に。 味もなかなかなもの。濃さは十分、ややざらつくような粗さはあるものの、 バランスは良くて、かつ甘味っぽいまろやかさもあって好印象。
なかなかなもんでございました。「ワインのお祭り日」にふさわしい1本。
78点自宅にて

17日(火)

Cotes du Rhone '96
コート・デュ・ローヌ '96
La Vieille Ferme
ラ・ヴィエイユ・フェルム
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\98098/10/18やまや新宿店
またまた1,000円以下の安ワイン。 金ピカですっごくゴージャス(というかやや悪趣味)なラベル、 「古い農場」ってあまりにそのまんまな造り手名、 なんとなく怪しさ満点。
色は濃い青紫。 香りなんだけど、いわゆるローヌってブルゴーニュとラングドックあたりの中間っぽいって判断して良いのかなぁ、 なんとなくそういう気がした。 で、味なんだけど、最初は駄目だと思った。トゲトゲっぽくて。 でも、なんだかんだ言いながらスルスルと一本飲んだ。
香りとか濃さはある。でもなんとなく受け入れがたい雰囲気。だけども一本飲んじゃった。 非常に評価に困るワイン。
69点自宅にて

15日(日)

本日はバンドの練習後、Sax担当氏宅で飲み会。
ってことで、比較的無難系のワインを持参。

Bourgogne '95
ブルゴーニュ '95
Leroy
ルロア
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,98098/10/18やまや新宿店
持参ワイン1本目はご存知ルロアのACブルゴーニュ。
近辺では一部「イマイチ」との声もあるけど、総じて評判が良いのでチョイス。 7月に飲んだ時も好印象だったし。
色は非常に綺麗。さすがルロアって感じ。 香りも綺麗です。ゴムみたいな木苺みたいなブルゴーニュっぽい香り満載。 味わいも透き通ってて綺麗ではある。 ただ、ちょいとお高くとまってるというか、 ブルゴーニュとはなんぞやってことをご存知無い方々にとっては単に酸っぱいワインって感じかも。
悪くはない。でも、もうちょっと人なつっこければなぁ、って感じ。
(73点)知人宅にて

Ch. Lyonnat '94
シャトー・リオナ '94
Ch. Lyonnat
シャトー・リオナ
Rouge
Lussac-Saint-Emilion
リュサック・サンテミリオン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,98098/10/18ザ・ガーデン自由が丘
もう1本はこれ。
このワイン、師範は結構お気に入りで'90'93 を飲んでいる。ヴィンテージが違うんでアレだけれど、まぁ大ハズシはしないだろうと思いチョイス。
色は当然ブルゴーニュより濃い。 香りもボルドーらしくて、上が木苺ならばこっちはカシスって感じ。 味がねぇ。悪くは無いんだけど、ちょっと渋味が強いかなぁ。 これに甘味とかまろやかさがあれば渋味もあんまり目立たないんだろうけど、 若干トンガってて渋味が突出した感じがある。
これも悪くはない。っていうか、上もこれも一人で飲んでたらもっと満足度高いかもだけど、 いかんせん場が場ですから、もうちょっと判りやすいのにすればよかったかなぁと。
(73点)知人宅にて

13日(金)〜14日(土)

今週末は、師範・師範代の二人で紅葉でも見てのんびりするか、ってことで山梨県小淵沢へ。 宿泊先は「リゾナーレ小淵沢」。高級リゾートホテルなんだけど、 師範代勤務先の保養所なんでとっても安く泊まれるってことで。
最初は『今回ものんびりダラダラか』なんて考えてたけど、 ふと気がついたら、山梨と言えばワインの産地、かつ途中に勝沼あり。 これはちょいと脚を運ばないわけにはいくまい、ってことで寄ることに決定。

朝8時に自宅を出て、11時前には「勝沼町営 ぶどうの丘」到着。平日だと速い早い。 で、ここでは1,100円払って「タートヴァン」なる器を購入すれば、 カーブにある全てのワインが試飲出来るってことで 『1,100円はちょいと高いなぁ』と思いつつ購入。あ、師範代は運転手なため試飲せず。
思ったよりも種類豊富。全部で200種くらいはあるだろうか。 比率的には、赤25%, ロゼ20%, 白(甘口)25%, 白(辛口)25%, 季節柄"新酒"5%といった感じ。 当然全種類飲むのは不可能そうなんで、白の辛口と赤を徹底的に稽古することに。
国産の白は結構良いセンいってると思ってたし、試飲しても「なるほど値段相応」と思えるもの多し。 "甲州"って品種、なかなかすっきりしてて良いと思う。
で、赤。師範は過去に国産の赤で『美味い!』と思ったことが無い。 (もちろん安いのばっかしか飲んでないけど。) で、今回試飲して『こりゃウマイんじゃないだろうか』と思ったのが

ちいさなワイナリーのとかに期待してたんだけど、 ここにあるラインナップの中で師範のナンバーワンはこれ。 2,500円はちょっと贅沢かなぁと思いつつも購入。

昼食は、"麺狂"師範代の強い御希望により"ほうとう"を。 "ほうとう"、九州で言うところの"だご汁"みたいな感じで嫌いじゃないんだけど、 鶏肉かなんかが入ってればもっと美味いのに、といつも思う。

午後は「丸藤葡萄酒」さん(ブランド名"Rubaiyat")を訪問。 「ぶどうの丘」で試飲して、1,000円の白でもキリッと辛口、大衆に媚びを売らない姿勢が気に入って。
昼食場所から電話して伺ったんだけど、見学者は我々だけ。 というわけで、おじさんのマンツーマンの説明を受けることに。 で、その後試飲。当然我々だけ。4種ほど飲んでみて、

を購入。白を買おうと考えてたし、すっきり&熟成感&お手頃価格ってことで。
しかし、やっぱり小さいワイナリーを訪問した場合、 つきっきりの説明を受けて1,400円じゃ申し訳ないなぁ、ってのが正直な感想。 ともあれ、ありがとうございました。

ホテルに着いたら、ガラにもなくテニスしたりプール&スパで遊んだり。 それにしても部屋が素晴らしい。メゾネットタイプで、道場より広いんじゃないだろうか、って感じ。 眺めも抜群だし。

夕食は、ホテル内のイタリアンレストランで。
前菜(蟹を使ったクレープ)、パスタ(茄子のスパゲティとニョッキ)、メイン(子牛と帆立)、 デザート(チョコレートと梨のコンポート)、エスプレッソで\4,500。 まぁ内容的には「リゾートホテルのイタリアン」って感じで、 インパクトに欠けお値段高めだけど、パスタは結構美味かった。 あと環境・サービス心地よし。残ったワインを部屋に持って帰る旨伝えたら、 残ったパン(+別のパン)を包んでくれた。

ここで注文したワインが以下。

Valpolicella Classico Speriore "Serego Alighieri" '95
ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ "セレーゴ・アリギエーリ" '95
Masi
マァジ
Rosso
Valpolicella Classico Speriore
ヴァルポリチェッラ・クラッシコ・スペリオーレ
Veneto (Italia)
ヴェネト (イタリア)
(\2,500)98/11/13Ristorante "La Vita"にて
ここのリストには泡5種、白10種、赤15種くらい。 ハウスワインが勝沼産である以外は全てイタリア産。値段的には2,500円〜10,000円強で、 まぁまんべんなく、といった感じ。
で、師範がチョイスしたのは、ハウスワインと同価格のヴァルポリチェッラ。 キャンペーン中ということでお安いらしい。 確かに、リゾートのレストランでこのワインがこの価格、かなり安いと思う。
静脈血のように暗く赤い紫色、やや粘性もある。香りのボリュームは抜群、 なんか桜餅みたいな雰囲気もある、人なつっこい香り。 (裏書きには「桜の樽で熟成」と書いてある。桜餅っぽいのはこれゆえか?) 味わいもまずます。酸味とタンニンがややとんがってはいる感じはあるけど、 全体的にはまとまりが良く明るい感じ。
かなり満足度高し。このレベルのワインをこの値段で出すレストラン、 都内でも少ないんじゃないかな、なんて考えつつリゾートの夜は更けて…
76点リゾナーレ小淵沢内イタリアンレストラン "La Vita"にて

翌日はめっちゃくちゃ良い天気。ってわけで朝方は清里や昇仙峡あたりをドライブ。 紅葉と澄んだ空気で快適快適。
昼飯は竜王でチキンカツ・トンカツを食べて(高めだけど結構美味かった)、 「神明温泉 志麻の湯」という町営温泉でダラダラと。
で、本日もワイナリー巡りを。昨日と異なる大メーカー系を中心に。

まず行ったのが「雪印 ベルフォーレワイナリー」。
試飲できるのは6種中2種のみ。それもプラスチックのお猪口みたいな寂しい器で。 チーズの試食が付いてるのは好印象だけど、ちょっと試飲が寂しすぎ。
試した2種に気に入ったワインはなかったので購入せず。 ソフトクリーム(\250)は買ったけど。

次に行ったのが「サントリー 山梨ワイナリー」。
工場見学はなかなか楽しい。説明のお姉さんは別嬪さんで声も良かったし。 ただ試飲がねぇ。新種の時期ってのもあるんだろうけど、白とロゼのうすら甘い濁りワイン2種、 それだけ。まぁグラスはまともだったけど。
正直行って、大メーカーのワイナリー見学、ちょっと期待外れ。 っていうか、昨年行った
「マンズワイン 小諸ワイナリー」みたいなのを期待していた。 やっぱりワイナリーでは試飲して気に入ったの買いたいなぁ。 というわけでここでも購入せず。師範代が勤務先にお土産買ったのみ。
でも、他のお客さんを見てるとドンドコ買ってるんで、師範みたいなのは少数派かも、って思ったけど。
(あと、ここは帰り道の案内がすっごく不親切>サントリーさん)

ともあれ、気持ちの良い宿、ワイン三昧、綺麗な空気に良い景色と、 短いながら三拍子揃った旅に大満足でありました。


10日(火)

Casa Gualda "Cencibel/Merlot" '97
カーサ・グアルダ "センシベル/メルロー" '97
Bodegas "Ntra Sra. de la Cabeza"
ボデガス "ヌエストラ・セニョーラ・デ・ラ・カベサ"?
Tinto
La Mancha
ラ・マンチャ
La Mancha (Spain)
ラ・マンチャ (スペイン)
\98098/10/18ナショナル麻布スーパーマーケット
安ワインのメッカ、ラ・マンチャの産。安ワインながら 「フランス/アメリカ/ボスニア産の新樽にて8週間熟成」なんて書いてある (と思う。スペイン語読解力に自信無し)。 "センシベル"って品種名はテンプラニーヨのことらしい (最近師範も知恵が増えて申し訳ない)。
色は普通に濃い紫。 香りは結構上等。"看板に偽り無し"の程良い樽香と挑発的な果実香。 味はちょっと薄いかな。それでもバランスとかは悪くない。 ただ、時間が経つとイゴイゴ感が出てきて、師範的には悪い方向に向かっている気がするんだけど、 師範代に言わせれば「時間が経った方が良い。ファンタグレープの時間おいたやつみたい」なんだと。
1,000円以下のワインとしては抜群の出来。ただやっぱりちょっと癖がある。 惜しいなぁ。
74点自宅にて

8日(日)

Poully-Fuisse '95
プイィ・フュイッセ '95
Joseph Drouhin
ジョセフ・ドルーアン
Blanc
Pouilly-Fuisse
プイィ・フュイッセ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
Sさんからの頂き物
このワインは先月自宅に招いたSさんのお土産。 といっても米国から買ってきた訳じゃなくて、多分品川あたりで買ったんだと思うけど。
ちょっと麦ワラっぽい黄色と、粘性が高くて長い脚がとっても高級風。 香りも、生臭い感じの適度な樽香と、蜂蜜を思わせる甘い香りが高級風。 味も悪くない。香りの割にはスキッとしてて。ただ、なんとなくちょっともの足りないというか、 抜けたような味わい。「なにが足りない」って言える訳じゃないけど、なんかが足りない。
必要な要素は満たしてるのに、なんかが足りないと感じさせるワイン。惜しい。
71点自宅にて

7日(土)

本日は 「秋の大感謝祭 スパシーヴォ! イヴァーナ!!」 と銘打たれた、 とあるBBSに出没する人々の飲み会。 参加者は、 幹事の
やゑ様・ たねもりさん・ 光弘さんとマダーム・ かぎさん・ 奉行さん・ トビさんふじ井さん・TAKさん・師範代・師範の11名。 場所は"オザミ・デ・ヴァン"を昼間から開けて頂いて。

Vallois "Blanc de Blancs" a Cremant N.V.
ヴァロア "ブラン・ドゥ・ブラン" ア・クルマン (ヴィンテージ無し)
Dievolt-Vallois
ディーヴォルト・ヴァロア
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
Aux Amis des Vins
最初は泡で。それもちゃんとシャンパーニュ。「お値打ち感のあるシャンパーニュ」とのこと。
結構良い香りだったような。ちょいとイースト香を感じるけど、口に含むとリンゴの香りがいっぱいで (近所で塗装工事をしてるのかシンナーっぽい臭いが充満してて、 ワインの香りがよく判らなかったけど)。 味わいもギリッとすっきり。そこそこ濃いんだろうけど、 十分に冷えてることもあってとっても軽快な感じ。
なかなかのシャンパーニュ。っていうかそれ以前に冷えたシャンパーニュで乾杯、 ってのはやっぱり気持ちが良い。
(82点)ワインバー"オザミ・デ・ヴァン"にて

Tokay Pinot Gris '96
トケイ・ピノ・グリ '96
Bernhard-Reibel
ベルナルド・レイベル
Blanc
Alsace Tokay Pinot Gris
アルザス・トケイ・ピノ・グリ
Alsace (France)
アルザス (フランス)
Aux Amis des Vins
白はアルザスで。これと泡は、お店のシェフソムリエール"岩澤さん"のセレクション。
アルザスにはめずらしく樽香がある(と思った)。 香りの甘さと裏腹にすっきりした味わいはまさにアルザス。 ピノ・グリって、リースリングやゲヴュルツと比べるとおとなしいイメージがあるけど、 これもそのイメージ通りで、どこといって強いポイントは無いけど、 全体のまとまりが良くてスルスル飲める。
軽快なだけじゃなく、なんとなく高級感もあったりして結構好印象。 やっぱ良いですね、アルザス。
(83点)ワインバー"オザミ・デ・ヴァン"にて

Minervois Carte Noire '95
ミネルヴォア・カルト・ノアール '95
Dom. Maris
ドメーヌ・マリス
Rouge
Minervois
ミネルヴォア
Languedoc & Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
銀座屋酒店
赤の一本目は南仏から。TAKさんとかトビさんとか「シラーが入ってるか」 なんて盛り上がってましたけど、師範にはそもそもそんな品種のことなんて判らないんで…
アタッキーでとっても風変わりな香り。草っ原みたいな赤錆みたいな。 味わいも、口に入れた瞬間は濃さからくるアタックを感じるんだけど、 なんか真ん中が抜けたような、ちょっと腰クダケな感じ。
なんというか"ギミック満載"的なワイン。聞けば1,200円とか。その値段なら文句無いっす。
(68点)ワインバー"オザミ・デ・ヴァン"にて

Barolo "Brunate" '94
バローロ "ブルナーテ" '94
M. Marengo
M・マレンゴ
Rosso
Barolo
バローロ
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
銀座屋酒店
赤2本目はイタリアのバローロ。マトモなイタリア産を飲むのってとっても久しぶり。
赤みの強いイタリアっぽい色。 最初香りを嗅いだ時、イチゴシロップみたいな香りがあって、 「変わってるなぁ」と思ってたけど、だんだん普通になった。 樽香があって、果実香のオシも強い。結構濃い味わいもグッド。
濃いのにガブガブいける感じはさすがイタリアって感じ。
(78点)ワインバー"オザミ・デ・ヴァン"にて

Cote Rotie "Rose Poupre Special" '96
コート・ロティ "ローズ・プープル・スペシアル" '96
Gaillard
ガイヤール
Rouge
Cote Rotie
コート・ロティ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
銀座屋酒店
このワインは銀座屋酒店の銀ちゃん激押しらしい。 コート・ロティを飲むのは4年ぶりくらいか。
色が濃い。前のイタリアと比べるとやっぱり随分と青い。 ソーセージの香りがとっても印象的。(『ソーセージの香りなんてするわけない』とお思いでしょうが、 はっきりとしました。ソーセージって言うよりセージの香りなのかもだけど) ぼちぼち記憶も怪しく、それ以外はあんまり覚えてないっす。
自分のメモには「味はローヌって感じ」なんて書いてるけど、なんじゃそりゃ。
(75点)ワインバー"オザミ・デ・ヴァン"にて

Nuits-Saint-Georges '78
ニュイ・サン・ジョルジュ '78
Dom. Doudet Naudin
ドメーヌ・ドゥデ・ノーダン
Rouge
Nuits-Saint-Georges
ニュイ・サン・ジョルジュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
銀座屋酒店
歯の無い造り手で有名?な、ドゥデ・ノーダンのブルゴーニュ。 本日メインの一本。
いやー美味いっす。色とかも濃くて、20年も経ってるとは思えない感じ。 香りもガンガン立ち昇る雰囲気だし、味もまろやかで厚みがあって超オッケーって感じ。 かなり酔っ払った脳味噌に直撃のワイン。
ノーダンさんは以前ちょっと期待を裏切られたこともあったけど、 これで名誉挽回。いやー良かったっす。
(87点)ワインバー"オザミ・デ・ヴァン"にて

この後、食後酒ってことでゲヴュルツトラミネールのマールを。 「葡萄品種の特徴が顕著なマール」ってことでしたけれども、 もうこの時点では師範の味覚神経にソレを判別出来る能力は無くて… いや判別出来てたかもですけど、ソレを記憶する能力は無くて…

昼間っからワイン飲み倒しの楽しい会でございました。
幹事のやゑ様、会計とお酒手配のたねもりさん、お店手配の光弘さん、その他皆様、 ありがとうございました。


4日(水)

Les Vignes de Lafite Monteil '96
レ・ヴィーニュ・ドゥ・ラフィット・モンテイユ '96
Ch. Lafite Monteil
シャトー・ラフィット・モンテイユ
Rouge
Haut Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,68098/10/09酒奉行保土ヶ谷店
よく行く酒のディスカウント「酒奉行」が契約輸入しているらしい"Ch. Lafite Monteil" というシャトーの高級版らしい。
色は、ボルドーとしては若干薄目かなぁって感じの青紫。 香りは「これこれ!若ボルドーの香り!」って感じの、 若干青臭さがありながらも落ち着きある香り。 こういう正統派ボルドーの香りって久しぶりな感じ。 味わいは、小さいながらもまとまってて、派手さはないけど親しみの湧く感じ。
そこそこまともな若ボルドー。ワイン会とかで脅かしには使えないけど、 一人でダラダラ飲むには問題ない。(それにしちゃちょっと高めか)
69点自宅にて

2日(月)

Montepulciano d'Abruzzo '97
モンテプルチアーノ・ダブルツッオ '97
Camillo Montori
カミロ・モントリ
Rosso
Montepulciano d'Abruzzo
モンテプルチアーノ・ダブルッツォ
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
\98098/10/18The Garden 自由が丘
週末は、分不相応な高級ワインを飲んだけど、 初心に帰って安ワイン強化期間の続きを。 結構気に入ったワインが多いモンテプルチアーノ・ダブルッツォだけに期待して。
色は綺麗です。 香りはダメ。ボリュームこそ結構あるけど、1,000円くらいのブランデーみたいな、 イガイガしててアルコールを直に感じる香り。 味もダメ。酸っぱくてイガイガ感強し。安イタリアっぽい「ペラッペラだけどガブガブ飲める」 的な感じは無く、結構飲むのに苦労する。
残念ながら残念な結果。半分残ったけどどうしよう、って感じ。
53点自宅にて

先月分

by 師範