稽古日誌:2011年10月

 10月であります。食欲の秋であります。ワインも何を飲んでも美味い季節の到来であります。

 さて食欲の秋と言えばまな板。 まな板といえば、これまで使ってきたまな板が、 先月師範の手による無謀なリペアへの挑戦によって使い心地の悪いものになってしまったので(コレ)、 思い切って買い替えました。 買ったのは、青森産ヒバの一枚板で、横45cm×幅30cmのもの。

ショップへのリンク:
★青森ヒバクラフト:青森ヒバまな板(45×30×3.3cm)\6,720

その際、京都の老舗「白木屋」のイチョウの同サイズ

ショップへのリンク:
★京都こだわり.ショップ:いちょうの木のまな板(45×30×3cm)\14,500

も検討したけど、 そんなに高級品じゃなくても良いか、ってのと、 白木屋のものはひらがなで「いちょう」と焼印されているのが逆に安っぽく感じられたので、 こちらにした次第。

 使い心地は、さすがに厚めの一枚板、さすがに手カンナ仕上げということで、 安定感と滑らかな肌触りがあって非常によろしゅうございます。 ちょっとまだ木の香りが強い気がしないでもないけど、 道場は建築の際に家の土台にヒバを使ったので、 新築の時の雰囲気が思い出されてイヤではありません(食材に匂いが移るというほどではないようですし)。 あと問題点があるとすれば、木目の方向がやや一様でない板目なんで、 削るとすればちょっと技術を要するかな、ということくらい。 ともあれ末永く使っていく所存でございます。


翌月分

30日(日)

Chateau de Panigon 2002
シャトー・ド・パニゴン 2002
Ch. de Panigon
シャトー・ド・パニゴン
Rouge
Medoc (Cru Bourgeois)
メドック (ブルジョワ級)
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,2802011/10//05 QUEEN'S ISETAN 品川店 ドウシシャ
 昨日出して頂いたボルドーと中途半端にしか稽古できなかった、 という名残惜しさもあって、道場でも久しぶりにボルドーと稽古することに。 このワインはメドックのブルジョワ級、 ヴィンテージは2002年産とちょっと古め。 こういうワインが1,000円台前半で買えるのは大変嬉しい限りだけど、 もしかして「安さのヒミツは内容にアリ」なのかも・・・と訝しがりつつ抜栓。 ちなみに料理はモツ鍋であります。
 さて抜栓。コルクは、 短いながらもシャトー名とヴィンテージが書かれていて、 液面に触れていた部分はベルベットみたいな真紫、 それ以外は全くワインが染みていないちゃんとした物。 色は、結構熟成が感じられる小豆色。 香りは、こちらも熟成感があって、 醤油入り紅茶(なんて飲めたもんじゃなさそうだけど)みたいな深みのある香り。 ただ、香りのボリュームはかなり小さめ。そこらへんは値段なりかもです。 味も、熟成ボルドーらしい丸くてカドの取れた味わいがあるけど、 惜しむらくはやや平板。
 キチンとキレイに熟成したボルドーだと思います。 ただ、そもそものポテンシャルがそれなりだったようで、 熟成した結果もそんなに大化けはしてない感じです。 でもお値段1,280円だからね、こういうのが日本に居て飲めるのはやっぱり嬉しい限りです。
76点道場にて

29日(土)

 本日は、先日のライブの反省会と称して、 kb担当のMz氏宅で飲み会。参加者はバンドのメンバー4人+Mz氏の奥様の5人。 量の大小はあれみんなそれなりに飲む人です。

 出して頂いた料理のメインは、ホットプレートでのジンギスカン。 いやー豪快、というか部屋から匂いが抜けないんじゃ・・・と後で心配になりましたが、 食べてる時はそんなんお構いなしに美味い美味い、と。 他にもシーザーズサラダとかマグロの刺身とか食後にレアチーズケーキとか出して頂いて。 皆が持参した料理は、師範が押し寿司各種、b担当のMw氏がチーズ、 ds担当のHr氏が爆弾おにぎりとか・・・と備忘録。 いろいろ大変おいしゅうございました。

Meursault "Les Limoxin" 2005
ムルソー "レ・リモザン" 2005
Nicolas Potel
ニコラ・ポテル
Blanc
Meursault
ムルソー
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,9902010/06/30 かわばた酒店 エイ・エム・ズィー
 まずはビールをたっぷり頂いてからワインです。 今回、師範は赤と白一本ずつ持参しております。 そして、そのどちらもブルゴーニュ産、どちらも稽古範囲をちょいオーバー。 客観的には全く安ワイン者らしくないチョイスですな。 でも仕方ないのよ、道場在庫で人様んちへの手土産になりそうなのって、 そういうのしかないから。 ちなみこちらの白は、1年半くらい前に買った畑名付きのムルソー。 普段飲みにはもったいないけど・・・となんとも中途半端なグレードのワインなんで、 なかなか稽古する機会なく今日にいたる一本であります。
 色は、かなり黄色みを強く感じられて、それなりに熟成感があります。 香りは、鼻で嗅ぐ分には案外弱めなんだけど、 口に含むとムルソーらしさが爆発。 なんといっても特徴的なのはビスケットのようなスコッチ・ウィスキーのような樽香で、 果実香の方はピチピチの時期を過ぎてマッタリとしています。 味は、甘そうな香りと裏腹にかなりドライ。 酸味と旨味がしっかりしていて、飲み応えがありますな。
 4,000円弱で、これくらいムルソーらしさを発揮してくれれば十分合格でしょう。 好きかどうかは置いといて、皆さんにも珍しいワインだと感じて頂けたようでなにより。
ショップへのリンク: Meursault "Les Limoxin" 2005 [Nicolas Potel]
(84点)Mz氏宅にて

Gevrey-Chambertin 1er Cru "Estournelles Saint-Jacques" 2008
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ "エストゥルネル・サン・ジャック" 2008
Frederic Esmonin
フレデリック・エスモナン
Rouge
Gevrey-Chambertin 1er Cru
ジュヴレ・シャンベルタン1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\3,9372011/08/29 ヴェリタス ラック・コーポレーション
 もう一本の赤がコレ、フレデリック・エスモナン(発音は「エモナン」かも)のジュヴレ・シャンベルタン一級畑。 フレデリック・エスモナンといえば、特級畑でもそれなりにお手頃、 良く言えば手堅い/悪く言えば面白みの無いワインが多い印象。 この畑は、2003年に1999産と稽古済み、 やはり手堅く地味な印象だったようだけど、はたしてこのワインはどうでしょうか、と。
 色は明るめで澄んだ感じの赤紫色、 いかにもブルゴーニュらしい色であります。 香りは、トーンの高い果実香にほんのり甘く焦がした樽香。 ボリュームと複雑さの面で若干物足りない感じはあるけど、 北のブルゴーニュらしくて良い感じの香りではあります。 お味の方は、まず酸味がしっかりしていて、そしてまだ渋味が固くて、 ちょっと開けるのが早かったかな、という感じ。 ゆっくり飲めばグラスの中で開いてくれたのかもだけど、 なかなかこういう席ではそうもいかないわけで。
 というわけで、やっぱりこのワインも「それなり美味しくて手堅いけど地味」な印象でした。 それでもジュヴレ・シャンベルタンの一級畑の雰囲気がちゃんと感じられるワインがこの値段というのは なかなかお買い得なんで、 一人でしんみりじっくり飲むには良さそうであります。
(80点)Mz氏宅にて

Stopbanks Marlborough Sauvignon Blanc 2008
ストップバンクス マールボロー ソーヴィニョン・ブラン 2008
Stopbanks Wines
ストップバンクス・ワインズ
White
Marlborough (New Zealand)
マールボロー (ニュージーランド)
(Mz氏から) モトックス
 この後は家主Mzさんが出して頂いております。 その一本目は、ニュージーランド産のソーヴィニョン・ブラン。 おっとその前にはHr氏が持参された発泡にごり酒(清酒)も頂いておりました。 もうこの時点で師範の記憶能力は結構厳しいところまで来ちゃっております。
 さてこのワインはというと、まず色はかなり薄めで、ほぼ無色に近い感じじゃなかったかと思います。 そしてこの香りが素晴らしい。ボリュームたっぷりで、「これぞソーヴィニョン・ブラン」な ハーブやらグレープフルーツやらがピチピチしております。 香りのボリューム対決では、師範が持参した前の2本に圧勝です。 味は、香りの印象通り、フレッシュで軽めな味わい。 変に甘かったり重かったりせず、上手にまとまった味わいです。
 最近のニューワールド産ソーヴィニョン・ブランは美味いよね。 先日稽古したコレなんかもそうだったけど、 フレッシュな白ワインが飲みたいのであれば、 このあたりを選んでおくのが間違いないようです。
(80点)Mz氏宅にて

Marquis de Mascaret Merlot 2007
マルキ・ド・マカレ メルロー 2007
La Cave des Hautes de Gironde
ラ・カーヴ・デ・オート・ド・ジロンド
Rouge
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(Mz氏から) 大丸興業
 そして、もう一本出してくれちゃってます。 5人で4本だったら別にそんなに大量のアルコールってわけでもないんだけど、 ワインの前にビールをたっぷり頂いちゃってますから、 師範的にはもう沈没領域に達しちゃっておりました (実際途中で寝てました、スミマセン。結局ライヴ撮った映像って見たっけ? なんのための反省会だったんだか)
 というわけで沈没前にこのワインを飲んだ記憶はほとんどなかったりするわけですが、 沈没から復帰して飲みを再開した後の記憶はそれなりにあります。 このワインに関しては、いかにもお手軽価格帯のボルドーな感じで、 ボリュームおとなしめで重めの果実香に加えて煙たさのある香りと、 骨格はしっかりして肉付きの薄いガッシリ感のある味わいじゃなかったかと。
 結局一杯分くらいは飲んだのかな? 会が終わっても半分くらい残っていたような。 ホント弱くなったなぁ、師範ってば。 その分、二日酔いするようなことはほとんど無くなったんですけどね。
(??点)Mz氏宅にて

 午後1時すぎから始めて、お開きになったのは午後9時ごろ。 長々とおせわになりました>Mz氏+奥様。

28日(金)

 本日の夕方、インフルエンザの予防接種を受けるってんで 子供ら&付き添いの師範代が近所の小児科へ。 それだと家で夕食を造るのはしんどいし時間的にも遅くなるため、 師範と合流して近所の居酒屋へ。 「子連れで居酒屋などけしからん!」とお考えの御仁もおられましょうが、 そこはひとつ大目に見てくださいな、年にそう何回もあるわけじゃないですから。 というわけで、本日選んだ店は、最近出来た朝獲れ鮮魚 魚鮮水産 保土ヶ谷西口店というところ。

 そして、まぁ普通にいろいろと居酒屋メニューを注文しました。 右写真は朝獲れ7点盛 1,344円也。 それなりにボリュームがあってこの値段は結構お得、 スーパーで買ってもそれくらいはしそうだからね。 そして、鮮度や品質に関しても、最近はこういう店でもちゃんとしたのが出るんですなぁ、 と感心する内容です。

 アルコールは、生ビール大\651と瓶ビール中\504とハイボール\367を注文。 ワインもあったけどやっぱりこういう店ではこういうのを頼んじゃいます。

結局、なんだかんだで料理15点くらいと上記アルコールやソフトドリンクを含めて、 新聞折り込みのクーポンを使って家族4人分の支払いは10,000円弱。 みんな苦しいくらいにおなかいっぱいになったことを考えると、結構コストパフォーマンスは高いと思われます。

26日(水)

Les Murailles (Blanc) 2010
レ・ミュレイユ (ブラン) 2010
Maison Bouey
メゾン・ブイ
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\3982011/09/27 ドラジェ スマイル
 本日の夕食は今シーズン初のおでん。 おでんって、「世界七大ワインに合わない料理」の一つであります(他の六つは「カズノコ」「明太子」「塩辛」「白米」「味噌汁」「キュウリ」:師範調べ、 「指南書」の食べ物のページ参照)。 というわけで、『とにかく果実っぽさが無さそうで、とにかく軽そう、水みたいに飲めそうなワイン』 という理由で選んだのがコレ、このショップ名物?「客寄せパンダ」の1本398円のボルドー産白ワインであります。 (ちなみにこの銘柄は10年くらい前に赤と稽古してたりします)。 ここんとこ外飲みが多くてややバブル気味な稽古日誌になっているので、 ここいらで原点回帰、という意味も込めての稽古であります。
 色は、ほぼ無色だろうと想像してたけど、緑っぽさの無いレモン色がそれなりに見てとれます。 香りは想像通り弱めです。ちょっとリンゴのようなフルーツ香がほんのり香る程度です。 味は、酸味も甘味も無くて、なんとなくコクめいたものだけがあって、 2010年産としてはなんだか老成したような感じです。
 果実っぽさが無くて軽い、というとこまでは当たってたけど、 水みたいには飲めないのがちょっと想定外でした。 なんだかどこかでツラい目に会ったような感じで、 これがちゃんとしてたらもっとフレッシュさのあるワインだったかもです。 まぁこの値段のワインだから仕方ない部分はあるんだろうけどね。

 「平日は水曜金曜で1本」を続けております。健康的だなぁ、安ワイン道場 ・・・と言いながら、水金はワイン以外も飲んじゃったりしてますけどね。 さてさて上記外食をしてきたあと、水曜の残りと再稽古。 で、結局ダメなもんは二日経ってもダメです。頑張って飲んで終了。
(62点)道場にて

22日(土)

 本日は、師範の同僚のYmさん宅にお邪魔しております。 なんだか「理想のマイホーム」を絵に描いたような、 広くて明るくて素晴らしいお宅、いやー素晴らしい。 そして参加者は、Ymさんご夫妻、Yjさんご夫妻とS君、師範一家の3家族9名。 そのうち飲む人は4人であります。
Louis Cesar Beaufort "Cuvee Hannalice" Premier Cru a Bouzy Brut Rose N.V.
ルイ・セザール・ボーフォール "キュヴェ・アナリス" プルミエ・クリュ・ア・ブージィ ブリュット・ロゼ (ヴィンテージ無し)
Louis Cesar Beaufort
ルイ・セザール・ボーフォール
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
\2,9902011/04/20 ノムリエ ザ・ネット 重松貿易
 一本目の泡は師範が持参したシャンパーニュ。 お値段はぎりぎり稽古範囲内の2,990円。 一時期はシャンパーニュで3,000円を切るのなんてまず無かったんだけど、 最近では円高の影響かマイナーな造り手の発掘が進んだのか、 これくらいの出費でロゼのシャンパーニュなんかが飲めるようになりました。 ありがたいことです(円高自体はあまりありがたくないけど)。
 色は、上や右写真でも雰囲気は判ると思うけど、 薄紫と言うより濃いオレンジといった感じ、いかにもロゼのシャンパーニュらしい色合いです。 香りは、それなりに熟成期間が長いのか、 まずパンや味噌みたいなイースト香が前面にあって、 その後ろに蜜入りリンゴっぽい甘やげな香りがあります。 味は、泡立ちタップリでまとまりが良くて、『やっぱりシャンパーニュですわよ奥様、おほほほほ』 という気分にしてくれます。
 色もキレイだし、華やかでなかなかナイスだったんでは無いでしょうか。 ちなみにこのワインを買った時、同じ造り手でロゼじゃないもう少し安いヤツも買ってます。 そちらも楽しみであります。
82点Ymさん宅にて

Capri Brue N.V.
カプリ・ブルー (ヴィンテージ無し)
Vinicola Tiberino
ヴィニコラ・ティベルノ
Bianco
Capri
カプリ
Campania (Italia)
カンパニア (イタリア)
(Ymさんから) (ハンドキャリー)
 今回お招き頂いたYmさんご夫妻は、先日イタリア旅行に行かれたそうで、 その時に現地で買って来られたワインのうちの一本がコレ。 「青の洞窟」があるカプリ島のワインということで、 多分その青の洞窟をイメージしたボトルなんでしょう。 普通は「ドイツ産かな?」と思っちゃいますな。 カプリ島のDOCなんてもの自体が珍しいし、 お土産ワインとしてはとても面白いチョイスなんじゃないでしょうか。
 で、ワインの中身はというと、これが残念ながら何の変哲もない安白ワインでありました。 ちょっと熱に当たっちゃってるのかな? 本来もっとフレッシュな感じがありそうな気配はするんだけど、 それがなくて非常に平板な印象です。 せっかく買ってきたYmさんも首をかしげておりました。
 ま、そういうこともありますわな。 現地のスーパーで買ってきたってことだったんだけど、 「現地のワインは安くても美味い」というのが必ずしもそうではない、 ということを身をもって体験させて頂きました(と慰めモード)。
60点Ymさん宅にて

Clos de Vougeot 2007
クロ・ド・ヴージョ 2007
Dom. Francois Lamarche
ドメーヌ・フランソワ・ラマルシュ
Rouge
Clos de Vougeot (Vougeot Grand Cru)
クロ・ド・ヴージョ (ヴージョ特級畑)
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\8,064 (単品価格 \7,329)2011/10/14 お手軽ワイン館 エクセラ
 次のワインから赤でございます。 このワインは、今回のワインの目玉にするべく師範が持参したもので、 一年弱前に稽古済み、大当たりだった印象のあるブルゴーニュの特級畑であります。 それが、最近清水の舞台から飛び降りるつもりで買った「特級ブルゴーニュ赤5本セット 」、 お値段40,950円の中に含まれていたんで、これはラッキーとばかりに持参したわけであります。
 そして、これが期待を全く裏切らないナイスなワインでした。 甘くて香ばしくて明るくて華やかな香りで、 味も柔らかくてキュート。 これだったらどんだけでも飲めますな。 そして、前回の稽古よりもさらに香りのボリュームは増していたようで、 1年弱の追加熟成期間が良い方に作用していたのかもです。
 若いけどピッチピチに張りつめた美味しさのあるワインです。 いやー、期待して持参したワインがアタリで良かった良かった。 家主のYmさんにも喜んで頂けたようでなにより。 ちなみにこの造り手の2007産ブルゴーニュ特級畑は、 さらにちょっと高級なエシェゾーとも稽古しているけど、 師範的にはこちらの方がお薦めです。
92点Ymさん宅にて

Barolo 2004
バローロ 2004
Prunotto
プルノット
Rosso
Barolo
バローロ
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
(Ymさんから) (ハンドキャリー)
 そしてこのワインもYmさんがイタリア旅行からハンドキャリーで買って来られたワインです。 こちらは、スーパーはスーパーでもちゃんとしたセラーみたいなケースに入れられて売られていたそう。 お値段も33ユーロだっけ?その店ではかなり高級な部類のワインだったとのことであります。
 色は、それなりに熟成が感じられるややレンガ色が入ったような濃紫色。 バローロって茶色いボトルに入っていることが多いけど、 ワイン自体の色もなんとなくそういう傾向を感じます。 香りも、フルーツがバリバリってんじゃなくて落ち着いた感じ。 桜餅というか膏薬というか、いかにもイタリア産らしい雰囲気が香ります。 味は、渋味しっかりで固めな印象。 時間をかければ開いたのかもしれないけど、 惜しむらくはそういう気が回る脳みその状態では無かったわけで。
 色味香り、どれをとってもいかにもバローロなワインでありました。 バローロは長熟とか言うけど、2004年産くらいだとまだ飲むには早かったのかもです。 ともあれなかなか貴重なワインをありがとうです。
78点Ymさん宅にて

KWV "The Mentors" Shiraz 2007
KWV "ザ・メンターズ" シラーズ 2007
KWV
KWV
Red
Coastal Region (South Africa)
コースタル・リージョン (南アフリカ)
(Yjさんから) 国分
 そして、次なるワインはYjさんにお持ちいただいたワインです (ちなみにYjさんとは水曜にも一緒に飲んでます。 よっぽど仲良しみたいです)。 モノは南アフリカ産のシラーズで、 造り手のKWV(ケー・ダブリュ・ヴイ)は南アフリカの大手生産者、 というか栽培農家の協同組合みたいなところ。 今でこそ日本でも普通に南アフリカのワインが買えたりするけど、 昔はココのしか見ませんでしたなぁ。
 さて色は・・・あまり覚えてませんが、少なくとも濃いワインではあったような。 香りは覚えておりますよ、ギュッと濃い果実香に加えてタップリとした樽香、 いかにも力の入ったニューワールドといった感じの雰囲気でした。 味もそんな感じじゃ無かったかな・・・とかなり記憶が怪しいですが。
 南半球のシラーズと言えば、 前日の金曜もオーストラリアのジェイコブズ・クリークのと稽古しているわけですが、 これは全然別物ですな。 やっぱりニューワールドの赤は濃くて樽がしっかりしていたほうがよろしいようです。
80点Ymさん宅にて

Marques de Grinon "De La Coleccion Privada" Tempranillo 2007
マルケス・デ・グリニョン "デ・ラ・コレクシオン・プリバーダ" テンプラニーヨ 2007
Marques de Grinon
マルケス・デ・グリニョン
Tinto
Rioja
リオハ
Rioja (Espana)
リオハ (スペイン)
(Yjさんから) 稲葉
 前のワインまでで、4人で5本。 それほど大した酒量ではないわけだけど、 師範ったらテーブルに座ったまま早めにお休みモードに入っちゃっております。 情けないなぁ、やっぱり歳かなぁ。 そして目が覚めたらこのワインが開いておりました。 そういう状態でもちゃんと写真を残しているあたり、 「安ワイン道場師範」の職業意識の高さを感じますな。
 というわけで、開けられてからどれくらい時間が経った状態なのか判らないわけですが、 結構柔らかい感じで、スペインのテンプラニーヨにありがちなヤニっぽさが控えめで、 案外イケるじゃないの、と感じた記憶があります。
 マルケス・デ・グリニョン、スペインの結構好きな造り手で、以前は頻繁に稽古していた気がするけど、 調べてみたらそれって2000年以前の頃でした(コレとか)。 良くも悪くもずーっと同じことやっている「安ワイン道場」であります。
??点Ymさん宅にて

 正午過ぎに始めて7時半ごろまで長々と、 素晴らしいお宅で美味しい料理の数々、大変ありがとうございましたであります。

21日(金)

Jacob's Creek Shiraz 2009
ジェイコブズ・クリーク シラーズ 2009
Orland Wines
オーランド・ワインズ
Red
South Eastern (Australia)
サウス・イースタン (オーストラリア)
\9802011/09/03 QUEEN'S ISETAN 横浜店 ペルノ・リカール・ジャパン
 本日のワインは、ホッケの開きに肉じゃが。 じゃがいもは先週末の区民祭りで、 長女が野菜の重さ当てクイズに正解して賞品として貰って来た保土ヶ谷産。 ま、さすがにじゃがいもの産地違いによる味の違いなんてのは判りませんが。 ワインは、ホッケがあるんで普通だったら白が良いんだろうけど、 飲みたいのは赤だったんで独断で赤をチョイス・・・って、独断もなにも飲むのは師範だけですが。 このワインは、先週末のシャルドネと合わせて 「2本買えば200mlのスパークリングをサービス」に惹かれて購入したもう一本の方。 シラーズ単品種はクイーンズ伊勢丹専用の輸入だとか。
 色は、普通に濃い、いかにも赤ワインらしい紫色。 アルコール度数は13.5%とやや高めだけど、それほどネットリした感じはありません。 香りはちょっと弱めです。シラーズらしいスパイスっぽい感じはあったりするけど、 果実の香り自体は控えめでなんとなく地味な感じの香りです。樽香も感じないしね。 味は、渋味と酸味がしっかりで、かなりカタブツな印象。 そうスイスイと飲めるワインではありません。
 一応これも試飲して買ったんだけど、試飲の時にはこんな固いワインだとは思わなかったなぁ。 ホッケに合わせてビールも飲んじゃったし、ちょっと残しといて柔らかくなるのを待つとしますか。

 間に一日開けて(良いワインを大量に飲んで)翌々日再稽古。 香りのボリュームは、特に弱いようには感じないので、ちょっと好転したのかも。 味も、渋いとか固いとかは感じません。明らかに柔らかくなってます。 というわけで、抜栓直後より時間が経った方が楽しめる、ということでプラス2点。 試飲の時に感じたのはこの雰囲気でした。
68(+2)道場にて

19日(水)

 本日は久しぶりに勤務先のワイン好きな方々と持ち寄りワイン会。 今回の参加者は、男性5名女性2名の計7名。 場所は、有楽町にあるア・ラ・カルトンという店。 有楽町駅からほど近い場所にありながら、 なんだかお堅そうなオフィスビルの地下にあるんで、 「え?こんなところにこういう店が!」とプチびっくりするロケーションです。

 店内は、オープンキッチンにカウンターが6席ほど、 あとはテーブル席が20席強あったかな? 落ち着いた照明とインテリアで、なかなか居心地の良い空間です。 そして、"BYO (Bring Your Own)をウリにしているこのお店の持ち込み料は1本1,000円なので、 そこそこお手軽に持ち寄りの会を開くことが出来ます。
 というわけで、料理は一番お安い3,000円のコースを注文していて、 その内容は以下であります。
生ハム
ミミガーの柚子胡椒サラダ
ラタトゥユ
野菜のチーズフォンテュ
やまと豚とお芋のバルサミコソテー(左写真)
ベーコンと茄子のトマトソースパスタ
かぼちゃプリン&バニラアイス
 料理、結構どれも美味いんじゃ無いっすかね? 特に、有楽町みたいなエグゼクティブ・サラリーマンが闊歩する界隈だと、 こういうお店もそれなりのお値段しそうなんだけど、 このコースで3,000円は師範の金銭感覚だと決して高く無いです。

 さてワインは以下であります。

Haramo Adiron 2011
ハラモ・アジロン 2011
原茂ワイン
Rouge
勝沼 (日本)
(Ysさんから)
 Ysさんご持参のワインは、日本のメーカー「原茂ワイン」の赤で、 勝沼産の「アジロンダック」という品種100%で造られているもの。 原茂ワインが造る白は、昨年シャルドネと稽古していて、 その品質の高さにかなりビックリした記憶があります。 このワインを持参したYsさん曰く『軽い赤なので食前酒に良さそう』とのことだったので、 今回のトップバッターと相成りました。 ちなみにヴィンテージは2011年なんで、いわゆるヌーヴォーですな。
 色は、薄い紫というか濃いロゼのような色合い。 「確かに軽そうだなぁ」なんて考えつつ香りを嗅ぐとこれがビックリ、 まんまブドウジュースっぽいフルーティな香りがバババババーッと香ってきます。 この香り、師範がまだ学生時代に好きで飲んでいた、 北海道ワインの「おたる・生葡萄酒(だっけ?)」ってのを思い出しました。 味は、きっと甘いんだろうと思って口に含むと、想像よりは甘くありません。 なので、とてもフルーティだけど食事に合わせてもそんなに孤立しない感じです。
 いやー、それにしてもこの香りのインパクトは凄いです。 とにかくフレッシュ、とにかくフルーティ。 『赤ワインなんて渋くて酸っぱいだけでねぇ』とか 『毎年ボージョレ・ヌーヴォーは買うけどそんなに美味いもんじゃないね』 とかお考えの一般人な方に是非飲んでみて頂きたい・・・ってそういう人はココ読んでないか。
(82点)「ア・ラ・カルトン」にて

De Martino Reserva "347 Vinyards" Sauvignon Blanc 2010
デ・マルティーノ レセルバ "347 ビンヤーズ" ソーヴィニョン・ブラン 2010
De Martino
デ・マルティーノ
Blanco
(Chile)
(チリ)
(Kitさんから) 東京ヨーロッパ貿易(成城石井)
 さて食前酒の後は白へと参ります。 一本目の白は、今回初参加の女性、Kitさんご持参のチリ産ソーヴィニョン・ブラン。 コレを選んだ理由は『ソーヴィニョン・ブランが好きだから』とのこと。 美味いよねぇ、ソーヴィニョン・ブラン。 いや別にシャルドネもリースリングも美味いのは美味いんですが (ユニ・ブランとかコロンバールで好みのに当たったことはあまりありません)。
 色は・・・良く覚えてないけどとても薄めだったような。 そして、こちらも香りのボリュームがかなりタップリです。 ニューワールドというよりフランスのソーヴィニョン・ブランのような、 ハーブっぽい涼やかな香りとグレープフルーツのような果実香がいっぱい。 味は、飲んだ時の温度がやや高めだったにも関わらず、 それほど厚ぼったさはなくてスイスイ飲める感じだったような。
 最近はチリあたりでもこういう上品なソーヴィニョン・ブランが造られるんですなぁ、と感心。 なんかそういうことを最近既に書いたような気もするなぁ・・・ ともあれやや単調な感じではあるけどなかなかクオリティの高いワインでした。
(78点)「ア・ラ・カルトン」にて

Carchelo 2010
カルチェロ 2010
Bodegas Carchelo
ボデガス・カルチェロ
Tinto
Jumilla
フミーヤ
Jumilla (Espana)
フミーヤ (スペイン)
(Fjさんから) ミレジム
 そして次は赤に行っちゃいます。 一本目の赤は、Fjさんの持ち込みのスペイン産。 ちょろっと調べたところによると、「リアルワインガイド」という雑誌の「旨安ワイン特集」 で高評価、表紙を飾ったワインみたい。 確かに、とてもシャレたラベルとキャップシールで表紙映えがしそうな外観ではあります。 ちなみに品種はモナストレル40%/シラー40%/カベルネ・ソーヴィニョン20%とのことです。
 色は、コールタールのように濃いかと思えばそれほどでもなくて、 やや明るさを感じる紫色。 香りは、スペインの赤にありがちなヤニっぽさは無くて、 あと樽熟期間が短いのか樽香もほとんど無くて、 代わりに明るい果実香に加えてシラーの要素が強いのか胡椒っぽい感じがあります。 味は、2010年産ということでまだ若いのかやや四角ばった味わいです。 ただ、思いのほか重さはないので、この順番で飲んでも問題ない感じでした。
 と、ラベルはとてもインパクトがあるけど、 中身は「バランスの良いそこそこ良く出来たスペイン産赤」という感じかな。 もっと真っ黒で樽バリバリでズドンと重くて・・・ってワインを想像していたんで、 余計にそう感じるのかも知れません。
(75点)「ア・ラ・カルトン」にて

Famille Fezas "Cuvee Assemblage Reserve" 2008
ファミーユ・フェザ "キュヴェ・アッサンブラージュ レゼルヴ" 2008
Famille Fezas (Philippe Fezas)
ファミーユ (フェザ)
Blanc
Cote de Gascogne (VdP)
コート・ド・ガスコーニュ (ヴァン・ド・ペイ)
Sud Ouest (France)
シュッド・ウエスト (フランス)
(Katさんから) 成城石井
 もう一人参加の女性、Katさんご持参のワインも白で、 産地はフランス南西地区コート・ド・ガスコーニュのヴァン・ド・ペイ。 ちなみにこのお店、赤ワイン用にはボルドータイプの大きくて立派なグラスを貸してくれますが、 白ワイン用は握りこぶしくらいの小さなグラスです。 なので、香りの印象という意味では白ワインは若干不利かもです。
 さてこのワインはというと、まず色は・・・覚えてません。 香りは、いろいろな品種が混ぜられて(アッサンブラージュされて)いるためか、 結構複雑な感じが出ています。 味も、良く言えばまとまりがあって、悪く言えばやや凡庸。 適度にまろやかさがあって適度にシャープ、 なかなか文章にして表現しづらいワインです。
 前の前の白が「ストレートにソーヴィニョン・ブラン!」だったのに対して、 こちらは「いわゆる白ワイン!」な感じでした・・・って表現力に乏しくてスミマセン。 飲み手や料理を選ばない、万能選手な白だと思いましたです。
(75点)「ア・ラ・カルトン」にて

Gevrey-Chambertin 2008
ジュヴレ・シャンベルタン 2008
Dujac Fils & Pere
デュジャック・フィス・エ・ペール
Rouge
Gevrey Chambertin
ジュヴレ・シャンベルタン
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\4,1792011/05/01 ヴェリタス ラック・コーポレーション
 師範が持参したのがコレ、名門デュジャックのネゴシアン部門が出しているジュヴレ・シャンベルタン。 このワインは、半年ほど前に稽古して非常に好印象だったので2本追加購入したうちの一本。 稽古済みのワインということで個人的にはあまりサプライズは無いわけだけど、 「確実に美味いはず」ということでコレにした次第。
 色は、ブルゴーニュらしくかなり薄め。 いや最近のブルゴーニュは安いヤツでもそれなりに色が濃かったりするんで、 かなりクラッシックな色合いです。 香りは、期待した通りの甘香ばしさがパーっと香ります。 味は、懸念した通りかなり軽めに感じます。 香り嗅いでる時は良いぞぉ〜って気分だけど、 口に含むと若干アレッ?となる落差がちと残念です。
 ブルゴーニュらしいブルゴーニュで、値段なりの価値はあると思うんだけど、 こういう「一杯ずついろいろ」な席ではやや地味に感じられますな。 やっぱりこの手のしみじみ美味しい系のワインは一人でじっくり飲んだ方が良いのかも。 グラスに残しておいたら徐々に香りも味も開いてきたんで、 余計にもったいないことした気分になります。 道場に在庫しているもう一本は、なにかお祝い事の時にでも一人で飲むとしますか。
ショップへのリンク: Gevrey-Chambertin 2008 [Dujac Fils & Pere]
(80点)「ア・ラ・カルトン」にて

Chateau Cap de Faugeres 2003
シャトー・カップ・ド・フォジェール 2003
Ch. Cap de Faugeres (Amandine, Cerise & Corinne Guisez)
シャトー・カップ・ド・フォジェール (アマンディーヌ,セリーズ&コリーヌ・ギセ)
Rouge
Cote de Castillon
コート・ド・カスティヨン
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(Yjさんから) エノテカ
 いつも幹事をやって頂いている(お世話になっております)Yjさんが持参されたのがこのボルドー。 この銘柄は、今年の2月に2002年産と稽古済み、 いわゆる「モダン・ボルドー」で師範の好きな銘柄です (親分格?であるサンテミリオン・グランクリュの「シャトー・フォジェール」も好きなんだけど、 最近とんと見かけませんね)。
 さて色ですが、やっぱりというか想像通りというか、黒に近いくらい濃い紫色です。 香りも、いかにもミシェル・ロラン・プロデュースといったカシスとコーヒーと煮豆の香り。 味も、そもそもしっかりと濃い造りが8年の熟成期間を経てカドが取れた、 といった感じで、柔らかくて丸っこい、充実度の高い味わいです。
 いやー、やっぱり美味いですね、この銘柄。「上手いですね」と言った方が良いのかな? なんか有名コンサルタントが付いていて云々、とかいう話だとちょっと斜に構えたくもなるけど、 やっぱり美味いものは美味いです。
(84点)「ア・ラ・カルトン」にて

Chateau Fort de Vauban 1973
シャトー・フォール・ド・ヴォーバン 1973
Ch. Fort de Vauban
シャトー・フォール・ド・ヴォーバン
Rouge
Haut-Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(Mtさんから)
 最後の一本は、なんと40年近くもお歳を召したボルドー産赤。 持参されたMtさんは古酒を沢山お持ちのようです(特に「古酒が好き」ってわけじゃなくて、 持っている間にそうなった、ということみたいですが)。 ちなみに1973年産だと、4300本のこれまでの稽古の中で6番目に古いワインになります。 ありがたやありがたや。
 色はオレンジ色とレンガ色の混じった赤紫で、 細かい澱が沢山舞ってやや濁った感じです(古酒の場合、その日に持参だとこれは避けられませんが)。 香りは、最初に嗅いだ時はまだまだ健在というか、ちゃんとフルーツの感じが残っていました。 それが、グラスに注いでいくらか時間が経つと、 杉やヒノキのような針葉樹系の香りに変わります。 味も、当然ながら若さとか尖った感じは無くて、 キレイに枯れて平たくてシュッとした味わいになってます。 女優で言えば今の石田あゆみさんのような感じでしょうか。
 比較的「若いモン好き」の師範としては、 これはこれでアリだとは思いつつ積極的に追いかけようとは思わない「古酒」という領域 (というか安ワインの稽古範囲だとそもそも追いかけるのは困難ですが)、 ハマる人はハマるんでしょうね。 とても珍しいワインが飲めて楽しゅうございました。
(79点)「ア・ラ・カルトン」にて

 お開きの時間は午後10時半くらいだったかな? 7時から始めてずいぶん長い時間居座っておりましたが、 お会計の方は食事のコース代3,000円に持ち込み料1,000円の4,000円ポッキリ。 ワインが好きな方には非常に使い勝手の良いお店だと思います。

 ・・・というような会でありました。 記録係として頑張りますので、またよろしくお願いします>参加された皆様。

16日(日)

 ほぼ「一般家庭の主婦ブログ」と化している安ワイン道場ですが、 本日は道場が所在する区の区民祭りに参加。 本来は昨日開催の予定だったんだけど、雨と強風で本日に順延です。 「祭り」と言っても区が主催する行事だから、 テキヤの屋台は無くて健全な出店がメインのイベントです。

 このお祭りでは、基本的には子供らがお菓子目当てで参加する 「スタンプラリー」ってのがあります。 その中で通過すべきイベントの一つに、「高齢者体験」ってのがあるのね。 見えにくい眼鏡をかけて聴こえにくいようヘッドホンをして手が動かしにくくなるサポーターをして、 『お年寄りってのはこんなに大変なんだよ』を体験するイベント。 で、このスタンプラリーには年齢制限が無いもんだから、 時間だけは売るほどあるリアルな高齢者もスタンプラリーに参加しちゃって、 そうするとこの高齢者体験もするわけですよ。 そもそも見えにくい眼に聴こえにくい耳に動かしにくい手なのに、 さらに見えにくく聴こえにくく動かしにくくする体験。 なんかシュールだなぁ、と思いましたですな。 ともあれ明日は我が身、元気なお年寄りになれるよう心がけましょう。
 そして昼食は、ここの会場でゲットしたオムそば(左写真)、お値段350円也。 で、これが美味かったのよ、ビックリするくらいに。 麺の火の通し方が丁度良くて、油の具合も良くて麺の独立性が維持されていて、 なによりキャベツが沢山&ちょうど良い火の通し方。 作っていたのはこの公園からほど近いところの町内会の皆さん。 いやー、齢40代の半ばを過ぎて、屋台の焼きそばの美味さ選手権No.1を更新です。

Jacob's Creek "Reserve" Chardonnay 2008
ジェイコブズ・クリーク "リザーヴ" シャルドネ 2008
Orlando Wines
オーランド・ワインズ
White
(Australia)
(オーストラリア)
\1,3802011/09/03 QUEEN'S ISETAN 横浜店 ペルノ・リカール・ジャパン
 そして夕食は家で。 本日のメニューは、サンマの塩焼きとかオクラの酢の物とか。 そうなるとチョイスするのは当然白でございます。 そして本日選んだのは、豪州の超大手「ジェイコブス・クリーク」のリザーヴもののシャルドネ。 このワインは試飲販売で買ったんだけど、「2本買えば200mlのスパークリングをサービス」に惹かれて購入したもの。 そういう「ちょっとお得っぽいサービス」に弱い師範であります。
 色は、明らかに「ちょっと気合い入ってます」というのが伝わる強めのレモン色。 ネットリ感も結構あって、なんとなくエキス分が濃そうな見た目。 香りは、試飲の時に感じたのと同様、樽香と蜜香が織り重なっているようなミッチリ感。 食事の前に白菜漬を肴に飲み始めたんだけど、 ちょっとクタッとした感じの漬物香とピッタリ合ってます。 味は、香り同様密度の高い味わいではあるけど、 惜しむらくはちょっと粗いかな。 苦味をベースにした粗野な感じが残っているんで、それが 「あぁやっぱりリザーヴと言ってもいわゆる高級品とはちょっと違うのね」 と気づかせてくれます。
 とはいえ、1,500円以下だと思えば、香りの充実感だけでも合格点をあげたいところ。 チリのコノ・スルとか豪州のこの造り手とか、 スーパーとかあちこちで見かけるくらい大量に商品を造っているみたいだけど、 その生産量の多さでこの平均点の高さはさすがですな。
75点道場にて

15日(土)

 本日は、久しぶりに家族で焼肉屋さんへ。 「久しぶり」になっちゃった理由は、 これまで師範家が行きつけにしていた権太坂の「焼肉 港」というところが店を閉めちゃったのね (道場の読者の方から情報を頂きました)。 というわけで、次なる「ご近所焼肉屋」の新規開拓一店目が、 横浜の環状一号沿いにあるアリラン亭 浅間町本店というところ。 道場からは車で10分くらい、都会には珍しく駐車場アリの店です (帰りの運転を師範代に任せて楽に帰宅したい師範には重要)

 店内は、掘りごたつ式の小上がりが6テーブル、通常のが2テーブル。 それなりにキャパのある店だけど、師範らが伺った6時のちょっと後にはほぼ満席になっておりました。 かなり繁盛しているようであります。
 さて料理は、以前の店に行っていた時と同じように、ベーシックなラインを注文しました。
特上タン塩(右写真上)、牛カルビ(右写真下)2人前、牛ロースホルモンレバー
刺身系は、昨今の騒動のあおりを受けてか生モノ系はさすがに無くて、注文したのは
センマイ刺し
のみ。ご飯モノは、
ビビンバチャプチェ
を注文しました。

 そして、このお店はサービスで出されるものが結構あって(韓国の焼肉屋さんのノリかな?)
前菜に:ワカメの酢の物、大根とセロリのサラダ
「ご予約頂いたから」とのことで:チヂミ
食後に:フルーツ
子供らに:アイスクリーム
を頂いちゃってます。こういうサービスは嬉しいよね。 特に「タダより好きなモノはない」長女はフルーツとアイスクリームに喜びまくりでした。

 正直言って、肉はやや固めで質的には普通です(もちろん「特上」とつかないクラスでの話だけど)。 でも、脂は入っているんで、「噛めば噛むほど美味い」的な味わいがあって、キライではありません。 その他、肉以外の料理も、普通に美味しい、という感じです。

 アルコールは、最初生ビール中を頂いた後、 ビール中瓶を飲んで、最後にハイボールを頂きました。 メニューには「アリラン亭オリジナルワイン」ってのもあったけど、 とりあえず今回は様子見なんで遠慮しときました。 次回は挑戦するかもです。

 というわけで、全体の印象としては「まずまず美味しくてサービスの良い焼肉屋」だったんだけど、 なにより素晴らしいのはお会計。上記の総額で (ぐるなびのクーポンも使って)たった8,000円ちょっとでした。 家族で食べてこのくらいの値段だったらファミレスなんかとそうは違わないのに、 満足度ははるかに上ですな。



12日(水)

Ortonese Sangiovese Merlot Daunia 2009
オルトネーゼ サンジョヴェーゼ/メルロー ダウニア 2009
VI.FA (Caldora)
VI.FA (カルドーラ)
Rosso
Abruzzo (IGT)
アブルッツォ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
\6802011/08/29 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 本日の夕食は、水餃子、青梗菜とニンニクの炒め物、安納いもの焼きいも、トマトのサラダ、梅ごはん。 ワインは軽めの赤がよろしいような感じなんで、 チョイスしたのはイタリア産の赤。 イタリアでもアブルッツォ州あたりの南部の若いワインになると、 お手頃価格でも意外と軽くは無かったりする場合もあるけど、 まぁその時は少なめに飲んどいて金曜に期待できるから良いか、ということで。
 色は、濃く無く薄く無く、普通の赤ワインの色。 香りのボリュームは弱め。 イタリア産らしい膏薬みたいな香りに加えて、 桜餅っぽい果実香アリ・・・って桜餅は果実じゃないですが。 味は、当初の想像通り軽め。 酸味しっかりで物足りなくはないけど、 軽いなりに渋味が結構あるというか、 重さは無いけど刺激はある渋味がギュッと口を引き締めます。
 全体に小ぶりで、とりわけ特徴も無いワインだけど、 軽めのお惣菜に合わせるには問題ないレベルのワイン。 ある意味「安ブルゴーニュ的」というか、 ブルゴーニュにちょっと渋味を足して香りを別な方向へ向けて田舎風にした感じ。 680円ならアリです(1,000円超えたらナシです)。

 例によって一日おいて翌々日再稽古。 想像した通り、つっけんどんな渋味はだいぶ影をひそめて、 それなりにまとまりのある味わいに変化。 これは特点的にちょっとプラスしてあげられるかも。 でも、ボリューム弱めな香りとかは当然そのまんまなんで、 「ちょっとだけよ」ではあるけどね。
69(+1)道場にて

9日(日)

Cono Sur Chardonnay Reserva 2010
コノ・スル シャルドネ レセルバ 2010
Vina Cono Sur
ヴィーニャ・コノ・スル
Blanco

カサブランカ・バレー
Casablanca Valley (Chile)
カサブランカ・バレー (チリ)
\1,1802011/09/27 ドラジェ スマイル
 本日は、道場最寄駅の駅前商店街のお祭りでした。 毎年子供らを連れて行ってたんだけど、今年は長女次女とご学友との子供だけで参加。 成長したもんだなぁ。父ちゃんは嬉しいよ。
 さて夕食は、先週に引き続きタコ&豚しゃぶ。 ワインは、今回は白にしました。昨日赤はたんまり飲んだしね。 選んだのは、安ワイン者推奨銘柄「コノ・スル」のシャルドネ・レゼルバ。 「コノ・スル」のワインとは、これまで30種ほどと稽古してきたけど、 シャルドネ・レセルバと稽古するのは10年ぶり2回目 (前回の稽古はココ)。 まるで高校野球のようですな、「道場に歴史あり」であります・・・って無駄な歴史ですが。
 色はかなり薄めです。 チリでレセルバっていうともう少しパリッとしたレモン色を想像するけど、 このワインはレモンと言うより廿世紀梨みたいな色です。 香りは、蜜っぽい果実香に薄っすらと樽香。 こちらも、樽バリバリのレセルバ!ってんじゃなくて上品な感じです。 味も、濃すぎず薄すぎず、甘すぎず酸っぱすぎず良い感じのバランスですな。
 チリのレセルバという先入観で飲むと、 かなりおとなしくてちょっと拍子抜けするし、 ある意味没個性なワインではあるんだけど、 実際食事に合わせて飲むんだったらコレくらいの方が使い勝手が良いかもです。 そして10年前の1999産とは全く別物ですな。
ショップへのリンク: Cono Sur Chardonnay Reserva 2010
74点道場にて

8日(土)

 本日は、バンドのメンバーと日比谷野外音楽堂で"Return To Forever"のライブを聴きに参りました。 出演者は下記であります。

Return To Forever
Chick Corea : Keyboard
Stanley Clarke : Bass
Lenny White : Drums
Jean-Luc Ponty : Violin
Frank Gambale : Guitar
Guest Player
Gayle Moran Corea : Vocal
Hiromi Uehara : Piano

 いやー、久しぶりの野外ライブ、楽しめました。 印象としては、本来はチック・コリアが中心のバンドなんだけど、 今回はフィーチャー的にも音量的にも身長的(笑)にも 「スタンリー・クラークとその仲間たち」 だったのが面白うございました。 あと、ゲスト参加した上原ひろみ嬢はやっぱり上手いね。 一音目から音の迫力が違います。 チック・コリアとの掛け合いでは互角どころか上回ってる感じもありました。
 ちなみにお値段は10,500円。年齢高めな客層の足元を見てるなぁ。
 ライヴの開演は17:30、終演が19:30。 というわけで飲む時間はタップリあります。 選んだ店は、新橋駅からほど近いガード下にある新橋ワールドミートセンターというところ。
 店内には5つの屋台的な店があって、それぞれの店の前にテーブルがあって、 というある種フードコートみたいな造りになっています・・・ と書いても判りにくいっすかね?店のサイトはコチラです。 ワインが飲みたかったので、その5つの店の中からMEAT PUBLICというところの前に陣取りました。
 料理は、5つの店どこで注文しても良いシステムになっているようです。 そしてこの店(MEAT PUBLIC)で注文したのが、USアウトサイドステーキとかハモンセラーノとかで、 「トリカラパッポン」という店からはトリカラパッポン(鶏の唐揚げタイ風)とか、 「グリグリグリル」という店からはイベリコ豚のバーベキュー(左写真)とか。 それぞれの店に特色があって、なかなか楽しゅうございます。
Cameleon Malbec Merlot 2010
カメレオン マルベック メルロー 2010
Dom. Jean Bousquet
ドメーヌ・ジャン・ブスケ
Tinto
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
(\2,800)2011/10/08 新橋ワールドミートセンター 稲葉
 ビールはライヴを聴きながらそれなりに飲んできたんで、 この店ではいきなりワインを飲んじゃいます。 メンバー3人のうち、白が飲みたい人1名、赤が飲みたい人2名。 多数決で赤を注文することに(まず白が飲みたかったMz氏はグラスで注文してました)。 ワインリストには、赤白それぞれ10種類強あったかな? そのうちの半分くらいが1本2,800円均一という判りやすい価格設定です。
 そして師範が選んだ一本目がコレ、アルゼンチン産のマルベックとメルロー。 料理は(ミートセンターですから)ほとんどが肉なんで、 ガッツリ重めっぽいワインを想像して注文した次第。 そして内容はと言うと、予想通りしっかり重め。 ただ、思ったよりも渋味が強く無くて、どちらかというと甘味が目立つ感じ。 でもそういうワインの方が、 どちらかというとジャンキーな味わいのメニューには相性がよろしゅうございます。
 やっぱりこういう席でこういう料理にはニューワールド産だな、と。 他の二人にもウケが良かったようで、なによりでございました。 ちなみにグラスも結構ちゃんとしたものが使えるので、 ストレス無くワインを味わうことが出来る店です。
(76点)新橋ワールドミートセンター内 "MEAT PUBLIC"にて

Tamaya Cabernet Sauvignon Reserva 2010
タマヤ カベルネ・ソーヴィニョン レセルバ 2010
Vina Casa Tamaya
ビーニャ・カサ・タマヤ
Tinto
Limari Valley (Chile)
リマリ・バレー (チリ)
(\2,800)2011/10/08 新橋ワールドミートセンター モトックス
 で、赤をもう一本。 1本目が濃いヤツだったんで、2本目を軽いヤツにするわけにもいかず、 同系統と思われるチリ産のカベルネ・ソーヴィニョンをチョイス。 今回のワイン選び、ちょっと失敗したかな。 2本飲むことが最初から判っていれば(というか酒量的に二本飲むことは簡単に想像できたはず)、 1本目は相対的に軽めのにするか、 あるいは白にすれば良かったなぁ、と。
 というわけで、想像通りこのワインは1本目と似た感じで、 濃く重い赤ワインです。 相対的な差を探すと、やっぱりカベルネらしいというか、 ちょっとピーマンみたいな青っぽい香りがありますな。 それがあるゆえに良く言えば要素的にちょっと複雑で、悪く言えばちょっと荒っぽい感じがします。
あと、樽香に関してもこちらの方が派手。 前のワインの裏ラベルには『フレンチオークで熟成』と書かれていたけど、 そうするとこちらはアメリカンオークなのかな?
 ・・・と、微妙な差異はあるものの、全体的には似たようなワインでした。 点数に微妙な差を付けているのは、1本目の方がまとまりが良かった気がしたから。 1本目を飲んでいる時の方がまだシラフに近くて感覚器がマトモだった、という可能性もありますが。
(75点)新橋ワールドミートセンター内 "MEAT PUBLIC"にて

 さてお会計は・・・ってこれが全く覚えてないんだな。あははは。

5日(水)

Traversa "Noble Alianza" Reserva 2008
トラベルサ "ノーブル・アリアンサ" レセルバ 2008
Grupo Traversa
グルーポ・トラべルサ
Tinto
Montevideo (Uruguay)
モンテビデオ (ウルグアイ)
\8822011/07/23 サンタムール カツミ商会
 本日のワインは、ウルグアイ産の赤。 タナ単品種のモノとは半年前に稽古済みの造り手。 そしてこのワインの品種は、タナ50%、マルセラン30%、メルロー20%のブレンド。 この中の「マルセラン」という品種は初めて聞く名前。 ちょっと調べたところ、グルナッシュとカベルネ・ソーヴィニョンの交配品種で、 南仏あたりで使われていたりするそう。 へぇ〜、勉強になりますなぁ。 ちなみに料理は、ホッケの干物とか、豚肉のロールキャベツとか、ホタテとコーンのバター炒めとか。 白の方が合いそうなメニューだけど、まぁ良いのさ。
 まず外観だけど、このクラスとは思えないほどボトルが太くて重いです。 で、グラスに注ぐと、それなりに普通に濃い紫色。 香りは、確かに南仏っぽい雰囲気がするかなぁ、といった感じの、 熟した果実に加えてやや野暮ったさがあるような雰囲気。 味は、思ったよりもスムーズ、というか渋味よりも酸味や甘味がメインで、 なのに後味にコーヒーのようなコクが残る、なかなか芸達者な内容。
 抜栓後時間が経つと、当初感じられた野暮ったさというか青っぽさは影をひそめて、 ミシッと締まった果実香と樽香、 そして味わいも丸くまとまりの良い感じに変化。
 さすがレセルバ、という感じで、 パワーがありながら粗野になり過ぎず、 外角いっぱいに外からのカーヴで入ってくる熟練の技が感じられるワイン。 ・・・というと若干褒めすぎかもだけど、 3ケタの買値でこういうワインが飲めるのはありがたいことであります。

 今週も平日は水金で1本稽古です。 やっぱりそれだと更新少なくなるよなぁ。 というわけで中一日開けての稽古は、 ニューワールドらしい荒っぽさが影をひそめて、 より落ち着いた感じに変化してました。 「3ケタでは出色」という印象はそのままであります。
76点道場にて

2日(日)

Backhouse Pinot Noir 2009
バックハウス ピノ・ノワール 2009
Backhouse Winery
バックハウス・ワイナリー
Red
California (USA)
カリフォルニア (アメリカ合衆国)
\1,1802011/09/27 ドラジェ 合同酒精/山信商事
 本日の夕食も、師範母から送られて来た食材を使ったもので、メニューはタコしゃぶ、 あとタコだけじゃ寂しいんで豚シャブも。 こういう料理なんで普通だったら白を合わせるところだと思うけど、 そんなに魚っぽさが強いメニューでもないし、 なんとなく軽めの赤が飲みたい気分だったので、カリフォルニアのピノ・ノワールを選ぶことに。 つい先日(先週の金曜日)届いたものの中からのチョイス。
 色は、ピノ・ノワールらしい薄めの赤紫色。 「薄め」と言っても安ACブルゴーニュと比べると濃い感じだけどね。 香りは、いかにも米国産のピノ・ノワールといった感じで、 輸入物のダークチェリーの香りに革っぽい雰囲気をプラス。 惜しむらくは樽香がありません。 やっぱりこういう香りにはアメリカン・オークでも良いから焦がした木の香りが欲しいところ。 そして味は、ブルゴーニュのピノ・ノワールとは全く別物で、 甘味がメインで渋味は軽め&酸味はとても控えめ。 コーラの代わりにケチャップたっぷりのホットドッグやハンバーガーに合わせられそうな、 甘さを前面に押し出した味わいです。
 ・・・と、上記のコメントだけだとなんだか否定的な感じがするけど、 実際は案外印象悪く無いです。 やっぱり甘くて人懐っこい感じってのはウケが良いからね。 特に今日みたいなフトコロの深さが求められる料理だと、 こういう渋味が弱くて軽い感じの赤は使い勝手が良い感じです。
ショップへのリンク: Backhouse Pinot Noir 2009
72点道場にて

1日(土)

Caldora Pinot Grigio 2010
カルドーラ ピノ・グリージョ 2010
Caldora
カルドーラ
Bianco
Terre di Chieti (IGT)
テッレ・ディ・キエティ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Abruzzo (Italia)
アブルッツォ (イタリア)
\7402011/08/29 ヴェリタス ワインプレス・インターナショナル
 本日の夕食のメインは、北海道旅行中の師範母から送られていた甘エビとイクラを使った丼。 他には、師範代&次女がお祭りで買ってきた焼き鳥に、 ブロッコリーとトマトのサラダとか。 メインに使われるイクラってヤツはワインには全く合わないのが判っているんで、 そのメインの時は先週買った清酒を頂いて、 メインの前に焼き鳥とかで飲み始めたのがこの白、 イタリアのピノ・グリージョであります。
 色は、いわゆる白ワインよりはちょっと赤め("Grigio"はイタリア語でグレーですね)に感じる色合い。 香りは、それほど強くは無いけど沈丁花やクチナシの花のような甘華やかっぽい香り。 フランス産だとヴィオニエみたいな感じかな。 味は、ほのかな甘さやコクもあるけど、後味にはちゃんとしっかりした酸を感じます。 この酸のおかげでいろんなギュッと重心が低くなって安定しているような感じです。
 お手軽白ワインが持つべき&発揮するべきパフォーマンスをよく把握していて、 安ワイン者としてはかなり好印象。 やっぱり白は「タップリとした濃い充実感が・・・」とか 「ビスケットの香りにアカシアの蜜が・・・」ってのだけじゃなくて、 特に日本だと軽めのワインに軍配が上がるような局面が多いと思うんだよね。
ショップへのリンク: Caldora Pinot Grigio 2010
73点道場にて

前月分

by 師範