稽古日誌:2004年9月

 最近英語の綴りを勘違いして覚えていることに気づくことが多い。 一つはハーフ・サイズとかの「ハーフ」。実際は"Half"なんだけど、 ワインのサイズに関してのみ"Harf"だと信じ込んでおり、これまでハーフワインの表記はそう間違って書いていることが多いはず。 で、もう一つが「シンガポール」。てっきり"Singapole"だと思っていたけど実際は"Singapore"。 1998年に行った時は完全に勘違いしきっている模様。
でも、字面的に"Harf"や"Singapole"の方が合ってる気がしないっすか? "Half"より"Harf"の方が情けなげで半分チックだし、 "Singapore"より"Singapole"の方が赤道直下の半島先端っぽいし。 ・・・なんて言い訳ほどみっともないものはありません。トホホ。

翌月分

10月1日(金)

 韓国へ2泊3日の出張、今日はその最終日。

 前日、朝食のあまりの高さにビックリした師範、 「どうせ高いんだったら普通食べられないものを食べよう」というコンセプトの下、 韓国風の朝食を注文。内容は、
牛肉とチンゲン菜の入ったニンニク味噌風味スープ
ご飯
副菜(大根キムチ、ししとうキムチ、あと2皿)
朝っぱらからニンニク風味満載なのがなんとなく違和感が無いわけじゃないけど、 細長い繊維状の牛肉とニンニクの相性は悪くなくてなかなかイケてる。 ただ、ちょっと量が多すぎかも。全部食べると塩分の摂り過ぎになりそう。
 お会計は31,460ウォン、3,000円オーバーの朝食。あははははは。

 午前中はちょろっとオシゴトして、その後に行きに到着したインチョン空港とは別のキンポ空港へ。 昼食はそこのレストラン("Sky Lounge"とか言うような没個性な名前の店だったような)で。 今回の韓国訪問最後の食事ってことで、師範の注文は石焼ビビンバ。 例によって白菜キムチやら辛子明太子やらの副菜に囲まれて登場。 右は、ジュウジュウとおいしそうな音に釣られて思わず混ぜちゃった後の写真。
 日本の石焼ビビンバとどう違うかと問われると、 そもそも石焼ビビンバ自体をあまり食べたことない師範 ゆえ良く分からないんだけど、 乗ってる物がちょっと違ったような。いずれにせよなかなか美味かった。 ただし結構高かったような。確か13,000ウォン、それに10%のサービス料、 結局1,500円くらいのメニュー。空港なんで仕方ない部分もあると思うけど。

 帰りの飛行機は、14:30ソウルのキンポ空港発羽田行き日本航空8832便。 14:30発だし、飛行時間はたったの2時間だし、機内サービスは飲み物だけかな、 と思ってたらこちらもちゃんと軽食が出た。 内容は、ちらし寿司とか海藻サラダとか魚を揚げたのとかアロエゼリーとか。 さすがに昼飯食べてすぐだったんで、半分も食べずに終了。 周りを見ても食べない人がチラホラ、ちょっともったいない気がした。
 ワインは当然行きと同じものしかなくて、相対的に印象の良かった白だけを貰って。

 そんなこんなで無事定刻に帰国後、産休に入る職場の方の壮行会に行きましたとさ。


30日(木)

 韓国へ2泊3日の出張、今日はその2日目。

 朝食はホテルのラウンジで取ったんだけど、これが高い高い。 コンチネンタル・ブレックファーストの内容は、 トースト2枚、バター、ジュース1杯、コーヒー1杯 のみ、それが税/サービス込みで18,150ウォン(1,800円)。 コーヒー1杯で頼むとなんと9,900ウォン、約1,000円。ビックリして写真撮り忘れ。

 午前中から丸一日オシゴトの後、 オフィシャル・ディナーはソウルの中心からちょっと離れたとこ(らしい)にある韓国家庭料理の店で。 なんでも、韓国家庭料理を現代的にした料理とのことらしい。さしずめ「ヌーベル・コーリアン」か。
 韓国料理っていうと、焼肉/キムチ/辛い物っていうイメージがあったわけだけど、 ここで食べた料理は結構和食に近い内容/味付けのものが多くてビックリ。 それが韓国の普通の姿なのか、現代風アレンジで和食よりになっているのかは判然としなかったけど。
 お酒は、前日同様のものを前日同様の飲み方で。

その後、またちょいと飲み直して2日目終了。


29日(水)

 韓国へ2泊3日の出張、今日はその1日目。

 行きの飛行機は12:30成田発ソウルのインチョン空港行き日本航空953便。 成田エクスプレスで良い時間が無かったこともあってえらく早めに空港に着いて、 例によってまずは(所有するカードのサービスで)無料で使えるラウンジへ。 あさましき貧乏人ゆえタダって聞くと朝っぱらからでもビールを飲んでしまいます。 ま、今日は移動だけなんでまぁ良いか、と。 でも、ソウルまでのフライトなんて高々2時間半、九州にちょっと毛の生えた程度の時間。 その移動で一日潰れるのはなんだかもったいない気がする。 そういう便しか取れなかったんで仕方が無いけど。

 というわけで機内の滞在時間は短いんだけど、 一応国際線なんで機内食(というか軽食)のサービスはアリ。 内容は、栗ご飯とか煮物/揚物とか杏仁豆腐風のデザートとか。 軽いお弁当といった風情の食事だけど、 師範的にはヘタに温かく、 複雑怪奇な名前の付いた普通の機内食よりコッチの方がずっと安心して食べられる気がする。 もちろん「エコノミーでは」という話ではありますが。

 でもって下記のワインも飲んで。

Fleur de Lynch (Blanc) N.V.
フルール・ド・ランシュ (白) ヴィンテージ無し
Borie Manoux
ボリー・マヌー
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\0 (187ml)2004/09/29 JAL機内
 ワインは赤/白の2種類、銘柄はどちらも"Fleur de Lynch"という名前のACボルドーで、 どちらもヴィンテージの表記が無く、 どちらにも"Specially Blended for JAL"という文字が印刷されている。 JALのエコノミーといえば"Beau-Riverge"という印象アリ(長いことそうじゃなかったっけ?)。 最近取引先を変えたのかな?ランシュ・バージュ関連?なんて期待したんだけど、 ボトリング元は"Borie Manoux"という表記、 なんのことはないボー・リヴァージュと同じところ。 単にJAL向けに別銘柄作って出しているのかな?
 ということでほとんど期待せず飲んだんだけど、白は意外とオッケーな内容。 (多分)ソーヴィニョン・ブランらしい草のような香りと、キュッと締まった味わい。 ややカタブツな印象ではあるけど、ダレた感じが無いのは好印象。
 ヴィンテージが書いてないんでなんとも言えないけど、 かなり若いワインなんじゃないかな? こういうところで使うには良い選択だと思う。 贅沢を言うと、甲州とかの国産白のチョイスがあればもっと良いと思う。
66点JAL機内にて

Fleur de Lynch (Red) N.V.
フルール・ド・ランシュ (赤) ヴィンテージ無し
Borie Manoux
ボリー・マヌー
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\0 (187ml)2004/09/29 JAL機内
 でもって赤も注文。 今回の場合は「スパークリングはありますか?」と聞くのは諦めました。 機体もサービスのワゴンの形状も国内線仕様のものなんで、 どう考えてもありそうに無かったから。 また、なんだか2本も頼むと『フライト時間は短こうございますので・・・』 なんて言われそうな気がしたので、前もって「2本お願いして良いですか?」と確認した後、 赤/白それぞれ1本ずつ注文。
 色は良く覚えていない、というかプラコップなんで色を見る気分じゃないです。 香りはいかにもボルドーのカベルネ・ソーヴィニョン(多分)、青臭い香りがほとんど。 味は、ガシガシと渋味が目立ってちょっと飲みづらい。
 こっちも若いワインなんでしょう。雑巾臭かったり腑抜けだったりするよりゃマシだけど、 ボルドーの赤はやっぱりもう少しこなれて無いと・・・。 若いうちに飲むんだったら新大陸産の方がずーっと良いと思うんだけど。
60点JAL機内にて

 飛行機はほぼ定刻に到着、今回の宿はThe SHILLA(新羅)Seoulというところ。 ソウル中心部の小高い丘にあってソウルでも一番格式の高いホテル、ということらしい。 確かに部屋も広くて設備も充実、 売店には日本のレストランで注文する値段並の価格設定のワインの売り場や、 湿度管理されたシガー売り場まであった。ここが素泊まり/税サービス別で一泊170,000ウォン、 10ウォンがほぼ1円なんで約17,000円。高いとは思うけど納得させられる価格 (というか普通はそんな値段じゃ泊まれないらしい)。

 夕食は、取引先の方々とホテルのそばの焼肉屋で。
 韓国の焼肉って、 サンチュやらキムチやらのサイド・ディッシュが食べ放題?なのが良いですな。 日本での焼肉だと肉ばっかり食べる師範だけど、 いろんなものがデフォルトで並んでるとついつい手を出して食べ、 結果的には結構健康的な栄養配分になっているような気がするから。
 酒は、現地のビールとかキュウリ入り焼酎とか「百歳酒」という薬草酒とか。 キュウリの千切りを入れたポットに甲類焼酎を入れて飲む韓国式の焼酎の飲み方はなかなかヒット。 「スルスル入るんで酔いやすい」という話だったけど、 師範の場合は適性があるみたい。
 調子に乗ってシメの韓国冷麺は辛いヤツをお願いしたんだけど、 韓国初心者な師範にはちょっと辛すぎた。 結構辛いものはイケる方だと思ってた過信が災いしました。

その後、ホテルのバーでちょっと飲み直して初日の終了。


26日(日)

Chateau Morlan-Tuiliere 2002
シャトー・モーラン・テュイリエール 2002
Ch. Morlan-Tuiliere
シャトー・モーラン・テュイリエール
Blanc
Entre-Deux-Mers Haut-Benauge
アントル・ドゥ・メール・オー・ブノージュ
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\9562004/09/21 カーヴ・ド・リラックス リラックス
 本日の夕食は散らし寿司や冷奴、きんぴらレンコンといった和風のメニュー。 そういう料理に樽香バリバリとかトロピカルな果実味タップリとかいったワインは合いそうにも無いので、 スッキリ系っぽいこのワインをチョイス。 "Entre-Deux-Mers"はボルドーの安白産地として安ワイン者にはなじみが深いAOCだけど、 それに"Haut-Benauge"ってのが付いているのは初めて見た。 ラベルによればバイオ農法でブドウ栽培されたとのこと。 農薬とかをあまり使ってないってのは飲む側としては安心。
 色は普通に薄いレモン色。 香りは弱い。もちろん、バリバリの果実香とかを嫌ってのチョイスなんで、 弱いこと自体はそれほど問題ないんだけど、それにしても心配になるくらいの弱さ。 口に含むと、グレープフルーツ的な柑橘類の香りの横に生木のような香りがある。コレは・・・。 味は、酸味とコクとが丁度良いくらいにバランスしていて、スルスルとイケる雰囲気。
 スッキリ系を飲みたかった気分にはぴったりマッチ。 でも、ちょっと正直ちょっとブショネっぽい劣化の雰囲気が無きにしもあらず。 そう思ってみると抜栓時のコルクの具合もちょっと普通の状態じゃなかったし。
69点自宅にて

24日(金)

Alaia 2001
アライア 2001
Dehesa de Rubiales
デヘサ・デ・ルビアレス
Tinto
Castilla y Leon (VdT)
カスティーヤ・イ・レオン (ビーノ・デ・ラ・ティエラ)
Castilla y Leon (Espana)
カスティーヤ・イ・レオン (スペイン)
\9702004/09/15 QUEEN'S ISETAN 品川店 サントリー
 休日の多い週はあっという間に週末、純粋に嬉しいですな。 毎週こうだといいなぁ、なんて小学生みたいですが (小学生が「・・・ですな」なんてしゃべってたら気持ち悪いですが)。 というわけで本日のワインは「カスティーヤ・イ・レオン」という見知らぬ地方のスペイン産、 お店のピックアップコーナーに並べられていたもの。 品種は、スペインの主要品種テンプラニーヨにフランス系品種のカベルネ・ソーヴィニョンとメルローが使われているらしい。 テンプラつながり、なんてベタなギャグじゃないけど、本日の夕食は鳥の唐揚げがメイン。
 色はきっちりと濃い青紫。 香りのボリュームはそこそこある。 傾向としては、テンプラニーヨらしいヤニ臭いような雰囲気に、 カベルネの青っぽさがプラスされた感じ (・・・と書くと不味そうだけど、実際は結構イケている)。 味は、まず第一番に感じるのがフルーティな甘味。 その後酸味もあったのね、渋味もあったのね、と気づく。 複雑さとかはないけど若さとフルーツっぽさがバンバン伝わる味。
 スペイン産らしい独特のクセに好き嫌いはある(師範はネガティブ側)と思うけど、 3桁のワインとしては結構良いセンいっているんじゃないかと。 途中で眠くなって1/4ほど残したけど、 きっと強そうなワインなんで明日以降でも楽しめるでしょう。
 翌日の夜に残りを。バキュバンして冷蔵庫に入れてたんだけど、 なんとなく果実味が抜けたような印象。 最近しばしば思うんだけど、 バキュバンって空気だけじゃなくてワインの要素も抜いちゃってるような気がする。 極めて非科学的だけど。
72点自宅にて

23日(木祝)

Magallanes Chardonnay 2002
マガジャン シャルドネ 2002
Finca la Celia
フィンカ・ラ・セリア
Blanco
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\6272004/09/04 サンタムール カツミ商会
 スーパーで太刀魚と生のスルメイカが安かったんで、 本日の夕食は太刀魚のバター焼き、イカのニンニク香草焼き、サトイモの煮っころがし、 冷やしおろしうどん。 太刀魚って、九州あたりじゃ大衆魚というかかなり手頃な値段で売られていたイメージがあるけど、 関東地方ではなんだか高級魚扱いですな。 今日は珍しく安くて新鮮だったけど、格付け的には身の細いヤツでB級品だと思う。 というわけで、魚中心の夕餉ということでワインは白を。 銘柄/造り手とも全く知らないアルゼンチン産。
 色は普通。香りは、 裏ラベルに書かれているようにピーチやパインアップルな香りが確かにあるけど、ボリュームは弱め。 更には樽香はほんの隠し香程度。 味は、香りの印象から「ウスラ甘いんだろうなぁ」と恐る恐る口をつけると、 比較的すんなりスッキリした味わい。 甘すぎず酸っぱすぎず、スケールは小さいけどなかなかまとまりが良い感じ。
 抜栓後2時間くらい経って、やや樽が前に出てきた以外は変化なし。 ただ、そもそもあまりなにかが強いワインじゃないんで飲み飽きはせずスルッと1本飲み干した。 ちなみに、デザートの洋ナシに合わせてもグッドグッド。
 とりわけどうということはない、というのが取り得のワイン。 こういう、南米あたりの恵まれたブドウで造られた「どうということない」ワインってのは、 安くて高品質で普段飲みにはもってこいっすね。
72点自宅にて

20日(月祝)

Mercurey "Les Mauvarennes" 2001
メルキュレ "レ・モーヴァレンヌ" 2001
Faiveley
フェヴレ
Rouge
Mercurey
メルキュレ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9802004/09/15 QUEEN'S ISETAN 品川店 ラック・コーポレーション
 プチ師範代が美容室へ行っている間に掃除をした以外は何もせずダラダラと過ごした休日。 まさに師範にふさわしい敬老の日。 夕食は牛和風ステーキ、ということでワインは赤を。 選んだフェヴレのワインは、今年の3月頃に別の畑/別のヴィンテージを 稽古済みなんだけど、 そういうことをすっかり忘れて購入。 なんかフェヴレのワインって買っちゃうんだよなぁ。 たいして美人だとは思わないんだけど、 なんとなく気になってつい目が行ってしまう女性、 芸能人で言えば大桃美代子さん、という感じ。
 上述のごとくダラダラ休日ゆえ、夕方5時過ぎには抜栓して飲み始め。 30分に一杯のペースで飲むことに。
 まず抜栓直後。色はこのクラスのブルゴーニュにしてはやや濃い目の赤紫。 クルクル回すと、液体の厚みが薄くなった部分にオレンジの色調が見える。 まだ熟成色が出る年齢ではないと思うんだけど、なんとなくそういう色。 香りは最初閉じまくり。香りの花びらが全部内側に曲がっているような、 いかにも"蕾"といった香りの閉じ方。 ブショネみたいな強引に何かで栓をしたような閉じ方ではない。 味も最初は無愛想。シャンとはしているけど、ツンッとしてニコリともしない表情。
 抜栓後1時間、やや香りが開いてきた。ただ、その開き方はあんまり普通じゃなくて、 なんだか男性用整髪料(師範が行くような安い床屋で良く使われる資生堂「ブラバス」) みたいな雰囲気が出てきた。味は依然としてそっけないまま。
 抜栓後1時間半〜2時間くらいがピーク。香りからブラバス香が消え去ってフルーツっぽさと甘さが増して、 味も甘味を中心に人懐っこく変化。 抜栓後3時間経っちゃうと、構成自体は悪くないけどなんとなく抜け殻っぽくなった気がする。
 というわけで、開けて2時間待ってゴクゴク飲みましょう、ってワイン。 ただ、栓抜いただけで2時間放っといてもダメかも。 抜栓しただけと飲みながらとでは空気に触れる面積と液体の体積との比率がまるで違うから。 そういった意味でもワインの飲み方に王道は無い、好きなように飲むが良し。 で、このワインがトータルでどうだったか、ということだと「まぁまぁ」かな。 そこら辺も大桃美代子さん。
73点自宅にて

19日(日)

 キャンプの二日目、一泊の予定なので最終日。
朝はN氏ご謹製ホットサンドを食べて、 10時頃キャンプを出発、「中川温泉 ぶなの湯」というところでひとっ風呂浴びたあと、 大井松田のインターそばのリンガーハットに着いたのがほぼ正午、 その後も大きな渋滞無く13:30くらいには帰宅・・・と備忘録代わりに。

 夕食は家で。

Arniston Bay Chenin Blanc Chardonnay 2002
アーニストン・ベイ シュナン・ブラン シャルドネ 2002
Arniston Bay
アーニストン・ベイ
Blanc
Western Cape (South Africa)
ウエスタン・ケープ (南アフリカ)
\8802004/09/04 信濃屋 横浜店 ガーバープロパティ(リョーショクリカー)
 夕食のメニューは夏おでん。「夏おでん」とは、夏に食べるおでんのことです(ヒネリ無し)。 おでんに合わせるワインというのは非常に難しい。 っていうか無理にワインを飲む必要も無いと思うんだけど、 ビールもイマイチだし/清酒は持ってないし/焼酎は忘れてたし、ってことで、 なにはともあれこの白ワインを抜栓。
 色は、濃さとしてはそれほどでもないけど色調はかなり赤みの強い雰囲気。 右写真に見て取れる黄色感は、ボトルでは無く(ボトル普通の薄青緑)ワインの色。 香りや味は思いっきりフルーティ。ピーチやパインが大炸裂、まるでアルコール入りのフルーツジュース。 フルーツっぽさが嫌いじゃない師範だけど、 ここまでフルーツフルーツしたのはちょっと・・・。
 これだけ果実味があってアルコール度数14%、 なかなか頑張ったブドウだったんだとは思うけど、 ちょっとやり過ぎの感あり。 なんだか米国あたりの瓶入りフルーツジュースを飲むような、 日本人としてはちょっとついていきづらい雰囲気。
67点自宅にて

18日(土)

 三連休の前半二日、プチレジャーでキャンプへ。 同行したN氏一家はキャンプ2回目だそうだけど、 師範家はプチ師範代はもとより、師範も師範代も初キャンプ。

 場所は、丹沢湖から更に上流へ行ったところにあるバウアーハウスというキャンプ場。 河内川というとてもキレイな川沿いにあって、非常に気持ちの良い場所。 でもってこのキャンプ場、トイレは清潔 (ウォシュレット:ペーパーを水に流さず浄化をしやすくするためだとか)だし、 なんたって大浴場もあったりして、素人の師範が想像するキャンプ場とは思えない贅沢仕様。 また、「初心者向けサービスプラン」という、テントやターフは設置済み/ 寝袋やコンロやBBQセットや食器までも貸してもらえるプランがあって、それを利用。 というわけで、 酒と、寝る時に使うエア・マット以外は手ぶらという超お気楽キャンパーの師範家。
 昼食はN氏ご謹製の焼きそば。普通の(まるちゃんの三食)やきそばではありますが、 外で食べると美味いもんです。もちろんビールも飲みながら。この日の午後はあいにくの雨模様で、テントやターフの下でダラダラ、 雨が上がったら場内を散歩、って程度しか遊べなかったのが残念といえば残念。 天気が良かったら釣師たる師範が渓流に糸をたれてヤマメやイワナを・・・釣れるハズが無い。

 幸い夕方には雨も上がって、食事はほうとうとバーベキュー。酒は、以下のワインを師範が持参。

Magenta Brut "Cuvee Superieure" N.V.
マジェンタ・ブリュット "キュヴェ・シューペリュール" (ヴィンテージ無し)
Charles de Cazanove
シャルル・ド・カザノヴ
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
\2,6042004/09/11 オリンピック東戸塚店 東亜商事
 1本目はもちろんシャンパーニュで。 このシャンパーニュは、キャンプ用の折りたたみ椅子(なんと500円!)を買いに行ったディスカウント系スーパーで売られていたもの。 銘柄も造り手もまったく見知らぬシャンパンだけど、 比較的手頃な値段に負けて購入。 冷蔵ショーケースに入れて売られていたんで、 商品搬入前はわかんないけど、陳列後の管理状態はそんなに悪く無さそうだったし。
 抜栓は比較的スムーズ。コルクの液面に接する部分がやや黒くなって縮んでいたから、 比較的瓶詰め後の時間が長く、寝かせた状態で保存されていたんだと思う (・・・なんて知ったかぶりの知識をひけらかしたりして)。 色/泡立ち/香りとも、いかにも普通のシャンパーニュ。 「普通」といってもダメなわけじゃなくて、 キメは細かいし、きちんとコクがあるし、余韻も長いし、変なクセはないし、 値段を払っただけのパフォーマンスはキッチリ持っている。 ただ、シャンパーニュの中での個性がどうか、ってことだとあくまで「普通」。
 まずまず、といったところかな。 モエとかポメリーとかの大手モノが3,000円以下ではなかなか買えなくなった昨今、 この値段で手に入る「普通」のシャンパーニュはある意味ありがたい。
74点キャンプ場"バウワーハウス"にて

Macon-Milly-Lamartine 2002
マコン・ミリー・ラマルティーヌ 2002
Les Heritiers du Comte LAFON
レゼリティエ・デュ・コント・ラフォン
Blanc
Macon Villages
マコン・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,3752004/09/04 サンタムール カツミ商会
 2本目は白で。このワインは名門"コント・ラフォン"系列の造り手 (「コント・ラフォンの継承者」という名前?)が南のマコンで造るシリーズ。 マコンとは思えない強気の値付けで売られているのを良く見かけるけど、 そんだけの価値があるのか/コント・ラフォンとはいったい何者か、 興味があったので、比較的安く売られているのを見つけて購入。
 すでにとっぷり日が落ちてからの抜栓だったんで、色はまったく判別不能。 香りは弱い、「ちくしょう!だまされた!!」って感じ。 ただ、弱いながらも香りの構成はなかなか上品で、 蜜のような甘い香りとユリのような涼やかな花の香りが同居。 もっと樽香がバンバンかと思ったけど、そういうことは無かった。 味も、香りの印象通り上品な感じ。 ボリュームは小さめながら旨味を中心とした構成のしっかりした味わいで、 飲み飽きせずにスイスイ進む。
 抜栓直後は「えーッ」って感じだったけど、だんだんと「やっぱ良いじゃん」って気分に。 2,000円強の価値は十分にあるんじゃないかな? レストランなんかで料理に合わせて飲むんだったら丁度良い感じかも。 そういう目的で造られたワインな気がした。
75点キャンプ場"バウワーハウス"にて

Morey-St-Denis 2000
モレ・サン・ドニ 2000
Dom. Pierre AMIOT et Fils
ドメーヌ・ピエール・アミオ・エ・フィス
Rouge
Morey Saint Denis
モレ・サン・ドニ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9952004/09/04 サンタムール カツミ商会
 飲む人二人で3本目、昼からビールも入ってるんで結構メートルが上がった状態で赤に突入。 このワインは、全く同じものを1年前に稽古済み、 ヴィンテージくらい違ってると思って買ったんだけど、実際はそれも同じ。 だもんで一人で飲むのはつまらんし、 とはいえ結構好印象だったようだし、かなりお安くなってもいるし、ってことで持参。
 かなりアルコールが入った状態での抜栓であったにもかかわらず、 このワインはキッチリ記憶に残っております。 まず香りが良かった。ボリューム十分、 木イチゴ系のピュアなフルーツとケモノっぽさが雰囲気良く漂う香り。 味も、アプリコットのような上品な甘味と酸味、カドの取れた渋味が良い感じ。 昨年より更に熟成してまろやかに変化した気がした。 欲を言えば、針葉樹のような生臭い系の木の香りがあったのと、 濃さという観点では物足りない部分もあるけど、これはこれでワインの一つのあるべき姿かと。
 「こりゃ美味い!」と思ったんで、 たまたま同じキャンプ場に来ていた勤務先の大先輩、 Uさんご一行様へ挨拶がてら一杯だけ差し入れ。 お礼に焼きマシュマロと5年ものの清酒を頂いた。 マシュマロはなんだかフレンチのデザートみたいで大変結構、 5年古酒はヒネ香が苦手な師範にはちょっと・・・でありました。
 というわけで、値段の割には恐ろしく美味いワインだったんだけど、 惜しむらくはボトル1/3くらい残った時点で急速に酔いが回って師範はリタイア。 焼き芋との相性が悪かったか?
83点キャンプ場"バウワーハウス"にて

 ・・・というような初キャンプ。


17日(金)

Domaine Galetis "Chardonnay de Malasang" 2003
ドメーヌ・ガレティス "シャルドネ・ド・マラサン" 2003
Dom. Galetis
ドメーヌ・ガレティス
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\5252004/08/15 やまや港南台店 やまや
 本日の夕食は豚肉の生姜焼きとマカロニサラダ。 メイン的には赤の方があいそうなメニューなんだけど、 そろそろ涼しくなって白の動きが悪くなっていくのを目前にした在庫バランスの関係上白をチョイス。 この造り手のワインは、先日赤のカベルネ・ソーヴィニョン2002と稽古済み、 ちょっとジャジャ馬な印象。 白はそれよりちょっと前にヴィオニエ2002と稽古したけどほとんど記憶無し。
 抜栓後正直ビックリ。トロピカル・フルーツのような濃く甘い香りがパーッと立ち昇る。 これが500円ですよ奥さん!とTVショッピングで大宣伝したくなるファースト・インプレッション。 口に含むと、ややガチャガチャとまとまりの悪い感じが無いでは無いけど、 でも500円だからねぇ。 最初の1杯2杯はサクサクと杯が進む。 3杯4杯は普通に飲めて、5杯目以降はペースダウン。 やっぱり若干飲み飽きする系かなぁ。 舌の表面にダイレクトに伝わる甘さが邪魔しているんじゃないかと思う。
 とはいえ500円(しつこい?)、これくらい頑張ってくれれば十分でしょう。 なんたって単位アルコール度数あたりの値段はビールより安いんだからね。 これくらいの値段でイケてるワインに当たるといつも不思議に思うんだけど、 いったいどういうコスト構造になってるんだろ?
74点自宅にて

15日(水)

Cotes-du-Rhone "Les Pierres Grillees" 2001
コート・デュ・ローヌ "レ・ピエール・グリエ" 2001
Louis Mousset
ルイ・ムーセ
Rouge
Cotes du Rhone
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone (France)
コート・デュ・ローヌ (フランス)
\6752004/09/04 サンタムール カツミ商会
 例によってプチ師範代の意向が色濃く反映されて、 夕食のメニューは、酢豚、トマトと豆とベーコンのスープ、焼き松茸(これは彼女の注文外)。 こういったそれぞれ脈絡の無い3種が一緒の食卓に上るあたりがいかにも家庭料理。 当然それら全てに合いそうなワインを選ぶことなんて不可能、 メインの酢豚に合いそうだと思って選んだのがこのACコート・デュ・ローヌ。 600円台のお手頃価格ながらなかなかイケそうな雰囲気の外観。
 さて抜栓。色はやや濃い目ながら濃すぎることもなく、赤くもなく青くもなく。 香りは、安ローヌらしいツンッとした刺激のある果実香と、 油粘土のようなややケミカルな香り。 味は軽め。ほんのり甘味もあって悪い感じはしない。 でも、「美味い」と言えるほどの内容でもない。
 800円〜900円くらいの安ACコート・デュ・ローヌの典型といった雰囲気。 そういった意味では買値ベースで言えば200円くらいお得。 でもこれを「得」といえるかどうかは微妙なところ。
68点自宅にて

13日(月)

 本日は、昔のバンドのメンバー(ドラムのO氏、ヴォーカルで門下生第七十三号のKさん) とミシェル・カミロ・トリオのライブを聴きにブルーノート東京へ。

 ブルーノート東京が場所を移して広くなってから行くのは初めて。 以前より見やすく聴きやすい席配置になっておりますな。19:00の開演前17:30から入場。 腹が減ってはイクサにならん(イクサはしませんが)ってことで、下記のつまみを注文。
和牛タタキのカルパッチョ \1,600
スゥインギン・ポテト \600
パン盛り合わせ \500
価格は全て税抜き表示(良いのか?)。 内容的には軽いつまみとしては問題なし、値段が高いのはご愛嬌。

 演奏の方は、久しぶりに聞くミシェル・カミロの曲芸ピアノに大満足。 驚愕の超絶技巧、それをとても楽しそうに弾く人ですなぁ。 トリオの他のメンバー(Charles Flores(b), Cliff Almond(ds))との息もバッチリ。 ただ、ベースはこういうラテン・ジャズな曲にはもうすこしアタックの効いた音の方が良いかな、とか、 ドラムは技もダイナミクスもあるのになぜかスケールが小さく聞こえるな、などと思いつつ。 ともあれ非常に濃い演奏で楽しめた1時間強のライブ。

 酒は、以下のワインを一本。

Macon-Villages 2001
マコン・ヴィラージュ 2001
Dom. des Tourterelles (Cave de Vire)
ドメーヌ・デ・トゥールテルル (カーヴ・ド・ヴィレ)
Blanc
Macon Villages
マコン・ヴィラージュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(\3,990)2004/09/13 ブルーノート東京 (表示無し)
 ライブハウスなんかでは、グラスでチマチマ酒を注文するのって面倒なもんです。 ってことでワインをボトルで注文。ワインリストには白が7種/赤が9種/泡が3種と日替わりハウスワインの赤と白 (ハウスワインが3,800円、その他は5,000円〜12,000円の価格帯)。 店の一角にはかなり大きなワインセラーがあるし、 『このほかにもご用意しているワインがございます』とも書かれているので、 リスト外にもいろいろあるのかも。 ヴーヴ・クリコのイエローラベルが7,500円なんで、 値付け的には市価の3倍弱といったところかな? こういう店としては比較的良心的に思える値付けだし、 ラインナップ的にもちょっと変わった感じで面白げ。 でもって「安ワイン道場師範」としては当然安いところからチョイス。 本日のハウスワインの白を聞いたところ、『マコン・ヴィラージュです』ってことだったのでソレを注文。 ちゃんとワインクーラーにセットしてもらって。
 テーブルには抜栓されて出てきて、テイスティング無しでグラスへ。 色はちょっと濃い目なレモン色。香りは弱い。 奥のほうに蜜のような過熟した雰囲気が漂っている感じ。 味はかなりシッカリ系。2001産と若い割にはやや熟成が勝っているように感じられる。
 日替わりハウスワインってことで、 スポット的に安く入った(どっかで在庫がダブついていた)ワインだったのかな? とはいえ別段不味いってわけじゃなくて、チビチビ飲むにはそれはそれでオッケーな白でした。
(70点)自宅にて

 お支払いはライブ代含めて一人10,000円強。そのくらいの満足度は十分ありました。

 当然飲み足りないわけで、表参道駅への道すがら見つけた店で二次会。

店は隠れ房 南青山店というところ。 居酒屋をちょっと高級にした和食ダイニングといった感じかな、 個室スペースが多い贅沢な空間の使い方/薄暗い店内、名前の通りいかにも「隠れ房」といった雰囲気の店。
でもって注文した料理は以下。
前菜3種盛合せ \1,000
大山地鶏の胡椒焼き \1,000
合鴨のサラダ \1,050
蛍イカの沖漬け \600
お通しは\500/人。
一般の居酒屋なんかと比べると値段がちょっと高めなのは致し方ないところか。 地鶏はスパイシーでそこそこボリュームがあってなかなか良いなと思った。 あとはまぁ普通、というか想像の範囲内。

 酒は、師範とKさんがまずエビス生ビール (\650/グラス)。O氏は訳あってウーロン茶。 その後下のワインを注文。

Chateau Villerouge la Cremade 2000
シャトー・ヴィルルージュ・ラ・クレマド 2000
Ch. Villerouge la Cremade
シャトー・ヴィルルージュ・ラ・クレマド
Rouge
Corbieres
コルビエール
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\4,000)2004/09/13 隠れ房 南青山店 湊酒販
 ワインリストには、赤/白/それぞれ5種類強。 泡のラインナップが多めでカバあたりから揃えてあるのがちょっと特徴的。 値段は3,500円から8,000円くらいまで、値付けは市価の4倍くらいな感じがする強気の設定。 内容的にもあまりピンとくるものが無かったんだけど、 門下生でいらっしゃるところのKさんが「赤が良い」というんで赤、 絶対額の安いところで飲んだことの無いものからチョイスしたのがコレ。 注文した時点では「シャトーって書いてあるからACボルドーあたりだろう」と思ってたけど、 実際は南仏のコルビエール産。市価1,000円くらいのACボルドー赤はめったに良いのに当たらないんで、 これは嬉しい誤算。
 お店の若いサービスの方が頑張って抜栓。 色は、照明が暗いんであまりよく分からなかったけど、けっこう濃い目だったような。 香りは南仏らしいストレートな濃い果実香。 味は渋味タップリで、複雑さは無いけど酸味や甘味もちゃんとあってそこそこしっかりしている。
 いかにも南仏らしい、荒削りだけど存在感のある赤。 4,000円と考えるとそりゃ割高だけど、 もともと1,000円くらいのワインだとすれば結構イケてる印象。
#それにしても、赤ワイン頼んだのに「蛍イカの沖漬け」て。
(73点)自宅にて

 その後若干飲み足りず、焼酎をグラスで注文。

Kさん:鳥飼をロックで \850
師範:富乃宝山をロックで \850
 鳥飼は以前飲んだことがあって、スッキリしてて好印象だったので師範がKさんにお薦め。 富乃宝山は、今の焼酎ブームの立役者ってことで一度飲んでみたかったもの。 で、飲んでビックリ富乃宝山。 芋からああいうフルーティな蒸留酒を造る事ができるんですなぁ。 芋っていうと薩摩白波だった師範にとっては目からウロコ。 焼酎ブームの理由がちょっと判った気になった。 でも、グラスで850円はちょっと高いね。 大きな氷(5cm×5cm×7cmくらいの角氷)が入ってたりして、 高級感はあったけど。

 お会計は一人4,500円。雰囲気と土地柄を考えればそんなところでしょうか。


12日(日)

Chardonnay "Reserve Berthomieu" 2002
シャルドネ "レゼルヴ・ベルトミゥ" 2002
D. de Virginie
D.ド・ヴィルジニ
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,2392004/09/12 ザ・ガーデン横浜そごう店 東亜商事
 このワインは、読者の方から 『村名クラスのブルゴーニュに負けないどころか、一級クラス並みなんで是非稽古して欲しい』 とご報告を受けたもの。リアルワインガイドの第六号「旨安ワイン大特集」でも高い得点が付けられている。 そういうワインをたまたまお店で発見、興味津々でその日のうちに稽古。 というわけで、料理はワインに合わせて魚系を、ってことでヒラメの刺身(by師範)、自家製シメ鯖(by師範代)、鯖の味噌煮(by師範)、 レンコンのきんぴら(by師範代)、サツマイモのサラダ(by師範代)などを。
 色は麦わら色とレモン色の中間。ネットリ感とか含めて外観に特筆すべきポイントは無い。 香りは、「こりゃ確かに高級品」な雰囲気。 まず顕著なのが甘い蜜のような香り、 その後ろにパイナップルを中心としたトロピカルな果実香と、 ビスケットのような香ばしい樽香がある。 この香りから南仏を言い当てるのは師範には不可能、ブルゴーニュの良いやつな香り満載。 味的にはやや酸味が弱くて、そこらへんが高級ブルゴーニュに比べて一歩落ちるところではあるけど、 全体のバランスはきちんと取れていて飲み飽きる感じは無い。
 非常に良く出来た南仏のシャルドネ。チカラまかせにならず、インパクト勝負に出ず、 飲んで美味しいワインを造り上げている。 読者の方からのご報告に「うんうん」と頷きつつ一本飲み干した。
80点自宅にて

11日(土)

Bourgogne Pinot Noir "Cuvee Beauterroir" 1999
ブルゴーニュ ピノ・ノワール "キュヴェ・ボーテロワール" 1999
(CDV)
(CDV)
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,1402004/09/04 サンタムール カツミ商会
 師範代の実家から松茸が届いた(多分北朝鮮産)、ありがたやありがたや。 というわけで本日の夕食は松茸の塩焼き、キャベツとベーコンの炒め物、コロッケ、松茸ごはん。 一般に希少かつ高価な松茸だけど、プチ師範代には全くウケずに松茸ごはんの松茸を外してくれと言われる始末。 冷静に考えると子供に受ける味や香りじゃ無いですな。 ほんでもってワインはメインのコロッケに合わせて赤を。 師範宅のコロッケは紛れも無い肉料理で、 メンチカツと普通のコロッケの中間程度の肉割合、切り口の色合いは真っ茶色。 下品と言う無かれ、成金趣味と言う無かれ、これが美味いんです。 で、ワインの話に戻ると、造り手が不明("Mis en bouteille par CDV"と書かれているのみ) のACブルゴーニュなんだけど、ラベル的にはなんとなく美味そうな雰囲気を醸し出している(当社比)。
 さて抜栓。色はボトルの外から見てもわかるくらいに薄い。 良年1999産ということを考えるとかなり薄いほうかも。 香りはツーッとキレイな果実香。ブルゴーニュでも北の方な感じのピュアな木イチゴの香り。 色の薄さを埋めてあまりある、というか薄い色の根拠がわかる香りの雰囲気。 うってかえって味も薄い。でも細い線が一本通っていて、頼りない感じは無い。
 小さいながらもピュアでキレイなブルゴーニュ。 例えて言うならば・・・と芸能人に例えようとしたけど、 最近全くソッチ方面の知識がない師範には不可能。 昔で言えば原田知世か?違うなぁ。伊藤つかさ?それも違う。
75点自宅にて

8日(水)

Domaine Galetis "Cabernet Sauvignon de la Serre" 2002
ドメーヌ・ガレティス "カベルネ・ソーヴィニョン・ド・ラ・セール" 2002
Dom. Galetis
ドメーヌ・ガレティス
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\5252004/08/15 やまや港南台店 やまや
 本日の夕食は、ニラ玉ベーコン炒め、キャベツとホルモンの炒め物、豚の香草焼き。 思いっきり肉のオンパレード、ってことでワインは赤。 選んだのは、南仏のカベルネ・ソーヴィニョンで、この造り手のものは以前 ヴィオニエ2002と稽古済み(といってもほとんど記憶無し)。
 色は濃い紫。裏ラベルには『深い赤色』とあるけど、まぁそうとも言える。 香りは、若いカベルネらしい青い野菜のような雰囲気が顕著。 裏ラベルには『カシスやコーヒーのようなアクセントの強い香り』とあるけど、 カシスは良いとしてもコーヒーはどうかなぁ。 味は、まずもって渋い。口の中で青っぽい香りが広がることとも相まって、 青渋さがいっぱい。 裏ラベルにある『重厚で深みのある素晴らしいワイン』ってのはいくらなんでも褒めすぎかと (もちろん販促の一部なんで褒めて当たり前なんだろうけど)。
 濃さでの物足りなさは無いけど、やや荒っぽくてジャジャ馬なワイン。 税抜き500円という値段を考えるとそう贅沢も言えないとは思うけど、 もう少しおとなしくしてくれても良いのにとも思う。
67点自宅にて

5日(日)

Laurent Miquel Syrah 2002
ローラン・ミケル シラー 2002
Laurent Miquel
ローラン・ミケル
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,2802004/09/04 信濃屋 横浜店 ヴィレッジ・セラーズ
 本日の夕食は師範ご謹製の枝豆と焼き鳥。焼き鳥の内容は、モモ肉、レバー、砂肝、ハツ、豚バラの5種。 ワインは、ちょっとスパイシーなところを期待してシラーを。 道場在庫が昨日時点で3本まで少なくなったんで、急遽買出しに行き購入翌日に即抜栓。 そこそこのパフォーマンスがあることは試飲で確認済み。
 色は十分に濃い真紫。たとえ南仏といえどもこのクラスだとちょっと色の薄いのがあったりするけど、 このワインはキチンと色づいた径の小さい果実が使われているとわかる色の深み。 香りはまさにシラー。シラーのお手本のような香りで、白胡椒のような陳皮のような香りがいっぱい。 抜栓直後は硫黄のような匂いがあったけど、これが還元臭ってやつか? 味は、色や香りから受ける印象ほどの重さは無くて、甘酸っぱ渋くて若さハツラツな味わい。
 抜栓後3時間くらい経つと、当初の硫黄臭は消えた。 でもそれ以外はほぼ抜栓直後の雰囲気を維持、単調だけどタフ内容。
 お店のPOPに『ミケルさんが丁寧に造った・・・』みたいなことが書かれていたけど、 確かに丁寧さが伝わってくるワイン。もうちょっと秋も深まった時期に、 もう少しスパイスを効かせた料理(本日の焼き鳥はプチ師範代仕様だったので)に合わせると良いかも。
76点自宅にて

4日(土)

Chateau Larose-Trintaudon 2000
シャトー・ラローズ・トラントードン 2000
Ch. Larose-Trintaudon
シャトー・ラローズ・トラントードン
Rouge
Haut-Medoc (Cru Bourgeois)
オー・メドック (ブルジョワ級)
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,750 (3本よりどり5,250円)2004/08/15 やまや港南台店 やまや
 本日の夕食はハンバーグ。とくればワインは赤、それも王道のボルドーからチョイス。 オー・メドックのブルジョワ級、シャトー・ラローズ・トラントードンとは 駄作年1997と稽古済み。 結構好印象だったし、これは良作年の2000年産、 さらにはラベルにはパリの農業コンクールで優勝のラベルってことで十分期待して。
 色は良年のボルドーらしい濃い濃い青紫。 香りは・・・かなり期待ハズレ。カシスっぽいイガラッぽい香りもするにはするけど、 深く嗅がないとわからない程度。 味も、まだガシガシに渋くて、飲んでてあまり楽しくは無い。 まだ開く前ってことなのか、なんらかの劣化を受けているのか判別不能。
 抜栓後2時間くらい経つと、そこそこ味も香りも開いてきた。 この時点から飲み始めればちゃんとしたボルドーであることはわかると思うけど、 いかんせんその時点ではもう後半戦。
 期待からすればかなり残念な内容。 これくらいだったら1.000円強の良く出来たACボルドーでもあるような。 つくづくコンクール受賞ってのの意味がわからん。
71点自宅にて

3日(金)

Macon-Bussieres "Le Clos" 2002
マコン・ビュシエール "ル・クロ" 2002
Verget
ヴェルジェ
Blanc
Macon-Bussieres
マコン・ビュシエール
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,750 (3本よりどり5,250円)2004/08/15 やまや港南台店 やまや
 というわけでシンガポールから帰って参りました。
 夕食は師範代の計らいで日本料理の代表選手である天ぷら。 ワインはそれに合いそうなものを、ってことで少ないラインナップ (今日時点でたったの4本)から選んだのがコレ、 ブルゴーニュの名手ヴェルジェが造るマコン。 お値段もそこそこ高級な1,750円、安心アイテムであります。
 いよいよ抜栓、コルクは樹脂製のもの。いよいよブルゴーニュの一流ドコロもこういうのを採用するようになったんですな。 ブショネの可能性が減るんだったら良いことだと思う。 でも、このタイプ(重くて、ちょっと表面がガサガサしたタイプ)は、 抜いたコルクをスクリューから外すのにとっても力が要るのでキライ。
 さてグラスへ。色は普通の薄麦わらレモン色。 香りはいかにもシャルドネ、いかにもブルゴーニュ。 リンゴ果汁入り蜂蜜レモンのような、ちょっと甘げで涼やかな香り。 ヴェルジェってモノによると樽が効き過ぎに感じるものもあるけど、 このワインはほとんど樽は感じない。 味は、典型的マコン。酸味と甘味のバランスが良くて、そこそこコクもあって良い感じ。
 飲んでる途中でうたた寝、1/4くらい残ったもの(抜栓したまま冷蔵庫内に放置) を翌朝飲んでみたところ、昨日の印象とまったくブレは無かった。さすが。 というわけで予想通り安心の白ワイン。癖も無いし万人受けすると思う。
75点自宅にて

2日(木)

 シンガポール出張の3日目。すでに最終日。

 昨日同様朝一はプールで泳いだ後、朝食は、道を挟んでホテルの対面にあるテイクアウトの屋台「老曽記(Old Chang Kee)」で調達。 買ったのは(右写真左から)、
Fish Ball : S$0.9
Curry Puff : S$1.0
Fried Squid Head : S$1.1
 フィッシュボールは、おでんの具の練り物を軽くあぶったようなもの。 プリッとして臭みも無くて満足度高し。 カレーパフは名前のまんま。かなりボリュームがある。 イカのフライは、ちょっと揚げ過ぎててパサパサ。結果値段の順番とは逆の満足度。 とはいえトータルで3シンガポールドルは日本円にして200円ちょっと、 文句はございません。

その後はおシゴト。
昼食はホテルの2階にある"Mezzanine"という中華料理の店でビュッフェ。 そこそこ美味かったけど、単なる中華バイキングでS$28.9 (約2,000円)やちょっと高すぎ。 でもまぁホテルなんてそんなもんですかね。

夕食はオフィシャル・ディナーでEast Coast Parkwayにある"Long Beach Seafood Restaurant"へ。 魚介類の水槽がババーンと並んでいるいかにもこういうところにありそうな店。 ナマズの蒸し物やらカニの炒め物(右写真)やら、 あまり日本の中華料理屋ではお目にかかれないメニューが目白押しでとっても楽しかったんだけど、 惜しむらくは(フライト時間の関係で)1時間ちょっとで退席。

 帰りの飛行機は23:30シンガポール発成田行き全日空902便。 小さめの機体B767-200の客席はきっちり満席、うむー。 アルコールは、来た時と同じ白ワインを2本。 食事は、フォカッチャのサンドイッチを一個食べて仮眠をとったのが深夜2時ごろ、 まだまだ眠い6時前に朝食で起こされて、 そんなんいらないから寝かしてくれぇ!って気分でフルーツくらいしか食べなかった。

・・・というような一日半。


1日(水)

 シンガポール出張の2日目。

 朝早めに目が覚めたので、ホテルにあるプールでひと泳ぎ。 それほど広くないプールだけど、水はキレイだし、なにより人が少ない (というかほとんど居ない。師範以外に西洋人のオバちゃんがいただけ)のが快適。 いやー良い気分であります。仕事の前にプールで泳ぐなんてなんだかエグゼクティブ!って感じですな (実際は全くエグゼクティヴじゃないけど)。 でもって15分ほど泳いで朝食を食べに。
 朝食は、地下鉄オーチャード駅の出口を出てすぐのところにあるHeng Cafeという 現地風料理のファーストフード店で。朝8時30分ごろ、 通勤ラッシュ時間であるにもかかわらず客は師範だけ。不人気店なのかなぁ。
 メニューには50種くらい。大体5〜10シンガポールドルなんで、 店の雰囲気からすればやや高い気がしないでもない。 ほとんどが現地語のメニュー(アルファベットで書かれても意味不明)な中、 いくつか理解できるものがあったのでそれから注文。
Hawaiianese Beef Ball Nudle (Soup) : S$4.9 [約\350](右写真)
Mineral Water : S$2.5 [約\180]
 薄い色の中華スープの中に、 多分米粉から作られたツルッとプリッとしてるけどコシは無い麺が入ってて、 ソーセージのような食感の牛ミンチが乗ってて、 シャンツァイで香り付けしてある、という麺。 非常に現地風、どこが"Hawaiianese"なのかは判別不能。 あっさりした味で、スルスルっと食べ終わり。これで5ドル(約350円)は やっぱりちょっと高いかな。

その後はおシゴト。
昼食は高島屋の地下にある「翡翠小厨(Crystal Jade Kitchen)」という店で飲茶料理。 アツアツでバラエティに富んでいて、大変おいしゅうございました。 夕食は、グランドセントラルホテルにある「居酒屋 新宿」 という店で。内装も料理も思いっきり日本の居酒屋、お値段はちょっと高め。

・・・というような一日。


8月31日(火)

 シンガポールへ2泊4日の出張、今日はその1日目。

 行きの飛行機は16:30成田発シンガポール行き全日空901便。 早めに空港に着いて、まずは(所有するカードのサービスで)無料で使えるラウンジへ。 ビールぐらいしか飲めないし、眺めも何もないし、あんまり快適じゃないんだけど、 電源の取れるテーブルがあるんでPC使って仕事するのにちょっと便利。

 その後登場待合室へ。タイミングの良いことに、 オリンピック日本選手団の帰国とぶつかって、 待合室のガラスを隔てたむこうを選手のみなさんが通過。 ハンマー投げの室伏選手(凄い肉体)や女子バレーの皆さん(テレビで見るより別嬪さん) 等通って行かれた中、いちばん印象的だったのが女子レスリングの浜口選手。 報道陣に向かってもニコニコ、一般人に向かってもニコニコ、 メダルを首から提げて見せてくれてました(右写真)。 疲れておられるだろうにアッパレなサービス精神であります。

 ほんでもってほぼ定刻通りに機内へ。客の入りは半分くらいかな? ラッキーなことに隣の隣に座ってたおば様が席を移動されたんで、 師範は窓側3席を占有。まぁシンガポールまでって高々6時間ちょっとなんで、 混んでてもそれほど辛いわけじゃないんだろうけど、 (特にテーブルを)気兼ねなく広く使えるのはやっぱりラッキー。

上空に上がってお飲み物のサービス。性懲りも無く 「スパークリングワインはありますか?」と聞いたけど『ちょっと・・・』って答え。 残念、っていうか日系の航空会社はどこも無いですな。 答え方はちょっと特徴的だけど。 せめてビールくらいはちょっとプレミアムなやつを、 ってことで頼んだのがサントリーの「ザ・プレミアム(左写真)」。

 ほどなくお食事の時間。 案内されたメニューは、イタリア風のチキンとアナゴご飯。 「飛行機に乗ったら(カレーを除いて)ご飯モノはやめとけ」という己の格言に従って、 注文はイタリア風チキン(右写真)。
 前菜扱いのスモーク・サーモンはとっても普通。 メインディッシュのうち、 チキンはパサパサ感が強い(胸身?)部位ではあるけどそれほど違和感無く食べられる。 ただ、付け合せのパスタがイケマセン。リングイネ風のパスタを、 一旦煮上げて提供時にもう一回加熱しているためか、 表面部分に存在するパスタが乾ききっていて、ポキポキ音を立てて食べる感じ。 なかなか難しいですな、満足のいく(エコノミーの)機内食ってのは。

Chardonnay "Tradition" 2003
シャルドネ "トラディスィオン" 2003
Roger Savestre
ロジェ・サヴェストル
Blanc
Jardin de la France (VdP)
ジャルダン・ド・ラ・フランス (ヴァン・ド・ペイ)
Loire (France)
ロワール (フランス)
(\0)2004/08/31 ANA機内
 というわけで食事の時に飲んだのが白がコレ。 銘柄的には昨年の北米出張の時と全く同じ、 単にヴィンテージが1年進んだだけ。 つまんないなぁ、そういうのって。 もちろん、ワインの種類でエアラインを選ぶ人なんて皆無に等しいんだろうけど、 師範的には銘柄がこればっかりなんだったら全日空はもう結構、って感じ。 今回も(他部署の方と時間を合わせる必要が無ければ)シンガポール航空を選んだかも。 ・・・と思ったけど、実は同じ銘柄のようでVdPの産地名が変わってますね。 私の誤記かもしれないけど。
 というわけで、「銘柄が一緒」ってことで飲んでみたってあまり面白みは無いんだけど、 仕方なしに稽古。で、 以前の印象と比較するとちょっとだけ香りの出方が良かったような。 ここらあたりは産地の違いかどうかっていうことより 収穫からどれくらいで飲むか、ってことによると思いますな。 このレベルのワインは若いうちに飲んで吉だと思うから。
 「標準的な白」という意味では十分なんだろうけど、 1年も銘柄が変わらないってのもねぇ。 ビデオのプログラム同様、 毎月(といわず毎季でも)でローテーションしてくれるとありがたいんですが。
66点ANA機内にて

Cabernet Sauvignon 2003
カベルネ・ソーヴィニョン 2003
Gaston Charpentier
ガストン・シャルパンティエール
Rouge
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
(\0)2004/08/31 ANA機内
 師範も若干賢くなっております。 これまでの反省を踏まえ、食事が配られる際に『お飲み物は?』と聞かれたら 「白ワイン赤ワイン」と答えるようにしました。 これでキャビン・アテンダントの方に気兼ねなく白/赤両方を楽しむことが出来ます。 ・・・と作戦自体はオッケーだったんだけど、銘柄的には昨年と同じだし、 この春に国内出張した際に飲んだのとも同じ。 前述の白と同じくヴィンテージが違うだけ。 これでは飲欲も下がりっぱなし。
 気を取り直して稽古してみても、2003年ゆえか幾分若さピッチピチな感じはあるけど、 以前と同じく雑巾っぽい匂いもあったりして決して満足のいく内容ではない。 特に、シンプルな鶏肉(胸身)なんかと合わせたりすると、そういう雑な雰囲気がモロわかり。
 こちらに関しても、標準的な安カベルネ・ソーヴィニョンの域を出ない感じ。 帰りもANA、なんだか楽しくないよなぁ。
64点ANA機内にて

 アルコールも適当に入ったことだし、3席を独占して横になってひと寝入り。 そうこうしているうちにシンガポールは目の前。定刻よりちょっと早め、 現地時間午後10時ごろ到着(日本との時差は1時間)。
 夜中の11時頃にホテルに到着。 今回の宿は、シンガポールの中心、オーチャード通り沿いにあるMeritus Mandarin Singaporeというところ (左写真:撮ったのは翌朝)。 客室数1000室、地上30階建て以上のタワーが2つある大規模ホテル。 部屋もそこそこ広くて快適。 特にバスタブとシャワースペースが別なのはなかなか嬉しい。 一泊S$150くらいで日本円にして1万円くらい。極めて便利の良い立地だし、まずまず納得の価格設定。
 ちょっと小腹が空いたってことで、同行者とホテル内のコーヒーショップCratterboxへ食事に。 チキンライスが美味い事で有名な店らしいので、 迷わず(というかメニューを真面目に眺める気力なく)それのセットを注文。 もちろんビール (Tiger Beer)も。
 チキンライスのセットは、生野菜に乗った蒸した鶏とチキン味の炊き込みご飯、 野菜の入ったスープという内容。 値段はS$17.5くらいだったから1,300円くらいなのかな? ホテルのコーヒーショップということもあってかちょっと高い感じはするけど、 味はなかなかイケている。 6年前にプライベートでシンガポールへ行った際、 ホーカーズ(屋台的なカフェテリア)で食べたチキンライスとは一線を画す内容。 チキンのタレは、 ソースと醤油を混ぜたようなもの/赤くて辛いもの/生姜ベースのものと3種類あって 飽きないようになってはいたけど、 さすがに夜の12時を回ってから食べるにはちょっと量が多すぎた。 もちろん普通に昼食とかで食べるには丁度良い量だと思うけど。

というわけでおなかも満たされて、でもアルコールはちょっと足りなくてミニバーの缶ビールを飲んでご就寝。


前月分

by 師範