稽古日誌:2007年9月

 好むと好まざるとに関わらず、小学生くらいの子供がいると生き物を飼わざるを得なくなる、 という状況に師範家も陥っております。
 写真右がメダカと金魚が住む水槽。 水槽とポンプのセットはホームセンターで980円で買ったもの。 当初はヤゴ用の水槽で、メダカはヤゴの餌用に買って来たんだけど、 ヤゴが小さくメダカを捕食するには無理があるサイズだったのでヤゴは分離(餌は活き赤虫)、 先日まではメダカ6匹の楽園でした(ヤゴは羽化途中に逝去)。 ところが、夏祭りの金魚すくいで貰ってきた金魚6匹を入れたところ、 次々とメダカが齧られ非業の死を遂げ、齧った金魚も一緒に他界、 生態系のバランスを取る難しさを思い知らされることに。 今はようやく落ち着いたみたいでメダカ2匹と金魚2匹が仲良く?共存しております。
 真ん中がスズムシ。プチ師範代が通う学校で、「生き物を飼いたい」とのことだったので、 裏のおばあちゃんから頂いたもの。 学校が夏休みの間はウチに居たけど、学校が始まったんでまた持っていかせる予定。 今は暑苦しいくらい涼しげな声を聞かせてくれてます。
 左は、昨年夏に旧住居に飛来し、一冬越したメスのコクワガタ。 ごくタマにしか地上に現れず、昆虫ゼリーもあまり食べず、非常に活動レベル低く生活していることが長生きの秘訣かしら。
 生き物って、飼うのには結構手間がかかるわけだけど、 飼い始めたら止めるわけにはいかないし、愛着も沸いてくるんですな、これが。


翌月分

30日(日)

Perlato del Bosco 2006
ペルラート・デル・ボスコ 2006
Tua Rita
トゥア・リタ
Bianco
Bianco Toscana (IGT)
ビアンコ・トスカーナ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\1,6592007/07/26 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 モトックス
 師範母親がドイツ/オーストリア旅行の帰りに師範宅へ立ち寄り。 洋食はゲップが出るほど食べてきたでしょ、ってことで夕食のメニューは寄せ鍋。 鍋の具はタラ、鶏肉、豚肉、舞茸、えのき茸、水菜、人参、もやしなんかを。 ワインは、北ヨーロッパでは飲んでないであろうイタリア産を。 品種は、トレッビアーノ70%/アンソニカ30%らしい。アンソニカという品種は初耳。
 色は薄め、明らかに緑色が感じられるくらい若々しい色合い。 香りは・・・弱い、というかほとんど感じない。 イタリアの、1,650円も払った白ワインとは思えないおとなしい香りの出方。 味もおとなしい。甘くなく酸っぱくなくコクも無く、何の特徴もない味わいで、これがこの値段かぁ、と宙を見つめる感じ。
 本当にコレがこのワインの本来の姿なのか、と疑問に思う部分もあるけど、 コルクは屑を集めたヤツだったしね。 「トゥア・リタ」って造り手は、この地のライジング・スターだったと思うけど、 廉価版でこういう手の抜き方をしているとそのうち足を掬われると思います。
65点道場にて

29日(土)

 本日は、 WINE'S ROOMというWeb掲示板? が主催するワイン会。10周年記念ということで、8年ぶりに参加。 というか、いわゆる「ワイン会」ってのに参加するのも8年ぶりのような。
 参加者は17名、そのほぼ半分が女性。 そういう飲み会なんてここんとこご無沙汰な師範は緊張してしまいます。
 会場は、市ヶ谷にあるビストロ・カシーヌというところ。 キャパ的には17人だと三分の二くらいかな? 天井が低めでやや古びた感じがするんだけど、 そこがまたフランスの田舎町のレストラン的な雰囲気を醸し出しております。
 料理も、クラッシックな雰囲気ながらマダムのサービス精神が溢れたメニューの数々。 最初のブルスケッタは一口では食べきれないスズキのカルパッチョや帆立貝のスモークが乗っていて、 右写真の羊なんかもかなりの厚み。ワインの肴としては十分でありました。

M. Maillart Premier Cru Brut (Magnum) N.V.
M.マイヤール プルミエ・クリュ ブリュット (マグナム) (ヴィンテージ無し)
Michel Maillart
ミシェル・マイヤール
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(こんどうさんからの差し入れ) トーメンフーズ
 スタート10分前くらいに店に着いたら、ウェルカム・ドリンクとしてコレがサービスされてました。 配られたパンフレットを見ると、1本目は↓のクレマン・ド・ロワールになっているんで 『へぇ〜、良く出来たクレマンだなぁ。こりゃシャンパーニュと見分けがつかんな』と思っていたら、 実際はこんどうさん差し入れのシャンパーニュでした。 師範の味覚嗅覚も捨てたモンでは無いな(と、この時までは思っておりました)。
 抜栓はちょっと早かったのか、やや泡は弱め。 またやや温度も高めだったんで、 かえってシャンパーニュらしいイーストっぽい香りとかが強調されていた気がする。
 というわけで、非常にシャンパーニュらしいシャンパーニュだったような。 この日飲んだ泡モノはトータル4種類、その中で一番「王道」って感じでありました。
(80点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Langlois Brut (Magnum) N.V.
ラングロワ ブリュット (マグナム) (ヴィンテージ無し)
Langlois Chateau
ラングロワ・シャトー
Vin Mousseux
発泡
Cremant de Loire
クレマン・ド・ロワール
Loire (France)
ロワール (フランス)
Wine Wine Wine 松屋 ラック・コーポレーション
 ココからが本番スタートであります。 まず1本目はロワールの発泡ワイン、これまたボトルはマグナム。 銀色のラベルがなかなかオシャレであります。
 色は上のシャンパーニュと大きな違いはない(やや薄め、ってくらい)けど、 香りのボリュームは3割減、って感じ。 香りの傾向は、モロに柑橘類がストレートで、いわゆるクレマンっぽい香り。 味も、どことなく金属的なところがあってクレマン風。
 クオリティ的にはやっぱりシャンパーニュよりひとまわりグレードダウンなわけだけど、 キンキンに冷えてて飲み心地はバッチリでした。やっぱり温度って重要だよね。
(75点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Alfred Gratien Blanc de Blancs Brut N.V.
アルフレッド・グラシアン ブラン・ド・ブラン ブリュット (ヴィンテージ無し)
Alfred Gratien
アルフレッド・グラシアン
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
Wine Wine Wine 松屋 ラック・コーポレーション
 次なる泡モノはシャンパーニュ、造り手はアルフレッド・グラシアン。 この造り手のものは、以前は後藤酒店の「ゴトー・スペシャル・キュヴェ」をよく頂いていたんだけど、 最近とんとご無沙汰。また、ブラン・ド・ブランはお初。
 色は上のクレマンと大きな違いはないけど、 香りのボリュームは2倍ほどもありそうなくらい圧倒的。 また、香りの要素も、リンゴっぽいフルーツ香に加えて、非常に特徴的なのが樽香。 まるでブルゴーニュの白ワインみたいな、甘い木の香りがある。 ここまではっきり樽香が感じられるシャンパーニュ/スパークリングは初めてのような。 味も、どちらかというとコッテリ系の味わいで、迫力十分。
 いやーこれはなかなか面白くて存在感のあるシャンパーニュ。 スモーキーな樽香が、ホタテの燻製に良く合う、という意見が出ておりました。 こういうのって、もっと熟成させるとサロンとかみたいになるのかな?
(85点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Bourgogne Aligote 2004
ブルゴーニュ・アリゴテ 2004
Dom. Ramonet
ドメーヌ・ラモネ
Blanc
Bourgogne Aligote
ブルゴーニュ・アリゴテ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
Wine Wine Wine 松屋 モトックス
 泡攻撃がようやく終了、ココから白であります。 1本目は、ブルゴーニュの名門「ドメーヌ・ラモネ」のアリゴテ。 白で有名な造り手だと思うけど、なぜか師範の稽古では赤の方が多かったり(白1/赤3)。
 色は薄め。香りは残念ながらあまり立たない。 一生懸命嗅ぐと、高級なトイレの芳香剤みたいな、涼やか系の香りがビミョーに。 味もややおとなしめ。アリゴテって酸が特徴的な品種だと思うけど、 コレは酸味おだやか。
 料理に合わせやすい系だとは思うけど、ちょっとこういう席では不利だったかな。 特に、前のシャンパーニュがガツン!と香るワインだったんで、余計にそうだったかも。
(70点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Meursault 1er Cru "Sous le dos d'Ane" 2004
ムルソー・プルミエ・クリュ "スー・ル・ド・ダーヌ" 2004
Dom. Lefraive
ドメーヌ・ルフレーヴ
Blanc
Meursault 1er Cru
ムルソー1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
Wine Wine Wine 松屋 ラック・コーポレーション
 白のもう一方もブルゴーニュから。 造り手は更に名門、「ドメーヌ・ルフレーヴ」。 この造り手のこの畑のワインは、大昔にブラニーの赤と稽古済み。 ものすごく高いコスト・パフォーマンスだった模様。 というわけでこのワインにも期待大で。
 色はあまり記憶が無い、ってことは普通の色だったような。 でも香りはまったく普通じゃなくて、甘い樽香とキレの良い揮発油香、それに飴のような香りがバンバンで、 まさにルフレーヴ節大全開。こりゃ凄いなぁ、と口に含むと、思いのほか軽めの味わい。 香りのボリュームが凄いだけに、味の落差が残念。
 とはいえおいしいワインだし、こういうワイン会みたいな席にはぴったりだと思う。 これが2004年じゃなくて、もっと熟した年だったら完璧に仕上がっているのかも・・・ などと柄にも無いことを考えておりました。
(83点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Pertois Moriset Brut Rose N.V.
ペルトワ・モリゼ ブリュット・ロゼ (ヴィンテージ無し)
Pertois Moriset
ペルトワ・モリゼ
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(浜ちゃんからの差し入れ) 中島菫商店
 スケジュール的にはここで赤のブラインドだったんだけど、 参加者の一人(しまたかさん)がもうすぐご結婚、ってことで、急遽挿入されたのがこのシャンパーニュ。 ペルトワ・モリゼのワインは(ロゼじゃないけど) かなり以前に稽古済みで、大変好印象。
 色はきれいなオレンジ・ピンク。 香りは、ピノ・ノワールっぽい赤ワインの香りが結構する。 他の泡とは一味ちがって、これはこれで面白い。 味も、なんとなくピノの雰囲気を残している感じで、どことなく革っぽい動物的な感じがあったり。
 白と赤をつなぐ箸休めとして/ご結婚をお祝いするワインとして、 非常にいい仕事をしてくれたシャンパーニュだと思う。 ごちそうさまでした>浜ちゃん。お幸せに>しまたかさん。
(80点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Villa Wolf Pinot Noir 2004
ヴィッラ・ヴォルフ ピノ・ノワール 2004
Dr. Loosen (Ernst Loosen)
ドクトル・ローゼン (エルンスト・ローゼン)
Rot
Pfalz
プファルツ
Pfalz (Deutsche)
プファルツ (ドイツ)
Wine Wine Wine 松屋 三国ワイン
 このワインはブラインドで出されました。 師範は確実に「赤ワイン」であることは当てました。まぁそれで十分、満足満足。 それ以上にはまったくわかんないんだけど、 わかんないなりに想像したら『品種はガメイ、ちょっと古いボージョレかしら?』 なんて考えていたわけですが、実際はドイツのピノ・ノワール、それもかなり若めのもの。 師範の感覚器なんて全くアテにならんです。 隣に座っていたドイツワイン好きのドニエクさんもわからなかったんで、一安心であります。 ちなみに、この造り手のワインは師範も以前にピノ・グリと稽古しております。
 ってなわけで、ワインとしてはちょっと古いボージョレみたいな雰囲気であります。 色はかなり薄め、ピンクとレンガがかった紫。 香りは、混合ジャムっぽい雑多なフルーツが混じったような感じ。 味は、まるっきりカドがとれてて、薄くも柔らかい味わい。
 当てるべきは品種と国、主催者曰く「王道です」なんて話だったけど、 ドイツのピノ・ノワール(シュペートブルグンダー)なんて普通の人は飲まないっすよ。 めちゃめちゃ狭い王道であります。
(75点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Gevrey Chabertin 1er Cru "Clos Prieur" (Magnum) 1999
ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ "クロ・プリュール" (マグナム) 1999
Pierre Gelin
ピエール・ジュラン
Rouge
Gevrey Chambertin 1er Cru
ジュヴレ・シャンベルタン1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(こんどうさんからの差し入れ) トーメンフーズ
 メインのワインに移る前に、またまたこんどうさんから差し入れのワインを。 マグナムボトルのブルゴーニュで、蝋で封止してあって、という、 普通の一般人な我々にはなかなかお目にかかれないワイン。
 で、これがこれが師範のピュアなハートを一騎打ちでありました。 マグナムボトルの恩恵か、そこそこ年月を経ているのに退色した感じは無くて綺麗な赤紫色。 香りは、高級ブルゴーニュにお約束のカラメルと木イチゴのオンパレード。 味も、スーッと入ってきて口の中でブワッと膨れる高級感のある味わい。
 いやはやなかなかすばらしい。 もちろん、良いグランクリュなんかに比べると一回りスマートなのかも知れない。 でも、このワインとしてはその能力を一番発揮できる時期に開けた感じがしていて、 多分格付け以上の満足感がありました。 おいしいワインをありがとうございました>こんどうさん。
(89点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Barolo Bussia (Magnum) 1999
バローロ・ブッシア (マグナム) 1999
Poderi Aldo Conterno
ポデリ・アルド・コンテルノ
Rosso
Barolo
バローロ
Piemonte (Italia)
ピエモンテ (イタリア)
Wine Wine Wine 松屋 トーメンフーズ
 メインのワインの一本目は、イタリアの名門「アルド・コンテルノ」のバローロ。 ヴィンテージは1999年、ボトルはマグナム、普通の一般人が家で開けることはほとんどありえないワイン。 こういうのってやっぱりワイン会の醍醐味ですな。
 色は・・・あまり覚えてません。 香りは、なるほどイタリア、なるほどバローロ。 汗臭く人懐っこくもしっかり芯のある香りで、安心感のある雰囲気。 味もさぞかし・・・と思ったけど、予想に反して非常に綺麗な味わい。 特に酸がキレイ。 それはそれですばらしいとは思うんだけど、なんかもっとこう「ガツーン!」って感じかと思ったんで、 若干拍子抜け。
 というわけで、意外や意外キレイなバローロでありました。 あちこちから「こりゃ美味い」って声も聞こえてたけど、 ミーハーな師範はワイン会なんかだともっとアタックの強いワインの方が良く思えたりします。
(85点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Alenza Gran Reserva (Magnum) 1999
アレンザ グラン・レセルバ (マグナム) 1999
Alejandro Fernandez
アレハンドロ・フェルナンデス
Tinto
Ribera del Duero
リベラ・デル・ドゥエロ
Rivera del Duero (Espana)
リベラ・デル・ドゥエロ (スペイン)
Wine Wine Wine 松屋 ミレジム
 メインの2本目は、スペインの名門「アレハンドロ・フェルナンデス」のもの。 もう今日は名門ばっかですな。ヴィンテージは上のワインと同じ1999年、さてどんなワインかと・・・  ・・・どんなワインかと・・・
 どんなワインだったかと記憶の糸を手繰っても、これが思い出せないんだなぁ。 メモ書きには『樽強い』とだけ。それじゃわからんっすよ>昨夜の自分。
 あぁもったい無くも全然覚えてません。 ワイン会できっちり楽しむには、一杯分の飲む量を控えて、場合によっては残りを捨てたりして、 メインまできちんとした感覚を保有する必要があるみたい。 師範なんか最初の方の泡を2杯飲んだりして、このころはもうヘベレケ、 明らかに作戦負けであります。
(??点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Vina Albali Reserva (Magnum) 1993
ヴィーニャ・アルバリ レセルバ (マグナム) 1993
Vina Albali Reservas
ヴィーニャ・アルバリ・レセルバス
Tinto
Valdepenas
バルデペーニャス
Valdepenas (Espana)
バルデペーニャス (スペイン)
(どなたかからの差し入れ)
 ここで、どなたかからの差し入れのスペインワインが開いておりました。 ヴィーニャ・アルバリは、当道場でも数回稽古したことがあって、 結構古めのヴィンテージのワインが比較的お手頃価格で飲めるありがたい造り手。 このワインも本日最古参の1993年産。
 残念ではあるけど当然ながら、どんなワインだったかなんてほとんど覚えちゃいません。 メモした紙をそのまま写すと、『十分すぎるくらいやわらかい。良く熟れてますねー』なんて書いている。 そういうワインだったようです。
 失礼ながら、どなたの差し入れだったかも忘れております。 年寄り&アルコールで脳味噌がやられているゆえ物忘れが激しくて・・・。ともあれありがとうございました>差し入れた方。
(78点)「ビストロ・カシーヌ」にて

Chambolle Musigny 1er Cru "Les Amoureuses" 1997
シャンボール・ミュジニー・プルミエ・クリュ "レ・ザムールーズ" 1997
Daniel Moine-Hudelot
ダニエル・モワンヌ・ユドロ
Rouge
Chambolle Musigny 1er Cru
シャンボール・ミュジニー1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
Wine Wine Wine 松屋 ジャパンインポートシステム
 このワインは、多分本日のホントのメインだったんだろうと思われます。 でも、2本あったうち、1本がダメになっちゃってたそうで、 順番を変えて最後に登場。 ブルゴーニュの1級畑の中で、一番有名かつ特級並かそれ以上に値段の高いレ・ザムールーズ。 師範はレ・ザムールーズ初体験であります。
 グラスには、ダメになってない方のボトルから注いで貰いました。 でも、最後の方だったので、澱にまみれて濁った色合いになっておりました。 (ちなみに、師範は澱の部分がキライってわけではありません。味や香りに特段の影響は無いと思ってます)。 香りを嗅いで口に含んで・・・思いっきり熟成ワインです。 こういうのが好きな方は多いと思うけど、師範には正直「過ぎた」ワインに思えました。
 もう少しちゃんとした環境で飲んだら印象違ったのかなぁ。 ともあれ師範初のレ・ザムールーズ体験は、無かったことにしたほうがよさそうでした。 やっぱり難しいよね、ある程度古いブルゴーニュは。
(75点)「ビストロ・カシーヌ」にて

この後、

Riesling Grand Cru 2004 (Guy Ellersiol & Fils)
なる、これまたどなたかの差し入れワインを飲んだ旨書かれているけど、 これまた全然記憶に無くて・・・

 ・・・というような会でありました。あー飲んだ飲んだ、皆様お世話になりました。

28日(金)

Laroche "Trois Grappes" 2005
ラロッシュ "トロワ・グラップ" 2005
Laroche
ラロッシュ
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Rousillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\1,3802007/08/08 QUEEN'S ISETAN 品川店 MHD ディアジオ モエ ヘネシー
 あっと言う間の週末、そしてあっと言う間に月末。 やっぱり3連休が2回もあると月日の進み具合が早く感じられますな。 そして、いつのまにか空気は十分秋の気配に。 でも、師範在庫のうち手頃なものは半分以上が白。 毎年そうなんだけど、夏場に買うワインはどうしても白が多くて(暑い時期は白が美味そうに思えるから)、 秋口は白がダブついてしまう状態。 それを解消すべく本日のワインは、その夏場に購入した白。 シャブリの名門「ラロッシュ」が南仏で造るもので、"Trois Grappes(三種のブドウ)"という名前。 その三種は、シャルドネ、ソーヴィニョン・ブラン、テレーらしい。テレーという品種は初耳。 ちなみに夕食はビーフシチュー、そこに敢えて白。
 色は普通に白ワインの色。香りは、蜜っぽい雰囲気が強くて、南ブルゴーニュのシャルドネのよう。 ソーヴィニョン・ブランっぽい草の雰囲気もあるような気はするけど、一番前面に出ているのはシャルドネ。 味もシャルドネっぽいなぁ。酸味はやや弱めだけど、 それでもスッキリしていて良い感じにコクもあって、抵抗感無くスルスル飲める雰囲気。
 さすがは名門、なかなか上手いところに纏め上げた感じ。 ラロッシュの南仏モノはココとか ココとかでも稽古済みだけど、いずれも好印象。 優れた手腕の持ち主か、ただ師範と相性が良いのか。
76点道場にて

26日(水)

 週末にサンダー掛けと塗装をした道場のウッドデッキ、 まだ生乾きっぽいうちに雨が降り出して、どうなることかと思ったけど、 翌朝デッキ上に溜まった雨水をふき取った際の雑巾にはほとんど色は付かなかったので、 概ね乾いた後だったもよう。 拭き取ったおかげで、わざとらしかった色合いが若干緩和されたみたい。 防腐性とか防虫性、耐候性がどうなったかは判らないけど、まぁこれで良しとしましょう ・・・と、ワインとは全く関係ない話ではありますが、 師範近辺に最近ウッドデッキを作った方が2名ほどいらっしゃるんで、ご参考になれば、と。
 ちなみに左写真は作業完了したウッドデッキから見上げる仲秋の名月。 手前の木がジューンベリー、その向こうに見える生垣がヒイラギモクセイ。 その奥の無粋なフェンスには、プチ師範代の入学祝に区から貰ったモッコウバラを這わせる予定。

Bourgogne Pinot Noir "La Vignee" 2005
ブルゴーニュ ピノ・ノワール "ラ・ヴィニェ" 2005
Bouchard Pere & Fils
ブシャール・ペール・エ・フィス
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,9112007/09/13 Wine Wine Wine 松屋 サントリー
 本日の夕食は鶏の唐揚げ、ガンモドキと小松菜の煮物。 ワインは、何の祝い事も無い平日に飲むにはちょっと贅沢な2,000円弱のワインで、 松屋さんのお任せセット最後の1本。 この銘柄は、2003年産と稽古済み。 かなりイケてた印象。それに加えて最近ブシャールは品質を向上させているという話。 更には2005年はブルゴーニュは良年らしいんで、期待しないわけには参りません。
 ・・・というわけで期待を込めて抜栓。 色はACブルゴーニュとは思えないしっかりした色合い。エエぞエエぞ!って感じ。 香りも、雰囲気こそは果実というよりケモノがメインのACブルゴーニュ的なものだけど、 そのボリュームはなかなかのもの。 そこでやおら口に含むと、これが固いんだな。 酸味と渋味がぎっしり詰まっていて、ポテンシャルは高いと思うんだけど、 いかんせん飲みづらくて杯が進まない。
 造り手の向上心かヴィンテージの恩恵か、ACブルゴーニュを超越した要素を持ってはいると思うんだけど、 少なくとも今飲んでもイケてない感じが残念。 このワインの前に月曜の白を一杯飲んだこともあって、 半分くらい残して明日の最稽古に期待。
 栓をしただけでセラーに突っ込んどいた翌日、 ウソのように固さが取れて、その奥からピュアな果実味が顔を覗かせた。 でも、その分弱っちいワインにもなってしまったような。差し引き1点プラス。
69(+1)点道場にて

24日(月祝)

 本日は昨日に引き続き、ウッドデッキの塗装作業。 1回目に2時間、中3時間空けて2回目に1時間、計6時間の半日作業。 昨日と比べると、力仕事じゃない分かなり楽。 部屋の床(サクラ)の色と近い色のキシラデコール(ピニー)を選んだんだけど、 なんだか「塗装しましたぁ!」って感じでちょっとわざとらしくなってしまった。 まぁそのうち日焼けや色あせして馴染んでくるとは思うけど ・・・と思ってたら、夕方から弱い雨がパラパラと。 まだ生乾きだったんだけど大丈夫かなぁ。

Daniel Shuster Sauvignon Blanc 2004
ダニエル・シャスター ソーヴィニョン・ブラン 2004
Daniel Shuster
ダニエル・シャスター
White
Waipara (New Zealand)
ワイパラ (ニュージーランド)
\2,2892007/09/13 Wine Wine Wine 松屋 飯田
 夕食のメニューは、エビフライ、粗挽きソーセージ、茹でダコ、トマトとブロッコリーのサラダ。 主食はご飯ではなくバタールで。 エビフライの衣付けはプチ師範代がやってくれました。上出来上出来。 中くらいのエビが12匹あったんだけど、子供らが4匹ずつ食べて、大人は2匹ずつ。 そろそろ冷凍エビの1パックじゃ足りなくなって来ました。 さてワインは、 松屋さんのお任せセット唯一の白。 ニュージーランドのソーヴィニョン・ブランは当道場初登場。
 色はかなり薄め。緑色の雰囲気が感じられるレモン色。 香りは、まさしくソーヴィニョン・ブランっぽい、それも南方系ではなくフランスのソレっぽい香りで、 ハーブのような草のような雰囲気がいっぱい。 ニューワールドのソーヴィニョン・ブランだと樽香がキツいのも多いけど、 このワインに樽香は感じられない(ステンレス?)。 味も思いっきりソーヴィニョン・ブランのソレ。 まるでグレープフルーツの皮を噛みしめたみたいな風味が口に広がり、 ビール並に苦みばしっていて、ちょっとタフすぎる感じがしないでもない。
 品種の特徴は思いっきり良く出ていると思うし、クオリティも高いと思う。 ただ、ひとりで飲むにはちょっとパワーが必要かな。 アルコール度数はそれほど高くないみたいなんで、純粋にワインのエキス?が濃いんだと思うけど。
76点道場にて

23日(日)

 本日は朝からウッドデッキのサンダー掛け(サンドペーパーを電動で動かす工具を使って木の表面を削ること)。 これが疲れる疲れる。広さは8畳程度でそれほど広くも無いんだけど、ほぼ一日がかりの力仕事。 デッキの材質はレッドシダー、 サンドペーパーの粗さは削るのに80番(粗目)/仕上げに240番(細目)を使ったんだけど、 相当時間をかけないと上手く削れないんだよなぁ。 写真はその作業の途中経過、上の方は施工前、下/左の方は施工後。 いちおうキレイには出来上がったんだけど、もっと楽にする方法をご存知の方は教えて下さい。 毎年この苦行をやんなきゃいけないと思うと気が遠くなります。

Robert Mondavi "Private Selection" Syrah 2002
ロバート・モンダヴィ "プライベート・セレクション" シラー 2002
Robert Mondavi
ロバート・モンダヴィ
Red
Central Coast (USA)
セントラル・コースト (アメリカ合衆国)
\2,4992007/09/13 Wine Wine Wine 松屋 メルシャン
 ・・・というわけで、ヘトヘトに疲れての夕食メニューは、酢豚と豆腐&ウズラ卵の煮物。 中華にはシラーでしょう、ってことで、 松屋さんのお任せセットの中から米国産のシラーをチョイス。 この銘柄は、2001産ピノ・ノワールとは稽古済みコレも)。 ロバート・モンダヴィ、 極めて大手のワイナリーではあるけど、全体になかなか手堅いワインを造る印象。
 色は当然のように非常に濃い。 あまり青黒くなく、やや赤み系に感じられるのはシラーの個性か米国産の個性か。 香りは、待ってましたのシラー香。世に「スパイシー」とか「胡椒の香り」とか言われていると思われる、 やや鋭めの果実香と、米国産らしい甘くタップリの樽香。 こりゃ濃くて重そうだなぁと口に含むと、意外とスムーズな口当たり。 このあたりはやや長めの熟成期間が奏功しているのかも。
 なかなかおいしゅうございます。 米国産らしい華やかさもあるんだけど派手すぎなくて。 誰が飲んでも/何に合わせても美味いと思えるような包容力もあって、 酢豚との相性もたいへんよろしゅうございました。
80点道場にて

22日(土)

 本日はプチ師範代の通う小学校の運動会。
 昨年は、保育園の最年長組として下級生の世話を焼く立場だったプチ師範代も、 今年は小学校では最低学年、上級生に世話をされておりました。 そういう「ココロ構え」の差みたいなのが見えて面白いですな。 上級生はかなり勝ち負けに気合が入っていて、そういうのを見るとつい応援したくなります。 ちなみにプチ師範代の徒競走の結果は、出走6人中2位で、1位の子とほぼ同時にゴールイン。 もっと遅いかと思ってたのでちょっと意外な好成績。

 夕食は、頑張ったプチ師範代(プチプチも一日中炎天下に付き合わされて頑張った)へのご褒美と、 夕食を作るのが面倒な親側の意向もあって、いつもいく焼肉屋へ。 最近タンの値段が高騰、その割に品質は落ちてるんでソレをはずしてロースを追加、 それ以外は普通に食べて11,000円強。まぁそんなもんですかね。

京都大原しそ梅わいん N.V. 丹波ワイン(株)
その他 (日本)
\1,2002007/08/10 QUEEN'S ISETAN 品川店
 焼肉屋でビール(キリン クラシックラガーの中瓶)を2本ほど飲んできたんで、 フルボトル1本開けるのは無謀な状況。かといってハーフワインも在庫切れ。 というわけで開けたのが、この「なんちゃって」なワイン。 それでも500mlで1200円もしたんですわ。 ラベルには『3,000本限定』とか書かれているんで、 これはこれでいけるジャン!ってのを期待して。
 色は非常にキレイなショッキング・ピンク。ブドウから造るロゼとはかなり違う、 まさにショッキングなピンク色。 香りは、当たり前ながら梅と紫蘇の香り全開。 ブラインドで飲んだって間違えっこない梅紫蘇感。 味は、結構甘め。酸味や苦味もあるんで、甘酸っぱくてほんのり苦い青春の味、といった雰囲気。
 ワインというよりなんかお菓子っぽくて、紫蘇の葉に巻いた饅頭(って無かったっけ?) みたいな雰囲気。 なんとなく和風旅館で食前酒として出てきそうな飲み物。 不味いわけじゃないんだけど、この値段は無いっしょ。 その半額の600円から800円くらいが妥当な栓だ思うけど。 このワインの売価がどうこうというより、この手の飲み物の値頃感として。
66点道場にて

21日(金)

Estratego Real N.V.
エストラテゴ レアル (ヴィンテージ無し)
Dominio de Eguren
ドミニオ・デ・エグレン
Tinto
(VdM)
ビーノ・デ・メーサ
(Espana)
(スペイン)
\1,3442007/09/13 Wine Wine Wine 松屋 ヴァントナーズ
 弟は成田へ行きました。 これからドイツ・オーストリアの旅らしい。良いなぁ。 師範家が最後に海外遠征稽古へ行ったのはもう8年も昔の1999年フランス遠征稽古。 それ以降プライベートでの海外旅行は皆無。2000年にプチ師範代/2004年にプチプチ師範代が生まれたんで、 小さい子連れだとなかなかねぇ。プチプチはまだ2歳、いつになったら行けるものやら。
 閑話休題、本日のワインは「ヌマンシア」という高級スペインワインの造り手、 「ドミニオ・デ・エグレン」が出す廉価版ワイン。 ロバート・パーカー氏も『コストパフォーマンスの高いテーブルワイン』と高評価。 これも松屋さんのお任せセットの中から。
 色は非常に濃い。いかにもパーカー氏が好みそうな色合い。 香りは、まず感じるのはスペイン(テンプラニーヨ?)らしいヤニ臭い田舎っぽさ。 でもその奥に、ソルダムのようなキュッと締め上げるような果実香があったり、 砂糖を焦がしたような樽香があったりもする。 味はなかなかの実力派。まとまりも悪くないし、甘味もあったりで物足りない感じは無い。
 なるほどねぇ。比較的あちこちで見るワインだけど、 それだけ量産していてこの品質はやはりたいしたもんだと思う。 でも、絶賛するほどでも無いような。 パーカー氏が飲んだのとヴィンテージが違うんだと思うけど。
72点道場にて

20日(木)

Saint-Veran 2001
サン・ヴェラン 2001
Chateau de Fuisse J.J.Vincent
シャトー・ド・フュイッセ J.J.ヴァンサン
Blanc
Saint Veran
サン・ヴェラン
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,8692007/07/26 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 ラック・コーポレーション
 師範実弟が出張と海外旅行の合間に道場へ立ち寄り。 まずビール(サッポロの「贅沢モルト」。色は良いけど香りや味はあまりグッと来ない。)を飲んだ後コレを。 この造り手の2000年産マコン・ヴィラージュとは5年前に稽古済み。 ちなみに料理は手巻き寿司。 寿司種は、中トロ、カンパチ、真鯛、サンマ、タラコ、イカの塩辛、梅肉、大葉あたり。
 色は普通っぽいけど、ちょっとだけ麦わら色が濃いかも。コレは熟成によるものかな。 香りはあまり強くないけど、傾向としては南のブルゴーニュらしい蜜っぽい香りがメイン。 味はかなりおとなしめ。フレッシュさはあまりなくて、なんとなく中途半端に落ち着いている感じ。
 マコンあたりの標準的なワインが、ちょっと熟成しておとなしくなりました、という感じ。 フルーツ感が控えめなおかけで手巻き寿司との相性は良い(※)んだけど、 ワイン単体としてはやや物足りないかな。
(※)タラコ/イカの塩辛とは全く合いません。ワインと合わせるには禁忌すべき食材であります。
71点道場にて

 その後、寿司種が残っていたんで清酒へ移行。Sagga Pere et Fils "Minaminishiki" 2006 (小布施ワイナリー)という銘柄。 近所の酒屋で、国産のスパークリングワインかと思って買ったら清酒だった、というもの。 ボトルの見た目はまるでスパークリングワインなんだけど、 その味は甘酒みたいなモロミ?の風味が強くて、清酒っぽさ全開。 華やかで、弟曰く『品評会に出される清酒はこういうのが多い』らしいんだけど、 師範はこの手には体質的に弱いだよなぁ。 小さめのグラス2杯くらい飲んだ段階で寝ちゃいました。

19日(水)

Saumur 2004
ソミュール 2004
Dom. des Hauts de Sanziers
ドメーヌ・デ・オート・ド・サンツィエール
Rouge
Saumur
ソミュール
Loire (France)
ロワール (フランス)
\1,1552007/09/13 Wine Wine Wine 松屋 飯田
 今週は月曜が祝日だったため、休肝日は昨日だけ、中1日だけ空けての稽古。 料理は豚のニンニクソース炒め、オクラの酢の物、レンコンのカレー風味。 ワインは、日曜と同じく松屋さんのお任せセットからで、 ロワールの赤、品種はカベルネ・フラン100%。 ロワールの赤って、なんとなくイケてない印象だし、 カベルネ・フランってのもどうも掴みドコロがない品種なんで、 自分ではあまり買わない銘柄。 そういうのと稽古できるってのも人様チョイスの面白いところであります。
 色はかなり濃い紫色。色だけ見たらボルドーの軽めなワインと変わりない感じ。 香りは、よく知りもしないのに『確かにカベルネ・フランってこういう香りだよね』と言いたくなる、 ツンッと鋭い果実香に加えて、やや埃っぽいような乾いた感じと、ちょっと雑巾のような湿った感じ(どっちやねん)もある香り。 味は、これぞロワールの赤、ってな感じの軽い味わい。 甘味は無く旨味も弱く、酸味も控えめ渋味すらおとなしめ。 良く言えば水のように端麗、悪く言えば空気のように存在感無し。
 弱さがゆえにロワールの赤らしさと、化粧っ気の無さゆえにカベルネ・フランらしさは良くわかるワイン。 でもちょっと頼り無いかな。濃きゃ良いってもんでも無いとは思うけどね。
67点道場にて

17日(月祝)

Nederberg Pinotage 2004
ネダバーグ ピノタージュ 2004
Nederberg
ネダバーグ
Red
Western Cape (South Africa)
ウェスタン・ケープ (南アフリカ)
\1,3862007/09/13 Wine Wine Wine 松屋 サッポロビール
 本日の夕食は、ヒレかつ和風おろしポン酢、枝豆、マカロニサラダ。 ワインは、西宮苦楽園は松屋さんのWebショップの 「管理人にお任せセット」で買ったもの。 注文は「6本くらい、総額10,000円〜12,000円くらい、4本が1,000円強くらいでイケてる安ワイン、 2本がもうちょっと良いヤツで」という内容で、波多野さんに選んで貰ったもの。 で、このワインは南アフリカ産のピノタージュ(ピノ・ノワールとサンソーの交配品種)で、 『豊かな果実の香りとクリーンな味わい』らしい。
 さて抜栓。色は、親にピノ・ノワールを持つとは思えないくらい濃い紫 (サンソーの色は知りません)。ところが香りはビックリのピノ・ノワールっぽさ。 木イチゴっぽいフルーツ香がまずピノっぽくて、樽の利かせ方も(ニューワールドの)ピノっぽい。 ボリュームも豊かでなかなか良い香りのパフォーマンス。 味はかなり軽め。特に渋味が軽い。 そのあたりもピノっぽいと言えばピノっぽい。
 過去に幾度かピノタージュは飲んだことあるけど、 ここまでピノ・ノワールっぽいのは初めてのような。 これが1,000円台前半というのはなかなかお買い得。
78点道場にて

16日(日)

 三連休の中日、一日くらいどこか連れて行かないと子供らも不憫だ、ってことでプチレジャーの一日。 プチレジャー、昔は一泊でどこかに、ってのが多かったけど、いまや日帰り&近場で。 親もだんだん手抜きになってきております。

 行き先は八景島シーパラダイスという水族館。師範宅からは(渋滞しなければ)40分程度の距離。
 出発が午前11時頃だったので、こりゃまともに行ったら駐車場渋滞&島内での昼飯渋滞にハマリそう、 ってことでまず食事をとることに。店は金沢八景のちょっと北側にあるリンガーハット。 好きです、リンガーハット。数あるファミリーレストランやファーストフード店の中で、 唯一「食べたい」と思って利用する店。ちゃんぽんって、そもそも美味しい麺類だと思うけど、 なぜ競合のチェーン店が現れないんだろ?

 そんなこんなで店を出たのが午後1時ごろ、そろそろ午前中組が帰る時間だと考えて八景島へ。 福浦側からではなくて金沢八景側からアクセスしたんで、駐車場は島に一番近いB駐車場。 待ち時間は15分くらい。まずまずスムーズに到着できました。

 八景島では、アクアミュージアムとドルフィンファンタジーとふれあいラグーンだけが利用できる (一番シンプルな)券を購入。勤務先の福利厚生を利用して、大人通常料金2,700円が2,100円、 子供通常料金1,600円が1,100円(プチプチ師範代はまだ無料)。

 ふれあいラグーンという、イルカに触れる施設が出来て間もないらしく、 比較的ひなびた観光地である八景島も若干息を吹き返したみたいで 過去最高の人出(師範経験比)。 それでも何時間も並ぶとかそういうことは無くて、 いるかショーの席が早々に埋まってたり(それでもちょっと空いているところに「ここ良いですか」ってお願いすれば座れる) ふれあいラグーンに入るとき10分くらい並んだかな、って程度。

 で、やっぱり良いなぁ、水族館。 人が多いんで癒される〜って感じではないけど、 涼しげだし、魚やクラゲはキレイだし、イルカショーは楽しいし。 プチプチ師範代もショーが楽しかったらしく、 30分のショーが終わったあと『次はゾウとサルが出てくるの?』なんて聞いてました。 あと、ふれあいラグーンの磯体験コーナーでは子供たちがおおはしゃぎ。 別に普通に海の磯へ行けば良いのに、とも思ったけど、危険が無いから親は気が楽であります。

 結局、水族館関連の三施設を利用しただけで、午後まるまる時間を使い、 お帰りは午後6時半くらい。他の遊戯施設が使えるパスポートなんかもあるけど、 それは丸一日コースじゃないともったいない気がしました。

 風呂と夕食は、これまたプチレジャーの一環で極楽湯 芹が谷店へ。 結構広いスーパー銭湯で、なによりお食事どころが居酒屋っぽく充実しているのがよく利用する理由。 料理の内容を良く見ると結構冷凍モノが多かったりするんだけど、 最近の冷凍は結構美味しかったりするし、なにより注文したものが出てくるのが速いのがイイ。 本日もまたビールやらチューハイやら飲んでいろいろ食べて家族で5,000円程度。

 ・・・というプチレジャーの一日でありました。 ワインとは全く関係無いけど、備忘録として。

15日(土)

Vegas "3" 2004
べガス "トレス" 2004
Avelino Vegas
アベリーノ・べガス
Tinto
Castilla y Leon (VdT)
カスティーヤ・イ・レオン (ビーノ・デ・ラ・ティエラ)
Castilla y Leon (Espana)
カスティーヤ・イ・レオン (スペイン)
\1,3112007/07/07 サンタムール カツミ商会
 昨夜は夜釣りに行って自動的に休肝日。 釣って帰ったは昼飯で消費し、夜のメニューは鶏手羽のグリルとか。 ワインはスペイン産の赤。 3種の品種(メルロー/カベルネ・ソーヴィニョン/テンプラニーヨ)、 3種類の樽、3種の土壌から造られるので"3"の名前、とのこと。 ボトルはスラーッと背の高い高級風なヤツで、 「こういうのってのはアルコール度数が高くて・・・」とラベルに目をやると14%。 酒飲みには歓迎すべき数値だけど、 夜釣りのせいで睡眠時間が一時間程度の今日の師範にはちょっとヘビーかも。
 色は当然のように濃い紫。でも、向こうが見えないくらい、ってんじゃなくて向こうは見える程度 (とか言ってもグラスで変わるわけだけど)。 香りは、スペインというよりイタリアあたり、それもボルドー品種を使ったスーパー・タスカンみたいな雰囲気で、 果実香と樽香が、鋭い感じで鼻腔を攻めてくる。 こりゃ味もさぞかし・・・と思いつつ口に含むと、 予想に反して意外と柔らかめな味わい。恐れていたアルコール感もそれほどでもなく、 渋味も色から想像されるほど強くない。 よって飲みやすくはあるんだけど、なんとなく物足りなさも否めなかったりするわけで。
 良い意味で「見掛け倒し」というか、悪い意味で「優等生」というか。 ブドウや樽や土壌をいろいろ混ぜて中庸になりました、って感じかな。 アプローチとしてはボルドーに近いのかもですね。 ともあれなかなか美味しゅうございました。
76点道場にて

12日(水)

Okha Chanin Blanc 2006
オーカ シュナン・ブラン 2006
Okha?
オーカ?
Blanc
Western Cape (South Africa)
ウエスタン・ケープ (南アフリカ)
\1,1902007/07/07 マルシェ・ディ・ジュール モトックス
 夕食のメニューはシーフードと野菜のスープ、 マッシュポテトの生ハム巻き、フランスパン。 子供らはフランスパンが好き。食パンや菓子パンなんかより良く食べるみたい。 さてさてワインは南アフリカのシュナン・ブランで、アルコール度数は14%。 シュナン・ブランって、ソーヴィニョン・ブランの別名かと思ってたけど、 実際は別の品種みたい。そんなことも知らない安ワイン道場師範、暦11年目。
 色は、薄めながらテラテラ輝いているみたいで、なかなかキレイなレモン色。 香りはかなりのボリューム。パイナップルやマンゴーみたいなトロピカル・フルーツの香りと、 草のような涼しくも青っぽい香りが同居、師範レベルではソーヴィニョン・ブランと見分けが付かない。 味は、甘味や酸味もあるけど一番のメインは旨味。 出汁の素を入れすぎたお吸い物のようで、ちょっと下品っぽくはあるけど、 飲み応えという意味では十分過ぎるくらい。
 飲み始めて1時間後、半分くらい無くなった段階でかなり飲み飽き。 不味くは無い、というか味も香りも良く出来ているなぁと思いつつ口に運ぶんだけど、 なぜか杯が進まないのよね。
 クオリティは非常に高いと思う。樽なんかを効かせすぎてないのも良い感じ。 飲み飽きはしょうがないかな。 あと、師範レベルではこのワインの品種はソーヴィニョン・ブランに思えちゃうな。
75点道場にて

9日(日)

Chassagne-Montrachet "Les Chenes" 2004
シャサーニュ・モンラシェ "レ・シェーヌ" 2004
Philippe Colin
フィリップ・コラン
Rouge
Chassagne Montrachet
シャサーニュ・モンラシェ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,8142007/07/26 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 ラック・コーポレーション
 本日午前中は台風の被害を受けた植物なんかを一掃して、 昼はプチ師範代の自転車の練習に付き合って、と屋外活動が多かった一日。 夕食のワインはといえば、ブルゴーニュ産との稽古が続いております。 涼しくなってきたとはいえまだまだ夏空、ちょっと屋外で活動したりするとすぐヘトヘト、 重い南仏やら新大陸なんかにはまだまだ手が伸びない、ってのがその理由。 さてこのブルゴーニュ、畑はシャサーニュ・モンラシェ(でも赤)、 造り手はミシェル・コラン・ドゥレジェの長男で、 (このワインの)2004年がファースト・ヴィンテージとのこと。 ちなみに料理は、オクラの酢の物、茹でとうもろこし、牛和風ステーキなんかを。
 色は、なんとなく濁ったような赤紫。屋外で飲んでいたんで、光の加減でそう感じるのかも。 香りは、「え!?これが3,000円以下?」とビックリするくらい良く出来た雰囲気。 お約束の木イチゴのような果実香、、カラメルのような樽香、それと革っぽい妖艶な香り。 それらがまだまだ若くてピッチピチなのに三位一体で良い感じ。 味は、香りのボリュームに比べるとかなり軽めな印象と、 若さゆえの固さがあることは否めないけど、 それでもバランス良くてスイスイ入っていい感じ。
 味の軽さは2004年というヴィンテージがゆえ、と思えば、なかなか素晴らしい造り手の誕生ですな。 フィリップ・コラン、ありがちな名前で覚えにくいけど、斜めのラベルは覚えておいて損は無いと思う。
82点道場にて

8日(土)

Bourgogne Chardonnay 2006
ブルゴーニュ シャルドネ 2006
R.P.F (Dom. Roux Pere & Fils)
R.P.F (ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス)
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,3802007/08/08 QUEEN'S ISETAN 品川店 ドウシシャ
 関東を直撃した台風が通り過ぎて、 師範宅の被害はといえば猫の額な庭のいくつかの草木が倒れたくらい。 それでもかなり強い台風でした。 関東地方って、台風っつってもせいぜい雨が多い程度のヘタレ台風が多いんだけど、 今回のは九州で経験するのと似た感じのパワフルなヤツでありました。 閑話休題、ワインは一昨日飲んだ赤がイマイチだったんで、白にリベンジ期待して。 料理は鶏肉とパプリカのバルサミコ炒め、モッツァレラ・トマト。
 色はレモン系。でも、収穫されて1年未満とは思えない、しっかりとした色付き具合。 香りは、ボリューム控えめながら蜜香を中心としたしっかりした雰囲気。 味も、赤の雰囲気とは全く対照的で、コッテリ感があって酸味は控えめ、 どちらかというとニューワールドのシャルドネみたいな雰囲気。
 うーん、赤はあれだけ酸を強く感じる北っぽいワインだったんだけど、 白はまるで南方で採れたようなコッテリ濃い雰囲気。 考えられる理由は、 単純に畑の位置が違うか、あるいは赤と白とで評価の変わるヴィンテージか、 そもそも白が得意な造り手なのか、師範の味覚嗅覚がポンコツか。 いずれにせよ赤とは違い飲み応えがあって、ACブルゴーニュとしてはこっちに軍配。
73点道場にて

6日(木)

Bourgogne Pinot Noir 2006
ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2006
R.P.F (Dom. Roux Pere & Fils)
R.P.F (ドメーヌ・ルー・ペール・エ・フィス)
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,3802007/08/08 QUEEN'S ISETAN 品川店 ドウシシャ
 台風接近が伝えられる中、賢明な師範は早めに帰宅。 道場は高台にあるんで水害の心配は全く無いけど、風は強いんで風害は結構心配だったり。 雨戸やシャッターも付けてないしね。 閑話休題、夕食のメニューは鶏肉のカシューナッツ炒め。 ワインは、昨日の残りが1杯分強あるし、 今日はあまり飲んだくれる気分でもないんで、 明日に半分残すつもりで若いワインを抜栓。 造り手は当道場では良く出てくるドメーヌ・ルーだけど、 このワインに表記されているのは頭文字だけ。 販売経路の問題とかあるのかな?
 さて抜栓。コルクの匂いを嗅いで、思いっきり酢酸っぽいのに辟易。 でも、そういうワインでもワインは平気だったりするんで、 気を取り直してグラスに注いだワインを嗅ぐと・・・コッチも酢酸臭い。 グラスに注いで時間が経つと、 その酢酸っぽさは治まってACブルらしいゴム革系の香りとツンッとした果実香が目立ってくるけど。 口に含むと、香りのフレッシュ感はより補強される。 で、味はというとこれがまた酸っぱい。 ツーンとフレッシュな香り、酸味主体の味わい、まるで熟れてないプラムのような雰囲気。
 安ブルゴーニュ判官贔屓な師範だけど、これはちょっと・・・って感じ。 とにかく最初の酢酸臭と、度を越えた酸味が頂けない。 でも、こういうのって飲み飽きはしないんだよね。 半分しか飲まないつもりが、台風情報を見ながらダラダラと1/4まで飲んじゃいました。
 翌日、少なくとも酢酸臭は飛んで無くなり、酸味もそれほど気にならなくなっていた。 うーん、どうして昨日はあんなネガティヴな印象だったんだろ?+2点。
63(+2)道場にて

5日(水)

Fiano di Avellino 2003
フィアーノ・ディ・アヴェリーノ 2003
Mastroberardino
マストロベラルディーノ
Blanc
Fiano di Avellino
フィアーノ・ディ・アヴェリーノ
Campagna (Italia)
カンパーニャ (イタリア)
\1,2802007/07/27 QUEEN'S ISETAN 品川店 サントリー
 本日の夕食は、サンマの刺身、エビとタコとブロッコリーの炒め物。 サンマの美味しい季節になりましたなぁ。店頭をみるに今年も豊漁のような。 で、基本的に魚介類メインの料理でもあるし、 台風接近で生暖かい夜なんで白をチョイス。 この造り手の同じ地域の白ワインは、4月に稽古済み。 こちらの"Fiano di Avellino"というDOCGもあまり聞き慣れない原産地呼称。
 色は結構キレイで、キラキラしたレモン色。 香りもなかなか良い感じ。モモや梨、プラムのような、甘酸っぱい感じのフルーツ香がスーッと。 味は、濃くなく薄くなく甘くなく酸っぱくなくだけど、なんとなくカタブツ。 香りの柔らかさと対照的な固さで、ちょっと意外。 最初のうちは香りにつられてスイスイ入るんだけど、 杯が進むにつれ味わいの固さがネックになって一気にペースダウン。
 イタリアらしいといえばイタリアらしい、 良くあるDOCだとガヴィみたいな雰囲気のワイン。 エビとタコとブロッコリーの炒め物には良く合ったけど、 サンマの刺身には正直厳しかった。 あの青魚特有の脂が合わないと思う。やっぱりそういうのにはビールですかね? あるいは清酒かな?焼酎なんかも良いかも。
 翌日、依然として明るい香りとカタブツな味わい。一向に変化する気配無し。
72点道場にて

2日(日)

Suis Pato Bruto N.V.
スイス・パト ブルート (ヴィンテージ無し)
Maria Gomes
マリア・ゴメス
Espumante
発泡
(Portugal)
(ポルトガル)
(Mw氏より) 木下インターナショナル
 このワインは、昨日の飲み会でベースのMw氏に頂いた物で、ポルトガル産のスパークリング・ワイン。 昨日は泡モノが3本になっちゃったし、すぐに冷やすのも難しかったんで最後に出そうと思っていたけど、 当然ながら最後はヘベレケになってそんなこと忘れちゃって、 というよりもう飲めもしなかったんで開けずじまい。 よって翌日、師範一人で稽古と相成りました。 ちなみに今日の料理は鉄板焼き。あとは昨日の残りの刺身とかをちょこちょこと。
 色はかなり薄めの黄緑色。泡立ちは相当強め、シャンパーニュと同じくらいのガス圧があるんじゃないかな? 香りはシャンパーニュに非常に近い雰囲気。イーストっぽさもあって黙って嗅がされればシャンパーニュ。 で、味はどちらかというとカバなんかに近い。 やや金属的で、エグミっぽい感じがあって、シャンパーニュとはかなり異なる雰囲気。
 シャンパーニュの香りとカバの味わい、そういう感じ。 ポルトガルの漁港なんかのレストランで、潮風を感じながらシンプルな魚料理を食べる、 そういったシチュエーションにはバッチリではないでしょうか?(もちろん経験無いけど)
 ともあれわざわざ重いものをありがとさんでございました。>Mw氏
73点道場にて

1日(土)

 本日は、バンドのメンバーとご家族を道場に呼んで、 先日のキーボードMz氏の結婚式二次会ライブビデオ鑑賞会&飲み会。 参加者は、Mz氏ご夫妻、ドラムのFj氏ご一家(ご夫妻とお子様2人)、 ベースのMw氏と御曹司、ギターの師範家。 大人7人と子供5人、そのうち飲む人6人の大宴会。

Clasic de Vallformosa Brut Nature 2003
クラシック・デ・バルフォルモサ ブリュット・ナチュレ 2003
Vallformosa
バルフォルモサ
Espmoso
発泡
Cava
カバ
(Espana)
(スペイン)
\1,1002007/07/07 信濃屋 横浜店 中部貿易
 まず、ウェルカムドリンクとして出したのがスペインのカバ。 そのまま飲んでも良いんだけど、ちょいとひとヒネリってことで、 道場シンボルツリーのジューンベリーで作った果実酒と実を入れて、 カクテルにして提供。 美味い不味いは置いといて、そういうのってなんだかハッタリが効いて良いじゃないですか。 ね、美味い不味いは置いといて(しつこい)。
 というわけで、最初から混ぜ物して飲んだんで、このワイン自体の良し悪しはイマイチ不明。 ただ、なんとなく理解できたのは、 カバらしくシンプルでキーンとする味わいで、 カクテルのベースとするにふさわしいワインだったような。
 この後に飲んだシャンパーニュと比較すると、その単調さは否めないけど、 3倍くらい値段が違うわけだから仕方ないか、と。 今回みたいにカクテルにするとか、思いっきり冷やしてゴクゴク飲むにはこういうので良いんじゃないでしょうか。
(70点)道場にて

Moet & Chandon Brut Imperial N.V.
モエ・エ・シャンドン ブリュット・アンペリアル (ヴィンテージ無し)
Moet & Chandon
モエ・エ・シャンドン
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
(Fj氏から) コルドンヴェール
 バンドの最年長、ドラムのFj氏には今回3本のワインをお持ち頂きました。 そのうちの1本がコレ、シャンパーニュの、いや天下の大看板モエ・エ・シャンドン。 ちなみに食事は、まずは前菜ってことでこれまたFj氏にお持ちいただいた生ハムなんかをつまみつつ。 場所は暑くなく寒くなく、ちょうど良い気候のキッチン前テラスで。
 で、やっぱりモエはシャンパーニュの典型で・・・なんて考えてたんだけど、 なんか他銘柄のブリュットよりも甘味が強い(強くなった?)ような気がする。 というのも、上の果実酒を割ったカバと同じくらいの甘さに感じられたから。 他社のシャンパーニュだとドゥミ・セックくらいの甘味じゃないかなぁ。 これだけ大メジャーになると、オンナコドモが飲んでも美味く感じるワインを造らねばならない宿命なのかも。
 ・・・と、甘さは強めな感じはしたけど美味いもんは美味いです。 っていうかシャンパーニュってどれ飲んでもホントにハズさないですな。 モエなんかかなりブランド代が乗ってるとは思うけど、 その安心感は絶大。
(77点)道場にて

Chassagne-Montrachet 2005
シャサーニュ・モンラシェ 2005
Bruno Colin
ブルーノ・コラン
Blanc
Chassagne-Montrachet
シャサーニュ・モンラシェ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
(Fj氏から) コルドンヴェール
 あっという間にワインは白へ。白もドラムのFj氏にお持ち頂いた物。 モノはブルゴーニュの白で、造り手はブルーノ・コランという方。 料理は、マグロとヒラメのカルパッチョとか、モッツァレラ・トマトなんかを食べてた頃のような。 子供らはタラコ・スパゲティ。 簡単に作れて(市販のソースを混ぜるだけ)売れ行きが良くて、 我が家の子供らには人気メニューであります。
 閑話休題、ワインに話を戻すと、2005と若いからか色は薄めのレモン色。 香りは、最初鼻で嗅いだだけではイマイチ出て来なかったけど、 口に含むと適度の樽香、リンゴっぽいフルーツ香に蜜香。 味わいも、適度の酸と適度の甘味、飴のようなコクがあってスイスイ入る雰囲気。
 ブルゴーニュらしい、食事と合わせ易くて素性の良い白ワイン。 これまたあっという間に無くなっちゃいました。 複数人で飲む一杯だけってシチュエーションだと若干弱いかもだけど、 本質的にはこういう白が好きであります。
(79点)道場にて

Badia a Passignano 2001
バーディア・ア・パッシニャーノ 2001
Antinori
アンティノリ
Rosso
Chianti Classico Riserva
キアンティ・クラッシコ・リセルヴァ
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
(Fj氏より) コルドンヴェール
 ドラムのFj氏持参のワイン三連荘。 最後の一本は、イタリア産の赤。 造り手は、高いのから安いのまで上手に造るアンティノリ。 キアンティ・クラッシコ・リセルバのDOCGだけど、 なんだか雰囲気はスーパーVdTみたい。 ちなみに料理は師範ご謹製タン・シチュー。 これがめっぽう美味いのよ(自画自賛)。
 色は非常に濃くて、まるでボルドーみたい。そんな感じもいわゆるキアンティと違ってスーパーVdT風。 香りは、ミッチリ濃い果実香に甘い樽香、イタリアらしいスミレみたいな人懐っこい香り。 キアンティなんで品種はサンジョヴェーゼ100%なんだろうけど、 なんだかカベルネとかメルローが入っていそうな雰囲気。
 さすがアンティノリ、手堅く美味いっす。 なんとなく、スーパーVdTが流行っているイタリアで、 「DOCGのレギュレーション守ってもこういうの出来るのよ」って、 王者の余裕を見せつけているような、そんな感じ。 ともあれ美味いワインを三本もご持参頂き、ご高配 心より感謝致します>Fj氏
(82点)道場にて

Georis Merlot 2001
ジオリス メルロー 2001
Georis Winery
ジオリス・ワイナリー
Red
Carmel Valley (USA)
カーメル・ヴァレー (アメリカ合衆国)
(Mz氏より) ヴィノスやまざき
 料理は鶏手羽の甘辛揚げ煮とかに移っております。 さてさてこのワインは、キーボードのMz氏にお持ち頂いたもの。 お店の説明チラシによれば、ボルドーの超一流ドコロ「シャトー・ペトリュス」のクローンを使ったワインだそうな。 クローンといえば、日本各地で春を彩る桜のソメイヨシノ、 あれは全て同じ株から増やしたもの(全てクローン)らしいですな。 ワインとは全然関係ないけど。
 さて抜栓。色はコールタールのように濃い青紫。 香りは、確かにボルドー右岸のプレミアム・ワインみたいな雰囲気大爆発。 熟成香はまだ出ていないけど、コーヒーのような樽香とカシスっぽい果実香がいっぱいで、 この系の安物にありがちな青臭い茎っぽさは微塵も無い良く熟れた香り。 味もドッシリ。存在感は申し分ないけど、ちょっと気合入りすぎというか、 このワインよりはるかに後に開いた下のワインは無くなってもこちらは残ってた。
 ペトリュスに似てるかどうかは置いといて、非常に良く出来たメルローだと思う。 お値段は稽古範囲の倍くらいしたとのこと、高価なワインをありがとうございました。>Mz氏
(85点)道場にて

Pommard "Clos Blanc" 2003
ポマール "クロ・ブラン" 2003
Albert Grivault
アルベール・グリヴォ
Rouge
Pommard 1er Cru
ポマール1級畑
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\4,7252007/07/26 みちのく岩手のワイン屋 竹澤 ラック・コーポレーション
 このときの料理はチーズとかでしたかね。 そろそろメートルも上がって、酒量的にはMaxに近いわけではありますが、 ホスト役たる師範が出すワインが安いスペイン産スパークリング1本だけってのもアレなんで、 そこそこ良さげなブルゴーニュを抜栓。 モノは、ポマールの1級畑で、造り手はアルベール・グリヴォ。 この造り手のワインは、2001産のムルソー1級ぺリエールと稽古済み。 派手目に樽を使う造り手みたいなんで、 良く熟した2003年産の葡萄と合うのではないかと。
 ・・・と、「どうだ!」といわんばかりに期待を込めたチョイスだったんだけど、 これがヘタレなんですわ、残念ながら。 もちろん、順番の悪さは否めない。 上手に造られたカリフォルニア産メルローの後にブルゴーニュってのは、 そもそも勝ち目がないとは思うけど、それにしても軽かったなぁ。 木イチゴ系の香りが華やかで、他のワインとは違う雰囲気を醸し出してはいたけど、 それでも飲んだ感じの軽さがねぇ。
 白の次にコレを出すべきだったかなぁ。でも、頂いたワインだけで5本もあると、 どれくらい飲むのか判断に迷うわけで。 多分このワイン飲んだこと覚えてないよね>参加者の皆さん
(76点)道場にて

 ・・・というような飲み会でした。皆さんお疲れ様、またやりましょうであります。


前月分

by 師範