稽古日誌:2013年9月

 9月です。1日現在、まだ真夏の様に暑いです。

 ちょっと前になりますが、最近メインで使っているミラーレス一眼での物撮り用に、 マクロレンズ(SEL30M35 : 30mm F3.5 Macro)を買いました。 安いレンズですが、単焦点ということもあって結構シャッキリ写るし、 画角が標準レンズ相当なので、 セブ遠征稽古の際は料理に限らずこのレンズで撮った写真が多いです。

 左写真は、買ってすぐの時に嬉しくてアジサイの花を撮ったもの。 マクロレンズ買ったら誰しも撮ってみたくなるよね、こういう写真。 そして、拡大してみると中心部(本来の花に相当する部分)は手鞠みたいになってるんですな。 老眼のせいもあって肉眼では全然見えません。

 ・・・って『今ごろアジサイの花の写真を出されてもねぇ』ですね、そうですね。

翌月分


29日(日)

 本日は、久しぶりのライブ出演に向けたバンドの練習、場所はいつもの代々木界隈。 練習の後は当然飲み会です。 駅までの道を適当に歩いていたら、代々木駅西口から程近い場所に新しく出来たっぽい店を発見。 「焼き鳥1本99円」の看板に釣られてフラフラと入店したのは、てけてけ 代々木店という、 焼き鳥や水炊きをメインに据えた居酒屋さん。

 店はビルの地下にあって、半分がテーブル席、半分が座敷。 キャパは50名分くらいはありそうで、それが1つの空間になっている構造。 開放的なのは良いけれども、声の大きいグループが居るとうるさく感じます。

 メニューを見ると、どれも全般に安めです。 左写真は、焼き鳥の盛り合わせ5本で500円ちょっとだったような。 安かろう悪かろうではなく、にんにくダレをかけた焼き鳥はなかなかのものでした。 その他にも、鶏モモ鉄板焼きとか鶏もつ煮とかレバーとにんにく芽の鉄板焼きゴーヤチャンプルーとか梅キュウリとかポテトサラダとかいろいろと注文。 ちなみに魚関係はほとんどありません(「マグロほほ肉のステーキ」というのはあったけど)。 食材の種類を絞ることで安価な提供が実現されているのだろうと想像します。

Puente de Piedra (Tinto) N.V.
プエンテ・デ・ピエドラ (赤) (ヴィンテージ無し)
COOP.NTRA SRA del Pilar
コープ・NTRA・SRA・デル・ピラ
Tinto
(VdM)
(ビノ・デ・メーサ)
Aracon (Espana)
アラソン (スペイン)
(\1,985) 2013/09/29 てけてけ 代々木店 ジェノス・ワイン・マーチャント
Alc : 12%BRIX : ??pH:??
 アルコールは、最初にプレミアムモルツの中ジョッキ、\419也。安いなぁ。 次なるは天然水モルツの中ジョッキ、\314也。更に安いなぁ。 ビールが安いんでそれだけで通しても良かったんだけど、 安ワイン道場師範たるものワインが売られているのを見過ごすわけには参りません。 メニュー表には、グラスワインが「ヴィーニャ・アラズ」というスペイン産の赤と白、各410円があり、 ボトルワインがこの「プエンテ・デ・ピエドラ」という同じくスペイン産の赤と白、各1,985円がありました。 どちらも初見の銘柄、安ワイン魂が刺激されてしまいます。 そして、料理は肉系がほとんどだったんで赤にして、 どうせ4人もいるからということでボトルの方を注文です。

 お店の方に持ってきて頂いた時の状態は、まず冷えてました。 まぁそれは良しとしましょう、というかこのクラスの赤ワインは冷やした方が良かったりもしますし。 イマイチなのは、既に抜栓されており、キャップシール諸共無くて首の回りが裸状態だったいうこと。 いやね、抜栓して頂くのは構わないんだけど、 この状態で持って来られると「中だけ詰め替えた?」なんて疑うことも可能なわけですよ。 でもアルバイトの方にコルクを抜くのを指導するのも手間だろうしねぇ。 やっぱりこういう店ではスクリューキャップのワインを導入するのがよろしいのではないかと。 あと、グラスが小さくて安っぽいモノってのもイマイチです。

 ・・・と、年寄りの小言は置いといて、ワインの情報を。 色は薄めで明るめです。小さいグラスということもあって、向こうが透けて見えます。 香りは、居酒屋ワインにありがちな雑巾臭さはないものの、 特に香りらしい香りもなく全く平板。 味も、特に味らしい味は無く、スペインの安赤ワインであることは容易に認識されるけれども、 それ以上の感想が浮かんでこない味わいです。

 初訪問の店で、初見の銘柄、初見のインポーターということで興味津々だったんだけど、 フタを開けたら残念な結果に。 やっぱり提供の仕方がイマイチな店は内容もイマイチなんだよなぁ。 市販されているとしたら500円程度じゃないかな、と思いつつ飲んで、 調べたところネットでの販売価格525円。師範ご明察であります。
57点 「てけてけ 代々木店」にて

 ワインの後は、口直しにレモンハイボール(だっけ?)ってのを頂いておりました。

 そして今日は比較的早めに切り上げて、滞在時間は2時間程度。 料理が安く、アルコールもあまり沢山は飲まなかったので、4人で12,000円程度、一人3,000円のお支払い。 このメンバーで飲むと大体一人4,000円前後なので、かなりお手頃なお店。 今後も焼き鳥とビールが恋しくなったらココにしましょう。

28日(土)

 本日の夕食は、田舎から届いた(大分の叔父が釣った)天然アユの塩焼き&甘露煮風煮付け、 豚バラと白菜の重ね煮、アサリの味噌汁、白菜漬。 こういうメニューにはまずは清酒です。 夏の間はどんな料理でも「まずはビール」だったんだけど、 ようやくこういうモノも飲みたくなる季節になって参りました。

 ということでまずは散歩がてら本日買ってきたお酒で、 愛知県名古屋市の「萬乗醸造」による醸し人九平次 純米大吟醸 "human"というもの、 お値段は税込2,625円也。 今年の5月に行った寿司屋でも飲んだけど、 話題の造り手ということでキチンと飲んでみようかな、と。

 これまで飲んでいた醴泉 純吟酒無垢 生酒がまだ残っているので、 それと比較しながら。 色はこちらの方がずいぶん薄くて、ほとんど無色。「水だ」と言って出されてもわかりません。 香りは、醴泉はいわゆる酒っぽい麹の香りを強く感じるけど、 九平次の方はそれが軽くてフルーティ。獺祭っぽい清酒が好きな師範にとってはこっちの香りに軍配を上げます。 ただ、香りのボリュームとしては醴泉の方が強めですね。 味は、酸味や甘味の程度は同程度ながら九平次の方が強い旨味と、 舌の先にピリッとした刺激を感じます。

 そしてせっかくだから糖度とpHの数値を計ってみたら、
醴泉:糖度 10.5度/pH 4.5
九平次:糖度 11.6度/ph 4.5
と、なんと糖度に大きな差がありました。 もしかして糖度計って、旨味も含めたエキス分の濃度を計っているんですかね? だとすれば合点がいきますが。

 いずれにせよなかなか美味しい清酒ではあります。 またこれからチビチビと飲んで参りましょう。

Domaine de Valensac Chardonnay 2012
ドメーヌ・ド・ヴァランサック 2012
Dom. de Valensac (Timothe Lafon)
ドメーヌ・ド・ヴァランサック (ティモテ・ラフォン)
Blanc
Pays d'Oc (IGP)
ペイ・ドック (インディカスィオン・ジェオグラフィック・プロテジェ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\898 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 13.5%BRIX : 6.9pH:3.5
 そしてワインも頂きます。 「鮎のメロンみたいな風味に合わせるならソーヴィニョン・ブランかなぁ」 とも思ったけど、 「いや待てよ、豚と白菜の方にはシャルドネの方がいいんじゃね?」 と考えたり、 「やっぱりリースリングとかピノ・ブランみたいな香りに甘さのあるヤツの方が清酒っぽくて良いのでは」 と逡巡。 結局チョイスしたのは南仏ラングドック産のシャルドネ。 もし甲州とか国産の白があれば迷わずそれにしたところでしょうけどね。

 さて抜栓。色はかなり薄めです。でも、当然と言えば当然ですけど、前の清酒と比べると明らかに黄色です。 香りは、とてもちゃんとしたシャルドネの香りと言うか、 マコンあたりの南ブルゴーニュ産シャルドネと非常に近い感じがします。 蜜っぽさがたっぷりで、柑橘類の花のような華やかさもあってなかなかの香りの要素だし、 ボリューム的にも前の清酒とは比べるべくもありません。 そして口に含むと、いきなり南仏系のパーソナリティ爆発というか、 やりすぎ感が漂う味わいなのが残念。 甘さも酸味もあるけど、それに加えて旨味と渋味。 飲むとさすがにマコンじゃないよなぁ、かといってニューワールド産って感じでもなかったり。

 ちなみに、糖度は6.9度、pHは3.5。 白ワインとしては糖度が高く、酸度は低めなんだけど、 清酒と比べると圧倒的に糖度が低くて酸度は高めなんですな。

 というわけで、香りだけならブルゴーニュだけど、口に含むと南仏感バリバリなワインでした。 ってな感じなんで、鮎の塩焼き・煮付けに合わせるにはちょっと強すぎたかな? 豚と白菜にはピッタリだったんですが。
ショップへのリンク: Domaine de Valensac Chardonnay 2012
72点 道場にて

25日(水)

Vistaflor Marbec - Sangiovese 2012
ヴィスタフロー マルベック - サンジョヴェーゼ 2012
Bodega Norton
ボデガ・ノートン
Tinto
Mendoza (Argentina)
メンドーサ (アルゼンチン)
\858 (単品価格:\1,365) 2013/09/23 エノテカ楽天市場店 エノテカ
Alc : 13.5%BRIX : 7.5pH:3.6
 本日の夕食は、鶏ささみのフライとか、タコとワカメの酢の物とか、普通の家庭のお惣菜メニュー。 選んだワインは、つい昨日エノテカから到着したばかりの「最強ニューワールド赤白6本セット」、税送料込み5.775円からの一本。 ここんとこお手軽ワインの在庫が少ないのよね。 なんか買い足すのが面倒でね。 ワインセラーを買ったらすぐ在庫で一杯になる、 というワイン好きな方の間では誰もがうなずく「あるある」に対して、 道場だけ在庫少なく健全経営を維持しております。

 閑話休題このアルゼンチン産の赤ワインに話を戻します。 作り手の「ボデガ・ノートン」は、赤も白も泡も、基本的に高品質な印象があります。 そしてコレはその中でもお手頃価格なラインナップなのかな? 品質の良さがこういう裾野まで影響してくれていることを期待しつつ抜栓します。

 色は、濃いっちゃ濃いけどニューワールド産のワインとしてはありがちなくらいかも。 香りは、外交的で高めのトーンで、ボリュームは小さめながら華やかな感じがします。 サイトの説明文によれば、「サンジョヴェーゼ由来のスパイスやチェリーのフレーバーと、 マルベック由来のブラックベリーのニュアンス」だそうな。へぇ〜。 ちなみに樽香は感じません。樽熟はさせずにステンレスなのかもです。 味も、香りの印象通り酸がしっかりしていて明るめな印象。 測定値的には、糖度が7.5でpHが3.6、ニューワールド産の赤としては若干旧ワールド寄り、 といったところでしょうか(10月頭には一度これまで測定した統計結果をお見せする予定です)。

 スケールは小さめですが、人懐っこくてキュキュッと明るい印象を感じるワインです。 ただ、それなりに渋味はしっかりしているんで、「冷やしてガブガブ」って用途には向かないかもです。

 半分残して翌々日再稽古。 初日の雰囲気から、渋味がこなれて丸い感じに仕上がれば良いんだけどなぁ、と思ったけど、 実際は渋味は健在のまま、他の要素が弱くなるという変化でした。 これでは加算点はあげられません。もうちょっと頑張りましょう。
71点 道場にて

22日(日)

 本日は、師範と次女、次女のお友だちのMちゃんとMちゃんパパの4人で朝から釣りへ行った後、 Mちゃん一家と師範一家の二家族で自宅飲み会 (釣りの詳細はコチラ


 釣果のうち、小アジ2匹とハゼ1匹は唐揚げで、コショウダイは煮付け(右写真)。 写真では立派そうに見えますが、実際は子供の手のひらサイズです。 それをみんなでつつくという「一杯のかけそば」状態。 それでも楽しゅうございました。

Gerard Gratiot Brut "Maison" N.V.
ジェラール・グラシオ ブリュット "メゾン" (ヴィンテージ無し)
Gerard Gratiot
ジェラール・グラシオ
Champagne
発泡
Champagne
シャンパーニュ
Champagne (France)
シャンパーニュ (フランス)
\2,289 2012/07/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 12%BRIX : 7.0pH:3.1
 宴会の開始は午後1時頃。 最初にビールを飲んで喉の渇きを癒したところでシャンパーニュの登場です。 この銘柄は、過去何度も稽古済みのシャンパーニュですが、 「円高還元」ということで以前より更にお安くなって2,000円ちょっと、 『これはお買い得』ってことで購入したのがもう1年以上前。 その後の円安傾向にも関わらず販売価格はさらにお安くなって、現在は1本1,980円(但し品切れ中)。 自信を持って推奨できる安シャンパーニュなのでココに登用した次第であります。

 ちなみに料理は、まず最初はお昼ご飯ということで鶏のチャーシュー丼から。 そしてその後に本日の釣果を頂いております。 それに加えて、子供らはMちゃんママが買ってきてくれたミスタードーナツの"ミズドビッツ"ってのを食べておりました。

 さて抜栓。昨日のヴァン・ムスー同様、 手に感じるガス圧はかなり高め、グラスの中で立ち昇る泡からもしっかりとした炭酸が見て取れます。 そして色は、『コレってブラン・ド・ノワールだっけ?』ってくらいの赤みを感じる色合い。 改めて過去を見返すと、昨年末の稽古の際も同じようなこと書いてますな。 味は、以前からしっかり系だったものが1年間の追加熟成によって更にしっかりした感じ。 「プレミアム・シャンパーニュです」っつったら騙される人もいるかもです。

 やっぱりこれが2,000円前後なのはお買い得です。 最初の鶏チャーシュー丼と釣魚の間に時間が空いたんだけど、 特にツマミも無くてこれ単体で楽しめました。 また1,980円で販売再開されることを心よりお待ち申し上げております。
ショップへのリンク: Gerard Gratiot Brut "Maison" N.V.
80点 道場にて

Le Haut-Medoc de Giscours 2007
ル・オー・メドック・ド・ジスクール 2007
Ch. Giscours
シャトー・ジスクール
Rouge
Haut-Medoc
オー・メドック
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
(Mちゃん家から) コルドンヴェール
Alc : 13%BRIX : 7.3pH:3.9
 そして2本目がコレ、Mちゃん家に持参して頂いたワインです。 モノは、シャトー・ジスクールが造る廉価版オー・メドック。 Mちゃんパパ的には『有名なワイン漫画で採り上げられた』ということでコレにしたそうです。 やっぱり未だにマス・メディアの力は偉大ですな。 道場で推薦したところでそこまでの影響力はありません(って比べんな)。

 ちなみにこの時お出ししていた料理は、マグロの竜田揚げ。 マグロは行きつけの魚屋さんで買ったスジの部分、一パック200円也。 大変安上がりであり酒の肴としてもピッタリで、生臭さも無いので相手が赤ワインでもOKです。

 さてワインはというと、やっぱりこの銘柄はハズさないですね。 果実の充実具合と樽の香ばしさが、2007年産という適度な年月を経て良い感じに溶け合っています。 味の方も、2007年は微妙なブドウの出来具合の年だったのかな? 思いのほか良い感じの熟成具合で今飲んでバッチリです。

 Mちゃんパパは近所のイオンでコレを買われたそう。 別に専門店じゃ無くてもこういうワインが買える、良い時代になったモノです。 入手のしやすさも含め、ワイン漫画同様に道場としても安心してお薦めできる銘柄です。
80点 道場にて

Cono Sur Gewurztraminer Reserva Especial 2012
コノ・スル ゲヴュルツトラミネール レゼルバ エスペシアル 2012
Vina Cono Sur
ビーニャ・コノ・スル
Blanco
Casablanca Valley (Chile)
カサブランカ・バレー (チリ)
\976 2013/06/26 酒宝庫 MASHIMO スマイル
Alc : 13%BRIX : 7.0pH:3.3
 そして上の赤も飲み干して、 Mちゃんパパに次は赤が良いか白が良いか聞いたところ、白が良いということだったのでこれをチョイス。 この銘柄は、定番を作らない道場の定番銘柄、コノ・スルのゲヴュルツトラミネール レゼルバ (最寄りの稽古は2011年産と1年前)。 6月に6種6本まとめ買いしたコノ・スルのレゼルバ・シリーズからの最後の1本です。

 この時の料理は、バーニャカウダ。 この後、小腹が空いた子供たちにおじやなんかを作って出したそう。 あとは頂いたケーキなんかを食べたそうであります(と備忘録)。

 さてこのワインとの稽古の様子はというと、 『やっぱ美味いっすよねぇ、コレ!』なんて言いつつ飲んでおりました。 が、途中で師範ダウン。おやすみなさい・・・ということで詳細な稽古は翌日にバトンタッチ。

 というわけで、残っていた半分と翌日再稽古。 色は普通に安白ワインの色です。 でも香りが違います。凡百の安ワインとは明らかに一線を画す華やかな香りのボリューム。 バラやライチ、クチナシ、そんな感じの香りがブワーッと来ます。 味は、甘味と酸味にややほろ苦さがプラス。 ややクセがあるわけですが、それは存在感とも言えます。

 やっぱ美味いよねぇ、コレ。 どのヴィンテージを買ってもハズしません。 1,000円弱というお手頃価格も含め、 これも間違いなく「安ワイン者推奨銘柄」であります。
80点 道場にて


21日(土)

Lebeault "Cuvee Tradition" Blanc de Blancs Brut N.V.
ルボー "キュヴェ・トラディスィオン" ブラン・ド・ブラン (ヴィンテージ無し)
Lebeault
ルボー
Vin Mousseux
発泡
Vin Mousseux de Qualite
ヴァン・ムスー・ド・カリテ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,000 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 12%BRIX : 6.6pH:3.0
 本日の夕食は手巻き寿司。寿司種は、鮪赤身、真鯛、サーモン、アオリイカ、生しらす。 生魚と合わせるのに一番間違いないのが清酒です。 でも、ここは安ワイン道場、やっぱりワインと合わせるわけで、 ワインの中で一番間違いないのはスパークリング、 それもシャンパーニュみたいに高級なヤツじゃなくて、 ややシャバシャバしてそうなそれ以外の地域のものが良さそうです。

 というわけで選んだのが、フランス産のヴァン・ムスー(発泡ワイン)。 ショップのサイトには「ブルゴーニュ産」と書かれているけど、ラベルにはそういった記載なし。 "71150"という郵便番号を手掛かりに地図を見ると、 確かにボーヌの南、リュリーとジヴリーの間にあるフォンテーヌという町が造り手の住所のようです。 それにしてもこういうのがチョチョイと検索すれば判る世の中、 便利になったよねぇ。

 さて抜栓。 抜く時の感じだとかなりガス圧は高そうです。 色は薄め、色合いはレモンの果肉部分くらいな感じ。 泡立ちはシャンパーニュに遜色ないくらい豊かです。 香りは、思いのほか熟成感があって、 フルーティさもあるけど漬物みたいなクタッとした香りも感じます。 味は、見た目の印象通り炭酸強め。 シャンパーニュに似た熟成感と、ある種カバみたいな金属っぽさが同居した味わいです。

 糖度とpHの測定値的には、糖度は一般的(赤としては低く白としては高い)6.6、 pHは過去最低値の3.0。 炭酸も「酸」だから、炭酸の強いワインはそんなに酸味を強くは感じなくてもpHは低くなるのかな、 と妙に納得してしまいました。 フレッシュフルーティなスパークリングだと思っていたので、 ちょっと想像とは違っていたけど、これはこれで悪くはありません。
73点 道場にて

20日(金)

Chateau les Graves du Champ des Chails 2010
シャトー・レ・グラーヴ・デュ・シャン・デ・シャイ 2010
Ch. les Graves du Champ des Chails (Lafitte Sebastien)
シャトー・レ・グラーヴ・デュ・シャン・デ・シャイ (ラフィット・セバスチャン)
Rouge
Blaye Cotes de Bordeaux
ブライ・コート・ド・ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\1,000 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 13%BRIX : 6.7pH:3.7
 本日のワインは、久しぶりのボルドー産。 アペラシオンの"Blaye Cotes de Bordeaux(ブライ・コート・ド・ボルドー)"というのは初稽古。 「"Premieres Cotes de Blaye(プルミエール・コート・ド・ブライ)"か "Premieres Cotes de Bordeaux(プルミエール・コート・ド・ボルドー)"とは違うのかいな?」と気になったので、 早速検索。 調べた結果、フランス語のWikipediaが 見つかって、 結局のところPremieres Cotes de Blayeが2009年にこの名前に改称されたみたい。 このワインは2010年産、だもんで初稽古なわけですな。 なるほど〜と、普段勉強しない師範の豆知識でありました。

 そしてこのワインはというと、お値段キッチリ1,000円、 2011年リヨンのインターナショナル・ワイン・コンクールで金賞受賞。 この「賞」ってヤツがモンド・セレクションと同じくらい胡散臭いわけですが、 まぁその胡散臭さ具合を検証するのも安ワイン道場の務めかと。 ちなみに夕食は麻婆ナスにニラ饅頭といった中華メニューであります。

 さて抜栓。コルクはツルツルでキレイです。 スクリューキャップも良いけどコルクも良いですな・・・って要は何でも良いんだよ、と。 色は、「あぁ確かにボルドーってこういう色でしたね」って感じ。 読者の皆さんには全く伝わらんのでしょうが、自分には伝わるんでそれで良し。 香りも、「あぁ確かにボルドーはこうですな」な香り。 控えめな果実、煙たいような雰囲気、オトナな感じの香りです。 味に関しては、飲む前に数値を調べていて、糖度6.7にpH3.7。 赤としては糖度が低くて、そしてpHは高い(酸度が低い)という測定値。 だもんで「ホケた感じの味わいかも」と想像しつつ口に含むと、 案外しっかりした感じで、典型的なボルドーらしいバランスでした。

 結果的に、特に目立ったところはありませんが、普通に美味しいボルドーでした。 これから深まりゆく秋、こういうワインをチビチビしみじみ飲むってのも良いんじゃ無いですかね? これだけのために買うワインじゃ無いでしょうけど、 注文した段ボールに空きがあればこれを入れといても後悔はしないと思われます。
ショップへのリンク: Chateau les Graves du Champ des Chails 2010
73点 道場にて

18日(水)

Carramolino N.V.
カッラモリーノ (ヴィンテージ無し)
San Gregorio SDAD
サン・グレゴリオ・SDAD
Tinto
(Espana)
(スペイン)
\580 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 14.5%BRIX : 8.0pH:3.5
 日本列島に多大なる被害(道場もプチ被害アリ)をもたらした台風一過、急に秋らしい気候になって参りました。 夕食のメニューは、シメサバとミル貝の刺身、コンニャクと筍の醤油炒め、焼き本シメジ、メカジキのソテー。 普通であれば白ワインなメニューなんだけど、急に涼しくなった昨今、赤が飲みたくなったわけですな。 というわけで選んだのが、一本580円のお手軽スペイン産であります。

 このワイン、ショップの謳い文句には「生産者さん自らが、家族で飲むために仕込んだ晩酌用マイワイン!」と書かれていて、 そのちょっと下には「販売累計本数136,800本!!」とあります。 よほど酒好きだったとしても、家族で飲むために14万本も仕込む人はちょっと頭がどうかしていると思います。

 閑話休題、まずは測定値から。pH3.5で糖度8.0は、かなりしっかりした赤ワインだと想像されます。 色は、かなり濃くてストレートな紫色。単調ではあるけどおよそ500円強のワインの色ではありません。 香りもそうで、安スペイン産らしい荒っぽい青臭さはあるものの、 ボリュームはしっかりしていておまけに樽由来であろう甘香ばしさも感じます。 味は、ブドウ汁と青汁と焼酎を混ぜたような感じ。 もちろんそんな飲み物を飲んだことはないけど、味わいの要素がバラバラでそんな風に感じます。

 とにかく、ポテンシャルで言えばこれが580円なんてのはおよそ信じられないくらいです。 ただ、ベクトルで言えば師範の嗜好的にはハズしていて、田舎っぽさ全開の香りや味わいです。 普段は芋焼酎とかを飲んでおられて、タマにはワインでも頂こうかな、 それも安くて存在感のあるヤツが良いな、というターゲット層にはピタリとはまると思いますが。

 翌日、本来木曜は休肝日なんだけど、勤務先の懇親会で飲んできたんで、 「どうせ飲んじゃったんだから」ということで昨日の残りと稽古。 この日は懇親会で飲み放題のワインを飲んできたわけですが、 それと比べると明らかにこちらが高品質です。 香りのボリューム、味わいのしっかり感、正直言って比べるべくもありません。 飲食店様におかれましてはどう考えてもこっちを採用した方が顧客満足度は上がると思われるわけなんだけど、 実際は味もそっけもないジャグ・ワインが使われているのが現実。 これが経営に影響を与えるようなコスト差になるとは思えないんだよなぁ。 飲み放題のワインでも、こういう骨のあるワインが飲めるような世界が一般的になることを夢見て、 師範は16年半もこの道場の更新を続けているわけでございます。
69(+1) 道場にて

16日(月祝)

Cono Sur Pinot Noir Reserva Especial 2012
コノ・スル ピノ・ノワール レゼルバ エスペシアル 2012
Vina Cono Sur
ビーニャ・コノ・スル
Tinto
Valle de Casablanca (Chile)
バレ・デ・カサブランカ (チリ)
\976 2013/06/26 酒宝庫 MASHIMO スマイル
Alc : 14%BRIX : 8.0pH:3.2
 本日は月曜日、 本来は休肝日なんだけど「個人的ハッピーマンデー(月曜でも祝日なら飲んでヨシ)法」 を適用して飲んじゃいます。 選んだワインは、コノ・スルが造るピノ・ノワールのレゼルバ。 最近では2009年産2008年産と稽古済み、 どちらも大変好印象。 なぜコレを選んだかと言うと、ちょうど最近、 門下生の方から同じくコノ・スルが造る新ラインナップのピノ・ノワールの ご推薦があったのね。 だもんで無性に稽古したくなった次第であります。

 ちなみに本日の料理は、カツオのカルパッチョ風タタキ、豚ショートリブのオーヴン焼き、 モヤシとキュウリのお浸し。なんとなくピノ・ノワールが飲みたくなるメニューじゃありませんこと、オホホホホ。

 さて抜栓。コルクでは無くスクリューキャップです。 色は、赤紫色である点はピノ・ノワールらしいんだけど、 グラデーションの無いストレートな色合いでネットリ感があるあたりがブルゴーニュのソレとは違います。 香りは・・・正直「参りました」ですな。 はちきれんばかりのチェリーっぽい果実香に加えて、 甘香ばしいビスケットみたいな香りがプラス。 それにピノ・ノワールの個性であるケモノっぽさも感じられます。 この香りが1,000円以下ってのはちょっと他では太刀打ちできないコスト・パフォーマンスじゃないかと。 そして味は、ほぼ一本調子に甘酸っぱい味わいです。 単純と言えば単純だけど、美味い不味いで言えば美味い、 フルーツの美味しさをそのまま凝縮した感じですね。

 改めて数値を見ると、pHが3.2で糖度が8.0。 pHの方は最低値クラスで、糖度の方は8月以降最高値。感覚の通り「甘酸っぱい」ワインであることを数値も示しています。 そんなことは置いといてもとにかく間違いなく美味いワインです。 これが更に上のグレード「シングル・ヴィンヤード」シリーズだとどう違うのか、 思いっきり興味が湧いてきます。
80点 道場にて

15日(日)

Colli della Toscana Centrale N.V.
コッリ・デッラ・トスカーナ・チェントラーレ (ヴィンテージ無し)
Fattoria di Montecchio
ファットリア・ディ・モンテッキオ
Rosso
Colli della Toscana Centrale (IGT)
コッリ・デッラ・トスカーナ・チェントラーレ (インディカッツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ)
Toscana (Italia)
トスカーナ (イタリア)
\740 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 12.5%BRIX : 6.8pH:3.5
 台風の影響で朝は大雨だったので、休日の日課の散歩は夕方に。 まだまだ暑くてそれなりに汗もかいたんで、シャワーを浴びてビールをキューっと。 美味いねぇ、風呂上がりのビールは。 やっぱり風呂上がりはビールっすねぇ。 いつもは師範が風呂の掃除担当なので、風呂には最後に入ります。 だもんで大抵飲んだあとなんですな。

 そして夕食のメニューは、ヒレかつ、キャベツの千切り、 ベーコンとパプリカとエリンギの炒め物、エリンギのホタテ風バター炒め。 ワインは、イタリアはトスカーナ産のお手頃赤ワインをチョイスしました。

 さて抜栓。色は、やや明るめの赤紫色で、エッジに向かって微妙にグラデーションしていて、 まるでブルゴーニュの良いヤツみたいな色合い。 ヴィンテージが書かれてませんが、色だけから判断するとそんなに若くは無いんじゃないですかね? 香りは、値段の割にはとてもちゃんとしていて、イタリアらしいスミレの花っぽさにやや獣っぽい感じがあります。 味は、軽めで全体のカドが取れた丸っこい感じ。 味わい的にもあまり若々しさや荒っぽい感じはありません。

 スケールは小さいけれども、小ぢんまりとまとまったワイン、という印象でした。 アルコール度数も12.5%と、昨今のワインとしてはやや低めなので、 スイスイと飲むことができます。
70点 道場にて

14日(土)

Bourgogne Chardonnay 2009
ブルゴーニュ シャルドネ 2009
Antoine et Rachel Olivier
アントワーヌ・エ・ラシェル・オリヴィエ
Blanc
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\1,500 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 13%BRIX : 6.2pH:3.1
 ようやく秋らしくなってきました。そして明日から台風18号通過の予報、 台風一過でまた涼しくなってくれれば良いな。 そして、秋の味覚と言えばサンマです。 太ってて新鮮そうなサンマがスーパーで1匹98円、 そもそもは赤が飲みたかったけどここは急遽白に変更です。 そして、サンマ以外のメニューは、師範代謹製の肉じゃが、長女謹製の舞茸と野菜のスープです。

 さてさて選んだワインはといえば、ACブルゴーニュの白であります。 この造り手のワインは、 同じヴィンテージで上位グレードの赤、サントネーの1級畑とは稽古済み。 値段の割には大変好印象だったんで、 ACブルゴーニュとはいえこのワインもイケてるんじゃないかと過大な期待しつつ抜栓です。

 色は、なんのことはない普通の安ワインの色合いです。 ただ、香りが違います。ハッキリ言ってビックリです。 この香りが1,500円のACブルゴーニュとは到底思えません、ってくらい充実しています。 よく熟れたリンゴの蜜っぽさやミネラル感もありますが、 なにより顕著なのは、甘く焦がした香ばしい樽由来の香り。 この香りがね、以前稽古したサントネー同様、フィリップ・シャルロパン・パリゾのワインに似てるのよ。 ショップのサイトにはこのグレードのワインにも『シャルロパン似』なんて書かれていて、 さすがにそれはウソでしょと思ったけど、ウソじゃなかったです。 ただ、味に関しては香りの素晴らしさの割には普通です。 口に含んだ感じでは酸味が弱いかなと思ったんだけど、数値的にはpH=3.1でかなり酸がしっかりしたタイプ。 糖度が6.2と高めなんで、相対的にそう感じられるんでしょう。

 とにかく、この香りはACブルゴーニュではなかなか得られるものではありません。 そして、1,500円のワインだとほぼあり得ません。師範的には(香りに関しては)大絶賛。 改めてショップのサイトを見ると、他の方のレビューで『フルーティさが全然足りません』と酷評。 えぇぇぇえ?!って感じです。 好みは人それぞれではありますが、 「フルーティなの飲みたきゃチリ産とかにしときなさいよ、もったいないから・・・」と言いたくなります。
81点 道場にて

11日(水)

Quintet by Tutiac Sauvignon Blanc 2010
クインテット・バイ・トゥティアック ソーヴィニョン・ブラン 2010
Cave de Hauts de Gironde
カーヴ・ド・オー・ド・ジロンド
Blanc
Bordeaux
ボルドー
Bordeaux (France)
ボルドー (フランス)
\740 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 12.5%BRIX : 5.9pH:3.4
 関東地方、ようやく涼しくなって参りました。 こういう気候になると、白ワインを優先して消費していく必要があります。 そうしないと在庫がダブついちゃうからね・・・というほど在庫は持ってないですけどね。

 そして、夕食のメニューは、シメサバ、マグロのアラと野菜の鍋っぽい煮込み、パプリカとソーセージの炒め物。 選んだワインはボルドー産の白なんだけど、これがまるでニューワールド産みたい。 というのも、まず銘柄が英語っぽいし、それに品種が明記してあるし。 ただ、アルコール度数は12.5%で平均的なボルドー産の数値だし、 糖度の5.9とpHの3.4も平均的なサッパリ系白ワインの数値です。

 さて抜栓。コルクは樹脂製のNOMACORC。 スクリューキャップでも悪くないけど、やっぱりこのタイプが師範には一番良いように思えます。 色は、無色ってほどでもないけどかなり薄め。 香りは、「これぞ北のソーヴィニョン・ブラン」なグレープ・フルーツとハーブみたいな涼やかな香り。 樽とか蜜といったような要素は無くて、フレッシュさ一本槍です。 味は、香りや数値からも予想される通りスッキリサッパリ系。 ただ、数値に現れない旨味のそれなりにあるので、物足りない感じはありません。

 結果的に、昔ながらのボルドーっぽくもあり、 ボルドーを真似たニューワールド産っぽくもあり、というワインでした。 香りに派手さがないので、和食なんかに合わせても良いとは思いますが、 糖度が6以下で甘さが無いので、清酒の代わりとして使うには注意が必要だと思われます。

 半分残して翌々日再稽古。再度糖度を計り直すと5.9で同じ、pHは3.5で微増。 測定系の再現性はありそうです。そして香りや味も十分再現性があって、 フレッシュさ一本槍なスッキリサッパリ系。やや香りは弱くなったかな。 それでもヘロヘロではありませんので、複数日に分けて飲んでも平気なワインです。
71点 道場にて

8日(日)

 本日はバンドの練習日。だいたい1〜2ヶ月に一回しかしない練習ですが、 11月3日に超久しぶりのライブに出るため、ちょっと真面目に練習する気になっております。

 そして練習の後、例によって飲み会。 午後6時に練習を終わったら外は酷い雨。 「であれば出来るだけ近くの店へ」、ということで選んだのはホルモン焼肉 薩摩 丹田 代々木店。 前回伺ったのが昨年の6月ですね。

 そして、「夏だ!肉だ!!スタミナだ!!!」と四十を過ぎたオッサン4人で肉を焼いて喰うわけです。 左写真はかごんま盛り、4人前。他には、この店自慢のビッグリブロースとか、 和牛ロースとかレバーの焼肉を(関係ないけど、右写真は真ん中のザブトンにフォーカスを合わせるべきでしたね)。 それ以外にはさつま揚げとか鹿児島和牛コロッケとか、 丹田コラーゲンサラダとか塩キャベツとかキムチの盛り合わせとか。 まぁ食欲に任せていろいろと。

 この店の良い点は、網(というか隙間のある鉄板)の交換が早い点。 2〜3種類焼いたらこちらから頼まずともすぐに交換してくれます。 あと、強力な集煙装置がテーブル上部に設置されていて、 服が肉臭くならない点も良いんですが、 その存在がやや邪魔なのが難点です。

 アルコールは、最初は生ビールを2杯ほど飲んで喉の渇きを癒したあと、 丹田スカッシュってのを飲んで、その後はジンジャーハイボールをガブガブと何杯も。 ここのジンジャーハイボールは結構美味しゅうございます。 ジンジャーエールがカナダドライの辛口のヤツでしょうか? 色が濃くて、ショウガの香りがしっかりするのがナイスです。

 あ、ワインを飲むのは忘れました、というか思いつきもしませんでした。 ちなみに前々回飲んでまして、多分それと同じだと思われます。

 そしてシメに、カレーうどん(右写真)とごはんを。 行儀は悪いですが、カレーうどんの汁をご飯にかけて食べるのが美味しゅうございます。 キーボードのMz氏とベースのMw氏はご飯自体をうどんの汁に入れていましたが、 それは行儀悪すぎです(五十歩百歩です)。

 そしてお会計は、4人でキッチリ20,000円。 大のオトナがお腹いっぱい焼肉食べてアルコールもしっかり飲んで、 この値段ならまずまず満足と言えるんじゃ無いでしょうか。


7日(土)

Quadrifolia 2010
クアドリフォリア 2010
Quinta do Vallado
キンタ・ド・バラッド
Tinto
Douro
ドウロ
Douro (Portugal)
ドウロ (ポルトガル)
\777 2013/08/30 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 13.5%BRIX : 7.6pH:3.9
 本日の夕食は、枝豆、野菜(カボチャ・ズッキーニ・オクラ・レンコン・ニンジン)の焼きサラダ、 フライパンで作る簡単ローストビーフ。 ローストビーフは茹でたモヤシに乗せて柚子胡椒で食べるから、牛タタキと言った方が近いかも。 さっぱりした感じで食べるってこともあって、 脂の多い和牛じゃなくて豪州はタスマニア産の牛肉にしました ・・・ってお値段の問題もあることは伏せておきます。

 さてワインですが、和風とは言え牛肉、ここはやっぱりしっかりした赤でしょう、 ということで選んだのがこのポルトガル産のワイン。 今週の月曜に到着したんで、まだ買ったばっかりです。 ちなみにポルトガル産のワインとは、過去5本ほど稽古していて、 点数は上から70点67点67点66点49点。 この結果だけから見れば「ロクなもん造らない国」なわけですが、 このワインがその傾向を打ち破りますかどうか。

 さてまずは測定値から。pHの3.9は測定を始めた8月以降のワインで最高値、つまりは酸が弱いということ。 そして糖度の7.6はかなり高め、ニューワールドの赤くらいのレベル。 この2点からかなり甘味を強く感じるワインであることが想像されます。 改めてワインを見てみると、色は確かにニューワールド産みたいなガッチリした濃さの紫色。 エキス分も高そうでネットリ感があります。 香りは、まるでボルドー産、それもミシェル・ロラン氏プロデュース物みたいな樽使いと果実の感じ。 ミシッとした濃い果実香に香ばしい樽香が乗ります。 僅かにミントっぽい涼やかな感じがあるので、感じ方によってはオーストラリア産みたいとも言えるかも。 味は、数値通り甘味はしっかりあります。でも、数値と違って酸味もちゃんと感じます。 そして、数値に現れない渋味が旺盛で、結果的にかなり強い味わいのワインです。

 抜栓後2時間くらい経つと(セラーから出して常温下に置いてますので温度も上がってます)、 香りの香ばしさがより甘く、味わいの渋味がよりこなれてきます。 よって抜栓後時間が経った方が美味しく感じます。

 このワインで、「ポルトガル産イマイチ説」は覆されました。 この内容で777円はお買い得。まだまだ若くて強いワインなんで、 今飲むんだったらゆっくり時間をかけて開かせてやるのが良いと思います。
ショップへのリンク: Quadrifolia 2010 [Quinta do Vallado]
77点 道場にて

4日(水)

J.C.Beauvoir Sauvignon 2009
J.C.ボーヴォワール ソーヴィニョン 2009
J.C.Beauvoir
J.C.ボーヴォワール
Blanc
Oc (VdP)
オック (ヴァン・ド・ペイ)
Languedoc Roussillon (France)
ラングドック・ルーション (フランス)
\756 2013/07/06 ワインブティック伏見 伏見ワインビジネスコンサルティング
Alc : 12%BRIX : 5.7pH:3.1
 本日の夕食は、海老フライ、砂肝の唐揚げ、筑前煮。 赤でも白でも、なメニューだけど、やっぱりまだ暑いんで飲みたいのは白、 というわけで白をチョイス。

 そして選んだワインは、みなとみらいのワールドポーターズにあるワイン屋さんで買った、 3本のセールワインのうちの最後の1本。 これは通常1,260円が40%オフでした。 同じ造り手&ビンテージのシャルドネ(コレ)が ややイマイチな結果だったので、 師範の認識では一般にシャルドネより体力が無いソーヴィニョン・ブランは更に期待できないわけですが、 まぁあまり悔いはありません。 というのも、なぜその店で買ったのかと言うと、所用で出かけたワールドポーターズの駐車料金をタダにしたかったのね。 駐車料金が30分250円のところを2時間弱停めて1,000円、それが3本3,000円強でワインを買うと駐車場代無料。 というわけで756円の更に30%オフ相当だから、実質500円ちょっと。 セール品じゃなくて通常の商品を買えば良かったのかも、という反省はありますけどね。

 さて抜栓。コルクは樹脂製(NOMACORC)、だもんで多分ブショネはあり得ません。 色は、そんなに濃いってわけじゃないけど、 お安いソーヴィニョン・ブランとしてはしっかり色が付いているほうと思われます。 やっぱりそのあたりは年齢の影響な気がします。 香りは、ソーヴィニョン・ブランらしいハーブとかトロピカル・フルーツみたいなフレッシュ感は卒業していて、 なんとなくシャンパーニュみたいな蜜っぽさとイーストっぽさに変化しています。 味は、甘さ控えめ酸味キッチリ、加えて古漬けのような熟成感。 pHと糖度に関しては、pHが測定開始以来最低値の3.1、糖度も最低値タイの5.7。 それでもそんなに酸っぱく感じないのは熟成の所以でしょうか。

 結局、概ね想定通りの「やや時期を過ぎちゃった」ワインでした。 ただ、そんなに酷い内容じゃないし、 2011年とかのヒヨッコ・ワインよりこういう熟年ワインが好きな方も居るかもです。

 翌々日、缶ビールが切れたんで超近所の酒屋で一番搾りの瓶ビールを調達、 それを飲んだ後にこのワインの残った半分と稽古。 なんのために「平日半分」にしているか判らなくなる瞬間であります。

 そしてワインはというと、やっぱり熟成感が強いなぁ、というのがトータルの印象。 決して劣化した感じじゃないんだけど、2009年産としてはお年寄り過ぎ。 概ね抜栓当日の印象と変わらない感じでした。
69点 道場にて

1日(日)

Bourgogne "La Gibryotte" 2010
ブルゴーニュ "ラ・ジブリヨット" 2010
La Gibryotte
ラ・ジブリヨット
Rouge
Bourgogne
ブルゴーニュ
Bourgogne (France)
ブルゴーニュ (フランス)
\2,415 2013/06/07 ヴェリタス ワインプレスインターナショナル
Alc : 12.5%BRIX : 6.8pH:3.3
 9月に入っても暑い日が続いております。 こう暑いとスタミナをつけねば、ということで本日の夕食はテラスで焼肉。 美味いよねぇ、焼肉・・・って先週も外で食べたような。 ま、良いんですよ。夏はスタミナね。 うなぎなんて高いから、焼肉ですよ焼肉。

 ・・・ってな感じなんで、ワインは赤をチョイスします。 ここで気分にピッタリのワインが選べるところが自宅焼肉の良いところであります。 そして選んだのは、超名門造り手「クロード・デュガ」のネゴシアン部門、 「ラ・ジブリヨット」のACブルゴーニュ赤。 この銘柄は、8年前に2003年産と稽古済み、 大変好印象だった模様。というわけで本日も期待に鼻を膨らませて稽古開始。

 色はかなりしっかりした赤紫色。ACブルゴーニュとしてはかなり濃いめなのでは無いかと。 香りは、正直ビックリ、「参りました」と言いそうになるレベルで、 およそこれがACブルゴーニュとは思えません。 トーンの高い果実の香りに加えて、甘く香ばしいバニラの香り、それに革のような獣香、 それらが結構なボリュームで感じられます。 そして口に含むと、渋味と酸味と甘味のバランスは良いけれどもまだまだそれぞれが独立。 ACブルゴーニュのくせに飲み頃はまだ先なのね。 香りの充実具合と比較すると、相対的にはやや味わいは軽めに感じられます。 ちなみに糖度が6.8、pHは3.3。先月稽古した安ブルゴーニュ赤と比べると、 糖度が高くて酸もしっかり。 やっぱり数値からも気合の入れようの違いが判ります。

 これは美味いです。ACブルゴーニュとは思えないクオリティの高さが感じられます。 それでいて値段は普通にACブルゴーニュ価格の範疇、当然稽古範囲内。 やっぱりブルゴーニュは造り手ですなぁ。 ヘンテコな造り手のを飲んで「ブルゴーニュは薄くて酸っぱいだけ」と思っている御仁がいたら、 是非こういうワインを飲んで頂きたいものです。
ショップへのリンク: Bourgogne 2010 [La Gibryotte]
80点 道場にて

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by 師範