門下生(2001年報告分)

門下生の活動もますます活発である。


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門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年12月27日)
Santa Rita 2000 Chardonnay RESERVA

「稽古日」2001年12月26日
「稽古した店」大手町サンケイビル 塁 メニューでのお値段3,800円
「インポーター」サッポロビール 小売1,500円(1996年の場合)
「原産国」チリ
「主要品種」シャルドネ

会社の事務所内のほとんどが参加の忘年会の当日。我が弱小部署はボスと二人、 指をくわえて見送りました。 ボスが一言。うちも忘年会にしよう、と急に話がまとまり、 近所の飲み屋に。いつもいっぱいで追い返されるのに、幸運にも空いておりました。 なにしろこの店は安くてきれいで美味い。ボスの命令で刺身の盛り合わせ、 大羽鰯の塩焼き、津軽地鶏のボーボー焼きを注文。 刺身が美味い、津軽地鶏も超柔らかくて美味い。 店の女の子になんでボーボー焼きって言うの?と尋ねたら、 カウンターの中の炭火を指して、「あの網の上で焼くんですよボーボーって」 それでボーボー?ホントか?
ボスは酒飲めないタチなんでアルコールは、私ひとりで担当。 ボルドーとチリで迷ったんだけど、 同じビルに入ってるブリティッシュスタイルのパブでSanta Ritaのカベルネが 美味かったのを思い出してこれにしました。 そう言えば、この間、中目黒のコムダビチュ ードでもSanta Ritaのカベルネ飲んでる客がいて、 そんな安ワインもおいてあるのか! とビックリしたけど。
まぁ、それはともかく。このワイン。実に飲みやすくて美味しくて、 刺身にも鶏にもGOO!裏ラベルにも刺身と鶏料理にな〜んて、 そのまんま書いてあった。酒の飲めないボスも美味いと言って真っ赤になっておりました。 余韻も結構長くて、な〜んて書くと師範に怒られちゃうけど、 安物のシャルドネ飲んで切れ味鋭すぎて余韻もなんも無い、なんてのもあるからね、 イーグルホークみたいな。

しかし〜、Snta Rita 2000 Chardonnay RESERVA。 講談社の世界の銘酒辞典には 96年が1,500円となっていたが、 もし、この2000年も1,500円小売なら3,800円でのオンメニューは高いね。 この店はお飲み物が高い店だったのね。 ボスも勘定見て首捻っておりました。 それにしてもこの、なんで96年の次がいきなり2000年なんだ?不思議。 その間のVTはあるんだろうか?

---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
定価が1,500円のワインを3,800円で出す店は、 確かに高めの値付けではあるけど、今の世の中では案外ありがちな感じもします。 ビールの中瓶1本600円で出す店だったら、ほぼ同じ比率と考えていいでしょう。 本当は、仕入れプラス1,000円くらいで出して欲しいんですけどね。 このワインだったら2,300円、 その程度だったら引き篭もりがちな安ワイン者ももっともっと外で飲むんだけどなぁ。
ともあれご報告ありがとうございました。 サンタ・リタのシャルドネ・レゼルヴだったら比較的容易に見つけられそうなんで、 発見し次第稽古してみます。


門下生第四十六号大岡殿より。 (報告日:2001年12月19日)
1. COTES DU RHONE 1999
E・GUIGAL

やまや渋谷店で980円で購入

2. COTES DU RHONE 2000
Terra Vitis

カーブドリラックスで980円で購入

3. COTES DU LUBERON 2000
La Vieille Ferme

やまや赤坂店で980円で購入

師範はローヌがそれほどお好みではないようですが,私はけっこう好きです。
といってもいわゆる「スパイシー」なローヌはやや苦手。 むしろ好きなのはボルドーとブルゴーニュの中間にあるかのような赤系の果実の香 ,味です。
若いボルドーのように野菜っぽい香りがなく, ブルゴーニュよりもボディがしっかりしたローヌワインは大好きです。 値段もボルドー・ブルゴーニュほど高くないことですし^^;

まず1にですが,ローヌの名門ギガルによる超有名銘柄。 師範もVT違いを稽古されたことがあるようですが, 私も96,97を飲んだことがあるような気がします。 そのかすかな記憶をたどりながらなのでかなりあやふやですが, 99はより濃くて力強いような気がします。といっても飲み飽きする感じは無く, 1本スルスルと飲めてしまいました。

2は1よりも優しい感じ。きれいな苺の香りはブルゴーニュを彷彿とさせます。

3は白ワイン。ローヌの白は(いいものを飲んだことがないせいですが) 酸がだれている印象がありあまり好きでは無かったのですが, このワインは酸味のバランスが良く,するすると1本飲めました。 シトラスのような果実味,時間が経つと白い花系の香りも出てきました。おいしいです。 なお,ボトルの裏のシールには英語で 「偉大なボーカステルを生産しているペラン家によってこのワインは作られている」 との記載あり。

---師範より---
お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
ローヌ、特に嫌いってわけじゃないんですけど、あんまり最近アタリに出会ってないのは事実ですね。 とはいえ、ブルゴーニュやボルドーとかは2,000円前後のもしばしば買うのに、 ローヌだったらほとんど3桁ばっかりなんで、同列に比較するのは酷な話だとは思いますけど。
そんな中、ギガルのACコート・デュ・ローヌはやっぱりさすがだと思います。 も良いですが、 師範はも好きです。
ヴィエイユ・フェルムは1996の赤だったら飲んでますが、 なんとも判断の難しいワインだったような。 真ん中のは未経験なんで、覚えてたら稽古してみます。
というわけで、ご報告ありがとうございました。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年12月12日)
CHATEAU DE CHANTEGRIVE 1997

「稽古日」2001年12月11日
「購入店」リカーズ・ハセガワ北口店 1,580円
「インポーター」サントリー
「原産国」フランス
「主要品種」カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローだと思うけど

メドック2級のレオヴィル・バルトンに非常によく似たラベル。 きっとお味も近いに違いない、と勝手に想像して買ってしまいました。 年末の抽選券も貰ってウキウキ。 レオヴィル・バルトンの上品なブーケと果実の甘みとはいきませんでしたが、 なかなかしっかりした造り。どちらかと言えば獣系の香り。 好きな人は好きなんだろうなあ。

阪急百貨店で買ったFromage a pate molle PAVE d'AFFINOISとの相性もまあまあ、 でもこのチーズ、リカーズ・ハセガワで同じく買った私の好きなスペインワイン VINA ALBALI カベルネ・ソーヴィニヨン1993(¥950)とはまったく合わず。 反発し合っておりました。 チーズとワインがこれだけ完璧に合わなかったのは初めてでございます。 このカマンベールタイプのチーズが700円、もう一つ買ったチーズ DNISH BLUEがほぼ同じ重量125gで350円、 店員さんに思わず間違いじゃ〜ないか?と聞いてしまいましたよ。 世界チーズ商会のDNISH BLUE、絶対にお買い得です。350円ならね。

話は戻りましてこのCHATEAU DE CHANTEGRIVE 1997、 お隣の大丸で2,000円で売られておりました。 まぁそういう事ならいいんじゃないのお味はこんな程度で、という感じの、 まぁ、暇があったら買っても損にはならないでしょう、というくらいのお薦めでございます。

---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
そういえば最近師範は自宅でワイン飲むときにチーズを食べることはほとんどありません。 チーズって食後にちょっぴりしか要らないんだけど、 ちゃんとしたやつはかなり量があって全部食べないうちに熟成が進みすぎる、 ってなことが頻繁だったものですから、なんだかもったいなくて用意しなくなってしまいました。
というわけで、ご報告頂いて、ワインはともかくチーズが食べたくなりました。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。
MISSION 1998

「稽古日」2001年12月3日
「稽古した店」美食工房 Seri (新宿区山吹町) メニューでのお値段3,500円
「インポーター」キリン・シーグラム 小売2,500円
「原産国」ニュージーランド
「主要品種」カベルネ・フラン

カベルネ・フランってのも珍しいし、 そう言えばニュージーランドのワインも飲んだことなかったような気がして注文。 今回も買い溜めたCHATEAU VIEUX PREZAT1998を持ち込み美味しさ比べ。
カベルネ・フランってどんなお味だったっけ?って思いで近づけた鼻に強烈な香りのインパクト。 樽香が凄い。色も深いルビー。私の好きなお味。目隠しされたら、リオハ? って答えちゃうかも。必然的に師範のお好みではないような気がいたします。ハイ。 それにしても、アタックから圧倒されたんで持ち込み品のボトルコンディションの悪さも災いして、 飲み比べ勝負が、勝負になりませんでした。ボルドーがすっかり霞んじまいました。 このあと、オーストラリアのウィンダムエステートBIN444飲んだんだけど、 完全に順番間違えたって感じでございました。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
カベルネ・フラン単品種のワインというと、ロワールあたりの軽〜いヤツを想像しますが、 そういう力強いワインも造れるんですなぁ。 そういえばボルドーの一流ドコロにもカベルネ・フランだけ、 ってワインがあったような気がしますが、 師範は飲んだこと無いような気もします(超いい加減)
ともあれご報告ありがとうございました。


門下生第六十二号Dieu殿より。 (報告日:2001年11月28日)
LINDEMANS 1998 Limestone Ridge

地区:coonawarra
主要品種:Shiraz 78%, Cabernet Sauvignon22%
熟成:14ヶ月−アメリカンオーク(新樽)
稽古日:11/28
購入店:オーストラリアのどこかの酒屋
購入額:おそらく3000円前後
オーストラリアンワインショーにて銀メダルやって。

えー妹がオーストラリアに行くというので 「3000円くらいの酒で、できたらフルボディのやつ買ってきて」 と頼んだところLINDEMANSを買ってきました。 ジャッキーチェンで有名ですなここは・・・(笑)。 ということは中華にでも合うんかいなとバチ当たりなこと言いながら抜栓。 以前にもLINDEMANSの安ワインはヤマヤなどで買ってはいたものの Limestone Ridgeみたいな高級品は購入したことなかったので開けた瞬間惚れるとは思わなかったのだ。 いやーびっくり、ふくよかで濃厚な熟れた果実の香りにほどよく溶け込んだ樽香なんかのバランスがとてもいい。 あと5,6年寝かしたらさぞかし・・・ と思いつつ飲むとシラーとカベルネの協奏曲が口の中でうっとりと流れ出す。 が指揮者のタクトは鋭く、時折熟れすぎたオレンジを口移しで喉の奥に流し込むような陶酔感にひたらせる。 (汗)いやー何言ってるんだろうな俺・・・。
とりあえずこの日は中華じゃワインに申し訳ないので常陸牛のフィレ肉にボン・マルシェ (仏国高級デパート)で買って隠しておいたランド産のフォアグラをのっけてロゼワインのソースに3種の胡椒をつけていただきました!! とここまで書くと「料理のほうが気合はいってるじゃねーかよてめー!」って感じですねワハハハハ。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。
リンデマンズの高級品、ぎりぎり安ワイン範囲内ですね。 ともあれ妹さんの折角のお土産、美味くてなによりでございます。
「料理のほうが気合はいってる」のは、当然でありましょう。 「ワインのほうが気合はいってる」のがそもそもイビツな姿であって、 安ワイン者たるものそうならぬよう心がけるべきと考えます。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第六十号TOMOYAN殿より。 (報告日:2001年11月28日)
Chateau Ksara Reserve du Couvent Rouge 1997
シャトー・クサラ・レゼルヴ・デュ・クーヴァン・ルージュ 1997

産地:レバノン
購入店:リカーズハセガワ北口店
購入価格:750円
輸入業者:明治屋
飲んだ日:11月上旬

レバノンといえばミュザール、ケフラヤが有名ですが、それらと並ぶ「老舗」のクサラ。 評価の高い前二者に比較するとあまり華々しい印象は無いのですが、 やはりこの価格で入手できるとなれば飲まずにはいられません。

濃いルビー色。粘性はさほど強くない。香りもさほど強くないが、 不快な要素が無く、健康的な印象。口当たりは柔らかく、果実味が強い。 酸はしっかりとしていて、バランスは良好。 またアルコール度数が高く、またかなりスパイシーさを感じた。 品種はカベルネ等フランス品種を主体としているようだが、 味わい的には南イタリア系の印象。
・・・ということで、2日目にはミートソースに合わせてみる。 違和感無い、というよりむしろ「合う」感じ。

1000円前後まで出せばこれと同等以上のものは相当あると思いますが、 さすがにこの価格なら結構「買い」だとは思います。

Domaine de Grand Parc 1992
ドメーヌ・ドゥ・グラン・パール 1992

産地:Primeur Cote de Bordeaux
購入店 :カーヴ・ド・リラックス
購入価格:980円
輸入業者:リラックス
飲んだ日:11月中旬

実は私、かなりの「熟成好き」。その上ボルドー好きで安ワインも好き、 ということで何の迷いもなく購入しました。

濃い目のルビー色だが、縁はややレンガ色が見える。香りは土っぽさと 青っぽさが明確に存在(青っぽいと言っても、かなり熟成が進んでおり、 萎びた感じ。とはいえ不快さは無く、むしろプラスの印象。)。 粘性は弱くさらっとした印象でアルコール度数も低い。 味わいは非常にまろやか。香りの印象のままで、 まさしくメルロとフランのブレンド(自信はそんなにないけど)。 若々しい果実味やパンチはあまり感じられないが、 穏やかな酸味が全体を柔らかく包み、極めて飲みやすい。 熟成はしているが、酸化のニュアンスは無く、良い状態である。
傑出した部分は全くないが、逆に気になる部分も無い。 ワインとしての水準は決して高いものではないが、 熟成により非常によいバランスにあると思う。 料理も、肉だろうが魚だろうが、洋風だろうが和風だろうが合いそう。

ボルドーの安ワインが熟成したらどうなるか、という一つの見本のようなワイン。 強いワインを求める方には不向きかもしれませんが、 わたくし的にはこの価格ならまとめ買いも、と思います。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
レバノン産のワイン、師範はシャトー・ミュザールしか飲んだことありませんが、 そいつはなかなかイケてました。3桁でもあるんですね、レバノン産。要チェックであります。
熟成安ボルドーは、しばしば「死にかけ」のものに当たったりするんですけど、 生きてるやつだと黒蜜の香りがして分不相応に良い感じのものが有りますね。 そういうモノを探し出した時は「安ワイン者」冥利に尽きますな。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年11月24日)
CHATEAU DU LORT 1999

「稽古日」2001年11月23日
「購入店」リカーショップ・ハセガワ 990円
「インポーター」サントリー
「原産国」フランス
「主要品種」カベルネ・ソーヴィニヨンのはず

二つもメダルが付いていたので、ついつい購入。

1.FOIRE NATIONALE DES VINS DE MACON 金賞
2.CONCOURS D’AQUITAINE 銀賞

こりゃもう絶対美味いはず、と先般報告のCHATEAU VIEUX PREZAT1998 と飲み比べることに。 でもよく見るとこっちはCONCOUR DES GRANDS VINS DE FRANCE DE MACONこっちの方が上等そうだな。 ところで、このグラン・ヴァン、この定義っていったい何なんでしょうね。

さて、結果であります。 シャトー・ヴィュー・プレザの圧倒的なみずみずしさに比べてこのシャトー・デュ・ロート、 1999と若いのに早くも老境。清澄度も低く、なにか微生物汚染の雰囲気。 でも一ついいところがありました。デンマークブルーとの相性はデュ・ロートの方が上。 飲む分には全然ヴィュー・プレザの方が美味しいのにチーズとのマリアージュとなると話が別とはねえ。 ワインって不思議。

しかし、師範もおっしゃってましたが、 コンクールでメダル取りゃ良いってもんじゃないってことが解りましたよましたよ。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
おっしゃる通り、コンクール受賞ワイン、あまりあてになりません。 ただ、大アタリも無いけどあんまりハズレは無いような印象がありますので、 ちんちくりん殿が飲まれたみたいな1999にして老境なのはちょっと別原因かなぁと。 過度の熱にやられたかもしれませんし、ホントに「微生物汚染」かもです。 ブルーチーズとの相性が良かったのは、同じ"腐りモノ"同士だった、とか。
ま、「安ワイン道」に試練はつきもの、お互い健康には注意しましょう、ってことで。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年11月17日)
MARQUES de RISCAL RESERVA 1997

ELCIEGO RIOJA

「稽古日」2001年11月16日
「稽古した店」人気の餃子屋さん銀座店 メニューでのお値段3,500円
「インポーター」サッポロビール 小売1,800円
「原産国」スペイン
「主要品種」判りません

私にとっては、なぜかコルクに縁のない不思議なワイン。
初めて飲んだ約半年前の、とある日の人形町のレストランでこれを注文。 出てきたワインの味は、全然スペインらしくない。安物のボルドー風。 しかも、コルクを持ってこない。おかしいなあと思い、コルクを要求。 するとギャルソン、なんかもじもじ始めた。 そしてあろうことか乾いたコルクを持って来やがった。 店に入る時にワインは寝かせてあるのを確認していたので抜栓したばかりのコルクが乾いているはずがない。 そこで、いま、抜いたコルクを持ってくるようにと要求。 しばらくしてやっと赤く染みた抜いたばかりのコルクが半分だけ登場。 そんな事件のあった、私にとっては因縁のワインと半年ぶりの再会。 今回は、前回の反省を生かし、注文時に、開けさせて欲しいと要求。 ところが、出てきたワインはこれまた既に抜栓済み。外国の方だったので、 上手く言葉が通じなかったのかしら、店長を呼んでコルクを要求。 開けたてのコルクを持ってきました〜。イタリア語の。 え〜っ!気を取り直し、もう一度店長を呼んで、いま開けた、この MARQUES de RISCAL RESERVAのコルクを持ってきて欲しいと要望。 そして、やっとの思い出ボロボロのコルクにめぐりあえました。 このワインはひょっとして抜栓しにくいのかしら?

お味の方はといえば、まさにリオハの樽香びんびんの美味しいワインでした。 色も鮮やかで深いルビー色。これでなくっちゃね。でも、 本来の味が出てるこのワインを自分でどうしても抜栓せねばとの思い断ちがたく、 もう一本注文。今回は開けずに持ってきてくれました。難なく抜栓成功。 当然です。お店で用意してくれた安物のソムリエナイフ、 よく見ると、螺旋の部分も栓抜きの部分もめっきのクロームが剥げて銅の地肌が出ている。 う〜む、安物だと思ったそのソムリエナイフ、使い込むと、 こんな味わい深い代物 に変化するのか〜!と感心。記念に頂いて帰る事に致しました。ごっつぁんです。
それにしても、半年前に初めて飲んだあの人形町のレストランのワインはいったい何だったんでしょう?

今回、通算3本目にして初めてまともなコルクをゲットできましたが、 長さ5センチ、赤味がかった色合いの、シャトー・ミュザールを思い出すコルク。 こんな立派なコルクは嵌まっていて、お味もすこぶる私好みのワインだったんですから、 今後はこのワインにまつわる私との悪い相性は払拭する事が出来そうです。
でもワイン王国でのソムリエ利き酒コーナーでは点数低かったなあ。これ。 まさか師範が審査に紛れ込んでなかったろうな。

---師範より---
度重なるご報告、ありがとうございます。
ご報告いただきましたワイン、実は師範も過去に1994と稽古済みであります。 結構好印象なワインでありましたから、「ワイン王国」の件は師範とは無関係でありましょう、 っていうか、そもそも関係あるはずがありません。
で、師範稽古済のワインをご報告頂いてもオッケーではあるのですが、 ご確認されたい場合は「稽古日誌」のページにある 「出身地別名鑑」をご参照頂ければ、と存じます。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年11月14日)
CHATEAU VIEUX PREZAT 1998

[稽古日] 2001年11月13日
[購入店] 大手町ビルの松坂屋
[インポーター] 日本リカー
[価格] 1,330円
[生産地] ボルドー フランス
[主要ブドウ品種] メルロー50%、カベルネ・ソヴィニヨン40%、カベルネ・フラン10%

最近、安くて美味しいワインに立て続けにヒットしているので1万以上出して、 終わってるワインだったりすると大変にがっかりいたします。 ウニコのVTとウニコのエスペシアルも、もし不味かったらどうしよう! さて今回のワイン。これも大当たりです。時々立ち寄る大手町ビル内の松坂屋の出店にて購入。ここは大変ヘンな店で、百貨店の出店なのに、一部、バッタ 屋コーナーがありまして、缶詰やワインがお安く売っているのです。 商品によってはりカーショップ・ハセガワより安いものもあるくらい。

それでは本題。
今回のワインのは、ラベル不良というカタチで1,330円で売られていたもの。 Concours des GRANDS VINS de FRANCE de MACON 銀メダルということだったので無条件で購入。 メダリストは裏切らないもんね。そのお味は・・・

柔らかい酸味と甘み。その甘みも醗酵を止めて甘くしたような甘さではなく、 非常にまろやかにワインにすっかり溶け込んだ甘み。果実味たっぷり。 しとやかでちょっぴり酸っぱくて甘い。充分に濃いのに飲みやすい。 スポンジに水が染み込むように体中に浸透するようななめらかさ。 さすがメダリスト。香りは若干弱いけど上品。

でも、一番の驚きは抜いたコルクにCHATEAU PONTEYと書いてあったこと。 レベルとコルクが合わないというケースはブルゴーニュではたまにお目に掛かるけどボルドーでは初めて。 しかも違いすぎじゃないか〜? まさかPONTEYにヴィュー・プレザのラベル張った訳じゃないだろうな。 調べてみたらPONTEYの方が高い。もしそうならお買い得! それとも、コルク屋さんが冗談で紛れこませたんだろうか。謎だなあ。 いずれにしても本日、在庫を全部買い占めることに致しました。悪しからず。

---師範より---
またまたのご報告、ありがとうございます。
マコン・ワインコンクールの受賞モノ、ときどき見かけて稽古したりしてますが、 「だから特に美味い」って経験は無いなぁ、って感じです。 大ハズシはなさそうなんで、安心材料にはしてますけれども。 あと、ラベルとコルクの銘柄不一致は、 確かにブルゴーニュでは経験してますけどボルドーでは経験無しです。 なんだかイワクがありそうで楽しげでありますな。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。


門下生第五十八号てつんど殿より。 (報告日:2001年11月11日)
Anjou-Villages La Teingeurie 1997
(AOC Anjou-Villages)
生産者 Domaine Leduc-Frouin
価格 \1,449(税抜き)
販売者 ときわや酒店(滋賀県大津市)
輸入元 ボニリ・ジャパン

 師範がアンジューの白を鯖寿司に合わせて稽古された同じ日、 奇しくも僕もアンジューのワインを稽古しました。 とはいえ、白ではなく、赤。AOCアンジュー・ヴィラージュであります。
 このワインは、ときわや酒店さんの新入荷のお薦めで、 同じ造り手のAOCアンジューも一緒に購入したのですが、 ヴィラージュもののこちらは100円ほど高いだけで、 味わいは値段以上の開きがあるという売り文句でした。
 ブドウ品種はカベルネ・フラン75%、カベルネ・ソーヴィニョン25%のブレンド。 無濾過のワインで瓶底には結構しっかりと澱が確認されました。
 色合いはやや淡い赤紫色ですが、 香りには抜栓直後からカベルネ・ソーヴィニョンのベリー系のしっかりした香りがあり、 なかなか濃厚で良さげな気配。味わいは程良いタンニンと、控えめな酸味がいいバランスで、 プラムのジャムのようなジャミーさがあって、フル・ボディーとはいかないが、 結構しっかり目で、値段相応の優等生ミディアム・ボディやん、っていうのが第1印象でした。
 数週間前から、これまでの食生活を改め、「量より質の追求」に方向転換し、 酒量も抑えているため、この日も飲み残した半分を、ハーフボトルに移し替えておき、 翌日に再度、稽古しました。
 保管場所は冷蔵庫ではなく、流し台の下の暗がりにしたのですが、 これが良かったのか、前日にも増して香りが広がり、 チョット高級ワインの風格さえ感じさせるほど!  味わいも深みが増して、柔らかな果実味がす〜〜〜っと口いっぱいに広がる感じ!  になっていました。
 ハーフボトルへの移し替えがワインを目覚めさせたのか、 室温保存が良かったのかは判然としませんが、すごく得した気分です。 初日に全てを飲み干していたら、この感動は無かったでしょう。 一日の酒量を制限してから物足りなさを感じていたのですが、 今回の稽古はそれを払拭するほどに、実のあるものでありました。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
アンジューと言えばロゼ、ってのが世間一般の認識だと思いますが、 最近はロゼじゃないものも結構見かけますね。 師範も、(ご指摘の)とか先日のとかと稽古しております。
ご報告によると、常温保存で翌日さらに好転したとのこと、なかなかタメになるお話であります。 師範も一杯だけ翌日に残すことはしばしばあって、 その際はベビーフード用の瓶に移し変えたりしているわけですが、 常に冷蔵庫へ入れてしまっているゆえ、飲むときには冷たすぎ、って状況が続いておりました。 これからの季節は確かに常温保存の方が良さげですね。
保存のコツ含め、また何かありましたら、ご報告よろしくお願い申し上げます。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年11月11日)
YUNTERO RESERVA 1994

[稽古日] 2001年11月11日
[購入店] リカーショップ・ハセガワ
[インポーター] 伊藤ハム
[価格] 1,250円
[生産地] スペイン
[主要ブドウ品種] テンプラニーリョ、カベルネ・ソヴィニヨン

ヴァルデペーニャスのスペインワインが好きで安いスペインワインを見つけると思わず買ってしまう私こと、 門下生第六十一号は、師範とは好みが多少違うかもしれませんが、 今回もまた、RESERVAが1,250円という値段の安さにつられて、 つい買ってしまった一本。
最近、1982年のラマンチャのGran Reserva SENORIO DE GUADIANEJAを2,250円で買って飲んだのですが、 リコルクするほどの年月も経っていないと思われるのに、 いかにも、最近打栓しましたって感じの、 ほとんどワインの染みがついていないまあたらしいコルク。 1982年というVTならば、いくら熟成しないテンプラニーニョとは言え、 少しは熟成感があってもよさそうなのに、色も若々しい鮮やかさ。 お味も全然古さを感じさせない、むしろ若い印象が強い。そんなラマンチャに騙されたものですから、 騙されついでにもう少しラマンチャに付き合ってみようと買った一本です。

さてこのYUNTERO、うらラベルには樽熟成、瓶熟成をあわせて5年以上経たワイン、 と書いてある。カベルネ・ソーヴィニヨンとの混醸なのと、 RESERVAというところが前回とは違いますが、どうもよく似ている。 今回はコルクにはしっかりそれなりの染みがありましたけどね。 香りが弱い、熟成感に乏しい、複雑さには全く欠ける、 でもなんとなくスルスル飲めてしまう。結局、これがラマンチャの特徴なのかも知れない、 と思うようになりました。ラマンチャってのはこういうもんだって。たぶんもう買わないけど。
何を飲もうか迷ったんですよ、 実は。同じ日に同じところで買ったメダルを受賞したボルドーにしようかどうしようかと。 でも、よかったですよ、ラマンチャがなんとなくわかって来て。

---師範より---
再度のご報告、ありがとうございます。
ちんちくりん殿もご指摘の通り、師範は安スペインがあまり得意ではありません。 あの、テンプラニーヨに由来するらしい、なんとも言えず田舎臭い雰囲気がどーも苦手で。 そんな具合ですから、 ラマンチャとかバルデペーニャスの個性なんて「田舎臭い」としか言えないテイタラク・・・ でも買っちまうんですな。安さと熟成期間の長さにつられて。 そのうち好きになる日が来るかもですけど。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくであります。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2001年11月8日)
MONTES ALPHA 2000 SYRAH

[稽古日] 2001年11月3日
[購入店] 横浜そごう
[インポーター] エノテカ
[価格] 2,480円
[生産地] チリ
[主要ブドウ品種] シラー

門下生として入門を許されましたので初めてですが、登場させて頂きます。 ちんちくりんと申します。

時々ヨメサンと娘達に引きずられて出掛ける横浜そごうの、酒売り場で購入。 購入日10月27日。
その日は試飲コーナーが二つあったんですが、 私が目指すマネキンさんのコーナーは、こぼれたワインを拭き取るのに忙しそうで、 隣のイタリアワインの試飲コーナーから攻めようかと別のマネキンさんに近づきました。 当然試飲カップを差し出してくれることを期待したのですが、 これがどうしたことか、アプローチもアイコンタクトも無し。 三回行ったりきたりしたのだけれど、どうも縁がなかったらしい。 流れを変えよう、とチーズ売り場で時間調整。 目指すマネキンさんの態勢が整うのを待ちました。 それにしても、チーズ売り場って最近縮小気味なのかしら、 あまり変わったのにお目にかかりません。 そうこうしているうちに準備完了。いつものマネキンさんからシャルドネ、 カベルネ、と試飲させて頂きました。 購入したシラーは試飲ワインが終わっちゃっていたのですが、 閉店時間も近づいていたので 気になるシラーを開けて貰うのも気の毒に思い、 試飲せずにマネキンさんの言葉を信じて買ってみることにしたのです。 (普段はバンバン開けてくれちゃう素晴らしいマネキンさんなんですよ) マネキンさん曰く
「濃いワインをお好きなお客さんならきっと気に入ると思うんですが、味は直球です」
まぁ、何言ってるんだかはっきり言ってよくは分からなかったんですけどね。

そして、ご近所のワイン好きとワインパーティーを開催した1週間後に抜栓を相成りました。 その日は82年のボルドー飲み比べ会でしたので、安ワインといっても2,480円、 と普段は飲まない高いワインになってしまいましたが。 82年のメドック4級と82年AOCメドックを一緒に飲んだのですが、 どういう訳かこのSYRAHが一番人気がありました。 濃縮した味の中に果実味がたっぷり含まれているような非常に膨らみのある、 香りも高い、でもチョットいままでにない、少し変わった風味。 あの有名なプロヴィダンスに似ているような。え〜、それじゃ〜お買い得じゃん。 そ、そうなんですよ。好き嫌い は分かれるとは思いますがね。 一度お試し頂いてみなさんの感想をお聞かせ頂きたいものです。

それにしても、1年前になぜか、遅まきながらワインにめざめ、 安ワインを渉猟しているうちに勤務先に近いリカーショップハセガワに辿り着き、 さらに、この道場を新聞で知って、師範の日誌を紐解いていたら、 なんと他にもリカーショップハセガワで購入しておられる方が門下生の中にいらっしゃることや、 以前住んでいた苦楽園にそんなスバラシイ酒屋さんがあったのか〜、 あのころワイン興味なかったものなあ〜等々、 また、中目黒のコムダビチュードによく行くのに安グラスワインを何杯も飲むことしか試してなかったんだけど、 日誌を読んで、そうか、ワインリストあるのか〜、などと目から鱗のアホさ加減。 ワインって面白い。

師範様、諸先輩門下生の皆様、どうぞよろしく。

---師範より---
ご入門&とっても詳細なるご報告、ありがとうございます。
モンテス・アルファは、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニョンは稽古したことがあって (ココとかココとか)、 チリの高級ワインらしい、おもいっきり濃くストレートな造りというイメージがあるのですが、 シラーは未稽古です。 ご報告を拝見すると、カベルネよりも更にパワフルみたいですね。 ちんちくりん殿も複数人で稽古されたとのこと、 やっぱりそういう席で威力を発揮するワインでしょうか。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第六十号TOMOYAN殿より。 (報告日:2001年10月29日)
Cotes du Rhone Les Forots 1999 (Jean-Luc Colombo)
コート・デュ・ローヌ レ・フォロ 1999 (ジャン・リュック・コロンボ)

購入価格=税別1350円(訳有り?「半額セール」でした)
購入場所=リカーハセガワ北口店
輸入業者=確かアルカン

最近私が飲んだイカした安ワインは、コルナスの孤高の造り手、 ボルドータイプのボトルを愛用する ジャン・リュック・コロンボのコート・デュ・ローヌ(1999年)です。
古木シラー100%のこのワインは「頑強で熱い」コルナスのイメージからは遠い、 「クールで知的」な印象でありました (注:実際、コルナスの畑の葡萄では無いらしいです)。 この品種らしい黒オリーヴ、胡椒の風味をもち、甘さを感じるほどの、しかし過剰でない果実味、 そしてアタックから余韻までやはり過不足なく全体を引き締める絶妙な酸味。 これらが比較的高くないアルコール度数(確か12.5%くらい)の中で、 実にうまくバランスされて、飲み飽きないものとなっていました。
本来熟成したものを愛し、若いローヌのシラーを最も苦手とする私でも大変おいしくいただけました。

---師範より---
ご入門&いつも情報、ありがとうございます。
コート・デュ・ローヌ、安ワイン道場としては比較的稽古する機会の少ない地方ですので、 各村の個性とかはほとんど知りません。コルナスに至っては、未だ道場に登場すらしていません。 ご報告を読むと、なんだかとっても良さそうな雰囲気ですので、 俄然稽古欲が沸いてきました。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年9月29日)
CONO SUR VIOGNIER VARIETAL/1999

チリ/白/820円

今夏途中、何故か自分的に鬼門になってしまっていたチリの白(どうも、濃甘樽強な所が...)。
ただコレに関しては前に品種違いを飲んでて印象が良かったこともあって大丈夫かなぁっと。 そんなこんなで稽古開始。

んっ、ちょっと違うかな? あんまりチリって感じじゃないなぁ。 白花とかオシロイ的な優しげな香り。それに強くは無いけれども酸味中心、 かつ、それを受ける甘さ感。うーん、いわゆるドイツものっぽい感覚かなぁ。 そうかと思って飲んでると意外に軽い飲み口と安め、 かつ軽めの樽感もあってイタリアものっぽくもあったりする。 まあ、そんな訳で13.5%と強めのアルコール表示も、表示ほどには感じられない。

最近、良い印象の無かったチリものだったけれども、そんな印象を覆したかもな1本。

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
「濃甘樽強」な白がお嫌いであれば、やはりチリ産は避けるに越したことはないかもです。 師範も、これでもか!と樽香の付いたワインを一人で飲むのはちょっと・・・ 複数人で飲むときには良いんですけどね。
それはそうと、チリでもヴィオニエなんて栽培してたんですね。 それもこのお値段とご報告内容、要チェックアイテムであります。
というわけで、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第三十二号あんぱん殿より。 (報告日:2001年9月22日)
SOFIA Blanc de Blancs 1999

生産者 Francis Coppola
生産地 USA California
買った店 たまプラーザ東急
値段 2,480円

コッポラってあの監督の?、ブランドブランっていうのはねえ・・・、 しかもヴィンテージだよ! 透明なセロファンに包まれてリボンで縛ってあって高級感出してました、売り場で。
お花のような香り。ちょっと甘口か、と思わせる口当たりだが、だけど辛口。 ファンデーションだけ塗った顔、という感じ。色と、香りも含めて。 なんかこじんまりして透明な感じはするけど、要素がたりない。 2杯目あたりから酸が低めなせいか、明らかに甘く感じて杯が進まない。
ご家族の皆様、いろいろとウンチクたれて申し訳ございませんでした・・・。

Brut Tache NV

生産者 Taltani
生産地 Australia Victoria&Tasmania
買った店 たまプラーザ東急
値段 1,800円

ピノノワールとシャルドネで作って18ヶ月熟成らしいです。 ヴィクトリア州とタスマニア島の葡萄で作られているらしいです。
薄い銅色。ちょっと香ばしい系のNVシャンパーニュな香り。ちゃんと辛口で 泡も小さく、グラスの足とカップの部分の溶着部から泡柱がたつ勢い。 上のが要素駒2枚だとすると、これは5枚ぐらいある感じ。
かなり充実してます。基本的な満足は得られました。ご家族納得。

Anderson Valley Brut NV

生産者 Roederer Estate
生産地 USA California
買った店 たまプラーザ東急
値段 2,800円

シャンパーニュ大手メーカーのカリフォルニアスパークリング。
香ばしい系というよりもりんご系の、 重心が低めで派手さは無いけどNVシャンパーニュな香り。 泡は中ぐらいの大きさ。味は構造しっかりバランスばっちりで要素駒7枚ぐらい。 これはシャンパーニュだよんって言って出されてもわからないくらいシャンパーニュ。
すばらしいです。ただ、バランスと引き換えに、これだっ!という特徴は少なく、 満ち潮で隠れた磯の岩を堤防の上から眺めて仕掛けを落とす場所を探るような感じ。 でも、明らかに満潮。ご家族も満足。

Brut Royal Apanage NV

生産者 Pommery
生産地 France Champagne
買った店 エノテカ二子玉川店
値段 2,952円

詰み!要素駒7枚だけど、うち金2枚。
りんご系だけど、ちょっと焼きが入ってる感じの香り。 香りも味も特徴は輝きのある酸。
そう、夕焼けで、太陽が沈みきる瞬間に放たれる、光のよう。 個人的に大満足。

ということで、プライベートなコトホギがあり、暑かったこともあって稽古した、 道場価格帯のスパークリングをご報告させていただきました。
2番目のを1000円台前半で、3番目のを1000円台後半で売っているお店をご存知の方、 ご一報下さい・・・。 もちろん、NV シャンパーニュを1000円台でダースで・・・。夢でございます・・・。

---師範より---
泡モノばかりを4本まとめてのご報告、ありがとうございます。
ヴァン・ムスーやカバやスプマンテやシャウムヴァインが無いのは、フムフムって感じであります。 やっぱり「なんちゃってシャンパーニュ」の筆頭はカリフォルニア産に尽きますからね。 欧州他地域の発泡ワインはそれぞれに個性があって、 惜しむらくはその個性がどーしても田舎クサさにつながっちゃってる感じがあります。 ただ、さらに惜しむらくは、カリフォルニアのスパークリングは「なんちゃって」と言うには あまりに本家シャンパーニュに肉薄する価格になっちゃってることですかね。 あんぱん殿もご指摘の通り、1,000円台でイケてる発泡ワインの発掘は、 安ワイン者にとって重要な課題かもしれません。
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくであります。


門下生第五十九号坂田殿より。 (報告日:2001年9月15日)
La Petite Cuvee Cailloutine
地方:ラングドック
作った人:ポール・デュラン
葡萄:サンソー80%、ピノノワール20%
価格:1700円

ワインハウス・タカムラの推薦言葉の機関銃に撃たれまくって購入しました。
曰く、「一本の葡萄の木に対し、僅か2つの芽を残すのみ(DRCでも6つ)」、 「悪い年は出荷しない(97,98,99年物は無い)」、 「ACワインに認定される事を拒否<自分で好きなようにつくりたいから」等等
飲む前から洗脳されまくり状態でありがたくいただきました。

ナント言うか濃いトロッとした感じ、南仏物に多い柔らかな、 濃縮感と小生の好きな適当な酸味、強い香り(ナント表現していいかわかりませんが)があり、 おいしゅうございました。実は冷蔵庫で16度ぐらいに冷やすとさらにうまい事を発見しました。 小生の苦手な渋みはほとんど有りません。

---師範より---
再度のご報告、ありがとうございます。
店の言う売り文句が本当なら、それは凄いワインですね。 一本から2房しか取らず、不作年には出荷しないなんてことをやっていて、 その値段で採算が取れる可能性はほとんど有り得ないと思います。 真価の程を確かめるべく是非稽古してみたいところではありますが、 師範にとっては「赤ワインには必須」と思える渋味が無いのはちょっと・・・
ともあれ、ご報告ありがとうございました。 今後ともよろしくお願いします。


門下生第五十九号坂田殿より。 (報告日:2001年8月31日)
RIOJA VEGA CRIANZA 1999
生産者:BODEGAS MUERZA S.A.
購入:ワインショップ タカムラ(インターネット)
値段:約1000円
葡萄:Tempranillo, Graciano

3日前開けて飲んでみましたが、私的にはアタリ。
色は、茶色のはいったガーネットで、香りは豊かでなんと言うか「熟成した葡萄?」、 味は酸味のきいていて柔らかく、いけます。 小生の苦手な「渋み」はほとんどありません。
拙宅は家内が飲まないので、「バキュームなんとか」を使いながら2日かけて、 室温や、氷を入れたりいろいろ試してみましたがどれもGOODでした。 小生、ワインについては味のちがいや細かな香りはききわけられませんが、 おいしいと感じると1〜2日で飲んでしまうのに、そうでないと数日たっても残っています。 今回は2日でほぼボトルを開けてしまいました。ティニャネロ? もそうだったと思いますがTEMPRANILLOで作ったワインって滑らかでおいしいですね。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。
テンプラニーヨ種のワインがお好きですか。 良いですなぁ、スペインの安い赤だと大抵その品種なんで、結構選択の範囲が広いかもです。 師範的にはちょっと苦手なんですよ、テンプラニーヨ。 あのなんとも野暮ったくてヤニ臭いような香りがどーも、って感じで。 あ、ティニャネロの品種はたしかサンジョヴェーゼとカベルネ・ソーヴィニョンなんで、 テンプラニーヨとは違うと思います。・・・ なーんて高級ワインに関する耳学問の薀蓄を垂れるなんて全然「らしく」無いですけど。
ともあれ、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第五十二号占部 正尚 殿より。 (報告日:2001年8月21日)
CHATEAU LA JALGUE 1999

AOC:ENTRE-DEUX-MERS
生産者:M.GEROMIN
購入店:パトリオット
輸入元:(株)ティーワイトレーディング
値 段:980円

これまでENTRE-DEUX-MERSに対しては、 当り障りのない無個性・白ワインの産地というイメージを抱いていましたが、 今回のはインパクト十分で見方が変りました。
色はやや薄めで期待感は低かったのですが、 爽やかなリンゴ系の甘い香りの向こうに少々糠味噌っぽい発酵臭が加わり、 層の厚さを予感させます。 味わいも酸味の中にソバ焼酎にも似た程よい苦味が顔を出してズッシリとしており、 久々に骨太で硬派の白ワインに出会えた喜びを感じさせてくれます。 合せたのは魚介類ではなくスパイシーなチキンのグリルでしたが、 しっかりと立ち向かってくれた上にチキンの味を引き立ててくれました。
辛口白ワインにありがちな喉の奥を刺してまとわりつくような酸味はありませんので、 よほど甘口好きでない限りは抵抗なく飲めると思います。ちなみに冷えたときよりも、 温度が高めになってからの方が旨味を堪能できたように感じます。
P.S. おや? 師範もすでに96年を飲んでいらっしゃいますね。さすがに幅広い・・・あれ? 「薄くて軽快」というコメントが・・・ヴィンテージが違うとこんなにも味わいが違うのでしょうか。 それとも、最近イタリアDOCの軽い白ワインを中心に飲んでいたので、 私の舌が薄味仕様になってしまい、ちょっとした辛口を過大に評価してしまったのでしょうか。 (まあ、難しいことは抜きにして、週末にまた飲んでみます。)

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
高級品メジロ押しの赤に対し、ボルドーの白ってどーも安っぽいイメージがありますね。 でも、飲んでみると案外イケてたりするんで、 安ワイン者としてはもっと真剣に稽古すべき相手たちかもです。
で、 師範が飲んだ1996はコレですね。 大人数でパァーッと、かつ高級品も含めて、ってな席でしたので、 ぜんぜん信用ならんコメントかもです。ま、師範のコメントなんて所詮そんなもんだ、 ということでご勘弁ください。
というわけで、今後ともよろしくお願いします。


門下生第五十八号てつんど殿より。 (報告日:2001年8月14日)
Muscadet de Sevre & Maine Sur Lie Grand Mouton 1998
(AOC Muscadet de Sevre & Maine Sur Lie)
¥1,350
Muscadet de Sevre & Maine Sur Lie Petit Mouton 1999
(AOC Muscadet de Sevre & Maine Sur Lie)
¥1,180

生産者 Domaine Louis Metaireau
販売者 fine wine club
輸入元 モトックス

 ネットのワインショップ「fine wine club」で、 「ミュスカデ界のムートン」というふれ込みで販売されていたものです。
 わずかに、170円の差ではあるのですが、 グラン・ムートンとプティ・ムートンのラベル違いがどれほどのものなのか 興味津々で稽古しました。
 グラン・ムートンの方は瓶番号が1本1本に付けられていて、 兄貴分の貫禄を見せつけてます。 ビンテージは1年違って、グラン・ムートンが1998、プティが1999。 (ということは、年子の兄弟か・・・・。)
 色はいずれも薄い黄色(麦わら色って言うのかな?)で、 グラン・ムートンが少しだけ濃いかなって感じ。 どちらにせよ、ミュスカデの淡い色合いです。 プティはグラスに注ぐと、きめの細かい水泡がキラキラと見え、 微発泡している感じで、とっても涼しげです。
 香りには両方とも熟したマスカットのような甘い香りが感じられます。 (ブドウ品種ミュスカデに対してマスカットのようなというのは不適切?)
 味は、両者の差は予想以上にはっきりしていて、 グラン・ムートンは熟した果実味がたっぷりと感じられて、 酸味はほどほどで、柔らかい口当たりである。 バランスの良い、兄貴分の貫禄である。一方、プティは酸味がしっかりしていて、 フレッシュさがはじける感じ。でも、ピリピリした堅さはなくて、 香りに見られた甘い果実味もしっかり感じられて、こちらもまたまた、 良いバランスのワインである。
 総評的には、夏場のこの時期に飲むのなら、 プティ・ムートンがお薦めかなって感じですが、もう少し、涼しくなってからなら、 是非とも兄貴分をゆっくりと楽しみたいところです。 味わいの差は170円の価格差以上のものはあると思います。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。 貴サイト、しばしば拝見させて頂いております。
ミュスカデの飲み比べとは、なかなか小粋な企画ですね。 "安ワイン者"ならでは、という感じがして大変グッドであります。 ご評価の結果的は、両者に良い面アリ、喧嘩両成敗の大岡裁きってとこですな。
あ、ご報告中に『ブドウ品種ミュスカデに対してマスカットのようなというのは不適切?』 なる文言がありますが、 どう感じようと各人のご勝手ですし、そもそも白葡萄なんてみんなマスカットっぽいと言えなくもないんで、 不適切だとはサラサラ思いませんが、品種的にはマスカットとミュスカデは結構遠いかもです。 ミュスカデって、どっちかというとアリゴテに近い品種のような気がしてます(乞う識者のご意見)。 まんまマスカットなのは、アルザスとかにある「ミュスカ (Muscat)」という品種です。 これこそマスカットな味と香りがしますんで、是非一度お試しあれ、でございます。
・・・なんて半可通の薀蓄を垂れたりするなんて、師範いつからそんなに偉くなったんだぁ?、 という感じではありますが、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第五十七号小森殿より。 (報告日:2001年8月8日)
カヴァ クリスタリーノ・ブリュット

価格 1150円
輸入元 (株)やまざき

このワインは、(株)やまざきの試飲会で『プピーユ』や『プリューレ・ロック』 よりも早く無くなったワインです。(暑かったせいもありますが・・・)

香りはシャンパーニュ特有の焼いたパンの香りがして、 普通売られているカヴァよりシャンパーニュに近い。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。
それにしても「試飲会」ってのは不思議な飲み会ですね。 赤ワインよりも冷えた泡モノの方が先に無くなるのは至って当然だと思うんですけど。
ともあれ、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十四号堀田殿より。 (報告日:2001年8月5日)
SAINT-CHINIAN 1996 "Unfiltered" / CANET VALETTE
サン・シニアン "アンフィルタード" / カネ・ヴァレット
入手価格 \1,600

実はこのSAINT-CHINIANというAOCが最初ピンとこなかったので、 売場で質問してみました。 その場に答えられる店員さんがおらず、 「今すぐ仕入れを担当したソムリエが戻ってまいりますので」と言われ、 待つことに。 "ソムリエ"じゃなくて、"ワインアドバイザー"の間違いじゃないの? と思いながら待っていると、現れたのは、 確かに「金のぶどう」のバッジをしたソムリエ嬢(ソムリエールというべきか)でした。

私:『これ、ロワールの方ですか? (ボトルの雰囲気からカベルネフランのワインかなと想像したので)』

ソムリエ嬢:『えーっと。もうちょっと南の方だったかもしれません。』

私:『サンシニアンって、新しいAOCなんですか?』

ソムリエ嬢:『確かどこかから分かれてできたAOCだったような・・・』

私:『はあ、なるほど。それで、ぶどうは、カベルネフランですか?』

ソムリエ嬢:『そうです。(キッパリ言い切る)』

私:『じゃあ、軽いタイプなんですね?』

ソムリエ嬢:『ええ。でもこの作り手はこだわりがあって、フィルターがけしてませんので、飲み応えはあるタイプだと思います。』

私:(心の中で『どっちやねん!』)

そんなやり取りがあった後、帰宅してモノの本で調べてみてビックリ。 なんとロワールどころか、遠く離れた南仏のラングドック! しかもこの地区の品種はシラー、サンソー、グルナッシュ などと書かれています。軽いどころではありません。 下記結果のとおり、果実味豊かなのは当たり前です。

件のソムリエ嬢、最後に『勉強不足ですみません。』なんて言ってましたが、 ほんと、金バッジが泣いてるよ! でもこのワイン、クオリティは確かだったので、許してあげる。 私もまだまだ勉強不足です。

さて、肝心の稽古結果です。

色は、かなり深みのあるガーネットで、やや褐色がかっている。 細かなオリが多数確認できるのはフィルターがけしていない証。 実にアルコール感に満ちた芳醇さがあり、黒っぽい香りで、深みがある。 甘酸っぱさもある。 実際の味わいも香りの通りで、まず酸のアタックが強く、 甘味も豊か。タンニンもワイルド。 すべての味の要素が強いものの、 不思議にまとまりがあって、品のよさを感じるワインです。 値段以上の満足度があります。

---師範より---
ご報告、ありがとうございます。 お店の方とのやりとり、大変興味深く拝見させて頂きました。
僭越ながら一言言わせて頂くと、『バッジや肩書きを信ずるな』であります。 ソムリエやらワイン・アドバイザーの試験って、結局は単に試験を受けた時点でのレベルを審査するだけのもの。 運転免許証を持っていても交通法規はドンドン忘れていきますし、 ペーパードライバーであれば運転出来ないも同然、という理屈と同じであります。 一旦資格を取得出来たとしても、日頃の研鑚を怠れば、最前線で戦う我々安ワイン者の前には子供同然なわけであります。
というわけで、「バッジ持ち」から正確な情報を入手することは必ずしも容易ではないわけですが、 そのような方々(特に相手がうら若きソムリエールの場合)をチリチリといぢめるのは、確かに楽げな行為ではありますな。
などと、ワイン自体とはあまり関係のないコメントになってしまいました。 というのも、今の季節ガッシリ系のワインを想像しても、あんまり美味そうに感じないんですよ。 ヘタレな師範ですみません。
ともあれ、またよろしくであります。


門下生第五十六号クラブ代官山殿より。 (報告日:2001年7月19日)
Concha y Toro Sunrise Cabernet Sauvignon 2000

生産地:チリ
区分:赤
値段:950円
中目黒東急ストア

夏のくせに鍋が食べたくなり、豚バラお鍋。かんかんに冷えたカベルネを飲むことに。 冷たいと最初は酸味しか感じられない。それがまた熱々の鍋でほこほこの口に気持ちが良い。 口の中でしわわっと渋みが拡がる。 もぐもぐしているうちに、最後にチェリーの香りがふわっと来て、 それ以外に何もないけれど、繰り返すうちにほろ酔い気分になった。 ほんとにカベルネ?とも思うが、嫌いなところがまるで無い。 無駄もなくってNHKニュースみたいで、今後このワインはクール限定と決めた。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。
師範も、夏場は軽快な赤をちょいと冷やして飲んだりしますが、 しっかり系と思えるチリ産カベルネを、 それもかんかんに冷やして飲むなんて考えもしませんでした。 まだまだ稽古不足であることを再認識致しました次第であります。
今後とも、常識にとらわれない飲み方の開拓含め安ワイン者に有益な情報提供、 よろしくお願い申し上げます。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年7月21日)
BON VIVANT BLANC/NV

フランス/白/480円

こっこれはっ!
...色は金。して香りは、なんかミネラルっつうか牡蠣っぽい。 そして、リンゴっぽいけど甘くなくて、ちょっと辛苦みばしってる味とか。

うーん、微妙な期待はあったものの正直、予想だにしてなかった。ラベルに、 “このワインはメルシャンが〜C.V.B.G.社と共同で日本人の嗜好に合った味わいを開発した商品です” なんて文句があったり、被さってた紙に“ちょっと上をゆく新デイリーワイン”とか書いてるんで本当かどうか確かめてみっかーって感じで飲んだんだけど。 もっとも、この手のものとしては珍しくヴァン・ド・ペイだったりと、確信的に良いかもなぁと思う要素もあって買ったんだけど...
まあ、単純ではあるもの泡の無い擬似シャンパーニュとか擬似カバとかいった面持ちを見せる辺り、看板に偽り無し。

BON VIVANT ROUGE/NV

フランス/赤/480円

ってことで白が印象良かったんで、その赤を。 もちろん、この時期の定番、冷蔵庫でちょいと冷やして飲む。
色は、ちょいと赤みが強いかもだけど、まあ普通な紫。 最初、トースティーかつ薄い赤果実で弱っちいボルドーのような香りなんだけど、 少し温度が上がるとアンズっぽい香りがバンバンに出て来た。 ちなみに注ぎ足して冷えると弱ボルドー、暖まるとアンズの繰り返し。 渋味はほとんど感じられず、酸味少々、 かつサトウキビっぽくての甘ぇーって感じないくらいの甘味感があって、 そこそこ良い感じながらも赤ワインを飲み慣れてない人にも飲み易そうな味。

各要素、薄めな感じながら全体に粒だった主張が感じられて、 ワインらしさと万人に向けた分かり易さが両立されてる。

このシリーズ、封はスクリューキャップだし、 ラベルの感じとかパッと見はダメっぽい日本ものとルックスに関してはイマイチどころかイマサンって感じ。 けれども中身は...っていう羊の皮を被った狼(は言い過ぎ?)的なワイン。

---師範より---
10回目のご報告は門下生トップかもです。毎度ありがとうございます。
480円で日本プロデュース、かつスクリューキャップのワインと稽古とは、 なかなかチャレンジャーですね。 それでもなかなかイケたとのこと、二代目殿の勇敢さに敬服致します。 翻って師範はといえば立場を忘れたかのような高ワイン三昧、 「奢るべからず」と肝に銘じさせて頂きます。
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくであります。


門下生第五十五号失楽宴殿より。 (報告日:2001年6月29日)
Chateau Les Dicots BERGERAC BLANC SEC (1998) / LES NICOTS

[稽古日] 2001年6月25日
[購入店] 三越銀座店
[インポーター] 山信商事(株)
[価格] 1,000円
[生産地] フランス 南西地方 ベルジュラックAOC
[主要ブドウ品種] 不明(セミヨン主体か?)

★★★ 久々の辛口にして貴腐香 ★★★

(私がワインをいただくのはほとんどナイトキャップ。お供はチーズとパン)
外観は輝きのあるペイルグリーン。香りを嗅いで、おおー!という感じです。 甘口で有名なワインを彷彿とさせる、いわゆる“貴腐香”がわずかに・・・。 甘口と間違えて買ったんじゃないかと一瞬思いましたが、ラベルは間違いなくSEC(辛口)と。 香りは他にラノリン、フレッシュな野菜の葉、熟したりんごなど。

味わいは酸味と甘味のバランスがいまいちで締りがないという印象ですが、 ボリューム感はかなり充分なので、ま1000円というより1800円程度の値打ちはあるな、 と見ました。お料理はブルーチーズドレッシングのサラダなどに十分冷やしていただきたいです。

ベルジュラックという地区は、昨年渡仏した際車で休憩に立ち寄った町で愛着があるわけではないが、 フランスでもリーズナブルなワインの産地だと思う。しっかりメモリーしておきたいです。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。
師範の場合はほとんど食事中に飲みますため、甘口ワインはあまり経験がありません。 従って、"貴腐香"と言われてもなんとなぁくあの香りかも、程度ではありますが、 ご紹介頂いたワインは1,000円で、かつ甘くないワインでそれが感じられるとのこと、 非常に興味が湧きました。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年6月25日)
DON VALENTIN LACRADO/1994

アルゼンチン/赤/960円

優良年を表すバッジが付いてたりとか、アルコール度表示が12.6%と細かかったりと、 随所にコダワリを見せるアルゼンチンもの。パターンとしては良いか悪いかだったりする、 この手のコダワリもの。まあ、とにかく稽古してみる。

注いでるときの色は若干、褐色がかってて1994らしさが見えるものの、 注ぎきると普通かなっという感じの紫。 そして香り。黒葡萄とかカシスとかの直球的に甘美な濃密さを感じさせるような果実感。 安めの1994っぽく渋味とかはほとんど無くて、酸味中心の中に若干の甘味を感じるような味。 加えて、結構強烈かつサトウキビのようなミネラル分を含む微小甘味を伴ったアルコール感が心地よい感じ。 ちなみに翌日、残してた1杯分を飲んだ。 さすがに前日より年を取った感じだけど果実感と良い感じのアルコール感は健在。

ちょっとカクテルっぽい感じはあったものの、全体にパワーを残しつつも、こなれているかなぁっと。 外観同様にコダワリが感じられた1本。

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
「アルコール感が心地よい」とのことですが、 師範の場合出来るだけアルコールを直に感じないワインが好みだったりします。 酒を飲んでるくせに変な話ですけど、 アルコールを覆い隠すくらい別の雰囲気がタップリあったほうが嬉しい、って意味で。
ともあれご報告ありがとうございました。 最近、「パワフルな赤」にはなかなか手の伸びないヘナチョコ酒飲みの師範ではありますが、 参考にさせて頂きます。


門下生第十四号Kaz Asano殿より。 (報告日:2001年6月25日)
Rust En Vrede Estate Wine 1993
8000円位(3L)

このワイナリーは数ある南アのワイナリーの中でもトップクラスで、 赤ワインの高級品を少しだけ生産する頑ななワイナリー。 Estateは、南アで「ボルドースタイル」と呼ばれてるカベルネ・ソービニオン主体のブレンドワインの93年ビンテージです。 (私自身はボルドーの高級品なんて縁が無いので何だかわかんない)

すっきりした樽の香り。 雑味が無いのに様々な味が複雑に交錯し、長く後に残る。 タンニンが柔らかに口を包んで後味もさわやか。

3リットルもあると熟成がゆっくりと進むそうで、 2年間も洋服ダンスの上に置いておいた(真夏の温度は???) のに全く問題ありませんでした。

写真は普通のと比べたでっかいボトルです。 抜いたコルクの直径は30mm弱。 注ぐときは両手で「よいしょ」。手が震えるほどの重量感。 本来はお店のディスプレー用のようですが、 ワイナリーに行った友人から「これしかない」と電話をもらって買ってしまいました。 (しかも2本。木箱入りです)

お値段は現地ワイナリー店頭販売で350ランド(当時 約8000円) 日本に持ってくるとウン倍になるので安ワインに入るかどうかは 怪しいところですが紹介まで。

Vergelegen Sauvignon Blanc 1998
約650円

薄い黄色、SBらしいさわやかなフルーティーな香り。 ほんのすこし枯草の香りもあり。

先日、近所のエスポア・アオミという酒屋さんで試飲会にでた白ワイン (独・仏のリースリング、シャブリとカリフォルニアのシャルドネ) と互角以上に渡り合えると感じました。

そこそこの酸味と後味はほんの少し甘い感じ。 もっと酸味が強く、甘味が残らないのが好みだけど南アフリカの白ワインはすこし甘いような気がします。 ということでウチの奥様は赤Onlyです。

なお、先述のようにこのワイナリーの白ワインは香りがさわやかなのが特徴です。 あまり辛口ではなくてフルーティーな香りがお好みの方には オススメの一本です。

---師範より---
お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
1本目の赤は約8,000円ということですが、750ml換算で2,000円なんで採り上げさせて頂きました。 「日本に持ってくるとウン倍になる」とのことですが、南アフリカのワインってそうなんですか? フランス等だと、(激安ワインを除けば)それほど酷い内外価格差はないという認識でいます。 南アフリカだけ何らかの特殊事情でもあるんですかね。
ともあれご報告ありがとうございました。 見つけて稽古するのは難しいワインかもですが、参考になりました。


門下生第三十二号あんぱん殿より。 (報告日:2001年6月11日)
Macon Village 1999

生産者 Domaine de Roally
生産地 France Bourgogne
買った店 たまプラーザ東急
値段 1,950円

ほんのちょっとだけ緑色が入った明るい薄黄色。香りがすばらしい。 風のない初夏の早朝に森を散歩していると、 どこからか夜来の湿気をともなって甘いバラの香りが漂ってくる、という感じ。 味はとろりとしているが抑えの酸があるのでべた付かず、最初はほんのりと柑橘系の苦味があった。
充実している。ボリュームがあるが品がある。ちょっと買い置きたい。

食事は
1:サーモンのバター焼き
2:ブロッコリーのごまマヨ醤油和え
3:かぼちゃとプルーンのサラダ
ん〜マ〜ヴェラス。 1には熟したレモンのように。 2への合い方はちょっと複雑で多角形コーナリングって感じ。 香ばしさ、酸味、旨み、洋風、和風ぜ〜んぶ入ったごまマヨ醤油はずるいけど偉大なり。 3も実はヨーグルトとマヨネーズで和えてある。 ねっとりとしているけど酸味があるところが相似形。
問題はカロリーと脂肪。可及的すみやかに対応しないと、 この夏はトランクスに逃げることに・・・。

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
やっぱりこの時期は白ですな。ジメジメした梅雨こそ白。 真夏だと泡が良かったり、いっそビールだったり、 エアコンの効いた部屋で赤がオツだ、なんて考えたりしますからね。
で、ご報告頂いたワイン、なんだか読むだけで良さげな雰囲気が伝わってまいります。 そういうの良いっすよね、涼やかだけど厚みがあると言うか、 一見スレンダーな浴衣美人だけど中身はプリンプリン、と言うか。 カロリーは…気にすることないでしょう。 スッキリ白ワインはコッテリ赤ワインの10分の1のカロリーだそうですから(大嘘)
ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくでございます。


門下生第五十二号占部 正尚 殿より。 (報告日:2001年5月22日)
CHATEAU FONTAINE ROYALE 1995

CRU BOURGEOIS
AOC:LISTRAC
生産者:M.CHANFREAU
購入店:パトリオット
輸入者:(株)ワイン(長野県茅野市)
値 段:950円

メドック地区の中でポイヤックやマルゴーのようなスターの陰にあって、 目立たないけど渋い存在のリストラックですが、 それだけに良い味わいのものが手頃な値段で出ているように感じます。
色は朱色がかった赤紫で極めて濃く、粘性も比較的高いです。 インパクトのある樽香が漂い、ドッシリとした印象です。 ボディ自体は重いのですが、樽香が強い割には味わいにエグ味はなく、 甘みが隠れた場所から全体のコクを支えるような感じです。 渋味や酸味も適度で全体のバランスは良好です。 2時間を経過しても香りは衰えず、最初のインパクトを保持しています。 甘みがバニラの風味を帯びてきて柔らかく膨らみ、マイルドなまったり感が出てきます。 4時間後もボディが衰えることはありません。
掘出物の多い店ではありますが、これだけ造りがしっかりしていて950円とはお得感満点です。 私の常飲フランスワインの筆頭になりそうです。 それにしても輸入者名はすごいですね。 この情熱というか想い入れが良いワインを日本に導いてくれた原動力でしょう。

CHATEAU FIATES 1997

AOC:BORDEAUX
生産者:CHATEAU FIATES
購入店:パトリオット
値 段:950円

シャトー・フィアット、自動車会社みたいな名称ですが、 仏ワインでは最近当たりの品が多くて満足度が高く、これも果敢に稽古です。 が、ボルドーでハズスとこんな感じ、という典型的な例となってしまいました。 (この前週は上記のリストラック産のおかげで幸せな週末を過ごせましたが)
たしかにボディは重いし、樽香や渋味・酸味も鮮明に認識できるけれど、 味わいの要素がすべてバラバラに存在しています。 薔薇の花びらを集めて固めた棒をしゃぶっているような感じ、 あるいは腰の弱い大辛の日本酒を飲み込めずに困っているような感じです。 まあ古いタイプの人間ですので、それでも全部飲みましたが、 時として酒に対する愛情はつらいものがあります。
同じ売り値なのに、リストラック産と比べると天と地の開きがあります。 これがボルドーACと村名ACの実力の差でしょうか。 (安くて美味なボルドーACも確かにありますが・・・) 実は前日にもキャンティでハズシており、仏伊の二大ワイン大国に裏切られたトホホな週末・・・ 週明けの月曜日は出社拒否したくなりますよね。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
950円でリストラック・メドックのブルジョア級、これはなかなか安いですね。 訳ありで安いんならありがちな話ですけど、中身もバッチリだったとのこと。 仰っしゃる通り掘り出し物かと存じます。 日本中の輸入業者が「そんなのアリ?」と地団太踏みそうな思い切った名前の輸入元、 これもまたグーであります。
対して、ヘコヘコのボルドー、これはまぁこのクラスにはありがちな話ですね。 授業料というか、空腹は最大のご馳走というか、 ペケワインを知る事で美味いワインに出会えた時の喜びに磨きがかかる、 ってことにしましょう。 …なんて言ってますけど、実際腹立ちますな、ダメダメワインは。
では、またのご報告をお待ち申し上げております。


門下生第五十四号やる気プー左衛門より。 (報告日:2001年5月16日)
Beaujolais Villages Nouveau 2000

Appellation Beaujolais-village Controlee
CHARLES DRAPIER
葛飾区 金町セブンイレブン
1980→1300円

さすがに6ヶ月経ったヌーヴォーを買う人は少ないらしく、 大量売れ残り物を1980円→1300円で売っていました。 ヌーヴォーのセブンイレブンの常温(25℃?)の6ヶ月熟成物はうまい訳ないだろー? と思っしましたが話のネタに購入。

よくコメントに書いてある、 「フルーティ」を絵に描いたような味ですが、 荒波を生き抜いてきたヌーヴォーに愛着を沸きました。 まったく劣化を感じる事もなく、嫌な酸味もありません。 若干コクありでまろやかになっており、 ゴクゴクゴクいってしまいました。 アルコール12.5度の爽やかジュースでした。

近所のコンビニで見かけたら話のネタに購入してはいかがでしょうか。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。
コンビニ売れ残りのヌーボーと稽古されるとは、なかなか目の付けどころがチャレンジャーですね。 が、しかし、一流ドコロのクリュ・ボジョレーでさえ1,000円以下で買える昨今、 売る時期を逸したヌーボーの1,300円は、まだまだ高いと見ます。 内容的にも、アルコール含有爽やかジュースとのことですし。
…と、若干辛口コメントとなってしまいましたが、今後ともご精進の程、よろしくお願い申し上げます。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年5月7日)
CARMEN RESERVE PINOT NOIR/1999

チリ/赤/1,180円

何回か飲んでて、そこそこ印象の良いカルメンのレゼルバ表示付き。 かつチリものとしては珍しい気もするピノを稽古することに。

濃い。濃さを象徴するように色は黒がかった紫。 香りは松っぽい青さと腐葉土とまではいかないまでも土っぽい感じがベースにありつつ、 黒糖とかカラメルっぽい感じがからむ香り。 14.5%と、かなり高めなアルコール度どおり、かなりなアルコール感。 かと思えば新世界的な甘さを待っていて、 なんて高い糖度の葡萄を造ってるんだろうって所に感心しきり。
そこそこ良い感じではあるのだけど、ピノらしさは感じられず、 基本的に安新世界のバージョンアップ版って印象。 でも14.5%のアルコール度と甘味感の両立はやっぱすごいかも。

残した分を翌日、飲んだらば味、香り共にカラメルっぽさがより強く出てる感じ。 香りでは濃厚な赤果実っぽさが出てる。 アルコール感は相変わらずだけで土っぽくザラつくような舌ざわりが。 全体には青っぽさが消えたのと、甘さが薄まった気がするのが、より良い感じ。

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
最近、チリ産のピノ・ノアールを見かけるようになりましたね。 南北に長く、海岸から高地までよりどりみどりの地形を持つ国ゆえ、 どんな品種にも対応可能って、ことでしょうか。 で、チリのピノだと、師範はコンチャ・イ・トロとか コノ・スルとか、古くは ウンドラーガとかと稽古しておりますが、 総じてあまり良い印象はありません。 ピノの持ち味である"パーッと華やか"な感じがなくて、なんとなく甘苦くて重くて、 カベルネとかと同じような造り方や出来上がりの想定をしているような印象が禁じ得ませんから。 しかし、葡萄自体のパワーはあるんだと思いますので、今後の醸造技術向上に期待、ってところでしょうか。
ともあれ、お手頃価格のピノ・ノアールが増える事は師範にとっても大歓迎だったりするんで、 ご推薦頂いたカルメンのピノ、是非稽古してみたいと考えております。


門下生第五十三号かず殿より。 (報告日:2001年4月29日)
Chianti Classico 1998

Fontodi
Rosso
ワインハウス マスモトヤよりオンラインで購入
\1,700
輸入元 (株)ミレジム
稽古日 4月28日 自宅にて

Chiantiはどちらかと言うと”安いけどそれなり”と言うのが一般的なイメージだと思います。 世界的にフィアスコに入ったChiantiがそのイメージに大きく影響しているものと考えられます。 が現実は、トスカーナ地方から生み出される、いわゆるスーパーヴィーノダターヴォラは、 DOC/DOCGのChianti地区産でサンジョヴェーゼ主体で作られているものも少なくありません。 ひとつの大きな要因は、Chiantiの名で売るよりイメージが良く、高く売れるからです。 また反対に、ChiantiあるいはChianti Classicoを名乗っていながら外来種である、 カベルネソーヴィニオンやメルローを混ぜているものも少なくありません。 このような玉石混交の状態で頼れるのはやはり、 ブルゴーニュと同じく、作り手と言うことになろうかと思います。 FontodiはChianti地区でも優良な生産者らしいです。

色はガーネットの入った透明感のある紫。抜栓当初はあまり香りが立ってきませんでした。 が時間が経つにつれ、師範のおっしゃる”汗臭く”洗練されていない荒っぽい香りのあと、 樽に由来するのでしょうか、杉の木や甘い香りがしました。 味わいは当初からアルコールと果実味のバランスが良く、 安いサンジョヴェーゼにありがちな嫌な酸味は感じられませんでした。 このバランスは、師範もおっしゃているような後半の崩れもなく、最後までキレイなままでした。 今日の昼に大食をしてしまった為、 野菜サラダとパンだけの粗食でしたが生臭さもなくおいしかったです。 Chiantiを安かろう悪かろうと思われている方、是非試して下さい。
過去に稽古したChiantiの中で、他にも個人的にお薦めできるものはたくさんあります。 これから追々ご報告したいと思います。

---師範より---
再度のご報告、ありがとうございます。 確かに、キアンティには「値段相応かそれ以下」なイメージがありますね。 おっしゃるように造り手を選べば良いモノもあるのかも知れませんが、 腐っても「イタリア最高格付けのDOCG」ゆえ、 もっと全体のレベルを上げるよう心がけて欲しいものであります。 …って、ここに書いても始まらないわけではありますが。
ともあれ、"Fontodi"という造り手、覚えておきます。ご報告ありがとうございました。


門下生第五十三号かず殿より。 (報告日:2001年4月28日)
Domaine de la Chauviniere 1999

Muscadet Sevre et Maine sur Lie
Chateau Thebaud
Blanc
タカムラ Wine House よりオンラインで購入
\930
輸入元 (株)アンフィニー 06-6243-2160
稽古日 4月27日 自宅にて

色は麦わら色。同種のワインと比べれば、濃い。香りはレモンやハーブ系、温度があがると洋梨なんかも。 厚みがありながら、きりっとした酸が非常にバランスを良くとっています。 実は過去にも一度カキフライと一緒に稽古していて、その時の大変な満足感が今回の再度の稽古につながりました。 今回は菜の花のペペロンチーノスパゲッティ。今回もよく合いました。 Muscadetを酸っぱいだけと思いこまれている方、是非お試しあれ。¥930はお買い得です。

---師範より---
ご入門ありがとうございます。 最近、門下生の皆さんからのご報告は白が多いですね。やっぱり季節柄でしょうか。
で、師範も「Muscadetは酸っぱいだけ」と思い込んでいるクチです。 色が薄くてキンキンするようなサッパリ感がミュスカデ(というか"シュール・リー製法") の特性だと思ってたんですが、造りによっては厚みのあるワインも出来るんですね。 勉強になります。
今後も、師範の先入観を打ち砕くワインのご紹介、よろしくお願い申し上げます。


門下生第四十六号大岡殿より。 (報告日:2001年4月20日)
MACON VILLAGES BLANC 1999

LOUIS CHEVALLER
やまや池袋西口店で980円で購入

週間宝石で紹介されましたというPOPみて購入。 華やかな感じで,けっこう厚みもあり,なおかつ妙に甘いということもなくお薦めです。

SANTA DIGNA SOUVIGNON BLANC 1999

MIGUEL TORRES

1999ジャパンインターナショナルワインチャレンジで3つ賞を獲得したというワイン。 こちらは上より熟したフルーツの香りあり,濃いですが,酸味とのバランスが良く, 飲んでいて飽きることがありません。 チリの白ワインというと樽香がかなりきついイメージがあったのですが, このワインに限っては違うようです。
頂き物なので値段は不明ですが,おそらく安ワイン道場の稽古対象だと思います。

---師範より---
ご報告、ありがとうございます。
下段の"Santa Digna"に関しては師範も稽古済みであります。 お値段1,200円のワインとしては破格の美味さでした。 「樽がキツくなくて酸が良い感じ」という印象も大岡さんとほぼ同じです。 師範はあまりコンテストとか賞とかは信用しない (というか審査員とは嗜好が違う気がする (っていうか一杯だけ「クチュクチュペッ」で判んの?あんたら))んですが、 これに関してはちょっぴり見直したワインでありました。
といわけで、今後ともよろしくお願いします。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年4月10日)
DOMAINE BOYAR CHARDONNAY & ALIGOTE / NV

ブルガリア/白/840円

ブルガリアの白っていうのは初めて。まあ、有名所ってことと、 アリゴテを使ってる(確か白の高級品種だったような)んで期待しつつ飲もうかと。

色は普通めより、ちょっと薄めな金色。 そして、香りなんだけどもリンゴとかレモンの果実香にシャンパーニュ的、 牡蠣っぽいっていうかカルシウムっぽいような香りがあって良さげな感じ。 味も香りに違わぬ印象。辛目のシャンパーニュ or カバから泡だけ抜いたみたいな酸味主体の味。 少なめなアルコール度11.5%ってのも、なんか泡ものっぽいし。

温度が上がってくるとイマイチ、キレが悪くなるけど、個人的にありな1本。 ただ狙って、こういう風にしてるんだったら微発泡に仕立てればって気がしないでもないような。

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
ドメーヌ・ボイヤールの白、師範も先日 シャルドネ 1999と稽古しておりますが、なかなかどうして たいしたワインでありました。ここの赤はイマイチに感じるのが多いんで、 白の方がイケてる造り手なのかもですね。
ちなみに、『アリゴテを使ってる(確か白の高級品種だったような)』とのことですが、 品種の高級度合いで言えばアリゴテよりシャルドネの方が上、 ってのが世間の通説であるような気がします。 ブルゴーニュ以外でアリゴテ使ってるのってあんまり見ないんで、 レア度合いではアリゴテの方が上かもですけど。
というわけで、今後ともご精進の程、よろしくお願いします。


門下生第五十二号占部 正尚 殿より。 (報告日:2001年4月4日)
花見を前にして師範より入門の許可をいただき、嬉しさのあまり花見用ワインを3本購入しました。 特に深い意図はありませんがフランスの赤に統一し、(1)一応はボルドーの村名AOC、(2)プロヴァンスの無名AOC、(3)テーブルワイン、 という松・竹・並という組み合せにしました。ちなみに私は桜の名所「小金井公園」から徒歩10分の好立地に居住しており、 花見当日は朝から家内と一緒にせっせと和洋折衷の重箱弁当をこしらえて出掛けました。
LA CHAPELLE DE LAFON−ROCHET 1992

AOC:SAINT−ESTEPHE
生産者:CHATEAU LAFON−ROCHET
購入店:パトリオット
値 段:2,150円

入門記念+花見前夜祭は、値段はともかく村名AOCでミーハーに祝いたいもの。 でもメドック格付4級のシャトーでこの値段は安いのでは。92年は比較的不作らしいので、これは飲み頃超過を意味する低価格でしょうか。 それともこの程度? まだ修業中ゆえ、ご教示いただければ幸いです。
ともかくも、安ワイン道場・武闘派(勝手に決めるか)としては理屈より前に舌と鼻で確認すべき。 粘性の高さ、チョコレートに近い色の濃さ、ズシーンとくるアロマ、もしかすると掘出物かも、と期待が高まります。 舌触りはドッシリとしており、酸味とホコリっぽい渋さが重厚感を醸し出します。
一時間後、香りが強まって微かにインク臭に近いインパクトが加わり、味わいも深まります。 三時間近く経っても香りは依然衰えず、重いボディの中にフーッと抜ける甘みと、対象的にタバコのような苦みが層を成しており、 ますます厚みを感じます。
もっと全体の膨らみやコク、まろやかさなど注文を付ければキリがないのですが、 突撃気分で購入した割には満足のいくレベルだと感じました。

COTES DU LUBERON 1998

生産地 :PROVANCE/FRANCE
AOC :COTES DU LUBERON
ネゴシアン:CELLIER DE MARRENON
輸入者 :富士貿易
購入点:パトリオット
値 段:800円

南仏の鮮烈なピリピリッとした抜けるような爽やかさ。 透明感のあるルビー色。味わいは酸味が最初に目立ちますが、渋味とのバランスが良く、すいすい飲めます。 甘みもそれほど強くなく、酸味を程よく下支えしている感じです。(一時間も経たないうちに一人で飲んでしまいました。) ちょっとした革の風味がイタリア的(CHIANTI風)でもあります。 トータルではライトなボディでありながら浮ついていないのが好印象で、重厚さを好む武闘派としてもこれならOKです。 (全部飲んでおいて文句はないでしょうよ。)
花見の席では春の陽射しを浴びながら、こういうスカッとするワインを気軽に陽気に飲みたいものです。 たぶん部屋の中で落ち着いて飲んだら全く違う印象になるでしょうけど。

BRINMOORE

生産地 :FRANCE(VIN DE TABLE FRANCAIS)
ネゴシアン:JEAN CLAUDE
輸入者 :重松貿易
購入店:かめや
値 段:480円

苺のような甘酸っぱい香り、味わいも甘みが目立ちます。 ただ、ほのかな酸味を伴った広がりのある甘さで決して嫌ったらしいものではありません。 タンニンのスモーキーな感じもしっかりと味わうことができます。テーブルワインながら、 味わいの層の厚さにフランスワインの底力を感じます。とは言っても、今後常飲するかどうかは分かりません。 たぶん、あと200円出してCOTES DU RHONEのお気に入りを買ってしまうと思います。

---師範より---
再度のご報告、ありがとうございます。
花見でワイン、良いですな。 花見に限らず屋外で飲むシチュエーションでは、難しいコトは考えず脳味噌ダラダラ状態でクイクイ!ってのが好きなんで、 道場の場合泡モノとかスッキリ系の白とかが登場しがちです。占部殿が飲まれたプロヴァンスの軽い赤あたりも良いかもですね。
お尋ねの『でもメドック格付4級のシャトーでこの値段は安いのでは?』に関しましては、 "La Chapelle de "と付いているんで、ラフォン・ロシェの御本尊ではなくセカンドっぽいですから、 まぁそういう値段もアリかな、と思うトコロでございます。
…というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。


門下生第五十二号占部 正尚 殿より。 (報告日:2001年3月26日)
CHATEAU BOUTISSE 1995

AOC:SAINT-EMILION GRAND CRU
購入店:パトリオット(東京都小金井市)
値段:2,180円

これまで掘り出し物の多い近所の大型酒販店で発見。 ラベルの内容と値段のギャップに疑いの念を抱きながらも買ってしまいましたが、私としては満足です。 色は意外にもやや透明感のある赤紫色で、すみれの香がふわーっと漂います。 舌触りは極めてなめらかで優しく、バニラの香が甘い膨らみを与えてくれます。 Medocのズシーンとくる重みのあるボディとは一線を画し、 どちらかといえばCotes du Rhoneに近いノリを感じます。女性好みの味わいかもしれません。

しかし、一時間後にタンニンの渋みが自己主張を始め、ボディに重みを加えてきます。 さらに、二時間経過した時点で甘みを保ったまま酸味が強まり、 全体的に複雑なハーモニーを奏でます。それも雑然としたものではなく、 ひとつひとつが役割をわきまえて舌を包み込んできます。 若干の苦味ですらアクセントとして心地よく感じます。 ここまでくると、ワイルドなボリューム感が好きな武闘派ワイン党員のニーズにも応え得るボディに変身しています。 三時間経っても依然としてバニラの香が漂い、 我慢できずに一気に飲み干してしまいました。これで2,000円台前半なら全く文句はございません。

ここまで書いて念のため稽古日誌を調べると、師範も以前に飲まれているご様子。 それから多少時間も経過し、今回の報告品はヴィンテージも2年古いので、 益々熟成度が増しているものと思われます。

---師範より---
ご入門、ありがとうございます。
シャトー・ブティス、確かに1年半前に1997と稽古しております。 その時のコメントとして、『このワインの本領発揮は数年後か』なんてエラそうなことを書いておりますが、 確かに1995を今飲んだら良い感じに熟成しているかもですね。
ともあれ、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十二号野澤殿より。 (報告日:2000年3月12日)
1)Smith Woodhouse "Madalena" 1988
やまやで 2,980円

先日、稽古日誌を拝見していたところ、ルビーポートを召し上がってお気に召さなかったご様子。 確かにルビーポートの持つ(味覚を麻痺させるような)”強さ”が苦手な方もいらっしゃるかもしれないと思いますが、 ポート好きな私としては比較的手ごろな値段で満足の行くポートがあることを知っていただきたく報告を差し上げた次第です。

道場の基準ぎりぎりになってしまいますが、ポートは長く、大人数で飲めるのでご勘弁下さい。

ヴィンテージポートで88年というと若いように思われるかもしれませんが、 もう味わいはまとまっており、飲み頃に入っています。マラスキーノのような香りがあり、 味わいにもブラックチェリーのような風味があります。 ヴィンテージポート全般に言えるのですが、甘さが非常に上品です。口当たりの柔らかさも印象的でした。
"Madalena" と名前がついていますが、Taylorの Quinta de Vargellasのように、 特別良くも悪くもない年のものをこの名前で出しているのかも知れません。 そのため、若くして飲めるのかもしれません。逆にみずみずしさを残している今が飲み頃だと思われます。 先日、同じ作り手の1980を飲みましたが、コストパフォーマンスでは Madalena 1988 のほうが勝っていました。

また、稽古日誌の中でブランデーとかもお金をかけないと駄目かもしれないとありましたが、 探せばいいものが見つかると思います。道場の基準であれば

コニャックなら
Delamain Pale & Dry XO (信濃屋で 2,980円)

ラムなら
Pampero, Ron Anejo "Aniversario" (2000円ぐらい)

なんかがいいと思います。(もうお試しかもしれませんが。)
前者は、ぶどう香りと樽の香りの調和がうまく取れた、やさしい印象のコニャック、 後者は飲みごたえの有るラムです。勿論、これらに、ラムで言ったらラパランのような、 息を呑むような香りと壮麗さを求めてはいけませんが…。

お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
"Smith Woodhouse"のルビーポートは、以前に廉価版を稽古しておりますが、 その時の印象も惨澹たるものでした。というわけで、やっぱり"ある程度"お金をかけないとダメ、との印象は変りません。 で、ご推薦頂いたヴィンテージポートの2,980円という値段は、安ワイン道場的には"ある程度お金をかけた"金額であります。 やっぱりそれくらいは必要なんですね。もちろん、一日でマル一本、ってお酒じゃないと思うんで、 ある程度出しても問題ないとは思うんですけどね。
そういった意味では、(似非ポートだしルビーでもありませんが)豪州産のコレなんかは、 比較的手を出しやすい金額でまろやかさを味わえたように思います。
また、ハードリカーもご紹介頂きありがとうございます。 基本的に蒸留酒はワインでは無いと考えておりますので、稽古日誌に載せることはありませんが、 次の候補にはご紹介頂いたものを考慮に入れたいと思います。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年3月11日)
NeKeas Tempranillo Merlot / 1999

スペイン/赤/680円

ちょっと、スペインもの特有の果実感を期待しつつ、これはどうかって感じで飲む。

目立つイースト香、加えてヤニ臭い匂いと、スペイン的葡萄品種、テンプラニーニョの悪癖が目立つ感じ。 色は普通めな紫。味は、果実味は足りないものの、渋味微量、酸味少々、砂糖キビ的、適度な甘味といった感じ。 飲み進むとイースト香と酸味が目立ってきて単純化していく感じ。 そんなに悪いとも思わないんだけど気分としては、ちょっと物足りないような...

今まで飲んできたものの印象で、そう感じるのかもしれないけれど、 スペインものって細かいところで気になる所があっても、なんか一つ、 これっていうものを持ってるってのがあって、結果として良い印象であることが多い。 でも、これは何か気になる所がありつつコジンマリまとまってる感じ。

なんていうか、攻撃的スペインサッカーを見に行ったら守備ばっかりでカウンターもないサッカーを見せられたような、そんな感じ。

NeKeas Tempranillo Cabernet / 1998

スペイン/赤/980円

Temp-Merがちょっと思惑から外れたんで、比較&リベンジの意味(もっとも葡萄品種とかは、ちょっと違うんだけど)で、 ネケアスの上級ものも飲んでみたり。

んっ、こうモワッとした蒸れ綿布のような匂い、赤系果実の酸味に、ちょい苦味と甘味が入ったような香。 飲み始めはボルドー系の、ちょっと良いワインに似た感じ。だもんで、ああっ、こういう感じねっとか思いつつ飲み進む。 っが、そんな思いも束の間、なんかクリーミーな感じの香が... んー、そうそう、なんていうかコーヒーとかミルクチョコのような滑らかなまろやかさって感じで、なんとも良い雰囲気。 そうかと思いきや、積極的に香出ししてみる(そう、例のグラス回し、あんまり普段やらないんだけど)と、 またもや最初に感じたような蒸れ布+赤果実香が。 うーむ、変化とかじゃなくて状況で香りが変わるってのがおもしろい。もっとも、 時間が経つとグラス回しモード(ちょっと薄めの蒸れ布+赤果実香)になるんだけど。

最初の不安を吹っ飛ばすのに十分、攻撃的ってよりか技巧的なスペインサッカーが見れたって感じかな。ともあれ良い感じな1本。

同じ製造元のが並んでいたら、安め安めに行きがちな二代目だけど300円で、これだけ違うんだったら...なんて思ったり。

---師範より---
またまたご報告、ありがとうございます。
師範の購買基準でも、カベルネ/メルローの違いだけで300円違うんだったら安い方を選んじゃいますな。 でも、万が一980円の方に「リセルバ」みたいな表記があればそっちをゲット!かも知れません。 で、安テンプラニーヨ、師範は最近はどーも苦手だったりします。 どっぷり水に浸かった大量のタバコの吸い殻みたいなヤニっぽさというか、 『どーせオイラはボルドーさんみたいな優等生じゃねぇからよ』みたいな斜に構えた感じというか、 そこらへんがなんだかイケてない気がして、あんまり道場にも登場していないんですよ。
とは言え、お勧めのワインは混醸モノでもあるし人の嗜好は変るものなんで、久しぶりに稽古してみようか、ってな気分になりました。


門下生第三十二号あんぱん殿より。 (報告日:2001年3月9日)
SCHARZHOF RIESLING QBA 1997

生産者 EGON MULLER
生産地 ドイツ MOSEL-SAAR-RUWER
買った店 たまプラーザ東急
値段 2200円

今日は雛祭りということで、メニューは穴子とイクラのちらし寿司と蛤のお吸い物、 菜の花のマヨネーズ辛し和え。 手持ちに適当なものが無かったので、高いと承知で飛び込んだ、たまプラ東急。 「た、高い・・・」 ちょっとたじろぎながら、購入したのが上記のリースリング。 あんぱん一家には「寿司飯にはQBAリースリング」という格言あり。

厚い酸味と炭酸が舌先から喉もとに向かって野焼の火のようにちろちろと這い上がる。 甘さはさほどでもなくこの種のものの中では辛口。 ちらし寿司とはなかなかの相性。惜しむらくはイクラ。あまり質の良いものではなく若干生臭さ増幅装置として稼動。 逆に菜の花のマヨネーズ辛し和えでは甘さ感倍増計画。喉の奥の方で感じる、 えぐみのようなものも菜の花のえぐみと予定調和。

ということで、ジンジンする石油香もあまりなく、雛祭りメニューにぴったしでありました。 前報のシェリーでは師範の逆鱗に触れ、一時は破門も覚悟したわたくし。 今度こそ捲土重来・・・ まてよ・・・師範はうすら甘いリースリングはお苦手だったのでは・・・。
OH! NOooooooooooo!!

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
ご報告が師範の苦手分野であっても、それはそれで全くオッケーであります。 むしろ師範の苦手系を補完する門下生はありがたい存在だったりするわけでございます。
で、ご報告頂きましたワイン、 厳格を旨とする独逸国の中でもひときわ高い評価を得ている "エゴン・ミューラー"の造りと言えども師範にはちとお高いなぁ、と。 1,500円くらいだったら「レッツ稽古!」なんですけどね。
あと、魚卵とワイン、この組み合わせは難しいですね。 イクラだったらまだイケるものもあるかもですけど、 数の子や明太子は「ワインを拒絶する食物」だと思ってます。
というわけで、楽しいご報告、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十四号堀田殿より。 (報告日:2001年3月7日)
LOVICO SUHINDOL CABERNET SAUVIGNON 1992 ESTATE SELECTION
ロヴィコ・スヒンドル カベルネ・ソーヴィニヨン エステート・セレクション
ブルガリア \1,000

正直言って、まったく期待しておりませんでしたが・・・。

グラスに注ぎ、香りをかいだ瞬間に言葉を失いました。 豊かな樽香に湿った土の香り。まるでコニャックのように豊潤。 でも、ここで我に返って、その先はもう期待しないようにしました。 南米などでよくあるように、香りは抜群なのに、 飲んでみたら甘味が強くて・・・というパターンなのではないかと。 しかし、その予想をまったく裏切ってくれました。 味わいは思いのほか引き締まっていて、酸が豊か。 タンニンもほどよくこなれていて、申し分なし。 ボルドーと比べて遜色ないどころか、 ある程度名の通ったシャトーの\5,000くらいのワインにも匹敵しようかという実力。 余韻も程よく、上品なヴァニラ香がじんわり残ります。 後味が粉っぽい所だけが難点。 いやはや、\1,000でこんなに感動したのは久しぶり。 先入観を捨て、まっさらな気持ちで稽古することが、 安ワイン者の務めであると、心新たに致しました。

と、ここまで書いて、師範の過去の日誌を拝見したら、 このLOVICO SUHINDOLのMERLOTを稽古されているようでした。 しかし、はっきりと「ダメダメ」とのコメントが・・・。 値段から察するに、まあグレードも違うようですし、 これは突然変異酒とでもいうべきものでしょうか。

---師範より---
お久し振りのご報告、ありがとうございます。
お気づきの通り、師範もLOVICO SUHINDOLのワインとは既に稽古していて、 惨澹たる印象があります。但し、品種もグレードも生産年も違うし、 堀田殿が稽古されたワインと全く違っててもそれはアリだろうと思います。 想像するに、師範が飲んだワインは、 そもそも実力不足なものが必要以上の期間熟成させることによってますますヘナチョコになったが、 堀田殿のは、そこそこの実力ワインをちょうど良い期間熟成させてピークに当たったんじゃないか、と。
というわけで、今後ともよろしくお願い致します。


門下生第五十一号燦樹利庵(サンジュリアン)殿より。 (報告日:2001年3月5日)
1998 ヴィティアーノ ロッソ

ウンブリア IGT (イタリア ウンブリア州)
購入先:アサヒヤ ワインセラー(東京) 1480円

値段を考えるとよく出来たワインと思う。 メルロ33% カベルネソーヴィニオン33% サンジョベーゼ34%。 国際的な品種とイタリアの伝統品種を合わせたワインで、 スーパートスカーナワインを少し感じさせるサンジョベーゼの特徴と多分メルローから来る円やかさ微かに感じるカベルネの青っぽさが上手くマッチしたデイリーワインです。 決してスーパートスカーナレベル、たとえばルーチェやティニャネロ、オルネライヤのような凝縮感は持っていませんが、 ルーチェのセカンドであるルチェンテとそこそこ良い勝負が出来るレベルです。 何よりも感心したのは、開けた翌日の方が香り味とも数段優れていることです。 日ごろ飲んでいるボルドーやブルゴーニュのワインではまず翌日が美味しいなんていう経験は皆無ですが、 同じくイタリアのバローロや先に触れたルーチェなどは開けた翌日の方がずっと美味しいことがありましたが、まさにこの安ワインも同じ軌道を示すようです。 このワインなら、スパゲティはじめお気楽イタリア料理、サバの味噌煮等の和食と何にでも合いそうです。探して飲む価値あり。

---師範より---
再度のご報告ありがとうございます。
「探して飲む価値あり」とのことですが、探さずとも既に飲んでおります。 香りには品種の個性が感じられるけど飲み口はスムーズな、 良い意味でイタリアらしいワインだったという印象があります。 昼にレストランで飲んで、夜に持ち帰って自宅で飲んでの二回興行でも 十分イケましたんで、仰っしゃるように抜栓後時間が経っても 楽しめるワインだったようでもあります。

ちなみに、道場に掲載している全ワインのリストは「出身地別名鑑」 に記載しております。ご活用下さい。


門下生第五十一号燦樹利庵(サンジュリアン)殿より。 (報告日:2001年3月2日)
シャトー バリ 1998

コート ド ボルドー サン マケール AOC / フランス ボルドー地方
880円 (酒のやまいち)

程よい甘さとダルにならない程度の酸味が、ワインにくどさを与えない。 飲んだ後の余韻は長くはないが、ソービニオン・ブランの特徴が気持ちよく感じられる。 最初の印象はよく出来た甲州の甘口のワインと言う感じであるが、 先の述べた酸味がずっと上品な後味を残す。 甘みとしてはドイツのアウスレーゼクラスの程度、貴腐果混と思われるが、 ソーテルヌの貴腐ワインにあるような蒸れた麦わらのような貴腐香はない。 よって、初心者が飲んでおいしいと感じる典型的なワイン、良いソーテルヌは確かに美味しいが、 月一回 くどく、甘すぎて飲むのがつらいが、このワインなら週一回飲めるかなと思います。

---師範より---
880円で美味い甘口だったらめっけもんですね。 ご報告、ありがとうございました。


門下生第五十号miujiji殿より。 (報告日:2001年2月27日)
EOS プティ・シラー1997

California
1,930円 (Wassy'sより)

私が今まで飲んだ中では、 ターリーのプティ・シラーと似た感じで(アルコール16%)、 葡萄の特徴からかなりスパイシーかつ甘味も充分あり、満足度は高いと思います。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
なんつっても特筆すべきはそのアルコール度数の高さでね。 そういうワインには(安ワインの範疇では)なかなかお目にかかれませんので貴重なアイテムであります。 もし見かけましたら是非ゲットして稽古いたします。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年2月23日)
BANROCK STATION Shiraz Cabernet Sauvignon/1999

オーストラリア/赤/500円

ラベルがシンプル&シックで、ちょっとセンス良し。
基本線ではサトウキビっていうか、砂糖系の甘い香り。そしてグラスを思いっきり回したりと、 香りを立てた状態で蒸れた綿布のようなモワッとした感と酸味系の赤果実香が出る。 そして、舌に響くような酸味+渋味少々という、なんていうか香からイメージする所と正反対っていうか、 でも釣り合いは取れてるような、そんな味。
うーん、例えるなら、顔はマッタリした美人、 して性格はスパっとナタで割ったようなスカッとしてるような感じか。

LINDEMANS CAWARRA SHIRAZ CABERNET/1999

オーストラリア/赤/500円

続いてもオーストラリア、シラー&カベルネと葡萄品種まで同じなもの。
まず、鼻にくるのがトースト的香ばしい系+ブラックベリーのような、 ちょっと渋甘系な赤果実の香り。ちょっと香を立たせめにすると、 蒸れた綿布のようなモワッとくる感の香 も感じられるように。 味的にはオーソドックスな安ボルドーのような酸、渋味が適度に感じられるものに、 シロップを数滴垂らして甘味感をほんの少しだけ加えたような味。

BANROCKに比べると地味めな感じでBANROCKを動とするなら、LINDEMANSは静のワイン。 そして一言でいうなら新世界のエッセンスを少々、加えたボルドーものって感じ。

でも国、年、葡萄が同じなのに中身は全然違ったものになるっていうのがワインの奥深さかと改めて思ったり...

---師範より---
度々のご報告ありがとうございます。
激安2本の比較、なかなか楽しそうでありますな。 混醸モノの場合ブレンド比率で味は大きく変わるんでしょうけど、 それでも違いが感じられたりするのは、安ワイン者にとっては嬉しい事実であります。 ("高ワイン者"な方は、「500円のワインに個性なんて無い」と思ってらっしゃったりしますから)
実は、本日"Banrock Station"の方は入手済みであります。近日中に稽古してみます。稽古しました
それでは、今後もよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十六号大岡殿より。 (報告日:2001年2月19日)
Chateau Climent-Pichon 1996

cru bourgeois Haut-Medoc
1,980円 (やまや新宿店にて2000年12月頃購入)

最初は師範もお薦めの シャトー リリアン ラドヴィ 95(1980円) を購入しようと思って、店員さんに、
「これ(上記リリアンラドヴィ95)って,ピーマンのような青っぽい香します? (私は若いボルドーの青っぽい香はちょっと苦手なんです)」
と聞いたところ、
「そうですねえ,やっぱりちょっとそういう香もありますね」
「そうですか・・・,やっぱり2000円くらいのボルドーだとそういう香は残っちゃうんですかね・・・」
「そんなことないですよ,これなんか青っぽい香はないですね」
というやりとりの中で勧めてもらったのが,上記ワインです。

ボルドーのクリュウブルジョワをあまりいいのにあたったことが無かったのですが、 これはおいしかったです。綺麗に熟成していて、雑味のない甘いリキュールを飲んでいるようでした。 先日飲んだランシュバージュ93ほど凝縮はしていませんでしたが、 味的には似たところがあると思います。機会があれば、是非おためしください。

---師範より---
毎度のご報告、ありがとうございます。
店員さんに相談してナイスな一本をゲットされたとのこと、 羨ましい限りです。 師範ときたら臆病者ゆえあんまりお店の人に相談するってことが出来ず、 天性の勘のみで買うことが多いんで、損していることが多いのかも知れません。
と、お店のお勧めを聞けない師範ですので、門下生の皆様からのご報告はなおのこと有り難かったりします。 今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十七号sorap殿より。 (報告日:2001年2月2日)
LIBERTAS CABERNET SAUVIGNON 1998
リベルタス カベルネ・ソーヴィニヨン 1998

生産地 南アフリカ
区分 赤
値段 590円

カベルネ・ソーヴィニヨン100%。果実味たっぷりのミデイアム・ボディ。 やや辛口に感じるが、なめらかで飲みやすい印象。 南アフリカのワインは、ここまで稽古した数本(KWV ROODEBERG 、TABLE MOUUNTAIN CABERNET SAUVIGNON 他) いずれもなかなかの実力。おまけに低価格とくれば、今後頭角をあらわしてくるに違いない国。 このリベルタス、シリーズで、ピノ・タージュ、シャルドネ、マスカットもあるので試してみたいと思います。

---師範より---
再度のご報告、ありがとうございます。
ご報告頂いたワイン、師範も3年以上前に1995と 稽古済みであります。 それによると、ちょっとsorapさんの印象とは異なるようですね。
南アフリカと言えば、当地に在住されていた、門下生第十四号"Kaz Asano殿"の ご報告によると「1996はハズレ年」とのことですので、 今後集中的に稽古されるのであればご参考にされて下さい。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十九号York殿より。 (報告日:2001年1月29日)
Falesco Montefiascone Vititano 1999
ファレスコ モンテフィアスコーネ ビティアノ

生産地 イタリア
区分 赤
値段 11ドル

店の人にすすめられるままに買ってみたワインです。
開けてみたらなかなかの香り、飲んでみたらするすると。 キアンティ調と申しますか、おっ、という感じで、がぶ飲み可能値がとても高いワインでした。 タンニンはそれほど強くなく、樽の香りも程よく、つまらなくない程度に軽く、おお、そうかそうか、 という調子で頷きながら空けました。基本的に夕ご飯がワイン、の事が多い私は、合わせる料理はございませんが、 軽く冷やしたら、もしくは冬の日には外にちょっと置いておくと、ぐいぐいいけるワインだと思います。 いやいやいやーこれがまたもう、というような気持ちで杯が進みます。

Dry Creek Valley Belvedere Zinfandel 1997

生産地 カリフォルニア
区分 赤 ジンファンデル
値段 15ドル99セント

ジンファンデルは目下自分が意欲的に取り組んでいる稽古相手です。 さすがの深紫。今回のジンは、どうもアルコール臭が鼻につきます。 スパイスの香りも充分なのですが、喉にもアルコール感が否めません。 ピリピリくるようなスパイスは、ジン特有のものなのでしょうが、カリフォルニアワイン特有の、 直球的な所はさておいても、スパイス感ばかりが際立って、 フルーツ香が影を潜めているのは残念です。 Cabernet Sauvignonの出来そこないかと思ってしまいます。危険です。
余談ですが、ツナサラダには全然合いませんよ、このワインは。 貧乏一人暮らしは献立に気を使いませんが、食えりゃー良い、飲めりゃー良いでは・・・反省しきり。

Grgch Hills Zinfandel 1996

生産地 ソノマ・カウンティ カリフォルニア
区分 赤
値段 29ドル99セント

と、言うわけで、別のジンファンデルを開けてみる。 色は紫がかったディープレッド、ジャムのような、ベリーの香りがする。 かすかにバニラ、スパイスもそれほど尖がっていないようだ。 口に含むとぎゅっとタンニンが舌をひきしめ、ペッパーの後味、金物系、酸味、ドライであります。 良いです。サンフラワーとセサミの入った全粒紛のパンは、このワインには少々甘口過ぎるようです。 ぱりっぱりのペッパー感がありながら、ベリーな香りがして、これぞジンファンデルの面白さ。 これには、鹿肉、ラムチョップ等、スパイスを効かせたお肉が合いそうです。 単独では、ちょっと尖りすぎかもしれません。

---師範より---
遥か遠方、米国東海岸からのご入門、ありがとうございます。 皆様のお陰で「安ワイン道場」がグローバルでインターナショナルなページみたく見えて、 師範も大喜びであります。
で、お勧め頂きましたワイン、あんまり日本では見かけないワインですね。 特にジンファンデルは日本ではあんまり受けないのか、種類が少ないないようです。(師範にもいまいちウケが良くないかもです) というわけで、あまり見かけない & あまりウケない & (Grgch Hillsは)安ワインと呼ぶには微妙なお値段、 ということもありまして、師範が稽古してみる可能性はドーンと低いわけですが、 米国にも数多くの安ワイン道場ファンが居ないとも限らないわけですんで、 今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2001年1月22日)
Albert Lucas Bourgogne Rouge 1998
(アルヴァー ルカー ブルゴーニュ ルージュ 1998)

生産地 ブルゴーニュ
区分 赤
値段 1,080円

フランス語は良く知りませんが、Albertは多分「アルベール」と表記するのが普通ですよね。 インポーターのラベルには「アルヴァー」となっていて、これだけでも既に怪し過ぎ。 ニュイ・サン・ジョルジュにあるネゴシアンらしいのですが、 どんな資料やホームページを見ても名前が出てきません。 造り手がモノを言うブルゴーニュ・ワインにあっては危険信号。 河内屋酒販では何故かここのワインはいつ見ても大量に置いてあり、 自宅近くの河内屋新浦安店で不安を覚えながら買い求めた次第。 まあ、はずれても1,000円ちょっとだから授業料と思えば、ということで。
...飲んでみた結果なのですが、これが予想を大幅に(良い意味で)裏切るワインでした。 色は薄いし、こじんまりした印象はあるのですが、 素性の良いブルゴーニュ・ワインが持っている特質はキチンと備えています。 甘味と酸味のバランスも悪くありません。 有名造り手のACブル(ルイ・ジャドやミシェル・グロなど、大体2,000円前後か)と比べてもほぼ遜色ありません。 それでいてこの値段ですから、デイリー・ワインには最適ですね。
今度はもう少しグレードの高いものを試してみます。 なにせコート・ド・ニュイの1級ものでも「破戒」にならないような値段で買えるので、 怖いものなし状態です(^^)

---師範より---
ご入門、ありがとうございます。
おっしゃるように、"Arbert Lucas"だと普通は「アルベール・リュカ」でしょうね。 で、確かに無名ネゴシアンのACブルゴーニュでも結構イケるものってありますね。 でも、だからと言ってそのネゴシアンのワインが上級レベルのものまでオッケーかと言うとそうでもなかったり。 いろんなとこからワイン買って来て詰めて売ってるんでしょうから、 玉石混淆と考えておくのが安全と認識しております。
ともあれご報告ありがとうございました。今後ともよろしくお願い申し上げます。
追伸:
この造り手について読者な方からご報告があり、 『Albert Lucasですが、実は大手ネゴシアン、ラブレ・ロワによる河内屋のプライベート・レーベル的なものらしいです。』 とのことです。


門下生第四十七号sorap殿より。 (報告日:2001年1月14日)
HARDYS STAMP SERIES RED 2000
ハーディ スタンプ シリーズ レッド 2000

生産地 オーストラリア
区分 赤
値段 690円

ハーディは南オーストラリア州では有名なワイナリーで 「最も信頼できる良質のガブ飲みワイン」という評価を得ているらしい。 で、軽口だろうと思ったら、意外にコクがあるミディアムボディ。 香りも味もSHIRAZとCABERNET SAUVIGNONがうまく調和。 口に含んだ瞬間から適度なタンニン分を含んだ味わいが広がって、なかなかやるではないか。
オーストラリアのワイン、前にうちのWIFEが1万円もする代物を買ってきたのですが、 めいっぱい「厚化粧」(樽香そんなに強調しなくても・・・・・・)。 今回、かえって下手に長期樽熟成なんかしてない方が、うまいのではないかと思ってしまった。 ラベルはカンガルーの切手をあしらったものでかわいい?。 シリーズというからには、白とロゼもあるのかもしれませんが、未発見です。

---師範より---
ご入門、ありがとうございます。
「最も信頼できる良質のガブ飲みワイン」というフレーズ、 威張ってんだか謙遜してんだかって塩梅がとってもナイスであります。 万が一そのまんまの文言がラベルの裏なんかに書いてあったりしたら、 嬉しくて思わず買っちゃいますな。 …なんてヨタ話は置いといて、690円で美味いとなれば見つけ次第に 是非稽古!であります。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第四十五号二代目殿より。 (報告日:2001年1月11日)
Concha y Toro Sunrise Cabernet Sauvignon 1998
コンチャイトロ サンライズ カベルネソーヴィニヨン 1998

生産地:チリ
区分:赤
値段:980円

超有名所、半年以上ほっといたメジャーものを。
うおっ、あっ甘い、やっぱ甘いかとか思いつつ飲み始める。 どうも世間では評判良くないとおりかなあとか、 思いつつ飲んでるとイーストっぽい香りとそこそこの酸味が出てくる。 満更でもないかなあとか思いつつ飲むのだが、 どうもそこそこ美味いワインが熱劣化した感じに似てるなあなんて思う。 あっ、これって一夏越えてるなあ、なんてことを思い出したりして.....
うーむ、逆説的に熱劣化で飲み頃?ってな感じを受けたかなぁと、発見?した次第。

---師範より---
毎度のご報告ありがとうございます。
件のワイン、確かに日本一メジャーな輸入ワインかもですね。 ただ、なぜか師範は未稽古、"灯台下暗し"でありました。 それにしても、せっかく一夏越させられたのであれば、そうでないモノを同時に飲んで、 どんな風に違うか確かめられたら面白かったでしょうね。 よく「一夏常温で越させると劣化する」なんて言われてますが、 師範にはどーも眉ツバに思えてなりませんので。
ともあれ、今後ともよろしくお願いします。


「門下生」と聞くと師範より技術が劣るように聞こえるが、そんなことは無い。 現門下生諸氏のように師範より遥かに熟達者であっても全く問題ない。
更なる門下生の報告を期待する。宛先は こちら
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by 師範