門下生(1997/1998年報告分)


2001年報告分 2000年報告分 1999年報告分 1997/1998年報告分

門下生第十九号 川上殿より。(報告日:98年12月26日)

Ch. Montus '95

赤/アラン・ブリュモン/Madiran (Sud-Ouest / France)
\3,000

最近、雑誌などでよく取り上げられているこのワイン飲んでみましたら、最高です。
そんなに濃いワインではありませんが非常にバランスがとれていて、 チリのワインとはまた違った、味のハーモニーを感じます。 香りも強すぎず弱すぎず、タンニンが適度に舌に残って非常に繊細なワインです。 クリスマスに飲んだせいもあってか、スパークリングと一緒に飲み干してしまいました。 あまり高いワインを飲んだこともないので、よく分かりませんが、 とりあえず今まで飲んだ中では一番おいしいと思いました。
少々高いですが、機会があったら師範も是非飲んでみて下さい。

---師範より---
ご報告ありがとうございます。
「雑誌などで取り上げられている」とのことですが、 雑誌などをあんまり読まない師範には初耳のワインです。 川上殿の道場を拝見しておりますと、 チリあたりと稽古を積まれているようですね。 チリの熟練者が認めるフランスモノ、なかなか期待できそうな一本であります。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第十七号 舞 殿より。(報告日:98年11月7日)

Chateau Beaumont '95

Haut-Medoc/Cru Bourgeois
\1,280(ハーフ/やまや)

ここのところずっとボルドーばかり飲んでいました。
それぞれ土臭さや渋みなど、 多少くせのある所がわたしは気に入っていましたが、それぞれの個性は、 と言われるとどう答えてよいものやら分かりませんでした。 今考えると、閉じていたものが多かったようです。 ぶんぶんグラスを揺らさないとなかなか香りが感じられない、等。
しかしこのワインは、最初からフローラルな香りがたち、 おおっという久々の期待を抱かせてくれました。色は美しい、濃い目のルビー。 一口目から口の中にやわらかな広がりを見せ、最後に心地よい渋みが残る。 スパイシーな感じはありません。 1時間ほどかけて飲みすすむと酸味が渋みよりも強くなってきました。 普通そういうものなのでしょうか? しかし、すっぱいもの大好きながらワインの酸味は苦手なわたしでも気になるほどの強い酸味ではなく、 味の変化を楽しむことが出来ました。
ちなみにメインの肴は牛タン。こってりソースの肉料理に合わせてみたいなぁ、と思い、 今度はフルボトルを買って何年か後に飲んでみるつもりです。

---師範より---
毎度のご報告(それも今回は文章タップリで)ありがとうございます。
お勧めのシャトー・ボーモン、師範も好きでありました。(ヴィンテージは違いますが) 昨年の7月12月に飲んでおります。 再購入はめったにしない師範としては、結構お気に入りでした。
でも、最近値段上がっちゃった(今はフルボトルで2,000円以上しますよね)んで、なんとなく遠のいてはおりましたが、 やっぱり美味いとのご報告であれば、またトライしてみることにします。
いやー、自分のお気に入りを推薦頂けるというのは嬉しいものです。 またよろしくお願い致します。


門下生第十八号 笠原殿より。(報告日:98年10月29日)
さる11/27我がワイン倉でテイスティング会やりました。 さて、簡単なワインのmenuの講評を・・・(一部抜粋)

Ch. La Rouviere '92

Bandol/\2,400

アタックの丸みを帯びた葡萄の濃縮感はたまりません。 でも、もっと熟成しそうです。

Chateauneuf-de-Pape '96 (Dom. du Vieux Lazaret)

\3,000

パプは若くても十分楽しめます。そう期待してチョイスしたのですが、裏切られませんでした。 これだからローヌはやめられない。

Cotes de Provence '96 (Dom. La Bernards)

\2,400

ユニ・ブランですが、個性的な香と独特な切れ味はなんだ!って思いました。 これいいですよ。飲んでみる価値有ります。

---師範より---
酒屋を営まれている御本職の門下生、大変光栄に存じます。
今回はテイスティング会で飲まれたワインのご報告ということでしたが、 是非『うちの一押し安ワインはこれだ!』ってやつをドドンとご報告頂ければ、と思います。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第十七号 舞 殿より。(報告日:98年10月28日)

Chateau Haut-Canteloup '94

Medoc/Cru Bourgeois
\1,680(マインマート大宮店)

香りはやや控えめで少し閉じている感じがするが、時間の経過とともにじれったいほど少しずつ、 広がりを見せてくれる。渋み<酸味のバランスが崩れる寸でのところで取れている感じ。 飲みすすんでもスッキリ感は変わらず。

Chateau Vieux-Riviere '94

Lalande-de-Pomerol
\1,750(グッド038)

フルボディとは言うもののあまり重くない。軽やかな広がりとまろやかさがあり、 非常に飲みやすい。飲みすすんでも飽きが来ない。

Chateau Roustaing '97

Bordeaux
\1,000(Y-Value)

フルーティ。タンニンは控えめでオトナシイ口当たり。

Domaine Lorgeril "Chardonnay"

Vin de Pays d'Oc
\1,400

樽の香りが心地よく、しっかりしていて飲みごたえあり。

BURLWOOD "Cabernet Sauvignon" '95

California
\1,000

心地よい樽の香り。力強さを備えている。ソースのしっかりした肉料理にさえ合う。

---師範より---
ここに掲載した以外にも沢山の御報告、大変ありがとうございます。
頂いた報告を拝見いたしますと、産地にも品種にも拘らずないご様子、 安ワイン道場としては大歓迎な「無節操飲兵衛」系門下生であります。
というわけで、「門下生十七号」という責任感(?)を胸にご精進頂き、 今後も楽しいご報告、お待ち申し上げております。


門下生第十六号 中西殿より。(報告日:98年6月23日)

CERASUOLO DI VITTORIA (赤)

生産地:イタリア、シチリア州 (ヴィンテージ見あたらず)
セパージュ:ネロ・ダーヴォラ、フラッパート
価格:900円
購入場所:銀座松坂屋(ワインフェア)
輸入業者:キムロス

感想:
ACブルゴーニュみたいな香り。赤系の果実のような香りが強い。 味には甘さあり、果実味もあり、旨い。少し苦みがある。お買い得。 おばちゃんが薦めるとーり6本買っておけばよかった と後悔。

RAWSON'S RETREAT Penfolds (赤)

生産地:オーストラリア
セパージュ:カベルネ、シラーズ
価格:1,170円
購入場所:東急本店
輸入業者:サントリー

感想:
カベルネの香りに甘さ(シラーズか)樽っぽいものもあり。 香り、味ともに非常に濃いという印象を受ける。合格。 ただ、毎日飲むと疲れそう ^^;

CANNONAU DI SARDEGNA SELLA&MOSCA (赤)

生産地:イタリア、サルディーニャ
セパージュ:CANNONAU
価格:1,000円 (現在はプランタン銀座にて1,200円で販売中)
輸入業者:モンテ物産

感想:
少しスパイシーな香り。アルコールの香りも。味は甘みがあり、 滑らかでリオハを思わせる。が、リオハに比べると酸がたっている感じ。 (タニックな感じ)少し胡椒を思わせる後味。かなりお買い得とみた。 (開けて二日目に記入)

---師範より---
3本まとめての御報告、大変ありがとうございます。
値段的にも"安ワインの王道"たる1,000円付近、とってもグッドです。 3本とも「甘さ」がある旨書かれてますが、 お手軽価格の赤に値段不相応な"良い甘み"があると師範も嬉しくなります。
それでは、今後ともよろしくお願い申し上げます。


門下生第十五号BBQ殿より。(報告日:98年6月16日)

Macon-Aze 1992 Domaine de la Garenne

白 / France / Bourgogne / $7

92年の白と言う事で、うまく熟成してます。 コルクを抜くとコルクの裏側に酒石がびっしりとついています。 色は濃い黄色、香りもそれほど強くはありませんが、 少し焦した樽とシャルドネの良い香りが心地よいです。酸がしっかりしており、 果実味が非常に豊かです。とにかく濃いワインです。 まあ、欲を言えばもう少し甘みがあれば、すごいワインになるでしょうね。 マコン、侮りがたしって感じです。実は定価は9ドル($8.99)らしいのですが、 いつもこの値段で買ってます。こんなにコストパフォーマンスの良いワインは他にありません。 見かけましたら、一度お試しください。
と言う事で、私からの一押し安ワインでした。 これからもよろしく。

---師範より---
はるばるテキサスからのご入門、ありがとうございます。
この円安の昨今でも\1,000程度ワインのご推挙、誠にありがとうございます。 Maconに限らずSaint Veran等のマコネ地区の白ワイン、 なかなか侮りがたいというか、高品質のものが多いですね。 でも、さすがに米国の酒事情に日本は追いついてませんね。
今後とも"安ワイン道場米国特派員"として活躍して頂きたいと願っております。


門下生第十四号Kaz Asano殿より。(報告日:98年5月25日)

カバネ・ソビニョーン '88

南アフリカ・アルト社 60ランド(1,500円くらい)

当方、仕事の都合で南アフリカに住み出して2年あまり。 もともと日本でもワインが好きでちょこちょこと飲んではいましたが、 南アのワインは概ね安くて、その割にうまい。

現地では、エイヤッと言うと
〜10ランド(約250円):安物
〜30ランド(約750円):中級品
〜40ランド(約1000円):高級品
それ以上は「すげ〜高い」・・・特殊な値段。
・・・特別な記念日のワイン?でしょう。

ということで60ランド(1500円)ぐらいするワイン ・・こっちでは高級品です・・ アルト(Alto)社カバネ・ソビニョーン’88(当地はすべて英語読み) を紹介します。

他社のワインとは一線を画す純粋な味。 タンニンもしっかりしており、味わいが力強いフルボディー。
生産年が若いものは出荷しない良心的なワイナリー。 最新のビンテージは’91。
他にもAlto Rougeの35ランド品もありますが、 この2銘柄の赤ワインのみの「こだわり」のワイナリーです。
さて、このワインがなぜ純粋な感じがするのかは良く分かりませんが、 とにかく私にはそう感じられます。
赤ワインを飲みなれていない方には薦めませんが、 なかなか良いワインです。

---師範より---
はるばる南アフリカからのご報告、ありがとうございます。 南アフリカのワインリストもご送付頂き、本当に恐れ入ります。
やっぱり現地はお安いんですねぇ。1,000円以上のワイン平気で飲んでる本道場、 「安ワイン道場」の資格無しですね、そちらでは。
ご推薦のワイン、輸入されてるかどうか皆目判りませんが、 万が一見かけたら稽古してみます。
ともあれ、今後とも御愛顧の程、よろしくお願い致します。


門下生第十二号たねもり殿より。(報告日:98年5月15日)

シャトー・バルベ・ブランシュ '95

ボルドー \2,550

この間のオフミのオーブリヨンくらいでしょうか(ホントか) わたし、あんまりボルドーを経験していないので比較のしようがないのですけど・・・・
とにかく、樽香もタンニンも酸も重く濃いめの、(わたしレベルで)高級ボルドーな味わいです。 「ミシェル・ロラン プロデュース 」 の金色シールがまぶしい! (師範に叱咤されるかもしれませんが、わたしはこういうセールスプロモーションに大変弱い。 ブルータス1位、当店人気No.1商品、とか。) 紛れもなく優秀なワインだと思います。わたしにはちょっと高めなのですけど・・・。

---師範より---
毎度ご報告ありがとう御座います。
新大陸派のたねもり殿をも唸らせる重く濃いボルドー、旨そうであります。
セールスプロモーション、師範も弱いっす。 特に弱いのが目前の店主・店員によるもの。 「イマイチっぽいなぁ」とか「チト高いなぁ」と思っても、殆ど非暴力無抵抗即購入主義。 まぁ、そういうのから新たな世界が開けたりしますしね。
今後も、ご報告楽しみにお待ち申し上げております。


門下生第十三号滝沢殿より。(報告日:98年4月2日)

Montepulciano d'Abruzzo '96 Barone Cornacchia

Abruzzi \980 (BIG GINZA)98/03/28

イタリアワインも名前の通った銘柄で安くていいものを見つけるのが、 困難になって来ていますが、 このMontepulcianoは、時間とともに香りもタバコ、 ブラックベリーと変化が感じられ、飲み口は軽快にしてコクも十分感じられるものでした。
ヒュー・ジョンソンは温かみとフレバーに溢れると形容していますが、この季節、 ひねもすのアドリア海を見下ろしている。そんな幸せな気分になる味でした。 96年は作柄も良いので7〜8年寝かせて変化を楽しみたい気もします。
今後も稽古を積み精進致す所存、よろしく願います。

---師範より---
御報告ありがとう御座います。
モンテプルツィアーノ・ダブルッツォ、 なんか最近良く耳にするワインではあるんですが、道場では未だ稽古経験無しです。 それとは別に、アドリア海ですかぁ。きっと日本では見られない奔放な格好の婦女子が戯れてそうで… なんかその「幸せ気分」は、とってもエキサイティングなものを想像してしまいます。(大勘違い)
ヨタ話は別として、今後ともよろしくお願い致します。


門下生第十二号たねもり殿より。(報告日:98年3月13日)

ロラトワール・サン・マルタン '96

コート・デュ・ローヌ \1,250

色は濃い赤で、スミがほんの少し混じったような不透明感。 香りははじめ、あ、スパイシーだなぁと飲み込んで、香りが鼻を抜ける瞬間、 これは!! 白檀(びやくだん)でした。扇子の香り。 白檀の樽で熟成させたのかなと思わせるほどの強い香りです。 それともグルナッシュ種って、こんな個性の香りなんでしょうか。 わかんないけど、結構濃厚で、甘み強しの好みのタイプ。ほんとに個性的で、 たのしいワインでした。

---師範より---
御入門ありがとう御座います。
「白檀」とは、あの骨ばっかりの扇子に使われてる木でしょうか? ちょいと"おばあちゃん"っぽい匂いのするやつ。 それだとすると、なんとなくわかります。なんか"すっトボケた"香りですよね。 樽熟しないヤツでも感じた覚えがありますんで、その葡萄特有なんだと師範は睨んでますけど。
ともあれ、今後ともよろしくお願い致します。


門下生第十号勇太郎殿より。(報告日:98年3月13日)

Echeverria CS Reserva '95

(チリ) \1,200[フェア時], \1,480[信濃屋], \1,500[大丸]

こいつと最初に出会ったのは、昨年の秋に東京駅の大丸で開かれたワインフェア会場でした。
試飲の連続で、ヘロヘロになってきて、「さあ、適当に仕入れたし帰るべぇ・・」 と思って下りのエレベーター前に立っていると、 年頃のお姉さんが2人がかりで「いかがですかぁ?」と差し出してくれたのが、コイツでした。 デパ−ト地下の試食コーナーでは、いつも毅然とするを旨としている小生も、ほろ酔い、 おね−さん×2、赤ワイン、タダの4重攻撃には、さすがに抵抗することもできません。 つい口にしてしまった訳であります。
#どうでもいい、講釈はこれくらいにしますね。

このEcheverria CSには、レギュラーとレゼルバの2種類ありまして、 レギュラ−は特にどうという出来ではありません。 しかしながら、レゼルバは、樽の香りがかぐわしく、深みがあります。 味もチリカベの持つパワーを持っています。 以前ご報告した「Castillo de Molina CS Reserva」のように、複雑さはあまり感じられませんが、 香り、ブ−ケは、この「Echeverria CS Reserva '95」 に軍配が上がります。
定価はわかりません。フェアの時は1,200円でしたが、 先日大丸で見たら特別価格で1,500円でした。 新橋の信濃屋では1,480円でしたから、2,000円くらいでしょうか。

ところで、このワイン、輸入元が横浜のコ−ケン香料という会社です。 なんで、香料の会社がワインを輸入しているのかわかりません。 「まさか、このワインの香り人工香料じゃあるまいね。」なんて思ってしまう、 香りの好きな逸品です。

---師範より---
いつも愉快なご報告、ありがとうございます。
『デパ−ト地下の試食コーナーでは、いつも毅然とするを旨としている』っての、 師範も全く同じです。いろいろ飲むだけ飲んで、あれこれ難癖つけて「ほなさいなら」です。 (特に、売り子さんが、師範のような身汚い若造?に対しては無愛想系 「買うつもりあんの?ニイちゃん?」的なオバちゃんの場合)
ヤな奴ですねぇ、お互い。
ご推薦のチリカベ、見つけ次第稽古したいと思います。
またどうぞよろしくお願いいたします。


門下生第十一号大久保殿より。

HERCURES

(ギリシャ) \1,300 三原市内某酒店

ワインの名前:HERCURES(ギリシャ)
ランク:Vin de Table
色:白
ラベルの下の方にTafelwein weis Trockenと書いてあるから辛口だと思って買いました。 輸入元は出水商事。瓶の方の部分にNEMEA-GREECEって書いてあるのでNEMEAの産かなと思います (ギリシャは初めてなのでよく分かりません)。 価格は1500円が消してあって1300円となっていました。
味の感想:
(香り)強くないが結構フルーティな香り。
(味)フランスワインでいえばコートデュローヌの白ぐらいの辛さでミュスカデぐらいの軽さかなと思いました。
このワインは1500円だとちょっと高いような気がしますが1300円だとまあまあお買い得かなと思います。 それと思ったより酸味が強くないのでガブ飲み出来る様なワインだと思います。

---師範より---
遠方よりのご報告、ありがとう御座います。
ギリシャの白、なかなか渋いトコロを突いてこられました。師範も殆ど稽古経験の無い分野です。 ワイン生産の歴史も古くて種類も豊富そうなギリシャ、今後要チェックかも知れませんね。
ともあれ、今後ともよろしくお願い致します。


門下生第十号勇太郎殿より。

Castillo de Molina CS Reserva '95

(チリ) \1,200 ナショナル麻布

自信をもって勇太郎オススメの1本を報告させて頂きます。
そいつは、「Castillo de Molina CS Reserva 95」(日本リカ− 2,000円)です。 店の入り口に積まれた特売コ−ナ−で、1200円で売っていました。 40%OFFで利益があるなら、どういう希望価格つけとんじゃ、っていう怒りも沸きますが、 コイツの場合は特に許します。私も大人。来月40ですから(アホ)
さて、香りはカベルネらしいアロマと熟成香(多分ブ−ケというのでしょう)がしますが、 控え目です。 味はというと、これが、うっうまいっス。 うまく表現できませんが、単一品種のくせに複雑味をもってます。 時にどこがレゼルバじゃ!というチリカベ君もいますが、こいつは違います。 たとえて言うなら 「元気でやんちゃなチリカベ娘、いつのまにやら円熟した大人。ちょっとどこかセクシ−」 みたいな。(笑)
実は今年の正月、実家へ帰省した時に飲兵衛のオヤジと Ch.LYNCH BAGES‘94 (意識して稽古した唯一のメドック格付け2,000円以上)と手合わせしたのですが、 コイツに近い凝縮感を感じました。
なんといっても未熟者ゆえ、 どこかボルド−格付けにあってコイツに欠けるところがあるのでしょうが、 今までの安ワイン生活(といっても10ヶ月位)で一番手です。

---師範より---
門下生としては初登場ながら、いつもご報告ありがとう御座います。
勇太郎殿と師範とは、結構嗜好が似たところがあるように思いますので、 ご推薦のチリカベ、是非稽古してみたいと思っております。
それでは、今後とも宜しくお願い致します。


門下生第七号 きょうこ殿より。

Chateau Liversan(シャトーリヴェルサン) '90

オーメドック \2,990

購入日は1998年1月25日 やまや新宿店

まず強い血の匂い。その後とても華やかなフローラル香。 ジャスミンのつーんとした香りや少々の枯草(甘草)、のちにスパイシー香。 香りの時点でかなりの期待感。サン・ジュリアンを思わせる?香り。 まったりとした味わいで、苦みは全く感じられないが、 細かいタンニン及びアルコールは思ったより強いかな。それなのに、スルスルと飲める。 凝縮した果実の味と香りが口の中で広がる。 香りに色が付いているのでは?と思えるほどの芳香であった。
これは、美味しいですよ。

---師範より---
いつもソムリエ顔負けのコメント、感心すると共に畏敬の念さえ覚えてしまいます。
2,990円、クリティカルなお値段ですね。「1990年のワインなら1990円でシルブプレ!」 って虫が好すぎますかね。
そうそう、前回きょうこ殿にお勧めいただいた"Chateau Malescasse"、ゲットしております。 近々稽古しますので乞うご期待。


門下生第二号 Kazu殿より。
もう2月になってしまったため、今更今年の稽古目標など掲げると笑われてしまいそうですが、 今年は、「フランス以外のヨーロッパ安ワイン」を極めてみようと思っています。
ということで、「フランス以外ヨーロッパ安ワイン編」第一段として イタリアの白とスペインの赤を稽古しました。

Gavi di Gavi '94

(イタリア ピエモンテ州 ガーヴィ地区) \2,800

色は明るい麦わら色、香りはレモン、青りんご、ライムのような爽やかな香り。
味はピリッとした酸味と絹のような舌触りが特徴のワイン。 しかし、適度なコクと口の中で膨らむ感じは、 ただスッキリしているだけのイタリアワインとはわけが違う。 普段の食事でちょっとだけ違う白を飲みたいときに選択したい一本である。
#値段は2800円と白としては、高級(安ワインギリギリ?)ですが
#その値段の価値は充分にあるワインであった。

入手先 :京都小仲酒店

Beronia Resrva '91

(スペイン エブロ地方 リオハ地域) \1,980

リオハは古代ローマ人がこの地に来る以前、 すでにワインを作っていたというスペイン最古の産地であり、 メドックタイプを中心としたスペイン最良の産地として有名である。
色は、若い割にはオレンジがかった濃い煉瓦色。 香りは、思いのほか芳香で、 香ばしい樽香を中心にブルーベリージャム、スパイシー等 の様々な香りがほのかに感じられる。 味はコクこそあまりないものの、 繊細で円やかな舌触りはこの値段では合格。 肉とあわせたときの後味に残る甘さがたまらない。 仕事で遅くなった夜などに気軽に飲むのに相応しい一本である。

入手先 :ドンキーコング

---師範より---
いつもご報告ありがとう御座いますではあるのですが… ひとこと言わせていただきましょう。
(限定された地域とはいえ)"一年で安ワインを極めよう"などという考えは十年早う御座います。 これこそ高級ワインに慣れた者の奢り、師範から門下生への言葉としては "悔い改めよ!"の一語に尽きます。
#冗談ですよ。kazuさんなら判ってくれると思って書いてます。
イタリアの白で\2,800-ってったら、"普段の食事"には使わないっす。 リオハはもしかり。\1,980-のワインなんて"気軽に"は飲めないっす、師範は。
これに懲りず、また報告して来られることをお待ち申し上げております。


門下生第九号三枝殿より。
安ワインといいますが本来ワインとはそういうものだと僕は思っています。 僕は、結構ワインしかも安いものを多くのみつづけていて、 今まで飲んだ中で気に入ったのを紹介します。

Cave Saint-Jean Le Grand Art '89

AC Medoc \1,980

CSとMの混合、1980円で今までこの値段でこのワインを上回るものは飲んだ事がありません! 恵比寿ガーデンプレイスのワインマーケットPARTYというお店においてあるはずです。 ヴィンテージは89年が一番おいしかったのですが、 今は売り切れているかもしれません。

Clos Des Menuts '93

AC Saint-Emilion Grand Cru \2,380

これも上記のお店においているとおもいます。 メルローのいい香りがする良質のワインです。

Marquis De Pennautier '95

Vin de Pays \1,500

基本的に飲むのは赤ばかりですが、このワインはシャルドネのおいしいワインです。 実際今ねらい目なのがこのヴァンドペイではないでしょうか。 これも多分上記のお店においていると思います。

というのもいつもワインを買う店は、埼玉の狭山市にある 北田屋 というお店で買うからです。 このお店は一番のお気に入りで、やまやもエノテカも恵比寿のお店のどれよりもいいです。

---師範より---
ワイン情報のみならず、お店情報までご紹介頂きありがとう御座います。
"本来ワインとはそういうもの"とまで仰っしゃる安ワイン贔屓な門下生の御登場、 心強い限りです。今後とも宜しくお願い致します。


門下生第七号 きょうこ殿より。

Chateau Malescasse(シャトーマレスカス) '94

オーメドック \1,990

香りは、少しくぐもった土、溶けたチョコやキノコのような芳香もあり。 暫くすると、ミキ・プルーンのような香りも。 チョコのようなクリーミな甘味と粘りがある。 アルコールも強く、非常にしっかりしていて、バランスも良い。 フィニッシュに若干鉄のような味がある。 が、とても飲みやすい(^○^)あと数年、寝かせるてみたい。
92年以降は、グリュオー・ラローズと同じオーナーの手による。 この味で、この値段は、絶対に買いだね!
すごく、おいしい。すぐまた買ってしまったくらい。 チョコのようなまったり感、甘さみたいなものもあって。 実際は、もっと高いけど、やまやなのでこの値段です(^_-)

---師範より---
いつも丁寧なご報告、痛み入ります。
いやいや、すばらしき比喩。土、チョコ、キノコ、ミキ・プルーン、鉄。 ワインなんぞに興味を持たない御仁からみると 「ちっともウマそうじゃないやないかい!」 って感じかもですが。 ぐちゃぐちゃにいろんな雰囲気を持ったワイン、師範も好みであります。
今後とも、楽しきご報告、お待ち致しております。


門下生第六号 横尾殿より。

メルロー '95 (サンミケーレ)

Trentino (Italia) \1,680

香りはこもったような革、(皮ではない(^^ゞ)、湿ったような土っぽい匂いも。 あとに、葡萄香。時間の経過とともに、酸味も少々。 味は、しっかりとしていて強いアルコールが印象的ですが、 メルロ有するなめらかさと、甘さと酸味がバランスがよい。 後味に、果実味の甘みが残り、美味しい。 それぞれの舌に残る渋味・酸味・甘味が混沌としている中にも葡萄本来の主張があって (しかも強い)全体的にまとまっている。 後半、若干、甘さが強いかな?
イタリアのメルロを見直しました!! 美味しかったです(^_-)

---師範より---
わざわざのご報告、ありがとうございます。
師範のイタリアン安メルローに対する印象も横尾殿に近くて、 「香は確かにメルローだけど、 味が(ボルドー物より)もっとストレートに"葡萄"っぽくて甘味あり」 って感じです。
今後も、メルロー連合党首としての御活動のかたわら、 本道場へもお運び頂ければ、と思っております。


門下生第八号トビウオ殿より。

Chianti '96 Ruffino

Toscana (Italia) \880

キャンティは気軽にガブガブ飲めるイタリアワインの代表選手。
その中でもルフィーノのフロレンタインは1,000円を切る価格で 常に安心して楽しめるスグレもの。 抜栓直後こそ、ちょっと人工っぽい苦みのようなものを感じるのだが、 空気に触れて少し経つとそのクセもとれ、 みずみずしくも軽いチャーミングな味わいとなる。 例えるなら、若くて元気で愛想のいい田舎の女子高生のようなワインか? 難しい話をする相手ではないが、とにかく楽しく騒ぎたいときには最適である。 普段平日はボトル半分ぐらいに酒量を抑えるよう心掛けている私だが、 初めて飲んだときは思わず丸々1本ひとりで開けてしまった。 同じ安うまワインでも「新大陸系−カベルネ」とは一線を画するこの軽さは ある意味で非常に貴重。お日さまの陽射しとも相性◎だから、 休日のお昼、自家製パスタと一緒にガブガブ…なんていうのをオススメしたい!!
(ただし、私の経験からすると、自分でこれぐらいと思っていた量より 必ず多く飲んでしまうので要注意。 あんまりいい気分になってお昼寝モードに入ってしまい、 せっかくの休日を潰してしまう恐れもある。)

---師範より---
入門ありがとう御座います。
\880という生っ粋の安ワインのご推薦、大変嬉しく思います。
おっしゃる通り、Chiantiにはどこか"ひなびた"というか、 お天道様の匂いがありますね(日に干した布団や藁の匂いね)。 それを「田舎の女子高生」に喩えるあたり、なかなかの腕前と拝見いたしました。 どちらにしても、戸外との相性が良いことは確かですね。
今後とも、楽しい稽古の御報告をお待ち申し上げております。


門下生第二号 Kazu殿より。
このごろ弟弟子(といっても人生の先輩であるが・・・)の活動が活発ですが、 私もサボっていたわけではありません。(笑) とのことで、久しぶりに師範に稽古をつけてもらうことにしました。 今日の稽古相手は、値段の高騰が著しい「ボルドー」2本ですが、 まだ探せばこのような掘り出し物があることは、嬉しいことです。

Ch. Larose Trintaudon '93

(フランス ボルドー地方 オー・メドック地区) \2,200

ちなみにこのワインは、門下生6号の横尾殿より、 現在工事中の「安ワインベスト10(安ワイン道場支部)」の候補ワインとして お勧め頂いたものです。
さて、稽古日誌ですが、当支部流(ワインの部屋)に書くと、
色は非常に濃い赤紫色だが、香りは意外にフルーティで、スパイシーな香り。 ほのかに漂うカシスの香りが心地よい。 味も、多少のザラザラ感はあるが、ソフトで果実味豊かなバランスのとれたワ インであり、若いうちからも充分に楽しめるボルドーである。

Ch. Hanteillan '89

(フランス ボルドー地方 オー・メドック地区) \1,950(但し'92)

メドック地区格付けは、1885年に制定されたクリュ・クラッセの下に クリュ・ブルジョワ(別名:プチ・シャトー)というランクがあり、 この中にはクリュ・クラッセに優るとも劣らないコストパフォーマンス の高い掘り出し物が見つかることがよくある。 このワインもそんな中の一本に数えられるのではないだろうか?
#ちなみに上記のCh Larose Trintaudonもブルジョワ級
色は非常に濃い赤であり、香りも豊かであった。 カラメルのような芳ばしい香りが目立ったが、 カシスのようなブドウ本来の香りも楽しめた。 フルーティーでまろやかな味でありながらも、 コクがあり骨格のしっかりとしたボルドーらしい濃い味のワインであった。

---師範より---
いつも丁寧な稽古日誌、ありがとう御座います。 安ワインというと、どうしても新大陸やLanguedocに求めたくなる中、 正攻法でボルドーからという心意気を嬉しく感じます。
今後とも、迷える子羊、安ワインマニアのためにレポートをお願いします。


門下生第七号 きょうこ殿より。

Montecillo Vina Cumbrero Crianza '93

Rioja (Spain) \1,600

テンプラリーニョ100%、 メーカーはBODEGAS MONTECILLO。
リオハはスペインの高級ワインの産地として有名。 これは、クリアンザ(しつけ)という名の通り一定期間の樽熟したもの。 ボルドーから移住してきた人が作っただけあって重いボルドースタイル。 香りは土や木、プラムの香り。飲んでみると、 なかなかのコクがあり若干の粗さはあるがインパクトとなってそれがよい。 後味に、少しタンニンが残るが、気になるほどではなかった。 この値段で上等なボルドーが味わえた気分だった(^○^) かなり御薦め!!
個人的にはマルケス・デ・リスカル(ダリ愛飲の)、 アルタにあるラモン・ビルバオよりもボルドーっぽくって好きでした。
これさきに飲んじゃったので、 スペインのワインって結構ボルドーぽいのがあるんだ、 って思ったら、これは特にその特徴があった(^_^;)

---師範より---
初の女流門下生としてのご参加、大変ありがとうございます。
Riojaは私も好きです。確かに"ボルドー風"を感じるものがありますね、 1870年代の移住や地理的な近さからでしょうか。 ちなみに、私のお勧めはMarques de Grinonです。 今後とも宜しくお願い致します。


門下生第三号波多野殿より。

Poupille '94

Cotes de Castillon \2,750

かすかな噂を頼りに仕入れたもの。メルロー100%。
なんでも、カスティヨンの中のブラインドテイスティングでbPになったとか。 素性は全くの情報無し。今後、調べてみます。
グラスに注いだ瞬間から、チェリー香が漂い、後にほんのりと樽香が続く。 舌を刺激するタンニン。若い!激若! やや、ハーブのような味わいを感じるものの、すぐ消える。 口当たりから、非常にインパクトが強く、 メルローらしい細やかな舌触りも有るには有るのだが、 いかんせん若すぎる。 かなり熟成させてから、楽しむべきであろう。
抜栓2時間ほど経過。 口当りの中の、暴れ回るように感じる若さは少々収まったものの、 変わらず「じゃじゃ馬的」。 フィニッシュもなにもあったもんじゃ無い。
と、ここまで書くと、とんでもなく“飲めない代物” と想像される御仁も多かろうが、なんのなんの、今後の期待という点では、 最近の中では出色。比較にはならないが、メドック1級のプリムールを、 抜栓即飲んでいるような感じと受け取って頂きたい。
商売柄、飲みながらどの程度仕入れようか考えるのだが、 今回は10ケース120本の買い。この数量は、うちとしては、 そこそこの物。たとえばラトゥール83が仕入れ値\12000で出ていれば、 このレベルの買いか。
将来、絶対良くなるし、メジャーになった頃には、 かなりの価格が付く物と予想。現在自店にて¥2750。 メルロー好きの門下生第6号の横尾殿に、稽古をつけて、 判断していただきたいメルローであった。

---師範より---
いつも大変お世話になっております。
さすが"プロ"の波多野さん、視点が我々とは違って鋭いですね。 今はまだじゃじゃ馬でも、ちゃんと先の成長を見越していらっしゃいます。 門下生第6号、横尾殿を指名されたりして、門下生相互の交流もありそうで、 師範は大変嬉しく感じます。


門下生第六号 横尾殿より。

Chateau Les Olliux '91

Corbieres \???(会社の上司からのもらいものにつき値段不明<'93だと\1,430>)

飲んだものは91年ですが、値段は不明。飲んだ91は93年より 格段においしいらしい。
安ワインにありがちな苦いタンニンは、ほぼなく、軽くて飲みやすい。 味は、まろやかな甘みがする。広がりもあるが、余韻はそんなに長くはない。 たとえるなら、ギガル社のヌフ・デュパフの上ずみの部分を味わったような印象。 適度な複雑味もあるので、とてもコストパフォーマンスがいいと思う。

---師範より---
入門ありがとうございます。
フランスでも、Languedoc & Rousillionあたりだと安くて美味しいワインが まだまだありますね。 それにしてもワインの"上ずみ"とは、なかなか面白い表現ですね。 (まさか実際に分離するってことでしょうか? 師範は経験ありません)
ともあれ、今後とも宜しくお願い致します。


門下生第五号光弘殿より。

Ch. Meyney '89

St-Estephe, Cru Bourgeois \2,800('93/10購入, 松坂屋ワインフェスティバル)

とってもお気に入りだった、 サンテステフの89年も手持ちは残すところあと僅かになってしまいました。 このクラスで、 この味わいはいまが1番ではないかなっと思いながらこのワインを飲みました。
口に含んで一瞬はちょっと酸を感じるのを、 熟成した果物の味があっという間にわっと包んですごく良いバランスになっています。 香りはかなり複雑。ちょっとキラキラと透明感もあります。足も長い。 ステアすると、少しスパイシーな香りも出てきます。
飲んでいて楽しい。かつ料理にも良く合う。 もう少し果実味が強いと飽きてしまうような気がします。
いい年の良い状態のブルジョア級には、掘り出し物がいっぱいです。 89年としては一番底値で買ったかもしれないので、 現在ではかなり高くなっているかもしれないがこの味で、 この値段だとすごく幸せになれます。

---師範より---
平成の隠密同心 ジバラン 所属の方を門下生にお迎えできて、嬉しい限りです。
Ch. MeyneyはKazu殿 も"今週のワイン"で高く評価していらっしゃいました。
残念ながら師範は飲んだことありませんが、 こんなに評判が高いと一度稽古してみたくなります。 (きっとお値段も高くなってるんでしょうが)
今後も御愛顧の程、宜しくお願い致します。


門下生第四号ITO殿 より。

Oppenheimer Shcloss Auslese 1994

Gustav Adolf Schmitt社/Germany,Rheinhessen \1,290

黄金色(濃くも薄くもない)、 グラスの底に光が反射して輝く金色はまさに黄金色である。 そして香りをチェックする。 強めの甘い香り、うっすらとあんずの香りと酸味を感じる香りも。 味はまったりとしてまろやかで滑らか、香りの時に感じた酸味も 口に入れるとすごく抑えてあって刺激は殆どない。
シロウトで初心者の自分にもぶどうが完熟してますと言うのが よく分かる素晴しい出来映えでありました。 こんな美味しいワインがスーパーで売っていていいのか? 一つ文句をつけるとすると、後味と言うか飲んだ後にカルピスを 飲んだ後みたく喉の奥にたまるものがあること。
甘口なので食事よりも食後に飲んだ方が美味しいかも、と思った。

点数は82点!

---師範より---
入門ありがとうございます。
師範の苦手なドイツワインを得意とする門下生、大歓迎です。 師範も、今後はドイツに対する苦手意識克服の為に勉めて稽古致しますので、 今後とも宜しくお願い致します。


門下生第二号Kazu殿 より。

岩の原ワイン スペリュール(白 1500円)

色は、無色透明とまではいかないが、薄い黄緑色。 香りは、欧州系にみられる高貴な?蜂蜜香はなかったものの、 フレッシュで豊かな果実香が楽しめた。
味のほうは、非常にすっきりとしていて、 適度な甘さが日本人の舌によくあう。(と思う・・・) コッテリ系の料理には、少しパンチが足りないが、 刺し身、天ぷら等純日本料理には、 日本酒よりあうのではないだろうか? 日本のワインも数多く稽古をつければ、 まだ掘り出し物が見つかるかもしれない。 (点数は、70点といったところであろうか。)
#来月に日本ワインの聖地?勝沼にて(日本の安ワインの)集中稽古を行ってくる予定である。

余談であるが、
このごろ日本の高級ワインの品質向上は目覚しく、 その実力も欧州に追いついてきつつあるように思われ、 日本ワインの今後が楽しみである。この勢いで、 品質の高い安ワインを数多く産出してもらい、 ビールから食卓の主役の地位を奪ってほしいものである。
ということで、まだまだ未熟な門下生ですが、 日々稽古に励んでおります。 これからもご指導ご鞭撻の程よろしくお願いいたします。

---師範より---
再度のお運びありがとうございます。
地価や人件費が高く、気候的にも葡萄の栽培に最適とは言えない日本で、 旨いワインを作ろうと努力されている方々には師範も頭が下がります。
国産上質安ワインに関しては、原料の輸入技術/コストの問題が大きそうで、 なかなかビールのようにはいかないんでしょうね。
ともあれ今後とも宜しくお願い致します。


門下生第三号波多野殿より。

ルイスヴェール カベルネ・ソービニヨン&メルロー'94

南アフリカの赤ワイン \1,980

先のブルータス誌で某酒販店のおすすめとして載っていた物。
なるほど、お奨めするだけ有って、旨い。濃すぎず、軽すぎず、 程良い樽香もついて、バランスは抜群。個性という点では、 やや物足りない気もするが、料理と合わせやすそうってのは、高得点。 刺々しいタンニンも無く、94で今飲み頃のピークに近い。
飲み口は柔らかく、 かなりオールマイティに楽しめるワインじゃ無かろうかと思います。
最近のボルドーの高騰で、¥3000以下で楽しめるものが減ってきている中、 これだけの味を持った、新大陸系のワインが注目されるのも当然と言えば当然。
ボルドー好きの私も満足の1本でした。

今後、たびたび稽古をつけていただきにまいります。 よろしくお願いいたします。

---師範より---
門下生第三号はなんとプロの方!ありがたきことこの上無しです。
南アフリカも優良安ワインの宝庫だと聞いてはいたんですが、 なかなか見つけるのも難しく(良く見るのは"KWV"のものくらいかなぁ) あまり稽古したことがありません。
今後もプロの視点からのお勧め安ワイン情報、宜しくお願い致します。


門下生第二号Kazu殿 より。

Barbera d'Alba (Fontana Fredda)

「ワインの部屋」などの道場を身の程も知らずに開いていますが、 まだまだ未熟であり、師範に稽古をつけてもらうことにしました。 免許皆伝までなにとぞ、お付き合い下さい!!

さて、本日の稽古相手であるが、 イタリアは、ピエモンテ州の赤 「Barbera d'Alba : Fontana Fredda 」である。
#近くの酒屋で1200円で購入、輸入元:(有)カツミ商会
とりあえず我が道場「ワインの部屋」風に稽古日誌をつけると、 色は、オレンジがかった濃いガーネット色。 香りは、グラスを回転させると甘い果実の香りが漂い、 スミレ香もほのかに感じることもでき心地よかったが、 すぐその香りが消えてしまい残念だった。 味は、軽快な口当たりで、適度な甘さを持つ飲みやすいワインであった。 まあ、裏を返すとコクがなく、少し水っぽいワインともいうが・・・ そうはいっても、1200円ということを考慮に入れれば、 バランスがとれた合格の一本ではないだろうか?
一応ワイン本来の点数としては67点、値段を考慮に入れれば、 72点といったところか?
(師範がChateau Leoville Las Cases '84を87点とつけられているので、 私のボルドーベスト5であるFigeac '84を同点数として換算させて頂いた。)
それでは、また稽古に来ます(不定期的ですが)ので、これからもよろしくお願 いいたします。

---師範より---
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの人気道場、 "ワインの部屋"からの参加、感無量に御座います。 Fontana Fredda社は、きちんとした作り手(だと思う) の割には比較的安価で買えるので師範もお気に入りの一つです。
軽快すぎてちょっと物足りなさがあったようですが、 夏にちょっと冷やしてガブガブ飲むには良いかも知れませんね。
今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。


門下生第一号春名殿 より。

Rosemount 1996 Shiraz

昨日飲みましたオーストラリアワイン($9.99)について
オーストラリアには結構稽古の相手(おいしい安ワイン)が転がっています。 その代表格の一つがこのRosemountで、他にはWolf Brosなんてのもあります。 日頃カリフォルニアフリークのふりをしている私ですが、 今日は他国のもので稽古を付けてみました。
色はエッジに濃い紫が入ったルビー。 香りはプラム、イチジク、ブラックベリー、 グレープフルーツにセダー、コーヒー、ミネラル、海苔など。 この値段のクラスとしては格段に複雑な香りです。
味は最初はシラー、シラーしてますが、時間の経過とともにメルロー、 カベルネ系の味わいもでてきました。コショウなどのスパイスもしっかり。
やや粗目の舌触りですが 密度が非常に濃いために人によってはシルキーという表現もありそうです。
フルボディーに近く、太い骨格を持ったなかなかの稽古相手でした。 いや疲れた疲れた。

---師範より---
遥か米国よりの門下生第一号参加、誠に光栄に存じます。
やはり安ワインの裾野の広さでは米国の方が分がありそうですね。 もし日本で見つけましたら師範も稽古してみます。 それにしても無花果やら珈琲やらミネラル、海苔。 春名殿はものすごく鋭い味覚の持ち主とお見受けしました。 今後とも宜しくお願い致します。


2001年報告分 2000年報告分 1999年報告分 1997/1998年報告分

by 師範