門下生(2007年報告分)

門下生の活動も依然として活発である。 でも、内容厳選して頂いているのか、一時の勢いは無いかな? その方が更新する側は楽だったりするけれども。


2007年
報告分
2006年
報告分
2005年
報告分
2004年
報告分
2003年
報告分
2002年
報告分
2001年
報告分
2000年
報告分
1999年
報告分
1997/1998年
報告分

門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年12月17日)
Riesling Tradition 2000

「種類」 白
「生産者」  Hugel et Fils
「稽古した日」  2007年12月16日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Hugel et Fils(フランス・リクヴィル)
「価格」 12.90ユーロ(約2130円)

 先月末にクリスマスマーケットを見にストラスブールへ家族で1泊2日の旅行に行ってきました。 その時についでにリクヴィルまで足を伸ばしたのですが、 家族には「ここの古い街並みは必見」と事前に話をして (そのこと自体は嘘でもなんでもなくて、実際観光客が大勢いた)、 私のお目当ては当然ヒューゲルの本店でのワイン購入(笑)
 そこで買ったのがこのワイン。 日本で良く見かけるのよりは1ランク上のもの、ヴィンテージも2000年と結構古くて、 いかがなものかと思いながら抜栓。最初はフルーティさを強く感じますが、 ウォッシュチーズにも通じる熟成香がだんだん出てきます。 酸味もしっかりしていて、これは美味しい。 やはり有名造り手から直接買うワインは外しようがないです。 あまり参考にならない投稿でスミマセン。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 アルザスの白ワインって、意外と熟成しても美味しいというか、 熟成させてより美味くなるものが多いような気がしています。 以前は「安い白ワインはフレッシュなうちに飲んでナンボ」だと思ってましたが、 そうでもないんですね。 『参考にならない投稿』とのことですが、 確かに本店でしか売ってなければなかなか参考にするのも難しかったりしますが、 昨今は日本でも結構古めのフランスワインが入手出来たりしますんで、 もし見かけたらぜひ稽古、であります。
 ともあれご報告ありがとうございました。そして「良いお年を」かな?


門下生第百二号樫岡殿より。 (報告日:2007年11月20日)
ミゲル・トーレス トレメンタ 2005

「稽古した日」    2007年11月20日
「稽古した場所」   東京の我が家
「購入店」        都内某所 \1,980
「インポーター」    三国ワイン
「原産国」        チリ
「使用品種」      カベルネソーヴィニヨン

 有機栽培にて収穫された葡萄を用いたワインとのこと、比較的安価で購入できたので早速試してみた。
 果実香、酸味はしっかりしている辛口というのが第一印象。 タンニンがまだ調和していないが、この値段にしては各要素がはっきり表現されているのでまあ満足。 食事はビーフシチューだったのだが、ボディの薄さのためだろうか、 後味の苦味が際立つ感じがして絶妙の組み合わせとはいかなかった。 甘みを感じさせない、スパイシーな肉料理に合わせるべきだったかもしれない。

---師範より---
 ご入門ありがとうございます。ほぼ一年ぶりの新入り門下生であります。
 チリのワインで2,000円くらいのものだと、 甘みや樽香たっぷりでどちらかと言えばクドイ系が多い印象がありますが、 ご報告のワインは違うようですね。 欧州ワインの雰囲気を模した感じなのかな? ラベルの雰囲気からは荒々しいくらいにタップリな味わいを想像しそうなんで、 そういうワインだと(そのワイン自体の良し悪しとは別に)肩透かしを喰らいそうな気もしますね。
 ともあれご入門&ご報告ありがとうございました。今後ともよろしくお願いします。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2007年10月29日)
LA CASETTA Oltrepo Pavese Bonarda 2006
Ca'di Frara'

「稽古した日」    2007年10月28日
「稽古した場所」   横浜の我が家
「購入店」        IL CALICE  2,080円
「インポーター」    (有)フードライナー
「原産国」        イタリア
「使用品種」      ボナルダ

 意識して飲んだのは初めてと思われる品種ボナルダのワイン。 やはり、産地と生産者が素晴らしいのか、明るく華やかな味わい。 丸みと厚みのあるコーヒーの香りで、濃いワインを連想させるけれども、飲んでみると、 スルスル入って非常に美味しい。13.5%もあるようには思えない。 メルローに近い甘さもある。自作の煮穴子ともマッチ。 何にでも合うんじゃないか?と思えるような飲みやすさ。 お値段が微妙ですが、最近のワインの値上がり傾向を考えればいたしかたないか? 高いのに美味しくもないワインを、そのうち変わるんじゃないか? と、自分を慰めながら飲むよりもよっぽど健康的&経済的。 カディ・フラーラのワイン、良いね。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 「ボナルダ」という品種、初耳だったので調べたところ、 「クロアティーナ」という品種名の通称だそうですね(こっちも初耳ですが)。 オルトレポ・パヴェーゼを産するロンバルディア州自体も、 州都のミラノこそメジャーですが、 ピエモンテ州とヴェネト州に挟まれて、ワイン産地としてはマイナーな印象があります。 安ワイン者としては、こういう「マイナー産地の美味いワイン」を探すのが醍醐味ですね。
 ともあれご報告ありがとうございました。見かけたら(あまり見かけないか)稽古してみます。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年10月2日)
Trapiche Oak Cask Pinot Noir 2004

「種類」 赤
「稽古した日」  2007年10月2日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Wijnschuur(オランダ・アムステルフェーン)
「価格」 7.96ユーロ(約1300円)

 トラピチェと言えばミッシェル・ロランがコンサルティングをしているアルゼンチンのワイナリー、 カベルネは日本でも良く見かけます。 師範も稽古されておられますし、私も以前に何回も飲みました。 ピノを見かけたのは初めてだったので購入。ピノもロラン氏が担当しているのでしょうか? 前回報告したワインと同じ時に買ったので2割引です。 ちなみにメインディッシュはチキンクリームシチュー。

 色はピノらしい綺麗な赤。香りはイチゴ系の果実がメインですが、 若干ACブルのような革のニュアンスもあり。 味わいは新大陸のピノには珍しく酸味の芯がしっかりあり、 アフターが思っていたよりかなり長い。 キャラクターの方向性はブルゴーニュとは若干違うものの、 グレードとしてはブルゴーニュの村名ワインと充分に勝負できそうな感じ。 この値段はお値打ち物でしょう。 サイト検索してもあまり引っかかってこないので日本にはそれほど入っていないのかも知れません (ピノブームのアメリカに流れている?)が、 もし見かけたら試す価値は充分にありますよ。我が家では定番にする計画です。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 トラピチェのオークカスク、確かに以前は良く飲んでました。 ピノは未経験ですが、カベルネ、シラー、シャルドネ等、 どの品種も値段の割には良く出来たワインだったという記憶があります。 トラピチェに限らず、道場ではアルゼンチンのピノは未経験です。 チリより若干ヨーロッパに近い分、ブルゴーニュ風のピノが造られているのであれば、 今後に期待したいところですね。
 ご指摘の通りご報告のワインはあまり日本には入ってきていないようですが (輸入元メルシャンのページに無いし)、 トラピチェに限らずアルゼンチンのピノを見つけたらトライしてみます。 情報ありがとうございました。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年9月23日)
Argiano Rosso di Montalcino 2001

「種類」 赤
「等級」 DOC
「稽古した日」  2007年9月23日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Wijnschuur(オランダ・アムステルフェーン)
「価格」 14.36ユーロ(約2330円)

 イタリアワインを報告するのは久しぶりですが、実は普段から飲む機会は結構多いです。 本当はネッビオーロ、つまりバローロやバルバレスコがイタリアでは一番好きなのですが、 殆どの場合破戒価格になりますし、そうそういつも飲めるものではありません。
 これはブルネッロ・ディ・モンタルチーノのセカンドワイン、 ブルネッロと言えばビオンディ・サンティが有名ですが、 このアルジャーノも評価は高いようです。随分昔に日本で飲んだ記憶もかすかにあるような。 日本で買った時の値段はもう少し高かったように憶えています。 昨今のユーロ高を考慮するとこれはかなりお買い得の価格ではないかと。 定価は18ユーロ弱だったのですが、まとめ買いしたので2割引になった次第。 ちなみにメインの料理はラム肩肉ローストのバジルソース添え。
 色はやはり濃い。最初はまだまだ固い印象でしたが、1時間ほどで全開。 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの偉大さには及ばないけれど、 バランスが取れたいいワインであることは確か。 同じサンジョヴェーゼ系のぶどうでも、キャンティ・クラシコよりは2回りくらい大柄な印象。 ラムにはこれくらい派手なワインが合いますね。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
安ワイン道場の門下生報告には珍しく、名門造り手の登場ですね。 良いなぁ、トスカーナの美味いワイン。 派手というか華やか系のワインって、いかにもイタリアって感じで良いっすよね。
 それにしても昨今のユーロ高と、 それに便乗するかのようなフランス(特にボルドー/ブルゴーニュ)ワインや 名門イタリアワインの値上がりは頭の痛い問題です。 ご報告頂いたワインを検索すると、 (もっと若いヴィンテージですが)ぎりぎり稽古範囲内で売られているようなので、 まだ適正価格と言えるようですが。
 ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくであります。
 


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年9月5日)
Undurraga Pinot Noir 2006

「種類」 赤
「等級」 D.O. Maipo Valley
「稽古した日」  2007年9月4日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Albert Heijn(オランダ・ロッテルダム)
「価格」 3.98ユーロ(約640円)

 チリの大手生産者のワインです。 値段が値段なのでブルゴーニュの赤とは別物と考えるべきですが、 新大陸ピノの入門編としてはまあまあイケる部類で、 我が家では時々飲んでます。 師範もかなり前に一度稽古されてますが、 本日のワインの色はかなり薄いというか明るい赤ですので、 昔とはおそらく造り方が大分変わっているものと思われます。 チキンやサーモンに合わせるとピッタリ。ちなみにこの日のメインはバンバンジー。
 デンマークのMenuというブランドから出ているデキャンティングポアラーが最近日本でも話題になっているようです。 先日当地のデパートに行ったら置いてあったのでさっそく購入、 我が家ではチリカベや南仏の赤などで早速威力を発揮しています。 ピノ・ノワールでも効果があるか試してみました。結果は大成功。 香りがより華やいだ感じになり、アルコール臭さがあまり前面に出てきません。 タンニンがそもそもあまりないので、こなれた感じにするという意味での効果はあまりありませんが、 元々持っていたちょっとお下劣なキャラクターが控えめになり、美味しくなりました。 ブルゴーニュやボルドーの熟成ワインには向かないとは思いますが、 特に新大陸の安ワインを開ける時にはこのデキャンティングポアラー、大変オススメです。 なんかワインの紹介というより道具の紹介みたいですが、 Undurragaのワイン自体もCPは高いので、 もし売っているのを見かけたら昔の印象は一度リセットして試してみてください。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 ウンドラーガの過去の稽古はコレですね。 ヴィンテージ的にはご報告頂いたものの9年前、 確かに昨今はナチュラルな造りが流行っているということもあるので、 造りが変わっていることも十分考えられますね。

 デキャンティング・ポワラーに関しては、その存在は存じ上げていますが、どうも買う気になれません。 理由は下記です。

1.値段が高い
 少なくとも日本での販売価格は「ちょっと試してみよう」というにはあまりに高額ですし、 仕組みから考えてもそんなに高くなるはずない、という気がしています。
2.代替手段がある
 空気に触れさせるのが目的であればガンガンにスワリングすれば良いじゃない、 と思ってしまいます。
3.味を操作することに対する違和感
 ワインって、カクテルにでもしない限り、甘味が欲しい場合には砂糖入れたり、 旨味が足りない時は調味料入れたり、ってしないじゃないですか。 よほどのことが無い限りデキャンタも使わない道場ではそのニーズは無いのかな、と。
4.「師範」を勤める上での問題
 基本的にソレを使って飲んだもので稽古し始めたら、 きっと読者な皆さんと意見が合わなくなるでしょう。

 ・・・と屁理屈をこねつつ、「不味いワインは不味いまま飲む」師範であります。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2007年9月2日)
La Vis Trentino Chardonnay 2006

「稽古した日」    2007年9月1日
「稽古した場所」   横浜の我が家
「購入店」        IL CALICE 1,580円
「インポーター」    ウィンターローズ・ジャパン(株)
「原産国」        イタリア
「使用品種」      シャルドネ

 1,000円台の美味しい白というお題で、 横浜、関内馬車道にあるイタリアワイン専門店「カリチェ」の、 髭のマスターにチョイスを依頼。 髭のマスターから、 「少し前に自分で飲食店をを開いていたときに使っていて好評だったワイン」 とのことでこれを勧められる。 この店のワインの品揃えは、特筆すべきものがある。 なにがというと、業務用で有名イタリアンに納入しているワインを店頭で販売もしているので、 外さないワインが多い、ということにおいて。 確かにこのワインもレストラン使用にも堪える品質ということで、食事との相性が素晴らしい。 この日はゴルゴンゾーラ ピカンテ、タレッジョと一緒に味わったので、さらに美味しさUP。 フランスのシャルドネとは違う、スッキリとしてしかも柔らかい北イタリアのワイン。 エチケットも可愛いい。1,500円前後のワインって、はずれだった場合の落胆は、 2,500円ではずれた場合よりも大きいような気がするけれど、このワインは当たり!。 美味しい北イタリアのワインです。我が家の同居人からはケース買いを依頼される。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 この時期、確かに1,000円台で美味しい白ってのはなかなか重宝しますね。 特に、加齢とともに夏場の重い赤はキツく感じられたりするんで、 「すっきり柔らか」な白はとってもウェルカムです。 ちなみに赤は大昔に稽古済みのようです。 機会があれば「カリチェ」という購入店に足を運んでみたいと思います。
 というわけで、またよろしくお願いします。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2007年7月20日)
Bourgogne 2004 Domaine Michel Gros

「稽古した日」 2007年7月19日
「稽古した場所」 横浜の我が家
「購入店] サンタムール 1,923円
「原産国」 フランス
「使用品種」 ピノ・ノワール

 サンタムールの会員カードをぼんやり眺めていたら、誕生月5%割引、の文字に焦点が合い、 誕生月であることを思い出して買いに出掛け、 平日割引8%+誕生月割引5%=計13%割引価格の1,923円で購入したワイン。 この時期、ボーナス特価とやらで2,210円に値下げされていた価格からさらに13%割引のお値段。 以前、このお店で2002年を12本買った時よりもさらに安いような気が。 購入したこの日には、このMichel Gros Bourgogneが、2001〜2004年までのVTが揃い、 全て同価格の2,210円での販売されていた(他店ではこのクラスは不思議なことに、あまり見掛けないので果たして安いのかどうかは不明ですが)。 VTチャート的には2002以外なら2003を購入すべきところ、 今年はイタリアワインを含め、2004づいているので迷わず2004をチョイス(お店の方は2001年を勧めてくれたのですが)。 結果、日頃思っていることが確信に変った1本となりました。 どういうことかと申しますと、美味しかったのはもちろんですが、また、このワインが、 普段のんでいる2002よりも若干若いのは当然として、 それよりもなによりもこのワインに2004年の味がしたということ。 ワインのVTのきき当てって、ひょっとしてこういうことなのではないか?  産地、品種を問わず、収穫年が決めてしまう味があるのではないか?ということ。 2004年ワインを数々飲んで、最近、つくづくそう思うんであります。 まぁね、もっともね、歳とって、加齢で、ワインの味わいの差を見極める能力が劣化している、 という疑いも拭いがたくある、にはあるんですがね。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 『他店ではこのクラスは不思議なことに、あまり見掛けない』とありますが、 確かにそうですね。 当道場でもオート・コート・ド・ニュイはたびたび登場しますが、 ACブルゴーニュはなぜか1本も登場してませんから。 で、ヴィンテージ特有の風味に開眼されたとのこと。 いやー、師範ではあり得ないっす。 師範はヴィンテージの違いどころか、 ピノ・ノワールとカベルネの違いも怪しくて、 目を開けて飲めば赤ワインと白ワインの違いがおぼろげながら判別できる、といった程度です。 それは別にして、2004年は師範的には「ダメ年」だと思ってますが、 実際のところどうなんでしょうね?
 ともあれご報告ありがとうございました。 師範もヴィンテージの個性が感じられるよう精進・・・しないと思います、ハイ。


門下生第八十五号TAPAQ殿より。 (報告日:2007年7月15日)
La Passion Grenache 2006

「稽古した日」   2007年7月15日
「稽古した場所」  自宅にて
「購入店」 東大阪「ココス」1,100円(税込み)
「インポーター」ディオニー株式会社
「原産国」 南フランス リューション
「使用品種」 グルナッシュ

 雑誌「リアルワインガイド」の表紙を飾ったワインとして 酒屋のマスターが薦めてくれました。

 それを聞かなくてもラベルを見ただけでも買ってしまいそうな雰囲気があります。 ボトル裏にインポーターのコメントが記載されている通り イチゴジャムの甘い香りとスパイシー感一杯の印象。 グルナッシュという品種がこの様なものとは思っても見ませんでしたが とても凝縮感のある、ある種凄みのあるとてもすごいワインです。

 それに1,100円という価格が素晴らしい。

 ただ甘酸っぱさが強くて好みは分かれるかも知れません。 <<...>>

---師範より---
 一年半ぶりのご報告、ありがとうございます。
 ご報告頂いたワイン、2005年産であれば師範も昨年稽古しております。 ご報告頂いたコメントと師範のコメントから、 ポジティヴに取るかネガティヴに取るかの違いはあるものの、 対象物が恐ろしく強いワインであることはよく判りますね。 「リアルワインガイド」って、 濃いワインばかりが持て囃される昨今の風潮に反旗を翻す、ような意思を感じはするんですが、 試飲形式の限界かやっぱり濃いワインがウケてるような印象はありますね。
 というわけでご報告ありがとうございました。またよろしくお願いします。


門下生第六十一号ちんちくりん殿より。 (報告日:2007年6月21日)
Segura Viudas SEMISECO

「稽古した日」 2007年6月20日
「稽古した場所」 横浜の我が家
「購入店]   ビックカメラ新横浜店 1,180円
「原産国」  スペイン
「使用品種」 バレリャーダ、チャレッロ、マカベオ?

 師範殿、先般はお世話様でした。 暑くなってまいりましたので、安い泡を買いに出掛けました。 Brut Reserva(辛口)を買ったつもりが、 もろもろのスパークリングワイン大量購入のドサクサでSEMISECOを誤って購入してしまっておりました。 湿気を含んだ夏の宵に甘いワインは嫌だなぁ、と思いつつ致し方なく開栓。 リースリングでもないのにペトローリアム! ドラム缶で熟成させたんだろうか?と思えるほどのタンカー風味。 飲み進むうちに香り、味ともにこなれてきて、 お仕舞いの方は、一部の2004年イタリア赤ワイン特有の甘みと同質の、極めて自然でまろやかな甘さ。 適度に飲酒量にブレーキを掛けてくれつつ、美味しく飲み進める、という点で、 これからの時期、泡1本では足りないと予想される晩酌には最適のCAVAでございます。 為替事情が風雲急の情勢ゆえ、今のうちにストックされることをオススメしちゃいます。

---師範より---
 お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
 ブリュットじゃないスパークリング、数をあまり見ませんしなんとなく敬遠しがちですけど、 意外と飲んでみると美味かったりするんですよね。 師範的には、キンキンキリキリと辛口で金属を舐めるような一部のスパークリングより、 「女子供ワイン」の代表格たるアスティの方が好きだったりしますし。 泡の抜けた炭酸飲料が甘くて飲めないように、 泡には甘さを良い方に感じさせる作用があるような気がしています。 と言いつつセグラ・ビウダスはブリュットとは過去3度ほど稽古しているもののセミセコは未稽古、 今度買ってみます。
 ともあれご報告ありがとうございました。 『ドラム缶で熟成させたんだろうか?と思えるほどのタンカー風味。』とか、 極めて解かりやすく的確な表現、見習わせて頂きます。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年6月4日)
Castel Merlot 2005

「種類」 赤
「等級」 Vin de Pays d'Oc
「稽古した日」  2007年6月3日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Albert Heijn(オランダ・ロッテルダム)
「価格」 3.98ユーロ(約650円)

 前回まで続けて報告した通り、 我が家ではボルドーの熟成クリュ・ブルジョワに最近凝っているのですが、 それと並んでマイ・ブームなのがラングドックのメルローです。 メルローって、昔はどちらかと言うと敬遠してたんですよ。 特に安いのは完熟してないブドウから造ってるせいか、 ピーマンみたいな香りがするのが結構多くて。 特にカリフォルニア方面のにそうしたワインが多かった気がする。 しかし、ラングドック産のメルローは値段が値段だけに複雑さとかはないけれど、 素直に美味しいのが嬉しいです。特にこのカステルはコスト・パフォーマンス高いです。 確かフランスで一番生産量が多いワイン業者だったと思いますが、 大量生産のイメージと裏腹にどの品種も真面目に造ってます。
 でこのワイン。色はかなり濃い目。香りも味も何というか標準的なメルロー、 丸みがあってやわらかく、ピーマン臭はまったく無し。 個性に欠けると言えばその通りですが、 この価格でそれを求めるのは高望みに過ぎるでしょう。 普段飲みのワインとしては最適、我が家の定番ワインの1本です。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 ピーマンみたいな青臭いメルロー、確かに良くありましたね。 私の印象だと、カリフォルニアよりやっぱり南仏産に多かったような記憶がありますが、 昨今はあまり遭遇しないことを考えると、 地球温暖化で完熟が容易になったか、醸造方法が進化したのかも知れません。 ただ、人によってはそのピーマン香も好き嫌いがあるかもで、 その香りが無いことを「複雑さが無い」とネガティブに捕らえる向きもありそうな気がします (師範はニュートラルよりやや嫌い寄り、ってところかな)。 あと、大手メーカーによるこの価格帯って、 日本だとニューワールド産に地の利があるかな、というのが実際の印象です。 南仏産のこの手のワインって、 ドライコンテナでの輸送(長距離&二度赤道通過)が基本でしょうから、 ちゃんとした味わいで届いているのかちょっと疑問だったりもしますし。
 いずれにせよ情報ありがとうございました。 またよろしくお願いします。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年5月18日)
Chateau Padarnac 1998

「種類」 赤
「等級」 AOC Pauillac (Cru Bourgeios)
「稽古した日」  2007年5月17日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   E. Leclerc(フランス・サン=マロ)
「価格」 12.58ユーロ(約2000円)

 ボルドーの熟成クリュ・ブルジョワ報告その3です。 このワインも先月家族旅行でフランスに行った時に地元のスーパーというかハイパーマート (カルフールみたいに同じフロアに食料品と衣料品と家電と台所用品などが売られている) で買ったものです。 以前報告したのはAOCオー・メドックでしたが、 これは数多くの銘醸ワインの産地として有名なポーイヤック村のもの。 いやにも期待が高まります。 ちなみにメインディッシュは豚肉・玉ねぎ・マッシュルームをトマトソースとバルサミコ酢で煮込んだもの。
 色はやはりやや明るめ。香りは月並みな喩えですが赤いベリーとカシス、 ややベリーが勝っているかも。味わいが素晴らしい、 酸味・甘味・渋みが高い次元でバランスを取っている。 熟成でタンニンも丁度良い具合にこなれてます。余韻も長い。
 これは真面目に造った4級や5級のワインと互角以上に勝負できそうな実力があります。 他のクリュ・ブルジョワよりは明らかにランクが上。 2千円はどう考えても安い、5千円くらいの価値は充分にあるでしょう。 今度フランスに行った時は、このワインを1ダース買って帰ることにしよう。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 2000円で1998産ボイヤック村のクリュ・ブルジョワ、 日本だとちょっと無いですね〜。 これが1997産だったりすると、もしかするとあったりするかも知れませんが。 そういうのがスーパーに転がってる環境、甚だ羨ましく感じます。 特に、最近のユーロ高はワインの価格にもダイレクトに反映されているようで、 なかなか値頃感のある中堅クラスのワインを見つけるのが難しくなりました。
 情報を頂いても購入の参考にはならないのが残念ではありますが、 ワインに関する彼我の差を知る上で大変参考になりますので、今後ともよろしくお願い致します。


門下生第七十七号富塚毅殿より。 (報告日:2007年4月30日)
Chateau de Seguin 1995

原産地  ボルドースペリュール フランス
輸入業者 ローヤルオブジャパン
購入場所 カルフール南町田
価格   1890円

 このようなワインを味わうと自分の舌を疑いたくなります。 抜栓したとたんに広がるまろやかな果実香。口に含むとしっかりとしたタンニン。 慎ましやかな樽香。12年の熟成がこのようなウマさになるのかと納得させる熟成感。 ほんと美味しい。
 これって本当にただのボルドースペリュールなの? ちょっとした村名付きより美味しいと思う。いや昔飲んだ5級より美味しいと思う。 そこで私は自分の舌がちゃんと機能しているのか不安になりました。 妻に聞いても美味しいと言う。それでやっと舌に間違いはないと決めました。
 これが1890円だなんて、フランスではいったいいくらで買えるのでしょう。 生産者の努力とワインに対する愛情を感じるワインでした。 (ラベルにReserve du Chateauとありましたから、蔵出しということでしょうか)

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 ボルドーのバック・ヴィンテージが、 これくらいの手頃な値段で売られるのを時々見かけて稽古したりしてますが、 なかなか当たらないんですよね。抜け殻みたいなワインになっちゃってることが多いです。 ご報告頂いたワインの場合、「ただのボルドースペリュール」だったことが良かったのかもです。 ある程度格付けのあるところワインだったら、きっともっと煽って高く売り出すでしょうから。 ちなみに、"Reserve du Chateau"は、「シャトーにて保存」程度の意味だと思いますから、 単に生産者元詰めを現しているのかと。 ラベルがめちゃめちゃ新品同様、とかだったら蔵出しの可能性もありますね。
 それでは、またよろしくお願いします。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年4月23日)
Chateau Soudars 1999

「種類」 赤
「等級」 AOC Haut-Medoc (Cru Bourgeios Superieur)
「品種」 M50%、CS49%、CF1%
「稽古した日」  2007年4月22日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Monoprix(フランス・ディナン)
「価格」 13.50ユーロ(約2160円)

 前回に引き続きボルドーのクリュ・ブルジョワの報告です。 このワインは2003年の格付見直しでクリュ・ブルジョワ・スーペリュールに昇格したらしくて、 裏ラベルにはそう書いてありますが、 最近の報道によるとクリュ・ブルジョワ・スーペリュールという格付けは裁判所により無効とされ、 今後はクリュ・ブルジョワとしか名乗れなくなるらしいです。 まあどうでもいい話ですが。 ちなみに7年前に当時スウェーデン在住の門下生がこのワインを稽古した報告をされています。

 先々週フランスのモン・サン=ミシェルに家族旅行した際に、 近くのディナンという小さな街にある大手スーパーで買い求めたワインです。 他のスーパーでもそうでしたが、 1000円未満の安ワインは2004〜05年ヴィンテージが殆どの一方、 クリュ・ブルジョワのクラスは2001年とか1999年モノが中心で、 ちょっと良いワインは熟成させてから売るのがごく普通の文化になっている印象を受けました。

 でこのワイン。色はボルドーにしては明るめの赤で、熟成が進んでいることを伺わせます。 香りはいかにも熟成ワイン、スペインのレゼルバワインにも通じる雰囲気。 ストラクチャーはさほど大柄ではありませんが、余韻はそれなりに長くて、 ワインが元々持っているポテンシャルをフルに発揮していることが感じとれます。 これもワインに優しい環境でちゃんと熟成させた故でしょう。

 結論としては値段に見合う価値は充分以上にあるワインということですね。 こんなワインが普通のスーパーに置いてあるんですから、 フランスに住みつきたくなるというものです。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 シャトー・スーダール、7年前の門下生報告以外にも、 5年前に師範自身がが1998のハーフと旅先で稽古しておりますね。 それにしても7年前の門下生報告なんて良く見つけられたもんだと感心しております。 師範の手抜きで門下生報告の方はリスト化出来てませんから。
 ご報告と師範の稽古記録を見比べますと、 熟成期間の違い/1998と1999のキャラクターの違い/ フルボトルとハーフボトルの違い/飲む場所(現地欧州と極東日本)の違い、 それらのどれか あるいは いくつかが影響しているようで、大変興味深いですね。 熟成させて売る文化、うらやましい限りであります。 日本だと、たまに間違ったようにバック・ヴィンテージが入ってくるのを狙うしかありませんから。
 ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願い致します。


門下生第九十五号hirokei殿より。 (報告日:2007年3月24日)
アンターニョ・クリアンサ 2003

「稽古した日」2007年3月21日
「稽古した場所」埼玉県ふじみ野市の自宅
「購入店」カルフール狭山店
「インポーター」イオンマルシェ
「原産国」スペイン
「品種」テンプラニーニョ、ガルナッチャ
「価格」780円

 去年まではカルフールには良く行っていたのだが、 イオンに吸収されてから、ワインの在庫に面白みがなくなった感じがして、 足が遠のいていた。 しかし最近、安旨の直輸入スペインワインが入荷し始めたのを発見。 ブランドは「マヨラル」と「アンターニョ」。 「マヨラル」はフミーリア拠点と思われ、モナストレルが中心の3SKU。 「アンターニョ」はこの1SKUでリオハのテンプラニーニョ主体。

 この「アンターニョ」、クリアンサだけれども、レゼルヴァレベルの熟成を感じる。 フランスワインに例えれば、 ブルジョアクラスを10年くらい熟成させた感じと云える(云い過ぎではない!)。 2003ビンテージの恩恵か、濃厚さもあって、およそ800円ワインとは思えない。 ラベルとコルクはいかにも安ワインであるが、中身は2000円以上レベル。 もともとコストパフォーマンスに優れたスペインワイン。 それにしてもこのワインはそれにしても予想外に高品質である。

---師範より---
 お久しぶりのご報告、ありがとうございます。
 安ウマワインのメッカ、スペインのご報告ですが、 それでも800円以下で高品質というのは掘り出し物ですね。 師範の場合、テンプラニーヨを使った若いワインはちょっと苦手 (あの乱暴な感じがどうも・・・)だったりしますが、 ご報告頂いたワインはそういう雰囲気ではなさそうですし イオン系列での取り扱いがあればスーパーでチョロッと買えそうなので、 見かけたら稽古してみます。
 以上、今後ともよろしくお願いします。


門下生第七十七号富塚毅殿より。 (報告日:2007年3月22日)
 久々の稽古報告です。
 幼稚園の仲良しKさんご家族をおよびしてのバーベキューで飲んだもの。 気持ちがうきうきしていて、 料理も美味しくて本当に味わったのか自分でも「?」な稽古でした。 今回のバーベキューは、 いつもの羊のモモ肉と地鶏を一羽買ってきて部位別に焼くという趣向。
Chateau Olivier 1999

稽古日  2007年3月18日
原産地  ペサックレオニャン ボルドー フランス
輸入業者 サントリー株式会社
購入場所 カルフール南町田
価格   2500円

 いつもの通り、カルフールのワイン担当さんに薦められた白ワイン。 2本で5000円だったもの。 私的にはボルドーの白ワインは、おいしいの?という程度の知識しかなく、 このワインを飲んでみて初めてその良さが分かりました。 滑らかなのどごし、きりりとしていながら丸みのある味わい。これは美味しいです。 4000円以上出しても良いかもの大当たりでした。ネットで見ると良い生産者らしいです。

La Poussie 2002

稽古日  2007年3月18日
原産地  サンセール ロワール フランス
輸入業者 サントリー株式会社
購入場所 カルフール南町田
価格   2380円

 2本目はサンセールの赤。サンセールの赤ワインはごっついのがある。 とHPに師範が書かれていたなあ。と思い出して購入しておいた一本。 もうモモ肉がおいしくて。鳥肉もおいしくてワインの味を探るよりも、 楽しいから飲んじゃえという勢いで飲みきってしまいました。 2002年の割には色がレンガ色にかかっていたので早飲みに作られているものかもしれません。 ド級という感じはなくて滑らかでカッチリした赤ワインでした。 お肉に良くあってぐいぐい飲んでしまいました。
 今回、先に書いた通り鶏肉は一羽をさばいて、部位別に炭火焼したのですが、 胸肉からとれたササミのウマさにはびっくりしました。 ササミはぱさぱさとしているものと思っていたら、今回はふっくらとしてしかもしっとり。 こんなにウマいのかササミって、とKさんご夫妻と話しました。

---師範より---
 毎度まとめてのご報告、ありがとうございます。
 ボルドーの白、師範の印象も「おいしいの?」です。 稽古範囲を逸脱するような金額を出せば結構イケてるものもあったりしますが、 1,000円台とかだとどれを飲んでも一緒、というイメージがありますね。 不味いわけじゃないけど面白みが無いというか。 そういう印象を払拭するワインが増えて欲しいものであります。
 サンセールの方は、白であれば師範も1998産と稽古しております。 頭がお花畑のようなコメントを書いておりますが、要は軽くてさわやかな白ワインだったようであります。 富塚毅殿が飲まれた赤とも、なんとなく相通じるものがありそうですね。
 それにしてもいつも美味しそうな料理を食べておられますね。 ワインより料理の方が美味しそう、とお思いの読者な方も多いのでは?と思われたり。 ともあれまたよろしくお願いします。


門下生第四十八号柳沢殿より。 (報告日:2007年2月12日)
Chateau Preuillac 1999

「種類」 赤
「等級」 AOC Medoc (Cru Bourgeois)
「稽古した日」  2007年2月11日
「稽古した場所」  自宅(オランダ・ロッテルダム)
「購入店」   Gall & Gall(オランダ・ロッテルダム)
「価格」 確か11.49ユーロ(約1810円)

 我が家ではボルドーを飲む機会があまりありません。 赤はブルゴーニュが好きということもありますが、 安ボルドーでイケてるワインに当たった試しがあまりないからです。 同じ値段だったら南仏かニューワールドのカベルネなりメルローを飲むほうが ずっと美味しいということで。 しかしながら最近少し方針を変更。 ワイン屋で良く見るとクリュ・ブルジョワのボルドーを10ユーロ内外で売っています。 クリュ・ブルジョワであればそうそう外れもないだろうし、 価格も充分稽古範囲内。ということでこのワインも買ったのでありました。
 色は良く見ていなかったけど、 99年ヴィンテージということでエッジはややオレンジ気味だったような。 香りはまさにボルドーの王道。 口に含むと、かなり熟成感があって、酸味のバックボーンもしっかりしているし、 なかなか良い雰囲気。 左岸でも安いのはメルロー主体のが結構多いのですが、 これはカベルネの方が多いかな、と裏ラベルを見たらセパージュはCS52%、M46%、CF2%。
 結論としてはこれ、かなりオススメです。 どうもこの銘柄は日本にはほとんど入ってないようですが、 我が家ではクリュ・ブルジョワは今後も要チェックということにします。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 『安ボルドーでイケてるワインに当たった試しがあまりない』は同感です。 大ハズシもしないかわりにアタリもあまりなくて、 安ワイン者としては面白みに欠けるものが多い気がします。 安ブルゴーニュの場合は大ハズシはするわアタリはほとんどないわで、 そっちもあまり投資に見合うものは無いわけですけど、 ブルゴーニュって代替品が無いですからね〜。 ご報告のワインの場合、1999産という「ちょい古」なのが良かったのかも知れませんね。 やっぱりボルドーは熟成させてナンボ、だと思います (なんてことを安ワイン道場師範が言っても説得力ゼロ&己の立場を危うくするわけですが)。
 ともあれご報告ありがとうございました。またよろしくお願いします。


門下生第百一号小原殿より。 (報告日:2007年1月8日)
Cuvee des amandiers '04 rouge

■地 Vin De Pays D'Oc(御仏)
■値 830円
■店 茅ケ崎 ミナガワ酒店
■品種 グルナッシュ、カリニャン、メルロ

師範のHPを見るうちに、AOC以外のワインも飲んでみよう!!という気になりまして、 人生初、VDPを口にしてみました。
机上の知識でのOc産、結構スパイシーな感じをイメージしていました。 抜栓後の香り、うーん、あんまりフランスの香りはしません。 どちらかというと、安いイタリーな香りが、と思っていました。 が、恐らく私の香知識不足かな、とも道場を見ていて感じてもいました。 でも、まぁ個人的の意見は大事でしょう、という事で、 ゆっくり飲んでいたら、なんとなく大好きなメルロの香り、味が出てきた気がする・・・。 試しにスワリングしてみたけど、Grapeな感じとinkyな感じ。偽ボルドーかなぁ。 でも、なんだかおもしろいっす。 ワインをちゃんと飲んでみよう、と思ってみて、 安ワイン(3桁)で、初めてウマイかも、と思いました。 不味くは無いです。個人的には、ウマイと思います。

---師範より---
 ご報告ありがとうございます。
 『人生初VDP』『安ワイン(3桁)で初めてウマイかも』ということは、 「安ワイン者」としてはまだ飲み始め、ということのようですね (もちろん、ワインなんてたかが嗜好品、 安いやつはあまり飲んで無いからって何らハンディやペナルティを負っているわけではないんで、 全然気にする必要はないですが)。 師範の経験では、ラングドック産のワインに一般的な香り/味の傾向は無いと思います。 それこそ造り手/銘柄によって千差万別、玉石混交、 ボルドーっぽいのもあればイタリアっぽいのもあり、果ては南米っぽいのまである土地、 という印象です。 強いて言えば、 どちらかというと酸がキリリというものより、 甘味やアルコールに富むものが多い傾向にある印象はあります。
 というわけで、今後の安ワイン選びの参考になれば幸いです。


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by 師範