讃岐饂飩行脚


1998年3月23日から25日の2泊3日、 師範と師範代は、日本一、いや世界一のうどん名所"讃岐"の國を訪問し、 "讃岐饂飩行脚"を敢行することと相成った。

何を隠そう、師範代は大の"うどん・素麺狂"、 最近では週に6回はうどん 又は 素麺を食べないと中毒症状が出るという有り様。 というわけで『讃岐方面へうどんを食べに行こう』とは、大昔から言われ続けて来たのである。 しかし、当時は「うどんなんて讃岐で喰っても大差無いに違いない」とタカを括っていた師範は、 その師範代の要求に長いこと応えずにいた。

と こ ろ が、である。
ある食べ歩き権化の方のホーム頁に、 讃岐うどん大絶賛の記事が書かれた。
次に、ひょんなことからその方にお会いし、『讃岐に行けば"うどん感"が変わる』と言われた。 (当時は「"うどん感"ってなんや?」と思ったが)
更に、名著"恐るべきさぬきうどん"を入手した。 そして、麺聖のホーム頁を見るに至った。

もう、こうなると居ても立ってもいられない。
ついには大阪2泊、香川[宇多津]2泊でうどんを喰いに行くという、 傍目にはあまりにも酔狂な計画を実行することになったのである。 何が酔狂かって、交通費/宿泊費トータルでおよそ12万円(2人分)、 そんだけのお金を使って1杯100円のうどんを喰いにいくのである。 <もちろん、もっと安くも行けるんだけど>

ここで"讃岐饂飩行脚"とはどのようなものか簡単に説明する。

ってな感じである。

それでは、本文へゴー!

凡例


3月23日(月)

朝10時頃に前泊地の大阪を出発。 往復一万円もするバブル橋"瀬戸大橋"を使って、午後すぎに憧れのうどん聖地"讃岐"到着。 午後ってことで、宿泊施設"リゾナーレ宇多津"から一番近く、 かつ好評判の一般店をあいさつ代わりに訪問。

山下

善通寺市与北町1017(0877)62-6882一般店

師範ぶっかけ小ひや250円------13:00
師範代ぶっかけ小ひや 250円------
[師範コメント]
とにかく一口目、生まれて初めて本場のうどんを口にした一口目、感動が全身を走る。 「すごい歯応えだぁ!」未だかつてこんなうどん食べたことが無かった。 まるでグミキャンディーか冷麺のようなコシ。 挨拶がわりのつもりが強烈なカウンターパンチを受けてしまった。
ただ、個人的に残念だったのが、始めから乗せられている生姜と天カス。 ちょっと師範には生姜が多すぎ、天カスの油が気になった。
ともあれ、"目から鱗"のうどんであったことは言うまでもない。

88点

[師範代コメント]
夢にまでみた"本場の讃岐うどん"記念すべき一軒目。期待に胸膨らむ。
「うまい!」がっちりした歯応え、噛み切れない。「讃岐に来てよかった」そう感じる1杯だった。 師範的には『生姜が多すぎ』とのことだが、 東京で釜あげうどんについてくる生姜を追加する師範代的には丁度いいといったところ。 人の好みは難しい…

9/10点

一旦宿に帰って、高松出身で帰省中のK氏一家(K氏、奥方、チビ2人)と合流。 そして、"満濃トライアングル"の2店を訪問することに。 まずは釜あげの名店"長田"へ。

長田

満濃町吉野1290−1(0877)79-2171製麺所?

師範釜あげ小250円------16:30
師範代釜あげ小 250円------
[師範コメント]
"名店中の名店"との噂だったので、気合を入れて乗り込んだが…
最初の印象は"比較的普通"。とくに歯応えがあるわけで無し、粘り強いわけで無し。 ただ、我々は勘違いしていたと思う。"固いうどん"イコール"良いうどん"と。
機会があれば再訪したい店である。(機会無い無い)

78点

[師範代コメント]
一軒目で気分を良くし、二軒目に乗り込む。
「おや、あったかいうどんはこんなもの?」思っていたより歯応えが足りない。 かといってもちもち感も無い。「釜あげうどんとはなんぞや?」と考え込んでしまう。 しかし、翌日"中野うどん学校"にてその悩みも解決することになる。
(おばちゃんが子供好きなのがとても印象的)

7/10点

次は、長田の斜向かい、"元祖しょうゆうどん"の小縣家へ。

小縣家

満濃町吉野1298−2(0877)79-2262一般店

師範しょうゆうどん小400円------17:00
師範代しょうゆうどん小 400円------
[師範コメント]
讃岐うどんの超有名店"小縣家"、しょうゆうどんの元祖"小縣家"。
うどんが出来るまでに大根を自分でおろす。で、その大根おろしと、特製のしょうゆと、 すだちの汁(市販品らしい)をかけて頂く。
さすが有名店だけのことはある。麺のコシもあるし、上記方法にて自分で拵えた汁も良い。 うどんを食べた後に残った汁は、下手な蕎麦湯よりずっとおいしかったりする。
大絶賛ってとこまではいかないけれども。

83点

[師範代コメント]
『讃岐に行くなら"小縣家"のうどんを買って来て』と知人に頼まれた程の有名店。
自分で大根をおろしながら、九州で食べた"おろしうどん"を思い出していた。 "おろしうどん"とは、冷たいうどん麺の上に大根おろしがのっていて、 冷たいダシをかけて食べる。さっぱりしていて美味しいが大根おろしの辛さが強すぎる。 そんなものだった。
しかし、さすが小縣家。大根が甘い。本当に美味しい大根だった。 思わず大根を買って帰りたくなった。冷たい麺に大根おろしをのせ、 特製しょうゆをかけて食べたら美味しかった。 (大根は重いので、特製しょうゆのみ購入した。)

8/10点

…という訳で、讃岐饂飩行脚初日はこれにて終了。

関係ないけど、夕食は、

で、おやどり/ひなどりを頂くことに。 おやどりの歯応えはものすごいものがある。やはり讃岐は"歯応え文化圏"なのか?

3月24日(火)

本日は、師範,師範代,K氏の3人での讃岐饂飩行脚。
まずは、前日に下見しておいた"山越"から。 店構えは昨日の3店と異なり思いっきり製麺所、期待してしまう。 9時集合の約束なのに15分前にはスタンバっており、 開店をいまかいまかと待ち構えることとなった。

山越

綾上町羽床上602−6(087)878-0420製麺所

師範かけ小ひや90円------9:00
師範代かけ小あつ 90円------
[師範コメント]
「うどんは冷たいんが歯応えがあってうまい」と、昨日の経験から信じていたので、 迷わず冷たいんを注文。うーん、うまい。素晴らしい歯応え。固いんだけど固すぎず、 コシがあるけどありすぎず。ダシも絶品。イリコ系の甘めでやさしい出汁。 ネギも太ネギを薄ーく切ったもので、麺・ダシを邪魔しない。
で、温いんを食べている師範代のを一口。なんじゃこりゃ、温いんもうまい!

95点

[師範代コメント]
3月とはいえ朝はまだ肌寒い。「あたたかいうどんを食べて暖まろう」 そう思いながら山越のうどんを口に入れた瞬間、幸せが舞い込んできた。強すぎない歯応え、 真珠の様なつや、麺とダシのバランスが絶妙でなんとも言えない。 思わず「幸せ!」と口ずさむ自分がちょっぴり恥ずかしかった。

10/10点

次も製麺所"田村"。近くまで行くも場所判らず。 自動車整備工場のお兄ちゃんに師範代が場所を聞こうとしたらその車に跳ねられそうになった。 結局親切に教えてくれたけど。(実はそのちょっと先、結構判りやすい所にあった)

田村

綾南町陶1090−3製麺所

師範かけ小あつ100円あげ40円9:30
師範代かけ小あつ 100円------
[師範コメント]
先ほど、山越で"温いんの美味いの"を食べたんで、己の禁を破って温いんを注文。 うーん、さっきと違う。ふつうのうどん。もちろん温かいうどんってこんなんだと思う。 でも…さっきは…。
オプションで取った"あげ"、 これはスーパーで売ってる"キツネうどんのあげ"ではないかと思われるくらいの個性の無いもの。
なんか師範とは波長が合わない感じがした。店の雰囲気はそれっぽいんだけど。

73点

[師範代コメント]
自動車に跳ねられそうな危険を冒してまで臨んだお店。 朝9:30というのにお客さんが沢山いたのでびっくりしたが、 肝心のうどんではびっくりする程の美味しさを得られなかった。
歯応えはあるけれど、最後の皮一枚分ぐらいが足りないそんな感じだった。 ダシもちょっぴり塩分が多い気がした。

8/10点

次に、比較的近いところにある"山下"(前日の"山下"とは別で製麺所)へ。
いやー、とってもわかりづらいところにある。 近所のおばちゃんに聞いて、教えてくれたけどそれでも判らない。 車を降りて徒歩で捜してようやく発見!、自動販売機がある以外、外見は全く普通の農家の納屋。 有名な"郵便局集配職員休息所"の看板が無ければ、さらに右往左往してたかも。

山下

坂出市加茂町仏願147(0877)48-1304製麺所

師範しょうゆ小ひや120円------10:15
師範代しょうゆ/かけ小ひや 120円------
[師範コメント]
働いているおばちゃんたちの感じがすごくいい。やさしい。
グラグラ煮え立った釜からあげたてのうどんをしょうゆで頂いた。 麺はうまい、すごく。おばちゃんたちの雰囲気と同じやさしくも芯のある麺。
ただ、食べ方として"しょうゆ"は苦手だってこと今になって気づく。 なんか、しょうゆの濃さがうどんと相容れない感じ、個人的には。 師範代が切り替えたかけは絶品。かけで食べればよかったなぁ。

92点

[師範代コメント]
迷いに迷ったお店。お店を見つけた時ロッキーのテーマが聞こえてきた。 (師範代は嬉しい時にロッキーのテーマが聞こえてくる)
お店に入ると猫が店番をしていたけれど、どうやらよその猫らしい…。 麺はやさしい歯応えをもっていて、ダシも少々甘めの為マイルドな感じのうどんだった。 ここで休息できる郵便局集配職員の方が羨ましい!

9/10点

午前中最後は、のどかなロケーションで有名な"蒲生"へ。
実はこの"蒲生"、上記の"山下"からは歩いても行けるくらい近い。そうとは知らずに、 大きく遠回りしての訪問。大きな看板もあるし外見上は一般店と変わらないが、 店内?ほとんど作業場なためうどんは外で食べる。

蒲生

坂出市加茂町420−3(0877)48-0409製麺所

師範かけ小あつ100円あげ70円11:00
師範代かけ小あつ 100円げそ天70円
[師範コメント]
"あげ"はうまい、本当に。
なぜ最初に"あげ"を誉めたかって言うと、うどんがイマイチな印象だから。
ここのうどん、学生時代に食べた博多の「かろのうろん」を彷彿とさせる。 「かろのうろん」、当地ではうまいって評判。でも師範にはいまいちだった。 ブリッとはしているけど真っ白くてよく千切れる麺、なぁんかアピールしないのよ、師範には。

70点

[師範代コメント]
"すばらしいロケーションのうどん屋"と名高い蒲生。麺の歯応えが足りないが、 ダシは今までのお店の中では一番美味しい。「讃岐うどんというよりは九州うどん」 という印象を受けた。

7/10点

ここまでで午前中の行脚は終了。K氏とはお別れ。

これまで7軒程食べ歩いてきて、やっぱりやってみたくなるのは"自分で打つ"こと。 それが出来るところがあるんです。琴平の"中野うどん学校"。 要は観光客向けの"うどん作り体験コース"なんだけど、 やっぱり自分でやってみると何か新しい発見があるかも、と期待して (金刀比羅宮参りも兼ねて)いざ琴平へ。

"中野うどん学校"に着いて受講できるか聞いたところ、今日は通常の講習はやってないとのこと。 ところがこれが逆にラッキーで、校長先生直々に我々二人だけの為に教鞭をとってくれることに。
うどんの歴史や讃岐で発達した理由、 科学的見地から見たうどんの良さ(これはほとんど"あるある大辞典"の受け売りでした) 等の座学のあと実習。そして試食。全部でおよそ1時間30分。

先生の講義の中で、特に印象的な言葉を挙げると、

とかがあった。"歯応えの三要素説"には大納得。 確かに、 「幸せ度の高い麺はただ単に固い麺ではなく、粘りのあるやさしくもしっかりした麺であるなぁ」 と思っていたことを言い当てられた気がした。

そんなこんなで、我々には非常に有意義な講義でありました。(うどんの値段を考えれば爆発的に高いけど)

中野うどん学校

琴平町石段口(0877)75-0001うどん学校

師範釜あげ1,500円(講習料,テキスト,のし棒,卒業証書込み)14:00
師範代釜あげ 1,500円(講習料,テキスト,のし棒,卒業証書込み)
[師範コメント]
自分で打った麺にコメントするのも変な話だけど…
はっきり言って美味かったっす、そうやって食べた釜あげ。 けっして固くない、コシはあったりなかったりする麺だけど、粘りは十分。 特筆すべきは、多少茹で過ぎてもおいしさが変わらないってこと。
なぁんか、自分の中のうどん評価軸がもう一本加わって、平面だった座標が立体になった、そんな感じ。
(ここ、ふつうのうどん屋もやってます。そこで食ってもイマイチだと思う。校長がそう言っていた。)

採点不能

[師範代コメント]
"自分でうどんを打つ"そんな事ができるなんて夢のよう。 沢山の登山家がエベレストを目指すように、 師範代は麺を打つ事が大きな目標でもあった。 中野うどん学校の校長先生は、"うどんの神様"かもしれない。(師範代にはそう見えた) 自分で作ったうどんは、手前味噌かもしれないが美味しかった。

?点

無事卒業。 …というわけで、これにて讃岐饂飩行脚二日目終了。

またまた関係ないけど、本日の夕食は

で、刺身3種(カレイ/カンパチ/赤貝)、メバルの煮付け、かき揚げ、 カレイのアラの唐揚げ、松にぎり二人前と相応の酒を飲んで1万円強。カレイの刺身は活造りだったりするし、 量/質どちらも良くて安いと思った。
それにしても、カレイとかカンパチとかには十分な歯応えあり。 "讃岐歯応え文化圏"の印象を更に補強することになった。

3月25日(水)

いよいよ讃岐饂飩行脚も最終日。本日は師範/師範代の2名のみでの行軍。

最初"中村"へ向かう。ここもまた判りにくいところにあり、 散歩中のおばちゃんに師範代が道を聞く。
「ちょっとお伺いしたいんですが…」(師範代)
『はいはい、なんでもええよ』(おばちゃん)
「"中村"っていううどん屋さんはここらへんに…」(師範代)
『なんや、うどん屋か』(おばちゃん)
おばちゃんは一体何を聞かれると思ったんだろう???。

で"中村"は発見できたけど、開店時間の8:30になっても開店せず。「もしや臨時休業日?」 との疑念を抱きつつ、他を先に廻ることにした。

次に向かったのが"宮武"。しかーし…。
宮武は水曜休業日。残念無念。

2軒も外されて、ややブルーな気分になりながら向かったのが"山内"。
ここ、本当に山の中に"忽然と"現れる。すっごいロケーション。

山内

仲南町十郷大口1010(0877)77-2916製麺所

師範かけ小ひやひや200円こんぶ天100円9:00
師範代かけ小あつあつ 200円げそ天100円
[師範コメント]
入った瞬間、店を切り盛りするおばちゃんと麺を切るおっちゃん、 生地を足で踏むおばあちゃんが目に入る。まずそこで安心してしまう。
麺はやや太め。冷たいんで食べるとちょっと抵抗を感じるくらい。 オプションで取った天ぷらは、なんとダシ昆布を揚げたもの。これが結構いける。 ダシ昆布の再利用法発見って感じ。
なんとなく幸せになれるうどん屋。ちょいと高めな値段設定(っつっても200円)だけど。

88点

[師範代コメント]
"すばらしいロケーションのうどん屋"と名高い蒲生。そんなの目じゃない、それが山内。
「どうしてこんな処にお店があるのだろう?」と悩んでしまう。 ロケーションはこのお店が本当に一番だと思った。 麺はやや太めで、多少しょっぱ目のダシと相性が良い。迫力ある一杯が魅力的。
お店を出る時、『内緒やで』っておばちゃんが四国の列車時刻表をくれた。3/14改正になったばかりのものらしい。 「車での訪問客の自分になぜ?」と思ったが、おばちゃんの優しさがとても嬉しかった。

9/10点

次は、先ほど開いていなかった"中村"。臨時休業でないことを祈りつつ出向くと、 幸いなことに開いている。 "ネギは客が畑から抜きて来て自分で切る"という伝説はどうやらまんざら嘘でもないらしい。 庭にはネギが植えてあるし、たしかに常連と思しきお客さんが切っていた。

中村

綾歌郡飯山町西坂元1373−3(0877)98-4818製麺所

師範かけ小ひやあつ100円------10:00
師範代かけ小ひやあつ 100円------
[師範コメント]
とにかく店の中は黙々と食べたり作業したりしてる常連さん。 店の人も、ドギマギする我々を見ても全く指示してくれない。 見よう見まねでうどんにありつくことが出来た。
いやー、ここもうまい。比較的細めの麺とやや芯を残した茹で加減のバランスが絶妙。 ダシはあまり印象に無いくらいに麺を邪魔しないもの。それって素晴らしい。
常連さんの切ったネギ、非常に厚切り。それゆえちょっと"ネギうどん"の様相を呈した。 (それを採点に反映させるのはどうかと思うけど、まぁ一期一会ですから)

93点

[師範代コメント]
本日は休業と思い一度は諦めかけたお店だけに、のれんを見た時の嬉しさ… 何とも言えない。麺の太さが細すぎず、太すぎず丁度良い。ねばり気があり、 コシもある。おまけにつやつや光っていた眩しい麺との出会いである。

10/10点

次は、かなり離れた場所にありながら、その評判たるや皆が口を揃えて『最高』という"谷川米穀店"へ。 "米穀店"でうどんを食べるっていうところがまず当地以外では考えられない。 30分以上かかってやっと到着。結構山深く風光明媚なところにある。

谷川米穀店

仲多度郡琴南町川東1490(0877)84-2409製麺所

師範しょうゆ小ひや100円------11:00
師範代しょうゆ小ひや 100円------
[師範コメント]
"山下(坂出)"の教訓から、かけで食べようとおもったんだけど、この店、食べ方はしょうゆのみ。
麺はうまい。固すぎず粘りのある麺で絶品。ただ、やっぱり師範はしょうゆうどんはちょっと苦手。 しょうゆかけすぎると塩辛いし、かけすぎないと物足りない。 そのちょうど中間を狙えるのって常連さんじゃないとむずかしいと思う。 麺の塩加減とかも関係してくるし。
なぁんか後ろ髪引かれるような感じを残した。

85点

[師範代コメント]
今回訪問したお店の中で宿から一番遠かったので、行くべきか悩みに悩んで行ったお店。 麺は最高だと思った。強烈すぎない歯応えに、もちもち感。でもでも、 師範と同じく、しょうゆうどんはちょっと苦手。 常連さんは生たまご&しょうゆで食べていた。そっちの方が美味しそうだった。

8/10点

"宮武"が水曜休業だったため、急遽相手として選んだのが坂出の"彦江"。
車は入れないところにあり、 発見が極めて難しいということで当初リストには入れていなかった。 訪問したのが丁度昼時だったため、住宅街から爪楊枝くわえて歩いてくるオッサンとかがいて、 比較的簡単に発見できた。(もしそれが無かったら極めて発見は難しいだろう)

彦江

坂出市横津町3−6−27(0877)46-3562製麺所

師範かけ小あつ100円ちくわ天90円12:00
師範代かけ小あつ 100円あげ60円
[師範コメント]
普通"行列の店"って敬遠したくなるんだけど、このお店の場合は"行列"に救われた。
結局ここまで"セルフの店"ってのに行ってない。なんで、この店みたいに"半ばセルフ"の店は大緊張。 行列に並んでる間、他のお客さんのやってることを学習することが出来て事無きを得た。
自分でゆがく店なんでコシがどの程度残るか心配したけど、 ちょっと太目の麺で、渡される時点では結構芯を残しているらしく、ゆがいた後でもきっちりコシがある。 ダシも甘目ながら好きな(魚の香りが残った)系。オプションで取ったちくわ天も良し。 トータルバランスが非常によいお店。こんな店の近所にある勤務先が羨ましい。

90点

[師範代コメント]
おばちゃんに申告した玉数の麺をもらい、自分でゆでる。 こんな事やったことがないので必要以上に緊張してしまった。 頑張って「ひと玉」と申告したが、別の人が『1.5玉』 と申告してしているのを聞いて「何じゃそりゃ〜。そんなんあり?」 と一気に緊張が解けた。
麺の芯が他の店の倍はある。 (自分でゆでたからかな?)"本当にコシがある麺とはこういうものよ"といった感じだった。

10/10点

最後は一般店の"おか泉"へ。
名物の"ひや天おろし"は850円。これまでから考えると信じられないくらいの高級うどん。 それだけのうどんかどうか興味あるところ。

おか泉

宇多津町浜八番丁129−10(0877)49-4422一般店

師範冷や天おろし850円------13:00
師範代ぶっかけおろし 400円おでん(牛スジ,大根)各100円
[師範コメント]
讃岐饂飩行脚の最後にふさわしいうどん、と言いたいところだけど…
いまいちかなぁ、師範には。まったくコシを残さず柔らかい、しかしビニョーンと延びる麺。 それはそれでこの店の主張だとはおもうけど、ちょっと"ケレン味"を出し過ぎって感じ。 "冷や天おろし"、麺の量は2玉分ほどで、上に海老天が2匹乗ってたりする。 よって、食べ終わる頃には海老天の衣がダシに解けてベロベロ。
なぁんか、"バブリー"という印象のうどん屋。でも、良いほうなんだと思う。 きっとこれまで食べてきた店が良すぎ。

65点

[師範代コメント]
いよいよ最後の店となり、初めておでんを食べてみた。牛スジと大根をチョイス。 全体的に薄味で上品なおでんだった。うどんを待つ間のおでんはなかなかのものだと思う。
このお店の麺は他店と違い平たい。粘りやコシは少ないが全体的にもちもちしている。 美味しいうどんだけれども、400円はちょっと高いかな?

8/10点

これにて、"讃岐饂飩行脚"全行程を終了。

結論から言うと「交通費使っても行く価値あり」であった。 讃岐でしか食べられない、素晴らしいうどんの数々。
たしかに"うどん感"も変わった。どう変わったか言葉にするのは難しいが、 現在、師範/師範代は自宅でうどんを打つ修行を行っている、ということで理解して頂けようか。


by 師範/師範代