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      高野槙のように「大きく真っすぐに育って欲しい」

                                                   伊勢雅臣
■転送歓迎■ No.1229 ■ H18.12. ■ 8,708 部 ■■■■■■■


     日本漢字能力検定協会に寄せられた応募で今年の世相を表す
    漢字として選ばれたのは「命」。第2位が、悠仁様にちなんで
    「悠」、第3位は「生」だった。相次いだ子供達の自殺ととも
    に、皇室の41年ぶりの親王ご誕生が、大きな要因だった事が
    窺われる。

     悠仁親王の身の回りの物に、お名前代わりにつけるお印には、
    「高野槙」が選ばれてた。日本特産の常緑樹で、真言宗の霊地
    ・高野山に数多く自生する。成長すると高さは30〜40メー
    トル、太さは1メートルにもなる。「大きく真っすぐに育って
    欲しい」という願いをこめて秋篠宮両殿下が選ばれたお気持ち
    そのままに、天空にまっすぐそそり立つ。ヒマラヤスギ、アロ
    ウカリアとともに「世界三大美樹」と呼ばれている。

     高野山真言宗総本山金剛峰寺の正面を入ってすぐ左手には、
    昭和天皇と香淳皇后が高野山をご訪問された記念に、植樹され
    た高野槙がある。

     金剛峰寺では「高野六木」として伐採を禁じた樹木があるが、
    高野槙とともに栂(つが)が選ばれている。秋篠宮殿下のお印
    が、この栂である。

     高野山金剛峰寺では、悠仁親王のご生誕を祝って、伽藍の一
    角に高野槙1本を植樹した。皇室の「命」の継承がこの寺の樹
    木に象徴されている。

     高野槙のように「大きく真っすぐに育って欲しい」と思う親
    心は国民も同じである。少子化と言えども、毎年100万人以
    上の赤ちゃんが生まれている。一人ひとりの子供が高野槙のよ
    うに「大きく真っすぐに」育ってくれれば、国全体も凛とした
    立派な国になっていくだろう。悠仁様のご成長は、その象徴で
    ある。

■参考■
1. 産経新聞「物は語る 平成18年 2 真っすぐに育ってほし
   い」、H18.12.20 

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