11/10(Sat.)八幡野ダイビングの報告

 連日海洋公園では北や北東の風が吹き、クローズの日も多かったのだ。土曜日も週間予報では初めは良かったのにどんどん悪くなり、結局一日中雨、しかも北東の風強いという状況で、タンクタダ券狙いで企画したのが外れてしまった。それでも、早くスタートして昼過ぎには帰路に着くという計画のおかげで、八幡野に着いたときはほとんど一番乗りで、実際、海に入ったのは一番乗りだった。という訳で、海洋公園集合の八幡野2ビーチとなった。海洋公園も入れなくない状況だと思ったが、赤旗が立てられてしまったので、場所を変更した。若潮。

1本目 (#362)

ポイント名: 八幡野ビーチ

陸上の気温:13℃、水面19℃、水中19℃、雨。

透視度:7m、透明度:12m

最大水深:12.9m、滞底時間:49分

 台風の時にテトラポットが移動してしまったために航路が変更になり、そのせいで潜水禁止区域が広がっていた。EN口がいくら南向きだからと言ってもウネリは入っている。ガイドロープの沖側に行くなということで、ガイドロープに沿って行くと、何と楽チン、アジ根までたどり着いてしまった。アジ根は潜水禁止区域になってしまっているのでおとなしく見て回る。我々は一番乗りなので、ボートもまだ出航する気配もなく、プロペラの音も全く聞こえなかった。底揺れが大きい。特にコレという生物も見つけられなかったので、ヒダリマキの根方面に適当に向かう。大分飽きてきたところで、Uターンしてアジ根まで引き返した。その後は北上してガイドロープを見つけてからは、ガイドロープを伝わって帰ってきた。見た魚は、アオヤガラ、キツネベラ、ササノハベラ、カミナリベラ、ハコフグ、ミギマキ、タカノハダイ、ムツ群れ、ゴンズイ玉、アオリイカ、15cm位のかわいいが泳ぎの速いカンパチ4匹、大きいアオブダイ、イシガキダイ、ブダイ、イラ、ツノダシ多数、ソラスズメダイ、ナガサキスズメダイ、ウツボ、オオスジイシモチ、ニザダイ、アイゴなど。

早弁後、ボートダイビングご一行様が出航なさったので、どこへ行くのか見ていたら、アジ根の沖合いで留まり、バックロールで入って行った。なんだあんなに近くがボートスポットなの?でも、地形図を見ると、ボートポイントながら、沈船以外は浅目である。なるほど、ポイント名前は分からないがアジ根の沖合いにありそうだ。ボート料金\3000也。ガイドも頼んだら更に+\2500也。アジ根の真南では前に行った時、どんどん深くなるばかりだったので東か西に振る必用がありそうだ。わざわざ探す気はしないが...。そろそろ、ということで1時間51分後の

2本目 (#363)

ポイント名: 八幡野ビーチ

陸上の気温:13℃、水面19℃、水中19℃、雨。

透視度:7m、透明度:12m

最大水深:17.3m、滞底時間:54分

 ショップのバンが増えてきた。きっと富戸や海洋公園を予定していた人々がクローズのために流れてきたのだろう。すごい人数のダイバーでごった返していた。ほぼ同じコースを行く事にしたが、せっかくだからアジ根の先まで行ってみた。何も無いのだが水深が深いせいで、縦方向が広がって感じられて気持ちの良い瞬間を過ごすことができた。ミゾレチョウチョウウオの幼魚を見つけた、かわいかった。ルリハタをペアで見かけた。帰り際、ガイドロープの所でツノダシの群れがいたので数えてみると20匹いた。これだけいると絵になる。とっても久し振りの八幡野であった。

利用ダイビングサービス:八幡野ダイビングセンター

         〒413-0232 伊東市八幡野826

         電話:0557-53-3711

タンク2本¥4000+tax、施設使用料¥1000+tax、駐車場¥500+tax


10/06(Sat.) 大瀬崎ダイビングの報告

 3連休初日だということを忘れて普通の土曜日のようなつもりでいたら、道が予想以上に混んでいて特に小田原市内はひどかった。そのせいで、集合時刻に30分以上遅刻することになってしまった。行きから4時間もかかるとは、帰りがどうなることやら。でも3連休初日の上りだからそうでもないか、と考えていた。帰りは実際そうでもなかった。くもり時々晴れ、中潮。

1本目 (#360)

ポイント名: 一本松〜大川下

陸上の気温:22℃、水面24℃、水中24℃、曇り時々晴れ。

透視度:5m、透明度:12m

最大水深:27.2m、滞底時間:43分

 特に事前情報も無く、狙いも定めず、とにかく外海ということで適当に一本松から入った。ツノダシが目に付く。ハナハゼがいる近くを見るとダテハゼonlyあるいは一緒にテッポウエビもいる穴がある。ネジリンボウは見つからなかった。ムチカラマツ林まで行き、大川下方向へdriftで進む。ガラスハゼはみつからない。これを見ないと大瀬に来た気がしないサクラダイとコガネスズメダイを見ながら流れて行った。暖かいのでとても気持ちの良いダイビングとなった。一本松の沖からほぼ25-20mラインを大川下方向に流したので砂地が長かった。ゴンズイ幼魚がひらひら居たくらいで砂地では他の魚は見なかった。10月だというのに透視度が5m位しかなかったのはとても残念なことだ。でもダイバーの数は大瀬崎にしては少ない方で良かった。見た魚は、ネンブツダイ、クロホシイシモチ、キンセンイシモチ、キンギョハナダイ、ソラスズメダイ、メジナ、ニザダイ、カワハギ、スズメダイ、イラ、タカノハダイ、カンパチ、アオリイカ...など。観光客に今日はフェスティバルか何かがあるのかと聞かれた。一般人にとっては、コレでもダイバーは多いと写るようだ。

1時間50分後の

2本目 (#361)

ポイント名: 湾内

陸上の気温:22℃、水面24℃、水中23℃、曇り時々晴れ。

透視度:2m、透明度:4m

最大水深:21.5m、滞底時間:52分

 午後は湾内へ。大瀬館の前あたりから入り、少し右へ振りギミで6連タイヤ探し。近くにネジリンボウが居るとの情報を大瀬館でゲット。しかし、コースは結果的に右に振りすぎて、定置網まで行ってしまった。戻る途中に6連タイヤは見つけたが中にカサゴが入っていただけでネジリンボウは近くにもいない。透視度が半端じゃなく悪くて、ところどころ湧き水が出ている所のみ視界が開けている。ハタタテダイ幼魚、コロダイ幼魚、コチ、ウオノメハタ、コウライトラギス(ダテハゼの穴のところに居て、一瞬、オッ!変わった模様のダテハゼが居ると思った!紛らわしいので、穴の横で居ないでくれ!!−−−特に透視度が悪い日には)、...くらいかなあ。初めてFUJIMIを使ってみた。テーブルを使うことも無く砂場でずっと居るなら安さが魅力。雨と冬場は辛いだろうなあ。

利用ダイビングサービス:ダイバーズインFUJIMI

         〒410-02 沼津市西浦大瀬崎993

         電話:0559-42-3052

タンク2本¥2900+tax、施設使用料¥700+tax、入海料¥340(税込み)


9/15(Sat.) 伊豆海洋公園ダイビングの報告

 事前に詳しく行き方を教えてもらったブリマチメガネ岩を目指すことにして、かなり本気でトライすることに。中潮。

1本目 (#358)

ポイント名: ブリマチの根

陸上の気温:27℃、水面24℃、水中24℃、曇り。

透視度:6m、透明度:12m

最大水深:29.8m、滞底時間:54分

 メガネ岩を目指し、ツナキリまで約16分ゆっくりと水面移動した。根の北側に沿って行くことを意識し、ブリマチの根のひらがなの「し」の字型を見つけた所までは良かったが、根の北側沿いに進むと袋小路になるので「そこを更に北側に迂回して沖を目指す」というのが抜けてしまい、袋小路の先を北東に振ってしまい、結局メガネ岩を見つけられずどんどん岸沿いに北上する方向へ行ってしまった。でも、ここも透明度が良ければとても良さそうな景色である。時節柄ツノダシ多い。タカベ、イサキの壁がすごい。アオブダイ、イシダイはデカイのが多い。引き返す途中でエア残が10barを切ったので浮上して水面移動で戻った。海洋公園で水中で他のパーティーと出会わないなんていうのは、もしかしたら初めてのことかも知れない。

3時間07分後の

2本目 (#359)

ポイント名: 砂地〜1番の根

陸上の気温:27℃、水面24℃、水中24℃、曇り。

透視度:5→1m、透明度:10→1m

最大水深:18.7m、滞底時間:51分

 徳広さんのガイドで砂地からブリマチ方面に行き、岸づたいに1番の壁裏まで行く。クマノミ城には9匹のクマノミとミツボシクロスズメに加えてウルトラマンカクレエビ(正式和名は?)がいた。キイロイボウミウシも途中で見つけた。人が多いだけじゃなく、どんどん濁った潮が入ってきて見えなくなっていった。オクリダシに向かう途中で大きなツユベラの幼魚がいた。やはり目立つ色どりだ。オクリダシではハリセンボンがいたが、ギンポ岩をチェックするのが精一杯で、濁りがひどく、エビ網漁のため15:00エグジットというのもあったので、おとなしく上がってきた。

利用ダイビングサービス:伊豆海洋公園ダイビングセンター

         〒413-02 伊東市富戸841-1

         電話:0557-51-1129 予約用:0557-51-3724


08/18(Sat.) 井田ダイビングの報告

 人によっては夏休み(お盆休み)の最後の土日となるので、混雑が予想されたのだが、やはりウレシイ穴場であるここ井田は、そんなでもない。ということで2回連続となるが、気にならない。大型で強い台風第11号接近中ということだったが、東風だからオフショアで荒れることはないだろうと思いながらも前日にDR井田に電話確認したところ、少しウネリが入っているだけ、とのこと。大潮。レンタルタンクはスチールの10L。

1本目 (#356)

ポイント名: 井田ビーチ

陸上の気温:31℃、水面26℃、水中25℃、くもり時々晴れ。

透視度:12m、透明度:20m

最大水深:24.8m、滞底時間:41分

 いつものビーチ。まず砂地へ降りて行き、ボートの周りをチェックする。チビのミノカサゴがかわいい。水はきれいだ。温かくて深く行っても寒くはならない。気持ち良い。ゴロタと砂の境を進み、適当な所で引き返しつつ浅瀬を戻ってくるいつものお気に入りのコース。チョウチョウウオは前にも居たが、ツノダシのペアなどを見ると夏だなあという思いが深まる。スズメダイの大群がまるでいくつもいくつも湧いてくるようだ。スズメダイ、マツバスズメダイ、ネンブツダイ、クロホシイシモチ、オオスジイシモチ、ミノカサゴ、アカエソ、コウライトラギス、イザリウオ、アカハタ+透き通ったきれいなクリーニングエビのオドリカクレエビ、ダテハゼ+テッポウエビ+ハナハゼの共生、ヒラマサ、ウツボ、メジナ、メバル、アイゴ、キンチャクダイなどを見ながら帰ってきた。

昼食をはさみ、2時間06分後の

2本目 (#357)

ポイント名: 井田ビーチ

陸上の気温:30℃、水面26℃、水中24℃、くもり時々晴れ。

透視度:12m、透明度:21m

最大水深:23m、滞底時間:51分

 2本目もやや浅めだがほぼ同じコース。何度来ても面白い、気持ちいい。1本目で見た以外の魚は、クエ、カンパチ(ネンブツダイを狙っていたが、アタックの現場は見られなかった)、サクラダイ、アナゴ、イシダイ、ソラスズメダイ、ルリスズメダイ、ボラ、アオリイカ、ハコフグ、ウミスズメ、ニジギンポ、イトヒキベラ、キンギョハナダイ、タカノハダイ、オキゴンベ、オハグロベラ、ササノハベラ、カミナリベラなどなど。本当にここは何時きても魚影が濃い。

利用ダイビングサービス:ダイビングリゾート井田 

          静岡県田方郡戸田村井田207

          0558-94-3173

タンク\2100、チャージ\1575、施設使用\1050、入海料\350(税込み価格)


07/21(Sat.) 井田ダイビングの報告

 海の日の次の日、朝、沼津を過ぎる辺りで雲が一面空を覆い、雨になった。天気予報では晴れると言ってたのにと思いながらも、連日の暑すぎる日々を思えば涼しくて良いかも、などと思っていたら、雨はすぐにあがり、後は夏の空になった。大潮。レンタルタンクはスチールの10L。

1本目 (#354)

ポイント名: 井田ビーチ

陸上の気温:31℃、水面24℃、水中17℃、晴れ。

透視度:7m、透明度:10m

最大水深:20.1m、滞底時間:51分

 さすがに大潮の干潮。随分引いている。ゴロタの道のりが長い。エントリー直後の水深3m程の所は、まるで沖縄かと思うくらいの魚の数と色、水温も快適である。ゴロタを過ぎ砂になり、どんどん水温が下がって行く。でも透明度が良くなる訳ではない。ボートにタツノオトシゴがいたという情報を元に探してみる。右耳の抜けが悪い。前日飲み過ぎか?寝不足か?少し水深を戻して耳抜きをしなおしてからボートに到着。じっくり探したがいないので、いつものコースを行く。アオリイカの産卵床の木が入れてあって、親は見なかったが卵はあった。深みに行くととても寒い。水温計を見ると17℃、真夏の水温じゃねー。いたるところでサーモクラインができている。25分程行ったところで進路を逆にとり、浅めの所を引き返してきた。スズメダイの超大群が半端じゃない。キンギョハナダイ、サクラダイ、ネンブツダイ、クロホシイシモチ、キンセンイシモチも多い。あとは、ニザダイ、タカノハダイ、ウツボ、チョウチョウウオ、ミノカサゴ、キンチャクダイ、ソラスズメダイ、ナガサキスズメダイ、イラ、ボラ、ササノハベラ、オハグロベラなどがいた。トサカが少ししおれていて元気が無い。寒すぎるためか?

昼食をはさみ、1時間26分後の

2本目 (#355)

ポイント名: 井田ビーチ

陸上の気温:31℃、水面24℃、水中21℃、晴れ。

透視度:6m、透明度:10m

最大水深:22.4m、滞底時間:57分

 外は暑い。ダイバーは多くなく、夏休みに入ったというのに海水浴客も多すぎない。穴場である。1本目より下は寒くない。そのかわり、透視度が少し悪くなった。もう一度今度はもっと入念にボート付近でタツノオトシゴ探しをしたが見つけられなかった。それにしても今日はスズメダイの数がものすごい。魚が次から次へと湧いてくる感じである。トサカの元気は戻っていた。やはり一時的に冷水が急に入ってきていたせいだったのだろうか?ダテハゼとテッポウエビの穴にハナハゼも同居していた。あとは、アカハタ、ゴンズイもみかけた。水深10mより浅い所では水温も高く、まるで海水魚の水槽の中に居るようでとても良い気分だった。透視度は決して良くないが気にならない。気持ちいい。

利用ダイビングサービス:ダイビングリゾート井田 

          静岡県田方郡戸田村井田207

          0558-94-3173

タンク\2100、チャージ\1575、施設使用\1050、入海料\350(税込み価格)


5/26(Sat.) 伊豆海洋公園ダイビングの報告

 3ヶ月振りとなったダイビングなので、オーバーホールに出し損なっているレギュレーターが不安だった。天気はうす曇でまずまず。水温は低目だが、陸上では最高気温の予想が27℃などと言っているのを聞いたのでウエットを選んだ。中潮。

 不安が現実のものとなってしまった。タンクセッティングの時に、プライマリーセカンドからシューというエア漏れの音がする。オクトパスは漏れていないようなので、プライマリを外してプラグを入れた。ブイまで行って潜行開始。その途端に、オクトパスから完全なフリーフローが発生した。バディーにも上がってもらい、タンクのバルブを閉じてもらった時にはもう残圧が50になっていた。仕方なくエグジットし、受付でレギュレーターをレンタルし、タンクを1本追加してもらって、...後は順調に行った。めんどくさがってカメラを置いてきたのは吉と出た。

1本目 (#352)

ポイント名: 2番の根

陸上の気温:25℃、水面17℃、水中16℃、薄曇り。

透視度:6m、透明度:10m

最大水深:26.4m、滞底時間:46分

 恐れていた味噌汁状態よりは随分マシである。でもさすがに魚は少ない。もうアントクメやホンダワラなどの海草が随分成長していて、見通しも悪い。1番の深みに行かずに通り過ぎて2番に直行した。イサキ、ルリハタなど見ながら2番の先まで行き、回りこんで5番側を岸側へ進み、いつものサンゴイソギンチャク畑を越えて岸と平行に1番に戻ってきた。いつものアオブダイはいなかったが、ブダイとタカノハダイのデカイ奴には逢った。カメ岩でイザリウオ探しを試みたが不発。1番の亀裂も気の向くままライトを照らして見る程度。オクリダシにでも寄ろうかと思ったが、エアの残もあまりないようなので、まっすぐエグジット。

昼食を取ったものの、日差しも弱く、寒いので、さっさと2本目行くことにした。南の風が強くなってきて沖は白波が立ってきたが、エントリーポイントは穏やかなものだ。1時間19分後の

2本目 (#353)

ポイント名: 1番の根〜ブリマチ

陸上の気温:25℃、水面17℃、水中17℃、薄曇り。

透視度:7m、透明度:10m

最大水深:23.1m、滞底時間:49分

 レギュレーターはレンタル品なので、もう安心だが、フィンが片方破れていることに気づいた。ブーツ式だが、はいてみたら、すぐに脱げそうな感じはしないので、そのままエントリーした。海洋公園に来たならチェックしないで帰る訳にはいかないクエ穴をまず見に行ったが、イタチウオが1匹いただけで、クエはいない。予想通りダイバーで混雑しているので、1番の先端から真北に進路を取って漁礁を目指した。アオリイカの産卵床を入れたという情報だったが、入っておらず(入っている所は通らなかっただけ?)EN/EXスロープに置いてあった木を思い出していた。ここもダイバーがいたので長居はせずに真っ直ぐブリマチ方面に向かった。残圧が100になるまでひたすら沖へ行く。でも水深は変えないため、どんどん北に逸れて行くことになる。カイメンの墓場(のように立っている場所:勝手にそう呼んでいます)まで行って引き返してきた。帰りにカンパチ1匹が目の前を横切る。バディーは下を向いて穴の中を探索中だった。そろそろ上がろうかと思った頃、ホンダワラ林に出た。まだ北すぎるのかと思い、少し南下しつつ西に向かうが、景色が少し違う感じがしたので、念のため一旦水面に行き、心配しすぎであったことを確認したので、そのままエグジット地点へ行った。

 帰ったら、レギュレーターのオーバーホールならぬ修理と新品のフィンの購入をしなければならない。あーあ、ボーナス出てからだな、これは。

利用ダイビングサービス:伊豆海洋公園ダイビングセンター

         〒413-02 伊東市富戸841-1

         電話:0557-51-1129 予約用:0557-51-3724


02/10(Sat.) 井田ダイビングの報告

 雲が多いものの、明るい。風も無く、午後からは日も照ってきた。対岸に見える富士山が雪をかぶって美しい。我々の他には一グループだけという、いつもウワサ通りの穴場である。中潮。レンタルタンクはスチールの10L。

1本目 (#350)

ポイント名: 井田ビーチ

陸上の気温:9℃、水面15℃、水中15℃、曇り〜晴れ。

透視度:15m、透明度:20m

最大水深:23.8m、滞底時間:45分

 ドライスーツのインナーにトレーナーを着て入ったので少し浮く。前情報ではマトウダイとか煙突状のザラカイメンの岩にいるイザリウオとか、色々言われたが、個人的には最も戸田側のトサカの群生が見たかった。とりあえず防波堤近くから沖に進んだ水深15m辺りに出るというマトウダイ探しをしたが、見つからなかった。続いてブロックの近くの「煙突状のザラカイメン」。陸で話を聞いた時にはどれも煙突みたいなのじゃないの?と思っていたが、あっさりとソレは特定できた。で、その岩の下を見たが、イザリウオは見えなかった。居なかったのじゃなくて見えなかったのだ。というのも、一緒に行った別のバディー2人は私の後に岩を覗き込んで白っぽいイザリウオを確認していた。ご丁寧にデジカメで写真も撮ってあって後で見せてもらった。えー!見てないの?!と言われても、2本目にもう一度見に行こうと言うしかなかった。それから少し行った先にソフトコーラル林が見えてきた。青っぽいトサカにムギワラエビがついていて、背景との組合せが珍しいと思ってシャッターを切った。現像上がってきて青じゃなくて紫だったらがっかりかも、と思いながらもclick! しばらくトサカの群生も見ていたが、戸田方向への流れを感じていたのと、引き返す予定残圧になったので、水深を浅く取り、ゆっくり引き返した。12mラインくらいの所を戻りながら、キンギョハナダイ混じりのクロホシイシモチ、ネンブツダイ、スズメダイ、マツバスズメダイの大群との一体感を楽しむ。最近この感覚がたまらなく好きだ。キンチャクダイは大人も子供もいるし、チョウチョウウオもまだ頑張っていたし、魚の数は多くて、寂しい感じがないのが良い。特に5mくらいの水深ではソラスズメダイがいっぱいいて、季節感がぼけてしまいそうになる。他に見た魚は、ミノカサゴ、ウツボ、キタマクラ、カワハギ、ササノハベラ、カミナリベラ、コウライトラギス、アカエソ、カサゴ、メバル、ボラ、サクラダイ、アオヤガラ、後は思い出せない。防波堤まで帰ってきてエグジット。

昼食をはさみ、2時間13分後の

2本目 (#351)

ポイント名: 井田ビーチ

陸上の気温:9℃、水面15℃、水中15℃、曇り〜晴れ。

透視度:15m、透明度:20m

最大水深:23.8m、滞底時間:48分

 少し浮き気味だったので1kgウエイトを増やし、せっかくだからフードをかぶって入った。フードの威力はすごい。なめていたのがよく分かった。頭が冷えないというのがこれほど温かく感じるのは予想外だった。さて、イザリウオ再トライ(リベンジ)のはずだったが、先ほどのザラカイメンのところにはいくら探してもいない。さっき見たという人に見てもらったが、「いない」とのサイン。何ヶ月も居着いていたというのに何てこったい。仕方なく、今度はソフトコーラル林、さっきよりももっと滞在ということで、ゆっくり見て回った。先ほどの流れは感じない。井田の全面にある訳じゃなくって、この辺に密集しているということは、やはり潮の当たり具合がこの辺りは良い具合になっているのだろう。2本目では、カメラはほとんどウエイトとしての役割しか果たしていなかったので、名前を知らないハゼをいくつか撮った。後で写真鑑定しよう。エグジット前の浅い所ではキビナゴが群れがきらきらときれいだった。帰りに戸田港に行ってキビナゴを買って帰った。2本目で見た1本目以外の魚は、ナガサキスズメダイ位しか思い出せない。もちろんキンギョハナダイ混じりのクロホシイシモチ、ネンブツダイ、スズメダイ、マツバスズメダイの大群との一体感はまた楽しんできた。

利用ダイビングサービス:ダイビングリゾート井田 

          静岡県田方郡戸田村井田207

          0558-94-3173

タンク\2100、チャージ\1575、施設使用\1050、入海料\350、駐車場\700(税込み価格)