補助ノート | 2000/3/18 現在 |
レージスの「臀部鞭打ちに関する記録文書」の重要な示唆になった
J・Pという22歳の青年は、健康で聡明で感じのいい青年だったが、
女性の尻や股を思う存分鞭打ちたい願望につかれておう悩していた。
そのために、若いながら、鞭打ちに関する古今の文献を調べてと
諸解題を作ったり、鞭打ちをテーマにした喜劇をいくつも書いたりして、
知らず知らず昇華していた。
彼は女が女を鞭打ちするのを見ることに興味を持っていた。
そして、みずから過去を顧みてみたのである。
するとたしか、4、5歳の頃のことだった。
何気なくドアを開くと当時14、5歳の少女だった姉が、
どうしたのか家庭教師の膝へ頭を伏せてひざまずいたまま、
スカートをまくられて鞭打たれていた。
その時の姉のまるまるとした真っ白なbuttocksが、
当時の彼にはずいぶん大きい豊かなものにみえ、
永久に消えない印象として焼き付いたのである。
・・・・・・(続きあり)
7つになった自分、近所の子供と一緒に遊ぶと、
父親の役になって10歳の女の子を鞭打ったりするのが好きだった。
また、その子のドロワーズを脱がせてキスしたりしてエレクトしたことを
覚えている。8、9歳の頃、幼なじみの男の子と遊んでいて、
修道僧が鞭打たれている図を偶然見つけたので
「これやってみないか」と言い出し、その子を鞭打ってみた。
相手の子も鞭打たれるのがいい気持ちだといった。
それからはその友達が入営するまで、しばしば繰り返したが、
彼は打たれる方は嫌だったのである。
女の子をやってみたことも、1、2回あるが、
ついに自慰や性交の欲望を感じたことはなく、
ただ、公園や遊園地などで鞭打たれているところを見たり、
女性(なるべく成熟した女性)の股や尻がチラッと見えたりするだけで
満足していた。それで、鞭打ちの小説を空想し、13のときそれを書いて
何もせず射精した。小説というのは、例えば農村の少女がパリ行きの汽車で
一人の淑女に逢い、食事に招かれ、その家に行く。
そして淑女は少女の魅惑に耐え切れなくなりひしと抱きしめ、
情熱にかられて鞭打つ。こういう小説に彼は挿画までつけていた。
ここまでレージスに告白下J・Pは鞭打ちに含まれている残虐性に
注意していたのだが、その後、彼は非常に愛している一女性に
自分の異常性を告白したという。ただ、性交のときはインドゴムの管で
形式的に彼女を鞭打ちながら。・・・
−この実例のみでなく鞭打ちの淫虐にとらわれる人は、たいてい、
子供の頃に誰かがそうされているのを目撃して異常な刺激を受けた経験を
持っている。
(つづく)
日本には少ないが、外国では子供を叱るときしりをむき出しにして 叩くという方法が多いため、その印象が強く長く影響するのではなかろうか。
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