エラー(例外処理)について ( No.65 )
日時: 2023/03/29 10:56
名前: REDCHEEKS

現代のモダンなプログラム言語では、エラーの事を、例外(Exception:エクセプション)と呼ぶ、その構文についてこれから説明しよう。

通常はエラーが発生すれば、特にエラー処理をプログラムしなくても、エラーメッセージが自動的に表示され、プログラム終了するようになっている。

ではなぜエラー処理の記述が必要かというと、エラー処理を記述すると、修復したり、再試行したりする事ができるためである。

あるいは表示されるメッセージが利用者に分かりにくい場合、エラー処理を記述する事で、利用者に分かりやすい気の利いたメッセージに置き換えることもできる。

自分が使用するだけのプログラムでは、そこまでは要求されないが、売り物のプログラムにおいては、エラー処理の記述は常識である。

構文は、下記のような、トライ 〜 キャッチ 〜 ファイナリー 構文となる。

try
{
  (試す処理)
}
catch
{
  (エラーが発生した時の処理)
}
finally
{
  (エラーが発生するしないにかかわらず必ず行う後始末処理)
}

※ このうち、catch と finally は、どちらか一方を省略してもよい。

例えば、ちんちん.しこしこ() という処理があり、たまに 「ちんちん が null でした」 というエラーが発生する場合、

try
{
  ちんちん.しこしこ();
}
catch
{
  Console.WriteLine("【エラー】ちんちんがありません。 性転換した可能性があります。");
}

という風にプログラムを組めば、よりユーザーフレンドリーになる。

というわけで、ヌルポインタの話 (Hな課題) >>64 の回答も含めて、次に実例を示す。

エラー(例外処理)について(実例) ( No.66 )
日時: 2023/03/29 00:29
名前: REDCHEEKS

http://mediasp.kir.jp/img20220326/imgloglog-box/img20230329002105.png

@ REDCHEEKS のちんちんを null にする(課題>>64の解答)
A ちんちん.しこしこ() 処理を、トライ〜キャッチで包む。
B 課題Hをクリックし起動する。
C 「ちんちん が null でした。」の例外発生
D 続行をクリックする。
E Aで置き換えたエラーメッセージが表示されればOK