なぜコーギーを選んだのか
一目ぼれしてしまったからという単純な理由。
でも、一目ぼれするには、実はそれなりのワケがあるのだが、それはいずれまた、、、
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我が家は、結婚以来団地住まい。もちろんペットは禁止。
子供にせがまれても「ルール違反はいけない」と断固無視。
それがなぜ、、かと言うと、私が雑誌を見てコーギーに一目ぼれしてしてしまい、「コーギーだったら飼ってもいいよ」と、許可してしまったのだ。「コーギー」がこの世にいなかったら我が家は、一戸建てに引越しでもしない限り、犬を飼う事はなかっただろう。
この雑誌で運命の出会い
(誠美堂出版 日本と世
界の犬のカタログ’91) |
この写真で一目ぼれ
古い本だったので
「コーギー」ではなく
「コルギー」と表示
してあった |
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マンション、室内飼いに
適しているか
専門書によると「可」。
室内犬のカタログにも堂々と登場。
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大きさでは?
最初に見た本に「飼える」と書いてあったので気にしなかった。
でも主人は「ちょっと大きいんじゃない?もっと小型犬にしては?」と言っていた。実物を見たことがなかったので
体高25〜30cmという記述で「小さい」というイメージを持つ。
飼い始めてから、成犬を見た時には「えー。こんなに大きくなっちゃうのー!」とびっくりした。
10キロの体重も女手には結構重い。
階下の人がトッポの事を知った時「このごろパタパタ小さな足音がするので不思議に思っていた」と言われた。
鳴き声は?
すごく大きい!同じ棟で飼っている「シーズー」のキャンキャンという声にくらべると、すごく響いて迫力のある吠え方。
我が家でもこれは悩みのタネ。
抜け毛は?
専門書によると、被毛の手入れはいたって簡単で楽と
書いてある。ところが抜け毛がはげしい。それも、喚毛期の別なく1年中だ。これも悩みのタネ。洗濯物をたたむ時、コロコロでまず毛とり。家事がひとつ増えてしまった。 |
こんなところが
たまらなくかわいい! |
短足・胴長の体にアンバランスなりりしい顔
コーギーの魅力は、これに尽きるでしょう。
笑います。
と言っても、表情だけの話だが、口唇をきゅっと持ち上げるので
口をあけている時は、ほとんど笑顔になる。
股関節が柔軟
な事のどこがかわいいかと言うと、はらばいに寝そべった時の
独特なポーズ。ページ上部のトッポの写真や、カレンダーを
見て!
無い尻尾を振る
わずかに残る尾骨がクイクイと左右に揺れる。
疾走する姿
地をはうような、コーギーにしかできない低い姿勢で
耳を後ろに倒して、驚くような速さで駆け回る。 |
これは誉めてあげよう |
しっかりお留守番できる
家族が外出する時に吠えて困らせたことがない
人の話を聞く
話し掛けてやると、目をしっかりと見て、耳をぴんとこちらに
向けて理解しようとしている。解らない時は首をかしげて
「もう一度言って」と訴えるように目を見てくる。 |
ここが困った、、 |
よく噛む
牛追いの仕事犬としての本能からか、人の足元を噛んでくる。
年齢とともにおさまってくる。
コーフンしやすい
突然、家の中を全速力で走りだし、しばらく止まらない。
家具に追突しないか、はらはらする。
外見に見合わぬタフさ
マイナス面にいれるのはかわいそうだが、
ひっぱる力は大型犬並。可愛いだけでは付き合えない!
散歩も1日2回、できれば1回2時間の散歩が必要。 |
しっぽの話
ペンブロークにはしっぽが無く
カーディガンには有る、、、、
というのは昔の話 |
ほとんどの個体は断尾している
これはショックだった。どの本を見てもしっぽの無いのが
ペンブロークの特徴だと書いてあるので、そう信じていたが
現在では交配により、カーディガンと同じフサフサとした尻尾を
持った個体がほとんどで、生まれて数日で断尾しているのが
現実。これを知った時は悲しくてトッポに何度もわびた。 |
最後に、、
THE DOG
アーリストインターナショナル
(画像をクリックすると
内容が見れます) |
この本の表現が的確かもしれない
コーギーの事を飼い易いと、表現している本が多いなかで
アーリストインターナショナルが発行している「THE DOG」と
いう、わずか20ページほどの小冊子がある。そのシリーズの
コーギーの巻に書いてある文章には納得した。
一家の見張り役をかってでるだけでなく、茶目っ気もあるから、
家庭犬として充分やっていけるよ。ただ、僕は頭がいいし頑固
だから、しつけは早くから上手にはじめてね。
もともと自主性が強く、警戒心も強いので、しつけは腰を据えて
行わないと、我が道を好きなように進んでいく性格に育ってしま
います。ただし根気よくしつけを行えば、家族を満足させたい
という気持ちも強いので、献身的に尽くしてくれます。
つまり、コーギーという犬は、ものすごく頭がいいのだ。
頭がいい=優等生とは限らない。
逆に人間を上手に操ってしまう、怖い部分でもある。
ちょうど、今のトッポのように。
それが結論。 |