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谷山浩子101人コンサートスペシャルFINAL
2001年2月4〜6,8〜10,12〜14,16〜18日 青山円形劇場

レポートの前に会場の説明。
青山円形劇場は、普通の劇場と違って、真ん中に舞台があり、その周りを囲うように円形に客席が並んでいます。
なので、舞台の反対側にもお客さんが居て、ちゃんと見えます。
なかには手を振ってみたり〜。
知り合いが居ないかどうか探してみたり〜(これはσ(^_^)だけど(^_^;))出来ます。
そんなところです。
普通ではちょっとない劇場なのです。

「舞台」と書いていますが、実は一番前の席よりも下にあります。

Aプログラム

このプログラムの第1曲目は「椅子」でした。
前回の青山101人SPが98年秋。
その間に「幻想図書館」「アナタ最高LUCKYツアー」「夜会」を挟んで
今回の青山101人SPとなったわけですが、
その1曲目が「幻想図書館」の曲であった「椅子」から始まるとは、
これはニクイ演出だな〜と思いました。

そのあとは、今回、青山101人はファイナルということで、
ファイナルらしく特にテーマは設けずに、やりたい曲というのをやっていきました。
この曲目はかなり好評で、「これだけやってしまって、他のプログラムは大丈夫?」
なんて心配する人が居たりしました。

最後に「照明が綺麗だった曲」として3曲。
「夜のブランコ」は舞台の足下から真上に向かって、真っ赤な照明を使い、
その色で反対側の人が真っ赤に見える怖い(?)演出でした。

「海の時間」は客席の後ろの出入り口4方を開けてそこから青い照明を出すもの。
これが幻想的で良かったです。

「おやすみ」は後ろの壁に星がついてて、またコレも綺麗でした。
さらにこの曲では、浩子さんはピアノを弾きながらではなく、
マイクを持ち立って歌いました。またコレもいいなぁ〜。
さて、この終わりの3曲はABDプログラム共通だったのですが、
各プログラムで、ミュージシャンが違うので、同じ曲なのに、
いろいろ違ったものが味わえました。

Aプログラム1日目、退場の時に、
打ち合わせでは、先にAQさんやゲストの人が退場するはずだったのですが、
なかなか退場しないので、浩子さんが一番に退場してしまった…。
なんていうことがあったのですが…
わたしはこれがハプニングであることに気がつかなかった(^_^;)

いや、だっていつもなら「最後の曲です」って言うのに、
今回は言わなかったんだもの(^_^;)
それで、今回「え〜! もう終わり?」って感じだったので。
とにかく、これでAプロは終わり。

この日、『アンパンマン』に出てくる「らーめんてんし」が、
シンセをやってる石井AQさんにそっくりだということで、
お客さんから「らーめんてんし」をプレゼントされたAQさん。
2日目からはずっと頭に「らーめんてんし」を付けていたそうです。

Bプログラム

Bプログラムは、2つの小特集がありました。
『り』のつく「ひまわり」「楽園のリンゴ売り」「見えない小鳥」
『っと』のつく「ピエレット」「ダイエット」「リカちゃんのポケット」
『り』特集は良いにしても、『っと』特集は遊びすぎだと思ったσ(^_^)。
実際、気がつかないかも知れなかったし(^_^;)

最後の3曲はやっぱり同じ。
席の場所が悪くて、2曲目の照明がまぶしくあまり綺麗ではなかった。
まぁ、こんな事もあるんですね〜。

Cプログラム

Cはオールリクエストなので、毎日曲目が違う。
ほんとは3日間行きたかったのですが、平日ではまず間に合わない…ということで1日だけ。
わたしの行った1日目は、前回の青山101人から、通常の101人が無かったので、久々のリクエスト。
かなり緊張していたようでした。
2日目、3日目には、大反響のあった曲があったようでした。
う〜ん、行けなくて残念。

ちなみに一番最後の曲は他プログラムと同じく「おやすみ」だったのですが、
このプログラムではピアノ引いてました。

Dプログラム

Dプログラムも、小特集がありました。
1つめ:天体の曲特集
2つめ:不幸な少年が歩いている歌特集
3つめ:ぐるぐるまわる歌特集
このプログラム、わたしとしては、A以上に良かったプログラムでした。
そして例の三曲が終わったあとのアンコール。
(もちろん、各プログラムでちゃんとアンコールはありました)

アンコールは「さよならのかわりに」でした。
いや〜ファイナルの最後のプログラムのアンコールに、
これほどうますぎる曲名は無いですね。
しかも、わたしが行ったのは最終日ということで、
赤系の服を着ていた浩子さんが、お召し替えをして、白い服で現れるサービス。
これは良かった〜。
そしてさらに、終わったあと再び楽屋へ下がって行ったあとの、再度のアンコール。
これはまた嬉しい限り。
最後の日に来て良かった〜!
AQさんの頭にはたくさんの「らーめんてんし」(通称AQ(小))がついてました。
これに客席は大笑い。
ここで演奏したのは、円形では因縁深い「月見て跳ねる」。

感動のうちに幕を閉じたのでした。


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