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「歌暦 VOL4 卯月」〜谷山浩子と「みんなのうた」〜
2003年4月26日 7th FLOOR

7th FLOOR は、7階にある小さいライブハウス、
バーがあって広さはだいたい小学校の教室くらいかな。
その中に椅子を並べて、120席くらいありました。

今回のこのライブについては、もともとは行くつもりはなく、
このライブに行く人達とライブの前にちょっと会おうと思って渋谷に出かけたのですが、
会場前でチケットを譲ってくれた方がいたので、聴くことができました。

チケットは76番と早い番号だったので、一番前に陣取れました。
しかも、ステージ右側(客席から見て)に2席椅子が用意されていて、
これは浩子さんとかが座るんだろうなという感じでした。
で、その前あたりの席に鎮座したりして。

開場は17:00、開演が18:00と1時間あいているのは、
出入りがエレベータしか無いため、時間がかかるから。
あと、入場料以外に、ドリンク代も必要なのだった。
わたしとしてはライブ前には水物は控えたかったのだが、
金払って使わないわけにも行かなかったので、
オレンジジュースと引き替えました。
(ライブ前に飲み干しました(^_^;))

開始時間になって、
今回の企画者、角野恵津子さんの登場、
そしてその角野さんの紹介で、浩子さんが登場しました。

今回の企画は、角野さんが「CDジャーナル」のコーナーで、
浩子さんにインタビューしたとき、
「みんなのうた」の話で盛り上がったところから来たそうです。

少し二人で話した後、浩子さんのライブへ。
まず、1曲目は浩子さん自身の曲(^_^;)
(まぁ、この曲も「みんなのうた」で流れてましたが)

01.恋するニワトリ

2曲目からは、浩子さん以外(^_^;)の曲
このコーナーは、「へんなおじさん」「いいかげんなおじさん」シリーズ
「みんなのうた」はこういうおじさんが多かったそうです(^_^;)

02.トムティレビ(フランス)
03.ひげのお医者さん(ドイツ)

つづいて民謡シリーズ
5曲目の「花祭り」は、浩子さんは仏様の花祭りのことだと思ってたらしい。
(アルゼンチン民謡だから、仏様のはずはないのに(^_^;) )

04.川でうたおう(インドネシア)
05.花祭り(アルゼンチン)

ここで、浩子さんがいったん席に戻って、
プロジェクターで「みんなのうた」の懐かしい映像を見ることに。
(でも、ここで流れた映像って、前にNHKで放送した「みんなのうた」コンサートのときに流れた映像そのまんまだったんですが(^_^;) )

このあとにやった「まっくら森」は映像を流しつつやりましたが、
これも先ほどのコンサートの時に流れた映像そのまんまでした。
(歌詞が出てたけど、歌うのとあってない(笑) )

06.まっくら森の歌(映像つき)

つづいて、有名な曲シリーズ。
「月の砂漠」は出てくる二人が何者なのかどうしてそこ居るのかがわからないところがいい(みたいな発言を浩子さんがしていた(^_^;) )
「花」は『春のうららの隅田川〜』というアレです。

07.月の砂漠
08.花

歌い終わったあと
「花」の歌詞のなかに出てくる『ちょうてい』が『朝廷』ではなくて『長堤』であるという話をしました。
…が、わたしは歌詞を覚えてないので、何のことか良くわかっていなかった(笑)

次のコーナーはテーマ忘れました(^_^;)

09.ドロップスの歌
10.クラリネットをこわしちゃった

「クラリネット〜」は個人的には−−
だんだん、壊れて出ない音が増えてくる。
2番では『ドとレとミ』の音が出ないが、
3番では『ドとレとミとファとソとラとシ』の音が出ない…って全部か(笑)
−−なんて思ったりして(^_^;)

ここで第1部が終了して休憩。
休憩中にもちょっと関連した曲を流してました。
(ライブが始まる前も、童謡をなんかいろいろアレンジした曲を流してました…これ、聞いてても全然童謡に聞こえないところがよい(^_^;) )

第2部は、すぐにはライブに行かずに、
「みんなのうた」に入れてみたい曲として
アンジーというグループの「銀の腕時計」をプロモーションビデオで流しました。

そのあと浩子さんが再登場。
この後の順番がちょっとあやふやになります。
(順番が間違って書いてるかも知れません)

会場のお客さんから集めた「みんなのうたへの思い入れ」の紹介。
実はわたしはこれを出していなかったのだが…
いつ集めたのだろうか?
ここでは千葉さんのが紹介されていた。

第2部のはじめは浩子さんの曲

11.そっくりハウス(映像つき)
12.おはようクレヨン

次のコーナーは影響を与えた曲

13.雨の遊園地
14.ちいさい秋見つけた
15.ピエロのトランペット

「雨の遊園地」は浩子さんと角野さんが「みんなのうた」の話盛り上がった曲。
「ピエロのトランペット」は浩子さんが「みんなのうた」を見ていた時期とは外れるのだが、偶然見て気に入ってしまったらしい。
この歌は不条理な歌。
『魔術師が手を振ると、ピエロの持っていたトランペットやサーカスが消えてしまい、ピエロはトランペットをいまも探している』
挙げ句の果てに最後には『そのトランペット、僕が持ってる』ってなんなんだそれは(^_^;)
魔術師とか出てくるところがなんとなく浩子さんの原点を感じさせる物ではある。


ここで「ちいさい秋〜」の『とかしたミルク』について盛り上がる。
EPOのライブ(だったかな?)で
『とかしたミルク』とは何なのか?という話題になり、
いろいろ突拍子もない説が出てきた。
でも本当は『うつろな目の色 とかしたミルク』なので、
変なところを取って解釈してはいけない…という話(笑)

「シャボン玉飛んだ」も解釈を間違うと大変なことに(笑)

次の「大きな古時計」は浩子さんは「歌わなくてもいい」と思っていたそうだけど、
やはりこれはあった方が良いと思う(^_^;)
その次の「だれもしらない」はそう言う名前の曲です(^_^;)

16.大きな古時計
17.だれもしらない

次はラストコーナー
「フニクリフニクラ」は世界初のCMソングだそうで…
わたしは歌詞は覚えてませんでした(^_^;)
「おもちゃのチャチャチャ」は歌詞カードを渡されていたが
歌えなかった(笑)
(「クラリネットをこわしちゃった」も歌詞カードあったけどやはり歌えなかった(^_^;))
18.フニクリフニクラ
19.おもちゃのチャチャチャ

これで、すべてのプログラムは終了したが、
恒例となりつつあるアンコール。
用意はしてなかったそうですが、
この曲となりました。
(この曲は大合唱でした…わたしも歌えたし)

A.おおブレネリ!(合唱)

ということで終了。
今回は、浩子さんの曲ではないけれども、浩子さんの原点を体験できたような気がします。


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