1999/12/26「テジョン（大田）への移動」

まずは，ソウルの江南高速バスターミナル（カンナムポストミノル）の光景：一番手前が僕が乗ったバス。手前の人は余計でしたかね。

ちなみに上記は，ペンタックスのProgram Aという絞り優先ＡＥ機に２５年近く前のレンズで撮った写真・・・マニュアル露出でもうちょっと手前を明るく撮っても良かったかな。
使ったレンズ(SMC-P M35/2.8)は，一説ではコントラストがつきすぎて，シャドーの描写がつぶれると言われていたが・・・それ以前の問題か^_^;;
 
 

ソウルからテジョンへは約２時間の移動。韓国の高速バスは，通常１〜２時間に一度くらいずつ，レストエリアで休憩タイムをとる。これはそのレストエリアの光景。

・・・これさえ見れば韓国のサービスエリアにあるものは全部見た，と，言っても良いくらいに全部写ってしまった。
全部とは：

• 手前右がわのおじさんの歩き方は韓国人成人男性の典型的な歩き方（笑）
• 右端の屋台みたいなのは，カセットテープ売り。韓国といえば，怪しい編集版カセット（１００円くらい）で，歌謡曲が聞けたのだが，ソウルでは相次ぐ著作権保護のための摘発で業者も激減。高速は無法地帯なのか？
• 中央，カップをすする女性の背景に見えるのは胡桃菓子売り場。もともとは，チョナン（天安）の名物なのである。どういう菓子かというと・・・お焼きを小さく，丸くしたものにアンと一緒に砕いた胡桃が入っているといえば良いか。地方の銘菓というものが極端に少ない韓国では，旅行土産のお菓子といえばこれ，というくらいの有名お菓子で，言ってみれば北海道の「白い恋人」と東京の「雷おこし」と京都の「八橋」と広島の「もみじまんじゅう」と沖縄の「ちんこうろう」（だったっけ？）などすべてを足して２で割ったような存在。
• 一番左手に見えるカウンター（？）は，サンドイッチ・ホットドッグ・ハンバーガーなどを売っているところ。
• 写真では見えない左手奥はたいていお手洗いである。全国の全高速道路が画一的。
• 女性がすすっているのは，多分，おでんだと思う。

旅行記に書いたとおり，宿に到着して，温泉のあるユソン地区に到着するともう夕方。

３重に見える稜線から判断して，朝鮮半島の韓国側はかなりなだらかな地形が多く，韓国の国家「愛国歌」の歌詞の出だしの「東海（＝日本海）の水が干上がって，白頭山（ペクトゥサン）が磨り減ってしまっても・・・」という部分があながち嘘とも思えない老荘期の地形といえるのではないだろうか？
 

普段あんまりこういう写真は撮らないのだが・・・

９３年後半に開かれた，大田科学博のマスコット。６年たっても，まだ飾られている・・・

残照と川の光景・・・あえて中央重点でプラス補正したが・・・もうちょっと絞っても良かったか。

それにしても，電線の多さは日本と同じ。

ユソンでの最後の写真。

見た目ではもうちょっと，女性が明るく見えていたような記憶があるが・・・別にやばい職業の女性ではなく，知人の車をまっている普通の人。
 

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